2022/06/12 試合結果

2022年6月12日 『OSAKA 2days-day2』

『OSAKA 2days-day2』
6月12日(日)エディオンアリーナ大阪第二競技場(観衆450人)

試合結果

◆5★STAR GP2022 出場権争奪リーグ Bブロック公式戦 10分1本勝負
飯田沙耶[3点]

6分12秒
飯田橋

桜井まい[2点]

◆5★STAR GP2022 出場権争奪リーグ Aブロック公式戦 10分1本勝負
壮麗亜美[6点]

6分41秒
アルゼンチンバックブリーカー

月山和香[0点]

◆シングルマッチ 15分1本勝負
向後桃

6分20秒
マヒカ・デ・ピーチ

琉悪夏

◆3WAYバトル 15分1本勝負
なつぽい

7分58秒
反則勝ち

渡辺桃

※もう一人は白川未奈

◆タッグマッチ 15分1本勝負
○MIRAI

12分44秒
ミラマーレ

ウナギ・サヤカ●
朱里 中野たむ

◆6人タッグマッチ 15分1本勝負
葉月

15分00秒
時間切れ引き分け

ひめか
コグマ 舞華
岩谷麻優 ジュリア

◆6人タッグマッチ 30分1本勝負
スターライト・キッド

16分48秒
起死回生

レディ・C●
フキゲンです★ 上谷沙弥
○鹿島沙希 林下詩美

 

試合詳細レポート

◆5★STAR GP2022 出場権争奪リーグ Bブロック公式戦 10分1本勝負
飯田沙耶[3点]

6分12秒
飯田橋

桜井まい[2点]

 リーグ戦で白星スタートを切った桜井まいと、2戦して白星なしという意外なスタートになってしまった飯田沙耶の公式戦。ここで飯田が敗れてしまえば、リーグ敗退が決定的。実力的には飯田に分があると思われるが、桜井が勢いで押し切れば番狂わせもあり得そうだ。

 ゴングと同時に両者突進、桜井のビッグブーツを飯田がかわしバックの取り合い。飯田がヘッドロックも桜井がヘッドシザーズ。飯田が抜け出し、睨み合い髪をつかみ合うと桜井がエルボー、飯田がやり返す。エルボーの打ち合いから桜井がビッグブーツ、飯田がジャンピングチョップ。飯田は高々とボディースラムで叩きつけバックエルボー。桜井が返すと、飯田が串刺しで突進。かわした桜井がビッグブーツからドロップキック。飯田のチョップに桜井がビッグブーツで応戦。桜井がビッグブーツを連打すると飯田が逆水平の連打でお返し。桜井がスタンディングギロチンを決めるが2カウント。返された桜井はSTFへ。飯田がエスケープすると、桜井がダッシュしビッグブーツ。ミサイルキックは飯田がクリアー。桜井がブレーンバスターの構えにいくと飯田が切り返すがドロップキックを食らう。返した飯田に桜井はボディースラム、ダイビングエルボードロップ。飯田が返すと、桜井はフィニッシュを宣言し飯田を持ち上げる。切り返した飯田が飯田橋で丸め込む。3カウントが入り、飯田がリーグ戦初勝利。

◆5★STAR GP2022 出場権争奪リーグ Aブロック公式戦 10分1本勝負
壮麗亜美[6点]

6分41秒
アルゼンチンバックブリーカー

月山和香[0点]

 リーグ戦2連勝の壮麗亜美と2連敗の月山和香が対戦。ともにアクトレスガールズ出身だが、戦績は対照的。あとのない月山がデビュー以来はじめての勝利を手に入れ、5★STAR GP出場に望みをつなぐか、それとも壮麗が一気に3連勝で初出場を引き寄せるか。

 ゴングと同時に両者突進し月山がドロップキック連打。ロープに振られても月山がドロップキックを放つ。月山が持ち上げようとするが壮麗がこらえてストンピング連打からボディースラムを連発。月山が返すと、壮麗は逆エビ固め。壮麗はエスケープを許さず中央にもっていき、改めて逆エビ固めを決めてみせる。しかし、月山がなんとかエスケープに成功。月山がエルボーで向かっていくが壮麗が仁王立ちで受けて立ち、お返しのエルボー。立ち上がった月山が再びエルボー連打。壮麗が突進すると、月山が追いつきフェースクラッシャー。月山がミサイルキックも壮麗が返す。壮麗が逆水平からアトミックドロップ。月山が壮麗をかいくぐりクロスボディー。ブレーンバスターホールドにいくが2カウント。月山が後方から飛びついてオースイスープレックス。返した壮麗が月山を持ち上げてサイドに叩きつける。返した月山に壮麗はアルゼンチンバックブリーカー。締め上げると月山がギブアップ。壮麗が3連勝となった。

◆シングルマッチ 15分1本勝負
向後桃

6分20秒
マヒカ・デ・ピーチ

琉悪夏

 向後桃と琉悪夏がシングルマッチで激突。天咲光由にシングル初勝利を献上してしまった向後だが、前日は月山和香を破りリーグ戦で初白星。琉悪夏とは別ブロックでタイプも異なるとはいえ、ハイスピード王座挑戦を決めている向後にとっては勢いをつけるためにも負けられない試合。琉悪夏のラフをかいくぐり、勝利を手繰り寄せることができるか。

 ロックアップから琉悪夏がロープに押し込むとショルダータックル。向後にロープワークをさせずアームホイップも拒否してボディースラム。セントーンは向後がかわしてドロップキック、アームホイップ、ドロップキック。琉悪夏がボディースラムで叩きつけるが向後が返す。琉悪夏は向後の頭部をコーナーに叩きつけるとチョーク攻撃。向後がカバーを返すとエルボー。琉悪夏がビッグブーツでやり返して「こんなもんか」と挑発。向後が向かっていくが琉悪夏は仁王立ち。向後がエルボー連打も琉悪夏が張り手一発で倒してみせる。琉悪夏の突進に向後はドロップキック。向後がダッシュするが琉悪夏がエプロンに送り出す。しかし向後がダイビングボディーアタック。琉悪夏が返すとコンプリートショットからセントーン。しかし向後が返してみせる。琉悪夏がフィッシャーマンを狙うが、向後が切り返してDDT。向後が619をヒットさせ、スワンダイブ式ミサイルキックを投下する。しかし琉悪夏の肩が上がる。向後は「終わり!」と叫んで投げを狙う。琉悪夏がこらえてラリアット、低空クロスボディー、滞空時間の長いフィッシャーマン。しかし向後が返してみせる。琉悪夏のチョークスラム狙いを切り返し向後がトラースキックも琉悪夏がラリアット。琉悪夏はコーナーに上がり冷凍庫爆弾を投下。向後がかわして丸め込む。3カウントが入り、向後が琉悪夏を破った。

◆3WAYバトル 15分1本勝負
なつぽい

7分58秒
反則勝ち

渡辺桃

※もう一人は白川未奈

 COSMIC ANGELSの白川未奈、大江戸隊の渡辺桃、ドンナ・デル・モンドのなつぽいが3WAYマッチで対戦。

 白川となつぽいが向き合い、桃はコーナーで動かず。白川となつぽいがロープワークを展開るすと桃を巻き込む。怒った桃がダッシュするが、白川がなつぽいとともに桃の足を取り「ダブルチャンス~!」と吊り天井で合体する。2人がダッシュするとリング下から大江戸隊が足を引っ張る。大江戸隊が場外戦に誘い、桃は1人リング上。キッドがなつぽいをリングに戻すと桃がカバー。桃はなつぽいに蹴りの連打を浴びせていく。なつぽいが返すと、桃は逆エビ固め。白川が割って入りなつぽいにフェースロック。桃が外して「邪魔すんじゃねえよ」とストンピング連打。桃と白川がエルボーの応酬。桃のミドルがかわされなつぽいに命中。白川が桃となつぽいにまとめてネックブリーカー。白川は桃の突進をかわしてコルバタ式河津落とし。桃が返すと、白川はDDT狙い。しかし桃が切り返して裏投げから背中に蒼魔刀。白川が返すと桃はチキンウイングフェースロック。なつぽいがドロップキックでカットし、桃にダイビングボディーアタック。桃となつぽいがキックをかわし合い、桃がBドライバーの構えも白川がドロップキック。白川が胸を中心に体当たり。DDT狙いはなつぽいが切り返す。丸め込みの応酬を桃がカット。桃が白川にバズソーキック、桃が「オマエもだ!」とバズソー狙いもなつぽいがかわして突進。すると桃が凶器を取り出して殴打。レフェリーがゴングを要請し、桃が反則負けを取られた。

◆タッグマッチ 15分1本勝負
○MIRAI

12分44秒
ミラマーレ

ウナギ・サヤカ●
朱里 中野たむ

 朱里&MIRAI組のゴッズアイと中野たむ&ウナギ・サヤカのCOSMIC ANGELSがタッグ対決。前日にはMIRAI&壮麗組が林下詩美&上谷沙弥組とドローでチームとしての無敗はかろうじてキープ。そしてこの日はコズエンの中野&ウナギ組と対戦。朱里組がチームの連勝を伸ばすか、それともコズエンがストップをかけるか。

 ウナギが歩を進めるとMIRAIが出て先発に。ロックアップで組み合いバックと腕の取り合い。ウナギがヘッドロックに取ると、バックにまわるがMIRAIが取り返す。MIRAIがヘッドロックで締め上げるがウナギが脱出しネックロック。ウナギがMIRAIの足を踏みつけて、中野を呼び込むと合体攻撃。MIRAIが返すと、ウナギがエルボー連打。MIRAIがかいくぐりショルダータックルでウナギを吹っ飛ばす。MIRAIがウナギを引き起こし右腕を捻り上げる。朱里がウナギにサッカーボールキック。ウナギが返すと、朱里は腕十字へ。ウナギがエスケープすると朱里が仁王立ち。ウナギがエルボーを打っていくが朱里が「きかねえよ!」「こいよ!」と挑発。ウナギがエルボー連打からビッグブーツ。朱里がキャッチし腹部にニー連打。朱里の突進をウナギがキャッチしマットに叩きつける。中野が朱里にダイビングボディーアタック。MIRAIが入り朱里と合体も中野がかいくぐりMIRAIにネックブリーカー、朱里をかわしてドロップキック。中野はジャーマンの構えにいくが朱里が切り返して蹴りのかわし合い。両者、足と髪をつかみ合う。中野の突進に朱里がミドルキックからサッカーボールキック。MIRAIが中野にミサイルキック。中野が返すと、側転ダブルニードロップ。ウナギがMIRAIにチンクラッシャー、ビッグブーツ、フェースクラッシャー。エルボーの打ち合いからMIRAIが腕十字に入る。ウナギがエスケープすると、中野が入って合体。MIRAIをマットに叩きつけ中野がミドルキック、ウナギがギロチン投下。返したMIRAIにウナギは大ふへん固めを狙う。MIRAIがかわすがウナギがコーナーに追い込みコードブレイカー。残り5分。ウナギがコーナーに上がると朱里がカットしデッドリードライブ。MIRAIがウナギを前方に叩きつける。MIRAIが持ち上げて朱里がスタンディングギロチンをコーナーから放つ。MIRAIが強引にバックドロップ。ウナギが返すと、MIRAIがアームロックへ。しかし中野がカット成功。MIRAIはウナギにミラマーレショックの構え。中野がスピンキックでカットしウナギが押さえ込む。MIRAIが返すと残り3分。MIRAIが向かっていくがウナギがビッグブーツ。ウナギの突進にMIRAIがラリアット。MIRAIがミラマーレにいくとウナギがギブアップ。MIRAIの勝利となった。

◆6人タッグマッチ 15分1本勝負
葉月

15分00秒
時間切れ引き分け

ひめか
コグマ 舞華
岩谷麻優 ジュリア

 岩谷麻優&葉月&コグマ組のSTARSと、ジュリア&舞華&ひめか組のドンナ・デル・モンドが6人タッグマッチで激突。STARSはSWA世界王者・岩谷、ゴッデス・オブ・スターダム王者・葉月&コグマの王者トリオだ。対するDDMは舞ひめぽいがアーティスト・オブ・スターダム王座から転落し、現在無冠状態。ジュリアが舞華&桜井まいと組んで大江戸隊に移ったアーティスト王座取りに名乗りを挙げた。よって、この試合ではジュリアと舞華の連係を確認する作業が求められる。

 舞華が岩谷を先発に指名して試合開始。舞華が「岩谷、映画化おめでとう! 岩谷役、私がやってやるよ」と握手を求める。岩谷は「オーディションを受けてください」。舞華は「ムーンサルトできる」とオーディションを拒否すると、岩谷は「じゃあやってみて」。岩谷が寝て舞華がコーナーに上がる。舞華がコーナー上で恐る恐る立ち上がるが、下りてしまう。岩谷が「失格!」と蹴飛ばすとSTARSが入って合体攻撃。コグマが舞華の背中を踏みつけていく。舞華がボディースラムでお返しすると、今度はDDMが合体しコグマに次々と食い刺し攻撃、舞華とジュリアが合体ネックブリーカー、エルボードロップ。コグマが返すと、ジュリアが顔面を踏みつける。ジュリアがコグマにネックブリーカー。ひめかがコグマをコーナーで捕獲し、ボディースラムを連発へ。コグマが返すと、ひめかが串刺しボディーアタック、ショルダータックル。コグマが突進を止めるが、ひめかがこらえてストンピング。コグマが丸め込みからドロップキック。岩谷がひめかにドロップキック。ひめかがコーナーに振って突進するが岩谷がかわしてドロップキック。ジュリアが乱入し、ひめかと合体。しかし岩谷がまとめてアームホイップで投げつける。岩谷と葉月が合体し顔面ウォッシュ。岩谷がひめかにダイビングフットスタンプ。ひめかが返すと、岩谷は「上げるぞ!」と予告。しかし、ひめかが切り返して逆エビ固め。STARSがカットするが、ひめかがアルゼンチンバックブリーカー。しのいだ岩谷にひめかはジャンピングニー。舞華がショルダータックルからブレーンバスターを狙うとコグマがカット。岩谷とコグマが舞華の周りを走り回り翻弄。岩谷とコグマで腕を取って舞華を絞り上げる。岩谷とコグマで合体ボディープレスも舞華が返す。岩谷の突進に舞華がパワースラム。10分経過。舞華が岩谷にブレーンバスター。岩谷が返すとトラースキック、投げっぱなしジャーマン。岩谷の突進に舞華がラリアット。葉月がジュリアに二段蹴り、ジュリアの蹴りをつかんで葉月がエルボー。エルボーの応酬からひめかが乱入しニー、ジュリアがミサイルキック。残り3分。ジュリアが葉月にSTF。STARSが連係でジュリアを攻め込む。葉月はコーナーに上がるが舞華がカットし雪崩式ブレーンバスター。ジュリアが葉月に滞空時間の長いファルコンアロー。葉月が返すと、ジュリアがグロリアスドライバー狙い。岩谷がカットすると残り1分。コグマが場外プランチャでダイブ。ジュリアをリングに入れてSTARSがロケット発射。ジュリアが葉月にバックドロップ。葉月がジュリアに二段蹴りを叩き込んだところでタイムアップを告げるゴング。ゴングが打ち鳴らされる中、ジュリアが葉月にビッグブーツを打ち込んだ。

◆6人タッグマッチ 30分1本勝負
スターライト・キッド

16分48秒
起死回生

レディ・C●
フキゲンです★ 上谷沙弥
○鹿島沙希 林下詩美

 クイーンズクエストの林下詩美&上谷沙弥&レディ・C組と鹿島沙希&スターライト・キッド&フキゲンです★が6人タッグマッチで全面対決。QQは5・15後楽園で勝利した詩美が新リーダーに就任したものの、チーム戦では前日の大阪まで白星がない状態。新生QQとしてはここでチームとしての初勝利をなんとしてもモノにしたいところ。また、この試合は白いベルトを懸けて対戦する上谷とキッドの前哨戦でもある。また、鹿島とフキゲンは前日ゴッデス・オブ・スターダム王座を奪えなかった憂さを晴らしにくるだろう。さまざまな思惑が交錯する6人タッグマッチで、最後に勝ち名乗りを受けるのは?

 キッドが上谷を呼び込むように指名。ゴングが打ち鳴らされるとキッドがロックアップを拒否してロープワークに持っていく。キッドがコルバタにいくと上谷がスクッと立ち上がる。上谷は余裕の表情。レディが入り、フキゲンと対峙。レディが高く手を上げて挑発。届かないフキゲンが足を踏む。ロープワークもフキゲンは喫煙ポーズ。怒ったレディが額をつかんでパンチをさせずビッグブーツ。レディが突進するとキッドがエプロンで妨害。大江戸隊が入りレディにスポーツ紙で殴打。鹿島が片足でレディをカバー。レディが返すと、鹿島がボディースラム。キッドがレディの髪を束ねてヘアーホイップ、エプロン越しに引っ張ると、フキゲン、鹿島も加勢する。鹿島が「オマエはデカいだけだなあ」と挑発しながら蹴飛ばしていく。レディがやり返してエルボーもビッグブーツを食らう。レディがビッグブーツでやり返し詩美に託す。詩美が鹿島にショルダータックル。キッドがカットし鹿島と合体。詩美がクローズラインをかいくぐりドロップキック。鹿島の突進をかいくぐりアルゼンチンからバックフリップ。鹿島が返すと、ラリアットをかいくぐりコルバタ、ビッグブーツ。フキゲンが詩美にセントーン。ブレーンバスターを予告するが反対に投げられる。フキゲンが詩美をかいくぐるがサイドバスターで叩きつけられる。上谷がフキゲンにニーアタック、ドロップキック。フキゲンが返すと、上谷が逆エビ固め。フキゲンがエスケープすると、上谷が突進。フキゲンがかわして鹿島がスポーツ紙殴打、キッドがドロップキック。キッドが上谷をコーナーに追い込み挑発しながら張り手。上谷が落としてストンピング連打。上谷がキッドのマスクをつかむとキッドがエルボー。エルボーの打ち合いから上谷が連打しキッドを倒す。キッドが立ち上がりエルボー。10分経過。キッドが連打し突進すると上谷がニー、キッドがエルボーアタック、フィッシャーマン。キッドは鹿島とフキゲンに振ると上谷がDDTを食らう。キッドがコーナーから旋回式ムーンサルトもQQがカット。キッドは上谷にボディースラムの構え。上谷がこらえてコーナー上のレディの脳天唐竹割りを呼び込む。上谷が背後からミサイルキックもキッドが返す。混戦からQQが分断、上谷がキッドにスタークラッシャー狙いも阻止される。エルボーの打ち合いから上谷が顔面へ二段蹴り、キッドが後方から蒼魔刀。両者ダウン状態からタッチ。レディと鹿島が入り、鹿島の突進を詩美が阻止してレディが河津落とし、ニードロップ。鹿島が返すと、レディがコーナーに振って突進。鹿島がかわしてフキゲンと合体攻撃。レディが返すと鹿島はバズソーキック。しかし詩美がカットする。フキゲンが詩美を場外へ送り出し、キッドがケブラーダ狙い。しかし足を引かれてしまう。すると上谷がスワンダイブ式プランチャ。15分経過。レディが鹿島をリングに戻しネックブリーカー。鹿島が返すと、詩美がラリアットで援護しレディ、上谷と合体。レディが鹿島にチョークスラム。しかしキッドのカットが間に合う。上谷がキッドを落としてレディが鹿島を引き起こす。レディがジャイアントバックブリーカー。鹿島が「もらった!」と切り返し、死んだふりから起死回生。3カウントが入り鹿島がレディをフォールした。

キッド「ナイス、スパパパパーン! オイ、上谷、オマエ、昨日のKAIRIとのあれはなんだ? タッグ? タッグはどうぞご勝手にって話ですけども、それにオマエが勝って白いベルトにKAIRIを挑戦させる? はあ~? 私も随分とナメられたもんだ。オマエのアタマの中を情報漏洩する必要はねえんだよ! 7・9立川で、私がそのベルトいただいちゃって、オマエの計画なんか台無しだなあ(笑)。残念でしたあ」

上谷「情報漏洩してすいませんでしたあ~!というのではなく、まあまあ落ち着いて。欲望の塊のキッドならわかると思うけど、目の前にある最高のプレゼント、開けないわけないでしょ。チャンピオンとして防衛する気持ちでいるのは当たり前。オマエのグーッと伸びた鼻へし折ってやるよ」

キッド「鼻は誰にも見せてないけどねえ(笑)。へし折れるものなら折ってみな。いまのSLKなめんなよ。クイーンズクエストはお帰りくださいませ」

鹿島「大阪のキモオタども、スパパパパーンが見れてよかったなあ! 今日は大江戸隊が勝ったということで、大江戸隊が締めちゃおうかな。その前に、なんと、なんと、今日でスターライト・キッドが大江戸隊に加入して丸々一年。今日はキッドに締めてほしい」

フキゲン「デース」

鹿島「ということで、キッドよろしく」

キッド「アーティストのベルトも取って、今日のメインもしっかりスパパパパーンと勝って、次は赤と白、桃とキッドがここ大阪に持って帰ってきてやるからよ。次に期待して待っとけよ。それじゃあ、大阪のオマエら、グッバイ」

大江戸隊のコメント

鹿島「スパパパパーン?」

キッド「スパパパパーン?」

鹿島「キッド、あれだよね。前哨戦だったんだよね、今日」

キッド「そう。上谷との前哨戦だったんだけど、なんだアイツ? もう、アタマの中が先に先にっていきすぎちゃってちょっとあせってるのか知らないけどさあ、次のワンダー・オブ・スターダムの挑戦者はこの勢いに乗りまくってるSLKなんだよ。アイツのアタマはどうにかしちゃってるぜ。だけど、まあ、KAIRIとのやり取りとかも向こうはありましたけども、KAIRIの出番もなくして、カミターニの先も真っ暗にしてあげちゃおっかなあ。それとも、KAIRI、また私とやるかあ。ウフフ。って感じで、今日、大江戸隊に入ってちょうど一年」

鹿島「すごいね。ちょうど今日が一年なんだね」

キッド「一年経ったけどこれからも大江戸隊がスターダムのユニットの中で一番にいっちゃおうか。スパパパパーンもあるしね」

フキゲン「デース。デース」

キッド「まあ551でも食べに行く?」

鹿島「行こう」

フキゲン「デース」

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