2022/09/03 試合結果

2022年9月3日 『5★STAR GP 2022高松大会』

『5★STAR GP 2022高松大会』
9月3日(土)高松市総合体育館観衆556人=満員)

試合結果

◆4WAYバトル 15分1本勝負
向後桃

8分37秒
ラ・マヒストラル

月山和香

※もう二人はMIRAI、なつぽい

◆タッグマッチ 15分1本勝負
飯田沙耶

7分57秒
ダイビングセントーン→片エビ固め

渡辺桃
○葉月 琉悪夏●

◆レッドスターズ公式リーグ戦 15分1本勝負
桜井まい<8点>

8分13秒
MPR

ひめか<10点>

◆ブルースターズ公式リーグ戦 15分1本勝負
スターライト・キッド<6点>

7分2秒
モモ☆ラッチ

壮麗亜美<8点>

◆レッドスターズ公式リーグ戦 15分1本勝負
鹿島沙希<6点>

6分18秒
起死回生

中野たむ<6点>

◆ブルースターズ公式リーグ戦 15分1本勝負
ジュリア<10点>

8分46秒
バックドロップ→エビ固め

白川未奈<4点>

◆レッドスターズ公式リーグ戦 15分1本勝負
舞華<10点>

14分28秒
みちのくドライバーⅡ→片エビ固め

朱里<6点>

◆ブルースターズ公式リーグ戦 15分1本勝負
上谷沙弥<10点>

9分26秒
フランケンシュタイナー→エビ固め

岩谷麻優<8点>

試合詳細レポート

◆4WAYバトル 15分1本勝負
向後桃

8分37秒
ラ・マヒストラル

月山和香

※もう二人はMIRAI、なつぽい

 ゴッズアイのMIRAI、COSMIC ANGELSのなつぽいと月山和香、スターズの向後桃が4WAYで対戦。MIRAIにとっては8・6上越での5★STAR GP公式戦で敗れたなつぽいへのリベンジマッチであり、ゴッデス・オブ・スターダム王座前哨戦、現ゴッデス王者なつぽいのハイスピードスタイルに挑む向後にも注目したい。また、NEW BLOOD4で復帰した月山の初勝利にも期待がかかる。コズエン入りし同門となったなつぽいが月山をアシストするか。さまざまな見方のできる4WAY戦だ。

 試合前、コールを受けたなつぽいがゴッデスのベルトをMIRAIに見せつける。MIRAIは笑みを浮かべてゴングを待つ。4人がゆっくりと歩み寄りMIRAIとなつぽいが視殺戦。MIRAIが手を上げなつぽいを誘う。なつぽいは足を踏んで手四つへ持っていく。力比べのMIRAIとなつぽいの周囲を向後を月山が回る。月山はなつぽいをアシストし上にする。向後も押し込むがMIRAIがひとりで3人を倒してみせる。MIRAIはなつぽいをコーナーに振ると、向後が振ってMIRAIに突進。MIRAIがかわし月山にドロップキックが直撃。なつぽいと向後がMIRAIを攻め込む。MIRAIの突進をなつぽいと向後が止めて向後がアームホイップ。なつぽいが向後をかいくぐるが月山が向後のドロップキックを食らう。なつぽいが向後にボディースラムからカバー。向後が返すとMIRAIがなつぽいを向後の上にボディースラム。まとめてカバーするが2カウントどまり。MIRAIとなつぽいがバックの取り合い。MIRAIが強引になつぽいをマットに叩きつける。返したなつぽいにMIRAIはインディアンデスロックの構え。向後がカットに入るがMIRAIはブレーンバスター、なつぽいの足にもダメージが重なる。月山がエルボーを連打しドロップキック。そのたびになつぽいにもダメージが蓄積される。向後がMIRAIにスリーパー、月山も加わり数珠繋ぎ。下になったなつぽいがロープにエスケープ。月山はなつぽいにエルボー連打。なつぽいもやり返しエルボーの打ち合い。月山が連打で向かっていくとなつぽいが挑発。なつぽいはバックキックから突進するが、向後がスワンダイブ式ミサイルキック。月山が619をかわして丸め込む。MIRAIが月山のダッシュをカットし突進すると向後がドロップキック。向後が走ろうとすると月山が止めてフェースクラッシャー。月山は「決めるぞ!」と気合を入れてコーナーからミサイルキック。向後が返すと、月山は極楽ドンの構え。なつぽいが向後にトラースキック、月山が極楽ドンを決める。なつぽいがMIRAIにトラースキックもラリアットを食らう。月山が向後を引き起こすが向後が丸め込むと3カウントが入った。

◆タッグマッチ 15分1本勝負
飯田沙耶

7分57秒
ダイビングセントーン→片エビ固め

渡辺桃
○葉月 琉悪夏●

 葉月&飯田沙耶のSTARSと、渡辺桃&琉悪夏の大江戸隊がタッグマッチで対戦。アーティスト王座前哨戦ともなる葉月と桃には5★STAR GP公式リーグ最終戦となる10・1武蔵野の森の前哨戦でもあり、葉月と飯田は9・12後楽園での同門対決が待っている。5★STAR GPでは連勝ストップもまだ1敗の葉月と、新技・飯田新橋で連敗を止めた飯田。どちらも気をよくした上で大江戸隊退治を狙うが、桃&琉悪夏組も一筋縄ではいかない。桃が勝敗度外視のスパナ攻撃を仕掛けてくる可能性もあるだけに要注意の闘いだ。

 ゴングが打ち鳴らされると大江戸隊が襲いかかり試合開始。場外戦となり、セコンドの鹿島がレフェリーを引きつける。桃が飯田をリングに入れでカバー。飯田が返すと琉悪夏が入りコーナーでチョーク攻撃。桃が飯田にサッカーボールキック。飯田が返すと、桃は「どうした、クソゴリラ、やり返せよ」と挑発。飯田の逆水平連打を桃が受けて立ち、ミドルキック一発で吹っ飛ばす。桃が突進すると飯田がカウンターでジャンピングチョップ。替わった葉月が桃にフルネルソンバスターからクロスフェース。しかし琉悪夏がカットし大江戸隊が合体。葉月がクローズラインをかいくぐり飯田とダブルのドロップキックから顔面ウォッシュで競演。葉月が桃をカバーするが1カウントで返される。葉月と桃が動きを読み合う。葉月がコードブレイカーから突進するが桃がカウンターでドロップキック、フェイントをかけてミドルキックの集中砲火をコーナー際の葉月に浴びせる。桃がブレーンバスターからスリーパー。琉悪夏が葉月にクロスボディー。葉月が返すと、琉悪夏が串刺しボディーアタック、セントーン。葉月が返すと、琉悪夏が腹部にパンチ。葉月のコードブレイカーから飯田がバックエルボー、ブレーンバスターで競演。琉悪夏が返すと葉月は串刺しで突進、琉悪夏がかわし桃がミドルキック、琉悪夏がフィッシャーマン。しかし飯田のカットが間に合う。琉悪夏はフィニッシュを宣言しコーナーへ。しかし葉月がデッドリードライブで落として飯田のドロップキックを呼び込む。葉月がカバーするが桃のカットが間に合う。葉月は桃に二段蹴りで排除。葉月の二段蹴りから飯田が琉悪夏に飯田ロケット。葉月がダイビングセントーンを放つと3カウントが入った。

◆レッドスターズ公式リーグ戦 15分1本勝負
桜井まい<8点>

8分13秒
MPR

ひめか<10点>

 ひめかと桜井まいのドンナ・デル・モンド同門対決。ひめかはここまで5勝2敗で、AZMと並びレッドスターズの首位に立っている。ここで確実に2点を獲得し、トップの座をキープしておきたい。予選リーグを勝ち抜いて本戦にコマを進めた桜井は黒星先行もここまで3勝を挙げており、期待以上の成績を残していると言っていい。それだけに、ひめかを破りさらなる成長を見せつけることも可能だろう。大型のひめかを相手に桜井がどんな手段に出るか、そこが勝敗のカギを握りそうだ。

 桜井から「お願いします」と握手を求めると、ひめかも応じて試合がスタート。ロックアップで組み合い、ひめかがロープへ押し込む。桜井が反転しクリーンにブレイク。再びロックアップにいくと桜井がヘッドロック。ひめかがロープに振ってショルダータックルから串刺しでボディーアタック、もう一発ショルダータックル。桜井が返すと、ひめかは逆エビ固め。桜井のエルボー連打をひめかが受けて立ち、一発で倒してみせる。桜井が返すと、ラリアットをかいくぐってドロップキック。桜井は串刺しビッグブーツからドロップキック。ひめかが返すと桜井はクロスフェース。ひめかがエスケープすると、強烈なエルボーを叩き込む。桜井が「ひめか!」と叫んでお返しも、ひめかも打ち返す。エルボーの打ち合いから桜井が連打。ひめかも連打でやり明けす。桜井がダウンするが、さらにエルボーの連打で向かっていく。桜井がビッグブーツから腕を蹴りあげスタンディングギロチンからSTFを決める。しかしひめかがエスケープ。すぐに桜井がビッグブーツを打ち込みミサイルキック投下。桜井は「まだ!」と叫んでコーナーからダイビングエルボードロップ。しかしひめかの肩が上がる。桜井は「終わり!」と絶叫しシャイニングバスター狙いで持ち上げようとするが、ひめかが切り返しバックドロップ。ひめかは逆片エビ固めでギブアップを迫る。桜井がエスケープすると、ひめかはアルゼンチン。桜井が逃れるがひめかは至近距離からラリアット。もう一発ラリアットを狙うも桜井がビッグブーツ。桜井の突進にひめかがラリアット。ひめかは桜井を起こしてラリアット。しかし桜井の肩が上がる。ひめかは、フィニッシュを予告しJPコースター。しかし桜井がカバーを反転。さらに「終わり!」と叫んでマイパンロール。ひめかが返せず、桜井がピンフォールをゲットした。桜井に握手を求められたひめか。応じたものの試合後はぼう然とした表情。

◆ブルースターズ公式リーグ戦 15分1本勝負
スターライト・キッド<6点>

7分2秒
モモ☆ラッチ

壮麗亜美<8点>

 大江戸隊のスターライト・キッドとゴッズアイの壮麗亜美が初シングル。予選リーグを全勝で本戦に乗り込んできた壮麗は、ここまで4勝2敗で優勝を狙える位置につけている。一方のキッドはひとつの負け越しながら、今後の戦績しだいではまだまだ可能性はありそうだ。キッドのスピードと壮麗のパワーがどんな化学反応を見せるのか。キッドのラフに壮麗がどう対処するかも、試合の結果を左右するだろう。

 キッドが観客の拍手をあおる。キッドがロープから飛ぶと壮麗がキャッチしマットに叩きつける。壮麗の突進にキッドがドロップキック。キッドは「デカいヤツ投げるぞ!」と宣言しフィッシャーマンの構え。壮麗が回避し、エルボーの打ち合い。キッドがコーナーに振ろうとするが反対に叩きつけられる。壮麗はカウンターのダブルチョップからコーナーに追い込み逆水平の連打から串刺しボディーアタック。サイドに叩きつけ、返されると逆エビ固め。キッドがエスケープすると、壮麗が担ぎ上げる。キッドがアームホイップ、ロープに足を乗せてドロップキック、ダイビングボディーアタック、ライオンサルト、フィッシャーマンズスープレックスでたたみかける。キッドはコーナーに上がるが壮麗が追いつきエルボー連打からカミカゼ、ラリアット。キッドの突進を壮麗が止めるがキッドが丸め込み。壮麗が返すと、キッドはヒザへのドロップキックからエルボー、顔面へハイキック、スイングネックブリーカー。キッドはコーナーに上がり旋回式ダイビングボディープレス。壮麗が返すと、キッドはフィニッシュ狙いでバックを取る。壮麗が切り返し前方に叩きつけるが2カウントどまり。壮麗がフィニッシュを宣言しキッドを担ぎ上げる。四方に見せつけるがキッドがかわす。しかし壮麗が至近距離からラリアットを連打。キッドが返すと、壮麗の突進をかいくぐりモモ☆ラッチ。3カウントが入り、キッドが壮麗を破った。試合後もキッドは壮麗を攻撃。

◆レッドスターズ公式リーグ戦 15分1本勝負
鹿島沙希<6点>

6分18秒
起死回生

中野たむ<6点>

 中野たむと鹿島沙希が5★STAR GP公式リーグ戦で激突。中野はここまで3勝1敗と、まだ前半ながら好位置をキープ。一方の鹿島は折り返し地点で2勝4敗と、もうひとつも落とせない状況となった。とはいえ、鹿島の起死回生がさく裂すれば、残り全勝の可能性もゼロではないだろう。それだけに今回の中野戦は絶対に落とせない。一方の中野にとっても、これまで5★STAR GPにはほとんど縁がなかったが、初優勝に向けて確実に2点をゲットしておきたい試合である。

 鹿島が写真集を手にコールを受けると、リングアナからマイクを奪い、「オマエら写真集勝って帰れよ」とアピールする。鹿島は試合が始まると「よろしくお願いします。正々堂々やりましょう」と手を差し出す。鹿島はレフェリーと握手してから中野の手を強引に引いてコーナーに追い込み顔面を攻撃しながら「よろしくお願いしま~す」。さらに中野のノドを踏みつけていく。中野がダッシュするとセコンドの琉悪夏が足を引っ張る。鹿島がさらにのどを踏みつけ髪の毛をつかんでいくと、グラウンドコブラツイスト。中野がエスケープしても鹿島は容易には離さない。中野のラリアットをかいくぐり鹿島がコルバタ、ビッグブーツ。中野が場外に転落し、セコンドが襲撃。なつぽいが助けに入るが返り討ちにあう。それでも中野はコーナーから場外にプランチャ。リングに戻すと、顔面へニーアタック、バックドロップ。鹿島が返すと、中野がスピンキックからジャーマン。返した鹿島に中野はタイガー狙い。鹿島が切り返し起死回生狙い。中野が反転しカバー、返されるとバイオレットシューティング。鹿島が返すと中野が引き起こしブレーンバスターの構え。鹿島が切り返すと起死回生で3カウントが入った。

◆ブルースターズ公式リーグ戦 15分1本勝負
ジュリア<10点>

8分46秒
バックドロップ→エビ固め

白川未奈<4点>

 ジュリアと白川未奈の5★STAR GP公式戦。昨年の公式戦で両者は対戦、ジュリアが勝利したものの試合中から不調は明らかで、この試合のあと欠場に入った。それ以来の一騎打ちは、ジュリアがここまで4勝2敗で、白川は2勝2敗。負け数で言えばどちらもまだまだ圏内。勝った方が今後のリーグ戦を優位に運ぶ展開になりそうだが…。

 ゴングと同時に両者突進、白川が低空ドロップキックにいくがジュリアがかわす。ジュリアがロープワークにもっていくも、白川がドロップキックから左脚へエルボー、ヒザをマットに叩きつけると足4の字固め。ジュリアがエスケープするが、白川は離さずそのままの体勢で場外転落。するとリング下をグルグル回って入場ゲート付近まで移動。17カウントで白川が駆け込む。ジュリアも19カウントで生還。白川は後方からヒザ裏へのドロップキックを放ち、もう一度、足4の字固めへ。ジュリアがエスケープすると、白川は狙いすましてローリングエルボー、コーナーに乗せてDDT。返したジュリアを引き起こしインプラントDDT狙い。ジュリアがこらえると白川は「なめんな!」とエルボー、さらにミドルキックを3連打。ジュリアが「こいよ!」と挑発し、キャッチすると後方に投げつける。ジュリアがエルボーから突進も、白川がバックブロー。ジュリアが返すと、白川はグラマラスドライバーMINA狙い。ジュリアがこらえて「もらった!」とバックドロップ。白川が起き上がるとジュリアがドロップキック。白川が返すと、ジュリアはブレーンバスター狙い。白川が丸め込むが2カウント。ジュリアがドロップキックから引き起こして張り手を打ち込む。白川がダウン。立ち上がろうとするところで顔面へニー、滞空時間の長いファルコンアロー。返した白川を引き起こしバックドロップ。白川が返せずジュリアが勝利した。

◆レッドスターズ公式リーグ戦 15分1本勝負
舞華<10点>

14分28秒
みちのくドライバーⅡ→片エビ固め

朱里<6点>

 朱里がドンナ・デル・モンドを離脱しゴッズアイを結成してからは初めてとなる舞華とのシングルマッチ。過去、両者はDDM同門時代に2度対戦しており、どちらも朱里が勝利している。今年はここまで朱里が3勝3敗の五分と、赤いベルトの王者がリーグ戦で苦戦。舞華は連敗スタートも、林下詩美からの勝利を含め4連勝と波に乗り始めた。勢いをつけた舞華がワールド王者も撃破するか、それとも朱里が王者のメンツにかけて白星を先行させるか。

 ゴングが打ち鳴らされ視殺戦を展開。ゆっくりと中央に歩を進め探り合いから朱里が首を取りにいく。バックにまわると舞華が切り返すが朱里もすぐに首を取る。舞華が切り返すと朱里がマウントを取り腕十字。舞華がエスケープし、一気にロックアップ。舞華がコーナーに押し込みクリーンにブレイク、直後に蹴りを入れると、朱里がコーナーに振りアームホイップの応酬。舞華のラリアットを朱里がかわして視殺戦。手四つの構えから朱里がニーを入れてグラウンドにもっていくとサッカーボールキック。舞華が返すと朱里は腕十字。舞華がエスケープすると、朱里はコーナーに叩きつけて串刺しニーアタック、フロントネックチャンスリー。舞華が返すと、朱里はサッカーボールキック。返した舞華の顔面を朱里が蹴飛ばしていく。舞華はロックボトムからブレーンバスターの構え。朱里がこらえるが、舞華が強引に投げ切ってみせる。朱里が返すと、舞華が「お返しだ」とコーナーに振り串刺しラリアット、ショルダータックル。低空ラリアットを朱里が足を出して迎撃し腕固め。舞華がエスケープすると、朱里がニーアタック、コーナーに上がると舞華が追いつきエルボーの打ち合い。舞華はコーナー上でラリアットを打ってから雪崩式ブレーンバスターへ。舞華がカバーするが朱里の肩が上がる。舞華は炎華落とし狙いも朱里がスリーパーに切り返す。朱里は胴締めスリーパーに移行するが、舞華の足がロープに届く。朱里が「こいよ!」と挑発、舞華がエルボーで向かっていく。エルボーの打ち合いから朱里がミドルキックを連打。朱里の突進を読んで舞華がラリアット。朱里はニーもカウンターでパワースラムを食らう。10分経過。朱里がコードブレイカーから流炎。朱里が突進すると舞華がキャッチしみちのくドライバーⅡ。両者ダウン状態から手四つで立ち上がりヘッドバットを打ち合う。再び両者ダウン状態。舞華が手を突き上げて先に立ち上がると、朱里にラリアット。朱里がかわして腕十字から三角絞め。舞華がリフトアップしマットに叩きつける。舞華は「終わり!」と宣言し炎華落とし。しかし朱里の肩が上がる。舞華が突進しラリアットも2カウントどまり。舞華が至近距離からラリアット。「まだ!」と叫んでローリングラリアット。残り1分。「まだ!」と叫んでみちのくドライバーⅡ。「まだ!」と叫んで旋回式みちのくドライバーⅡ。これで3カウントが入り、舞華が赤いベルトの王者を破った。

◆ブルースターズ公式リーグ戦 15分1本勝負
上谷沙弥<10点>

9分26秒
フランケンシュタイナー→エビ固め

岩谷麻優<8点>

 スターダムのアイコン岩谷麻優と現ワンダー・オブ・スターダムチャンピオン上谷沙弥が5★STAR GPで対戦する。両者のシングルマッチは久しぶりで、上谷が白いベルトの王者になってからは初めてとなる。それだけに、過去の戦績は参考にならないだろう。岩谷はここまで4勝1敗と好調をキープ。また、上谷も岩谷と同じく4勝1敗で、どちらも連勝が7でストップした葉月の追撃態勢に入った。とくに、葉月を直接破った上谷の勢いは岩谷にとって脅威となりそうだが…。

 両者握手をかわし試合がスタート、ゴングと同時に岩谷が蹴りを入れてロープワークに。上谷が誘うようにして側転からドロップキック。岩谷が場外に出ると上谷がスワンダイブも、岩谷がかわしてトペスイシーダ。岩谷が上谷をリングに戻し、サッカーボールキック、逆片エビ固め、キャメルクラッチから両腕を取って締め上げて変型の連続。岩谷はボディースラムからカバーも上谷が返す。岩谷がダッシュすると上谷がカウンターでドロップキック。場外に出た岩谷に上谷がスワンダイブ式プランチャを決める。上谷は岩谷をリングに戻し、エプロンからロープ越しにボディープレス。岩谷が返すと、上谷はスープレックス狙い。岩谷が切り返すとニールキックをかわして串刺しエルボー。上谷がコーナーに突進も岩谷がかわしてドロップキック。低空でも決めてカバーするが、上谷が返す。岩谷はコーナーに上がるが、上谷が追いつき下からエルボー連打、「いくぞ!」と絶叫し自分のコーナーへ上がる。岩谷が切り返して「なげるぞ!」とランニングスリーの構え。上谷が切り返すが岩谷がエルボー。岩谷がロープに振るが上谷がニールキック。上谷はフィッシャーマンの連続。岩谷が返すと、上谷は滞空時間を取ったスタークラッシャーをコーナー際で放ち「終わり!」と叫んでコーナーに上がりファイアーバード。しかし岩谷がかわしてスリングブレイド。岩谷がトラースキックからドドンパ。上谷が返すと、岩谷はフィニッシュを予告して上谷を引き起こしドラゴンの構え。上谷が切り返し二段蹴り。上谷の突進に岩谷がトラースキック。上谷は回し蹴りから突進、岩谷が丸め込むが2カウント。岩谷の突進に上谷がフランケンシュタイナー。3カウントが入り、上谷が岩谷を破った。試合後、上谷が握手を求める。岩谷は一度は拒否も握手に応じてリングを下りた。

上谷「スターダムのアイコン岩谷麻優から3取ったぞ! やったー! うれしいー! 岩谷麻優とは、デビューしてすぐ、そして5★STARGPの一番最初に出たときにシングルして、3度目の正直で勝利することができました! シングルプレーヤーとしてこの白いベルトとともに、全力でここまで駆けあがってきた結果が実を結んだと思ってます。この勢いのまま絶対に優勝して、高松また戻ってきます。誰が何と言おうと、私がスターダムだ!」

上谷のコメント

岩谷麻優から3取ることができました。やっぱり、生え抜きの意地としてスターダムのアイコン絶対に絶対に超えたい壁だったので、今日果たすことができて本当にうれしいです。この勢いのまま優勝しか見ていません。5★STAR優勝して、その先にある夢に向かって全力で突っ走っていきたいと思います」

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