2022/10/16 試合結果

2022年10月16日 姫路大会

『姫路大会』
10月16日(日)アクリエひめじ観衆426人=満員)

試合結果

◆シングルマッチ 15分1本勝負
AZM

7分7秒
ダイビングフットスタンプ→片エビ固め

月山和香

◆タッグマッチ 15分1本勝負
○壮麗亜美

9分17秒
ラリアット→エビ固め

スターライト・キッド
MIRAI 琉悪夏●

◆6人タッグマッチ 15分1本勝負
葉月

13分41秒
ムーンサルトプレス→片エビ固め

レディ・C●
コグマ 上谷沙弥
○岩谷麻優 林下詩美

◆5★STARリマッチ 15分1本勝負
渡辺桃

7分52秒
人でなしドライバー→エビ固め

飯田沙耶

◆5★STARリマッチ 15分1本勝負
舞華

4分35秒
炎華落し→片エビ固め

向後桃

◆5★STARリマッチ 15分1本勝負
朱里

5分44秒
TKO(セコンドのタオル投入)

鹿島沙希

◆6人タッグマッチ 30分1本勝負
なつぽい

17分59秒
グラマラスコレクションMINA→片エビ固め

桜井まい●
○白川未奈 ひめか
中野たむ ジュリア

試合詳細レポート

◆シングルマッチ 15分1本勝負
AZM

7分7秒
ダイビングフットスタンプ→片エビ固め

月山和香

 ハイスピード王者のAZMが月山和香とシングルで対戦。両者の一騎打ちは昨年10・2名古屋でのスターダム・チャレンジEX以来、1年ぶり2度目。当時は7番勝負を終えた直後の番外編でぶつかっており、月山が玉砕。あれから1年がたちいまだ白星のない月山だが、AZMを相手に何かしらのきっかけをつかみたい。

 月山から握手を求める。AZMが無視すると月山が「お願いします!」と再度要求。仕方ない様子でAZMが応じ、その手を振りほどく。AZMがロープに振ろうとすうと月山が振ってドロップキック。しかしAZMがかわしてドロップキック。AZMは予告してブレーンバスターの構え。月山がこらえてボディースラム。串刺しで突進するとAZMがかわしてドロップキック。月山が返すと、AZMはサッカーボールキックを連打しフットスタンプ。月山が返すと、AZMは挑発しながら仁王立ち。月山が向かっていくがAZMが突き飛ばす。月山はエルボー連打もAZMが一発で倒して突進。月山がカウンターでクロスボディー。AZMがすぐに返すも月山が串刺しで突進しエルボーアタック。串刺しヒップアタックからさらにヒップバットを連打。後方から飛び乗ろうとするがAZMがかわす。エルボーの打ち合いから月山が連打。コーナーに振られたが反転しAZMがミサイルキック。月山が返すとAZMはワキ固め。月山が反転してカバーするがAZMが返す。月山がロープに振ってコンプリートショット。コーナーに上がると、AZMが気づいて向かっていく。上下でエルボーを打ち合いAZMが雪崩式アームホイップ。月山が向かっていくとAZMがワキ固めから腕固め。AZMはコーナーに上がりダイビングフットスタンプも月山がかわして丸め込む。AZMがローキックも月山が丸め込み。AZMが返すとハイキック。月山が返すと、AZMはダイビングフットスタンプ。食らった月山が返せず3カウントが入った。

◆タッグマッチ 15分1本勝負
○壮麗亜美

9分17秒
ラリアット→エビ固め

スターライト・キッド
MIRAI 琉悪夏●

 MIRAI&壮麗亜美組のゴッズアイとスターライト・キッド&琉悪夏組の大江戸隊がタッグ対決。MIRAI&壮麗組はタッグリーグ戦にエントリー。大江戸隊ではキッドが渡辺桃、琉悪夏は復帰となる刀羅ナツコと組んで出場する。ナツコ&琉悪夏組はMIRAI&壮麗組と同ブロックとあって、この試合は前哨戦。ナツコ復帰を前に、大江戸隊が大デモンストレーションをやってのけるか。

 ゴングを待たずに大江戸隊が奇襲攻撃、ゴッズアイを分断し壮麗に連係で攻め込む。琉悪夏が壮麗をコーナーに追い込み左脚をサードに懸けて締め上げる。琉悪夏は左ヒザを踏みつけ中央にもっていくとボディープレス。キッドが壮麗にゴツンと響くエルボーを連打。後頭部をマットに叩きつけてから左ヒザを踏みつけてニードロップ。壮麗が返すと、キッドはロープ際に追い込みノドを踏みつける。キッドの突進をよんだ壮麗が動きを止めてボディースラム。MIRAIがキッドをコーナーに振って串刺しで突進。キッドがかわし琉悪夏を呼び込む。しかしMIRAIが連係攻撃を許さず次々と串刺し攻撃。MIRAIはキッドにトルニージョ式セントーン。キッドが返すとフィッシャーマンの構え。MIRAIが切り返すがキッドが投げつけコーナーに向かい突進。MIRAIがかわすがキッドがエプロンから頭部をコーナーに叩きつけダイビングボディーアタック、その場飛びムーンサルトプレス。琉悪夏がMIRAIへクロスボディー。MIRAIがドロップキックを決めて壮麗に託す。壮麗は琉悪夏に逆水平の連打。コーナーに追い込むと串刺しボディーアタック。琉悪夏がこらえてショルダータックルをぶつけ合う。琉悪夏が打ち勝ち突進するが壮麗がカウンターでショルダータックル。琉悪夏が返すと壮麗は逆エビ固め。琉悪夏が壮麗のラリアットをかわしキッドがドロップキック。琉悪夏とキッドが合体のブレーンバスター、琉悪夏がセントーンもMIRAIがカット。琉悪夏がコーナーに上がるとMIRAIがカットし壮麗が抱え上げてマットに叩きつける。琉悪夏が返すと壮麗はフィニッシュを予告。琉悪夏がブルーサンダーを決めさせずラリアットをぶち込む。琉悪夏の突進をMIRAIがカットし壮麗がブルーサンダー。キッドがカットするとMIRAIと壮麗がキッドを持ち上げて琉悪夏の上に叩きつける。MIRAIと壮麗がダブルのラリアット。壮麗が「もう一発!」と予告しラリアット。3カウントが入り、壮麗が琉悪夏をフォールした。

◆6人タッグマッチ 15分1本勝負
葉月

13分41秒
ムーンサルトプレス→片エビ固め

レディ・C●
コグマ 上谷沙弥
○岩谷麻優 林下詩美

 岩谷麻優&葉月&コグマ組のSTARSと林下詩美&上谷沙弥&レディ・C組のクイーンズクエストが6人タッグマッチで激突。1023立川立飛で開幕するタッグリーグ戦にはこのカードから葉月&コグマ組と詩美&上谷組がエントリー。ブロックが異なるため両チームの対戦は決勝戦以外にはありえないが、どちらも優勝候補と言えるだけに、相手チームを意識しながらの闘いにもなるだろう。岩谷は向後とタッグを組み、レディはドンナ・デル・モンドの桜井まいと越境チームを結成する。それぞれの思惑が交錯する6人タッグマッチになりそうだ。

 レディが先発に名乗りを挙げハイスピードでの闘いを予告。レディの「遊び相手」にはコグマが立候補し試合がスタート。ロープワークでスタートし、レディがコグマを走らせる。するとコグマがリング下に避難。コグマは「場外での鬼ごっこ」を提案。レディが追いかけコグマが逃走。コグマが逃げ切りリングイン。レディが向かっていくとコグマがかいくぐり後方からドロップキック。コグマはレディにキャメルクラッチから「強制クマ」ポーズ。しかしQQがカット。岩谷がレディに串刺しボディーアタックからドロップキック。レディが返すと、詩美が岩谷をエプロンから羽交い絞め。QQが連係で岩谷を攻め込む。詩美が岩谷にボディースラムを連発。上谷が岩谷にボディースラム、鎌固め。しのいだ岩谷がチョップを打つと上谷が「もっとこいよ!」と挑発。岩谷が連打すると上谷が二段蹴り、コーナーに振って串刺しで突進。岩谷がかわしてドロップキック。葉月が串刺しエルボーアタックからチョークスラム気味に叩きつける。上谷が返すと葉月はフェースロック。レディがカット成功。しかし葉月はレディ、詩美を次々と上谷の上に重ねてまとめてフェースロック。STARSがトリオで顔面ウォッシュ。ロープに振られた上谷が「なめんな!」とドロップキック。葉月が上谷をエプロンに送り出す。しかし上谷がスワンダイブ式ボディーアタック。上谷と葉月が二段蹴りの打ち合い。上谷はニールキックから詩美に託す。詩美がコグマにショルダータックル。コーナーに叩きつけると串刺しエルボーアタックからアルゼンチン。コグマが逃れてDDT。岩谷が詩美に低空ドロップキック。詩美はサイドスラム。レディがビッグブーツ、ニードロップ。岩谷が返すと、レディはコブラツイスト。10分経過。レディの河津落としを岩谷が返す。レディはチョークスラムの体勢も岩谷が切り返し葉月、コグマが襲いかかる。STARSがトリオでフェースクラッシャー。岩谷がダイビングフットスタンプを投下するがQQのカットが間に合う。岩谷はレディにフルネルソン。レディがこらえて突進をかわすと詩美が岩谷にアルゼンチン、レディがビッグブーツ。レディがチョークスラムを高々と決めるが岩谷の肩が上がる。レディは岩谷を引き起こしジャイアントバックブリーカー。岩谷が切り返しエルボーから延髄斬り。岩谷はフロッグスプラッシュもQQがカットする。葉月とコグマがDDTで競演しQQを分断。STARSがロケットを発射しレディに命中。岩谷がムーンサルトプレスを決めるとレディが返せず3カウントが入った。

◆5★STARリマッチ 15分1本勝負
渡辺桃

7分52秒
人でなしドライバー→エビ固め

飯田沙耶

 STARSの飯田沙耶と大江戸隊の渡辺桃がシングルマッチ。両者は8・28浜松での5★STAR GP公式戦で激突し、飯田が勝利した。この試合の前まで飯田は4連敗を喫していたが、桃からの勝利によってリーグ戦初勝利を手に入れた。敗れた桃はその敗戦によって黒星が先行。最終的には五分で終了したが、桃に取ってはリベンジしたい相手である。と同時に、飯田も負けてはいられない。浜松で公開した新技の飯田新橋が再び桃を丸め込むか、それとも桃がキッチリと仕返しをしてみせるのか。ユニット闘争にも直結する闘いだ。

 あとからコールされた飯田に桃がジャケットを投げつけ場外に連れ出す。コングが打ち鳴らされ場外戦で試合がスタート。桃は飯田を客席と見せかけリングに叩きつける。桃は飯田をリングに戻し「おいクソゴリラどうした」「こないだよくもやってくれたな」と挑発しながら顔面を踏みつけ、ミドルキックを連打。飯田が返すと、桃は「今日も勝つんだろ、やってみろよ」と挑発。飯田がエルボーを連打すると桃が受けて立つ。桃がミドルキック一発で倒してみせると、ロープに振られた飯田がかいくぐりダブルチョップ。飯田は逆水平の連打で桃を追い込む。桃はミドルの連打で対抗。受けた飯田が「こいよ!」と挑発。桃はミドルで倒すと飯田がカウンターのスパインバスターからノーザンライト。飯田がコーナーに上がると桃がデッドリードライブで落としてコーナーへ。飯田が下からヘッドバット、コーナーに上がり雪崩式パワースラム。さらにもう一度上がり飯田ロケットを発射する。しかし桃の肩が上がる。飯田は桃を引き起こしブレーンバスターの構え。切り返した桃がスリーパーでギブアップを迫る。桃はエスケープさせずに裏投げで叩きつけると蒼魔刀。飯田が返すと、桃はコーナーから蒼魔刀。返した飯田に桃はBドライバー狙い。飯田が切り返し飯田橋。桃が返すと飯田はハイキックをかわしラリアット。桃は突進にハイキックも2カウント。桃はピーチサンライズの構えにいくが飯田が丸め込み。桃はハイキックからBドライバー。決まったと思われたが飯田がクリアー。ならばと桃は人でなしドライバー。3カウントが入り、桃が飯田にリベンジ。

◆5★STARリマッチ 15分1本勝負
舞華

4分35秒
炎華落し→片エビ固め

向後桃

 舞華と向後は9・24高田馬場で対戦。5★STAR GP公式戦が初めてのシングルマッチとなった。この試合に勝てば決勝進出に向けて優位に運べるはずだった舞華だが、まさかの敗戦。これによりレッドスターズの混戦に拍車がかかり、最終公式戦でのひめかとの舞ひめ対決は2人が同点で並んでの対戦となった。引き分けによって決勝進出を逃してしまった舞華だが、朱里に勝っていることからワールド・オブ・スターダム王座への挑戦が決定。まずはその前に向後へのリベンジを果たさなければならないだろう。とはいえ、向後が連勝となれば舞華に苦手意識を植え付けられ、シングルプレーヤーとしての飛躍にも直結する。

 向後が「よろしくお願いします」と握手を求める。舞華は明らかに嫌そうな表情で「下げろ。それ以上近づくな」と言って拒否。向後がドロップキックも舞華がこらえてショルダータックルからボディースラムを連発しスリーパーホールド。向後がエスケープすると、舞華はストンピング連打から喉元を踏みつける。舞華をエプロンに送り出した向後だが舞華がエプロンからブレーンバスターの構え。場外で出た向後が変型の619をリング下から決める。向後がコーナーに上がると舞華がカット。向後はエプロンでヒザへのドロップキック。向後が舞華をリングに戻してスワンダイブ式ミサイルキック、619。しかし舞華が返してみせる。向後は「決めるぞ!」と叫んでネクターピーチ狙い。舞華がこらえてパワースラム。向後のダッシュに舞華がラリアット。向後が返すと、舞華は「終わり!」とフィニッシュを予告して抱え上げようとする。向後が切り返し強引にウラカン・ラナ。舞華が返すと向後はトラースキックもラリアットを食らう。舞華は向後を山茶華で叩きつける。向後が返すと舞華は炎華落としへ。向後が返せず舞華が勝利した。

◆5★STARリマッチ 15分1本勝負
朱里

5分44秒
TKO(セコンドのタオル投入)

鹿島沙希

 8・20大阪における5★STAR GP公式戦の再戦。前年度覇者の朱里は第5戦で鹿島とぶつかり起死回生でフォール負け。鹿島戦から3連敗を喫し5★STAR GPで初めて黒星が先行してしまった。そのきっかけにもなった鹿島戦だけに、なんとしても赤いベルトの王者のリベンジが求められる。が、鹿島もアーティスト・オブ・スターダム王者として易々とリベンジを成功させるわけにはいかない。起死回生での返り討ちも十分にあり得そうだ。が、朱里との対戦をことごとく嫌悪するのもまた鹿島である。どちらに転んでもおかしくない試合のエンディングではどんな光景が待っているか?

 キッドと琉悪夏が嫌がる鹿島を連れて登場。朱里のテーマ曲が鳴り響くと鹿島は耳をふさぐ。鹿島は背を向けコーナーにしがみつく。レフェリーが「もう逃げられない」「覚悟を決めていこう」と鹿島に話しかける。鹿島はようやく前を向いてレフェリーのボディーチェックを受けるが再び背を向けてしまう。ゴングが打ち鳴らされても鹿島はビクビク。朱里が突進すると鹿島がかわす。朱里が捕まえてロープに振ると鹿島が丸め込み狙い。朱里がそのまま鹿島を引きずりリング下からコーナーに上がる。朱里がダイビングギロチンも鹿島がかわしサッカーボールキック。朱里がこらえると鹿島は「すいませんでした。落ち着いてください」と逃げ腰。朱里が中央に戻してサッカーボールキック。逃げる鹿島の足を引っ張り朱里はヒザ十字固め。さらに朱里はもう一発サッカーボールキック。コーナーに叩きつけると串刺しニーアタックからフロントネックチャンスリー。鹿島が返すと、朱里は引き起こして3発目のサッカーボールキック。朱里のラリアットを鹿島がかわしてコルバタからビッグブーツ。鹿島がカバーするが朱里が返す。鹿島は「いくぞ!」と絶叫しダブルアームの構え。朱里がこらえるが鹿島が昇竜拳。返された鹿島が顔面へビッグブーツ連打。朱里はカウンターでハイキック。しかし鹿島の肩が上がる。朱里は「終わり!」と予告して立ち上げて抱え上げる。鹿島が起死回生にいくが2カウント。もう一度起死回生も朱里が反転してカバー。返された朱里はニーアタックも2カウント。朱里は白虎狙いも鹿島がロープへ逃れようとする。朱里は手を引いてぶん回すと中央にもっていき白虎の体勢。レフェリーが鹿島にギブアップか問うとセコンドのキッドがタオルを投入、TKOで朱里が勝利した。

朱里「鹿島沙希、まだ終わってねえぞ! 今日は、このベルトはかかってなかった。次は! この赤いベルトを懸けて試合しようじゃないか」

鹿島「絶対にやりません」

朱里「ちょっと待って。待って。待って」

鹿島がセコンドに担がれて退場。

朱里「そんなつもりじゃなかったんで…。ありがとうございました!」

 

朱里のコメント

「5★STAR GPリマッチ、鹿島沙希にしっかりと勝利しました。次は赤いベルトを懸けて11月3日広島、舞華戦が決まってます。コンディションをちゃんと整えて私は、赤いベルトのチャンピオンということをしっかりと証明したいと思います」

◆6人タッグマッチ 30分1本勝負
なつぽい

17分59秒
グラマラスコレクションMINA→片エビ固め

桜井まい●
○白川未奈 ひめか
中野たむ ジュリア

 ドンナ・デル・モンドのジュリア&ひめか&桜井まい組とCOSMIC ANGELSの中野たむ&なつぽい&白川未奈組が6人タッグマッチで全面対決。今年の5★STAR GP決勝戦でぶつかったジュリアと中野には10・1調布での最終戦以来の顔合わせとなる。中野を破ったジュリアが朱里の保持するワールド・オブ・スターダム王座に照準を合わせれば、敗れた中野はなつぽいとのタッグでゴッデス・オブ・スターダム王座防衛ロードに乗り出し、このチームでタッグリーグ戦にもエントリー。また、白川には上谷沙弥に挑むワンダー・オブ・スターダム王座戦が控えている。DDMではジュリアが復帰の決まったテクラと再タッグを組みリーグ戦にエントリーし、ひめかは舞華との舞ひめで出陣、桜井はレディ・Cとの越境タッグで参戦する。さまざまな展開が交錯する6人タッグマッチで勝利を飾るのは?

 ジュリアと中野の視殺戦で試合がスタート。慎重に探り合うが手が合わずジュリアが桜井にタッチ。中野もなつぽいに替わる。桜井がロープに押し込みブレイクと見せて髪をつかむ。なつぽいもつかむとカウンターのバックキック。コズエンが合体しトリオで桜井にドロップキックを叩き込む。中野が桜井の左脚を攻撃。DDMがカットに入るがコズエンが分断。中野は桜井にサッカーボールキック。白川が桜井の左脚を狙う。桜井がカウンターのドロップキックからひめかにタッチ。ひめかが白川に串刺しニーアタックからショルダータックル。ジュリアが白川にスリーパー。白川がエスケープするとカウンターでネックブリーカードロップ。中野がジュリアにネックブリーカーからニーアタック。ジュリアがかわして桜井とクローズライン。中野がかわし、まとめてDDT。中野がニーアタック。ジュリアが中野を後方に投げつけ前方からドロップキック。ひめかが中野にショルダータックル。ひめかはなつぽいを呼び込む。中野に託されなつぽいがリングイン。ひめかがエルボー連打でなつぽいが崩れ落ちる。白川がカットに入るも排除される。なつぽいがひめかにエルボー連打でやり返していく。ロープの振り合いからなつぽいが低空ドロップキック。なつぽいがコーナーに上がるが桜井が阻止してひめかが下から張り手、アルゼンチンで抱え上げ絞り上げる。10分経過。コズエンがカットもDDMが排除。ひめかはなつぽいにパワーボム狙い。なつぽいが切り返しひめかのラリアットをかわすと中野と合体ネックブリーカー。後頭部へダブルのキックからなつぽいがジャックナイフ。ひめかが返してラリアット。なつぽいが立ち上がりジャーマン。両者ダウン状態からパートナーにタッチ。桜井が白川のドロップキックをかわしてドロップキック、ビッグブーツ連打。白川が返すと、桜井の突進にヒザへのドロップキック、足4の字固め。しかしDDMが慌ててカット。白川は桜井に突進もひめかが阻止してジュリアがドロップキック、桜井がミサイルキック。白川が返すと、桜井はSTFへ。ひめかのバックドロップからジュリアと桜井がダイビングエルボー。桜井が白川にスープレックスもコズエンのカットが間に合う。桜井は白川にシャイニングバスター狙い。白川がこらえてなつぽいがバックラッシュ、中野が側転ニードロップ。白川が桜井を引き起こしコーナーに叩きつけると串刺しバックエルボー、コーナーに乗せてDDT。しかしDDMのカットが成功。白川は桜井へグラマラスドライバー狙い。しかし桜井がマイパンロールで丸め込む。中野がカットするとコズエンとDDMが乱戦。なつぽいが場外へプランチャで飛び、中野と白川が桜井に打撃の合体。白川が延髄斬りからフィニッシュを宣言してグラマラスドライバーMINA。3カウントが入り、白川が桜井を破った。

白川「勝ちましたあ。いまね、いまね、私、怖いものがなあんもないの。コズエンでいっぱい挫折あったねえ。苦しいことあったねえ。あったねえ。でも全部、すべてが、私の自信に変わっていま、ここにある。みんな白川未奈のこと弱いって思ってたでしょ。11・3広島で、みんな目を目を目を目をかっぽじってちゃーんと見ててね! 11・3広島! その日が白川維新の始まりの日です。すごいね、メインでマイク持つっていうのはね、こういう気持ちなんですね。これもずっと応援してくれた人とコズエンがいるからだから、必ずみなさまに恩返しを形として返したいと思います。というわけで締めましょうか。レディース・アンド・ジェントルメーン、メイアイハブアテンションプリーズ。ウエルカムアボード。コズミックエンジェールズ! ウィー・アー・スーパーデリシャース。ウィー・アーザ・ベスト。ウィー・アー・ナンバーワン!」

コズエンのコメント

白川「勝ちました」

中野「強い! 白川未奈、ほんっとに強くなった」

白川「強くさせてもらったんだよ。コズエン、そして、応援してくださるお客様にね、私は。ホントにコズエンでいろんなことを経験してきて、全部一個も無駄と思ったことないし、全部それが私のいま心のすべての自信になってる。みんな、白川未奈のこと弱いと思ってたでしょ。違うから。11・3広島で白川維新の始まり。それをみなさんにしっかりお見せします」

なつぽい「DDMとひめかと今日初めてコズエンに来て初めて当たったけど、このベルトがとなりにいてくれるコズエンのメンバーがいまの私を強くしてるなって、すごい感じた。だから怖いもんないなって思った」

白川「そう。いまはなにも怖くない。みんなそれぞれ夢を追うために犠牲にしてきたものもたくさんあるんですよ。でもだからこそ覚悟は決まってるから。なんも怖くない、ね」

中野「怖くない。白川維新もなつぽい革命もたむロードも、コズミックエンジェルズ高速運転、11・3まずは広島に向けてメチャクチャ高速なコズエン号に振り落とされないように、しっかり私たちについてきてください」

3人「私たちもアナタたちもデリシャース、ウ~~ンマ!」

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