2022/10/08 試合結果

2022年10月8日 ~プロレスバー ナダレシキ Presents~富山大会

『~プロレスバー ナダレシキ Presents~富山大会』
10月8日(土)ボルファートとやま観衆436人=超満員札止め)

試合結果

◆シングルマッチ 15分1本勝負
壮麗亜美

7分17秒
アルゼンチンバックブリーカー

琉悪夏

◆タッグマッチ 15分1本勝負
ひめか

7分2秒
炎華落し→片エビ固め

コグマ
○舞華 飯田沙耶●

◆8人タッグマッチ 15分1本勝負
レディ・C

14分3秒
ヌメロウノ

なつぽい
上谷沙弥 月山和香●
○AZM 白川未奈
林下詩美 中野たむ

◆タッグマッチ 15分1本勝負
○MIRAI

12分53秒
ミラマーレ

桜井まい●
朱里 ジュリア

◆6人タッグマッチ 30分1本勝負
○渡辺桃

15分25秒
テキーラサンライズ

向後桃●
スターライト・キッド 葉月
鹿島沙希 岩谷麻優

試合詳細レポート

◆シングルマッチ 15分1本勝負
壮麗亜美

7分17秒
アルゼンチンバックブリーカー

琉悪夏

 ゴッズアイの壮麗亜美と大江戸隊の琉悪夏が一騎打ちで対戦する。5★STAR GP予選リーグではブロックが異なったため対戦しなかった両者。壮麗は全勝で本戦出場を果たし、琉悪夏は最終戦で桜井まいに敗れ、あと一歩のところで出場を逃した。明暗分かれた2人が5★STAR GP明けの初戦で激突。壮麗が完走の経験を活かし琉悪夏を突き放すか、それとも、大江戸隊のボス刀羅ナツコの復帰も決まった琉悪夏が快気祝いとばかりに壮麗をぶち破るか?

 ロックアップでの力比べでスタートし、ショルダータックルをぶつけ合う。琉悪夏が指示し壮麗がダッシュ。つづいて壮麗の指示で琉悪夏がダッシュ。壮麗がショルダータックルで打ち勝つが、琉悪夏もやり返し片ヒザでカバー。壮麗が返すと琉悪夏がヘアーホイップでコーナーに追い込み顔面を踏みつける。琉悪夏は左脚をロープにかけて締め上げる。中央に持っていくと左脚にボディープレス。さらに左ヒザにヒジを突き立てる。壮麗がエルボーの打ち合いにもっていくとボディーアタックから担ぎ上げようとする。琉悪夏がこらえるが壮麗が逆水平から担ぎ上げてサイドに叩きつける。琉悪夏が返すと、壮麗は逆エビ固め。琉悪夏がエスケープすると、カウンターでクロスボディー、セントーン。壮麗が返すと、琉悪夏はフィッシャーマン狙い。壮麗がこらえて逆水平、琉悪夏はエルボー。打撃の応酬から壮麗が崩れ落ちる。しかしカウンターのダブルチョップから逆エビ固め。壮麗は「重いなあ」とつぶやきながらも締め上げていく。琉悪夏がなんとかロープに到達。壮麗が突進すると琉悪夏がかわして串刺しラリアット。壮麗がかいくぐるが琉悪夏がラリアット。琉悪夏がフィッシャーマンで壮麗を投げ切るが2カウント。すると琉悪夏はフィニッシュを宣言し冷凍庫爆弾。しかし壮麗がかわしてラリアット。コーナーに乗せるとアルゼンチンバックブリーカー。締め上げると琉悪夏がギブアップ、壮麗の勝利となった。

◆タッグマッチ 15分1本勝負
ひめか

7分2秒
炎華落し→片エビ固め

コグマ
○舞華 飯田沙耶●

 ドンナ・デル・モンドの舞華&ひめか組とSTARSのコグマ&飯田沙耶組が対戦。5★STAR GP最終公式戦で舞ひめ対決をおこなった舞華とひめかは再びタッグを組み、次なるターゲットはタッグリーグ戦となる。しかし、5★STAR GPでひめかと舞華の2人に敗れているコグマに取ってはリベンジの機会。飯田のパワーを得て舞ひめの絆を切り崩しにかかる?

 コグマが「クマやりたい人~」と呼びかける。先発はひめかとコグマ。コグマがクマポーズを見せるとひめかも同調してハイタッチ。ひめかが舞華を呼びだす。するとコグマ、舞華、ひめかでクマポーズ、ひめかが飯田に出てくるように指示。飯田がリングインしポーズを作っていくが飯田だけはゴリラ。すると、舞ひめだけでなくコグマも飯田に襲い掛かる。舞ひめが合体し飯田とコグマに串刺しラリアット、ショルダータックル。舞ひめはコグマを自軍コーナーで捕獲して攻撃。舞華がコグマにボディースラムを連発。ひめかもつづいてボディースラム。ひめかが逆片エビにとるとコグマが急いでエスケープ。コグマがひめかを丸め込みからドロップキック。替わった飯田がひめかにドロップキック、逆水平連打。飯田はひめかのラリアットをかいくぐりジャンピングチョップ。飯田がボディースラムを狙うとひめかがこらえる。ひめかが飯田を担いでバックフリップ。舞華が飯田に串刺しラリアット、ショルダータックル。飯田が返すと、舞華がブレーンバスター狙い。コグマがカットしダブルでブレーンバスター。コグマがDDT、飯田が飯田ロケットを発射する。コグマと飯田のクローズラインをひめかがかわしてラリアット。舞ひめがサンドイッチラリアット、舞華がスライディングラリアットを飯田に決める。舞華はフィニッシュを予告も飯田が飯田橋。しかしひめかのカットが間に合う。飯田が突進するが舞華がラリアット。舞華は炎華落としを決めると3カウントが入った。

◆8人タッグマッチ 15分1本勝負
レディ・C

14分3秒
ヌメロウノ

なつぽい
上谷沙弥 月山和香●
○AZM 白川未奈
林下詩美 中野たむ

 中野たむ&なつぽい&白川未奈&月山和香組のCOSMIC ANGELSと林下詩美&上谷沙弥&AZM&レディ・C組のクイーンズクエストが8人タッグマッチで全面対決。コズエンの中野&なつぽいはゴッデス・オブ・スターダム王者で、QQの詩美&上谷&AZM組は翌日のアーティスト・オブ・スターダム王座戦を控えている。中野&なつぽい組は王者としてタッグリーグ戦へ、詩美組は6人タッグのベルト取りに向けて勢いをつけたい試合だろう。また、いまだ勝ち星のないコズエンの月山だが、ゴッデス王者のもと初勝利を挙げられるかも注目のポイント。まずはチームでの勝利をゲットしたいところだが…。そして、11・3広島でのワンダー・オブ・スターダム王座戦が控えている上谷と白川には前哨戦。挑戦者・白川からすれば、王者・上谷との直接対決で感触をつかむ絶好の機会となる。

 レディが先発に名乗りを挙げ中野に握手を求める。中野が応じるとレディがすかして「たむポーズでたむちゃんかわいい」と連呼。中野が油断するとレディが襲いかかりヘッドロック。中野が切り返しヘッドロック。レディが切り返しネックロック。首の取り合いから中野がヒザ十字。QQがカットしようとするとコズエンが阻止。レディがエスケープするが中野が左脚をロープにかけてドロップキック。中野はコズエンを呼び込みレディに集中砲火、4方向からドロップキックを浴びせる。白川がレディの左ヒザへドロップキック、左脚にローキック連打。レディがなつぽいに逆水平の連打、あまりの痛さになつぽいは背を向けてしまうが、レディは容赦なく背中にも逆水平。替わった詩美がなつぽいにショルダータックル。なつぽいが突進するが詩美がサイドスラム、スライディングラリアット、アルゼンチンバックブリーカー。詩美と上谷が中野となつぽいに合体攻撃。中野となつぽいはネックブリーカーで競演。なつぽいがコーナーに上がるとAZMがカットし詩美が担ぎ上げる。なつぽいが切り返し突進も詩美がキャッチし叩きつける。なつぽいがジャーマンを放ち白川に託す。白川が詩美にミドルキック、上谷を呼び込む。上谷が入り、白川と視殺戦。白川がバックブロー、上谷がスピンキックもともにかわされる。上谷が白川をロープに追い込む。白川がエルボーを打ち込むと上谷も応戦。エルボーの打ち合いから白川が二段蹴りをかわしてカウンターのエルボー。上谷が返すと、白川がDDT狙い。上谷が切り返しスピンキック。上谷はフィッシャーマンも白川が返す。白川がドラゴンスクリュー、上谷が突進に二段蹴り。白川がバックブロー。両者ダウン。月山がAZMにドロップキック、フェースバスター。10分経過。月山がAZMをコーナーに追い込み突進もかわされ詩美がドロップキック、AZMがミサイルキック。月山が返すとAZMはワキ固めから腕固め。月山がエスケープすると、AZMが突進。しかしなつぽいがドロップキック、中野がバックドロップで援護。月山がボディープレス。AZMが返すと、月山はミサイルキック。しかしQQがカットし残り3分。月山がAZMに極楽ドン狙い。AZMが丸め込むが2カウント。エルボーの応酬から月山が突進も詩美がカットしアルゼンチン、上谷が二段蹴りを浴びせAZMがジャックナイフ。しかしコズエンがカットする。白川となつぽいにレディがネックブリーカー。中野がトラースキック、月山がAZMにオースイスープレックス。しかしAZMが返して月山に腕固め。月山がギブアップしAZMが勝利した。試合後、ベルトを見せつける上谷と白川が乱闘。

◆タッグマッチ 15分1本勝負
○MIRAI

12分53秒
ミラマーレ

桜井まい●
朱里 ジュリア

 ゴッズアイの朱里&MIRAI組とドンナ・デル・モンドのジュリア&桜井まい組がタッグで対戦。今年の5★STAR GPはジュリアの初優勝で幕を閉じ、覇者は年末での赤いベルト挑戦を表明した。現王者は昨年度覇者の朱里で、ジュリアは朱里への挑戦を希望している。まずは朱里が年末の両国までベルトを保持することが先決だが、この試合がタイトルマッチを意識したものになるのは間違いない。朱里にはMIRAI、ジュリアは桜井がサポート。先手を取るのはどのチームか?

 ジュリアが桜井を制して先発で朱里と対峙。グラウンドの攻防でスタートし、ジュリアがヘッドロック、朱里が反転して視殺戦。ともにタッチしMIRAIと桜井がリングイン。MIRAIがコールを観客に要請も、後方から桜井が襲いかかる。桜井が突進するとMIRAIがフェイントをかけショルダータックル。朱里が桜井の腕に手刀、サッカーボールキック。腕十字狙いは桜井がエスケープ。MIRAIがボディースラムも桜井が返す。MIRAIは腕を攻撃し朱里に託す。朱里はジュリアを落としてからコーナーに桜井を追い込んでストンピング連打、串刺しニーアタック。桜井が返すと朱里がサッカーボールキック。前方からの蹴りを桜井がかわしてドロップキック。ジュリアが朱里へドロップキック。MIRAIが乱入し朱里と合体もジュリアがまとめてDDT、ドロップキック。バックドロップ狙いを朱里が切り返しニーからフロントネックチャンスリードロップ。朱里は「5★STAR優勝おめでとう!」とサッカーボールキック。ジュリアは「来てやったぞ!」、朱里は「待ってたぞ!」とエルボーの打ち合い。朱里がダウン。朱里がマットに叩きつけるがジュリアが返す。MIRAIがミサイルキックからバックドロップの構え。ジュリアが切り返しバックドロップ。桜井がMIRAIをかいくぐりビッグブーツ、串刺しエルボー、フェースクラッシャー。MIRAIが桜井を前方に叩きつける。さらにバックフリップからリバーススプラッシュ式セントーン。バックを取られた桜井が切り返してSTF。しかし朱里がサッカーボールキックでカット。ジュリアと桜井がミサイルキック、ドロップキック、ダイビングエルボードロップで競演。しかし朱里のカットが間に合う。朱里はジュリアを場外に送り出すとリング上は桜井がMIRAIにフィッシャーマン。MIRAIが返すと桜井はフィニッシュを狙う。MIRAIがこらえてバックドロップ。桜井が返すとMIRAIはラリアット。残り3分。MIRAIは桜井の腕を取る。リング中央で締め上げると桜井がギブアップを喫した。試合後には朱里とジュリアが言葉を交わしながら視殺戦を展開した。

◆6人タッグマッチ 30分1本勝負
○渡辺桃

15分25秒
テキーラサンライズ

向後桃●
スターライト・キッド 葉月
鹿島沙希 岩谷麻優

 岩谷麻優&葉月&向後桃組のSTARSと鹿島沙希&スターライト・キッド&渡辺桃の大江戸隊が6人タッグマッチで激突。大江戸隊は翌日の名古屋でクイーンズクエストの林下詩美&上谷沙弥&AZM組を迎え撃つだけに、タイトルマッチ前日で負けてはいられない。弾みをつけて大一番を迎えたい。一方のSTARSはタッグリーグ戦で岩谷と向後がチームを組んで出場。岩谷&向後組がどこまでできるか、この試合を足掛かりにしたいところだ。5★STAR GP公式戦で闘った者同士の再戦も含め、さまざまな思惑が交錯する6人タッグマッチ、最後に勝利を飾るのは誰だ?

 向後が鹿島を指名。スリーパーを懸けて奇襲を仕掛ける。ゴングが打ち鳴らされ向後は胴締めに移行。STARSで鹿島を攻撃し、3方向からドロップキック、向後が鹿島にボディースラム。向後のダッシュを桃が足を引いてカット。キッドが向後をコーナーに追い込んでエルボー、ネックロック。桃が向後にボディースラム。向後がエルボーで向かっていくと桃が受けて立つ。桃はミドルキックで向後をダウンさせる。鹿島が入るとビッグブーツ、ストンピング連打。向後はカウンターのドロップキックから岩谷に託す。岩谷が入ると鹿島と桃が捕獲。しかし岩谷がまとめてアームホイップ、葉月と岩谷で低空ドロップキックの競演。鹿島が返すと岩谷にフェースクラッシャー、昇竜拳。キッドがその場飛びムーンサルト、串刺しで突進。岩谷がかわしてドロップキック、バックキック。葉月が乱入し岩谷とドロップキックで合体、岩谷はキッドにノーザンライト。フィニッシュを宣言しコーナーに上がるがキッドが雪崩式アームホイップ。岩谷がエルボー、桃が介入し大江戸隊がトリオで岩谷を攻める。キッドがコーナーから旋回式ダイビングボディープレス。岩谷がカウンターでトラースキック、ジャーマン。キッドが後方から蒼魔刀。岩谷とキッドがダウン。葉月と桃がエルボーの応酬。鹿島が葉月を捕まえるが桃と同士討ち。葉月が桃に裏投げ。桃が返すと葉月はクロスフェース。桃が串刺しドロップキックからミドルキック、ブレーンバスター。葉月が返すと、桃はBドライバー狙い。葉月が切り返すと打撃のかわし合いから桃のハイキックがヒット。葉月がマットに叩きつけるも大江戸隊がカット。10分経過。向後が桃にボディーアタック。桃が返すと向後の619をかわしてミドルキック。桃の突進を向後がかわしフットスタンプ、619。しかし3カウントには至らず。向後がコーナーに振って桃に突進。桃がかわすと大江戸隊が次々と串刺し攻撃、キッドのコードブレイカーに鹿島と桃のフェースクラッシャーが合体し、桃が蒼魔刀。桃の突進に岩谷と葉月がキック、場外トペで競演。向後が桃にスワンダイブ式ミサイルキック。桃が返すと、向後はスイングDDT。しかし鹿島がカット成功。向後は桃を引き起こしネクターピーチ狙い。しかし桃がこらえてミドルキック。向後がキャッチしトラースキック。桃が突進を止めて胴締めスリーパー。鹿島が岩谷と葉月をフェースクラッシャーで排除。桃がハイキックも向後が肩を上げる。桃がバックを取るが向後が切り返しマヒストラル。キッドがカットすると大江戸隊が合体し向後を叩きつける。15分経過。桃がテキーラを決めると3カウントが入った。

桃「おい、富山、大江戸隊が勝ったぞ! 負け犬ども早く帰れよ。オマエら全員私に負けてんだろ、早く帰れよ」

STARSが退場。

桃「私たちはアーティスト王者だろ、負けるわけがねえんだよ。明日、名古屋でアーティストあるけど、それも取って、タッグリーグまで勢いつけてこうじゃん。沙希は打倒朱里。打倒朱里いこうね。(鹿島が嫌がる)とりあえず明日、テメエら見に来るよな。来るよな。来るよな。来ねえつもりだろ。ふざけんじゃねえぞ。まあそんなこと関係ねえんだよ。明日私たちがアーティスト防衛して、クイーンズクエストぶっ壊してやるよ!」

大江戸隊のコメント

桃「明日アーティスト控えてるのに負けるわけにはいかないでしょ、あんなヤツらに」

キッド「そうだね、そうだねえ」

桃「アイツら3人とも、最近私にボコされた人たちってことで、負け犬たちであってるよね?」

キッド「素晴らしい」

桃「沙希大丈夫、ごめんね、朱里とか出して」

鹿島「精神的にちょっとダメージが…」

キッド「でも明日はね、気持ちを入れ替えて、クイーンズクエスト。上谷、AZMと私がやりたい相手いて、防衛戦の相手に不足なしだと思うけど、クイーンズクエストのずっと待ってる姿勢っていうのはやっぱり気に入らんね。なんでこのベルトほしいのかちょっとあまり伝わってこないんだけど、明日はAZMが私が持ってるものはすべてほしいとおっしゃっているのでハイスピード(のタイトルマッチ)以来、しっかりとAZMと向き合ってあげようかなと思ってます。一番のエターナルフォーですから」

桃「まあ、防衛しよう。明日に向けて休もう、早く。じゃあね」

キッド「バイバーイ」

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