6月7日、会見がおこなわれ6・26名古屋国際会議場イベントホール大会『STARDOM Fight in the Top 2022~名古屋でら頂上決戦~』の全対戦カードを発表。タイトルマッチの調印式とともに出場選手が意気込みを述べた。
STARDOM Fight in the Top 2022~名古屋でら頂上決戦~
2022年6月26日(日)
愛知・名古屋国際会議場イベントホール
◆3WAYバウト
ウナギ・サヤカ(COSMIC ANGELS)
vs 月山和香(COSMIC ANGELS)
vs 琉悪夏(大江戸隊)
◆タッグマッチ
飯田沙耶&向後桃(STARS)
vs レディ・C&天咲光由(Queen’s Quest)
◆シングルマッチ
ひめか(Donna del Mondo)
vs 白川未奈(COSMIC ANGELS)
◆アーティスト・オブ・スターダム選手権試合/3WAYイリミネーションマッチ
《王者チーム》渡辺桃&スターライト・キッド&鹿島
vs 《挑戦者チーム》ジュリア&舞華&桜井まい(Donna del Mondo)
vs 《挑戦者チーム》朱里&MIRAI&壮麗亜美(God’s Eye)
◆シングルマッチ2番勝負
中野たむ(COSMIC ANGELS)
vs なつぽい(Donna del Mondo)
◆ケージマッチ
岩谷麻優&葉月&コグマ(STARS)
vs 林下詩美&上谷沙弥&AZM(Queen’s Quest)
記者会見詳細レポート
▼3WAYバウト
ウナギ・サヤカvs月山和香vs琉悪夏
琉悪夏「大江戸隊の琉悪夏だ。あのさあ、月山。オマエさあ、いっつもいっつも、『勝ちたい』『絶対勝つ』『負けない』とか言ってるけど、初勝利まだなんでしょ。オマエ、いっつも口だけじゃん。もうプロレスやめた方がいいんじゃない?」
月山「……。初勝利まで、みんな時間がかかってる。私は、それが他人よりも長いだけ。……。以上です」
ウナギ「月山、最初に言っとくけど、今回の3WAYは、2対1で闘うつもりはない。フューチャーで初めて闘ったあの日から時間は経ったけど、初勝利だけじゃなくて、プロレスへの気持ちも、月山の気持ちを確認させてもらいます」
琉悪夏「オマエ(月山)、味方いないんじゃん、ウケる」
▼タッグマッチ
飯田沙耶&向後桃vsレディ・C&天咲光由
レディ「クイーンズクエストのレディ・Cです。今回の試合、光由と初めてのタッグになりますが、光由が練習生の頃から私たちは一緒にいるので、きっと息がピッタCなタッグになることでしょう。そして、このあとにQQ対STARSのケージマッチが控えているので、ここでSTARSに勝ってQQの勢いをさらに強めたいと思います」
向後「STARSのピーチスター向後桃です。このメンバー、全員5★STAR GPの予選メンバーですよね、予選リーグのメンバーですよね。今日、天咲選手いらっしゃらないんですけど、私先日、天咲選手に負けてメチャクチャ悔しい思いをしているんですよ。なので、ここにいるメンバー、誰にも負けるつもりありませんから。飯田さんとは仲間なんですけど、必ず向後が3を取って、この闘いに勝ちます。よろしくお願いします」
飯田「ハイ、緑アタマのマッチョゴリさん飯田沙耶です。このメンツなんかどっかで見たことあるなと思ったら、前回の大田区で組んだよね。ね、レディ・C。な、向後。あのときは楽しかったなあ。なあ。でも、敵か。ね。楽しかったね、あのときな」
レディ「それなりに」
飯田「それなりに? あ、そっ。まあ今回はレディ・Cと天咲。天咲は、まあ実は彼女が練習生のときにちょくちょく練習を見てた ことがあって、まあこの試合でどれだけ成長したか、体感したいと思ってます。で、向後、これはタッグマッチなんだよ。まあ5★STARの予選リーグ戦の全員メンバーとは言えどタッグだから、落ち着け。ちゃんと協力して勝利しよう。向後がピンチなときはアッシが助けるし、アッシがピンチのときは向後が助けてくれ。わかったか?」
向後「ハイ。必ず助けます」
飯田「で、まあもしかしたらアッシが悪いけど3カウント取っちゃうかもしれないんだけど。そこんとこよろしく」
向後「3は向後が取ります!」
飯田「まあ、この気合いならSTARSが勝つので…そう、この筋肉とともに」
レディ「仲間割れしてるとまた悔しい思いしますよ」
▼シングルマッチ
ひめかvs白川未奈
白川「アナタのハートにパワーボム、白川未奈です。え~と、ちょっと、え…(ひめかの白川未奈Tシャツ姿に)動揺してるんですけども。ひめか、どうしたその恰好? 全部、未奈じゃん。タオル、Tシャツ。え? あれ? 白川未奈のトップオタの方ですか。にしてはピンクのサイリウムが足りないみたいなところあるんで」
ひめか「イヤイヤイヤ。トップオタよりもきっと関係深いと思うんだよね。だってさ、私がプロレス始めるときに一番最初に相談したのが未奈ちゃん。で、未奈ちゃんがプロレス始めるときに一番最初に相談したのが、この私」
白川「そうです。そうです、ハイ」
ひめか「でしょ。だからすごいファンとかそういう次元じゃないというか、すごくたぶんお互いにとって大切な存在だと思うんだよね。あと、未奈ちゃんおぼえてるかな、この指輪。ねえ。初めて鎌倉旅行で一緒に作った指輪。おぼえてる?」
白川「(指輪)してます。私ずっと」
ひめか「だよね。私もこれずーっと大切にしてさあ、ずーっとつけてるんだけど、なんかこんな2人がさ、スターダムのリングで巡り合えたのって奇跡だと思うし、運命だと思う。だから私は未奈ちゃんがすごく大切な存在なんだよね。だからこそ、もっともっとスターダムのリングで輝いてほしい」
白川「え? まあ、まあ、未奈もひめかがすごい大事だし、私、輝いてない?」
ひめか「輝いてるんだけど、コズエンさあ、カラーズと合流したじゃない。大所帯になったら埋もれちゃう可能性があると思うんだよね」
白川「いや、パワーがすごい」
ひめか「なんか個人的には埋もれた未奈ちゃんの姿、見たくないんだよね。やっぱ未奈ちゃんには、白川未奈個人としてキラキラスターダムのリングで輝いてほしいと思ってる」
白川「ありがとう。なんか、ひめかにそういうふうに思ってもら…」
ひめか「そんなこと思ってるわけねえだろうよ! オマエが埋もれようが埋もれまいが、私には関係ねえんだよ」
ひめかがTシャツを破きタオルで白川の首を絞める。
白川「いててて…」
ひめか「オマエのことなんて1ミリも思ったことねえから。でも、オマエがもっとのびのびできる場所、あるんじゃない?」
ひめかが退場。
白川「はあ…。はあ…。視聴者のみなさま、えっと私は大切な人に大切な物を破られる運命なんですか。私、大切な物を破られるチャンピオンですか。はあ…。人生ですね、辛いことがたくさんありますけども、ハイ、気を取り直して、もうね、ホント、あ~あ、もうチャンミナやる気モード入っちゃったんで。今回名古屋大一番、もう一回やらせろ。チャンミナ、もうね、気合入っちゃって。ここ大一番、みなさん見ててくださいよ! やってやるっか!(タオルを鉢巻きにして巻く)」
▼アーティスト・オブ・スターダム選手権試合3WAYイリミネーションマッチ
〈王者〉渡辺桃&スターライト・キッド&鹿島沙希vs〈挑戦者〉ジュリア&舞華&桜井まいvs〈挑戦者〉朱里&MIRAI&壮麗亜美
朱里「第14代ワールド・オブ・スターダムチャンピオン、世界に通用するモノが違う女、朱里です」
MIRAI「ゴッズアイ新格闘プリンセス、そして、はいかぶりシンデレラのMIRAIです」
壮麗「ゴッズアイ、神に選ばれしビッグガール、壮麗亜美です」
朱里「ゴッズアイは結成して約2カ月半がたちました。時は来た」
MIRAI「時は来た」
壮麗「時は来た」
朱里「ゴッズアイがこのアーティストのベルトを巻き、ユニットとしてスターダムの中心に出る。朱世界へ…」
MIRAI「魂込めて…」
壮麗「パワーを放て!」
ゴッズアイ「せーの、ゴッズアイ!」
大江戸隊がポーズをとるゴッズアイにつかみかかると桜井が割って入る。
桜井「いい加減にしろ!!」
キッド「うるせえなあ」
桜井「うるさい」
キッド「オマエがうるせえ」
桜井「オマエらがうるさい」
キッド「オメエが一番うるせえって言ってんだよ!」
桜井「オマエが一番うるさいんだよ!! ゴッズアイ、アーティスト戦ナメてんじゃないよ。大江戸隊、オマエらが一番気に食わねえんだよ! ジュリア、舞華、コイツらぶっ潰すぞ!」
大江戸隊が拍手。
鹿島「かっけー」
ジュリア「いいじゃん、いいじゃん、桜井。桜井はもう立派なDDMのメンバーだよな」
桜井「おお、そうだよ」
舞華「舞ひめぽい、ベルト取られたけど必ずDDMがベルト取ろう。大江戸隊、ベルト返してもらうぞ」
ジュリア「イリミネーション、私、大っ嫌いなルールだけど、いまの桜井だったら、私この3人力合わせて、そのベルト、ドンナ・デル・モンドに、コイツだよ、私がほしいのは水色、持って帰ってやるよ。大江戸隊、ゴッズアイ、オメエらもだ。全員ぶっ倒してやる」
キッド「桜井まい、どうしちゃったんだろうね? こわ。すげえピリピリしてるけどいいんじゃね。ゴッズアイもDDMもゴチャゴチャしゃべってくれたけど、これはイリミネーションマッチ。大江戸隊が一番の得意分野。そして大江戸隊が一番アタマがいいってことも知ってんだろ。だからまとめて片付けちゃおうよ。片付けるためには、きっとまた…」
桃「スパパパパーンと…」
鹿島「…起死回生」
DDM&ゴッズアイ「させねーよ」
大江戸隊が逃走。DDMとゴッズアイが睨み合い。
キッド「チャンピオンは大江戸隊だから」
DDM&ゴッズアイ「うるさい!」
▼シングルマッチ2番勝負
中野たむvsなつぽい
中野「……。2番勝負? 1回で十分でしょ。なっちゃんさ、なんも変わってないよ。1年前、たむにタイトルマッチで負けたとき、あれから、なんか変わった? いまだに下らないことでたむに嫉妬してるんでしょ。たむとKAIRIがタッグ組んだこと、そんなにうらやましかった?」
なつぽい「なにも変わってない? 目腐ってんじゃないの? ってか、下らないとか言ってるけど、ジェノベーゼ、ジェノベーゼって言ってきたと思ったら、次はケータリングの明太子おにぎり、一番下らない恨み、妬みぶつけてきてるのそっちなの。忘れちゃった? 脳内明太子なのはたむちゃんなんじゃないかなあ? まあいいよ。今日はそんなたむちゃんに私からプレゼント持ってきました」
中野「は?」
なつぽいが弁当を2つ渡す。
なつぽい「ジャジャーン。明太子と大好きなジェノベーゼパスタでーす。ハイ、どうぞ。食べたかったでしょ?」
中野「なに? 毒でも入ってんの? なっちゃんさあ、プロレスラー引退して明太子屋でも開けば? ちんちくりんだし、白いコスチュームより白い割烹着の方が似合ってんじゃない?」
なつぽい「は? 明太子ナメんなよ。つべこべ言ってないで人が作ったんだから早く食べろよ」
中野「要らない」
なつぽい「食えよ」
中野「要らない」
なつぽい「食えって言ってんの」
中野「要らない」
なつぽいがパスタを中野の口に突っ込む。
なつぽい「どう、おいしい?」
中野がやり返して明太子をなつぽいの顔につける。
なつぽい「なにやってくれちゃってるの? 食べろよ。ナメんなよ」
中野となつぽいがつかみ合い。白川、ウナギ、舞華、ひめかが止めに入る。
中野「なっちゃん、どうせ2回闘うんだ。私たちも、金網マッチにしようよ」
なつぽい「いいよ、やってやるよ」
▼ケージマッチ
岩谷麻優&葉月&コグマvs林下詩美&上谷沙弥&AZM
コグマ「ハイ、STARSの金網言い出しっぺコグマです。私、金網言い出しっぺなんですけど、実は金網のことあんまり知らなくて、よくなんかあるデスマッチ? 金網デスマッチ? 遺恨の清算とか、そういうこと全然知らなくて、ただラダーより高いところってどこかなと思って、金網いいんじゃないかな あくらいの感じで私は提案をしたので、よくあるような金網マッチとはまた違うような感じになるかと思いますので、楽しみにしていてほしいです。それと、今日はSTARS見てください。このお揃いの格好。もうやる気満々ですよ。金網やる気満々。ねえ、麻優さん、葉月。麻優さんまたふけてる? ふけないで。ハイ、気のせいでした。やる気満々。STARSはやる気満々なので、新しい金網をお見せしたいと思います」
岩谷「ハイ、スターダムのアイコン岩谷麻優です。最初コグマから金網って言葉が出たときに、ひとりでやってくれって、勝手にやってくれって、巻き込まないでと思ったんですけど、もう決定したからには、ラダーを経験したSTARSこの3人ならできる、なんでもできると思って、決心しました。このラダーマッチ、ラダーマッチじゃなかった、この金網マッチ、必ずSTARSが制して、正規軍だけどもクレイジーな2人とさらにクレイジーな3人で、いろんなことをやっていきたいなと思います。よろしくお願いします」
葉月「遺恨のない金網マッチ。逆に楽しい試合ができるのかなと。まあ、ラダーでね、麻優さん、コグマが、ちょっとクレイジーっぽさが出たと思うんですけど、金網で私もクレイジーさを出して、しっかりSTARSが勝ちたいと思います。金網を私たちは全力で楽しみます」
上谷「第16代ワンダー・オブ・スターダムチャンピオン、クイーンズクエストゴールデンフェニックスの上谷沙弥です。ハイ、金網マッチということでドキドキワクワクが止まりません。でも、初めての試みに緊張感も持っています。STARSのみなさん少しなんかうかうかしてそうですけど、私はけっこう覚悟を持ってやっていかなきゃいけない試合になるのかなと思っています。まあ、ここにいるメンバー歯止めの利かないメンバーなので、うん、どんな試合になるのか、ケージマッチ? みなさんどんな想像するかわからないですけど、それなりの覚悟を持って私はやっていくつもりです。しかもそのケージに閉じ込められたら、みんな必死に出よう出ようって境地に立つと思うんですよ。そういったときにケージの中で誰が一番クレイジーに狂えるのかっていうのが見どころだと思います。まあ、私は私なりに全力で金網楽しみつつ、誰がなんと言おうと私がスターダムだー!ってところも見せつつクイーンズクエストのしっかり勝利をおさめていきたいと思っています」
詩美「クイーンズクエストのクールにロイヤル美しい林下詩美です。私は完全にこの金網マッチ巻き込まれました。と思っていたんですけど、いまは初遭遇の金網マッチ、すごく楽しみな気持ちもあります。私がクイーンズクエスト新リーダーになってから初のユニットとしての大事な試合なのかなと思いますので、ここで必ず私と上谷と、そしてAZMさんと金網マッチ勝利して、またクイーンズクエストの勢いどんどんどんどん強くしていけたらなと思います。Bow down to the queens。楽しみにしていてください」
STARSが騎馬を作ると上谷が詩美を肩車。
上谷「負けないからな!」