2022/08/28 試合結果

2022年8月28日 『5★STAR GP 2022浜松大会』

『5★STAR GP 2022浜松大会』
8月28日(日)アクトシティ浜松観衆824人=超満員)

試合結果

◆変則タッグマッチ 15分1本勝負
○フキゲンです★

9分20秒
後方回転エビ固め

琉悪夏 レディ・C●
吏南 妃南

◆ブルースターズ公式リーグ戦 15分1本勝負
MIRAI<8点>

7分51秒
ミラマーレ

羽南<0点>

◆ブルースターズ公式リーグ戦 15分1本勝負
飯田沙耶<2点>

7分36秒
飯田新橋

渡辺桃<6点>

◆レッドスターズ公式リーグ戦 15分1本勝負
中野たむ<6点>

9分15秒
タイガースプレックスホールド

桜井まい<6点>

◆レッドスターズ公式リーグ戦 15分1本勝負
ひめか<10点>

4分25秒
アルゼンチンバックブリーカー

鹿島沙希<4点>

◆レッドスターズ公式リーグ戦 15分1本勝負
舞華<8点>

6分54秒
みちのくドライバーⅡ→片エビ固め

AZM<10点>

◆レッドスターズ公式リーグ戦 15分1本勝負
コグマ<8点>

8分20秒
回転式横入りエビ固め

朱里<6点>

◆ブルースターズ公式リーグ戦 15分1本勝負
上谷沙弥<8点>

12分47秒
ファイヤーバードスプラッシュ→片エビ固め

葉月<14点>

◆ブルースターズ公式リーグ戦 15分1本勝負
ジュリア<8点>

10分56秒
グロリアスドライバー→片エビ固め

なつぽい<6点>

◆ブルースターズ公式リーグ戦 15分1本勝負
岩谷麻優<8点>

8分10秒
雷の如くを切り返して→エビ固め

壮麗亜美<8点>

試合詳細レポート

◆変則タッグマッチ 15分1本勝負
○フキゲンです★

9分20秒
後方回転エビ固め

琉悪夏 レディ・C●
吏南 妃南

 当初は妃南&レディ・C&天咲光由組vs琉悪夏&吏南&フキゲンです★組の6人タッグマッチが予定されていたが、天咲の欠場により、2vs3のハンディキャップ戦に変更された。

 試合前にフキゲンが鹿島にマイクを渡す。鹿島はフキゲンのメッセージを受け「なんで一人いないんだ。ウチのフキゲン様がハンディ戦は申し訳ないと。だから平等にフキゲンがレフェリーをやりたいそうだ」とアピール。フキゲンは勝手にボディーチェックを始める。

フキゲンが「ゴングデース」とアピールし、デューク佐渡レフェリーもゴングを要請。鹿島がレフェリーを引き寄せフキゲンがレフェリング。試合は妃南と吏南でスタート。フキゲンが足を出し妃南を妨害。妃南がカバーするがフキゲンはスローカウント。反対になると超高速。怒ったレディがフキゲンに襲いかかるが大江戸隊が排除する。大江戸隊は妃南を捕獲し全員で攻撃。飽きたのか、いつのまにかフキゲンが選手にまわり妃南を攻撃、デューク佐渡がレフェリングに戻る。レディが琉悪夏にニードロップ。吏南と琉悪夏がダブルでレディを攻撃。しかしレディがまとめて河津落とし。レディは琉悪夏に突進もショルダータックル、セントーンを食らう。吏南がレディに串刺しダブルニーアタックからドロップキック。レディが返すと、妃南が卍固め。返したレディが吏南をジャイアントスイングでぶん回す。妃南が吏南にドロップキック、大外刈り。エルボーの打ち合いから妃南がバックブリーカー。吏南が串刺しをかわし大江戸隊がいっせいに妃南を攻撃。吏南がダイビングダブルニードロップから再びコーナーに上がるとレディが妨害し妃南がデッドリードライブ。レディと妃南が合体し吏南をマットに叩きつけるが琉悪夏のカットが間に合う。妃南は吏南を引き起こしマットに叩きつけるがフキゲンが妨害。妃南があらためて吏南を持ち上げる。フキゲンがタッチしており妃南の丸め込みはカウントが入らず。背後からフキゲンが丸め込むと3カウントが入った。

◆ブルースターズ公式リーグ戦 15分1本勝負
MIRAI<8点>

7分51秒
ミラマーレ

羽南<0点>

 フューチャー・オブ・スターダム王者として5★STAR GPにエントリーされている羽南だが、ここまで7戦して全敗、フューチャー王座に関しては最多防衛記録を更新しているものの5★STARの壁に苦しんでいるところだ。今回の相手は初シングルとなるMIRAI。MIRAIは前日の後楽園で壮麗亜美との同門対決をおこない黒星を喫した。連敗は避けたいだけに、ここは慎重に2点をゲットしたい。

 羽南から握手を求めるとMIRAIが慎重に応じて試合がスタート。両腕を取って組み合い、まずはMIRAIが投げを打つ。羽南が首を取りにいくとMIRAIも切り返していく。羽南が腕を取るとMIRAIがヘッドロック。羽南が切り返し反対にヘッドロックで締め上げる。MIRAIがロープに振ろうとするが羽南がさせずにグラウンドにもっていく。MIRAIがロープに振ると見せかけヘッドロックへ。羽南がロープに振って投げを打つとヒザ十字固めへ。MIRAIがエスケープするが羽南が左脚をロープにかけてドロップキック。羽南がダッシュするとMIRAIがエルボーで動きを止めコーナーに追い込みエルボーアタック。MIRAIは羽南の右腕を締め上げる。右ヒジにストンピングを打ち込みボディースラム。羽南がすぐに返すがMIRAIがもう一度ボディースラム。羽南が返すとエルボーで向かっていく。MIRAIは「こいよ!」と挑発しエルボー連打を受けて立つ。MIRAIはラリアットで羽南を倒すが2カウント。「羽南、もっとこいよ!」「こい、フューチャー!」とMIRAIが挑発。MIRAIの突進を羽南が止めて後方に投げつけるとニーアタックからフェイマサ―。しかしMIRAIが返してみせる。羽南はフィニッシュを宣言してバックドロップの構え。MIRAIが抜け出しラリアットにいくが羽南がかわして丸め込む。MIRAIが返してラリアット。後方に投げつけると羽南を引き起こしてラリアット。3カウントと思われたが羽南が肩を上げる。MIRAIは腕を取ってミラマーレ。リング中央に持ち込みギブアップを迫る。こらえた羽南だがMIRAIが改めて絞り上げるとギブアップ。MIRAIが羽南を破った。

◆ブルースターズ公式リーグ戦 15分1本勝負
飯田沙耶<2点>

7分36秒
飯田新橋

渡辺桃<6点>

 予選リーグから勝ち上がり2年ぶりのエントリーを勝ち取った飯田だが、ここまで白星なしの4連敗と苦しい戦いを強いられている。この日の公式戦は大江戸隊の渡辺桃とあって、今回も苦戦が予想される。桃としても現在五分の星だけに白星を先行させるため、どんな手段を使ってでも勝ちを取りにくるだろう。桃のスパナ攻撃をかいくぐり、飯田が初勝利を手にするか、それとも桃が優勝戦線に留まる得点をゲットするか。

 ゴングと同時に飯田がドロップキックを打ち込み逆水平チョップの連打。飯田のジャンピングチョップを桃がかわしてミドルキック。桃は飯田の顔面を踏みつけリング下に落とす。場外では大江戸隊が飯田を攻撃。桃がエプロンを走ってミドルキック、飯田をリングに戻すとヒザを突き立てカバーする。飯田が返すと、桃は「どうした、このクソゴリラ!」「やり返せよ!」と挑発。飯田がエルボー連打も、桃が一発で倒してみせる。飯田が返すと、桃がミドルキック連打。しかし飯田が「もっとこいや!」と挑発し、蹴り足をつかんだまま逆水平の連打を見舞っていく。飯田がジャンピングチョップからバックエルボー、エルボードロップ。桃が返すと、飯田は串刺しエルボーアタック、飯田岩を狙うが桃が切り返し下からハイキック。桃がコーナーに上がると飯田も追いつき雪崩式パワースラム。飯田が突進する桃をキャッチしスパインバスターからノーザンライトスープレックス。飯田は「飛ぶぞ!」と宣言し飯田ロケットを発射する。飯田は桃をコーナーに乗せてキン肉バスターの構え。桃が切り返しコーナーから蒼魔刀。返された桃はチキンウイングフェースロック、胴締めスリーパーに移行し締め上げる。飯田がこらえると桃は背後からドロップキック、正面から蒼魔刀。Bドライバー狙いを飯田が切り返すが桃がハイキック。桃はフィニッシュを予告も飯田が切り返し飯田橋。桃が返すと、飯田が突進もハイキックを食らう。桃はBドライバーを決めるが飯田がクリアー。桃は人でなしドライバーからピーチサンライズの構え。飯田が切り返し丸め込むと3カウント。新たに開発した丸め込み技で飯田がリーグ戦初勝利をゲットした。

◆レッドスターズ公式リーグ戦 15分1本勝負
中野たむ<6点>

9分15秒
タイガースプレックスホールド

桜井まい<6点>

 前日の後楽園でウナギ・サヤカを破った桜井まい。今回は中野たむが相手で、2日連続の対COSMIC ANGELSという図式になる。桜井は強くなりたいとの思いからコズエンを抜けてドンナ・デル・モンド入り。その後は着実に成長を見せており、かつての師匠とも言える中野にどんな闘いを見せるのか。桜井が勝てば再び白星が先行するが…。

 桜井のセコンドにジュリア、中野にはなつぽいが着く。コーナーから視殺戦を展開し、慎重にリング中央へ歩を進める。探り合いから桜井がタックルにいくが中野がかわす。桜井が蹴りを入れロープに振るが中野が振り返す。桜井がビッグブーツを打ち込み突進も中野がショルダータックル。中野がコーナーに振りエルボーアタックからミドルキックを連打。中野はコーナーに上がり桜井を宙吊りに。桜井を落とすと場外へフットスタンプ、桜井がエルボー連打で向かっていくと中野が手を広げて受けて立つ。中野が一発で倒すと引き起こしてボディースラム狙い。桜井が切り返しドロップキック。桜井が中野をリングに戻してエルボードロップ、STF。中野がエスケープすると、桜井は気合を入れてビッグブーツ。ドラゴンスリーパーにいくが中野が切り返す。桜井が反転してスタンディングギロチン。桜井はノーザンライトも2カウント。桜井は「決めるぞ!」と絶叫しダイビングエルボードロップ狙いでコーナーへ。しかし中野がロープに上がり張り手を見舞う。桜井も張り返し、張り手の打ち合い。桜井が強烈なヘッドバットで中野を落とすと「終わりだ!」と叫んでダイビングエルボードロップ。さらに桜井が絶叫しフロントバスター。しかし中野が返してみせる。桜井は中野を引き起こすが中野がバックドロップ。桜井がすぐに立ち上がるが中野がスピンキック。中野はバイオレットシューティングも桜井がかわす。中野がバイオレットシューティングを打ち込むが桜井がクリアー。中野は変型ヘッドシザーズ、これを外すと桜井を引き起こしハイキック。もう一度引き起こすとタイガー・スープレックス。桜井が返せず中野が3カウントを奪った。試合後、中野は桜井に何やら話しかけてから勝ち名乗りを受けた。

◆レッドスターズ公式リーグ戦 15分1本勝負
ひめか<10点>

4分25秒
アルゼンチンバックブリーカー

鹿島沙希<4点>

 ひめかと鹿島沙希の5★STAR GP公式戦。順調に白星を積み上げているひめかと、誰から勝ってもおかしくない鹿島の対戦は予測不可能。最後に勝ち名乗りを受けるのは、ひめかか、それとも鹿島か?

 鹿島は「(握手)するわけねえだろ」と言っておきながらゴングが鳴らされると、「よろしくお願いします」と手を差し出す。ひめかが手を引いて攻撃するが鹿島が押し倒して「よろしくお願いしますって言ってるだろが」「あいさつは基本だろが」と言いながらひめかをロープ際に追い込み顔面を踏みつける。コーナーに追い詰めると「かわいいかおしてるねえ」と褒めてからダイビングフットスタンプ。鹿島はラリアットをかわしコルバタ狙い。ひめかが止めて逆エビ固めで締め上げる。鹿島がエスケープすると、ひめかの突進をかわしフェースクラッシャー。鹿島の突進にひめかはショルダータックル。しかしリング下から大江戸隊のセコンド吏南が足を引く。鹿島は昇竜拳も2カウント。ひめかがアルゼンチンで絞り上げると鹿島がギブアップ。ゴングが鳴らされてもひめかが締め続ける。大江戸隊が乱入するとひめかはラリアットを食らわし撃退した。

◆レッドスターズ公式リーグ戦 15分1本勝負
舞華<8点>

6分54秒
みちのくドライバーⅡ→片エビ固め

AZM<10点>

 開幕戦こそ朱里に敗れるも、その後は5連勝でレッドスターズ単独トップのAZMが、舞華と公式戦。舞華は前日の後楽園で林下詩美を破り大きな2点を獲得した。これにより白星が先行しており、AZMの連勝を止めればさらに勢いを増すこと必至。また、AZMが連勝を伸ばせばますます波に乗るだろう。レッドスターズの行方を占う一番にもなりそうだ。

ロックアップから舞華がヘッドロック。AZMがロープに振ろうとするが舞華が離さずグラウンドへ、舞華はショルダータックルを連打。ブレーンバスター狙いをAZMが切り返し三角飛び。しかし舞華がキャッチ。それでもAZMは卍固めに切り返す。AZMは腕固めに移行するが、舞華がエスケープ。AZMは舞華の左腕を蹴り上げミスティカ式ワキ固めでギブアップを迫る。舞華は決められたまま立ち上がりコーナーに叩きつける。AZMは突進を止めるとコーナーから飛んで腕固め。舞華がエスケープすると、AZMがダイブ。舞華がキャッチし後方に投げ捨てる。舞華がブレーンバスターを狙うが反対にAZMが決める。しかし舞華があらためてブレーンバスター。両者突進しラリアットをかわしたAZMがミサイルキック。AZMはダイビングフットスタンプを決めるが、舞華の肩が上がる。AZMはフィニッシュを宣言しバックを取る。舞華が切り返してカウンターでパワースラム。舞華は両腕を取ってマットに叩きつける。AZMが返すと舞華はフィニッシュを予告し炎華落とし狙い。AZMが切り返し丸め込むが2カウント。AZMがハイキックから突進もラリアットを食らう。舞華はみちのくドライバーを決め、3カウントをゲット。AZMの連勝は5でストップとなった。

◆レッドスターズ公式リーグ戦 15分1本勝負
コグマ<8点>

8分20秒
回転式横入りエビ固め

朱里<6点>

 3勝2敗の朱里と3勝4敗のコグマが公式戦で激突。2人のシングルマッチはこれが初めてで、赤いベルトの現王者と前ゴッデス王者の対戦。コグマが勝てば両者とも五分の星となるが…。

 コグマから握手を求めると朱里が困惑の表情でセコンドに「大丈夫?」と問いかける。朱里が応じるとコグマもあらためて「お願いします」と握手し必要以上に接近。コグマが襲いかかろうとすると朱里が攻撃。コグマがさっとリング下に出て「降りてこいよ」と誘う。朱里が追いかけ場内で追いかけっこ状態に。朱里が捕まえるがコグマが背後から乗って「強制クマ」ポーズを作らせる。朱里が切り返すとエプロンに叩きつけてリングに戻す。朱里は「なめんじゃねえぞ」とストンピング。コグマはワキ腹にドロップキックを放ち「強制クマ」ポーズ。朱里が怒りの表情でコグマに接近。コグマは謝罪のクマポーズ。朱里が蹴りにいくとコグマが丸め込みの連続。朱里が返してサッカーボールキック3連打。コグマが返すと、朱里は腕十字。コグマがしのぐと朱里は腹部へのニーを連打。コグマがDDT、背中を踏みつけてフットスタンプ。朱里が返すと、コグマは串刺しボディーアタック、フェースクラッシャー。コグマが背後から飛び乗りスリーパー。朱里がコーナーに叩きつけるがコグマが背後からミサイルキック。コグマはフィニッシュを宣言してダイビングボディープレス。しかし朱里がかわしてサッカーボールキック。前からも放つがコグマが返す。朱里は腕十字から腕固め。コグマがエスケープすると朱里はニーアタック、スタンディングギロチンドロップ。コグマが120%スクールボーイから突進もハイキックを食らう。しかしこらえたコグマがバックドロップ。朱里はニーアタックからフィニッシュを予告してバズソーキック。コグマがかわして丸め込みの連続。3カウントが入り、コグマが赤いベルトの王者をピンフォールしてみせた。

◆ブルースターズ公式リーグ戦 15分1本勝負
上谷沙弥<8点>

12分47秒
ファイヤーバードスプラッシュ→片エビ固め

葉月<14点>

 開幕から7戦して負けなしと絶好調の葉月がワンダー・オブ・スターダム王者の上谷沙弥と対戦する5★STAR GP公式戦。かねてから白いベルト奪取を目標としている葉月にとっては、現王者からの勝利はこれ以上ないアピールになるだろう。また、上谷にとっても悲願の初優勝を果たすうえでは葉月の勢いを止めることが栄冠への近道。葉月の得点を考えればひとつの負けは大きな支障となるだけに、絶対に落とせない闘いだ。

 ゴングが打ち鳴らされ視殺戦を展開。ロックアップからすぐにエルボーの打ち合いとなる。上谷がロープに振ると葉月がコルバタからドロップキック。上谷がリング下に出るがスワンダイブ式ボディーアタックをカウンターで放つ。葉月が場外に出ると上谷が場外ダイブ、リングに戻すとストンピングを連打。上谷が滞空時間を取ってボディースラム。葉月が返すと、上谷が背後からドロップキック。葉月のエルボー連打を上谷が受けて立つ。上谷の一発で葉月がダウン。上谷が気合を入れてコーナーに振るが、葉月が体を入れ替えミサイルキック。葉月は顔面ウォッシュからフルネルソンバスター、セントーン。上谷が返すと葉月はフェースロックへ。上谷がエスケープすると、葉月が「チャンピオン、オマエそんなもんか」と挑発しながら張り手、上谷が「こいよ」「こいよ」と応戦すると葉月が顔面を踏みつける。葉月がダッシュすると上谷が「なめんな!」とドロップキック、串刺しニーアタック。葉月が返すと、上谷は逆エビ固め。葉月がエスケープすると、上谷はあえて二段蹴りを受けて立つ。上谷もやり返し、二段蹴りの応酬。上谷がカウンターの一発で倒し、もう一度ダッシュ。葉月がカウンターの二段蹴りを決め、DDTからクロスフェース。上谷にエスケープさせず中央に引きずると、さらに締め上げる。上谷がなんとかエスケープ。葉月はすぐにボディースラムで叩きつけコーナーへ。上谷が立ち上がり下からエルボー連打。葉月がヘッドバットで落としてダイビングセントーン。上谷が返すと、10分経過。葉月が前方に叩きつけブレーンバスター狙い。上谷が2度こらえてヨーロピアンクラッチ。葉月が返すと上谷が丸め込みからバックドロップホールド。葉月が返すと、上谷はスタークラッシャーの構え。葉月が丸め込むが2カウント。葉月が二段蹴り、上谷も二段蹴り。上谷が突進を止めてカミゴェ。残り3分。上谷がスタークラッシャーも葉月がクリアー。上谷はスタークラッシャーをコーナー際で決めてファイヤーバードスプラッシュ、葉月が返せず上谷が勝利した。

◆ブルースターズ公式リーグ戦 15分1本勝負
ジュリア<8点>

10分56秒
グロリアスドライバー→片エビ固め

なつぽい<6点>

 ジュリアとなつぽいは初シングルだが、なつぽいがドンナ・デル・モンドを裏切り脱退しただけに、ただでは済みそうもない。なつぽいはCOSMIC ANGELSに合流し、中野たむとのタッグでゴッデス・オブ・スターダム王座を奪取したばかり。なつぽいがジュリアに離脱を正当化する闘いを見せるか、それともジュリアが制裁を加えるのか。

 ジュリアのセコンドに桜井まい、なつぽいには中野たむが着く。なつぽいから歩を進めジュリアも中央へ、睨み合いからジュリアが髪をつかむと、なつぽいが張り手。なつぽいは張り手をかわして張っていく。ジュリアが「なめんな!」とロープに追い込む。ジュリアがロープに振るとなつぽいのロープワークにフェイントをかけて張り手を見舞う。ジュリアはなつぽいを倒して腕を取りにいく。なつぽいがエスケープすると、ジュリアが顔面を蹴飛ばしていく。リング中央に持っていくとボディースラムから再度顔面を蹴飛ばしていく。なつぽいがエルボー連打でやり返すがジュリアが「こいや!」と胸を突き出す。マウントを取ると「どうした?」と挑発し軽く張り手を打っていく。さらにパンチを見舞い、レフェリーが止める。なつぽいが背後からポイ捨てジャーマン、低空ドロップキックを顔面へ。なつぽいはダイビングボディーアタックからバックを取る。ジュリアがこらえてエルボーの打ち合いに持っていく。ジュリアが「こい」と挑発しなつぽいをエルボーでダウンさせる。なつぽいが向かっていくとジュリアも応戦しエルボー合戦。なつぽいがバックキックからトラースキック。マウントを取り張り手連打のお返し、ジュリアが下から「もっとこいよ」と挑発。レフェリーが止めに入るがなつぽいは「うるさい!」と拒否。ジュリアがドロップキックもなつぽいがネックブリーカー、ポイ捨てジャーマン。ジュリアもジャーマンのお返し。両者ダウン状態から立ち上がりなつぽいがバックキック、ジャーマン。ジュリアが返すと、なつぽいはコーナーへ。ジュリアが追いつき、雪崩式ダブルアームスープレックス。叩きつけてもフックを外さず。しかし、なつぽいが丸め込み。返したジュリアがなつぽいの手を取って引き起こす。ジュリアは「テメエ、ただのアイドルかよ」と挑発。10分経過。なつぽいがトラースキックからフェアリーストレイン狙い。ジュリアが切り返してバックドロップ。ジュリアが狙いすまして強烈なエルボー、グロリアスドライバー。3カウントが入り、ジュリアがなつぽいを破った。試合後、ジュリアと中野が睨み合い、なつぽいがジュリアに突っかかり乱闘に。桜井も入りなつぽいと乱闘。ジュリアは中野にエルボーを打ち込んだ。

◆ブルースターズ公式リーグ戦 15分1本勝負
岩谷麻優<8点>

8分10秒
雷の如くを切り返して→エビ固め

壮麗亜美<8点>

 

 岩谷麻優と壮麗亜美が5★STAR GP公式戦で初シングル。試合消化数こそ異なるがどちらも1敗をキープしており、ここで勝つか負けるかでは大きな違いとなる。予選リーグから勝ち上がってきた壮麗がスターダムのアイコンにどんな闘いを挑むか。壮麗のパワーを岩谷のスピードとテクニックがどう封じ込めるかが、試合のカギとなりそうだ。

 岩谷から握手を求め、壮麗が「お願いします」と応じる。壮麗がショルダータックルで先制、アームホイップをさせずにショルダータックルから逆片エビ固めでギブアップを迫る。岩谷がエスケープすると、壮麗がボディースラム。岩谷が返すと、壮麗が串刺しで突進。岩谷がかわしてドロップキック。岩谷は「投げるぞ!」と宣言するが、壮麗がこらえる。岩谷がエルボー、壮麗が逆水平を打ち合うも、岩谷は壮麗の逆水平に悶絶。壮麗がラリアットから担ぎ上げて叩き落とす。岩谷が返すと壮麗は逆エビ固め。岩谷がなんとかロープに到達。壮麗がアルゼンチンも岩谷が丸め込む。壮麗が返すと、岩谷がラリアットをかわしてハイキック。岩谷が気合を入れて低空ドロップキック。ミサイルキックも決めるが壮麗が返す。岩谷はフィニッシュを宣言し、ドラゴンの構え。壮麗が切り返し至近距離からラリアット。もう一発ラリアットを放つと、岩谷を引き起こして担ぎ上げる。岩谷がこらえて逆打ちからトラースキック。両者ダウン状態から髪をつかんで立ち上がる。壮麗が岩谷を叩きつけると旋回式ブレーンバスター。しかし岩谷の肩が上がる。壮麗は岩谷を引き起こしもう一度担ぎ上げて雷の如くを狙う。岩谷が飛びつき丸め込むと3カウントが入った。

岩谷「後楽園のみなさん、こんばんは! ……。すごい後楽園ホール並みのお客さんありがとうございました。まだまだ中盤も差し掛かってないですけどこの夏もっともっとスターダムが熱い熱い激しい試合をしていくのでこれからも応援よろしくお願いします。ギリギリかっていま8点。メインイベントで浜松でSTARSが締めれることってあまりないからSTARS全員で締めたいと思います。後楽園並みのいっぱいのお客さんが拍手で迎えてくれているよ。あ~疲れた。熱いね、暑いね。ホントにありがとうございます。また浜松大会やるのでそのときは見に来てくれますか。ありがとうございます。いまを信じて明日に輝け、We are STARS!」

岩谷のコメント

「5★STAR GP、なんかねえ、いろいろ岩谷麻優はボロボロだとかさんざん言われてますけど、見ての通り、ボロボロですよ。ウソ、ウソ。今日はさんざんやられましたけども、まだまだアイコンは終わってないですよ。アイコンまだまだ健全…健在です。5★STAR、なんだろう。すごいですよ、いま。8点目。何気に8点目、すごいと思います。こんなに連勝してるのっていままでの5★STAR GPにないくらい絶好調、このまま優勝目指します。もちろん優勝したその先に待っているのは、岩谷麻優の新しい幕開け。みなさん楽しみにしててください。自分自身もお楽しみにしてます」

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