2022/11/19 試合結果

2022年11月19日 『STARDOM GOLD RUSH 2022~ぎょーさんスターダム~』

『STARDOM GOLD RUSH 2022~ぎょーさんスターダム~』
11月19日(土)エディオンアリーナ大阪第一競技場観衆1620人)

試合結果

◆3WAYタッグマッチ 10分1本勝負
琉悪夏

4分31秒
デスバレーボム→片エビ固め

向後桃●
○刀羅ナツコ 飯田沙耶

※もう一組はレディ・C&天咲光由

◆ハイスピード選手権試合 30分1本勝負
<王者>

8分4秒
あずみ寿司

<挑戦者>
AZM 花園桃花

※第22代王者のAZMが8度目の防衛に成功

◆マネーボール争奪トーナメント1回戦 20分1本勝負
○桜井まい

8分42秒
ダイビングエルボードロップ→エビ固め

なつぽい
テクラ 月山和香●
ジュリア 中野たむ

◆マネーボール争奪トーナメント1回戦 20分1本勝負
○葉月

10分5秒
葉・月ストラル

稲葉ともか
コグマ 壮麗亜美●
岩谷麻優 MIRAI

◆レッドゴッデス公式リーグ戦 15分1本勝負
渡辺桃 

5分47秒
黒虎脚殺

フキゲンです★
○スターライト・キッド<3点> 鹿島沙希●<2点>

◆ブルーゴッデス公式リーグ戦 15分1本勝負
ひめか

14分5秒
ジャックナイフ式エビ固め

優宇
○舞華<6点> 高橋奈七永●<3点>

◆ワンダー・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負
<王者>

30分00秒
時間切れ引き分け

<挑戦者>
上谷沙弥 KAIRI

※第16代王者の上谷沙弥が11度目の防衛に成功

◆ワールド・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負
<王者>

28分14秒
朱世界→片エビ固め

<挑戦者>
朱里 林下詩美

※第14代王者の朱里が10度目の防衛に成功

◆マネーボール争奪トーナメント決勝戦~TLCマッチ 30分1本勝負
○葉月

9分58秒
マネーボール奪取

桜井まい
コグマ テクラ
岩谷麻優 ジュリア

試合詳細レポート

◆3WAYタッグマッチ 10分1本勝負
琉悪夏

4分31秒
デスバレーボム→片エビ固め

向後桃●
○刀羅ナツコ 飯田沙耶

※もう一組はレディ・C&天咲光由

 クイーンズクエストのレディ・C&天咲光由組、STARSの飯田沙耶&向後桃組、大江戸隊の刀羅ナツコ&琉悪夏組が大会のオープニングを前に3WAYタッグマッチで一度に激突。ユニットのプライドをかけた対戦となる。

 天咲、向後、琉悪夏が先発。ナツコが入り琉悪夏とともに天咲へショルダータックルを食らわす。琉悪夏の突進を天咲がかわす。レディと飯田が共闘しナツコに逆水平の連打を浴びせる。レディが大江戸隊にまとめてネックブリーカー、飯田がフライングチョップ、バックエルボーをレディに決める。レディが返すと飯田と向後が合体。天咲が割って入るが向後と飯田がドロップキックで競演し向後が619を放つ。飯田と向後でエルボー、ドロップキックの挟み撃ち。レディが返すと、飯田と向後へ脳天唐竹割り。飯田と天咲が合体を試みるがリング下から足を引っ張る。大江戸隊がラリアットでSTARSを分断。しかし向後がナツコを丸め込む。レディと天咲が突進するがナツコが向後を2人に向けて投げつける。ナツコは向後にデスバレーボム。向後が返せずナツコが3カウントを奪ってみせた。

◆ハイスピード選手権試合 30分1本勝負
<王者>

8分4秒
あずみ寿司

<挑戦者>
AZM 花園桃花

※第22代王者のAZMが8度目の防衛に成功

 ハイスピード王者のAZMが大阪を中心に活動する花園桃花と防衛戦。花園のNEW BLOOD参戦から今回のタイトルマッチが実現する。AZMはこれが8度目の防衛戦。第22代王者として外部の選手を迎え撃つのは4・29大田区での駿河メイ以来。AZMが二桁防衛に王手をかけるか、それとも花園がまさかの一発奪取でサプライズを起こすか。

 AZMの方から握手を求めるが花園はもってきた花で叩いて拒否。試合が始まると花園が手を差し出す。AZMが応じてすぐに丸め込む。花園が向かっていくたびにAZMがカバー。花園がしのぐと手を差し出し手四つと見せかけエルボーの打ち合いに。花園がフェイントをかけてロープを走り回りドロップキック。AZMが返すと、花園はシャボン玉狙い。AZMが切り返しシャボン玉を手にキャメルクラッチ。レフェリーが止めると花園はドロップキック。AZMにかわされ花園はリング下に落下。AZMが追いかけるが花園が下からクラッカー攻撃。AZMがエプロンの花園の足を引き場外へ。AZMはエプロンでのコルバタからドロップキック。花園をリングに戻すとダイビングフットスタンプ投下。しかし花園が肩を上げる。花園とAZMがフェイントを掛け合う。AZMがロープに振ると花園がコルバタ、ダイビングボディーアタック。しかしAZMが腕を取って締め上げる。花園がエスケープすると、AZMはフィニッシュを宣言しコーナーへ。しかし花園がデッドリードライブで落としてミサイルキック。AZMがすぐに立ち上がりハイキック。花園がこらえるとAZMが投げっぱなしスープレックス。花園がジャーマン。AZMが返すと、花園がバックを取る。AZMが丸め込み、丸め込みの応酬。AZMがダッシュすると花園が飛びついて丸め込む。返したAZMがロープワークから丸め込み。ギリギリ返した花園がハイキックをかわす。AZMが丸め込みの連続で3カウントを奪った。試合後、AZMが握手を求めると花園は悔しい表情を見せながらも応じる。AZMは花園の手を引っ張り花道から退場した。

 

AZMのコメント

「このハイスピード絶対王者のAZMが8度目の防衛に成功しました。花園ちゃん、楽しかった。メイちゃんと仲いいだけはある。同じ空気をすごく感じた。リングでも言ったけど、次は花園ちゃんと組みたいな。私ね、勝ってメイちゃんにプレゼントすると言ったタッグもできてないから、いっそ3人でタッグ組もう」

 

花園のコメント

「負けた…。絶対、私、勝ったと思ったのに。今日絶対勝って大阪のみんなに、(スペル・)デルフィンさんに、そしてメイちゃんにベルト取ったよって見せてあげたかったのに、もう!(イスを蹴る)。ごめん…。本当は本当は勝って言いたかったんだけど、私がこのベルトに挑戦した理由、そしてスターダムに上がる理由、そう私が大阪で一番強い女、いまは自称だけど、いつかみんなに、みんな全員に、全人類全員にそう思ってもらえるように、私がまだキャリア4年で23歳のまだまだぺーぺーだけど、大阪の、大阪のプロレス界全部、全部背負うつもりで。いやもう全部背負ってる。全部背負って闘ってるから、この試合を見て、私の試合を見て、大阪に来てくれる人が増えたらいいなって、そんなきっかけの一部になれたらいいなと思ってます。AZMパイセンも言ってたけど、今度は組むって?仕方ないな、AZMパイセンと組んであげる。いや違う、私にはメイちゃんがいるの。私のタッグパートナーのメイちゃんと、AZMパイセンのお友達もメイちゃんだよね。3人で組もうよ、せっかくだからね。その日を楽しみに、私はまだまだこんなもんじゃ終わりません。AZMパイセンありがとうございました。まあ、そういうこっちゃ。さようならみなさん、イスごめんなさい。みんなもうちょっと笑ってよ!」

◆マネーボール争奪トーナメント1回戦 20分1本勝負
○桜井まい

8分42秒
ダイビングエルボードロップ→エビ固め

なつぽい
テクラ 月山和香●
ジュリア 中野たむ

 賞金を懸けた6人タッグトーナメントの1回戦で、ドンナ・デル・モンドのジュリア&桜井まい&テクラ組とコズミックエンジェルズの中野たむ&なつぽい&月山組がぶつかる。DDMではジュリアが桜井、テクラともタッグを組んでいるだけにチームワークに不安はないだろう。このトリオでは1126川崎での「ショーケース」でネオスターダムアーミーと対戦するだけにこのトーナメントを制して弾みもつけたい。一方のコズエンは中野となつぽいが現ゴッデス・オブ・スターダム王者。ここに月山が加わり、月山の初勝利とともに賞金ゲットを狙う。

 ジュリアが「会社つくるぞー!」と宣言。コズエンが団結のポーズをとると「早くしろや」とクレームをつける。テクラとなつぽいが先発でスタート。コズエンが合体しテクラに3方向からドロップキック。月山が入るとテクラがエルボー連打、ボディースラム。桜井がテクラにブルドッキングヘッドロック、エルボードロップ。ジュリアが月山の顔面を踏みつけマットに叩きつける。月山はジュリアのブレーンバスターをかわすがエルボーを食らう。ジュリアの突進に月山がクロスボディー。中野がダイビングボディーアタックを決めるとテクラが乱入しジュリアと合体。中野はクローズラインをかいくぐり、なつぽいとダブルのネックブリーカー。ジュリアが返すと中野はコーナーへ。ジュリアが追いつき雪崩式ダブルアームスープレックスの構え。中野が回避するがジュリアがバックドロップ。中野は投げっぱなしジャーマン。両者ダウン状態からタッチをかわし。月山のドロップキックを桜井がかわしてエルボー連打。桜井がドロップキックからビッグブーツ。月山がかわしヒップアタック、ミサイルキック。桜井が返すと、月山が極楽ドンを狙う。中野となつぽいがトラースキックで援護し月山が極楽ドン。桜井が返すと月山の突進をジュリアが捕まえテクラがバッククラッカー、桜井がノーザンライト。中野となつぽいがセッティングし月山が場外ダイブを狙う。しかしDDMが足を引いて阻止。月山は桜井にオースイスープレックスも2カウント。桜井がビッグブーツからシャイニングバスター。返した月山に桜井はダイビングエルボードロップ。3カウントが入りDDMが決勝にコマを進めた。

◆マネーボール争奪トーナメント1回戦 20分1本勝負
○葉月

10分5秒
葉・月ストラル

稲葉ともか
コグマ 壮麗亜美●
岩谷麻優 MIRAI

 賞金を懸けた6人タッグトーナメントの1回戦で、STARSの岩谷麻優&葉月&コグマ組とゴッズアイのMIRAI&壮麗亜美&稲葉組が激突。スターダムでの賞金マッチは昨年1218大阪でもおこなわれており、岩谷組は連続出場。昨年は1回戦突破も決勝でDDMの舞ひめぽいに敗れているだけに、昨年の雪辱を果たしたい。このチームでは6・26名古屋でのケージマッチでクイーンズクエストに勝利。それだけにゲーム性の高い決勝戦には何としてもコマを進めたいところだろう。対するゴッズアイはこういった試合形式は初めてとあって、まったくの未知数。MIRAI&壮麗組に稲葉が加わることで、予想外の化学反応を起こすかが注目される。

 MIRAIが「言い出しっぺがいきます」と先発に立候補。するとコグマも「私も言い出しっぺで」と名乗りを挙げる。コグマがマネーポーズでMIRAIに接近。MIRAIが攻撃するとコグマがかいくぐりサイドからドロップキック。STARSが合体しMIRAIを攻撃、3方向からドロップキックを放つ。コグマはMIRAIにキャメルクラッチを決めて「強制マネー」のポーズを作らせる。しのいだMIRAIがコグマにボディースラム。MIRAIが腕を取り壮麗がコーナーから手刀を落とす。壮麗はコグマに逆水平、MIRAI、稲葉も手刀を投下する。稲葉がコグマの腕を捻って蹴り上げるとワキ固め。突進してきた稲葉の二段蹴りをコグマがかわしてDDT。岩谷が稲葉にドロップキック。稲葉が岩谷をコーナーに振って突進。岩谷がかわしドロップキック。MIRAIが乱入し稲葉と合体。しかし岩谷がまとめてアームホイップ、ドロップキック。葉月が稲葉にコードブレイカー、顔面ウォッシュ。稲葉がサッカーボールキック。一撃必殺ともか蹴りはかわされるがロープに振って二段蹴り。壮麗がMIRAIにショルダータックル、ダブルチョップ、逆エビ固め。STARSが壮麗をマットに叩きつけ葉月が前方に叩きつける。葉月は壮麗を引き起こし垂直落下狙い。壮麗がこらえると稲葉、MIRAIが介入し壮麗がブロックバスター。葉月が返すと葉・月ストラル狙い。回避した壮麗がブルーサンダー。しかし岩谷がカット成功。壮麗が突進しラリアット。雷の如くを葉月が切り返し葉・月ストラル。3カウントが入り、STARSが決勝へ。

◆レッドゴッデス公式リーグ戦 15分1本勝負
渡辺桃 

5分47秒
黒虎脚殺

フキゲンです★
○スターライト・キッド<3点> 鹿島沙希●<2点>

 スターライト・キッド&渡辺桃組vs鹿島沙希&フキゲンです★組のタッグリーグ公式戦は大江戸隊の同門対決。キッド組は3戦して白星なしという、まさかの厳しい状況に追い込まれている。この状態での同門対決が勝敗にどんな影響を及ぼすか。

 キッド組がコールされると鹿島組が襲いかかり試合開始。桃が鹿島を捕まえるが鹿島が起死回生。キッドがカットに入り桃とマジックキラーの構え。アーチをフキゲンがかいくぐりサミングで分断。鹿島が桃を丸め込むが2カウント。フキゲンが桃に串刺し攻撃を狙うがそのたびに足を出されて失敗。怒ったフキゲンはレフェリーの首を絞める。桃が向かっていくがフキゲンが足を取って、あえてサミング。フキゲンはブレーンバスターを予告も桃が反対に叩きつける。キッドがフキゲンにコルバタ、替わった鹿島がフェースクラッシャー。キッドが蹴りをかわして丸め込み。返されるとストレッチマフラー。しかしフキゲンがカットする。キッドと桃が突進するが鹿島とフキゲンがかわす。フキゲンがキッドを寝かせて鹿島がダイビングフットスタンプ。鹿島はダブルアームの体勢。キッドがこらえて桃がハイキックで援護。キッドと桃がサンドイッチ蒼魔刀。キッドが旋回式ダイビングボディープレス。鹿島が返すとキッドはフィニッシュを宣言し黒虎天罰狙い。鹿島が切り返すと桃のバット殴打が誤爆。鹿島はキッドを引き起こしマイエンブレム狙い。キッドが切り返し黒虎脚殺へ。フキゲンがカットするが桃が排除。キッドが黒虎脚殺で締め上げると鹿島がギブアップした。

 

キッド&桃組のコメント

キッド「ようやく3点。ウチらはこっから負けられないんだよ、本当に。でもちょっと待って、また今日バットが。今日はバットが誤爆しましたね」

桃「申し訳ない。どっちが味方かわからなくなった」

キッド「でもさ、前回のメルティアの誤爆からの負けが今回反省で生かされて。起死回生」

桃「そうそう、今回は大丈夫だった」

キッド「起死回生2回ぐらい出てたでしょ。ウチら2人ともかけられたよね」

桃「本当に危ないよ、あれ」

キッド「でもさ、ウチらは明日があるんよ。合同興行が」

桃「メルティアだよね」

キッド「今日、黒虎脚殺で取ったということは、明日デスペっちとヌメロ・ドスと黒虎脚殺の競演ができたらなって。あとはメルティアをぶっつぶすこと。一番はそれ」

◆ブルーゴッデス公式リーグ戦 15分1本勝負
ひめか

14分5秒
ジャックナイフ式エビ固め

優宇
○舞華<6点> 高橋奈七永●<3点>

 舞華&ひめか組と高橋奈七永&優宇組の公式リーグ戦。舞華組は3戦して2勝1敗。前大会の仙台で刀羅ナツコ&琉悪夏組に敗れ3連勝を逃しているだけに、ここは落とせないところ。対する奈七永組は2戦して1勝1分け。スターダムのオリジナルメンバーである奈七永は舞華&ひめかのスターダムを知らないだけに注目度の高い顔合わせとなった。また、舞ひめと優宇のパワー対決もド迫力必至だ。

 舞華と優宇の先発でゴング。ロックアップで組み合い優宇がロープに押し込む。ブレイクから探り合いグラウンドへ。優宇が上になるが舞華がヘッドロック。優宇のヘッドシザーズを切り返し再び探り合いに。ひめかが乱入し優宇をダブルで引っ張ろうとするがこらえられる。奈七永が入ると舞ひめが2方向で串刺し攻撃。奈七永と優宇がかわし、まとめてサンドイッチラリアット。舞華を孤立させてチョップの連打で合体。舞華が返すと、優宇が逆水平。舞華が手を広げて受けて立つ。優宇が連打すると、舞華がダッシュ。しかし優宇が払い腰でマットに叩きつける。奈七永が舞華にヘアーホイップ、サッカーボールキック、ギロチンドロップ。舞華が向かっていくが奈七永がラリアット。奈七永はエルボー連打から突進。舞華が止めてロックボトム。ひめかが奈七永に串刺しニー。ショルダータックルのぶつけ合いでひめかが打ち勝つ。奈七永が背後からスリーパー、バックドロップ。優宇がひめかへセントーン、ドロップキック。ひめかがショルダータックル、アルゼンチン狙い。優宇が切り返しセントーンからダブルアームスープレックス。舞華がカットしひめかとダブルのブレーンバスター。優宇がクローズラインをかわしてクロスボディー。優宇がコーナーに上がるとひめかが追いつきアルゼンチンバックブリーカー。奈七永がカットするが舞華が分断。ひめかが優宇に突進もサイドスラムを食らう。レインメーカー式にひめかがラリアットも優宇がやり返す。舞華と奈七永がラリアットの打ち会い。奈七永が張り手を連打、舞華がパワースラム。10分経過。奈七永がジャーマン、ラリアット。舞華が返すと、奈七永が突進。舞華がラリアットをぶち込むが2カウント。奈七永と優宇が舞華をコーナーにあげる。奈七永が雪崩式ブレーンバスター、反対コーナーに上がると舞華が追いつき雪崩式ブレーンバスターのお返しを狙う。ひめかが加わりパワーボムで合体。舞華とひめかがサンドイッチラリアットを連発。舞華が山茶華も奈七永が肩を上げる。舞華は炎華落としも優宇がカット。舞華のラリアットをかわし奈七永が背後からラリアット、優宇がキャノンボールで援護し奈七永が冷蔵庫爆弾。しかしひめかが舞華を救出。奈七永は舞華にBドライバー。舞華が返すと、奈七永の突進を止めてマットに叩きつける。奈七永が上になってカバー。返されると外道クラッチ。切り返し上になった舞華が押さえ込むと3カウントが入った。

 

舞華&ひめか組のコメント

舞華「高橋奈七永、優宇。私は初対戦だったけど、やべえ。過去イチ、アドレナリン出まくった相手だわ。これ、タッグリーグじゃなんか物足りない。もっともっと、これだけじゃ終われないでしょう。どう、久しぶり?あの2人は」

ひめか「すごい久しぶりだったけど、どんだけ自分が成長しようと大きくなろうと奈七永と優宇、果てしなくでかいなっていうのがリングの上で感じた。でも、そんな2人から舞ひめで。舞華が、すごくない。ハイスピード狙えるんじゃないってぐらい機敏な動きしてたけど。あんな動きできるの私も初めて知ったから」

舞華「ちょっと初めて、初めて見よう見まねで」

ひめか「でもね、この獲得した2点は大きな2点。舞ひめの今後にかかわる重要な2点なんじゃないの?このまま舞ひめ、優勝できるでしょ。高橋奈七永と優宇に勝てたんだよ。優勝しか見えてないって。当たり前にみなさん、お楽しみに」

◆ワンダー・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負
<王者>

30分00秒
時間切れ引き分け

<挑戦者>
上谷沙弥 KAIRI

※第16代王者の上谷沙弥が11度目の防衛に成功

 上谷沙弥とKAIRIのワンダー・オブ・スターダム王座戦は7・24名古屋でおこなわれる予定もKAIRIが新型コロナウイルスに感染し急きょキャンセル。上谷がひめかを指名しカードが変更になった。ひめか、白川未奈に防衛を果たした上谷は11・3広島でのリング上からKAIRIを次期挑戦者に指名し今回のタイトルマッチが決定した。KAIRIは翌日の新日本&スターダム合同興行での初代IWGP女子王座決定戦が控えており、タイトルマッチ2連戦。日本復帰以来最大の試練が到来したと言っていいだろう。試練と言えば上谷も同様。タイトル戦決定時からKAIRIの挑発を受けてきた上谷。元王者を退ければ絶対王者の道が見えてくるが…。

 視殺戦が展開され、KAIRIが向かっていくと上谷がエプロンに出て払い除ける仕草。ロックアップで組み合いグランドでもみ合う。KAIRIがロープに押し込み腕を捻り上げる。上谷が切り返すとKAIRIも切り返していく。KAIRIがヘッドロックで締め上げると上谷がロープワークに誘う。KAIRIのコルバタを上谷が立ち上がる。探り合いから上谷が手を挙げて挑発。KAIRIは足を踏みつけてロープに振る。上谷がバック宙でかく乱してドロップキック。上谷がKAIRIの腕を捻りコーナーに激突させる。KAIRIが返すと上谷の突進にバックブロー。リング下に出た上谷にスライディングキック。KAIRIは上谷を引き連れて会場後方へ。上谷を鉄柱に追い込んでスピアを放つ。KAIRIはイスを持ち出し投げ渡すとドロップキック。イスで殴打すると、さらにイスを持ち出して上谷に乗せていく。そこへエプロンからダイビングエルボードロップ。上谷が戻ってくるとKAIRIは腹部にフットスタンプ。KAIRIは手を広げて挑発。上谷がエルボーで向かっていくとKAIRIもやり返す。KAIRIは変型首4の字固めのサブミッション。上谷がエスケープするとKAIRIはエプロンからチョップを連打。上谷はカウンターのドロップキックでKAIRIを場外に送り出し、スワンダイブ式プランチャ。KAIRIをイスの海に叩きつけようとするがこらえられる。KAIRIが突進すると上谷がアームホイップ、KAIRIがイスに叩きつけられる。リングに戻すとミサイルキック。KAIRIが返すと、上谷がダブルニードロップ。KAIRIが二段蹴りを受けとめてカカト落とし。KAIRIの突進に上谷がニー連打。KAIRIがエルボーを放つと上谷がエプロンへ。KAIRIも出てエプロンでの攻防に。上谷がスタークラッシャーの構え。KAIRIが切り返すと上谷は二段蹴りから「落とすぞ」と予告してスタークラッシャーの構え。KAIRIが切り返し両者リング下。KAIRIが花道に上谷を連行。しかし上谷が花道でドロップキック。15カウントで上谷、19カウントでKAIRIが生還。ヒザを突いた状態でエルボーを打ち合い、連打の応酬。KAIRIがコルバタからドロップキック、串刺しスライディングエルボー。20分経過。KAIRIがコーナーに上がると上谷が「いかせるか!」と雪崩式フランケン。KAIRIが返すと、上谷はコーナーに上がりファイヤーバード。KAIRIがかわしてスピア、フロントキック。上谷が返すと、KAIRIはフィニッシュを予告。しかし上谷が丸め込み。KAIRIは突進を止めてイカリ。上谷がエスケープすると、KAIRIはエプロン越しにイカリ。さらにエルボードロップからコーナーに上がると上谷がドロップキックで迎撃する。両者ダウン状態から上谷が引き起こし、スタークラッシャーの構え。KAIRIがこらえると上谷はニールキック。KAIRIがダブルチョップから裏拳。上谷がかわすがスピンキックをかわされる。残り5分。KAIRIの裏拳で両者ダウン。エルボーが交錯し髪のつかみ合い。上谷が丸め込みからスープレックスでホールド。KAIRIが返すと残り3分。上谷がスープレックスで叩きつけ逆さ押さえ込みからカミゴェ。スタークラッシャーを決めるがKAIRIが肩を上げる。上谷はフィニッシュを宣言しコーナーに上がるとファイヤーバードスプラッシュ。KAIRIが返すとコーナーに上がる上谷を止めてパワーボムからジャックナイフ。KAIRIはコーナーに上がるが上谷が起き上がり追いかける。上谷が宙づり状態にされマリンスパイクを浴びる。KAIRIは変型のスープレックスホールド。返されたKAIRIはインセインエルボーも上谷が足を出し阻止すると腕十字。KAIRIが反転して押さえ込むが時間切れ引き分けのゴングとなった。

上谷「11度目の防衛に成功しました!KAIRI、ドローではあったけど、この私が白いベルトの絶対王者だ。全力王者、どうでしたか?明日IWGP、全力でとってきてくださーい」

KAIRI「腕折られちまったけど、明日私が飛べるかな。まあ、決着つけられなかったのはふがいない!穴があったら入りたい!でも、勝ってもないけど負けてもない。そう私は超絶プラス思考の女。上谷くん、ちょっと30分じゃ足りないから次はまた時間無制限でね、やりたいからさ。会場大きな拍手赤いベルト、白いベルト、ハイスピードのベルト、タッグのベルト、アーティストのベルト、そしてIWGPのベルト、どれでも価値は選手が決めるもの。序列なんてないと私は思います!白いベルト、泣いてはないかもね」

上谷がうなずく。

KAIRI「上谷くんは白いベルト、私はIWGPのベルト、それぞれ自分の色に染めて会場のみなさんと一緒にプロレスで爆発していきましょう!」

上谷「ちょっと話、長いかな。これからも全力防衛ロード、突き進んでいきます!」

 

上谷のコメント

11度目の防衛成功しました。30分ドローという結果ではありましたが、いまこの腰に白いベルトを巻いてるのはこの私。そして、KAIRIを上回ったのはこの私。この白いベルトの絶対王者はこの私であります。全力防衛ロード、まだまだ突き進んでいくんで、まだまだ目を離さないでください。そしてこれからも華麗に不死鳥は飛び回り続け、そして誰がなんと言おうと私がスターダムだ!」

◆ワールド・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負
<王者>

28分14秒
朱世界→片エビ固め

<挑戦者>
朱里 林下詩美

※第14代王者の朱里が10度目の防衛に成功

 ワールド・オブ・スターダム王座をかけて現王者の朱里と前王者の林下詩美が対戦。今年の5★STAR GPでは詩美が朱里を破っており、この試合で詩美は朱里に初のフォール勝ちをおさめ、朱里には5★STAR5敗というまさかの結果のきっかけにもなった。すでに12月の両国でのジュリアの挑戦が決まっており、この試合の勝者がジュリアの前に王者として立つことが濃厚だ。朱里にとっては10度目の防衛戦。詩美は昨年末の両国で朱里に敗れ1年間守ってきた王座から陥落した。あの試合が10度目の防衛戦だっただけに、くしくもこの試合はⅤ9対決。朱里が詩美のⅤ9を抜いて二桁防衛に達するか、それとも詩美が赤いベルトの王者に返り咲き、ジュリアとの初シングルを実現させるのか?

 ゴングが打ち鳴らされ、お互いコーナーから動かず視殺戦。ゆっくりと中央に歩を進めロックアップで力比べ。詩美が押し込むが朱里がすぐに反転し慎重にブレイクする。朱里の仁王立ちに詩美がエルボー。エルボーの打ち合いから詩美が突進すると朱里がアームホイップ、蹴りのかわし合い。手四つから朱里がグラウンドに持ち込み腕十字狙いも詩美の足がロープへ。グラウンドの攻防でバックを取り合い、朱里がバッククラッカー、サッカーボールキック、アームホイップの応酬から詩美がショルダータックル。朱里が三角絞めの体勢も詩美がリフトアップしコーナーに追い込む。詩美はストンピング連打、背後からドロップキック。朱里が1カウントで返すと、ドロップキック。詩美がカウンターでショルダータックル、ネックブリーカードロップ。朱里が返すと、詩美はロープに振ってドロップキック。串刺しでの突進は朱里がコルバタで切り返す。カサドーラで飛びつくとネックブリーカー、朱里は腕十字にいくが詩美がエスケープし場外で間合いを取る。朱里がエプロンを走り蹴りにいくが、詩美がキャッチしリング下に落とす。朱里がニーを連打しスイングDDT。リングに戻すと、スタンディングギロチンを投下。返した詩美に朱里は腕十字から腕固め。詩美が切り返しエルボーが交錯。詩美が突進も朱里がニー。詩美が突進をかわしジャーマン。10分経過。詩美がミサイルキック、朱里が突進をかわしサッカーボールキック、スライディングキック。詩美がコーナーの朱里にドロップキック、エプロン越しにスリーパー。朱里がスタナーからエプロン越しに顔面を蹴り上げる。コーナーに上がると詩美がマッケンロー気味に朱里を落とす。詩美がエプロンに出てラリアット、コウモリ吊り落とし、リング下から顔面を蹴りげドロップキック。詩美はエプロン越しにスリーパー、リングに戻して締め続けると、そのままスイング。さらに締め続けるが朱里の足がロープへ。詩美はバックを取りジャーマン狙い。ぶっこ抜きで決めるが2カウント。15分経過。詩美がアルゼンチンも朱里がDDTで叩きつける。詩美は朱里を起こしてエルボーの応酬。朱里がミドルキック連打で詩美を倒す。詩美を起こすと流炎気味にコーナーに叩きつける。朱里が突進すると詩美がキャッチし後方に投げつける。詩美はコウモリ吊り落とし、カナディアンからハイジャック狙い。朱里が切り返し二段蹴り、ジャーマン。詩美もジャーマンをすぐにやり返す。朱里がコードブレイカー、詩美がスライディングラリアット。両者ダウン状態。詩美がコーナーに上がるが朱里が張り手、雪崩式ブレ―ンバスターから腕を取る。腕固めも詩美がエスケープ。朱里がフロントネックチャンスリー、コーナーに上がりダイビングギロチンドロップ。詩美が返し20分経過。朱里が山折り、流炎狙い。詩美が切り返しスリーパー、逆落とし、フロントネックロック。朱里がエスケープすると、詩美が牛殺し。旋回して前方に叩きつける。朱里が上になるが2カウント。詩美がラリアット、ジャーマン3連打。しかし朱里が返してみせる。詩美は朱里にハイジャックボムを旋回式で決める。これも朱里がクリアーに成功。詩美が朱里を引き起こしエルボー連打、コーナーに乗せて担ぎ上げ雪崩式バックフリップ。朱里が腕十字も詩美がエスケープし残り5分。朱里が顔面を蹴り上げるが詩美が返す。朱里がニーアタック、フロントネックロック、ロープにかけてDDT。詩美が返すと、朱里は流炎で叩きつける。しかし詩美の肩が上がる。朱里はバズソーキックも、詩美がキャッチしパワーボム。詩美の突進に朱里がハイキック。もう一発側頭部を蹴り上げるが2カウント。朱里がジャーマンからハイキック。後頭部にヘッドバット、肩車して朱世界へ。3カウントが入り、朱里が詩美を破った。

朱里「詩美、私は、去年の6月、43分両者KOの試合があって、自分自身覚醒したと思ってる。だから詩美にはすごい感謝してて、出会えたことじたいにホントにうれしく思ってる。そして私にとって最高のライバルだと思ってる。また、何度でも試合して、こんどは私を地の底へ落としてみろよ。私は。ぜってーオメエに負けねえから!」

リング下で聞いていた詩美がセコンドの肩を借りて退場。

朱里「今日、勝利して10度目の防衛に成功しました。次は、年内最終戦、1229日両国国技館ジュリアと対戦します。私はこの試合、勝利して2022年一年を締めくくります!」

ジュリアが出てくる。

ジュリア「朱里、まずは防衛おめでとう。アナタと別々の道を歩んだこの一年間朱里はユニットを引っ張り、ものすごい試合を続けてきたのずっと見てました。ホントにお疲れさまです。でもさあ、この赤いベルトのタイトルマッチ、なんか大した話題ありました? 悲しかったよ。ふがいなかったよ。アナタが強いのは十分わかった。お客さんたちもわかりましたよね。地の底に落ちるのは朱里。それをやるのはこの私、残りわずかだね、このベルトと一緒に過ごせるのも。私が両国でこのベルトを奪いスターダムにもっと刺激的でドラマチックな景色を諸君にお見せしたいと思います」

朱里「私は、ジュリアとの一戦は運命的な試合だと思ってた。思ってたよ。でも、いまいろいろ言われて、そういうことはさておいて、ジュリア、オメエをとことんぶっ潰してやるよ。覚悟しとけ」

ジュリア「ではこのあと、決勝TLCマッチをお楽しみください、アリベデルチ、またな!」

ジュリアが退場。

朱里「私は、この赤いベルトとともに歩んできました。次は年内最終戦、私は誰に何と言われようと、スターダム最高峰のチャンピオンとしてやってきた! これからも自分の思った道をとことん歩んでいきます。それではみんなサラマポ、ありがとうございました」

 

朱里のコメント

「林下詩美に勝利して、10度目の防衛に成功しました。詩美とはずっとやり合ってきて、ホントにリングでも言ったんですけど去年の43分両者KOの試合があったからこそいまの私がいるし、あの試合で覚醒した部分があると思ってます。今日、詩美とやって、やっぱり詩美のすごさをメチャメチャ感じました。詩美は最高の私のライバルです。そして、1229日、年末最終戦、ジュリアと試合をします。誰に何と言われようと私は自信をもってスターダム最高峰のチャンピオンとしてやってきました。この試合勝利して2022年、私が一年を締めくくります」

◆マネーボール争奪トーナメント決勝戦~TLCマッチ 30分1本勝負
○葉月

9分58秒
マネーボール奪取

桜井まい
コグマ テクラ
岩谷麻優 ジュリア

 ルールは天井からぶら下がるマネーボールを取ったチームの勝利。テーブル、ラダー、チェアーの使用が認められる。マネーボールは、コーナーに設置の赤と青のボタンを押して上下させることが可能。決着はマネーボールの獲得のみとなる。

 ゴングと同時に全員がラダーを上り始める。ラダーでのチャンバラが展開され、ラダーを首に振り回した桜井が上るがボールが上昇されてしまう。DDMが岩谷をコーナーに追い詰めるが葉月とコグマがカットしジュリアと桜井にDDT、岩谷がテクラにドロップキック。岩谷は場外へトペで飛ぶがキャッチされてしまうとイスの山に叩きつけられる。ジュリアがラダーに上がるが葉月がミサイルキック。するとマネーボールごと破壊される。勝利条件はボールを取ったチームの勝利とあらためてアナウンスされる。葉月がラダーを上がるが下からジュリアがイスを投げつけて阻止。ジュリアと葉月が張り手の応酬。ジュリアがヘッドバットを叩き込みDDMがテーブルを設置。ジュリアは葉月をテーブル上でパイルドライバー、ジュリアがラダーを上がるがボールが上昇。コグマが上がってジュリアを下ろし岩谷がランニングスリーで叩きつける。葉月とコグマの突進を桜井とテクラがテーブルで止める。桜井とテクラは岩谷をテーブルに寝かせる。コグマが割って入り桜井をテーブルへデッドリードライブ、テーブルは割れず。テクラを追い込みSTARSがロケット発射。STARSがテーブルをラダーにかけてジュリアを乗せると、葉月がコーナーへ。ジュリアがラダーを上り始めるが葉月がバックを取る。ジュリアがこらえると葉月はセコンドからイスを受け取って脳天殴打、担ぎ上げて前方に叩きつける。コグマがラダーに上がりボールではなく場外に向けてプランチャ。STARSがラダーを中心に置き葉月が岩谷とともにラダーを上がる。葉月が取って試合終了。スターズが賞金をゲットした。

葉月「STARSが賞金ゲットしたぞ! 途中壊れたけど、あの輪っか外せば優勝だもんね。コグマまた場外に飛んじゃったね」

コグマ「ちょっと聞いてよ。やっぱね、高いものあると飛びたくなるクマなので、またあったときはサポートをお願いします」

岩谷「STARS賞金ゲット。賞金もゲットして、明日、IWGP初代のベルトも必ず取ります。応援よろしくお願いします。アンタたち(葉月&コグマ)が言い出したんだから、アンタたちが締めて」

コグマ「言い出しっぺ、ゴッズアイなんだけど、まあいいや。STARSが締めさせていただきます」

葉月「STARSが締めてもいいですか。いまを信じて明日に輝け、We are STARS!」

STARSのコメント

葉月「1回目、STARSが言い出しっぺの時は取れなかったけど、2回目今回はがめつさでSTARSの勝利」

コグマ「そう、金の執着」

葉月「金の執着大事」

コグマ「執着強かったんですよ、今日」

岩谷「強かったねえ」

葉月「でも途中(マネーボールが)割れた」

岩谷「焦った、ビビった、こんなことあるんだって」

コグマ「どっちが勝ったんだろうと思ったけど」

葉月「上を取らなきゃダメっていうのを聞いてたから、お金落ちたなんていまはいい。まずは上を取らないと」

コグマ「そう、あとでもらえるから」

葉月「ホントにそう。またコグマもラダーから場外に飛んだ。しかもあれだよね、ラダー前よりも高かったんだよね」

コグマ「高い気がして、あれえと思いながら、でも、飛んじゃうよね(笑)」

葉月「さすが。でもそれのおかげもあって、この賞金ゲット」

コグマ「すごい、この重み。物理的にも重みがすごい」

葉月「麻優さん、最初は乗り気じゃなかったけど、どうでしたか」

岩谷「最初は巻き込まれたみたい。好きにやってSTARSにお金を持ってきてくれればいいなと思ってたら、自分もカードに入ってるんだみたいな。でもまあ、高いところからはお二人に任せて自分は、ボタンをとにかく押すという、絶対相手に取らせない、自分たちが取る」

コグマ「やっぱ執着ですね。キーワードは執着。楽しかったですよね」

葉月「楽しかった」

岩谷「何に使おうか?」

葉月「悩みますね。こうやって目の前に来ると、すごい悩む」

コグマ「何に使うかはまだ秘密ということで」

葉月「考えてね、しっかり有意義のある使い方をしますか。1000万ゲット」

コグマ「1000万?」

岩谷「1000万じゃないの? 1000万もらえないの?」

葉月「これはまだ一部で、あとから。え? ウチ、1000万だと思ってるけど」

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