6月14日(火)、会見がおこなわれ、7・9『STARDOM MidSummer Champions 2022〜真夏の王者たち〜』東京・立川ステージガーデン大会の全対戦カードを発表、タイトルマッチの調印式とともに出場選手が意気込みを述べた。
記者会見詳細レポート
ロッシー小川エグゼクティブプロデューサー
「毎月のようにビッグマッチをおこなってまして、7月は立川ですか。スターダムの至宝と言われるタイトルマッチを中心にしたカードになります。そこに大江戸隊が入ってくるというのが、ひとつの興味津々じゃないかと思っております。また、DDMとCOSMIC ANGELSのユニット戦とかが、かなりヒートアップしてますので、そこも見どころじゃないかと思っております」
▼レディ・Cvs妃南
※妃南は欠席。
レディ「クイーンズクエストのレディ・Ⅽです。今回、妃南さんとのシングルマッチということで、妃南さんは同じクイーンズクエストの仲間としてもすごく信頼していますし、先輩としてもすごく尊敬をしているんですけども、シングルマッチとなれば、はなCは別です。妃南さん、この試合、勝たせていただきます。しかもこのカード、4日後の(6・18)仙台大会、5★STAR予選のリーグのところでも同じカードが組まれているんですよね。必ずそこでも私が妃南さんから勝って、5★STARの本戦に進みたいと思います。立川、5★STARだけではなく、明日(6・15)の後楽園大会『フォーチュンドリーム7』も、必ず見ていてください」
▼羽南vs月山和香
羽南「第8代フューチャー・オブ・スターダムチャンピオン、STARSの格闘JKファイター羽南です。月山和香、最近、なんか暗くない? どうしたの?」
月山「いや、(前の会見でやられた)この顔と髪で明るかったらヘンでしょ」
羽南「そうだよね、やっぱり粉すごい…。違う、違う、そうじゃない、そうじゃない。違う。違います。私はこの初めてのシングルマッチで、月山和香とギラギラしてがむしゃらな闘いをしたいと思ってるの、私はアナタと。ね。だからね、私は未来につなげていけるようなシングルマッチにしたいと思ってます」
月山「私はずっと羽南さんとシングルマッチしたいと思っていて、スターダムに来たときから羽南さんは、私に対してSNSでよく言葉を投げかけてくれて、その言葉一つひとつがとってもキラキラしてて、私はいまでも全部ブックマークしてある。でもさあ、勝ててないじゃん。どんなに明るく前向きに頑張っても、私、勝ててないんだよね。ただ、カードが組まれた以上は、なにかしら意味のある試合にしたいと思ってるから、試合までに考えておきます」
▼林下詩美&天咲光由vsMIRAI&壮麗亜美
壮麗「ゴッズアイ、神に選ばれしビッグガール壮麗亜美です。また詩美さんが対角にいること、素直にうれしく思います。私は、この前の大田区で、詩美さんと天咲さんが組んでる試合をセコンドについて間近で見ていました。あのときは天咲を守ると言っていましたけど、今回はどうなんでしょう? タッグっていうのは、1人だけ強いだけでは勝てないと思っています。だから私たちゴッズアイは、それぞれの強さもそうですけど、お互いを補い合って勝利したいと思います。そして、詩美さんと熱く熱くぶつかり合えるのを楽しみにしています」
MIRAI「ゴッズアイ新格闘プリンセス、そしてシンデレラのMIRAIです。まず、7月2日大阪大会で、自分たち2人、ゴッデスへの挑戦が決定しました。そして、これは7月9日立川の対戦カード。林下詩美&天咲光由vs壮麗亜美、そしてこのMIRAIのタッグマッチということは、この日、自分たちはゴッデス王者として、この試合に臨むことになるのか、どうなのか。まあ、何が起こるかわからないプロレスをみなさまには楽しんでいただきたいと思います。そして、個人的には天咲光由とはシングルマッチしたことがありまして、そのときは自分が勝ったんですけど、そのときとは違う天咲光由を味わいたいと思っています。さらには、自分は林下詩美にシングルマッチで敗れているので、あのときとは違うシンデレラになった、そしてゴッズアイのMIRAIを味わっていただきたいなと、魂込めて思っています」
天咲「クイーンズクエストの天咲光由です。前回、壮麗さんMIRAIとどちらともシングルで闘わせていただいたんですけど、そのときどちらとも負けてしまい、詩美さんとタッグを組ませていただいたときも私が3を取られてしまいました。しかし、今回は詩美さんに支えられながら、私が3を取りたいと思います」
詩美「クイーンズクエストのクールにロイヤル、そして美しい林下詩美です。ゴッズアイ相手のMIRAIとはシングルマッチしたことがありますが、MIRAIからはたいして魂感じられなかったので、いまはそれよりも壮麗亜美。壮麗亜美の方が、熱くてぶつかり合える相手だなと感じております。この試合とても楽しみにしています。光由の成長、そして、私の強さ。そしてクイーンズクエストの魅力をみなさんにお届けしたいと思います」
▼岩谷麻優&葉月&コグマ&飯田沙耶vs鹿島沙希&琉悪夏&吏南&フキゲンです★
※吏南とフキゲンは欠席。
琉悪夏「え~、意気込み? え~、言うことない。ノーコメントで。終わり」
鹿島「じゃあ代わりに。このメンバー、しゃべることねえな(笑)。ねえな。あ、麻優ちゃんいるじゃん。おはよ。岩谷麻優、よかったね。相手、味方が3人もいて。オマエ、コイツらいなかったらビッグマッチ、17秒で終わったね。よかったね、ホントに。どうしたの? 急に真顔になっちゃって。いま映画化も決まって乗りに乗ってる岩谷麻優の尺17秒。でもおもしろいよね。あとは、フキゲンがなんだっけなあ、SWAとかゴッデスとか、まだあきらめてないって言ってたから、まあフキゲンがなんかやらかしてくれるんじゃないのかな。それくらいかな、しゃべること。帰ろ」
岩谷「YouTubeをご覧のみなさん、こんばんは。スターダムのアイコン岩谷麻優です。対戦相手が大江戸隊。まあ、さっき言われた通り、ホントに18秒で、17秒か。17秒で負けてしまったことは事実。でも、あんなやる気のない大江戸隊にこのまま負け続けたらホントにいけない。ここでちゃんとSTARSの強さ、見せつけたいと思います。そしてフキゲン、いまはもう宇宙人じゃないのかわかんないですけど、また宇宙人になった場合はSWA、いつでも何回でも挑戦してきてほしいなあって思います」
コグマ「もう、あっちに誰もいないですけど、でもいま、ここSTARSちゃんとこのカードの4人ちゃんと会見にいるんですよ。向こうは2人帰ってやる気のない、ホントにやる気がない、そんな大江戸隊に負けるわけがない。まあ、ゴッデスも、う~ん、まあ、もし勝ったらまた挑戦してもいいかもしれないけど、そのときは整理券を取って、ちゃんと順番に並んで挑戦してもらいましょう」
葉月「そうですね。ゴッデスはそうですね、次の挑戦者がもう決まってるから。まあ、私たちが防衛するのは確実なんですけど、待ってもらって、まずは私たちから勝ってもらったらゴッデスの整理券が配布されるのかなと。 いつも通りSTARSらしく、明るく激しい闘いをしたいと思います」
飯田「STARSのマッチョゴリさん、飯田沙耶です。え~今回STARS、麻優さん、コグマさん、葉月さん。このクレイジーな3人プラスアルファに、このマッチョゴリラ飯田沙耶が加わるタッグ。もうSTARSに勝利しかないでしょう。私と、いや私の筋肉でSTARSを勝利に導きます。そう、この筋肉とともに」
▼全面対抗戦イリミネーションマッチ
中野たむ&白川未奈&ウナギ・サヤカ&SAKI&櫻井裕子vsジュリア&舞華&ひめか&なつぽい&テクラ&桜井まい
※SAKI、清水、なつぽい、テクラは欠席。
中野「なつぽいは、どこ行ったの?」
ジュリア「なつぽいは今日、なんか大暴れして手がつけられないから監禁してきたよ」
中野「監禁? どこに?」
ひめか「ウチ。縛り付けてきた」
中野「なんで?」
ジュリア「オマエの顔見るとアタマに血が上って大変なことになっちゃうからね。大事なシングルの前なんでしょ。大けがするんじゃないかなと思って、今日は留守番させてきたよ」
中野「それはどうもありがとう。金網マッチまでしっかり縛り付けとけよ」
ジュリア「それはどうかな? 気をつけろよ。食われちゃうぞ」
中野「食われちゃう? それはどっちかな?私たちCOSMIC ANGELSは、カラーズとの連合軍を組んで、ここからが私たちの新しいスタートを切る試合になります。ねえ。新しいサクライ、よろしくね」
櫻井「ハイ。たむさん、新しいサクライ、櫻井裕子、向こうの桜井よりも先輩だし、いろんな環境でもまれて、とても強くなりました。私たち、SAKIさん、(清水)ひかりさん、そして櫻井裕子がCOSMIC ANGELSに加わることで、新しいコズエン、勝利に貢献したいと思います。よろしくお願いしまーす」
桜井「サクライは2人いらねえんだよ。それから、キャリアでしかマウント取れないようじゃ、ここではやっていけませんよ、先輩」
櫻井「私、櫻井っていう苗字にすごい誇りを持ってるし、大好きなんですけど、たむさん、私のことは名前で呼んでください。裕子で」
中野「裕子。裕子、裕子。カラーズと力を合わせてパワーアップした新星COSMIC ANGELSが宿敵DDMを下して、名実ともにナンバーワンのユニットになります。DDM、ユニット抗争の完全決着戦だよ」
ひめか「いやいやいやいやいや、カラーズと合流して新星COSMIC ANGELSがパワーアップした? 笑わせんなよ。どう考えたって無駄な増員だろ。ねえ、未奈ちゃん」
白川「ひめか、調子に乗るのもいい加減にしろよ」
白川がひめかのアタマにタオルを巻きつける。
ひめか「よく聞いてね。タオルはねえ、首を絞めるものじゃないんだよ。アタマに巻くものだよ、ひめちゃん、ねえ。あ、すっごい。楽しい気持ちになってこない? ねえ。かわいいねえ。似合ってる、似合ってる。かわいい。かわいいねえ」
ひめか「きったねえ雑巾アタマに巻きつけてくんじゃねえよ。まあ、このボロ雑巾が似合うコズエン。ボロボロに終わらせてやるよ」
▼ハイスピード選手権試合
〈王者〉AZMvs〈挑戦者〉向後桃
※AZMは欠席。
AZMのメッセージ「第22代ハイスピードチャンピオンAZMです。このたびは欠場になってしまい、そしてカード変更などでみなさまにご迷惑をおかけして申し訳ございません。ちょっとお休みさせていただきますが私の動きにはなにも支障はないので安心してください。コモモについてはこれといって言うことはないし、なんでコモモ戦をOKしたか。前にも言ったけれど師匠が葉月だから。葉月ちゃんをコモモから感じられるなら対戦してみたいと思った。それはコモモに対してどうのじゃなくて、葉月ちゃんが好きだからなわけで。コモモは2度とオマエかよと言われないようにするとツイートしていたけど、じゃあ実際なにをするのって感じ。いまのコモモの実力だと奇跡を願うくらいしか私への勝ち目はないんじゃない。神社にお参りに行ってきたらどうですか? タイトルマッチまであと約3週間、それまでに私をマジにさせてよ。私は誰よりも練習を頑張ってるコモモのことはずっと見ているからさ」
向後「STARSのピーチスター向後桃です。向後かよとか、思い出作りならやめとけ、そんな声がたくさんあるのは知ってます。AZMさんが私自身ではなく、私の師匠の葉月さんに興味を持って、この挑戦を受けてくれたことも。でも、そんなの関係ない。この試合で、私しか見られないようにするまでです。実際になにをするのか、どんな形でもAZMさんから勝利をもぎ取って、私がハイスピードのベルトを巻く。私は奇跡を願って神社にお参りなんてしません。闘える武器を用意して、準備して準備して準備して、AZMさんとの闘いに挑むだけです。勝負はなにが起こるかわからない。たとえ10回闘って9回負ける相手だったとしても、相手を研究して準備し尽くせば、1回の勝利を7月9日に持ってくることだってできる。この試合で、スターダムを見ているみなさんの向後桃を見る目を変えてみせます。お楽しみに」
▼ワンダー・オブ・スターダム選手権試合
〈王者〉上谷沙弥vs〈挑戦者〉スターライト・キッド
キッド「第27代アーティスト・オブ・スターダムチャンピオン、そして第17代ワンダー・オブ・スターダムチャンピオンになる予定の闇に踊るスカイタイガー、スターライト・キッドです。カミターニ、次、7度目の防衛戦だっけ? オマエさあ、もう正直、フェニックス見飽きちゃってきた頃なんじゃないかなあ。そろそろ新しいもの欲しくないですかあ? そう、やっぱりここは、オマエらのアタマの中をグッチャグチャに、想像をかき乱してあげることができる、欲の塊の、このSLKしかいねえんだよなあ。今年は寅年だしねえ。まあそろそろ5★STAR GPも始まることだし、その前に、ここでサクッと白いベルトを取って、5★STAR GPでは 大量の獲物を食い、今年はSLKの年になっちゃうよってことかなあ」
上谷「第16代ワンダー・オブ・スターダムチャンピオン、クイーンズクエスト、ゴールデンフェニックスの上谷沙弥です。前哨戦のときの重いエルボーも、張り裂けるような張り手も、気持ちよかったなあ。ねえ、いまの私にどうやって勝つつもり? スターライト・キッド、5★STARもシンデレラ・トーナメントも、2回もシングルで私は勝利をしてるし、フェニックスさ、飽きたとか言ってるけど、東京ドームという大舞台で沈んだの、おぼえてる? おいしそうに脂がのってるうちに、この不死鳥様が黒虎を食い尽くして、さえなかったあの頃のスターライト・キッドに逆戻しさせてやるよ」
キッド「さえなかったあの頃? 現実を突きつけられるのはなあ、死んだ不死鳥の方なんだよ。あ、今日、カミターニにプレゼントをあげるんだった」
キッドがピンクのマスクをちらつかせると、上谷が払い落とす。
キッド「オマエの言うこの快感は、まだとっておいてあげた方が、より胸が高まるでしょ。ウフ」
キッドが張り手。
キッド「隙がありまくりなんだよ! どう? 立川までに、このより胸が高まるプレゼントは? アッハッハッハ。いまは快感でもなあ、リング上では苦痛の嵐だよ! まあまあ、そんな、落ち着きなよ」
▼ワールド・オブ・スターダム選手権試合
〈王者〉朱里vs〈挑戦者〉渡辺桃
桃「去年の5★STAR決勝で負けて、私のすべてが狂いに狂ったんだよね。でも、そのおかげでいまこの姿で、とっても楽しくやらせてもらってるよ。ありがとう朱里。まあ、そのおかげもあって、いまその赤いベルトに挑戦するチャンスが私にまわってきたわけだし、で、その赤いベルトに対する思いも大江戸隊にかわってからも同じだから。まあ、朱里が味わったことないような、いままでに味わったことないような地獄見せてあげられると思うからさ、楽しみにしといてよ。あとなんだっけ? なんだっけ? 朱世界? あのダサい朱世界とやらを私がぶっ壊してやるから、楽しみにしといて」
朱里「第14代ワールド・オブ・スターダムチャンピオン、世界に通用するモノが違う女、朱里です。大江戸隊に行ってブラックピーチになった渡辺桃。覚悟をもってそっちに行ったんだと思ってるよ。私はさあ、いまもオマエとこの赤いベルトを懸けて、一対一で試合がしたいと思ってる。ウチらの試合に邪魔なもんとか、そういうのいらねえじゃん。オマエ、それでいいの? ホントに、そんなんでいいのかよ!? 失望させんなよ!」
桃「失望ねえ。オイ、ジジイどいてろ、そこ」
桃が朱里を凶器で攻撃。
桃「私がこれを使うかどうかは、テメエが決めるんじゃねえんだよ。私が決めんだよ。じゃあね」