2022/07/14 試合結果

2022年7月14日 『STARDOM Summer North Tour 2022~北の国からスターダム~』

『STARDOM Summer North Tour 2022~北の国からスターダム~』
7月14日(木)旭川地場産業振興センター(観衆221人)

試合結果

◆3WAYバトル 15分1本勝負
舞華

8分13秒
ラリアット→片エビ固め

レディ・C

※もう一人はウナギ・サヤカ

◆タッグマッチ 15分1本勝負
○コグマ

10分26秒
横入り式エビ固め

スターライト・キッド
飯田沙耶 琉悪夏●

◆タッグマッチ 15分1本勝負
桜井まい

9分20秒
雁之助クラッチ

渡辺桃
○ジュリア 鹿島沙希●

◆6人タッグマッチ 15分1本勝負
壮麗亜美

15分00秒
時間切れ引き分け

上谷沙弥
MIRAI AZM
朱里 林下詩美

◆6人タッグマッチ 30分1本勝負
○なつぽい

16分35秒
フェアリアルギフト→片エビ固め

向後桃●
白川未奈 葉月
中野たむ 岩谷麻優

試合詳細レポート

◆3WAYバトル 15分1本勝負
舞華

8分13秒
ラリアット→片エビ固め

レディ・C

※もう一人はウナギ・サヤカ

 舞華、ウナギ・サヤカ、レディ・Cによる3WAYマッチ。舞華とウナギは5★STAR GPで同じブロックにエントリーされており、この試合は前哨戦の意味を持つ。また、出場を果たせなかったレディにはその無念を舞華にぶつける闘いにもなるだろう。スケールの大きい試合が期待される。

 探り合いから手四つで組み合い、力比べ。ウナギとレディでビッグブーツを放ち、舞華をコーナーに追い込むと串刺し攻撃でも合体。ウナギが振ってレディがビッグブーツ。ウナギはレディを称えると見せかけ蹴りを入れる。しかしレディがやり返しジャイアントスイング。回転させ終わったところで舞華が飛び込みレディにビッグブーツ、舞華はウナギを場外に落とす。レディが舞華に逆水平連打、河津落とし、ニードロップ。レディの突進を舞華がキャッチしパワースラム。舞華のブレーンバスターをレディが切り返す。舞華がバックドロップで叩きつけるが2カウント。舞華の突進をウナギが妨害しネックロックでギブアップを迫る。しかし舞華が持ち上げてブレーンバスター、2人まとめてラリアット。ウナギもまとめてコードブレイカー、ならばとレディもまとめてネックブリーカードロップ。さらにレディは舞華にチョークスラム。ウナギがカットしレディを引き起こす。レディが突進するとウナギがフェースクラッシャー、ギロチンドロップ。レディが返すと、ウナギが大ふへん固め。レディがカバーを返すとウナギがカカト落とし。ウナギがコーナーに上がると舞華がカットし、雪崩式ブレーンバスター。舞華はレディを引き起こしてラリアット。カバーにはいかず「自分で起きろ」と指示を送る。レディが立ち上がると舞華がラリアット。3カウントが入り、舞華がレディをフォールした。

◆タッグマッチ 15分1本勝負
○コグマ

10分26秒
横入り式エビ固め

スターライト・キッド
飯田沙耶 琉悪夏●

 STARSのコグマ&飯田沙耶組と大江戸隊のスターライト・キッド&琉悪夏組がタッグで対戦。5★STAR GPで同じブロックに入った飯田とキッドには公式戦を睨んでの闘いにもなりそうだ。

 コグマが先発を買って出ると大江戸隊からはキッドが出てくる。コグマは周囲にクマポーズを披露。キッドに近づくと頭を小突かれる。キッドは「やるわけねえだろ」と腕を取りにいく。腕の取り合いからコグマが腕に噛みつく。キッドが怒ってアームホイップ。コグマがヘッドシザーズ、キッドが抜け出すと思わずコグマといっしょにクマポーズをしてしまう。キッドは琉悪夏と合体しヒザを打ち付ける。琉悪夏がコグマにヘアーホイップの連続からチョーク攻撃。大江戸隊がSTARSをロープに固定して攻めていく。キッドがコグマにキャメルクラッチ。キッドがダッシュするとコグマがカットし飯田に託す。飯田がキッドに逆水平連打。キッドは顔面をかきむしり琉悪夏のアシストを得てドロップキック。大江戸隊が合体するとSTARSがジャンピングチョップで合体。キッドが飯田をコーナーに乗せてヒザへのドロップキック、ダイビングボディーアタック、ストレッチマフラー。飯田が逃れるとノーザン狙い。キッドがこらえてフライングエルボー。琉悪夏が串刺しボディーアタック、セントーン。飯田が返すと、琉悪夏の突進をかわしてバックエルボー。コグマが琉悪夏の背中を踏みつけ、フットスタンプ。キッドにカットをさせず外に落とすと琉悪夏をカバー。返した琉悪夏がショルダータックル。フィッシャーマン狙いをコグマがカットしドロップキック。STARSが合体し、ダブルのボディープレス、コグマがミサイルキック。しかしキッドがカット成功。コグマは琉悪夏のバックを取る。琉悪夏が逃れてキッドがエルボー、琉悪夏がショルダータックル。琉悪夏が捕まえてフィッシャーマンの体勢からキッドがダイブ。コグマが返すと琉悪夏が突進。コグマが丸め込むが2カウント。琉悪夏がカウンターでラリアットもコグマが返す。琉悪夏がネックハンギングを狙うがコグマが切り返して丸め込むと3カウントが入った。

◆タッグマッチ 15分1本勝負
桜井まい

9分20秒
雁之助クラッチ

渡辺桃
○ジュリア 鹿島沙希●

 ドンナ・デル・モンドのジュリア&桜井まい組と大江戸隊の鹿島沙希&渡辺桃組がタッグで対戦。7・23名古屋での「ショーケース」ではジュリアと桜井がプロミネンスの世羅りさ&鈴季すず組と激突。ジュリアのアピールからプロミネンスの土俵であるハードコアルールとなった。ジュリアと鈴季の因縁を筆頭に大荒れ必至の闘いを前に、大江戸隊との対戦はラフという意味では予行演習の場にもなるだろう。とはいえ、相手は曲者の鹿島と桃。一筋縄ではいかないだけに、ジュリア&桜井組の苦戦は免れない。

 ジュリアと桃の先発でスタート。探り合いからジュリアがヘッドロック。桃が切り返すとジュリアがグラウンドにもっていく。両者立ち上がり、タッチ。鹿島が突進すると桜井がビッグブーツからドロップキック、エルボードロップ。鹿島が返すとサミング、チョーク攻撃、ボディースラム。桃が桜井の顔面を踏みつけていく。桃のPKを桜井がかわしてドロップキック、ブルドッキングヘッドロック。ジュリアが桃のわき腹にドロップキック。桃がコーナーに振るがジュリアがドロップキック、STF。桃がエスケープすると、ジュリアと打撃戦。桃のミドルキック連打にジュリアもエルボー連打で対抗する。ジュリアがミドルキックをキャッチし後方に叩きつける。ロープの振り合いから鹿島が桃に加勢し、桃が蒼魔刀。ジュリアが返すと桃はチキンウイングフェースロック。鹿島がジュリアにコルバタ、ビッグブーツ。ジュリアが返すと鹿島がロープに振ろうとするが桜井がカット。大江戸隊がDDMに串刺し攻撃。桃のミドルから鹿島がジュリアに昇竜拳。鹿島がダブルアームの体勢もジュリアが切り返し桜井がミサイルキックで援護。DDMはドロップキックで鹿島を挟み撃ち。ダブルでコーナーに上がりダイビングエルボードロップ。しかし桃がカットする。ジュリアはフィニッシュを宣言し鹿島にファルコンアロー。鹿島が返すとジュリアはグロリアス狙いも桃のハイキックを食らう。鹿島がダブルアーム式フェースバスターを放つと両者ダウン状態。鹿島とジュリアがエルボーを打ち合いながら立ち上がる。ジュリアの一発で鹿島が崩れ落ちる。ジュリアがバックドロップも鹿島が切り返し起死回生。しかし桜井がカット成功。ジュリアが雁之助クラッチで丸め込むと3カウントが入った。試合後、アーティスト王座戦を控えるジュリアとキッドが睨み合い。

◆6人タッグマッチ 15分1本勝負
壮麗亜美

15分00秒
時間切れ引き分け

上谷沙弥
MIRAI AZM
朱里 林下詩美

 朱里&MIRAI&壮麗亜美のゴッズアイと林下詩美&上谷沙弥&AZMのクイーンズクエストが6人タッグマッチで全面対決。ゴッズアイは北海道シリーズ3連戦すべてで6人タッグマッチに出場予定。QQ、STARS、ドンナ・デル・モンドとの3連戦が組まれている。まずはQQ相手にどんな闘いを見せるか。QQとしてもゴッズアイの出鼻をくじきたい試合である。

 AZMが朱里を先発に指名し試合開始。ロープワークからAZMが朱里の頭部にドロップキックを放つがかわされてしまう。しかし別角度でヒットさせQQが合体。AZMが朱里へサッカーボールキックでドヤ顔。しかし朱里がお返しのサッカーボールキック。AZMが悲鳴を上げ朱里が「なめんじゃねえ」とロープに追い込み顔面を踏みつける。MIRAIがAZMにボディースラム、返したAZMに変型サソリ固め。MIRAIが連続してAZMをカバー。壮麗がAZMをコーナーに追い込み、串刺しアタック。朱里がAZMのエルボー連打を受けて立つ。サッカーボールキックを打ち込み、前からも放とうとするとAZMがキャッチ、壮麗が乱入もまとめてミサイルキックで吹っ飛ばす。上谷がMIRAIにスピンキック、串刺しニーアタック、ドロップキック。MIRAIが返すと、上谷の腕をロック。上谷がエスケープするがMIRAIが腕十字。上谷が逃れるとカウンターでミサイルキック。MIRAIがカウンターでラリアット。壮麗が入ると上谷がニールキック。詩美が串刺しエルボーアタック、ドロップキック。返した壮麗が詩美とショルダータックルをぶつけ合う。打ち勝ったのは詩美。しかし壮麗もすぐにショルダータックルで詩美を吹っ飛ばしてみせる。壮麗が逆水平からバックフリップ。朱里が詩美にドロップキック、フロントネックチャンスリー。腕十字を極めるがQQがカットに飛び込む。ゴッズアイがQQを分断し朱里が突進、詩美がかわしてQQがトリオで挟み撃ち。詩美が朱里にコウモリ吊り落とし。10分経過。詩美がアルゼンチンで抱え上げると朱里が切り返してニー。詩美と朱里がエルボーの打ち合い。朱里は「やり合いたかったぞ!」と叫びながら打っていく。詩美の連打に崩れ落ちた朱里だが立ち上がるとニーの連打から腕十字に入る。朱里は腕固めに移行。しかし詩美がロープに到達。詩美のラリアットで朱里が場外転落。MIRAIと壮麗の突進に上谷とAZMがフランケンシュタイナー。上谷がスワンダイブ式プランチャもゴッズアイにキャッチされる。残り2分。朱里が詩美にスタンディングギロチン。詩美が返すと、朱里がコードブレイカー、MIRAIと壮麗がラリアット、朱里が山折り。しかしQQのカットが間に合い残り1分。朱里のバズソーキックを読んでいた詩美がパワーボムで叩きつける。詩美がジャーマンも朱里がクリアー。詩美が突進すると朱里がハイキック。詩美がすぐにラリアット。アルゼンチンで抱え上げられた朱里が丸め込むが、ここでタイムアップ、時間切れ引き分けに終わった。試合後、朱里と詩美が視殺戦を展開。

◆6人タッグマッチ 30分1本勝負
○なつぽい

16分35秒
フェアリアルギフト→片エビ固め

向後桃●
白川未奈 葉月
中野たむ 岩谷麻優

 STARSの岩谷麻優&葉月&向後桃組とCOSMIC ANGELSの中野たむ&なつぽい&白川未奈組が6人タッグマッチで対戦。7・9立川ではコズエンvsドンナ・デル・モンドのイリミネーション10人タッグマッチでなつぽいがまさかのユニット離脱、中野に合流しコズエンに加入した。そして迎えるこの日は、中野となつぽいが白川を加えたトリオを結成、新生コズエンの新たなる船出となる。STARSとは遺恨こそないものの、中野となつぽいの合体から目をそらさせることが必要になってくるだろう。メイン後、マイクを取るのはどちらのユニットか?

 向後が先発に立候補し、コズエンに向けて「コズエンはもう大丈夫です。お帰りなさい,STARSへ」と中野に握手を求める。しかし無視され試合がスタート。なつぽいと向後でアームホイップの応酬へ。コズエンが合体しトリオで向後を攻撃しドロップキックを3方向から放つ。なつぽいが向後に弓矢固め。タッチを受けた中野が向後を自軍コーナーでストンピング連打。滞空時間の長いボディースラムで叩きつけると逆エビ固め。向後がエスケープすると、白川が入り背後からドロップキック、吊り天井、ドラゴンスリーパー、サーフボードストレッチ。向後がエルボー連打で向かっていくと、白川が一発で倒してみせる。向後のドロップキックを白川がかわし串刺しで突進。しかし向後がカウンターのドロップキック。葉月が白川にバックエルボー、串刺しエルボーアタック、ミサイルキック。白川が返すと葉月はクロスフェース。しかしなつぽいがカットする。なつぽいの突進に葉月がコードブレイカー、白川をロープに追い込み顔面ウォッシュを浴びせる。白川が返すと、葉月の突進にエルボーを叩き込む。白川はコルバタ式河津落としも葉月が返す。中野がスタナーで援護し白川がリバースDDT。しかし葉月が返してみせる。白川は葉月を引き起こしエルボーの打ち合い。葉月がカウンターで二段蹴り、白川がバックエルボー。中野と岩谷が蹴りのかわし合い。岩谷が突進をかわしてドロップキック、低空でもう一発。ダイビングフットスタンプも放つが2カウント。10分経過。なつぽいが岩谷にドロップキックを決めて中野と合体。どっちに飛ばすかで意見が食い違うが岩谷の突進を蹴りで止めてダブルのネックブリーカー。中野が岩谷にニーアタック、ドロップキック。岩谷が返すと、中野がヘッドシザーズ。しかしSTARSがカットする。中野は岩谷にタイガー狙い。岩谷が切り返すが中野がスピンキック。岩谷はカウンターのトラースキック。両者ダウン状態から向後となつぽいがリングイン。向後が突進するとなつぽいがかわす。しかし向後がダイビングボディーアタック。619をかわしてなつぽいがドロップキック、低空ドロップキック。コーナーに上がると葉月がカットし、向後がデッドリードライブ。岩谷と葉月のアシストから向後が619をなつぽいに決めるとミサイルキックへ。しかしなつぽいの肩が上がる。向後は619DDT。しかしコズエンがカット成功。向後はなつぽいを引き起こしフィニッシュ宣言。しかし中野と白川の打撃を食らい、なつぽいがバックラッシュ。しかしSTARSがカットする。岩谷と葉月に中野と白川がドロップキック。コズエンがトリオで場外ダイブ。15分経過。なつぽいが向後をリングに入れて、スイングネックブリーカー。向後が返すと、なつぽいはジャーマン狙い。向後が丸め込むが2カウント。なつぽいがポイ捨てジャーマン、コズエンがトリオでカカト落とし。なつぽいは向後にフェアリアルギフトを投下。3カウントが入り、なつぽいが向後をフォールした。

なつぽい「新星コズエン、記念すべき第1試合目、勢いよく勝ちましたー! 今年の夏、週刊プロレス表紙にもなって、夏のなつぽい革命の始まりだー! そして熱い夏、コズエンは、コズエンは、高速運転で突っ走ります。ね、たむちゃん」

中野「高速運転で旭川のみなさん。私たちCOSMIC ANGELSがまたベルトをいーぱい集めてこの旭川の地に戻ってきますので、私たちにまた会えるよう楽しみにしててください!」

白川「なつぽい、一言だけ言わせてもらっていい? なつぽい革命じゃないのよ。コズエン革命なの! さ、ウナギ、上がって」

ウナギ「コズエン革命だ」

白川「そう。COSMIC ANGELSの革命を起こしますので。それでは、  Can I introduce our members? Our members are Unagi! Mina! Tam! And our new member is  Natsupoi! We are super delicious, we are the best, we are number one!

なつぽい&全員「私たちもアナタたちもデリシャース、ウ~ンマ!」

コズエンのコメント

中野「新生コズエンの第一歩、なつぽいが勝利をつかんでくれました。ありがとう」

なつぽい「連係、ダンス、どうだった?」

ウナギ「まあまあ」

なつぽい「完璧だったでしょ」

ウナギ「まあまあ」

中野「いっぱい練習したもん」

なつぽい「したもん」

ウナギ「練習だけじゃダメなんだって」

白川「呼ばれてないのよ、練習」

中野「未奈はできるから。未奈はできるから練習する必要ないじゃん」

ウナギ「まだまだだったけど、ワクワクした」

なつぽい「でしょ」

中野「たくさんのワクワクがいま胸にいっぱいです。なつぽい革命」

白川「違う」

中野「コズミックレボリューション。COSMIC ANGELSが、スターダムに女子プロ界に革命を起こします。ねえ」

白川「そうですね。コズエン革命には賛同なんですけど」

中野「それぞれが革命を起こせばいい」

白川「そうなんですけど。すごくうれしいのコズエンを選んでくれて。いっぱいあるユニットから選んでくれたことはうれしいの。でも普通に考えて、一緒にスターダムに上がった日にDDMのメンバーですって紹介されて、かたや私一人で来たの、ここに、スターダムに。それでずっとやってきたの。ふっと入ってたむのとなりでやると、それはちょっと、まあね」

ウナギ「それはそうだ」

白川「気持ちが曇ることはあるよ。でも一緒に闘って、何かをなつぽいから見つけないといけないとは思ってる。でも複雑。そんな感じ」

中野「コズエンの中でもみんなで切磋琢磨して、私たちこのメンバーなら絶対にこのメンバーで革命を起こせる。そう思ってるから。このメンバーで力を合わせて頑張ろう」

白川「うん、頑張ろう」

中野「絶対大丈夫。いつものヤツ、やって」

なつぽい&全員「私たちもアナタたちもデリシャース、ウ~~ンマ!」

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