2022/11/05 試合結果

2022年11月5日 『第12回 ゴッデス・オブ・スターダム~タッグリーグ戦~』

『第12回 ゴッデス・オブ・スターダム~タッグリーグ戦~』
11月5日(土)奈良県コンベンションセンター観衆307人)

試合結果

◆3WAYマッチ 15分1本勝負
スターライト・キッド

7分47秒
ムーンサルトプレス→片エビ固め

レディ・C

※もう一人は琉悪夏

◆ブルーゴッデス公式リーグ戦 15分1本勝負
壮麗亜美

15分00秒
時間切れ引き分け

優宇
MIRAI<1点> 高橋奈七永<3点>

◆タッグマッチ 15分1本勝負
○なつぽい

10分40秒
フェアリアルギフト→片エビ固め

天咲光由●
中野たむ AZM

◆タッグマッチ 15分1本勝負
上谷沙弥

8分24秒
ジャーマンスープレックスホールド

飯田沙耶●
○林下詩美 岩谷麻優

◆ブルーゴッデス公式リーグ戦 15分1本勝負
○葉月

8分47秒
垂直落下式ブレーンバスター→片エビ固め

SAKI
コグマ<4点> 月山和香●<2点>

◆6人タッグマッチ 15分1本勝負
○桜井まい

10分28秒
反則勝ち

渡辺桃
ひめか 鹿島沙希
舞華 刀羅ナツコ●

◆レッドゴッデス公式リーグ戦 15分1本勝負
稲葉ともか

14分8秒
流炎→片エビ固め

テクラ●
○朱里<3点> ジュリア<2点>

試合詳細レポート

◆3WAYマッチ 15分1本勝負
スターライト・キッド

7分47秒
ムーンサルトプレス→片エビ固め

レディ・C

※もう一人は琉悪夏

 レディ・Cvsスターライト・キッドvs琉悪夏の3WAYマッチだが、このマッチメークは明らかに1対2のハンディキャップマッチでもある。包囲網をかいくぐり、レディが大江戸隊とのリアルハンディを乗り越えることができるか?

 キッドと琉悪夏が青コーナーに陣取るとレディが「おかしくない?」とクレームをつける。キッドは「こうなることはわかってただろ」と返答。それでもレディは「3WAY、1対1対1だぞ」と主張。しかし大江戸隊が2人がかりでレディを攻める。キッドが引き下がり琉悪夏がレディにショルダータックル。必要ないにもかかわらず琉悪夏はキッドとあえてタッチをかわしてリングイン。キッドはストンピングを見舞うとすぐに琉悪夏にチェンジ。琉悪夏はコーナーに追い込みレディを攻める。タッチを受けたキッドが入って突進を試みるがレディが読んでビッグブーツ。しかし琉悪夏が妨害に入る。レディは鉢合わせにしてまとめて河津落とし、キッドにはジャイアントスイングでぶん回す。キッドが場外に逃れると琉悪夏がレディにショルダータックル、低空クロスボディー。レディが返すと、琉悪夏の串刺しをかわしニードロップからコブラツイスト。しかしキッドがレディをカット。レディはキッドに逆水平連打、すると背後から琉悪夏が襲いかかる。レディは琉悪夏、キッドをコーナーに送るがキッドがダイビングボディーアタックからストレッチマフラー。レディがエスケープするとキッドは「終わらせるぞ」と琉悪夏を呼び込む。2人で持ち上げるがレディがこらえきる。大江戸隊がロープに振るとレディがまとめてネックブリーカーからキッドにニードロップ。レディがキッドにチョークスラムを狙うが阻止される。しかしレディがあらためてチョークスラムを決めてみせる。琉悪夏がセントーンでカットし、レディにフィッシャーマンバスター。レディが返すと、琉悪夏がリバーススプラッシュ。かわしたレディがジャイアントバックブリーカー。そこへキッドがドロップキックでカットに入り、レディにスイングネックブリーカー。キッドはレディを寝かせてムーンサルトプレス。3カウントが入り、キッドがレディをフォールした。

◆ブルーゴッデス公式リーグ戦 15分1本勝負
壮麗亜美

15分00秒
時間切れ引き分け

優宇
MIRAI<1点> 高橋奈七永<3点>

 高橋奈七永&優宇組とMIRAI&壮麗亜美のタッグリーグ公式戦。奈七永組は開幕戦で前年度覇者の葉月&コグマ組を破り侵略を開始、一方のMIRAI組は舞華&ひめか組みに敗れ黒星発進となった。元スターダムの奈七永にとって、MIRAI&壮麗は奈七永の知らない現在進行形のスターダム。ここまでゴッデス・オブ・スターダム王座に3度挑戦もベルト奪取に至っていないMIRAI組には、タッグリーグ制覇はある意味ラストチャンスとも言えるだろう。奈七永組がMIRAI組に立ちはだかるか、それともMIRAI組が奈七永組を乗り越えて見せるのか。時空を超えた注目のカードだ。

 壮麗が先発に立候補し「奈七永出てこいよ」と呼び出す。壮麗と奈七永が視殺戦を展開し試合がスタート。ロックアップで組み合い奈七永が押し込む。奈七永がブレイクしチョップを放つと改めてロックアップ。壮麗が一気にロープに押し込んでダブルチョップ。奈七永もやり返しチョップの応酬。壮麗がダブルチョップを乱打し、奈七永がロープに振ると壮麗がショルダータックル。奈七永がこらえるが、壮麗がショルダータックル、奈七永もやり返してショルダータックル。壮麗が返すと奈七永はフロントネックロックからグラウンドでヘッドロック。すぐに壮麗が返して睨み合い。優宇が入り、MIRAIと対峙。探り合いから手四つの構え。優宇が上になるがMIRAIが下からヘッドシザーズ気味に頭を挟み撃ち。MIRAIのエルボー連打を受けて立った優宇が逆水平で倒してみせる。奈七永がMIRAIに体を乗せてプレッシャーをかけるとニードロップ、エルボードロップ。奈七永はMIRAIに足4の字固め。そこへ優宇がセントーン。優宇がMIRAIに串刺しエルボー。MIRAIが返すと、エルボー連打で向かっていく。優宇が「倒してみろ!」と挑発しMIRAIの動きを先読みしてショルダータックル。しかしセントーンはかわされて自爆。壮麗が入り、ロープに振ろうとするが優宇がこらえて奈七永が突進。壮麗がかわして2人まとめて串刺しアタック。奈七永と優宇がクローズライン。壮麗がかわして2人を分断。壮麗は優宇を捕まえ「ひっくり返すぞ!」と宣言。MIRAIがセントーンでアシストし壮麗が逆片エビ固めに入る。優宇がエスケープすると、壮麗に逆水平。壮麗も打ち返し逆水平の応酬。優宇は「きかないね」。優宇の一発に観客がどよめく。逆水平の応酬から優宇がサイドスラム、セントーン。奈七永が壮麗に串刺しラリアット。至近距離からラリアットを連打。10分経過。壮麗がブレーンバスターの構えも奈七永がこらえラリアットを打ち合う。どちらもこらえて壮麗がエルボー連打、奈七永も連打。壮麗が至近距離からのラリアットで奈七永を倒し、「決めるぞ!」と予告しブレーンバスター。さらに壮麗はアトミックドロップ、ラリアット。替わったMIRAIが奈七永めがけてミサイルキック。優宇が入りMIRAIのエルボー連打を受けて立つ。優宇が逆水平を起き上がりこぼし式で打ち込んでいく。残り3分。壮麗が乱入しMIRAIと合体ボディープレス。優宇が返すとMIRAIと壮麗がダブルのラリアット。壮麗がショルダータックル、こらえた優宇の背後からMIRAIがラリアット、さらに腕を取ってギブアップを迫る。しかし奈七永がカットに成功。優宇がラリアットもMIRAIがかわして奈七永に誤爆。MIRAIは優宇に串刺しで突進もクロスボディーを食らう。優宇はMIRAIにキャノンボール。しかしMIRAIの肩が上がる。優宇がダイビングボディープレスも壮麗のカットが間に合う。優宇が奈七永を呼び込みナナモモダイバー狙い。しかしカットされMIRAIが優宇に押さえ込みの連続。するとここでタイムアップのゴング、時間切れの引き分けとなった。

◆タッグマッチ 15分1本勝負
○なつぽい

10分40秒
フェアリアルギフト→片エビ固め

天咲光由●
中野たむ AZM

 現ゴッデス・オブ・スターダム王者の中野たむ&なつぽい組とクイーンズクエストのAZM&天咲光由組がタッグ対戦。ともにタッグリーグ戦にエントリーしているがブロックが異なるため両チームが当たるにはともに決勝戦に勝ち上がるしかない。とはいえ、天咲を育てる使命を背負うAZMには天咲に経験を与える絶好の機会でもあるだろう。現ゴッデス王者チームを前に天咲が何を感じて闘うか。

 ゴング前にAZMと天咲がドロップキックで奇襲をかける。中野を孤立させてドロップキック。天咲がカバーすると中野が返す。天咲は中野をコーナーに振って突進。しかしショルダータックルを食らってしまう。中野は天咲にサッカーボールキック。天咲が返すと、中野はなつぽいを呼び込み側転からドロップキック。なつぽいが天咲にキャメルクラッチの体勢でフェースロック。そこへ中野がロープ間を往復しドロップキック。なつぽいは天咲をボディースラムで叩きつけカバー。替わった中野に天咲がエルボー連打で向かっていく。中野が受けて立ち強烈な一発を打ち込む。天咲がこらえるとDDTを決める。AZMが中野に串刺しドロップキック。なつぽいが乱入し中野と合体。しかしAZMがかわして2人まとめてアームホイップ、ドロップキック。AZMはなつぽいに腕固めでギブアップを迫る。AZMがブレーンバスターを狙うが中野が切り返してドロップキック、ニーアタック。AZMが返すと、ロープの振り合い、天咲がエプロンから羽交い絞めしAZMがブレーンバスターを決める。AZMの突進に中野がスピンキック、AZMがこらえハイキックが交錯。ともにタッチをかわし、なつぽいが天咲のドロップキックをかわしてドロップキック連発、ダイビングボディーアタック。天咲がエルボーを連打すると、AZMとドロップキックの競演。天咲はスイングDDTからヒザ十字固め。中野がカットしバックドロップ、なつぽいがジャックナイフ。天咲が返すと、なつぽいはジャーマン狙い。AZMがカットし天咲が天橋立。なつぽいが返すと天咲がボディースラム、AZMがダイビングフットスタンプ、天咲が天聖。しかし中野がカット成功。天咲が突進するが中野となつぽいがトラースキック、なつぽいがスイングネックブリーカー。返されたなつぽいはフェアリアルギフト。3カウントが入りなつぽいが天咲をフォールした。

◆タッグマッチ 15分1本勝負
上谷沙弥

8分24秒
ジャーマンスープレックスホールド

飯田沙耶●
○林下詩美 岩谷麻優

 向後桃が体調不良により11・3広島に続き今大会も欠場。本来なら岩谷麻優とのコンビで林下詩美&上谷沙弥組とのタッグリーグ戦が予定されていたが、向後のところには飯田沙耶が入ることになった。岩谷組vs詩美組のタッグリーグ公式戦は、1113仙台でおこなわれる。

 岩谷が先発に名乗りを挙げると上谷が詩美を制してリングイン。ロープワークでスタートし岩谷がキック。ロープに振り合い岩谷がコルバタ、ドロップキック。飯田も入り岩谷との連係攻撃でボディースラム。上谷が返すと、岩谷が突進。詩美が入りダブルのドロップキック。上谷が岩谷の背後からドロップキックを叩き込む。詩美が岩谷に滞空時間の長いボディースラム。上谷が岩谷に串刺しで突進も、岩谷がかわしてドロップキック。飯田が上谷にショルダータックル、逆水平の連打を浴びせる。手を握り合い飯田が逆水平、上谷がエルボーを打ち合う、上谷がカウンターでドロップキック。詩美が飯田に串刺しエルボーアタック、ミサイルキック。飯田が返すと詩美がスリーパー。飯田がエスケープすると、詩美とショルダータックルをぶつけ合う。詩美が打ち勝つが、飯田もカウンターでショルダータックル。飯田は岩谷を呼び込み、ダブルのジャンピングクロスチョップ。飯田がコーナーに上がると詩美がデッドリードライブ。飯田がコーナー上の詩美に下からヘッドバット、雪崩式パワースラムを決めてみせる。さらに飯田ロケットを発射するが上谷がカットに入る。飯田がブレーンバスターを狙うが詩美が阻止し上谷の丸め込みから詩美がドロップキック、ラリアット連発。飯田が返すと、岩谷のトラースキックから飯田が飯田橋。しかし上谷がフットスタンプでカット。詩美が飯田にコウモリ吊り落とし。しかし飯田の肩が上がる。詩美と上谷がマジックキラー、詩美がフィニッシュを予告しジャーマン。3カウントが入り詩美が飯田を破った。

◆ブルーゴッデス公式リーグ戦 15分1本勝負
○葉月

8分47秒
垂直落下式ブレーンバスター→片エビ固め

SAKI
コグマ<4点> 月山和香●<2点>

 11・3広島でのワンダー・オブ・スターダム王座戦で白川未奈が顎を負傷。しばらくの間欠場となるため、タッグリーグ戦には白川に代わり月山和香がエントリー、SAKIとのチームでそのまま継続されることとなった。

しかしながら、月山はデビュー以来いまだ未勝利とあって、白川の代打は責任が大きい。と同時に、このリーグ戦で初勝利を挙げることができれば、一気に飛躍のチャンスが訪れるかもしれない。かつては同じ団体に所属していたSAKIがどうリードするかが注目されることとなるだろう。白川&SAKI組の初戦は刀羅ナツコ&琉悪夏組からの反則勝ちだった。反則決着とはいえ2点を奪っただけに、これを活かした闘いができるかどうか。仕切り直しの最初の相手となるのは、葉月&コグマ組。元ゴッデス・オブ・スターダム王者で、前年度覇者でもある。それだけに、即席タッグを強いられることとなるSAKI組には厳しい相手。葉月組は開幕戦で高橋奈七永&優宇組に敗れ、AZM&天咲光由組には勝利し1勝1敗。連覇のためにも確実に2点を奪いに来ることが考えられるが…。

 月山が「出ます!」と立候補、FWCからはコグマが手を挙げて登場。ロックアップで組み合うとSAKIがアシストしコグマを2人で押し込む。SAKIと月山でキックの競演、月山が予告してヒップアバットを連打。突進をコグマがかわしてボディースラム。葉月が月山を引き起こしボディースラム。月山が返すと、葉月はヘアーホイップから顔面ウォッシュ、セントーン。コグマが自軍コーナーで足を突き立て月山にプレッシャーをかけると、エルボー連打を受けて立つ。コグマの突進に月山はクロスボディー。替わったSAKIがビッグブーツ、ブレーンバスター。コグマがDDTを狙うがSAKIが切り返す。さらに切り返したコグマが丸め込みからDDT。葉月がSAKIに串刺しエルボーアタック、コードブレイカー、クロスフェース。SAKIがエスケープすると、葉月のビッグブーツをかわしアトミックドロップ、ビッグブーツ。SAKIと月山が串刺し攻撃、合体してヒップドロップ。月山は極楽ドンを狙うが葉月が切り返す。月山は葉月の顔面をマットに叩きつけミサイルキック、SAKIがニーアタックで援護し月山が極楽ドン、パロ・スペシャル。コグマがカットし葉月がデッドリードライブ、二段蹴り。返した月山にコグマがドロップキック、葉月がコードブレイカー、コグマがDDT、葉月が二段蹴りでたたみかける。しかしSAKIがカットする。SAKIのビッグブーツから月山がオースイスープレックス。葉月がカウンターでマットに叩きつけるが月山が返す。葉月が抱えてコグマのネックブリーカーと合体。葉月が垂直落下式ブレーンバスター。これで3カウントが入り、葉月が月山を破った。

◆6人タッグマッチ 15分1本勝負
○桜井まい

10分28秒
反則勝ち

渡辺桃
ひめか 鹿島沙希
舞華 刀羅ナツコ●

 ドンナ・デル・モンドの舞華&ひめか&桜井まい組と大江戸隊の刀羅ナツコ&鹿島沙希&渡辺桃組が6人タッグマッチで全面対決。

 桜井がナツコを指名。するとナツコが鉄パイプ片手にリングイン。桜井が突進しエルボー連打。ナツコはショルダータックルで吹っ飛ばす。舞ひめが入ってロープに振るが大江戸隊が乱入し場外戦へ。鹿島が桜井をリングに戻すが、すぐにリング下に落として場外戦が継続。ナツコが入ると鹿島が桜井を戻す。ナツコはヒップドロップを浴びせるが桜井が返す。鹿島が桜井の顔面を自軍コーナーで踏みつける。桜井がスタンディングギロチンを鹿島に放ち、ひめかにチェンジ。鹿島が顔面をかきむしるがひめかがバックフリップ。大江戸隊が乱入するとひめかがショルダータックルで次々なぎ倒す。ナツコとひめかがショルダーをぶつけ合い、ひめかが打ち勝つ。鹿島がひめかにコルバタ、ビッグブーツ。桃がひめかにミドルキック乱打。桃の突進を舞華がカットし、舞華とひめかがダブルのブレーンバスター。ひめかが桃にニーアタック。舞華が桃に串刺しラリアット、ショルダータックル。桃が鹿島とナツコのアシストを得て蒼魔刀。舞華が返すと桃はチキンウイングフェースロック。舞華と桃がエルボーの打ち合い。桃のハイキックを舞華がラリアットで迎撃。舞華がカウンターでラリアット。桃が投げっぱなしジャーマン。桜井がナツコにビッグブーツ、エルボー連打。ナツコが受けて立ちコーナーに追い込むと大江戸隊が次々と串刺し攻撃。ナツコはコーナーに上がるが舞華がカットし雪崩式ブレーンバスター狙い。ひめかを呼び込みパワーボムと合体。舞ひめがサンドイッチラリアットを狙うが足を引かれる。桜井がナツコの突進にビッグブーツ、ノーザンライト。ナツコがカウンターのラリアット。桜井がマイパンロールで丸め込むが鹿島がイスでカット。10分経過。ナツコが鉄パイプ、桃がバットで桜井を殴打。レフェリーがゴングを要請し、大江戸隊の反則が取られた。

◆レッドゴッデス公式リーグ戦 15分1本勝負
稲葉ともか

14分8秒
流炎→片エビ固め

テクラ●
○朱里<3点> ジュリア<2点>

 朱里&稲葉ともか組とジュリア&テクラ組による公式戦。開幕戦では朱里組がスターライト・キッド&渡辺桃組と引き分け、ジュリア組は現ゴッデス・オブ・スターダム王者でもある中野たむ&なつぽい組と引き分けた。朱里&稲葉組は稲葉がゴッズアイに加入しエントリー。タッグ歴を考えればキッド組とのドローは殊勲と言っていいだろう。また、ジュリア組もタッグ王者に勝って好スタートを切っている。ともに2戦目で好調をキープするのはどちらのチームか。また。1229両国でワールド・オブ・スターダム王座戦をおこなう可能性のある現王者・朱里と、5★STAR GP優勝により挑戦権を獲得したジュリアの顔合わせにも注目だ。

 ジュリアと朱里が睨み合うと稲葉が割って入る。テクラも入り、稲葉とテクラでゴング。探り合いから稲葉が腕を取りにいくとテクラも応戦。腕の取り合いから稲葉がクルクルと回転してヘッドロック。テクラが取り返しネックロックからグラウンドへ。稲葉が返して突進するとテクラが髪を引いて後方に倒す。テクラの突進を朱里がカット。朱里もリングインし稲葉と合体し腕へのエルボーを交互に打ち合うと手刀を放つ。テクラが返すと、稲葉の突進を止めてボディースラム。ジュリアが稲葉にボディースラム。テクラも再度ボディースラム。ジュリアが滞空時間の長いボディースラム。稲葉が返してエルボー連打で向かっていく。ジュリアが仁王立ちで受けて立ちエルボー一発で倒してみせる。稲葉がやり返しエルボー乱打。テクラがカットしぶら下がり式首4の字。ジュリアがミサイルキック。稲葉がミドルキックでジュリアを倒す。タッチを受けた朱里がジュリアへドロップキック。テクラが乱入しジュリアとクローズライン。朱里がカットしテクラにコードブレイカー、ジュリアにフロントネックチャンスリーから腕十字、腕固め。ジュリアが朱里の突進をかわしSTFへ。しかし稲葉がカットに成功。朱里とジュリアがエルボーの打ち合い。朱里のミドルキック連打をジュリアがこらえる。3発目をジュリアが受け止めて後方に投げつけるとドロップキック。テクラが朱里にブレーンバスターを起き上がりこぼし式に決める。返した朱里にテクラはクモ絡み。逃れた朱里が突進をかわし稲葉とダブルのブレーンバスター。テクラが返すと、朱里はサッカーボールキック、テクラがカサドーラで飛びつきスタンディングヒールホールドへ。朱里が逃れるとジュリアがドロップキック、朱里を抱え上げてテクラのフェースクラッシャーと合体。10分経過。テクラが朱里へDDT。朱里が返すと、ジュリアがフィニッシュを宣言し朱里を捕獲。しかしコーナー上のテクラを稲葉が落とすと朱里とダブルの正拳突き、ともにマットに叩きつけるが朱里のカバーをテクラが返す。朱里はテクラにサソリ固め。残り3分。テクラがエスケープすると、回転足折固め。朱里が返すと稲葉がハイキックでジュリアを排除、朱里がテクラにニーアタック。テクラが返すと、朱里のラリアットをかわしエルボーアタック。テクラは朱里を引き起こし毒グモデスドロップ狙い。切り返した朱里がカウンターのハイキック。テクラが返すと、朱里が持ち上げて稲葉が顔面へニーをぶち込む。朱里が流炎を放つとテクラが返せず3カウントが入った。

朱里「私たちカラテブレーブ、勝利しました! 奈良のみなさん今日は楽しんでもらえましたか? いまスターダムではタッグリーグが始まってます。私たちカラテブレーブ、もちろん優勝目指していくので応援してもらえたらうれしいです。今日は奈良初上陸。あってますよね? 初上陸です。またここ奈良でできるように頑張っていくのでよろしくお願いします。自分に負けるな限界を越えろ、ゴッズアイ。みんなサラマポ。ありがとうございました!」

朱里組のコメント

朱里「スターダム奈良大会、初上陸、カラテブレーブがメインで勝利できました。タッグリーグとしては2戦目。1戦目ドローだったんですけど、今日しっかり2人で勝利することができてホントにともか、ありがとう」

稲葉「こちらこそありがとうございます」

朱里「2人でタッグリーグ、絶対優勝して2人でゴッデスのベルトに挑戦したいと思います。絶対優勝しよう」

稲葉「ハイ、もちろんです。お願いします」

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