『第12回 ゴッデス・オブ・スターダム~タッグリーグ戦~STARDOM 郡山大会』
10月30日(日)ビッグパレットふくしま(観衆668人)
試合結果
◆シングルマッチ 15分1本勝負 | ||
桜井まい |
6分32秒 |
向後桃 |
◆ブルーゴッデス公式リーグ戦 15分1本勝負 | ||
琉悪夏 |
9分5秒 |
羽南● |
○刀羅ナツコ<2点> | 飯田沙耶<0点> |
◆3WAYタッグマッチ 15分1本勝負 | ||
なつぽい |
15分00秒 |
テクラ ひめか |
中野たむ | ジュリア 舞華 |
◆ブルーゴッデス公式リーグ戦 15分1本勝負 | ||
葉月 |
11分19秒 |
天咲光由● |
○コグマ<2点> | AZM<2点> |
◆レッドゴッデス公式リーグ戦 15分1本勝負 | ||
○上谷沙弥 |
5分14秒 |
フキゲンです★ |
林下詩美<2点> | 鹿島沙希●<2点> |
◆6人タッグマッチ 30分1本勝負 | ||
○壮麗亜美 |
16分0秒 |
渡辺桃 |
MIRAI | スターライト・キッド | |
朱里 | 吏南● |
試合詳細レポート
◆シングルマッチ 15分1本勝負 | ||
桜井まい |
6分32秒 |
向後桃 |
当初は桜井まいvsレディ・Cvs向後桃の3WAYが予定されていたがレディが体調不良により欠場、桜井と向後のシングルマッチに変更された。両者のシングルは今年の5★STAR GP公式戦以来。このときは後輩の桜井が勝利。2度目となる元アクトレスガールズ対決の行方は?
ゴングが打ち鳴らされ視殺戦を展開。桜井がタックルで突っ込み向後がカバーから腕十字を狙う。桜井が反転し逃れようとするが向後が腕十字を決める。桜井がエスケープするも向後は右腕を狙いドロップキック。右腕にダブルニードロップを見舞うと桜井のエルボー連打を受けて立つ。向後が打ち返し桜井を吹っ飛ばす。ロープに振られた桜井がドロップキック。桜井が串刺しで顔面へビッグブーツを決めフェースクラッシャー。向後が返すとエルボーを打ち合う。桜井が連打し突進するが向後がカウンターでドロップキック、桜井がビッグブーツ、向後がドロップキック。向後の突進を桜井がかわす。しかし向後が反転してクロスボディーアタックから変型卍固め。向後はグラウンドに移行し締め上げる。しかし桜井の足がロープに届く。向後は619をヒットさせ、スワンダイブ式ミサイルキックを投下。桜井が返すと、向後はフィニッシュを宣言、しかし桜井が切り返してスタンディングギロチン。桜井がフィニッシュを予告しシャイニングバスターを狙う。向後が切り返し突進するがビッグブーツを食らう。桜井がノーザンライトスープレックスも向後が返す。桜井はシャイニングバスターを放ち、ダイビングエルボードロップへ。3カウントが入り、桜井が向後を破った。
◆ブルーゴッデス公式リーグ戦 15分1本勝負 | ||
琉悪夏 |
9分5秒 |
羽南● |
○刀羅ナツコ<2点> | 飯田沙耶<0点> |
STARSの羽南&飯田沙耶組と大江戸隊の刀羅ナツコ&琉悪夏組による公式戦。ともに開幕戦で敗れており、どちらも狙いはリーグ戦初勝利。ナツコ組は白川未奈&SAKI組に確信犯的な反則負けを喫しているが…。
羽南と琉悪夏の先発でゴング。手四つの構えから羽南が腕を取りにいく。琉悪夏はヘッドロックに取るが羽南が抜け出す。ロックアップで琉悪夏がロープに追い込むとナツコが乱入、飯田が阻止しようとするが場外に落とされる。ナツコ、琉悪夏がセントーンを連続投下。羽南が返すと、琉悪夏はショルダータックルを連発。片足でカバーするが羽南が返す。ナツコが手刀を連続投下しグラウンドへ。左右に動いてカバーすると羽南が返す。ナツコは羽南にエルボー連打。ナツコが突進すると飯田が妨害し羽南が払い腰。飯田が入りナツコにバックエルボー、逆水平連打。打たれながらもナツコが向かっていくと琉悪夏が乱入、飯田がかわして鉢合わせにするとジャンピングチョップで分断する。飯田はノーザンを狙うがナツコがこらえる。ショルダータックルをぶつけ合い、ともにチェンジ。琉悪夏が腹部へのパンチも羽南が飛びつき腕十字。琉悪夏がエスケープすると、羽南はダブルリスト狙い。琉悪夏がこらえると羽南がコーナーに振って串刺しで突進。琉悪夏がかわしてボディーアタック、セントーン。羽南が返すと、琉悪夏がフィッシャーマン狙い。羽南がかわすが琉悪夏がブレーンバスター。返された琉悪夏はフィニッシュを宣言。しかし羽南がマヒストラル。羽南が琉悪夏にエルボー連打、リング下からナツコが足を引き琉悪夏が低空クロスボディー、コーナーに乗せるとナツコと合体でマットに叩きつける。タッチを受けたナツコがコーナーに上がるが飯田が下からのヘッドバット、雪崩式パワースラムで羽南を援護。飯田はナツコを抱え、羽南がネックブリーカー。羽南はブロックバスターホールドも琉悪夏のカットが間に合う。飯田がまとめてラリアット。羽南がフェイマサ―を決めるがナツコが返す。羽南の突進を琉悪夏がリング下からボックスで殴打、ナツコがマットに叩きつけるが羽南が返す。ナツコはフィニッシュを宣言しスワントーンボム。羽南が返せずナツコが勝利した。
◆3WAYタッグマッチ 15分1本勝負 | ||
なつぽい |
15分00秒 |
テクラ ひめか |
中野たむ | ジュリア 舞華 |
中野たむ&なつぽい組vs舞華&ひめか組みvsジュリア&テクラ組の3WAYタッグマッチはCOSMIC ANGELSvsドンナ・デル・モンドの1対2ハンディキャップマッチ状態となること必至。中野&なつぽい組のゴッデス・オブ・スターダム王者が、舞華&ひめか組、ジュリア&テクラ組に囲まれる。現在、ゴッデス・オブ・スターダムタッグリーグ戦が開催中で、中野組とジュリア組はすでに公式戦で対戦済み。公式戦ではジュリアがなつぽいからギブアップ勝ちを奪っているが…。
中野とジュリアが先発を買って出ると、舞ひめからはひめかが出てくる。手四つと見せかけDDMが中野の上に。中野がブリッジでかわしジュリアにヘッドロック。するとひめかが中野にヘッドロック。ひめかを意識する中野の背後からジュリアが丸め込み。ひめかがまとめて丸め込むが2カウント。なつぽいが舞華、テクラと対峙。「テクラいけ!」と舞華がなつぽいを振ってテクラが攻撃。舞華が背負い投げ、テクラがフロントキック。中野が入ってくるが排除される。場外戦となり舞ひめが中野、マフィアベラがなつぽいを攻め込む。19カウントでなつぽいがなんとか生還、中野はまだリング下。ジュリアと舞華が次々となつぽいをマットに叩きつける。ジュリアと舞華が連係を試みるも、リング下からDDMがメルティアの連係を阻止。テクラがぶら下がり式首4の字を2人に決めるとDDMが寄ってたかって攻め込む。ジュリアのドロップキックがDDMに誤爆、ジュリアは舞華に謝りつつもシングルマッチ状態に。舞華がショルダータックル、ジュリアがエルボー。ジュリアと舞華がエルボー合戦。舞華がブレーンバスターを狙うがジュリアが首を取る。舞華は強引にブレーンバスター。ジュリアが返すと、舞華の突進を止めて蜘蛛の巣にとらえてDDTへ。ジュリアがコーナーに上がると舞華が雪崩式狙い、テクラが割って入ると、ひめかがパワーボム。メルティアが入ってくるがひめかはまとめてラリアット。全員がダウン状態、なつぽいが舞華、中野がジュリアのバックを取る。ジュリアと舞華が逃れるもメルティアがトラースキック。10分経過。メルティアは場外に合体プランチャ。なつぽいがジュリアをリングに入れて中野がバイオレットシューティング。ジュリアが返すと、中野がタイガー狙い。ジュリアが切り返し舞華が中野、ジュリアにラリアット。ひめかが舞華のタッチを受けてリングイン。ひめかは中野にバックフリップ、ジュリアをコーナーに振って串刺しラリアット。中野がなつぽいにタッチ。なつぽいがジュリアを飛び越えるようにひめかにダイビングボディーアタック、ドロップキック連打。ジュリアがカットしなつぽいをマットに叩きつける。ジュリアとテクラが合体ネックブリーカー、エルボーの挟み撃ち。残り2分。乱戦状態からテクラ、ひめか、なつぽいがつかみ合い。3人がエルボーを打ち合い、DDMの標的はなつぽい。残り1分。テクラはひめかを突き飛ばしなつぽいにエルボーで向かっていく。なつぽいとテクラがエルボーの応酬。残り30秒。なつぽいがテクラをダウンさせると突進してきたひめかにジャーマン。テクラがなつぽいにスピアを打ち込みカバー。ここでタイムアップのゴングとなった。試合後、なつぽいがテクラにエルボー連打、DDMにも向かっていくと乱闘に。
◆ブルーゴッデス公式リーグ戦 15分1本勝負 | ||
葉月 |
11分19秒 |
天咲光由● |
○コグマ<2点> | AZM<2点> |
前年度覇者の葉月&コグマ組がクイーンズクエストの新チーム、AZM&天咲光由組と公式戦。10・23立川の開幕戦では葉月組が高橋奈七永&優宇組に敗れて黒星発進、一方のAZM組は羽南&飯田沙耶に勝利し幸先のいいスタートを切った。好対照な開幕戦だった両チーム、2戦目の結末は?
天咲が先発に立候補し、葉月と対峙。ゴングと同時にドロップキックからエルボー連打、しかし葉月がカウンターでドロップキック。コグマと合体クローズライン、セントーン、ボディープレス。さらにドロップキックを左右から放つ。葉月は天咲にボディースラムを連発。天咲が返すと、葉月がバックエルボー。コグマがカバーすると天咲が返す。コグマは天咲にキャメルクラッチから「強制クマ」ポーズ。葉月がヘアーホイップから顔面ウォッシュ。AZMが葉月を攻撃するがコグマが乱入。AZMは2人をかわしてドロップキック。葉月が返すとAZMはワキ固めから腕固め。さらにコーナーに上がりダイビングフットスタンプ。葉月がかわしセントーン。コグマがAZMとロープワークの攻防。天咲がエプロンから羽交い絞めしAZMがドロップキック。AZMとコグマがブレーンバスターを掛け合う。どちらも譲らず、コグマがAZMにフェースクラッシャー、しかしAZMがブレーンバスター。天咲がドロップキックを3連打、コグマがコーナーに振って串刺しで突進。天咲がかわしてドロップキック、AZMもエプロンから蹴りを入れる。天咲がスイングDDTを決めるがコグマが返す。天咲はフィニッシュを宣言し、天聖狙い。コグマが切り返しDDT。コグマはコーナーに上がるが天咲が追いつき下からエルボー連打。コグマが上からエルボーもAZMが雪崩式アームホイップ、天咲が天聖を決める。しかし葉月がカット成功。天咲がコグマにエルボー連打、コグマがバックを取り葉月がコードブレイカー。コグマがコーナーに上がりミサイルキック。しかしAZMのカットが成功。10分経過。AZMがハイキック、天咲がブリッジしてカバーもカットされる。葉月が天咲を引き起こし担ぎ上げるとコグマがネックブリーカー。コグマはダイビングボディープレス。3カウントが入り、コグマが天咲を破ってみせた。
コグマ「ちょっと葉月がお話したいことがあるので、渡しますね」
葉月「郡山のみなさん、こんばんは! 今日9時から『行列のできる相談所』でフワちゃん、プロデビュー、完全版が放送されます。これを機にスターダムがさらにさらに世界に羽ばたいていくので、みなさん目を離さないように、よろしくお願いします!」
◆レッドゴッデス公式リーグ戦 15分1本勝負 | ||
○上谷沙弥 |
5分14秒 |
フキゲンです★ |
林下詩美<2点> | 鹿島沙希●<2点> |
クイーンズクエストの元ゴッデス・オブ・スターダム王者チーム、林下詩美&上谷沙弥組と大江戸隊の鹿島沙希&フキゲンです★組が公式戦で激突。詩美組はこれがタッグリーグ初戦で、鹿島組は2戦目。開幕戦では桜井まい&レディ・C組の越境コンビに勝利し、幸先いいスタートを切った。勝敗がまったく読めないこのカード、果たして白星を挙げるのは?
ゴング前に大江戸隊が突進し試合がスタート。ダブルでロープに振りスポーツ紙で殴打する。フキゲンが上谷の鼻をつまんで攻撃。鹿島がスポーツ紙で殴打し、すぐにフキゲンにタッチ。フキゲンが突進すると上谷がロープワークでかく乱しドロップキック。詩美もドロップキックを決めるがフキゲンが阻止。鹿島と合体するが詩美がまとめてドロップキック。詩美は鹿島にバックフリップ。詩美が突進し背中にラリアット、ドロップキック。上谷が鹿島に串刺しニーアタックからドロップキック。鹿島が返すと、コルバタからビッグブーツ。上谷が返すと、鹿島はダブルアームの構え。上谷が切り返し突進するが大江戸隊が合体し鹿島が昇竜拳。鹿島がダブルアームスープレックスホールドを決めるが詩美がカット。鹿島がダブルアームの構えも上谷が切り返しニールキックから後方に叩きつける。上谷は「決めるぞ!」と絶叫し、スタークラッシャーの構え、鹿島が起死回生に切り返そうとするが詩美が入ってバックフリップ、上谷の二段蹴りと合体。上谷がスワンダイブ式ボディアタック、フキゲンのセントーンがかわされカットが誤爆。詩美と上谷がマジックキラー、上谷がスタークラッシャー。3カウントが入り、上谷が鹿島を破った。
◆6人タッグマッチ 30分1本勝負 | ||
○壮麗亜美 |
16分0秒 |
渡辺桃 |
MIRAI | スターライト・キッド | |
朱里 | 吏南● |
ゴッズアイの朱里&MIRAI&壮麗亜美組と大江戸隊の渡辺桃&スターライト・キッド&吏南組が6人タッグマッチで全面対決。フューチャー・オブ・スターダム王者となった壮麗に大江戸隊の吏南が噛みつくか?
壮麗は「福島県福島市出身」とコールされる。吏南が「おい、ここらへんで育ったクソババア出てこいよ」と指名。壮麗が出てくると、吏南は「オマエかよ。私15歳」。壮麗が「25歳」と言うと吏南は壮麗をババアに認定。吏南が手を挙げて挑発するが壮麗が応じようとするとショルダータックル。すると大江戸隊がいっせいに攻撃し場外戦になる。リングに戻っても吏南が壮麗を攻撃。キッドが壮麗にヘアーホイップ、エプロン越しに髪を引っ張る。そこへ大江戸隊が総出で壮麗を「凱旋記念」攻撃。キッドが壮麗の背中にドロップキック。壮麗が返すと、キッドが顔面を踏みつける。桃が壮麗のエルボーを仁王立ちで受けて立つ。朱里がキッドと桃のクローズラインをかわし桃にフロントネックチャンスリー、サッカーボールキック。キッドが朱里にボディーアタック。MIRAIがキッドにミサイルキック。キッドがエルボーで打ち勝ち、その場飛びムーンサルト。キッドと桃が蒼魔刀の挟み撃ちをMIRAIに決める。キッドがMIRAIをカバーするが2カウント。キッドは旋回式ダイビングボディープレスもMIRAIがかわしてミラマーレを狙う。しかし桃のカットが成功。キッドに突進をさせずにMIRAIがラリアット。10分経過。壮麗が吏南にショルダータックル連打。吏南が返すと壮麗は逆エビ固め。吏南がエスケープすると壮麗がボディーアタック。桃がアシストしキッドが619,吏南がビッグブーツ。壮麗が返すと、吏南は大外刈り、卍固め。しかし朱里がカットに入る。MIRAIと壮麗が合体するがキッドがまとめてアームホイップ、場外に送り出すとプランチャで飛ぶ。キッドが壮麗をリングに戻すと桃、キッド、吏南が次々と串刺し攻撃、吏南とキッドがまとめてマットに叩きつけ、吏南がダイビングダブルニードロップ。しかし朱里のカットが成功。朱里が吏南の突進をカットしMIRAIがセントーン、壮麗がラリアット。壮麗は吏南にブルーサンダー。15分経過。吏南がジャックナイフで押さえ込むが壮麗がクリアーしラリアット。壮麗は旋回式ブレーンバスター。吏南が返せず壮麗が勝利を飾った。
壮麗「福島県のみなさん、こんにちは! そして、ただいま! 私がプロレスラーになってから立てていた目標ふたつ達成することができました。ひとつめは福島県で試合をすること。もうひとつは、ベルトを巻いて帰ってくることです! そして、もうひとつかないました。福島県のメインで勝利を挙げて、自分の曲が最後に流れることです。でも、この3つの目標がかなったからといって、私はまだまだ満足しません。フューチャーのベルトだけではなくもっともっと上の上のベルトもちゃんと福島にまた持ってこられるようにまだまだスターダムのリングで揉まれて揉まれて強くなってまた福島のリングに帰ってきたいと思います。今日はホントにたくさんのお客さんにご来場いただいてホントにありがとうございました。自分に負けるな限界を越えろ、ゴッズアイ!」
朱里組のコメント
朱里「福島(郡山)大会、亜美の地元で亜美がキッチリ、メインで勝利してくれました」
壮麗「ずっと福島で試合をするのが夢だったので、こうやって福島で地元の人の顔が見れて試合ができて、本当によかったです。そしてメインで勝利して感謝の気持ちも伝えられたんじゃないかなと思います」
朱里「ゴッズアイもっともっと上に行って、また福島に帰ってこよう」
壮麗「ハイ」