2022/07/10 試合結果

2022年7月9日 『MidSummer Champions 2022〜真夏の王者たち〜』

『MidSummer Champions 2022〜真夏の王者たち〜』
7月9日(土)立川ステージガーデン(観衆1204人=超満員札止め)

試合結果

◆3WAYバトル 15分1本勝負
レディ・C

5分31秒
レディ式俺が田上だ→片エビ固め

妃南

※もう一人は櫻井裕子

◆フューチャー・オブ・スターダム選手権試合 15分1本勝負
<王者>

8分23秒バックドロップホールド

<挑戦者>
羽南 月山和香

※第8代王者の羽南が8度目の防衛に成功

◆タッグマッチ 15分1本勝負
壮麗亜美

11分58秒
ミラマーレショック→片エビ固め

天咲光由●
○MIRAI 林下詩美

◆8人タッグマッチ 20分1本勝負
フキゲンです★

8分42秒
Pink★Devil→片エビ固め

葉月
琉悪夏 コグマ
○吏南 飯田沙耶●
鹿島沙希 岩谷麻優

◆ハイスピード選手権試合 30分1本勝負
<王者>

10分39秒
ヌメロ・ウノ

<挑戦者>
AZM 向後桃

※22代王者のAZMが5度目の防衛に成功

◆全面対抗イリミネーションマッチ 30分
清水ひかり

16分2秒
OTR

桜井まい
SAKI なつぽい●
ウナギ・サヤカ ひめか
白川未奈 舞華
中野たむ ジュリア

(1)●白川(4分57秒、両者OTR)ひめか●

(2)○清水(7分24秒、ひまわり→片エビ固め)桜井●

(3)●ウナギ(8分57秒、みちのくドライバーⅡ→片エビ固め)舞華○

(4)●清水(9分6秒、みちのくドライバーⅡ→片エビ固め)舞華○

(5)○SAKI(9分19秒、首固め)舞華●

(6)●SAKI(12分54秒、OTR)ジュリア○

(7)(15分59秒、エプロンでなつぽいがポイ捨てジャーマン)ジュリア●

※中野たむの一人残り勝ち

◆ワンダー・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負
<王者>

23分35秒
フェニックス・スプラッシュ→片エビ固め

<挑戦者>
上谷沙弥 スターライト・キッド

※第16代王者の上谷沙弥が7度目の防衛に成功

◆ワールド・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負
<王者>

20分16秒
白虎

<挑戦者>
朱里 渡辺桃

※第14代王者の朱里が6度目の防衛に成功

 

試合詳細レポート

◆3WAYバトル 15分1本勝負
レディ・C

5分31秒
レディ式俺が田上だ→片エビ固め

妃南

※もう一人は櫻井裕子

 レディ・C、妃南、櫻井裕子が3WAYマッチで対戦。クイーンズクエストの妃南とレディ・Cには同門対決になる。両者は6・16仙台での5★STAR GP予選リーグで対戦しており、そのときは妃南が勝利。リーグ戦は両者とも同じ成績(1勝2敗1分け)で終了しているが、この試合でレディが雪辱か、それとも妃南が返り討ちにするか。そこに割って入るのがカラーズの櫻井裕子。QQvsカラーズの2対1の図式になることも考えられ、どんな化学反応が起こるかが注目される。

 第0試合が4時半にスタート。レディと妃南が握手をかわし櫻井を攻撃。レディがニードロップ、ダブルでビッグブーツとドロップキックの競演。妃南がドロップキックを櫻井に放つとレディが裏切って妃南にビッグブーツからジャイアントスイング。逆回転を宣言すると櫻井が背後からドロップキック。櫻井が妃南にショルダータックル。櫻井が妃南にコブラツイスト。レディが加わりまとめてコブラツイスト。レディがダッシュすると櫻井と妃南がドロップキック。妃南が櫻井に腕十字をかけるとレディがカットする。レディは櫻井と共闘しようとするが妃南が櫻井、レディを次々と投げていく。妃南がレディに大外刈り。レディが返すと、妃南がダッシュも櫻井が受け止めてボディースラム。妃南が突進すると櫻井がブレーンバスター。妃南が返すと、櫻井がフィニッシュを宣言してコーナーへ。そこをレディがビッグブーツで落としてコーナーから脳天唐竹割りを妃南に投下。しかし妃南がクリアーしてみせる。レディが妃南を起こしてバックにまわる。妃南が外道クラッチもレディが返す。レディがネックブリーカードロップから変型チョークスラムのレディ式俺が田上だ。3カウントが入りレディが妃南を破った。

 

レディのコメント

「立川大会第0試合、3カウント取りました。舞華から大事なところで勝てないとか、昨日のNBもなぜか(カードが)組まれてないとか、今日も第0とか、けっこう悔しい思い、ずっとしてきたので。きょうこの勝利をつかんだことでこのまま勢いをつけてチャンスをつかみたいと思います」

◆フューチャー・オブ・スターダム選手権試合 15分1本勝負
<王者>

8分23秒バックドロップホールド

<挑戦者>
羽南 月山和香

※第8代王者の羽南が8度目の防衛に成功

 当初はノンタイトルでのシングルマッチが予定されていたが、6・28後楽園でJUST TAP OUTの稲葉ともか相手に引き分け防衛を果たした羽南が次期挑戦者に月山を指名。月山も応じたことでタイトルマッチに変更された。月山はいまだ未勝利ながら、羽南が最近の闘いぶりを評価しての指名である。昨年9・6後楽園でのスターダム初参戦以来、2度目の同王座挑戦となる月山には試合内容および結果で応えたい試合だろう。一方、あえて月山を指名した羽南にはある意味新しい防衛ロードのスタート。稲葉を退けたことで同王座の最多防衛記録を更新、ここからの積み重ねるたびに記録を更新することになるからだ。

 月山が握手を求め羽南も応じてゴング。グランドの展開からスタートし、月山がヘッドロック。羽南がロープに振ろうとするが月山は離さない。月山は2度目も振られず締め上げていく。ドロップキックからクロスボディーを放つと羽南がクリアーも月山はスリーパー。羽南が払い腰で叩きつけると「いくぞ!」と気合を入れてダブルリストの構え。月山が回避し。エルボーの打ち合い。羽南がコーナーに振られボディーアタック、しかし月山がかわして背後からスリーパー。羽南が極楽ドンをかわして腕十字。月山が逃れるとコンプリートショット、ミサイルキック。羽南が返すと、月山は極楽ドン狙い。羽南が切り返すも月山があらためて極楽ドンを決める。月山は羽南の両腕をクロスしコーナーから旋回して叩きつける。羽南が返すと、月山は変型スープレックス。しかしロープ際で羽南が命拾い。羽南が大外刈りを決めるが両者ダウン状態。月山が先に立ち上がりコーナーへ、羽南が追いつきデッドリードライブ。月山が立ち上がるが羽南が後方に投げ捨てる。羽南はフェイマサ―も2カウント。羽南バックドロップを狙うが月山がオースイスープレックス。ギリギリで返して羽南がフェイマサ―。月山が返すと羽南はバックドロップホールド。3カウントが入り羽南が王座を守った。

 

羽南のコメント

「8回目の防衛成功しました。月山和香のすごく熱い思いが伝わってきて、私もすごい闘ってて楽しかったですし、気持ちがすごく伝わってきてうれしかったです。またお互い成長したところでシングルやり合いたいです。もっともっとやり合いたいです。今日はありがとうございました」

 

月山のコメント

「いま(羽南の)コメント聞いてましたけど、私もプロレスが大好きです。ありがとうございました」

◆タッグマッチ 15分1本勝負
壮麗亜美

11分58秒
ミラマーレショック→片エビ固め

天咲光由●
○MIRAI 林下詩美

 前日の7・8品川「NEW BLOOD3」でジュリアの胸を借り五番勝負をスタートさせた天咲光由が、3・11「NEW BLOOD1」におけるデビュー戦で対戦した林下詩美とタッグを結成、ゴッズアイのMIRAI&壮麗亜美組と対戦する。MIRAI&壮麗はアーティスト・オブ・スターダム王座、ゴッデス・オブ・スターダム王座取りに失敗も、ゴッデスに関しては再戦も決定、ユニットでの勢いはストップしておらず、個人でも5★STAR GPに向けて意識が高まっている。それだけに、天咲にとっては大きな壁になるだろう。とくに天咲と壮麗は5★STAR GP予選リーグ開幕戦で対戦、壮麗が勝利し4連勝へのきっかけとなった。天咲としては五番勝負残り4戦のためにも、詩美のアシストを得て爪跡を残しておきたい。

 握手は交わさず壮麗がMIRAIに名乗りを挙げると天咲がドロップキックの奇襲攻撃。天咲が走ると壮麗がショルダータックル。MIRAIと壮麗が天咲にチョップを打っていく。天咲が返すとMIRAIはサソリ固め、MIRAIが連続してカバーするも天咲がしのぎ切る。天咲がエルボー連打、MIRAIが一発で吹っ飛ばし挑発。MIRAIが天咲を捕まえてレイネーラ。天咲が側転で突進するがMIRAIがかわし突進。天咲がかわして改めて串刺し側転エルボーからドロップキック。詩美がMIRAIにショルダータックル。壮麗が入ってくるとMIRAIと合体。しかし、詩美がかいくぐりまとめてドロップキック。詩美がMIRAIのバックを取るが、MIRAIが前方に叩きつける。壮麗が詩美に逆水平連打。ロープの振り合いから壮麗がバックフリップ。壮麗がアルゼンチンも詩美がすぐに脱出、壮麗がショルダータックル。詩美もやり返してショルダータックルのぶつけ合い。壮麗のラリアットを詩美がこらえてラリアット。壮麗もこらえるが詩美のラリアットが打ち勝つ。詩美はアルゼンチンも壮麗が逃れてラリアット。壮麗がラリアットも2カウント。MIRAIがコーナーから詩美へミサイルキック。詩美が返すとバックフリップ。天咲がMIRAIへドロップキック連打。MIRAIが返すと、ドロップキック、ロックボトム気味に後方に叩きつけると逆エビ固めへ。壮麗が詩美のカットを阻止。天咲がエスケープすると、詩美がMIRAIにラリアット、天咲がDDT。MIRAIが返すと、天咲は天聖を決める。しかし壮麗がカット成功。10分経過。天咲がMIRAIにエルボー連打。壮麗が天咲にカミカゼ、MIRAIを天咲の上に投げつける。天咲が返すと、MIRAIと壮麗が詩美にラリアット。MIRAIが天咲を引き起こし担ぎ上げる。天咲が丸め込むが2カウント。MIRAIがラリアットも天咲がギリギリで返す。MIRAIはミラマーレショックへ。3カウントが入り、MIRAIが勝利した。

◆8人タッグマッチ 20分1本勝負
フキゲンです★

8分42秒
Pink★Devil→片エビ固め

葉月
琉悪夏 コグマ
○吏南 飯田沙耶●
鹿島沙希 岩谷麻優

 STARSの岩谷麻優&葉月&コグマ&飯田沙耶組と大江戸隊の鹿島沙希&琉悪夏&吏南&フキゲンです★組が8人タッグマッチで対戦。SWA世界王座を争った岩谷と“宇宙人”フキゲンが再び遭遇。STARSはゴッデス・オブ・スターダム王者の葉月&コグマを擁しており、タッグ戦線も意識しての闘いになりそうだ。

 コグマが先発に立候補し「クマやりたい人?」と呼びかける。大江戸隊から出てきたのはフキゲン。ロックアップと見せかけ2人いっせいにクマポーズ。クマポーズで息の合ったところを見せ意気投合、と見せかけフキゲンが足を踏む。STARSがいっせいに入りフキゲンを捕獲、連係で攻撃する。しかし4方向からのドロップキックをフキゲンがかわし大江戸隊が逆転。コグマを捕まえるとロープ際で攻撃する。コグマは琉悪夏にDDT。葉月が琉悪夏にドロップキック、フェースロック。吏南にもまとめてセントーン。さらに葉月はフキゲンにコードブレイカー。STARSが4人で顔面ウォッシュ。琉悪夏が葉月の首を絞めてコーナーに追い込む。葉月がコーナーに振られるもミサイルキック。岩谷が琉悪夏にドロップキック。琉悪夏がカウンターのクロスボディー。鹿島が岩谷にいきなり起死回生狙い。岩谷がこらえるとエルボーの打ち合い。鹿島が突進すると岩谷がかわしてドロップキック。飯田が鹿島に逆水平もカットされるがジャンピングチョップ、バックエルボー。鹿島が昇竜拳。吏南が串刺しダブルニーアタック。飯田がコブラツイストを切り返し逆水平連打。吏南が突進をかわすと大江戸隊が次々と串刺し攻撃。吏南が大外刈りで倒すが飯田が返す。吏南は飯田にピンクデビル狙い。岩谷と葉月がカットし、コグマのアシストを得て飯田ロケット発射。しかし大江戸隊がカットする。飯田はフィニッシュを予告して吏南にブレーンバスターの構え。鹿島とフキゲンがカットし琉悪夏がネックハンギングボム。吏南がダイビングダブルニードロップ。混戦から大江戸隊が分断し吏南が飯田にピンクデビル。3カウントが入り、吏南が飯田を破ってみせた。

◆ハイスピード選手権試合 30分1本勝負
<王者>

10分39秒
ヌメロ・ウノ

<挑戦者>
AZM 向後桃

※22代王者のAZMが5度目の防衛に成功

 ハイスピード王者AZMが挑戦者に向後桃を迎えて5度目の防衛戦。向後が挑戦を表明して以来、一度も前哨戦がおこなわれないままタイトルマッチを迎えることとなった。この試合、まずは向後がAZMを認めさせることができるのかが最大のポイントだろう。向後はSTARSに合流後、葉月からの教えを受けている。AZMはかつてのハイスピード王者・葉月とのベルトを懸けた闘いを望んでおり、向後の挑戦を受諾したのは葉月を引っ張り出したいとの思惑があるから。葉月はあえて自分からハイスピード戦線に戻るつもりはないが、AZMの指名があれば腰を上げるつもりでいるようだ。そのためにも向後が健闘しAZMの視界に入ることが必要。と同時に、ベルト奪取を実現させてしまえば初挑戦初奪取の向後には大きな勲章となり、ハイスピード戦線に大きな変革をもたらすことになるが…。

 向後が握手を求めるとAZMが応じて試合がスタート。向後が突進しロープワーク。AZMがコーナーから飛び向後が飛び乗る。AZMが蹴ると向後がかわしてカサドーラで飛びつく。フットスタンプをAZMが交わすとドロップキックを打ち合う。AZMは向後の手を取り三角飛び式ミサイルキック。AZMは向後の左腕を蹴り上げる。AZMは挑発しながら仁王立ち、エルボーで向後を倒すとサッカーボールキック。向後が返すと、アタマを小突いて「やり返せ」と挑発。コーナーに振ったAZMに向後が変型の619,コルバタ、場外に出たAZMを向後がおいかけるがアームホイップで投げられる。向後はリングサイドを走って外からの619。コーナーに上がるとプランチャ。リングに戻すとスワンダイブ式ミサイルキック。AZMが返すと、エルボーの打ち合い。5分経過。向後が打ち勝ちコーナーに振って串刺しで突進。AZMがかわすと胸を蹴り上げエプロン越しにヘッドシザーズ式DDT、コーナーに上がるとダイビングフットスタンプ。向後がかわしてトラースキック。619DDTを狙うがAZMが交わして丸め込みの応酬。AZMがブレーンバスターも2カウント。AZMは向後を中央に寝かせてダイビングフットスタンプ投下。ギリギリで向後が返すと、AZMが顔を叩いて引き起こす。向後が丸め込みから619DDT。さらに変型フィッシャーマンのネクターピーチも2カウント。AZMが顔面を蹴り上げ突進コルバタ狙い、向後がかわしてトラースキック。向後がフィニッシュを宣言し逆打ち。AZMが返すと丸め込み。向後がかわして丸め込み狙い。丸め込みの応酬から向後がマヒストラルにいくもAZMが腕を取る。AZMが反転させヌメロウノで腕をロック。向後がギブアップしAZMの防衛となった。すると吏南が登場。

吏南「こんなよお、クソババアが挑戦してるくらいなら私にも挑戦資格あんだろ。ハイスピードと言ったらAZM、コグマ、なつぽい、もう見飽きたんだよ。この15歳の私がベルト巻いてハイスピードの違った新しい景色見せるんで、覚悟しとけよ」

 

AZMのコメント

「まあ、最後、しっくりこないけどハイスピードⅤ5達成しました。私はコモモに、コモモから葉月を感じられればそれでいいって言ったけど、いい意味で葉月は感じられなくてね、コモモね、この1カ月ちょっとでずいぶんメチャクチャおもしろくなったねえ。まあ、まだまだ私とかキッドとかコグマとかなつぽいとかとは比べてはまだまだですけど、いつかこの4人のなかに加わる選手のひとりなんではないでしょうか。次は、吏南? 反抗期なのか知らないけど」

吏南「おいおいおいおい」

AZMと吏南が乱闘。

吏南「さっきも言ったけどよお、テメエのハイスピードなんかもう見飽きたんだよ!」

AZM「オマエやってみろよ、ハイスピード。(ベルトに)触んな、触んな」

吏南「巻いて新しい景色見せてやっから」

AZM「オマエ触んじゃねえ」

吏南「覚悟しとけよ」

AZM「試合後も襲って、コメント後も襲って、まったく反抗期だなあ。私、AZMお姉ちゃんがしっかり吏南、相手してやるよ」

 

向後のコメント

「負けましたあ。全部、全部出し切っての完敗でしたが、それでも私はあきらめません。AZMさんがベルトを持っているうちにぜったいにまたチャレンジして、次は向後桃がベルトを巻きたいと思います。絶対にあきらめないから」

◆全面対抗イリミネーションマッチ 30分
清水ひかり

16分2秒
OTR

桜井まい
SAKI なつぽい●
ウナギ・サヤカ ひめか
白川未奈 舞華
中野たむ ジュリア

(1)●白川(4分57秒、両者OTR)ひめか●

(2)○清水(7分24秒、ひまわり→片エビ固め)桜井●

(3)●ウナギ(8分57秒、みちのくドライバーⅡ→片エビ固め)舞華○

(4)●清水(9分6秒、みちのくドライバーⅡ→片エビ固め)舞華○

(5)○SAKI(9分19秒、首固め)舞華●

(6)●SAKI(12分54秒、OTR)ジュリア○

(7)(15分59秒、エプロンでなつぽいがポイ捨てジャーマン)ジュリア●

※中野たむの一人残り勝ち

 COSMIC ANGELSとカラーズの連合軍を結成。コズエンの中野たむ&白川未奈&ウナギ・サヤカとカラーズのSAKI&清水ひかりが合体し、ドンナ・デル・モンドのジュリア&舞華&ひめか&なつぽい&桜井まい組と全面対決をイリミネーションルールでおこなう。中野とジュリアのバチバチした対決はもちろん。中野となつぽいはシングル二番勝負を経てこの試合を決着戦として位置付けているだけに、両者の闘いぶりが注目される。また、前日の品川でジュリアと組みプロミネンスとのハードコアマッチに臨むことを決めた桜井にも注目だ。

 舞ひめが白川を捕まえるがDDTを食らう。白川はひめかに河津落としからエルボーを打ち合うとエルボー。ひめかがカウンターのラリアットでお返し。コーナーに乗せるとパワーボムの構えからOTRを狙う。連合軍が慌ててカットに入る、エプロンでやり合う2人に桜井がビッグブーツ、2人が転落しひめかと白川が同時に失格。ジュリアと舞華が合体し桜井がダイビングエルボーを清水に投下。桜井が丸め込むが中野がカット。中野とウナギが合体しなつぽいをマットに叩きつける。中野と清水がカカト落としの競演。清水が桜井に回し蹴りからピンフォール。舞華とウナギが顔面を蹴り合う。ウナギの突進を舞華がパワースラム。舞華をウナギがキャッチしネックロック。舞華がリフトアップしてブレーンバスター、ラリアット、みちドラでウナギをフォール。清水もみちドラでフォールする。SAKIが舞華を丸め込みフォール。SAKIがジュリアにデスバレーボム。中野がなつぽいにジャーマン、ジュリアが中野にバックドロップ。SAKIがコーナーに上がるとなつぽいとジュリアが妨害し雪崩式バックドロップ。4人が髪をつかみ合いヘッドバット。全員がダウン。ジュリアがSAKIに「はじめまして」とエルボー、「もっとこいよ」と打っていく。ジュリアのエルボーでSAKIが崩れ落ちる。しかしSAKIがエプロンに送り出す。ジュリアも送り出しSAKIが転落。ジュリアとなつぽいが中野を攻撃。中野はまとめてDDT。ジュリアを引き起こすとエルボー連打、ジュリアが突進すると中野がかわす。中野はスリーパーで宙吊りに、なつぽいが突進するとエプロン越しにスタナー。DDMがロープを引いて中野をエプロンへ。2人で落とそうとするが中野がこらえる。DDMがキックの挟み撃ち。ジュリアがバックを取るも中野がかわす。なつぽいがジュリアに確信犯的蹴りを放つ。ジュリアを起こしてバックを取ると中野を呼ぶ。中野がエプロンに出てトラースキックをジュリアへ、なつぽいがジュリアを外に出すとなつぽいも落ちてゴング。中野のひとり勝ちに。試合後、リング上は連合軍となつぽい。

たむ「なっちゃん…」

なつぽい「たむちゃん、私は、やりたいことができた。たむちゃんの、隣で、それをかなえたい」

ジュリアがリングへ。

なつぽい「私はDDMの、マスコットでも、ペットでもない! もっと上に行く。上に行くために、DDM、ジュリアちゃんの対角にも立つ覚悟。コズミック・エンジェルズで、スターダムに革命を起こす。これが、私の覚悟だよ」

ジュリア「なるほどねえ。ふーん(となつぽいをなめ回すように見つめる)。なつぽいさ、たむの悪口めちゃくちゃ言ってたじゃん。んー、それが、なつぽいの覚悟ねえ。なるほどねえ。つい、最近まで、DDM今後どうする?とか、いろんな話、たくさんしたことは、全部全部、ウソだったんだね? うん。そんな薄っぺらい女だとは思わなかったよ。まあでも、わかった。なつぽい、かわいいペット、だったけど、今日からあんたは、敵。徹底的にやってやるよ!」

ひめか「なつぽい…(声を震わせ)誰よりも仲間思いで、どんなときも優しくて、まっすぐななつぽいが大好きだったし、尊敬してた。一度もペットとか、マスコットキャラクターとかそんなこと思ったことはなくて、大切な大切な仲間だと思ってた。最近、自分勝手な行動とか自己中な発言とかあったけど、ここまでだったとはね。見損なった。本当に変わっちゃったんだね。私の大切な仲間を裏切ったこと、絶対に許さないから」

なつぽい「(泣きながら)まいちゃん、テクラ、舞華チン、ひめか、ジュリアちゃん…バイぽい」

舞華「オマエさ、なんでオマエが悲しそうな顔するわけ? オマエ、やってることと、言ってること、矛盾してるんじゃない? なつぽい、なつぽいは、最後までいい子ちゃんで、終わりたかったんだね?」

テクラが詰め寄るが言葉が出ない。ジュリアらが下がらせてDDMは退場。

中野が「なっちゃん」と握手を求めるも、なつぽいは応じず。すると、中野はなつぽいを後ろからハグする。

中野「なっちゃん、ありがとう! コズエンを選んだこと、絶対後悔させない! 一緒に、革命、起こそう」

なつぽいがうなずいて、中野の握手に応じる。

中野「コズミック・エンジェルズの新メンバー、コズエンの妖精こと、なつぽい! コズミック・エンジェルズはCOLOR`Sと連合軍を組んで、心強い新メンバーなつぽいを迎えて、ここからナンバーワンを目指して高速運転に切り替える。準備はOK!?

コズエン「私たちも、あなたたちも、デリシャス! んーまっ!」

 

DDMのコメント

ジュリア「大丈夫?」

テクラ「信じられない(涙)」

舞華「なつぽい、今日、私たちはなんのために闘ったの。意味わからないけど…」

ひめか「本当に最近、自分勝手な行動が増えてきて、正直距離を取ってた。その結果がこれ。見損なったよ。でも、この気持ちをリング上でなつぽいにわからせるんで。それだけ」

桜井「フフ…。自分からあんなとこ選んでいく人なんて珍しいですね。絶対に選択ミスですよ。だからジュリア、テクラ、舞華、ひめか。DDMは最強だから、5人でこれから頑張りましょう」

ジュリア「ありがとう。桜井がそうやって言ってくれてマジで心強いし、私はいまいるメンバーを宝だと、いままでも思ってきたし、抜けていく人は抜けていくし、別にそれでいいし。でも、ここにいるDDMの仲間を私は大切に、そして誇りに思ってるから。ここからがDDMの本領発揮。私たちの本当の底力、見せつけてやるから。なつぽい、あんなところ行っちまったけど、せいぜい頑張ってくれよ。今日から敵。おまえの覚悟はわかった。でもね、舞華も言ったように、いい子ちゃんいい子ちゃん、最後までかわいくいたいなつぽいにはちょっとガッカリした。何も変わってないね。ハァ…。大丈夫。私たちは大丈夫。ここからですから、諸君くん。DDMの巻き返し、期待しててください。アリベデルチ、またな。(テクラに)大丈夫! テキーラ飲もう」

 

コズエン&カラーズのコメント

中野「なつぽい。なっちゃん!どういうこと?説明して」

なつぽい「私はたむちゃんと闘って、私も上にいくために、何かを犠牲にする覚悟でこのスターダムで這い上がっていきたい。コズエンと一緒にもっともっと上を目指して、スターダムに革命を起こしたい。何を言われようと私はもう覚悟を決めた」

中野「私も、このメンバーでなら革命起こせる気がする。なっちゃん、じゃあさ、2番勝負の1勝1敗、決着はしばらくお預けってこと?」

なつぽい「そういうことだね。よろしく(笑)」

中野「負けないからね」

なつぽい「負けないよ」

中野「コズミック・エンジェルズはCOLOR’Sと連合軍、そして新メンバーなつぽいを加えて大逆襲、始めます。コズエン号、高速運転のコズエン号、振り落とされないように皆さんしっかり私たちの手を握って、私たちを信じてついてきてください。OK? 一緒にやるよ、わかるよね?」

なつぽい「たぶん」

たむ「ちゃんとやってよ。コズエンになったんだから」

なつぽい「わかった」

中野「私たちも、あなたたちも…」

全員「デリシャース、ウーンマ!」

中野「できてない」

なつぽい「ごめん」

中野「おい!」

なつぽい「できた、できた。しゃー」

中野「…バカにしてる?」

なつぽい「してない!」

白川「やめてね、ケンカ」

中野「いや、ちゃんとやって」

なつぽい「やってる!わかった、もう一回やろ」

ウナギ「もういい、もういい」

白川「尺使うからやめて。たむが一番かわいい。なつぽいはフレッシュ。それでOK」

◆ワンダー・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負
<王者>

23分35秒
フェニックス・スプラッシュ→片エビ固め

<挑戦者>
上谷沙弥 スターライト・キッド

※第16代王者の上谷沙弥が7度目の防衛に成功

 上谷沙弥が白いベルト7度目の防衛戦。今回の挑戦者は大江戸隊のスターライト・キッドだ。キッドはこの試合に向けて黒虎脚殺という新技を開発、足殺しで上谷の空中技を封じるつもりでいる。しかし、上谷も全力王者としてここまで6度の防衛を記録。実際、これまでのシングル戦では上谷がキッドに連勝中だ。しかしながら、キッドが大江戸隊に入ってからは初のシングルとあって過去の戦績は参考にはならないだろう。大江戸隊に入ってからというもの、ハイスピード、アーティストと急速にベルトを取ってきたキッド。それだけに今回、白に届く可能性はあるとみてよさそうだ。もちろん、上谷も自身の分身となりつつあるこのベルトを手放すつもりはない。

 ゴングが打ち鳴らされゆっくりと歩を進める。視殺戦からキッドが張り手。タイガーの構え。上谷が切り返すもキッドがストレッチマフラー狙い。慌てて上谷がエスケープし場外で間合いをとる。キッドが「先走るなよ上谷」と呼びかける。上谷が戻るとロープワークからキッドがアームホイップ。上谷がエプロンのキッドにドロップキック。上谷は花道にキッドを追いストンピング連打。キッドが花道でコルバタ。場外ではセコンドがやり合う。キッドは花道で上谷の右脚を踏みつけイスで殴打。さらにタイガーの構えも上谷が切り返す。ロープに振り合い上谷がバック宙もキッドが右ヒザを蹴り上げる。キッドは上谷をリングに戻し、レッグロック。上谷がエスケープすると、キッドは鉄柱に右足を打ち付ける。さらにサードロープにかけて締め上げるとフットスタンプ。リングに入れてカバーするがチョークとみなされカウントは入らず。キッドは足4の字固め。上谷が反転させるがキッドも回転してロープへ。上谷が立ち上がりエルボー、キッドもやり返し「こいよ!」と挑発。上谷がエルボー連打、キッドがお返しで連発し上谷がダウン。上谷が立ち上がるとキッドが張り手連打。「終わっていいのかなあ」とキッドがつぶやく。上谷がこらえてキッドにエルボー連打。上谷が突進するとキッドがドロップキック、上谷がカウンターでドロップキック。10分経過。場外のキッドに上谷がスワンダイブ式プランチャ。さらに場外でスープレックス。キッドをリングに戻すと、上谷はコーナーからミサイルキック。キッドが返すと、コーナーに振るが上谷が崩れ落ちる。突進をかわし合い、上谷がエプロンからスワンダイブ狙い。キッドが読んでいて足を引くと右ヒザを狙ってリング下からドラゴンスクリュー。エプロンでタイガースープレックスもカウントは入らず。するとキッドはケブラーダをヒットさせる。キッドは上谷をリングに入れる。上谷がバックを取るとキッドが切り返してテキサス狙い。上谷が切り返してDDT。両者ダウン状態から立ち上がり突進。キッドが右ヒザにドロップキック。コーナーに上がると旋回式ダイビングボディープレスを足に向けて放つ。15分経過。キッドが黒虎脚殺の体勢に移行とするが、上谷が回転して上になる。そのままバックを取り後方に投げつける。上谷は右ヒザを抑えてダウン。キッドもダウン。上谷がスピンキック、コーナーに上がりフェニックスを狙う。正面に向くとキッドが雪崩式アームホイップ。ムーンサルトは上谷がヒザを立てる。しかし上谷も悶絶。両者ダウン状態から上谷が気合を入れて立ち上がる。スタークラッシャーをキッドが切り返しドラゴンスクリューから黒虎脚殺。しかし上谷がロープに手が届く。キッドはコーナーに上がりムーンサルトを決める。しかし上谷が返してみせる。キッドはタイガースープレックスでホールドするが返されてしまう。キッドはタイガーの構えも上谷がこらえ20分経過。上谷が切り返し滞空時間をとってスタークラッシャー。しかしキッドの肩が上がる。上谷はふらつきながらも「終わり!」と叫んでコーナーへ上がろうとする。キッドがカットしコーナーに乗せると、エターナルフォー。しかし上谷がすぐに立ち上がりニールキック。上谷はキッドを引き起こし、スタークラッシャーの構え、キッドが回転し飛びつくと丸め込む。キッドが突進すると上谷が丸め込みからボムで叩きつける。キッドが返すと。上谷は気合を入れてコーナーへ。フェニックススプラッシュを決めるとキッドが返せず上谷が3カウントをゲットした。

上谷「7度目の防衛、成功しましたー! キッド、5★STARも絶対、今までも、これから先も、負けないからなー! ということで、次の防衛戦、名古屋でやりたいと思ってます」

SAKIが現れリングへ。

SAKI「上谷沙弥さん、2度目ましてになるのかな? 防衛戦で、防衛できてうかれているところ失礼します。すいません、ごめんなさい」

上谷「え、うかれてないうかれてない」

SAKI「邪魔してゴメンね。だけど次、私に挑戦させてほしいんだ。新しい刺激、どうですか?」

上谷「初めての遭遇、新しい刺激、ワクワクしますよ! 前から思ってたけど、めっちゃギャルだよね? 正反対だよね? まあ別に関係ないんだけど(笑)」

SAKI「正反対ってどういう意味なの!?

上谷「見た目、見た目。まあまあまあ、置いといて、私は不死鳥だから、誰の挑戦でも受けます。もちろん挑戦受けますよー!」

ベルトを見せつけて並び立とうとするが、足のダメージで崩れてしまう。SAKIがベルトを拾って掲げてみせると、上谷が奪い返す。SAKIは退場。

上谷がしゃべりかけたところで、テーマ曲がヒットし、高橋奈七永が登場。

奈七永「スターダムファンの皆さん、お久しぶりです。私がスターダムのレジェンドであり、女子プロレス界の人間国宝、高橋奈七永です! パッション! 今日はKAIRIから指名されたパートナーとしてここにやってまいりました。上谷沙弥、あんたが白いベルトのチャンピオン…誰か、私と闘う勇気とパッションのあるやつはいんのか!?

上谷「KAIRIのパートナー、たか、高橋奈七永…。まあね、いまのスターダムはこの私、歴史を逆戻りさせるわけにはいかないんですよ! ということで、こちらもパートナー、探さなきゃいけないということなんですけど…」

レディ・Cが登場。

レディ「上谷さん! 私が、私がコイツとやってやる!」

上谷「レディ・C、頼もしーじゃん」

奈七永「おい、誰だオマエ! ずいぶんと背が高いけど、私のこと見下げんじゃねえよ!」

レディ「日本現役女子プロレスラー最長身、177センチ、レディ・Cだ!」

奈七永が突き飛ばすと、レディがやり返す。

奈七永「おい随分といい度胸してんな、おお。でもな、試合当日はこんなもんじゃねえよ。いままで味わったことのない厳しいプロレス味わわせてやるよ。それまでせいぜいたくさん練習しとけ!」

レディ「オマエもな!」

 

キッドのコメント

「ああ…3度目の挑戦でも取れない!うっうう…。2020年5★STAR、2021年シンデレラ、新人の上谷に私は、負けて(涙)。ハイフライヤー、私の見せどころも全部持っていかれた気がして。ドン底まで落ちた。私は上谷にずっと邪魔されてきた! 今回アイツから絶対、白いベルト奪って、それも全部忘れて(涙)。捨ててやろうと思ったのに…。私はやっと!約7年かけてここまできたのに、いまの私でも取れないのか!いまの私に何が足りないんだ!なんでずっと上谷から勝てない(涙)。私が一番負けたくない相手は上谷沙弥なのに、うっうっ…」

高橋奈七永のコメント

「KAIRIから指名されたパートナー高橋奈七永です。スターダムのレジェンドが久々に、両国以来のスターダム登場となりますが、私もフリーになって立場も状況も変わって新しい、いままでいろんな歴史ありますけども、私がやってきた歴史、そのまんまの高橋奈七永という人間の生き様をまたスターダムでお見せしたいなと思っております」

――KAIRIはなぜ奈七永を指名した?

「なんででしょう? 七海里、七海里というものがKAIRI出世のキーワードというか大事なものになっているのかなと、それだったらうれしいなと思いますが、光栄に預かりこの度タッグを結成する運びとなりました。上谷沙弥とレディ・C、ずいぶんデカくて、上谷もデカくて見下げられるのはすげえちょっと腹が立ちましたけども、私の全女仕込みの厳しいプロレス、いままでやってきた厳しいプロレス、KAIRIにもぶつけた厳しいプロレスを味わわせてやりたいと思います。お楽しみに」

上谷のコメント

上谷「7度目の防衛、無事成功しました。スターライト・キッド、キッドの欲深さを表すように、ヒザをしつこくしつこくやられたわけですけども、キッド、これ以上吠えるのは私から勝ってからにしろよ。まあね、5★STARも棺桶マッチも控えてるわけなんですけども、私がもっと沈めてやりますよ。そして、KAIRI、奈七永と組んで、私とレディ・C、タッグマッチが決まりました。レディ、レディずいぶんたくましくなったねえ!」

レディ「ハイ。正直、KAIRIさんと闘ってみたいのはずっとありましたし、今日、上谷さんの防衛戦を見てすごく心に火が点いて、ここでチャンスをつかみたいと思って、思わず身体が出てしまいました。高橋奈七永のビンタだけでメチャクチャ痛いし、いまだにヒリヒリしていますが、全然、全然こんなんじゃ足りません。もっともっとバチバチにやってやりたいと思います」

上谷「歴史は逆戻りさせてはいけないと思ってます。いまのスターダムを見せつけてやろう」

レディ「新しい歴史を創ります!」

 

◆ワールド・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負
<王者>

20分16秒
白虎

<挑戦者>
朱里 渡辺桃

※第14代王者の朱里が6度目の防衛に成功

 朱里vs桃のシングルは昨年の5★STAR GP決勝戦以来。昨年のリーグ戦は朱里が優勝し、桃が準優勝に終わった。その後、両者は明暗を分けることとなる。朱里は年末に悲願のワールド・オブ・スターダム王座に到達。5★STAR GP決勝戦が赤いベルト奪取への道につながったのだ。一方の桃はシングル戦線での低迷から脱却したかったものの、その後も浮上せず。ところが、年末にクイーンズクエストを裏切り、大江戸隊に電撃移籍。以来、水を得た魚のように暴れまわり、赤いベルト奪取と昨年のリベンジというチャンスを得た。最近のスタイルからして凶器のスパナ持参も考えられる桃。前回の赤いベルト戦では世羅りさの竹刀を真っ二つにへし折った朱里が桃の凶器攻撃をどうしのぐかが、試合のカギを握りそうだ。

 激しく組み合い桃が慎重にブレイクと見せかけローキック。バックの取り合いからグラウンドに移行し、ブレイク。朱里がヘッドロックも桃が取り返しヘッドロック。ショルダータックルをぶつけ合いエルボーの打ち合い。朱里の突進に桃がミドルキック。朱里がキャッチして腹部にニー連打。桃がミドルキックの連打からサッカーボールキック。朱里が張り手、ミドルキック連打。髪をつかみ合い、場外から鹿島が朱里の足を引いて妨害。リング下で刀羅ナツコが振って琉悪夏がショルダータックル。桃がキャメルクラッチから朱里の首をひねる。串刺しドロップキックを連打と見せかけミドルキックを連打する。コーナーへ宙吊りにすると張り手の連打で挑発。ダウンの朱里を桃がカバー。朱里が返すと、至近距離からドロップキック。フロントネックチャンスリードロップ、アキレス腱固め。桃がエスケープすると、朱里がニーアタック、コーナーからエプロンの桃にダイビングギロチン。場外の桃にドロップキックを狙うがかわされてしまう。桃がリング下でPK、大江戸隊がテーブルを用意。朱里が叩きつけるがすぐに桃がやり返す。桃はレフェリーも叩きつけると、机上で朱里にパイルドライバー。桃は朱里をリングに上げてBドライバー。しかし朱里が返してみせる。桃はチキンウイングフェースロックから裏投げ、背後から蒼魔刀、正面からも放ってみせる。コーナーからの蒼魔刀も決めるが、2カウント。朱里が突進を止めて投げっぱなしジャーマン。桃がテキーラを投げっぱなしで放つ。両者ダウン状態からロープに振り合いローキックが交錯。15分経過。朱里がミドルキック連打。引き起こすと桃を抱えて山折り。しかし桃が返してみせる。朱里はストレッチマフラー。桃がエスケープしスパナを持ち出す。朱里がかわすが、桃が人でなしドライバー。桃があらためてスパナをレガースに忍ばせ顔面を蹴り上げる。しかし朱里が返してみせる。桃はフィニッシュを宣言しテキーラサンライズの3連発。しかしギリギリで朱里がクリアー。桃は朱里を引き起こしピーチサンライズからピーチサンダーの構え。朱里が切り返しハイキック。朱里が流炎を決めるが2カウント。朱里が顔面を蹴り上げカバー、桃が返すと、朱里は白虎。桃がギブアップし朱里の防衛となった。

朱里「渡辺桃! 大江戸隊に行って、生まれ変わって、ブラックピーチになった。正直、なんでだよって思う部分があった。でも、今日、試合をして、自分の信じる道を、まっすぐ、進んでるんだなって思ったよ! もうここにいないから聞こえてねえかもしれねえけど、渡辺桃、強い。また試合がしてえよ、ありがとー! 6度目の防衛に成功しました! 次、私は名古屋で防衛戦がしたい。名古屋といえば…」

中野たむが登場。

中野「この私! 私が次の挑戦者だよ!この中野たむが、次のチャンピオンだ。次の名古屋のビッグマッチで、その赤いベルトを取って、8月の愛知県体育館でチャンピオンとして凱旋する。そしてチャンピオンとして赤と白、2冠戦がしたい。朱里、どうかな?」

朱里「先走るな中野たむ。でも、待ってたよ。めちゃくちゃ、オマエと試合がしたかった。いま乗りに乗ってる、そして刺激的な相手、でも、オマエの思うとおりにはさせねえよ。私はオマエにしっかりと勝利して、次の愛知県体育館で、スターダムの強さを象徴を見せつけるつもりだから」

中野「中野たむの、真っ赤な情念に、溺れさせてやるよ」

朱里「望むところだ」

中野が客席に投げキッスをして退場。

朱里「今日、来てくれたみなさん、そして、ペイパービューご覧のみなさん、本当にありがとうございました! いろんなことがあるこの世の中、こうやってスターダムを見て、あしたの元気とか何かパワーになってもらえたらなと思ってます。私も皆さんからものすごくパワーをもらってます! これからも、一緒に、スターダムを盛り上げてください! それでは皆さん、またお会いしましょう。みんなサラマポ! ありがとうございました!」

朱里のコメント

「6度目の防衛に成功しました。渡辺桃、オマエは強い。今日試合をして、あらためて思いました。昔シングルで対戦した時とは違う強さがある。渡辺桃が決めた信じる道ならトコトン、進んでまた時がきたら試合しよう。そして次の防衛戦、中野たむ、タイトルマッチをしたいと思っていた選手。きてくれるとはめちゃくちゃうれしいです。でも、私はまだまだ負けない。やりたい選手もいる。だから、しっかりとお前から勝利する。覚悟しとけ。以上です」

桃のコメント

「負けたんだよな? 私、負けたんだよな?! なんだよ、最後、自分でも何が起こったかわかんねぇから。…なんだ? あぁ、いてぇ…。その前のよ、骨折れたかと思ったよ…。あ、負けたの? うぅぅ…。私はまだやれることもあるけど、やったよ! 今日全部やったよ! アイツ、いてぇ。ぜってぇ許さねぇ。ぜってぇ許さねぇ。朱里、まっとけよ。いつかもっと地獄見せてやるよ。あぁ、くっそ…!」

中野のコメント

「次の赤いベルトの挑戦者、いや次の赤いベルトのチャンピオンに名乗り出ました! 名古屋のビッグマッチで赤いベルトを取って、8月の愛知県体育館大会にチャンピオンとして凱旋して。白いベルトのチャンピオンと、2冠戦がやりたい! 今年の1月に赤いベルトの挑戦権、試合出場することができなくてすごい悔しい思いをしました。でも、朱里はずっとずっと赤いベルトを大切に守って、待っていてくれた。コズミックエンジェルスが軌道にのって、中野たむが軌道にのって、今しかない。いま中野たむがスターダムの、女子プロレスのナンバーワンになります! 中野たむを信じてついてきてください」

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