2022/11/13 試合結果

2022年11月13日 『第12回 ゴッデス・オブ・スターダム~タッグリーグ戦~』

『第12回 ゴッデス・オブ・スターダム~タッグリーグ戦~』
11月12日(土)アズテックミュージアム仙台産業展示館観衆508人=満員)

試合結果

◆レッドゴッデス公式リーグ戦 15分1本勝負
なつぽい

9分54秒
バイオレッスクリュードライバー→片エビ固め

渡辺桃
○中野たむ<4点> スターライト・キッド●<1点>

◆ブルーゴッデス公式リーグ戦 15分1本勝負
○羽南

7分39秒
バックドロップホールド

SAKI
飯田沙耶<2点> 月山和香●<2点>

◆レッドゴッデス公式リーグ戦 15分1本勝負
○上谷沙弥

8分21秒
スタークラッシャー→片エビ固め

桜井まい
林下詩美<6点> レディ・C●<0点>

◆タッグマッチ 15分1本勝負
テクラ

10分45秒
ビアンカ

天咲光由●
○ジュリア AZM

◆3WAYタッグマッチ 15分1本勝負
稲葉ともか

15分00秒
時間切れ引き分け

壮麗亜美 葉月
朱里 MIRAI コグマ

◆レッドゴッデス公式リーグ戦 15分1本勝負
上谷沙弥

9分36秒
ジャーマンスープレックスホールド

向後桃●
○林下詩美<8点> 岩谷麻優<2点>

◆ブルーゴッデス公式リーグ戦 15分1本勝負
琉悪夏

12分30秒
スワントーンボム→片エビ固め

ひめか●
○刀羅ナツコ<8点> 舞華<4点>

試合詳細レポート

◆レッドゴッデス公式リーグ戦 15分1本勝負
なつぽい

9分54秒
バイオレッスクリュードライバー→片エビ固め

渡辺桃
○中野たむ<4点> スターライト・キッド●<1点>

 11・3広島でゴッデス・オブ・スターダム王座を争ったばかりの中野たむ&なつぽい組とスターライト・キッド&渡辺桃組がタッグリーグ公式戦で早くも再戦。タイトルマッチでは王者の中野組がキッド組を退け防衛に成功した。王者組が返り討ちにしてみせるか、それともキッド組がタイトルマッチでのリベンジを晴らすか。両軍は新日本とスターダムの合同興行1120有明でもミックスド8人タッグマッチで対戦する。こちらに向けての駆け引きも展開されそうだ。

 キッドがなつぽい、桃が中野を入場ゲートで襲撃しリングへ向かう。キッドがラ・ケブラーダで舞い、ここでようやくゴング。桃が中野をリングに入れると大江戸隊でストンピング連打。桃が中野にミドルキック、キッド、桃が次々とヘアーホイップ。「こっちは先週やられてんだよ、黙ってられるか!」とキッド。桃が中野にボディースラム狙い。中野が切り返しドロップキック。キッドが乱入し中野にボディースラム。キッドと桃が合体を試みると中野がかわしてDDT。中野はなつぽいにタッチ。なつぽいは桃にダイビングボディーアタック、ドロップキックを連発。バックを取るとジャーマンを狙う。桃がこらえるとなつぽいはエルボー連打。桃がドロップキックをかわして串刺しドロップキック、ミドルキックの乱れ打ちからブレーンバスター。キッドは「先週はよくもやってくれたな」と顔面を蹴り飛ばすと、その場飛びムーンサルト。キッドがフィッシャーマンを狙うとなつぽいが切り返す。キッドの突進に中野が乱入してダブルのトラースキック。タッチを受けた中野がキッドにタイガーの構え。キッドが切り返しバックの取り合い、キッドがヒザへドロップキックを決め突進もスピンキックからタイガースープレックスを食らう。キッドが返すと、中野はバイオレットスクリュードライバーの構え。キッドが切り返しタイガースープレックス、なつぽいと桃がスープレックス合戦で4人がダウン。桃が中野にBドライバー、キッドがムーンサルトプレス。しかし中野の肩が上がる。キッドと桃がマジックキラーを狙うが中野が切り返しなつぽいと投げっぱなしジャーマンの競演。なつぽいが飛ぼうとするが中野が立ち上がれず。なつぽいは単独で場外プランチャ。なつぽいがキッドをリングに戻すと中野となつぽいでトラースキック、中野がバイオレットシューティング。しかしキッドが返してみせる。中野はキッドを引き起こしバックを取るが桃がハイキック、キッドがモモ☆ラッチ。しかしなつぽいのカットが間に合う。桃がなつぽいにハイキックで分断。キッドはタイガーの構えも中野が切り返す。大江戸隊がダブルの延髄斬り。桃がイスで殴打しようとするが中野がかわして誤爆。中野がバイオレットスクリュードライバー。3カウントが入り、中野がキッドをフォールした。

◆ブルーゴッデス公式リーグ戦 15分1本勝負
○羽南

7分39秒
バックドロップホールド

SAKI
飯田沙耶<2点> 月山和香●<2点>

 3連敗中の羽南&飯田沙耶組と12敗のSAKI&月山組が公式戦で対戦。羽南組にはあとがない崖っぷちのリーグ戦。ここで負ければ月山にも初勝利を献上するだけに負けれれない闘いだ。一方のSAKI組も白川未奈の欠場により月山に託された経緯がある。すでに白川&SAKI組での1勝があるが、月山に代わってからは1敗を喫しており、1勝どまりでは月山の全敗を意味してしまう。SAKIが好リードし月山に初勝利をもたらすか、それとも羽南組が連敗をストップさせるか?

 両軍がクリーンに握手をかわし、月山が先発を買って出る。STARSからは飯田。ロックアップと見せかけ月山がかわすとSAKIが入りクローズライン。飯田がかわし突進するがSAKIが月山を抱えて蹴りを見舞う。月山が持ち上げようとすると反対に飯田がボディースラム。羽南が入り飯田とダブルのエルボー、飯田が羽南を背負いボディープレス。飯田がエルボードロップ。月山が返すと飯田が何度もカバーする。飯田の突進に月山がクロスボディー。SAKIが飯田にビッグブーツもかわされる。飯田は逆水平、SAKIが腹部へのパンチから手足を取っての変型ジャイアントスイングからブレーンバスター狙い。飯田が切り返し反対に叩きつける。飯田がバックエルボーも2カウント。羽南がSAKIへドロップキック。SAKIが返すと羽南はノーザンライトの構え。SAKIが切り返しブレーンバスターで叩きつける。月山が羽南へヒップアタック、極楽ドンの構えは羽南がこらえる。月山のエルボーに羽南も応戦。エルボーの打ち合いから羽南がボディーアタックも月山がかわしてエルボー。SAKIのビッグブーツから月山と合体のヒップドロップ。羽南が返すと、月山は極楽ドンを決めるが飯田がカット。月山がスープレックスを狙うが羽南がこらえて飯田がダブルチョップ、羽南が払い腰。羽南は月山にバックドロップ狙い。月山が切り返しオースイスープレックス。羽南が返すと、飯田と合体。飯田が持ち上げて羽南がネックブリーカー。羽南は月山を引き起こしブロックバスターホールド。決まったかと思われたが月山の肩が上がる。羽南はもう一度引き起こしバックドロップからそのままホールド。3カウントが入り、羽南が月山を破った。

◆レッドゴッデス公式リーグ戦 15分1本勝負
○上谷沙弥

8分21秒
スタークラッシャー→片エビ固め

桜井まい
林下詩美<6点> レディ・C●<0点>

 2連勝中の林下詩美&上谷沙弥組と3連敗中の桜井まい&レディ・C組による星取りでは対照的な両チームの公式リーグ戦。詩美組はこの日ダブルヘッダー。この試合でさらに勢いをつけてセミファイナルでの岩谷麻優&向後桃組戦につなぎたい。逆に桜井組としては一日2試合のプレッシャーを突く形で初勝利を飾りたい。クイーンズクエスト同門となるレディがこの試合のカギを握る?

 レディが詩美、上谷に握手を求める。クリーンに握手をかわし詩美とレディで試合がスタート。レディがタックルでグラウンドにもっていくとバックの取り合い。詩美がヘッドロックにとり、レディが反対にヘッドロック。詩美がロープに振るとレディがショルダータックル。詩美がこらえて連打を受けて立つ。詩美がショルダータックルで吹っ飛ばすと、上谷を呼び込む。ダブルでレディをマットに叩きつけるとドロップキックの競演。上谷がレディにフットスタンプ。詩美が入るとレディのエルボー連打を受けて立つ。詩美がやり返すがレディがカウンターのビッグブーツからネックブリーカードロップ。桜井が詩美に串刺しビッグブーツ、ブルドッキングヘッドロック、エルボードロップ。詩美が返すと、桜井がドロップキック。ビッグブーツをかわし詩美が背後からラリアット。上谷が桜井へ串刺しニーアタック。桜井が二段蹴りをかわしスタンディングギロチン。レディが上谷にコブラツイスト。詩美がカットしようとすると桜井が捕まえてコブラツイスト。上谷がエスケープするとレディが顔面へビッグブーツ。返した上谷にレディはチョークスラムを狙う。上谷が切り返し串刺しで突進。レディがエプロンに出すが上谷がスワンダイブ式ボディーアタック。上谷はスタークラッシャーの構えもレディが桜井のドロップキックから河津落とし、ニードロップ。上谷が返すと、レディはチョークスラムを決める。しかし詩美のカットが間に合う。レディは上谷にジャイアントバックブリーカー、桜井がコーナーからダイビングエルボー投下。さらにレディがネックブリーカーからジャイアントバックブリーカーをキープする。しかし詩美がカット成功。レディは上谷を引き起こしバックを取る。上谷が切り返し詩美がサイドスラム、上谷が側転ニードロップ。詩美がラリアットで桜井を分断。上谷がレディを後方に叩きつけるが2カウント。詩美がバックを取り上谷がコーナーに上がりミサイルキック、詩美がジャーマンでつづく。上谷がスタークラッシャーを決めると3カウントが入った。

◆タッグマッチ 15分1本勝負
テクラ

10分45秒
ビアンカ

天咲光由●
○ジュリア AZM

 ドンナ・デル・モンドのジュリア&テクラ組、クイーンズクエストのAZM&天咲光由組。どちらもタッグリーグ戦にエントリーのチームがノンタイトルで激突。天咲にとっては経験を積むうえでも大事な試合だ。

 AZMとテクラが対峙。テクラが腕を取りグラウンドに持ち込みワキ固め。AZMがアームホイップから丸め込む。テクラが返すと両者のドロップキックが交錯。天咲が入りAZMとダブルの攻撃。天咲のドロップキックをテクラが返す。天咲がボディースラムを狙うとテクラがこらえてエルボー、ヘッドロックで額をトップロープにこすりつけていく。これにジュリアもつづく。テクラが天咲にボディースラム。テクラがエルボー連打からドロップキックもテクラがかわす。しかし天咲は飛びついてDDT。AZMがテクラに突進。テクラがかわすとAZMがドロップキック。ジュリアが入ってくるもAZMがブレーンバスター、2人まとめてフットスタンプ。返したテクラにワキ固め。AZMがロープに振るとテクラが飛びついて変型卍固め、右腕、左腕をロープにかけて蹴り上げていく。AZMが背後からドロップキック。テクラが2発目をかわすとダブルアーム式サイドバスター。ジュリアがAZMの足をロックし顔面をマットに叩きつけキャメルクラッチ。天咲がカットに入るがテクラが追い出す。ジュリアの突進をAZMがかわすとスワンダイブ。ジュリアがかわすがAZMがミサイルキック、タッチを受けた天咲がドロップキック、エルボー連打。ジュリアがエルボーも天咲がドロップキック、スイングDDT。ジュリアが返すと、天咲はヒザ十字固め。ジュリアがエスケープすると天咲は右足をロープにかけてドロップキック。天聖狙いを切り返されるも天咲が丸め込み。ジュリアが突進をキャッチしテクラのビッグビーツから丸め込む。返されたジュリアはフィニッシュを宣言、バックドロップ狙いをAZMがカットし天咲が天聖。天咲は「もう一発いくぞ!」と予告するがジュリアが切り返し四方に見せてのファルコンアロー。しかしAZMのカットが間に合う。10分経過。ジュリアが天咲にドロップキック。しかし天咲が返してみせる。ジュリアは腕を取って締め上げる。天咲がギブアップしジュリアの勝利となった。

◆3WAYタッグマッチ 15分1本勝負
稲葉ともか

15分00秒
時間切れ引き分け

壮麗亜美 葉月
朱里 MIRAI コグマ

 タッグリーグ戦にエントリーしている朱里&稲葉ともか組、MIRAI&壮麗亜美組、葉月&コグマ組が3WAYタッグ戦で一斉に激突。朱里組と葉月組は前日も3WAYタッグ戦に出場しており、2大会続けてこの形式での試合となる。ここにこの日はMIRAI組が入り、朱里組とのゴッズアイ同門対決も加わることとなる。

 稲葉、コグマ、壮麗が先発。しかしゴングとともに葉月とコグマが稲葉を孤立させてダブルで攻め込む。ドロップキックの挟み撃ちを稲葉がかわすと壮麗が稲葉に指示を送り合体を試みる。ところがコグマがリング下におりて場内を逃げ回る。壮麗が捕まえるがコグマは朱里に向けて突き飛ばす。場内からコグマの姿が消える。戻ってきたコグマだが稲葉が向かっていくと再びリング下を逃走。壮麗が捕まえヘッドロック。コグマが切り返し背中に飛びつくと強制クマポーズを狙う。しかし朱里が阻止してコグマをリングに戻す。正座して待っていた稲葉がコグマにスリーパー。葉月、MIRAI、朱里、壮麗が次々とスリーパーで数珠つなぎに。コグマがエスケープすると壮麗が襲いかかりボディースラムから逆片エビ固め。しかしすぐにコグマがエスケープ。壮麗はボディースラムで叩きつけるがコグマが返す。MIRAIと壮麗が合体しコグマに逆水平の連打。MIRAIがカバーすると朱里がサッカーボールキックでカット、コグマにもサッカーボールキックを見舞い、稲葉と合体し腕を取る。両サイドからエルボーと手刀を投下。壮麗がコグマにアルゼンチン狙い。コグマが切り返して後方から飛びつく。壮麗が切り返すがコグマがDDT。葉月が壮麗にブレーンバスターの構え。葉月はコグマを呼び込みダブルで狙う。MIRAIが加わり2対2でブレーンバスターの掛け合い、朱里と稲葉がMIRAIと壮麗を蹴飛ばすと葉月とコグマがブレーンバスター、朱里と稲葉にはドロップキック。葉月は朱里と壮麗に顔面ウォッシュ。葉月の突進に朱里と壮麗がショルダータックル。朱里が壮麗にドロップキック、フロントネックチャンスリー。MIRAIが朱里へミサイルキック。葉月がセントーンとフットスタンプでカット。葉月が壮麗にバックブリーカー、ビッグブーツ。MIRAIが返すと葉月に右でのラリアット。稲葉にはエルボー。稲葉もやり返しエルボーの打ち合い。稲葉が連打するが壮麗が羽交い絞め。朱里もMIRAIを羽交い絞め。葉月とコグマがドロップキックでカットし朱里と壮麗にはDDT。コグマのプランチャと葉月のトペが同時に決まる。残り3分。葉月が稲葉をリングに戻し抱え上げるとコグマのネックブリーカーと合体。葉月はダイビングセントーンを投下も壮麗がカット。MIRAIが稲葉に裏投げ。稲葉が反転して丸め込む。MIRAIがチキンウイングアームロックからミラマーレ。しかし朱里がカット成功。残り1分。MIRAIと稲葉がエルボーを打ち合いMIRAIがミラマーレショックを狙う。稲葉が丸め込みからミドルキック。MIRAIがカウンターでラリアット、もう一発放つが葉月がカット。MIRAIが稲葉を担ぎ上げたところで時間切れ引き分けとなった。

◆レッドゴッデス公式リーグ戦 15分1本勝負
上谷沙弥

9分36秒
ジャーマンスープレックスホールド

向後桃●
○林下詩美<8点> 岩谷麻優<2点>

 クイーンズクエストの林下詩美&上谷沙弥組とSTARSの岩谷麻優&向後桃組の公式リーグ戦。詩美組はダブルヘッダー第2試合のハンディを背負っての登場。岩谷組は向後桃が体調不良のため欠場していたが前日の寒河江大会で復帰し、リーグ戦初戦に勝利した。岩谷組は連勝を狙っての試合となるが…。

 向後が「出ます!」と宣言。詩美が上谷を送り出すと向後がエルボー連打からクロスボディーアタック、ボディースラムの構え。上谷がこらえるが向後もトライ。ボディースラムを掛け合い投げたのは向後。向後が突進すると詩美も入ってダブルのドロップキック。上谷は「お返しだ!」と滞空時間の長いボディースラム。詩美もボディースラムでつづく。上谷がもう一発ボディースラム。詩美、上谷が早いタッチワークでボディースラムの連続。向後がエルボー連打、上谷が「もっとこいよ」と受けて立つ。上谷の突進に向後がドロップキック。岩谷が上谷へドロップキック、バックキック。上谷がコーナーに振ると岩谷がかわしてドロップキック、ロープに振られた上谷がニールキック。詩美が岩谷にショルダータックル連打。岩谷が返すと、詩美はアルゼンチン。岩谷が逃れるが詩美がバックフリップ。詩美がコーナーに上がると向後がカットし岩谷を呼び込む、岩谷は下からチョップを叩き込み詩美から悲鳴を引き出す。岩谷は雪崩式フランケンから詩美へミサイルキック。詩美が返すと、岩谷はフィニッシュを宣言。岩谷はドラゴンの構えにいくが詩美が切り返す。岩谷はスリングブレイドを決め向後に託す。向後は詩美にコルバタ、619、ダイビングボディーアタック。詩美が返すと、向後はスイングDDT狙い。詩美がこらえてサイドスラム。しかし向後がすぐにドロップキック。向後は岩谷を呼び込み詩美を捕獲。詩美が逃れて向後をコーナーに振ると岩谷がトラースキック、向後がスワンダイブ式ミサイルキック。詩美が返すと、向後はフィニッシュを宣言しスイングDDTを決める。しかし上谷がカット。岩谷と向後が合体も上谷がドロップキックで場外に送り出し、スワンダイブ式プランチャ。詩美が戻された向後へコウモリ吊り落とし。向後が返すと詩美はジャーマン狙い。向後が丸め込むが詩美がクリアー。向後のトラースキックが顔面を直撃もカウンターでラリアットを食らう。しかし岩谷のカットが間に合う。詩美と上谷がマジックキラー。詩美はフィニッシュを宣言し、ジャーマン。3カウントが入り、詩美が向後を破った。

◆ブルーゴッデス公式リーグ戦 15分1本勝負
琉悪夏

12分30秒
スワントーンボム→片エビ固め

ひめか●
○刀羅ナツコ<8点> 舞華<4点>

 ドンナ・デル・モンドの舞華&ひめか組と刀羅ナツコ&琉悪夏組みのタッグリーグ公式戦。舞華組は2連勝でスタートダッシュをかけ、ナツコ組も3勝1敗と好成績を見せている。とくにナツコ組は初戦は確信犯的黒星だけに、思惑通りの星取り経過と言えるかもしれない。舞華組のパワーと、パワーにラフも加えた大江戸隊の勝負で、最後に勝ち名乗りを受けるのは?

 舞華と琉悪夏の先発で試合がスタート。グラウンドの攻防で始まり、琉悪夏がヘッドロック。舞華がヘッドシザーズから顔面を蹴り上げひめかとダブルのショルダータックル。琉悪夏が場外にエスケープするとひめかが追いかけ場外戦に。琉悪夏はひめかを鉄柱に叩きつける。反対側ではナツコが舞華を鉄柱へ。琉悪夏がひめかをリングに戻して首を絞めていく。ナツコと琉悪夏がひめかにダブルのショルダータックル。ナツコ、琉悪夏が次々とセントーン。ナツコがひめかにヘアーホイップ、突進はひめかがかわして後方からニー。舞華がぶつかっていくとナツコが応戦しショルダータックルのぶつけ合い。舞華が打ち勝ち吹っ飛ばすとブレーンバスターの構え。ナツコがこらえてヘッドバット。ナツコが突進すると舞華が受け止めブレーンバスターを決める。ナツコが立ち上がりラリアット。琉悪夏が舞華にクロスボディー。舞華が返すと琉悪夏は腹部へのパンチ、舞華がカウンターでパワースラム。ひめか、舞華が次々と串刺し攻撃、ダブルのブレーンバスターを琉悪夏に決める。琉悪夏が返すと、ひめかがラリアット。琉悪夏がかわしてコンプリートショットからセントーン。返された琉悪夏だがフェースロックでひめかを締め上げる。ひめかがエスケープすると琉悪夏が突進、舞華がカットしひめかがニーをぶち込む。返した琉悪夏がひめかとエルボーを打ち合い、先回りしてラリアット、ナツコがキャノンボールで割って入り、琉悪夏がクロスボディー。琉悪夏のフィッシャーマン狙いをひめかがこらえるもナツコが鉄パイプで殴打し琉悪夏がラリアット。琉悪夏はフィッシャーマンを決めて、フィニッシュを宣言。コーナーに上がると舞華がカットし雪崩式ブレーンバスター。舞華とひめかがサンドイッチラリアット、ひめかがラリアット。琉悪夏が返すと、ひめかがパワーボムを決める。決まったと思われたが琉悪夏が自力で返してみせる。ひめかが担ぐと琉悪夏がかわして至近距離からラリアット。ナツコがひめかにフロッグスプラッシュ。ナツコがダウン状態のひめかを引き起こしサミングから串刺しラリアット、スピア。ひめかが返すと10分経過。ナツコが担ぐがひめかがかわして突進。琉悪夏がカットし大江戸隊がいっせいに攻撃、ナツコがラリアット。ひめかが返すと琉悪夏が場外に送り出す。ナツコがデスバレーボムもひめかの肩が上がる。ナツコはコーナーに上がるが舞華がカット、琉悪夏がそこもカットし大江戸隊がダブルのラリアット。残り3分。ナツコが前方に叩きつけ、コーナーへ。ナツコがスワントーンボム、琉悪夏が舞華へ冷凍庫爆弾投下。最後はナツコがひめかをフォールした。

ナツコ「(舞ひめへ)はよ、帰れ。邪魔なんだよ。大江戸隊、上がってきて。あ、そうそう、仙台のオマエら、久しぶり~! タッグリーグどうだった? BMIが一番記憶に残ったよねえ! ひめかをあそこまで追い込んだのは、まぎれもなくウチの自慢の琉悪夏だからあ! 今日は琉悪夏に締めてもらおうかな?」

琉悪夏「締めちゃうよ。今日、もう、8点になるらしいけどね。だからまあ、ここから大江戸隊からね、優勝者が出ることは間違いないんじゃないかなと思うね。ということで、締めます。BMI2000、オー!」

ナツコ組のコメント

ナツコ「舞ひめの感想、所詮はウチらの踏み台。だって最終目標は、高橋奈七永と優宇だから。もちろんね、そこだけ狙ってほかのヤツ適当にやってるわけじゃないよ。これもウチらの実力で勝ってんだよ。ね、どう?」

琉悪夏「ひめかには、踏み台にやっぱりなってもらう。あそこまで追い込めたからね、次はひめかから勝てる日がすごい近いんじゃないかなって」

ナツコ「だってオマエら、予想してただろ、圧倒的に舞ひめが勝つって。なあ、どうだ、この気持ち。バカにしてたヤツらに負けちゃってご愁傷さまって感じ?」

琉悪夏「って感じ」

ナツコ「まあ次は、なんだっけ? 壮麗と…MIRAI。アイツらはなんもねえんだよな。特徴がねえ。朱里に頼りすぎ。朱里も特長ねえけど(笑)」

琉悪夏「ウフフフ」

ナツコ「そいつらも踏み台かな。でも、嫌なことされたら倍にして返すからな、必ず。全員おぼえとけ」

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