8月23日(火)、会見がおこなわれ、9・11横浜武道館大会でおこなわれるタイトルマッチを発表、調印式とともに王座戦出場選手が意気込みを述べた。
記者会見詳細レポート
▼アーティスト・オブ・スターダム選手権試合
〈王者〉鹿島沙希&スターライト・キッド&渡辺桃vs〈挑戦者〉葉月&コグマ&羽南
羽南「私がアーティスト・オブ・スターダムのベルトに挑戦したいと思った理由は、まず、5★STARのリーグ戦でキッドとやって、そこでやりたいことが明確になりました。私はSTARSとしてのSTARSのユニットとしての魅力を伝えていきたいですし、このキラキラしているSTARSがユニットの中心にいるべきだと思います。なんで麻優さんでもなく飯田さんでもなく、コモモさんでもなくこのお二人を連れてきたかといいますと、ゴッデスのベルトを2回も巻いていて、連係力が抜群だからです。だから私はこの3人でアーティストのベルトに挑戦したいと思いました。いまはフューチャーのチャンピオンでもありますし、8月26日のNEW BLOODでAoi戦もあります。フューチャーのベルトを巻いているときに次のステップにも上がっていきたいと思いました。だから、アーティストのベルト、取りにいきます」
葉月「羽南から一緒にトリオを組んでアーティストに挑戦したいという意見を聞いて、最初はゴッデス落としてすぐだったので悩んではいたんですけど、葉月がSTARSに入って復活した、ギラギラしたSTARSになったのは間違いないので、ここでユニットの象徴アーティストをしっかり巻きたいと思います」
コグマ「私も同じ意見ではあったんですけど、羽南がSTARSの中でタッグ力が強いのはこのFWCと言ってくれて、3人なのでFWCではなく、まだ名もなきトリオで大江戸隊からまたベルトを取ってやりたいと思います」
鹿島「アーティストのベルトって、こんな気軽に簡単に挑戦できるベルトだったっけなあ。メッチャ急に決まっててビビったんだけど、いつでもどこでも誰の挑戦でも受けるって言ったから受けるし、キッドがずっと言ってたさあ、生え抜き同士のタイトルマッチ、初?アーティストでは。史上初? そういう面で相手がSTARSっていうので、まあまあまあ、おもしろくなるんじゃねえの? 知らんけど、知らんけどね」
桃「羽南が誰連れてくるんだと思ったら、こないだベルト落としたばっかの落ちこぼれ2人連れてきて、ええ?って。ちょっと岩谷麻優連れてこいって話だよ、こっちからしたら。なんであんな強いヤツ連れてこないで、こんな落ちこぼれたちを連れてくるんだかって話なんだよね。アーティストのベルトは3人のベルトだから、タッグとひとりじゃないから、3人のベルトだから。まあ、負けないっしょ」
キッド「そうだろうね。ずっと生え抜き同士の防衛戦言い続けてきて、ようやく実現したわけだけども、私との5★STAR GPの公式戦がきっかけで、羽南がここまでやってくるとは思わなかったよ。でも私の言葉がちゃんと羽南に届いてたんだなあって。キッズからやってた私たちにしかわからないもんってものがあるからね。そんで、あと2人がFWC。っていうか、ウチらブラックデザイヤーからゴッデスのベルトを奪ったくせに、ウチらの二番煎じみたいなヤツらに取られて、なにやってんだよって思ったけど、落としてすぐにアーティストのベルトに挑戦できることは、ウチら3人と、そして羽南にちゃーんと感謝しろよなあ。まあ生え抜きでの試合は間違いはないと思うんで、防衛する気しかないけれど、私はこのメンバーだけで防衛戦をすることにすでに価値があるんじゃないかなと思ってます。史上初、もう見にくるしかねえんじゃねえの?」
▼ゴッデス・オブ・スターダム選手権試合
〈王者〉中野たむ&なつぽいvs〈挑戦者〉MIRAI&壮麗亜美
MIRAI「ゴッズアイ、新格闘プリンセス、そしてシンデレラのMIRAIです。まずいまは5★STARの真っ最中であり、そしてつい最近、短期間で2度ゴッデスのベルトに挑戦して届かなかった。また挑戦? 早すぎでしょ? その気持ち、わかります。でも、自分たち、そんなにお行儀良くないですから。たくさんの夢が見れて、たくさんの夢を見せれて、たくさんの夢をもらえる。日常とは違う世界、それもプロレスの良さだと思っています。そしてもうひとつ、前回ゴッデスの闘いで敗れたとき、すごくすごく悔しそうにしている壮麗亜美の姿を初めて見ました。自分もそういった経験をたくさんしてきているので、気持ちすごくわかりましたし、だからこそもう一回チャンスつかまないとなと思ったんです。壮麗亜美と組んで短期間で3度目の挑戦。革命を奏でる中野たむとなつぽいの前で、壮麗亜美とこのシンデレラのMIRAI。ゴッズアイがプロレスラーとして進化し続ける限り、永遠に完成しない。本当に前回悔しすぎたから、壮麗亜美と進化し続ける限り永遠に完成しない最高の新時代のプロレスを魂込めて、みなさんにお見せしたいと思います」
壮麗「ゴッズアイ、神に選ばれしビッグガール壮麗亜美です。MIRAIとタッグを組んでから初めて負けたのがFWCとのゴッデス戦でした。悔しくないわけがなくて、本当に本当に悔しかった。私たちが挑戦することにいろんな意見が上がることは、もちろんわかってたけど、私たちであのゴッデスのベルトを巻くことをあきらめてないし、必ず巻きたい。だから名乗りを挙げました。中野たむとなつぽいが私たちの挑戦を受けてくれたからには、そんな意見も吹き飛ばすくらいの試合をしなきゃいけないし、する自信もある。そして、MIRAIと壮麗亜美でしっかり勝利して、あのゴッデスのベルトをこんどこそ巻きたいと思います」
中野「第25代ゴッデス・オブ・スターダムチャンピオンの中野たむと…」
なつぽい「なつぽいこと…なつぽいです」
中野「亜美ちゃん、MIRAIちゃん、この短期間で2度ダメで、3度目の挑戦。その執念深さ、ホントに素晴らしいと思う。2人はお互い思う力、思い合ってる力、そして信頼関係がしっかりあるんでしょう。ねえ、なっちゃん」
なつぽい「ベルトへの熱い思いがある限り何度挑戦してもいいんじゃない、べつに。あきらめない熱い魂を持った亜美MIRAIと初防衛戦できるの、ウチらはメチャクチャうれしい」
中野「うん。ホントにうれしい。ありがとう。MIRAIちゃんと亜美ちゃんはさあ、このゴッデスのベルトを巻いた先、どんな未来を見てるの?」
MIRAI「未来、誰も想像したことのない未来を、自分たちはしっかり魂込めて見せたいと思ってるので、その目、その体、しっかり味わう準備しといてください」
中野「誰も想像してない未来、それはちょっと見てみたいかな。でもね、私たちにも絶対にたどり着きたい未来がある。たむとなっちゃんはもっともっと世間を巻き込んで、令和のビューティーペアになります」
なつぽい「ウチらはアーティストデビューをして武道館ワンマンライブをめざしてる。プロレスのプの字も知らなかったウチらだけど、いまはプロレスが大好きで、プロレスで夢見てる。きっかけはなんだっていいと思ってる。もっと女子プロレスがたくさんの人に見てもらえるように、ウチらはチャンピオンだけど、これからも挑戦し続ける」
王者組がベルトを持って挑戦者組に歩み寄る。
中野「MIRAIちゃん…」
なつぽい「亜美ちゃん…」
中野&なつぽい「革命へ、ようこそ!」
壮麗「その革命とやら刻み込まれる前に、切り刻んでやるよ!」
中野「やれるもんならやってみな。(MIRAIが)ボケッとしてるけど大丈夫?」
海外の超大物外国人レスラーが参戦決定
8・27後楽園ホールにて発表予定。
ロッシー小川エグゼクティブプロデューサー「今大会(8・27後楽園、9・11横浜武道館)に外国人選手が来るわけではないです。これはまた別の話です。横浜武道館は5★STAR GP中盤戦の好カードもありますし、2つのタイトルが入ったということで、厚みがあるビッグマッチというとちょっと大げさな表現になるかもしれないですけど、そういう感覚でやっていきたいと思ってます。この (海外の)大物ですか? これはですね、IWGPの女子のトーナメントに参加する選手のことです」
IWGP女子王座決定トーナメントは1回戦が新日本プロレス10・2ロンドン大会でおこなわれる。同じく1回戦がスターダム10・22後楽園でおこなわれ、準決勝がスターダム10・23立川アリーナ立飛大会でおこなわれる。決勝が11・20新日本プロレス&スターダム合同興行「Historic X-over」有明アリーナ大会で、初代王者が決定する。7選手が参加。
小川「今日の昼間に新日本プロレスとスターダムの合同会見がありまして、ようやくスターダムがそこの立ち位置にようやくきたかなと感じてますね。このトーナメントは、インターナショナルブロックとスターダムの選抜ということで、選手をこれから選んでいきと思ってます」
キッド「ちゃんとこういう紹介のコーナーがあるなら言えよって感じなんだけど、聞きたいことがあるんだけどいいですか? このトーナメント、出る人どうやって決めるんですかっていうのがずっと疑問なんだけど。どうやって決めるの?」
小川「いま5★STAR GPやってるんで、その成績もあると思いますから、いまちょっと発表できないんですけどね」
キッド「ほかのユニットのヤツらも気になるんじゃないの?」
中野「もちろん気になってるよ。11・20、私とたむちゃんとなっちゃんは、カード組まれてるけど、私2試合やってもいい」
なつぽい「私も2試合やってもいい」
中野「出してくださいよ、小川さん」
キッド「2試合やるっていうのもありなのか?」
壮麗「自分たち組まれていないんで」
キッド「だってそもそも、日本人数人しか出れないんじゃないの」
小川「(スターダム選抜の日本人は)4人しか出れないんですよね。4人なので、その辺はですね、一応今週の土曜日に後楽園ホールで答えを出しますよ。ひとつの答えを出すんで」
キッド「ここでは先走らないと。まあまあとりあえず、後楽園ホールまでお楽しみってことでいいのかな?」
小川「後楽園ホールはおかげさまでいま前売り絶好調なんですけど、これでさらに加算したいと思いますので、みなさんどうぞ来てください」