2022/07/08 試合結果

2022年7月8日 『FIBREPLEX presents NEW BLOOD 3』

『FIBREPLEX presents NEW BLOOD 3』
7月8日(金)品川インターシティホール(観衆419人=超満員札止め)

試合結果

◆シングルマッチ 15分1本勝負
桜井まい

7分46秒
シャイニングバスター→エビ固め

YuuRI

◆シングルマッチ 15分1本勝負
壮麗亜美

8分3秒
アルゼンチンバックブリーカー

ななみ

◆6人タッグマッチ 15分1本勝負
向後桃

10分35秒
バックドロップホールド

神姫楽ミサ●
○羽南 Aoi
飯田沙耶 稲葉ともか

◆シングルマッチ 15分1本勝負
MIRAI

15分00秒
時間切れ引き分け

鈴季すず

◆シングルマッチ 15分1本勝負
ラム会長

6分5秒
怨霊クラッチ

月山和香

◆8人タッグマッチ 15分1本勝負
梅咲遥

11分13秒
黒虎脚殺

網倉理奈
○スターライト・キッド 櫻井裕子●
琉悪夏 ウナギ・サヤカ
吏南 白川未奈

◆超新星五番勝負 第一戦 15分1本勝負
ジュリア

14分21秒
グロリアスドライバー→片エビ固め

天咲光由

試合詳細レポート

◆シングルマッチ 15分1本勝負
桜井まい

7分46秒
シャイニングバスター→エビ固め

YuuRI

 ドンナ・デル・モンドの桜井まいとガンバレ☆プロレスのYuuRIがNEW BLOODのリングで初対戦。YuuRIはJUST TAP OUTでデビューも昨年ガンプロに入団。ガンプロは2日後の大田区総合体育館で初のビッグマッチが控えており。同大会にはスターダムのウナギ・サヤカが参戦、まなせゆうなとシングルで闘うことになっている。そのため、桜井とYuuRIの試合は、まなせvsウナギの代理戦争とも言えるだろう。予選リーグで5★STAR GP初出場を勝ち取った桜井だけになんとしても白星を手にしておきたい闘いだが、未知数の相手だけに苦戦も予想される。

 YuuRIのセコンドにはガンプロのまなせゆうながつく。YuuRIが握手を求めると、桜井の手を引っ張り強引に握手しドロップキック。ゴングが鳴らされ突進すると、桜井がかわしてドロップキック。連打をかわしたYuuRIがサマーソルトドロップ。ボディープレスからキャメルクラッチへ。YuuRIは耳元で「ガンバレ☆プロレスYuuRIと申しまーす!よろしくお願いしまーす!」と絶叫。はずしたYuuRIがボディースラムの構えも反対に投げつけられる。桜井はお返しのキャメルクラッチ。YuuRIがエルボーにいくと桜井も応戦。YuuRIが連打し、飛びつくとグラウンドでスリーパー。桜井がエスケープすると、YuuRIが619へ、かわした桜井が突進するが、YuuRIがかわして背中にキック。YuuRIが619を決めてジャックナイフ。桜井が返すと、コーナー上のYuuRIにエルボー連打からデッドリードライブ、顔面へビッグブーツを連打しスタンディングギロチン。YuuRIが返すと、桜井はブレーンバスターの構え。YuuRIが切り返し丸め込みの連続。しのいだ桜井にYuuRIがミサイルキック。桜井が返すと、YuuRIの突進にビッグブーツ、ドロップキック。桜井はフィニッシュを宣言しダイビングエルボードロップ。反転してYuuRIがカバー、返した桜井をさらに丸め込んでいく。桜井がドロップキックから「終わり!」と絶叫し前方に落とすシャイニングバスター。3カウントが入り、桜井がYuuRIを破った。試合が決まるとセコンドのまなせがYuuRIを介抱。リング下ではガンプロ大田区でまなせと対戦するウナギ・サヤカが視線を送る。桜井が退場するとウナギがまなせに詰め寄り視殺戦を展開した。

◆シングルマッチ 15分1本勝負
壮麗亜美

8分3秒
アルゼンチンバックブリーカー

ななみ

 ゴッズアイの壮麗亜美とディアナのななみがシングルで対戦。ななみは3・111回以来のNEW BLOOD参戦で、前回は同じディアナの梅咲遥とタッグを組み大江戸隊のスターライト・キッド&琉悪夏組と対戦した。NEW BLOOD初のシングルで、15歳のななみが5★STAR GP初出場を勝ち取った壮麗のパワーに挑む。

 ななみの方から握手を求めると壮麗も応じて試合開始。ロックアップで組み合い、壮麗がロープ際に追い込む。すぐにななみが反転してエルボー連打。ななみがショルダータックルを連打すると壮麗が受けて立つ。壮麗がショルダータックルで倒し、コーナーに乗せると串刺しボディーアタック。ななみが返すと、壮麗は中央にもっていきボディースラムから逆エビ固め。ななみがエスケープすると、壮麗の突進を読んでショルダータックル。ななみがブレーンバスターの構えも壮麗がこらえる。しかしななみが投げ切ってみせる。壮麗が返すとななみがラリアットをかわしてダイヤル固め。壮麗が串刺しボディーアタックをかわしてボディーアタック、逆水平。抱え上げるとサイドに叩きつける。返したななみに壮麗が逆エビ固め。壮麗はエスケープさせずに中央に引き戻す。それでもななみはなんとかロープに到達。ななみのエルボーに壮麗は逆水平で対抗。壮麗が仁王立ちで受けて立つ。ななみが連打で壮麗を倒す。壮麗が逆水平連打。ななみがロープに振ると見せかけ逆さ押さえ込みから丸め込みの連続。返した壮麗にななみが串刺しボディーアタック、ネックブリーカードロップ。コーナーに上がるとダイビングボディープレスを投下。壮麗が返すとななみはフィニッシュを予告。しかし壮麗が切り返しラリアット。壮麗が走り込んでもう一発ラリアット。しかしななみが返してみせる。壮麗はななみを引き起こしアルゼンチンバックブリーカー。ななみがギブアップし壮麗の勝利となった。

◆6人タッグマッチ 15分1本勝負
向後桃

10分35秒
バックドロップホールド

神姫楽ミサ●
○羽南 Aoi
飯田沙耶 稲葉ともか

 STARSの飯田沙耶&羽南&向後桃組がJUST TAP OUTの稲葉ともか&Aoi&神姫楽ミサ組と6人タッグマッチで対戦。スターダム6・28後楽園では羽南と稲葉がフューチャー・オブ・スターダムのベルトを懸けてシングルマッチをおこない、時間切れ引き分け、かろうじて羽南が防衛に成功し、同王座の最多防衛記録を更新した。早くも両者が再会するが、稲葉が再戦の機会を狙うのか、それともAoi、NEW BLOOD初出場の神姫楽が爪痕を残すか。フューチャーのベルトを中心に、STARSとJTO女子の対抗戦と言えるカードである。

 コールされた神姫楽が吠えると飯田が吠え返す。稲葉が先発を志願すると羽南が手を上げてゴング。稲葉が腕を取りヘッドロック。羽南がロープに振ろうとするが稲葉がワキ固め。羽南が腕十字の構えも稲葉が体重を乗せてカバー。稲葉の蹴りを羽南がかわし向後とAoiが対戦。ロープワークから向後がアームホイップ。ドロップキック。神姫楽が飯田を指名。飯田がリングインしショルダータックルをぶつけ合う。ラリアットをかわし合い、飯田がショルダータックルで吹っ飛ばすとSTARSが合体、3方向からドロップキック。向後が神姫楽をコーナーに振りドロップキック。神姫楽がかわしてショルダータックル、セントーン。稲葉が入るとSTARSが乱入、しかし稲葉が羽南、飯田を排除。コーナーに振られた向後が稲葉をかわしてボディーアタック。稲葉が返すと、向後がドロップキックから619へ。しかし稲葉がかわして正拳突き。Aoiが飯田の逆水平を受けて立つ。Aoiも逆水平を飯田に連打。飯田のジャンピングチョップを交わしAoiがチョップ。しかし飯田もジャンピングチョップをヒットさせる。羽南がAoiとエルボーの打ち合い。羽南がAoiの突進を払い腰で投げつける。Aoiが羽南の突進にジャンピングチョップ。神姫楽が羽南にドロップキック、ラリアット、リバース・パロ・スペシャル。JTO勢がサブミッションで神姫楽を援護。神姫楽は逆エビ固めも羽南がロープに逃れる。羽南が神姫楽を倒すが2カウントどまり。神姫楽がラリアットから羽南に走り込んでもう一発。しかしSTARSのカットが間に合う。向後が神姫楽を捕まえ飯田ロケットを呼び込む。STARSが合体しトリオでボディープレス。羽南は神姫楽を引き起こしダブルリストアームサルト。混戦からリング上は羽南と神姫楽。羽南がフェイマサ―を放つが神姫楽が返す。羽南はフィニッシュを宣言し、バックドロップホールド。3カウントが入り、羽南が神姫楽を破った。試合後、羽南がベルトを見せつけ稲葉とにらみ合い。割って入ったAoiが羽南を突き飛ばした。

◆シングルマッチ 15分1本勝負
MIRAI

15分00秒
時間切れ引き分け

鈴季すず

 ゴッズアイのMIRAIとプロミネンスの鈴季すずが一騎打ち。MIRAIとすずは今年の5★STAR GPに初エントリー。しかも両者とも同じブロックに入っており、公式リーグ戦で激突する。そのため、この試合は公式戦に向けての前哨戦で、純粋なシングルマッチとしても団体、ユニットのメンツをかけた闘いでもある。前日の会見ではすずとジュリアが最終公式戦で当たることが明らかとなり視殺戦を展開、MIRAIはシンデレラ・トーナメント覇者として春夏連覇の意気込みを語った。まずはこのNEW BLOODで、本戦に向けて弾みをつけたいところだが…。

 ゴングが鳴っても両者コーナーから動かず。ゆっくりと歩を進めロックアップで力比べ。鈴季が押し込みブレイク、MIRAIが押し込みブレイク。鈴季がヘッドロックにとり、MIRAIが切り返す。MIRAIがエプロンに出てから戻ってヘッドロック。MIRAIがロープに振ろうとするが鈴季がエルボー、場外に落とすとMIRAIがエルボーをやり返す。鈴季が花道にMIRAIを連行、ボディースラムを狙う。MIRAIがこらえて反対に持ち上げる。鈴季がこらえてボディースラム。鈴季がリングに戻りMIRAIを待つ。19カウントでMIRAIが生還。鈴季が背中にヒザを突き立てて髪をつかむ。鈴季はエルボー、観客からの手拍子を自分でも打って挑発。ロープ越しに顔面を踏みつけるとリング下から蹴りをぶち込む。さらにコーナーからミサイルキック投下、串刺しニー。MIRAIが返すと、鈴季がバックを取る。MIRAIがロープに逃れて腕十字へ。鈴季がロープに逃れるとMIRAIがラリアットをかいくぐりショルダータックル、変型サソリ固めでギブアップを迫る。MIRAIがカバーの連続で鈴季を追い込む。MIRAIが仁王立ちで「こいよ」と挑発。鈴季が向かっていくとMIRAIはアームブリーカーからレイネーラ。コーナー前に叩きつけるとリバーススプラッシュ狙い。しかし鈴季が立ち上がり背後から攻撃。鈴季もコーナーに上がりエルボーを打ち合う。10分経過。鈴季はヘッドバットを打ち込み雪崩式フランケンシュタイナー、トラースキック。MIRAIが返すと、鈴季を前方に叩きつける。そしてヘッドバットのお返し。鈴季が髪をつかむと、もう一発ヘッドバット。両者ダウン。9カウントで立ち上がり残り3分。エルボーの打ち合いから鈴季がMIRAIを引き起こす。MIRAIがマウントを取りエルボーの連打、強引に後方に投げ捨てるとアームロックへ。残り1分。MIRAIが抱え上げるが鈴季が切り返しトラースキック。MIRAIが返すと、鈴季がバックを取る。MIRAIが切り返しラリアット。MIRAIのラリアットをかわした鈴季だが再びラリアットを食らう。MIRAIが担いだところで時間切れのゴング。鈴季がジャーマンで投げつけるも、両者ダウン。

鈴季「MIRAI、今日は決着つかなかったな。この続きは!5★STAR、そこでこの続きやりましょう。えっと、そして、ジュリア。この会場にいるんだろ。出てこいよ!」

MIRAIと入れ替わるようにジュリアが登場。

ジュリア「呼んだ?」

鈴季「おせえんだよ。オマエさ、くるのもおせえし、シングルマッチ組むのもおせえんだよ!」

ジュリア「5★STARまで待ちきれねえってか。ああそうか。まあ確かに、ちょっとお待たせしすぎたかもしれませんねえ。その代わりといっちゃあなんだけど、すず、テメエらの土俵でやってやってもいいぞ。ハードコアでもデスマッチでも、なんでもいいぞ」

鈴季「なめてんだろ」

ジュリア「オマエのことなめたことなんか一度もねえよ」

桜井が入ってくる。

桜井「ジュリア、私もやる」

鈴季「おいおいおいおい、またジュリアお守り隊ですか? オマエにできんのかよ」

桜井「やってやるよ、オチビちゃん」

ジュリア「大丈夫? マジで、やれる?」

桜井「ジュリアといっしょにやりたい! おい、5★STAR前にぶっ潰す!」

鈴季「わかりました。じゃあ、ハードコアやるんだな。じゃあ、ハードコアの凶器一個持ってこいよ」

ジュリア「いま一個って言ったな。オマエ一個以上持ってくんなよ。一個しか持ってくんなよ。わかったか。というわけで、こっちはジュリアと桜井でハードコアやってやるよ」

鈴季「わかった。ジュリアと桜井ね。私のパートナーは世羅。オマエしかいないかな」

世羅りさ「いいですよ、ハードコア。オメエらさ、ハードコアなめてんじゃねえぞ。自分でもできると思うなよ」

桜井が世羅の髪の毛をつかみ乱闘。柊くるみが割って入る。

◆シングルマッチ 15分1本勝負
ラム会長

6分5秒
怨霊クラッチ

月山和香

 2度にわたる今大会に向けての会見でエクトプラズムまみれにされてきた月山和香が、ついに666のラム会長とリング上で対戦。いまだ勝利のない月山だが、ここは意地でもラム会長を破り、初勝利も手に入れたい。月山に、勝利に向けての秘策はあるのか?

 月山は手拭いで顔を隠してリングイン。一礼するとそのままコーナーへ。コールを受けた月山が素顔をさらすと黒塗りのペイント。ラム会長は驚きを隠せず「なにその顔? 何のマネ」。月山は「オマエが真似したんだろ」

試合が始まると月山がラム会長の腕を取る。ロープを走るとドロップキック。月山がエルボーで向かっていくとラム会長も応戦。ラム会長はストンピング連打でコーナーに追い込み、左脚にエルボードロップ。ラム会長がチョーク攻撃で倒しマウントパンチ連打。月山がエプロンから挑発しリングに戻りドロップキック、変型サーフボードストレッチ。しのいだラム会長がコードブレイカー、レインメーカーポーズからバックを取る。レインメーカーを月山がかわしてコンプリートショット。月山がコーナーに上がりミサイルキックを連発。ラム会長はレフェリーの手をつかんでカウントさせず、月山が怒ってレフェリーに詰め寄るが背後からドロップキックを食らう。ラム会長がエクトプラズム攻撃から怨霊クラッチで丸め込むと3カウントが入った。

月山「ちょっと待った! オイ、オイ、ラム。オマエ、スターダム潰しにきたんだろ。これで終わりかよ?」

ラム会長「終わりかよって、一応現時点で頂いてるオファーは今日までですけど」

月山「私が、土下座してカード組んでもらうよ!」

ラム会長「すげえじゃん、土下座してくれんの、私のために。そんなにおもしろかった?」

月山「オマエといっしょに闘いたい」

ラム会長「どういうこと? どういうこと?」

月山「最後まで聞けよ。オマエといっしょに闘いたいタッグパートナーがいるんだよ」

ラム会長「誰、誰? 聞きたいな」

月山「それは、お楽しみで」

ラム会長「え、誘っといて? 私またスターダムに戻ってこれるってことね。タッグで闘うっていったって、オマエの連敗記録更新してやるよ。どうしようかな? 私のパートナー。誰かスターダムで。セコンドで今日来てくれた(尾﨑)妹加ちゃん」

尾﨑妹加がリングに上がる。その後、吏南が入ってくる。

吏南「ラム会長、いや、ラムたーん。この15歳の私とタッグ組まない? なんかさあ、ずっと前から似てる気がしてならないんですよ。私、次、試合なの。せっかく出てきてあげてるんだから、断る理由はないよね、ラムたん」

ラム会長「確かに確かに。少なくともアイツよりは似てるよ。いいと思う。ぜひよろしくお願いします」

月山「じゃあ、タッグマッチ、私が土下座してカード組んでもらうんで、予定空けとけよ、ラム」

◆8人タッグマッチ 15分1本勝負
梅咲遥

11分13秒
黒虎脚殺

網倉理奈
○スターライト・キッド 櫻井裕子●
琉悪夏 ウナギ・サヤカ
吏南 白川未奈

 スターダムのCOSMIC ANGELSとSAKI率いるカラーズが合体、連合軍としてスタートし、スターダム6・28後楽園でお披露目された。後楽園では白川未奈&ウナギ・サヤカ&SAKI&清水ひかり組がクイーンズクエストの林下詩美&上谷沙弥&AZM&レディ・C組を破り幸先のいいスタート。そして2回目となる今回は、白川&ウナギのピンクカブキに櫻井裕子&網倉理奈が加わることになる。ピンクカブキが櫻井&網倉をどうリードするかがポイントだが、対するは大江戸隊ヤングOEDのスターライト・キッド&琉悪夏&吏南にディアナの梅咲遥を加えた混成軍。キッドとの因縁からタッグを組むことになった梅咲だが、ディアナのWWWDタッグ王座をめぐりピンクカブキとも遺恨がある。さまざまな思いが入り乱れるタッグ戦となりそうだ。

 リング上に大江戸隊と梅咲が上がると、キッドが手を差し出し梅咲と握手をかわす。梅咲は吏南、琉悪夏に握手を求めるが無視されてしまう。リングがすべると何人もの選手がクレーム。ラム会長のエクトプラズムが原因とあって吏南は「許してあげて!」。まずは大江戸隊が襲いかかり試合がスタート。吏南が梅咲を突き飛ばし大江戸隊3人が合体でウナギを攻め込む。吏南がウナギにヘアーホイップ、クソババア呼ばわりし顔面を踏みつける。梅咲が交代を求めるが吏南は琉悪夏にタッチ。琉悪夏の突進にウナギがコードブレイカー。網倉が大江戸隊を場外に落とし琉悪夏に串刺しボディーアタック、セントーン。網倉と琉悪夏がショルダータックルをぶつけ合う。網倉がクロスボディーアタック、連合軍が4人でワープレス。網倉が琉悪夏をコーナーに振るがショルダータックルを食らう。梅咲がチェンジを申し出る。梅咲がリングインしウナギにドロップキック。ウナギがギロチン投下。ウナギと梅咲がエルボーを打ち合う。ウナギの突進に梅咲がネックブリーカー、フットスタンプ。串刺しで突進するとウナギがかわしフェースクラッシャー、白川がドロップキック、ウナギがギロチンドロップ。白川と梅咲がエルボーの打ち合い。梅咲が白川にドロップキック、白川がカウンターのエルボー、リバースDDT。梅咲が返すと、白川がフロントネックロック。吏南のアシストから琉悪夏がセントーン、梅咲がネックブリーカー。白川が返して丸め込む。梅咲は白川をキャッチし投げつける。櫻井がキッドにショルダータックル、ドロップキック、エルボー連打。キッドがエルボーアタックから顔面にストンピング連打。キッドの突進に櫻井はショルダータックル。大江戸隊が乱入し櫻井に串刺し攻撃。キッドと吏南が櫻井をロープに振るが網倉と櫻井でショルダータックル、白川が場外にプランチャ。キッドをリングに入れて網倉がカナディアン、ウナギと合体し叩きつけると櫻井がカバーもカットされる。櫻井がキッドにブレーンバスター狙い。キッドがこらえると櫻井はドラゴンスリーパーでギブアップを迫る。キッドがエスケープすると梅咲がドロップキック、キッドがライオンサルト。しかし網倉と白川がカットし合体。しかし足を引かれて失敗。ウナギが突進するとキッドと梅咲がドロップキック。10分経過。梅咲、キッドが2方向でダイビングボディープレス。キッドは櫻井を起こすが丸め込まれる。キッドが突進にドロップキック、ドラゴンスクリュー、黒虎脚殺。キッドがギブアップ勝ちをゲットした。

キッド「ヤングOEDと梅咲、なかなかいい出だしなんじゃないの? そこで、私からひとつ提案がある。梅咲、大江戸隊に入れてやる…とは言わないけれど、大丈夫。大丈夫。次のNEW BLOOD、私たち一緒に2人でタッグを組むのはどう? コズエンなんかよりも、私との連係の方が今日うまくいっちゃってた感じでしょう。NEW BLOODだからこそできるタッグだと思うんだけど」

梅咲「まさかキッドさんからそんな言葉が出るとは今日は思ってなかったけど、確かにシングルをやりたい気持ちはいまメチャメチャありますけど、今日このリングでこの手応えを感じたら、次は2人きりでタッグやりたいなって思いました。私たちがやりたいカード、お客さんの見たいカードがかなうのが、このNEW BLOODだと思います。ありがとうございます。次のNEW BLOODかはまだわかんないですけど、ぜひタッグ、よろしくお願いします」

キッド「次は、私がいま決めた」

キッドと梅咲の2人が握手。

◆超新星五番勝負 第一戦 15分1本勝負
ジュリア

14分21秒
グロリアスドライバー→片エビ固め

天咲光由

 3・11「NEW BLOOD1」のメインで林下詩美を相手にデビューした天咲光由が誕生の地に再びメインで帰還。この大会から「超新星五番勝負」がスタートし、初戦でジュリアと対戦することになった。すでにシングルでも3勝を挙げている天咲だが、五番勝負の相手はいずれもスターダムのトップレスラーが考えられるだけに試練の闘いは必至。それでもこの五番勝負を通じてなにを学ぶかが天咲にとっては大事な点だ。てっぺんをめざして、まずはジュリア相手にどんな闘いを挑むのか、注目だ。

 天咲が「お願いします!」と両手を差し出す。ジュリアは応じると見せかけ頭を小突く。試合が始まり、ジュリアがヘッドロックで絞り上げる。ロープ際に押し込みジュリアがブレイク。直後に天咲が突進しグラウンドへ。ジュリアが上になると、反転して下から腕を取る。天咲がエスケープすると。ロックアップ。ジュリアが上になると天咲がロープ際で反転。天咲がエルボー連打、ジュリアが一発で倒す。天咲が立ち上がりエルボー連打。ジュリアが再び一発で倒してみせる。天咲がさらに連打で向かっていく。ジュリアが覆いかぶさりグラウンドでスリーパー。天咲がエスケープすると、ジュリアがネックブリーカー。天咲が返すと、ジュリアが髪をつかんで「こいよ」と挑発しスリーパー。天咲がエスケープもジュリアが顔面を踏みつけていく。ジュリアは至近距離から串刺しドロップキック、スリーパー、ボディースラム。天咲が返すと、ジュリアは「終わらせていいですか?」引き起こされた天咲がブレーンバスター。側転をジュリアがかわすが天咲がドロップキック。ジュリアがドロップキック連打を受けて立つ。天咲はDDTを決めるがジュリアが返す。天咲は天聖の体勢。しかしジュリアがショルダースルーから片足でカバー。返した天咲がヒザ十字固め。ジュリアがエスケープすると、天咲は右脚をセカンドロープにかけて絞り上げる。そこへドロップキックを打ち込みカバー。ジュリアが返すと。天咲は天聖を狙う。ジュリアが押し返すが天咲はドロップキック。ジュリアの突進を止めて天咲が天聖を決めるが2カウント。天咲はエルボー連打、ジュリアが「もっとこいよ」と受けて立つ。10分経過。ジュリアが至近距離からドロップキック。天咲が返すとジュリアはフェースロック。天咲の手がロープに届く。天咲を引き起こしてジュリアはバックドロップもカバーに入らず。残り3分。天咲が立ち上がるとジュリアが背後からドロップキック。ジュリアはコーナーに上がる。天咲はロープをつかんで這い上がる。ジュリアのミサイルキックがヒットも天咲の肩が上がる。残り2分。ジュリアがフィニッシュを予告も天咲が天橋立で丸め込む。返したジュリアが起き上がってくる天咲のエルボーを受ける。残り1分。ジュリアが「がんばれよ」と滞空時間の長いグロリアスドライバー。3カウントが入り、ジュリアが天咲を破った。

ジュリア「NEW BLOOD3にお越しの若い女が好きで好きでたまらない諸君、ごきげんよう。光由、光由、天咲光由、なかなかいいエルボーもってるじゃん。そのエルボーがあれば、私は認めたくはないけど、効いちゃったよ。でも、でも、でも、それだけじゃあ、まだダメだよなあ。てっぺんめざすんだよなあ。もっともっと苦しんで、もがいて、もがいて、てっぺんめざしていけ。君のゆく道は、まだまだ果てしない。でもな、その先には無限の未来が待ってんだよ。テメエの足で歩きとおせ。またちょっと成長したことにシングルマッチやろうよ。また潰してあげる。アリベデルチ、またな」

天咲「今日負けてしまって本当に悔しいです。この五番勝負で絶対成長、そして、このNEW BLOOD3、いやNEW BLOODという大会で私が中心になります。ジュリアさん、ジュリアさん、ジュリアさん、リングに上がってください。今日はありがとうございました。負けちゃった私が言うのもあれなんですけど、この大会、私が締めてもいいですか」

ジュリア「オマエが言ったんじゃないか。NEW BLOODは私のための大会だって。オマエが締めろ」

天咲「それでは、今日出場してくださった選手のみなさんリングにお願いします。若さを信じて明日に輝けNEW BLOOD3!」

天咲のコメント

「NEW BLOOD3、本日、私の五番勝負1戦目がジュリアさんで、負けちゃって、すごく悔しかったです。でもこの五番勝負で、成長してみせます。そしてこのNEW BLOODという大会は、私が中心の大会にしていきたいと思います」

ジュリアのコメント

「NEW BLOOD3,初めて出させてもらったんですけど、天咲光由と初対戦。メチャクチャ楽しかった。思ったより、なんだろう、思ったより、なんだろう、身体に芯が感じられるというか、見てるのと実際肌で触れるのと違うと思ったので。前、昔、私が欠場中の頃かな、一緒に何回か練習したことあるけど、その頃より全然、触れ合った感じがすごいドシっとした。今後に期待かなと思いますね。まだまだだけどね。でもエルボーはよかった。あと、なんだろう、けっこう図太い性格してます? ジュリアを呼びつけて、勝手に肩借りるなんて、まあすごい性格してるなと思って。まあそういうところも認めてやろうと。あと、すず、世羅。だいぶすずのことは待たせた。しょうがない。申し訳ない。それは、私、半分イタリア人なんで、ヨーロッパ人は時間にルーズな人が多いんでね。そこちょっと、理解してもらって。桜井が私とやりたいって言ってくれたんで、すごい楽しみかな。桜井にとっても私にとってもまた新しい刺激が待ってるということで、わたしはすずとやれるのも、世羅!オマエとやれるのも、すげえ楽しみにしてるよ。まあ、ジュリアと桜井、あんまりなめてかかるな」

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