『STARDOM in SHOWCASE vol.1』
7月23日(土)名古屋国際会議場(観衆845人)
試合結果
◆名古屋ランブル 時間無制限 | ||
ゴキゲンです☆ |
23分35秒 |
天咲光由 |
※退場順①妃南②マシン③羽南④葉月⑤吏南&琉悪夏⑦鹿島&岩谷⑨向後⑩MIRAI⑪レディ・C
◆パワー&パワールール タッグマッチ 時間無制限1本勝負 | ||
ひめか |
6分54秒 |
壮麗亜美 |
○舞華 | 飯田沙耶● |
◆コズミックルールマッチin summer 時間無制限1本勝負 | ||
△白川未奈 |
9分46秒 |
△ウナギ・サヤカ △SAKI |
◆I QUITマッチ 時間無制限1本勝負 | ||
朱里 |
11分21秒 |
柊くるみ |
◆エニウェアフォールマッチ 4WAYバトル 時間無制限1本勝負 | ||
AZM |
15分53秒 |
コグマ |
※もう二人は中野たむ&渡辺桃
◆ハードコアマッチ 時間無制限1本勝負 | ||
○鈴季すず |
20分3秒 |
桜井まい● |
世羅りさ | ジュリア |
◆棺桶マッチ 3WAYバトル 時間無制限1本勝負 | ||
謎の死神=優宇 |
13分7秒 |
上谷沙弥 スターライト・キッド |
試合詳細レポート
◆名古屋ランブル 時間無制限 | ||
ゴキゲンです☆ |
23分35秒 |
天咲光由 |
※退場順①妃南②マシン③羽南④葉月⑤吏南&琉悪夏⑦鹿島&岩谷⑨向後⑩MIRAI⑪レディ・C
岩谷麻優、鹿島沙希、葉月、向後桃、羽南、琉悪夏、吏南、妃南、レディ・C、MIRAI、天咲光由、X、Xの13選手がバトルロイヤルで激突。当初は月山和香が入っていたが、北海道シリーズに引き続き、名古屋2連戦も欠場。レディ・CとMIRAIが加わり、Xは3名から2名に変更された。
岩谷につづきXのひとりめとしてスーパーストロングスターダムマシンが登場。1分おきに選手が入場する。岩谷が「オマエ、い…」と言いかけたところでマシンが攻撃。岩谷が「オマエやっぱり…」と言ったところで再びマシンが襲いかかる。マシンは岩谷にスリーパー。3人目で葉月が入場。葉月はマシンにドロップキック、顔面ウォッシュ。葉月と岩谷が共闘しマシンを落とそうとする。4人目に向後が登場すると、STARS3人で共闘しマシンを攻撃、3方向からドロップキックを決める、葉月のキャメルクラッチで岩谷と向後がマシンにドロップキック。3人で手足を極めにいくと5人目に鹿島がリングへ向かう。マシンはSTARSへ次々とヘッドバット。鹿島はリングインせずリングサイドを徘徊。6人目は吏南。STARSがマシンに次々と串刺し攻撃。鹿島と吏南がいっせいにリングインし向後にダブルの蹴りを見舞い片足で踏みつける。吏南は「クソババー!」と絶叫、STARS勢をまとめて踏みつけると全員を排除。7人目で妃南が登場。吏南がエプロンをくぐったところで大江戸隊が襲いかかる。しかし妃南は鹿島と吏南を攻撃。リング上が双子姉妹対決になる。8人目は羽南。羽南は「3人でいくぞ」と主張するがSTARSがカット。しかし3姉妹が払い腰で競演が成立。マシンが妃南にラリアット、マシン風車固めで妃南をフォールした。しかしマシンがまとめてカバーされ失格に。9人目に琉悪夏。葉月と羽南が琉悪夏にドロップキックを狙うがリング下から足を引かれる。羽南が琉悪夏にボディーアタック、琉悪夏がカウンターのクロスボディー。琉悪夏のラリアット連打で羽南がエプロンへ、琉悪夏が突進しラリアットを放ち羽南を失格させる。10人目にレディ・Cが登場。レディは葉月にジャイアントスイング。鹿島がサッと入り葉月を起死回生で失格させる。吏南と琉悪夏が同時に丸め込まれ失格に。11人目は天咲。天咲は向後にドロップキックも岩谷にかわされる。岩谷は鹿島を抱えてエプロンへ。鹿島が切り返しヘッドシザーズ。両者がエプロンでもつれる。岩谷と鹿島がエルボーの応酬。12人目にMIRAIが入場。MIRAIと向後のロープワークで激突された鹿島と岩谷が転落して失格に。レディがMIRAIに河津落とし。向後がMIRAIにサブミッション。13人目にゴキゲンです☆が復活すると向後が喜びの声を上げる。向後は「おかえりなさい」と握手を求めるがMIRAIがカット。ゴキゲンと向後がMIRAIの手を引っ張りダブルのブレーンバスターを宣言。しかし反対に投げられる。天咲が向後に天聖もレディがニードロップから向後をマットに叩きつける。MIRAIがカバーを横取りし向後をフォール。MIRAIがレディにレイネーラ、天咲の上に叩き落とす。MIRAIが天咲を叩きつけるが2カウント。MIRAIはコーナーに上がるがゴキゲンがカバーを横取り。MIRAIはゴキゲンをラリアットで排除。あらためてコーナーに上がるとレディに落とされて失格に。天咲が側転からレディを落とす。最後はゴキゲンが天咲を丸め込んで勝利をゲットした。試合後はSTARSがゴキゲンの勝利を祝福。勝利者賞として名古屋めし1年分が贈呈された。
◆パワー&パワールール タッグマッチ 時間無制限1本勝負 | ||
ひめか |
6分54秒 |
壮麗亜美 |
○舞華 | 飯田沙耶● |
ドンナ・デル・モンドの舞華&ひめか組と、STARS飯田沙耶&ゴッズアイ壮麗亜美の連合軍がタッグで対戦。パワー&タワールールとはいったいどんな試合形式なのか?
この試合はOTRのみとなることが試合前にアナウンスされた。ひめかと壮麗が先発で対峙。ロックアップで組み合い、手四つへ。舞華が乱入しひめかを肩車する。ひめかが手を上げて壮麗を誘う。壮麗がジャンプするもと届かないとみるや、コーナーに上がる。壮麗は飯田を呼び込む。飯田が壮麗を肩車して壮麗とひめかが手四つで力比べ。壮麗は仲間の飯田を蹴飛ばすとひめかにダブルチョップ。飯田が入り、ダブルを要請。ひめかがロープに振られることを拒否すると舞華が入る。しかし飯田と壮麗が串刺しボディーアタック、逆水平連打の共演。壮麗が飯田を抱え上げてひめかに激突させる。ひめかが飯田を抱えて落とそうとする。舞華がボディーアタックもリング下で壮麗が飯田を受け止める。戻された飯田に舞華が串刺しラリアット。飯田がショルダータックルを受けて立つ。舞華は飯田に「ちょっと疲れてんじゃねえか」と挑発。飯田と舞華の体当たりがレフェリーに誤爆。飯田と舞華がショルダータックルをぶつけ合う。すると4人がショルダータックル合戦。舞華が間違ってひめかにショルダータックルをぶつけてしまう。飯田が壮麗もなぎ倒しパワーを誇示。飯田は舞華を場外に落とそうとするが失敗。ならばとラリアットを舞華に放つ、舞華もラリアットで応戦し、ラリアット合戦に。舞華はブレーンバスターを狙うが飯田がこらえる、すると舞華が飯田を場外に投げ捨てOTR勝ちをゲットした。
◆コズミックルールマッチin summer 時間無制限1本勝負 | ||
△白川未奈 |
9分46秒 |
△ウナギ・サヤカ △SAKI |
当初は白川未奈&なつぽい組vsウナギ・サヤカ&SAKI組のCOSMIC ANGELSとカラーズ連合軍同門対決が組まれていたが、なつぽいが体調不良により名古屋2大会を欠場、白川vsウナギvsSAKIの3WAYマッチに変更された。が、同門対決による「コズミックルールマッチin Summer」は変わらず。タイトルからして夏らしい試合が展開されそうだが…。
試合前、この試合は通常ルールに加え、水鉄砲とペットボトルの水、夏っぽいアイテムの使用が認められることがアナウンサされた。
ロープワークを拒否して白川がグラビアポーズを取るとウナギもやってみせる。SAKIが割って入るとピンクカブキが共闘。白川がSAKIをかいくぐり河津落とし。ウナギが虫取り網でSAKIを攻撃。白川が奪い取って投げ捨てるとウナギにネックブリーカー。ウナギが3人でのくじ引きをさせると、ウナギとSAKIが水鉄砲を引き当てる。すると白川はザルを手にしてドジョウすくいで踊りはじめる。ウナギとSAKIが水鉄砲を手にして向き合うと白川が割って入りカバー。ウナギはレフェリーに水を噴射。白川にも噴射し水鉄砲を二つ手にする。しかしSAKIと白川が合体、ウナギに水を噴射する。白川がシャツを脱ぎ始めビキニ姿に。SAKIが蹴飛ばしコーナーに上がるとピンクカブキがSAKIのシャツを脱がしてビキニ姿にしてしまう。白川はウナギに吊り天井。ウナギもシャツを脱いでビキニ姿に。3人で髪をつかみ合いレフェリーも巻き込む。白川がバックブローもウナギがカバーをカットし水着のひもを引っ張る。ウナギは白川をステージに連行し姿を消す。姿を現したウナギは白川の水着を奪い取っていた。白川はバスタオルを巻いた姿でカムバック、ウナギにつかみかかっていく。SAKIが止めに入るが3人がもつれ合うままゴング。レフェリーが特に危険とみなしたためノーコンテストとなった。試合後、ウナギは勝利を主張。
ウナギ「大人だって夏休みしたいんだーーー! これはさ、みんなが見たいものと、ウナの必ず勝ちとりたいもの、取ったからウナの勝ちでいいんじゃないでしょうか!」
白川「オイ、ウナギ? ぜーんぶ見せれば興奮するってもんじゃないの。見えそうで見えないを攻めるのが、ドキドキなの! 勘違いしないで。だいたいさ、私が全部つるんってなったら、みんなドキドキしちゃって会場にいられないようになっちゃうもんねぇ! アレ? 拍手しなさいよ!」
SAKI「ねぇ、落ち着いて。2人とも。私が言うのもなんですけど、2人ともCOSMIC ANGELSなわけで、仲良くしてもらっていい? 今日の一番の被害者は私だよ」
ウナギ「でもSAKIのやま、楽しかったでしょ? 絶対楽しんでたでしょ。まあまあまあ、SAKIのやまね、明日白いベルトもありますし、まぁ、明日頑張ってね。ウチらも頑張りましょうか! ねっ! じゃあ行きます、2022、夏、コズミック レボリューション!」
◆I QUITマッチ 時間無制限1本勝負 | ||
朱里 |
11分21秒 |
柊くるみ |
朱里&MIRAI組vs藤田あかね&柊くるみ組のタッグによるI Quitマッチが決定していたが、藤田が負傷箇所検査のため急きょ欠場、朱里vsくるみの一騎打ちに変更された。バックステージで朱里を襲撃したくるみはプロミネンス7・17新木場で長期欠場から復帰。スターダム初登場でいきなり赤いベルトの王者と対戦することとなった。しかも、どちらかが「参った」するまで続くI Quitマッチ。くるみがどこまで赤いベルトの王者に食い下がるかが勝負のカギを握りそうだが…。
試合前、この試合はマイクを通じてアイクイットと言わせた選手の勝利となることがアナウンスされた。くるみが串刺し攻撃を狙うが朱里がかわしてコルバタ、カサドーラで飛びついてフェースクラッシャーから腕十字へ、レフェリーがマイクを差し出すが参ったせず。朱里がリング下に出て、くるみに場外でサッカーボールキック。くるみが本部席に朱里の額を打ち付けていくと場外マットにブレーンバスター。くるみは朱里をリングに戻して側頭部にドロップキック、フットスタンプ連打。朱里がエルボーにいくと、くるみもやり返す。エルボーの打ち合いから朱里がニー、くるみがボディーアタック、キャノンボール。くるみがフィニッシュを宣言しバックを取る、しかし朱里がかわしてドロップキック、コーナーからスタンディングギロチン、腕十字からワキ固め。くるみが朱里の突進をキャッチしマットに叩きつけると「終わりだ」と叫んでラリアット。くるみは再びフィニッシュを宣言しひとでなしドライバー。さらにバックを取り投げっぱなしジャーマン。ダウンの朱里だが試合続行。くるみがラリアットでエプロンに送り出す。朱里が飛びついてぶら下がり腕十字。くるみがこらえると朱里は場外に落としてニーアタック、ブレーンバスター。くるみがカナディアンバックブリーカーで抱えて花道へ。これを外すとラリアット。さらにくるみはスリーパー、ステージ上で胴締めに移行する。朱里が切り返しスリーパー。朱里が外すと、くるみはダウン状態。朱里がマイクを取って「起きろ!」と絶叫。10分経過。朱里がバズソーキックを叩き込むも、くるみは続行を宣言。朱里がハイキックからステージ上で抱え上げると、くるみが「アイクイット」。朱里はステージ下に投げ捨てた。
朱里のコメント
「カード変更になって、アイクイットマッチ、初めてでした。NEW BLOODでくるみに絞め落とされて、きょう借りを返すつもりでしました。しっかりと勝つことができた。明日、私は中野たむとタイトルマッチがあるので、負けるわけにはいかなかった。完全に勝利したと思ってます。明日、この赤いベルト、守り抜きます」
◆エニウェアフォールマッチ 4WAYバトル 時間無制限1本勝負 | ||
AZM |
15分53秒 |
コグマ |
※もう二人は中野たむ&渡辺桃
7・3豊橋のバックステージにてAZMとコグマが「また遊ぼう」と対戦をアピール。両者とも6・26名古屋での金網マッチで飛びまくっており、なんらかの特殊ルールで再戦を希望した。ここに割って入ったのが中野たむで、渡辺桃も巻き込んでの対戦が決定。ルールは会場内どこでもフォールができるエニウェア戦となった。会場全体を遊び場に、再び3Ⅾバトルが展開される!?
試合はエニウェアフォールマッチで、会場内すべての施設設備の使用が認められる。手四つでスタートし全員がロープワーク。全員がいっせいにリング下に降りて間合いを取る。AZMが鬼ごっこのつづきを提案し、場内を駆け回る。AZMがバックステージで弁当を手に入れる映像が映し出される。コグマと中野が象のバルーン内へ。弁当持参でAZMがリングへ。桃が入るとAZMは弁当の上へのブレーンバスターを狙う。桃が切り返してAZMをボディースラム。桃とAZMがリング下で丸め込み合戦。AZMが桃を捕まえて村山レフェリーに飛ぶように指示。しかしリング下から吏南が足を引っ張る。桃が村山レフェリーを蹴飛ばしリング下に落とす。中野とコグマがリングにカムバックしコーナーからダイブ。桃とAZMがハイキック。コグマがAZMにDDT。桃も中野をマットに叩きつける。桃が場外へ蒼魔刀、中野が場外プランチャ、AZMが場外ダイビングフットスタンプ。AZMが桃を客席に叩きつける。ステージ上でエルボーを打ち合い。桃が3人を次々と花道に投げていくと3人まとめて蒼魔刀。10分経過。コグマが台車を持ち出し、AZMとともに中野と桃を乗せて放り捨てる、4人は滑り台に上がり、上部でAZMが桃にアキレス腱固め。そのまま滑り台を降下する。中野とコグマも降下し2人でクマポーズ。コグマと中野がバルコニーへ。そこから滑り台へ移動しコグマが中野を落とす。さらにコグマが体勢を崩しながらもプランチャ。15分経過。コグマがAZMをステージに連行しバックを取る。AZMが切り返しブレーンバスターを掛け合う。AZMがブレーンバスターを壁に放つ。コグマをフォールし、AZMの勝利となった。
◆ハードコアマッチ 時間無制限1本勝負 | ||
○鈴季すず |
20分3秒 |
桜井まい● |
世羅りさ | ジュリア |
スターダムとプロミネンスがハードコアルールで激突。スターダムはドンナ・デル・モンドのジュリア&桜井まい組で、プロミネンスは世羅りさ&鈴季すず組が出陣する。プロミネンスは両者とも7・30&31大田区2連戦で開幕する5★STAR GPにエントリー。ジュリアと鈴季が待望の一騎打ちもおこなわれることが決まったものの、鈴季が公式リーグ戦での対戦にクレームをつけた。しかも最終公式戦とあってまだまだ時間がある。ならばとジュリアはプロミネンスの土俵における対戦を提案し、ハードコアルールが決定。ここでジュリアのパートナーに名乗りを挙げたのが、NEW BLOODで鈴季に敗れた桜井だった。しかし桜井はハードコア初体験。ジュリアと鈴季、桜井と世羅には5★STAR GP前哨戦でもある。
すずがフォークの刺さったボードを持参。世羅は竹刀を2本(1本は有刺鉄線竹刀)。ニュートラルコーナーにはラダーが立てかけられる。桜井は入場ゲートに使われる鉄柱、ジュリアは瓦をもってリングイン。反則裁定なし場外カウントなし。選手の持ち込み凶器の使用が認められる。ゴングを待たずして両軍が突進。すずがジュリアを場外に落としてエルボー連打。ジュリアがすずをマットにボディースラム。瓦を乗せて手刀を落とす。ジュリアがリング下で仁王立ちするとすずがボディースラム。すずがジュリアに瓦割も巧く割れず。すずはストンピングをして「全然割れねえじゃねえか!」。リング上では世羅が桜井を竹刀で殴打しキャメルクラッチ。すずが加わり「もうちょっと顔見せろよ」と言ってドロップキックで世羅を援護。世羅は桜井を引き起こしコーナーに叩きつけると、すずに託す。すずは桜井にサッカーボールキック。イスを手にすると、「やり返してこいよ」と挑発。桜井がエルボー連打で向かっていくが、すずがイスで背中を殴打。桜井が返すと、すずはイスの上にボディースラム。桜井が返すと、すずは控えのジュリアをリング下に落とす。世羅が桜井を踏みつけ、イスを重ねて殴打し、イスの上に叩きつける。しかしジュリアがカットする。世羅はフィニッシュを宣言し竹刀で殴打。桜井がかわしてドロップキック。5分経過。桜井はジュリアにタッチ。ジュリアが入り瓦で竹刀を迎撃。竹刀をかわすがずずがエプロンから蹴飛ばし乱入。世羅とすずがイスで殴打しようとするがジュリアがドロップキック、まとめてDDTでイスの上に叩きつける。ジュリアは瓦を持ち出すが世羅が竹刀で小突く。ジュリアが突進すると世羅が担いで前方に叩きつける。桜井が鉄柱を持ち出し、竹刀を手にした世羅に投げつける。ジュリアが世羅にブレーンバスター、くし刺しで突進も世羅にイスで殴打される。世羅は串刺しダブルニーアタック、瓦を乗せてダブルニードロップ、自身も悶絶。ジュリアが返すと、すずがイスを置いて側頭部にドロップキック、コーナーからミサイルキック。ジュリアが返すと、すずがバックを取る。すずがエルボーからラダーに振って串刺しで突進、ジュリアがラダーをぶつけて10分経過。ジュリアがイスの上に瓦を置き、すずに向かっていく。かわしあいからスライディングですずの頭部を瓦に直撃させると、ジュリアはイスをすずの右腕にかけてストンピング、サブミッション。しかし世羅がカットする。桜井が世羅を場外に送り出すと、ジュリアがすずにイスを投げつける。ジュリアはイスを乗せてすずをロープで挟み撃ち。ジュリアはテーブルですずにパイルドライバー狙い。すずが切り返し、ヘッドバットからパイルドライバーを決める。すずがイスを設置しフォークの刺さったボードを用意。世羅とすずがコーナーに上がると桜井がカットし、ジュリアがコーナーに上がり雪崩式ダブルアームスープレックスでフォークボードへ。15分経過。桜井が求めてジュリアとタッチ。桜井は鉄柱を控えの世羅にぶつけ、すずのイスとチャンバラ。すずが串刺しアタックからイスを乗せて串刺しニーアタック、ボディースラム。さらにイスを乗せて鉄柱をブレーンバスター、世羅がダブルニードロップですずがカバー。ジュリアがカットに間に合いすずとエルボーを打ち合う。桜井がミサイルキックでジュリアを援護し2人でイスを設置しドロップキックで挟み撃ち。すずを寝かせるとイスを重ねてダブルのダイビングエルボードロップ。しかし世羅がカット成功。桜井がラダーを上がると、すずが立ち上がり上がっていく。すずは雪崩式ブレーンバスタ-を敢行。世羅が桜井を設置しラダーとイスを乗せると、すずと世羅がダブルでダイブ。すずがカバーするがジュリアのカットが間に合う。世羅がジュリアを担いですずと合体しマットに叩きつける。すすが桜井をイスへジャーマン。3カウントが入り、すずが桜井をフォールした。
すず「おいおいおいおい、ジュリア。見たか、ジュリア。これがプロミネンス。そして鈴季すずの生き様だよ。オマエと次に当たるのは10月1日、5★STARの最終戦。今年はケガすんなよ」
ジュリア「うぅぅぅ、強烈だ。桜井、大丈夫か? 生きてる? ああ、よかった。今日は、今日のところはこんなザマだけどよ。明日がある。すず、オマエが選んだ道、そこの世羅りさに付いてった答え、しっかり感じさせてもらったよ。オマエ、スゲーな。まあ、一つ言えるのはこういうのもなかなか最高の快感だったんじゃないかなって、やってみて思うよ。ままま、5★STAR GP、最終戦まですずオマエも絶対ケガすんなよ。10月1日会いましょう。アリべデルチ、またな!」
世羅&すずのコメント
すず「勝っちゃったねえ」
世羅「当たり前ですよ」
すず「当たり前ですよ。アイツらがなんでオマエたちの土俵でって言ってきたのかはわからないけど、スターダムのファンのみなさんにもプロミネンスはこういうヤツらだって今日あらためてわかってもらったんじゃないですか」
世羅「わかったでしょ。こういうことです」
すず「こういうことです」
世羅「でも、なかなかに楽しかったので、やりたいヤツいたら、またやってあげてもいいですよ」
すず「いつでもウエルカムですからね。お客さんもプロミネンスのハードコアとデスマッチ見たくなったんじゃねえかな。見に来てください」
世羅「ということで、楽しかった」
すず「楽しかった。アリベデルチ、またな!」
◆棺桶マッチ 3WAYバトル 時間無制限1本勝負 | ||
謎の死神=優宇 |
13分7秒 |
上谷沙弥 スターライト・キッド |
7・8品川「NEW BLOOD3」での映像で上谷沙弥とロッシー小川エグゼクティブプロデューサーを襲撃した謎の死神が登場。上谷、スターライト・キッドと3WAYによる棺桶マッチで対戦する。謎の死神とはいったい誰なのか? また、ワンダー・オブ・スターダム王座を懸けて対戦したばかりの上谷とキッドの再激突も注目される。試合は相手を棺桶に放り込んだ方が勝ちとなるが、3WAYだけにどんな展開になるのか予測不可能だ。
正体不明の謎の死神は「謎の死神」とコールされる。リングサイドに設置された2つの棺桶のどちらかに相手を入れてふたを閉めた選手の勝ちとなる。試合がスタートするとキッドと上谷が死神に突進。キッドが「正体明かすぞ!」と捕まえるが死神が反転。大江戸隊がカットし上谷がフランケンで飛びつく。死神がこらえると上谷が丸め込むがカウントは数えられない。死神がみずからコスチュームを脱いで優宇であることを明かすとまとめてボディーアタック。優宇は上谷をエプロンに送り出す。上谷がスワンダイブを狙うがキッドがカット。キッドと上谷がやり合うと優宇が突進。かわされてリング下に落ちて棺桶へ。棺桶が崩壊する。上谷が優宇をリングに戻しスワンダイブでフットスタンプ。上谷の突進をキャッチし優宇がサイドスラム。しかしキッドと大江戸隊が優宇の足をリング下から引っ張る。キッドは優宇にケブラーダ。大江戸隊が棺桶を立てかけキッドが優宇を連行。キッドが振ろうとするが優宇がこらえて逆水平。キッドがコルバタで優宇を棺桶に入れるがふたを閉められず優宇が脱出。上谷が棺桶の上からプランチャで飛ぶ。上谷が優宇とキッドをリングに戻す。上谷とキッドがコーナーに振り合い上谷が串刺し攻撃からまとめてドロップキック。優宇が上谷のドロップキック連打を受けて立つ。上谷がコーナーに振られるも優宇にミサイルキック。上谷とキッドがその場飛びムーンサルトで競演。キッドがコーナーから優宇へダイビングボディーアタックもキャッチされる。キッドのダッシュを読んで優宇がエルボー。大江戸隊が優宇を止めてキッドが突進。大江戸隊が乱入も優宇が次々とコーナーに追い込み突進もかわされて上谷へ。琉悪夏が優宇にコンプリートショットを決めキッドが旋回式ダイビングボディープレス。棺桶に入れようと腕を引っ張るキッド。優宇がこらえるとキッドがエルボー連打。キッドがロープで優宇をコーナーにぐるぐる巻きに。10分経過。上谷がキッドに向かっていくとシングルマッチの様相に。上谷がコーナーに上がるがキッドがアームホイップで落として串刺しで突進。優宇が逃れてキッドに体当たり。優宇は上谷にキャノンボール。キッドが優宇に飛び乗りスリーパー。優宇がそのまま上谷にキャノンボール。優宇は上谷に突進しラリアットで場外に送り出す。キッドにはラストライドから場外に投げ捨てる。2人を棺桶に入れて閉めるとゴング。「優宇」の勝利がアナウンスされた。優宇は1人で棺桶を引いて退場した。映像では棺桶の中のロッシー小川。気づくとそこには謎の死神が。「オマエはまたスターダムに戻ってくるのか」とロッシーは頭を抱えた。
優宇のコメント
「こうなって謎の死神っていう形での参戦だったんですけど、もともとスターダム、ずっとずっと意識してたのは間違いないんで。ここからどんどんスターダム侵略していきたいと思います。このショーケースが最後になるなんて、たぶんお客さんは誰も思ってないですよね。もっともっと私、このプロレス界で上目指してるんで、スターダムだって一番狙っていきますよ。応援よろしくお願いします」