2022/08/12 試合結果

2022年8月11日 『5★STAR GP 2022後楽園大会』

『5★STAR GP 2022』
8月11日(木・祝)後楽園ホール(観衆1528人=超
満員)

試合結果

◆ブルースターズ公式リーグ戦 15分1本勝負
壮麗亜美<4点>

6分17秒
ブレーンバスター→エビ固め

羽南<0点>

◆レッドスターズ公式リーグ戦 15分1本勝負
ひめか<6点>

5分40秒
JPコースター→エビ固め

向後桃<0点>

◆レッドスターズ公式リーグ戦 15分1本勝負
桜井まい<4点>

3分50秒
MPR

鹿島沙希<0点>

◆レッドスターズ公式リーグ戦 15分1本勝負
SAKI<4点>

5分59秒
横入り式エビ固めを切り返し→エビ固め

コグマ<4点>

◆ブルースターズ公式リーグ戦 15分1本勝負
岩谷麻優<4点>

5分4秒
スタンディングドラゴンスリーパーホルド

飯田沙耶<0点>

◆レッドスターズ公式リーグ戦 15分1本勝負
朱里<4点>

9分51秒
バズソーキック→片エビ固め

ウナギ・サヤカ<0点>

◆レッドスターズ公式リーグ戦 15分1本勝負
AZM<4点>

7分15秒
あずみ寿司

中野たむ<2点>

◆ブルースターズ公式リーグ戦 15分1本勝負
渡辺桃<2点>

10分53秒
ピーチドライバー→エビ固め

スターライト・キッド<2点>

◆ブルースターズ公式リーグ戦 15分1本勝負
葉月<6点>

10分55秒
垂直落下式ブレーンバスター→片エビ固め

なつぽい<4点>

◆レッドスターズ公式リーグ戦 15分1本勝負
林下詩美<6点>

10分26秒
ハイジャックボム→片エビ固め

世羅りさ<4点>

◆ブルースターズ公式リーグ戦 15分1本勝負
MIRAI<6点>

13分49秒
ミラマーレ→レフェリーストップ

鈴季すず<0点>

試合詳細レポート

◆ブルースターズ公式リーグ戦 15分1本勝負
壮麗亜美<4点>

6分17秒
ブレーンバスター→エビ固め

羽南<0点>

 壮麗亜美と羽南の5★STAR GP公式戦。予選リーグを全勝で勝ち上がった壮麗亜美は、開幕戦で白星も2戦目で敗れ1勝1敗。羽南との対戦で勝ち越しを狙う。対する羽南は現フューチャー・オブ・スターダム王者だが初出場のリーグ戦はここまで2連敗と苦戦を強いられている。8・21名古屋では天咲光由との防衛戦が控えているだけに、ひとつでも白星を重ねたうえでタイトルマッチに臨みたい。

 羽南にはこの日が誕生日(18歳)であることがコールされる。羽南が握手を求めると壮麗がゆっくりと応じて試合がスタート。羽南がジャンピングニーからエルボー連打。羽南が突進すると壮麗がショルダータックルから逆エビ固め。羽南がエスケープすると、払い腰を狙うが壮麗が回避も突進を捕らえられ払い腰を食らう。羽南は両脚をロックし体重を浴びせる。壮麗が逃れるとエルボーの打ち合いにもっていく。羽南が「負けるか!」とやり返していくと壮麗が逆水平。逆水平とエルボーの応酬となり、壮麗がダブルチョップ。コーナーに振られた羽南だが壮麗がキャッチしサイドに叩きつける。壮麗がアルゼンチンで担ぎ上げるが羽南が切り返しヒザ十字へ。壮麗がエスケープすると羽南が脚を固めて反り上げる。羽南が突進しフェイマサ―。壮麗が返すと、羽南はフィニッシュを宣言しバックドロップの構え。壮麗が切り返し、ラリアット。羽南がかわすが壮麗がカウンターのチョップ、フライングラリアット。羽南が返すと、足を取って丸め込む。返した壮麗がラリアットをぶち込み、ブルーサンダー。羽南が返すと、壮麗は旋回式ブレーンバスター。3カウントが入り壮麗の勝利となった。

 

壮麗のコメント

「現フューチャー王者の羽南から2点獲得しました。今日誕生日みたいだったけど、私から黒星プレゼントしてやりました。次、フューチャー、天咲と防衛したらAoi?とやるみたいだけど、私も挑戦していいのかな?と思いました。もし挑戦受けてくれるんだったらまずは防衛してからだけど、受けてくれるとうれしいです。まずは4点獲得、次もしっかり勝利したいと思います」

◆レッドスターズ公式リーグ戦 15分1本勝負
ひめか<6点>

5分40秒
JPコースター→エビ固め

向後桃<0点>

 ひめかと向後桃の公式戦。ひめかはここまで2勝1敗でひとつの勝ち越し。開幕戦で挙げた林下詩美からの白星が大きい。一方の向後はテクラの欠場により繰り上げエントリー。ここまで2連敗と勝ち星がない状態だが、ひめかからの大物食いで初勝利を目指す。

 コールされた向後がドロップキックを連打。ひめかは受けて立ち、ショルダータックルで吹っ飛ばす。引き起こされた向後はなおもドロップキック。返したひめかがショルダータックル、串刺しニーアタックからバックブリーカー。逆エビ固めを向後がエスケープ。ひめかがラリアット狙いで突進も向後がドロップキック。向後はエプロンに送り出されるもすぐに戻ってボディーアタックから619へ。ひめかが止めて逆エビ狙い。向後が丸め込むが2カウント。向後がコルバタから619を決めてスワンダイブ式ミサイルキック。ひめかが返すと、向後はネクターピーチを狙う。ひめかがこらえエルボーを叩き込みバックドロップ。向後が返すと、ひめかは逆片エビ固め。中央に引き戻してさらに締め上げるが向後がロープへ。ひめかは向後を引き起こし、アルゼンチンで揺さぶりをかける。フィニッシュを宣言すると向後が丸め込み。返したひめかは突進しラリアット。向後が返すと、ひめかはアルゼンチンからJPコースター。3カウントが入り、ひめかの勝利となった。

 

ひめかのコメント

「いま5★STAR何戦目だ?忘れちゃったけど、6点獲得しました。まあね、今日の点数はコモモからなので、そんなに大した点数じゃないけど、まあこうやって2点取れたということで。次は岡山、AZM。丸め込みには十分に注意して、ここでも2点獲得したいと思います」

◆レッドスターズ公式リーグ戦 15分1本勝負
桜井まい<4点>

3分50秒
MPR

鹿島沙希<0点>

 桜井まいと鹿島沙希の公式戦。予選リーグからエントリーの桜井は1勝1敗の五分で、開幕戦で早くも公式戦の初白星をゲットした。ここから先は厳しい闘いが待っていると思われ、この日の相手は現アーティスト・オブ・スターダム王者の鹿島沙希。鹿島は黒星スタートも、いつどこからでも丸め込んでくる起死回生で白星を積み上げることも可能、全選手にとって侮れない相手である。桜井も丸め込みを武器にしただけに、この対戦はマイパンロールと起死回生が勝敗のカギを握りそうだ。

 鹿島がわざとらしく「よろしくお願いしまーす!」握手を求める。桜井が手を引いて丸め込み。鹿島が返すとコーナーへの振り合いから桜井がドロップキック。鹿島が怒って顔面かきむしり、髪をつかんでマットに叩きつける。ボディースラムから顔面を蹴飛ばすとコーナーに追い込んでニーアタック、セカンドからフットスタンプ。桜井が返すと鹿島がコルバタで飛びついて卍固め。桜井がエスケープすると鹿島がビッグブーツ、セカンドから丸め込むが2カウント。昇竜拳からのカバーも2カウント。鹿島はダブルアーム式フェースバスターからフィニッシュを宣言も桜井がマイパンロールで丸め込む。鹿島が返せず桜井が勝利した。

 

桜井のコメント

「鹿島沙希といえばスパパパパーンだと思うんですけど、私は名古屋のアーティスト戦でスパパパパーンでやられて、あの日から絶対にマイパパパーンでやり返してやりたいと思ってたから、今日、鹿島に勝てたこと、ホントにうれしいです。そして、アーティストチャンピオンである鹿島からスリーを取ったのはコグマからスリーを取ったときと同様、ホントに大きな一勝だと思うので、ホントに自分の自信につなげて5★STARもっともっと上めざしてがんばりたいと思います」

◆レッドスターズ公式リーグ戦 15分1本勝負
SAKI<4点>

5分59秒
横入り式エビ固めを切り返し→エビ固め

コグマ<4点>

 2勝1敗のコグマと1勝1敗のSAKIが5★STAR GP公式戦で対戦。STARSと連合軍の代理戦争とも言えるカードで2点をゲットするのはとちらか。優勝をめざすうえではどちらも負けられない闘いだ。

 両者クリーンに握手をかわしゴング。SAKIの突進をコグマがかわしてクマポーズ。2度目もコグマがかわしてクマポーズを四方に披露。やりにくそうなSAKIがポーズと見せかけ腹部にパンチ。素早いロープワークからコグマがバックを取ってドロップキック。キャメルクラッチ狙いを切り返されるがドロップキック。さらに背中を踏みつけてからエプロン越しにポーズを作る。SAKIが突進をかわしエプロンに送り出すとブレーンバスターで叩きつける。コグマがスモールパッケージで丸め込み。返したSAKIがビッグブーツ。コーナーに上がるがコグマが追いつきバックを取る。こらえるSAKIにコグマは雪崩式フェースクラッシャー。コグマがエルボー、SAKIがビッグブーツを打ち合う。コグマがビッグブーツをかわしてDDT、コーナーに上がるとミサイルキック。SAKIが返すとコグマはフィニッシュを宣言してコーナーに上がる。SAKIが下から蹴り上げ、雪崩式ブレーンバスターの構え。コグマが雪崩式回転エビ固め。バックを取るとSAKIがこらえて押し潰す。コグマが返すと飛びついて丸め込み。SAKIが返すと突進をキャッチ、上になったSAKIが3カウントをゲットした。

 

SAKIのコメント

「3戦目、今日で4点獲得。あーうれしい。コグマさんとシングルが7年越しにかなえられて、これが5★STARで私には夢みたいです。本当に、本当にプロレス楽しい。やっててよかった!この勢いで次も、そしてアーティストも狙っていきます。わー、楽しかった。うれしい。ありがとうございました!」

◆ブルースターズ公式リーグ戦 15分1本勝負
岩谷麻優<4点>

5分4秒
スタンディングドラゴンスリーパーホルド

飯田沙耶<0点>

 岩谷麻優と飯田沙耶が公式戦で激突、このカードはSTARSの同門対決でもある。岩谷は開幕戦で敗れるも2戦目で初白星を挙げて1勝1敗の五分。一方の飯田は予選リーグを勝ち上がりエントリーも、連敗スタートをしいられた。アイコンからの勝利で一気に体勢を立て直したいところだが、2度目の制覇を目指す岩谷も白星を先行させなければならない。どちらも負けられない同門対決を制するのは岩谷か、それとも飯田か?

 飯田から握手を求め岩谷も応じて試合開始。ゴングと同時に飯田が突進しジャンピングチョップ。岩谷がヘッドロックにとると飯田がロープに振ってショルダータックルも、岩谷がこらえてみせる。岩谷が挑発し飯田を走らせるとドロップキック。岩谷はボディースラムで叩きつけカバーも飯田が返す。岩谷の突進を飯田が止めてボディースラム、エルボーアタック、エルボードロップ。飯田がノーザンを狙うが岩谷がこらえる。飯田はカウンターのショルダータックルから串刺しボディーアタック、飯田岩を狙うと岩谷が切り返すも宙吊りのスリーパーを食らう。飯田がマットに叩きつけるが岩谷がクリアー。飯田はブレーンバスターの構え。岩谷が切り返すと飯田が逆水平。岩谷も応戦し、逆水平とエルボーの応酬。飯田が打撃をブロックするがカウンターのトラースキックを食らう。岩谷がハイキックから「起きろ!」と絶叫、飛びついてドドンパを決めるが飯田が返す。岩谷はフィニッシュを宣言し、フルネルソン。飯田が切り返すがトラースキックを食らい、スタンディングのドラゴンスリーパー。飯田がギブアップし岩谷が勝利した。

 

岩谷のコメント

「無事に5★STAR、いまもう何点かわからない。3試合して、何点かはわからないですけど、とりあえずシングル勝ちまくって、稼いで、優勝決定戦に残る。それだけ。ここでシングル勝って、いろんなウワサのあるあのベルト、あのベルトを巻くしかないっしょ。まあ、飯田強かった。強かった。強かったけど、まだまだまだまだ、まだまだです」

◆レッドスターズ公式リーグ戦 15分1本勝負
朱里<4点>

9分51秒
バズソーキック→片エビ固め

ウナギ・サヤカ<0点>

 朱里とウナギ・サヤカの公式戦。赤いベルトの王者・朱里はここまで1勝1敗。ウナギとの試合で勝ち越しを狙う。一方のウナギは連敗スタート、赤いベルトの王者から金星をゲットし反撃の狼煙を挙げたいところだが…。

 カラーズの櫻井裕子と網倉理奈がロープを開けてウナギを迎え入れる。ゴング後もコーナーで睨み合い、グラウンドの攻防へ。朱里がマウントを取りネックロックへ、ウナギが切り返してバックを取り立ち上がる。腕の取り合いから朱里がヘッドロックで再びグラウンドへ。ウナギがヘッドシザーズも朱里が抜け出す。手四つから朱里がコーナーに叩きつけ串刺しニーアタックを連打。ウナギが返すと、朱里はスリーパーもエスケープを許す。朱里がサッカーボールキック。ウナギは「朱里こいよ!」と挑発しサッカーボールキックを打たせていく。たまらずウナギは場外へ。朱里はエプロンから蹴りにいくがウナギがキャッチし場外へ落とす。ウナギは朱里の顔面をエプロンに叩きつける。朱里を戻すと、ウナギがフェースクラッシャー、ギロチンドロップ。返した朱里にウナギはギロチンをもう一発。返されたウナギはスリーパーで締め上げる。しかし朱里がエスケープ。ウナギがビッグブーツから大ふへん固めの体勢。朱里が回避しニーをぶち込むとフロントネックチャンスリー。ウナギが返すとエルボーの打ち合い。朱里の打撃をかいくぐり右脚にエルボー、さらにエルボーを連打。ドロップキックを放った朱里の突進をかわしコーナーでエルボー連打。ウナギは朱里をコーナーに乗せてコードブレイカー。朱里が返すと、ウナギは腕と首を固める。朱里がエスケープすると、ウナギはカカト落とし、リング下に降りて城門突破。ウナギは「まだだ!」と絶叫しリングに戻すと、ロープ越しの城門突破を決める。もう一発城門突破を決めるが朱里の肩が上がる。ウナギは大儀であった狙いも朱里が切り返してマットに叩きつける。朱里がニーアタックからカバーもウナギが反転。朱里が返すとニーの連打を腹部に放ちバックの取り合い。ウナギがヨーロピアンクラッチも2カウント。朱里をかわしてウナギがビッグブーツ、しかしカウンターのトラースキックを食らう。ウナギが返すと、朱里はバズソーキック。3カウントが入り、朱里がウナギを破った。試合後、朱里がウナギに話しかけると両者がハグをかわした。

 

朱里のコメント

「5★STAR GP3戦目、ウナギ・サヤカに勝利しました。ウナギは『きっかけはいつも朱里さん』と言ってくれてるんですが、今日はなにかつかむことができたらいいなと思いました。彼女はおもしろい選手ですし、次にシングルやるとき、どんなものを見せてくれるのか、また楽しみだなと思ってます。5★STAR2連覇目指してるんで絶対に勝ち進んでいきます」

◆レッドスターズ公式リーグ戦 15分1本勝負
AZM<4点>

7分15秒
あずみ寿司

中野たむ<2点>

 中野たむとAZMが5★STAR GP公式戦で激突。中野は白星スタートを切り、AZMは1勝1敗の五分。両者が一騎打ちで闘うのも5★STAR GPならでは。勝った方が精神的には優位にリーグ戦を進めるであろう闘いでもある。

 探り合いからAZMが蹴りを入れロープワークに誘おうとする。中野が付き合わずも押さえ込みからブリッジでともにかえしていく。中野がドロップキックを決めサッカーボールキック。AZMがロープを広げて突進をかわしリング下に落とすとエプロンで蹴り上げる。AZMは鉄柱越えプランチャを敢行、リングに戻すとマットに寝かせてコーナーから腕へのダイビングフットスタンプ。さらにAZMがコルバタ式ワキ固めから腕固め。腕を蹴り上げると、コーナーへ。しかし中野もコーナーに上がる。AZMがアームブリーカーから再びコーナーへ。中野も上がり下からハイキック。中野は宙吊りでスリーパー。エプロンでバックを取るがAZMがこらえる。中野はAZMとともにリング下へ。リングに戻すと、中野が背後からニーアタック、ジャーマン。AZMが返すと、中野はタイガーの構え。AZMが丸め込みも中野が飛びつく。AZMが切り返してあずみ寿司。中野が返すと、AZMはジャックナイフも反転される。中野が強引に押さえ込むが2カウント。中野はスピンキックからバイオレットシューティング。AZMが返すと、中野はブレーンバスターの構え。AZMが切り返し丸め込みの連続。3カウントを奪ったAZMが勝利した。試合後は中野の方から握手を求めた。

 

AZMのコメント

「中野のたむちゃんから勝ったよ、4点でございます。たむちゃんのリミッター外せたかはわからないけど、リング上を見てましたか、たむちゃんとある約束をしてきたので、ぜひ、それがわかるのは現実になるときかなあ? まあその約束をみなさん楽しみにしていてください」

◆ブルースターズ公式リーグ戦 15分1本勝負
渡辺桃<2点>

10分53秒
ピーチドライバー→エビ固め

スターライト・キッド<2点>

 スターライト・キッドと渡辺桃の対戦は大江戸隊同門対決。5★STAR GPでしか組まれないであろう貴重な顔合わせだ。リーグ戦はここまでキッドが1勝1敗の五分で桃は2連敗スタート。桃としては3連敗は絶対に避けたい状況だが、大江戸隊同門対決がこの試合にどんな影響を及ぼすのか?

 桃がスパナを手にしリング中央へ。しかしキッドと視殺戦をかわすとスパナを投げ捨てる、桃がヘッドロックに取るとキッドが取り返していく。桃はマスクをつかんで走らせずにドロップキック。桃の突進を琉悪夏が妨害して足を引く。反対側ではナツコがキッドの足を引こうとするも失敗。大江戸隊同士の場外戦でキッドが桃を鉄柱に叩きつけようとするが反対に桃が叩きつけることに成功。桃のミドルはかわされ鉄柱に直撃。キッドは場外でボディースラム。キッドがスパナを取り出すが注意されるとエプロンに置く。桃がキッドの突進をかわしイスで殴打。桃はキッドを戻してコーナーでミドルキック連打。レフェリーの制止を無視して蹴り続ける。さらにミドルを続けるとキッドが髪の毛をつかむ。それでも桃が蹴り倒す。桃の突進にキッドはヒザへのドロップキック、その場飛びムーンサルトを桃がかわすがキッドは桃の蹴り足をつかんでサブミッション。すぐに桃がエスケープ成功。キッドがスイングネックブリーカーを狙うが桃が切り返す。切り返しの攻防から桃が裏投げ。キッドが返すと桃はコーナーに上がるも、キッドが雪崩式アームホイップ。キッドは桃のヒザをマットに叩きつけ、コーナーからムーンサルトプレス。しかし桃がカットし蒼魔刀。桃がチキンウイングの構えもキッドがコルバタで切り返す。桃が背後から蒼魔刀、キッドがスイングDDT、桃がBドライバー。ナツコが乱入しレフェリーの気を引きつける。桃がスパナをレガースに忍ばせ蹴りにいくがキッドがかわして丸め込む。キッドは蹴りをかわしてストレッチマフラーから黒虎脚殺。桃がエスケープ成功。キッドは桃を寝かせてムーンサルトプレス。返した桃にキッドはフィニッシュを宣言も切り返されてハイキックを食らう。桃はキッドにテキーラサンライズ。キッドが返すと、モモ☆ラッチ。しかし桃が押しつぶす。返した桃が人でなしドライバー。キッドが返すと、桃はピーチサンライズの構え。キッドが切り返し丸め込む。桃が顔面を蹴り上げキッドがダウン。桃はキッドを引き起こし、ピーチサンライズの構えから前方に叩きつけるピーチサンダー。3カウントが入り、桃がキッドを破った。

 

桃のコメント

「キッド、さすが仲間じゃん。最初に私はスパナを使わないと思ってたけど、なんかだんだん腹立っちゃって(笑)。使わざるを得なかったよね。これで2点、キッドから2点。デカいんじゃないの? これから、楽しみに」

◆ブルースターズ公式リーグ戦 15分1本勝負
葉月<6点>

10分55秒
垂直落下式ブレーンバスター→片エビ固め

なつぽい<4点>

 葉月となつぽいの5★STAR GPは連勝スタート同士の対戦となった。葉月はジュリア、スターライト・キッド。なつぽいはMIRAIと壮麗亜美を連破し波に乗っている。3連勝を飾ればさらに勢いに乗ること間違いなし。はたして、連勝同士の一騎打ちで15分以内に決着がつくか?

 なつぽいがマヒストラルを狙うが葉月が切り返してアームホイップで場外に送り出す。トペで飛ぶがかわされてセコンドへ一直線。すると、なつぽいはプランチャで場外へ。なつぽいが気合を入れて場外でブレーンバスターの構え。葉月がこらえるがなつぽいは至近距離からドロップキックを連打。しかし背後から葉月がドロップキックのお返し。葉月のブレーンバスター狙いをなつぽいが切り返す。なつぽいは場外マットを剥がして葉月を殴打する。マットの上にボディースラムで叩きつけるとエプロンからのフェアリアルギフトは葉月がかわしセントーン。葉月がリングに戻し、顔面ウォッシュ。カバーを返されるとクロスフェースへ。しかし、なつぽいの足がロープに届く。なつぽいがエルボー連打からネックブリーカー、低空ドロップキック。コーナーに上がるとダイビングボディーアタック。返した葉月がエルボーの打ち合いにもっていく。葉月の突進をなつぽいが止めて丸め込みの連続。葉月が反転し押さえ込むが2カウント。葉月が二段蹴りから顔面を何度も蹴飛ばし、二段蹴り。引き起こされたなつぽいが蹴りの連打からジャーマン。さらにポイ捨てジャーマンを3連発。コーナーに上がろうとするなつぽいの足を葉月が引っ張る。なつぽいが逃れてコーナーに上がると、葉月が下から二段蹴り、エプロン越しでも二段蹴りを放ち場外へトペを放つ。リングに戻すと、葉月はスワンダイブ式ミサイルキック、串刺しエルボーアタックからコーナーに乗せてコードブレイカー。さらにコーナーに上がりダイビングセントーン。しかしなつぽいが肩を上げる。葉月はみちドラも2カウント。葉月が垂直落下式ブレーンバスターを決めるとなつぽいが返せず3カウントが入った。

 

葉月のコメント

「5★STAR3戦目。今回はゴッデスの前哨戦でもあったのかな。なつぽいから勝って6点。なつぽい革命、これにて終了!」

◆レッドスターズ公式リーグ戦 15分1本勝負
林下詩美<6点>

10分26秒
ハイジャックボム→片エビ固め

世羅りさ<4点>

 林下詩美とプロミネンスの世羅りさが注目の公式戦。詩美はここまで2勝1敗でひとつの勝ち越し、世羅は開幕2連戦を連勝で飾り、前赤いベルトの王者との一騎打ちを迎える。世羅は朱里の赤いベルトに挑むも屈辱のTKO負け、5★STAR GPは絶好のリベンジの場でもあり、前赤いベルトの王者を破れば3連勝にもなり一気に優勝候補に躍り出るだろう。もちろん、2度目の制覇をめざす詩美にとっては負けられない闘い。2点を獲得するのは詩美か、それとも世羅か?

 ロックアップでの力比べでスタートし、世羅が腕を取る。詩美が取り返し、腕の取り合いに。世羅がヘッドロックに取ると、詩美がロープに振ってショルダータックルをぶつけ合う。詩美がショルダータックルをぶつけると、世羅がこらえて打ち勝ってみせる。世羅は逆エビ固めからカンパーナ。さらに背中へダブルニードロップ。世羅は詩美を引き起こすが至近距離からのドロップキックを食らう。詩美がアルゼンチンも世羅がすぐに脱出、しかし詩美がもう一度持ち上げてバックフリップ。詩美がミサイルキックからスリーパー。世羅が抱えて後方に叩きつけると、ジャイアントスイングでぶん回してみせる。世羅は串刺しエルボーアタックから串刺しダブルニーアタック、至近距離からダブルニードロップも投下する。世羅は詩美を引き起こし担ぎ上げる。詩美が切り返しエルボーの打ち合い。世羅は詩美を走らせずエルボー、詩美もやり返す。髪の毛を引き合いどちらもロープに走らせず。詩美が投げっぱなしジャーマンから突進すると世羅が受け止めてマットに叩きつける。世羅はエルボー連打からファルコンアロー。詩美がカバーを反転も2カウント。世羅が顔面を蹴飛ばすが詩美がコウモリ吊り落とし。世羅がすぐに起き上がってやり返す。両者ダウン状態から立ち上がり世羅が詩美をマットに叩きつける。詩美が返すと世羅は羅紗鋏狙い。詩美が切り返してジャーマン、ラリアット。世羅が返すと、詩美はラリアット。10分経過。詩美はカナディアンから旋回しハイジャックボムへ。3カウントが入り、詩美が世羅を破った。

 

詩美のコメント

「世羅りさ倒して公式戦勝ち星3つ目。世羅りさ、スターダムに来たところからすげえ気になってて、今日やっと試合ができて、スターダムでは感じられない新しい刺激をもらうことができました。このまま林下詩美、残りの試合も勝ち抜いて、5★STARこの夏優勝して完全復活します」

◆ブルースターズ公式リーグ戦 15分1本勝負
MIRAI<6点>

13分49秒
ミラマーレ→レフェリーストップ

鈴季すず<0点>

 MIRAIと鈴季すずは7・8「NEW BLOOD3」で一騎打ちをおこない、15分時間切れ引き分け。5★STAR GP公式戦で早くも再戦の機会がやってきた。MIRAIはここまで2勝1敗、岩谷麻優とジュリアからの連勝が光っている。一方の鈴季は開幕2連戦を体調不良で欠場となり、この日が5★STAR GP初戦となる。鈴季が台風の目となるかどうか、この試合から見えてくる?

 スタートと同時にエルボーを打ち合う、MIRAIがショルダータックルで打ち倒すが、鈴季がコーナーに追い込んでヒザを突き立てる。鈴季は顔面を踏みつけ三拍子のリズムでエルボーを連打。MIRAIはカウンターのエルボーから両腕をロック、三拍子のリズムで締め上げる。さらに右腕を踏みつけカバー、返されると腕十字を狙う。コーナー前に叩きつけるが鈴季が先回りしエプロンからエルボー、エプロンに投げ捨てる。さらにリング下に落ちたMIRAIへニードロップ。鉄柱に向かい突進した鈴季だが、MIRAIにかわされ腕が直撃。MIRAIは戻ってきた鈴季に変型裏投げから腕十字。鈴季がエスケープすると、ダッシュを読んでスピア気味に突進、ロープに追い込み顔面を踏みつける。さらにリング下から顔面を蹴り飛ばす。コーナーに上がるとミサイルキック。MIRAIが返すと、鈴季がバックを取る。こらえられた鈴季がエルボーもMIRAIがマットに叩きつける。両者ダウン状態から額を突き合わせてエルボーを打ち合う。髪の毛をつかみ合い立ち上がると、鈴季がヘッドバット連打。MIRAIがよろめきながらもこらえてヘッドバットのお返しを腕に放つ。10分経過。鈴季が丸め込むがMIRAIが返す。MIRAIがラリアットを放つも2カウント。MIRAIは腕をロックも鈴季が反転してカバー。MIRAIが返すと鈴季が投げっぱなしジャーマン。MIRAIが返すと鈴季がマットに叩きつける。残り3分。MIRAIが腕を極めるが鈴季がエスケープ。MIRAIはミラマーレショック狙いも鈴季が切り返してジャーマン。MIRAIが返すと腕をロック。ガッチリ極まるとレフェリーがゴングを要請。MIRAIの勝利が宣告された。

MIRAI「みなさん、本日全11試合、楽しんでいただけましたでしょうか!? 本日本当にたくさんのご来場、ありがとうございました!公式リーグ戦、今日で3勝。またここ、後楽園に戻ってくるまで自分は全勝します。それでは最後に、真夏に輝くシンデレラストーリー。自分に負けるな限界を超えろ、5★STAR GP魂込めてロックオン!」

MIRAIのコメント

「NBの続き、鈴季すず、誰がなんと言おうと今日は自分の勝ちです。でも、まあ、鈴季すずは欠場明けの1試合目ってことでコンディション万全じゃなかったのかなとか思ったりもしますけど、でも、こんなところで黙ってるような選手じゃないと思うので。MIRAIのなかで鈴季すずはでかいです。鈴季すずの存在は、でかいです。まあこんなこと言ったら本人嫌がると思うなと思うんですけど。よし、3勝しました。3勝1敗。ここからシンデレラのMIRAIの真夏に輝くシンデレラストーリー、自分はあきらめなければ必ず輝きはつかめると思っているので。ここから勇気の夏、熱く熱く熱く盛り上がらせて、MIRAIの夏を皆さんに魂込めて見せていきます」

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