2022/11/23 試合結果

2022年11月23日 『第12回 ゴッデス・オブ・スターダム~タッグリーグ戦~』

『第12回 ゴッデス・オブ・スターダム~タッグリーグ戦~』
11月23日(水・祝)後楽園ホール観衆1081人)

試合結果

◆ブルーゴッデス公式リーグ戦 15分1本勝負
○葉月

9分33秒
ウイングフェイスロック

羽南●
コグマ<6点> 飯田沙耶<2点>

◆ブルーゴッデス公式リーグ戦 15分1本勝負
ひめか

6分36秒
ジャックナイフ式エビ固め

天咲光由
○舞華<8点> AZM●<2点>

◆レッドゴッデス公式リーグ戦 15分1本勝負
○渡辺桃

8分26秒
Bドライバー→エビ固め

桜井まい●
スターライト・キッド<5点> レディ・C<0点>

◆ブルーゴッデス公式リーグ戦 15分1本勝負
○優宇

7分29秒
ラストライド→体固め

SAKI
高橋奈七永<5点> 月山和香●<2点>

◆レッドゴッデス公式リーグ戦 15分1本勝負
○なつぽい

3分46秒
フェアリアルギフト→片エビ固め

フキゲンです★●
中野たむ<6点> 鹿島沙希<2点>

◆レッドゴッデス公式リーグ戦 15分1本勝負
○稲葉ともか

7分19秒
一撃必殺ともか蹴り→エビ固め

向後桃●
朱里<5点> 岩谷麻優<2点>

◆レッドゴッデス公式リーグ戦 15分1本勝負
○テクラ

11分52秒
レッグロールクラッチホールド

上谷沙弥
ジュリア<8点> 林下詩美●<8点>

◆ブルーゴッデス公式リーグ戦 15分1本勝負
壮麗亜美

9分39秒
ミラマーレ

琉悪夏●
○MIRAI<5点> 刀羅ナツコ<8点>

試合詳細レポート

◆ブルーゴッデス公式リーグ戦 15分1本勝負
○葉月

9分33秒
ウイングフェイスロック

羽南●
コグマ<6点> 飯田沙耶<2点>

 前年度覇者で2勝2敗の葉月&コグマ組と、1勝3敗の羽南&飯田沙耶組が公式戦で激突。1119大阪でのマネーボール争奪戦で岩谷を含む葉月&コグマが優勝、気をよくしてのタッグリーグ戦カムバックとなる。相手はSTARSの同門である羽南&飯田組。羽南組としては番狂わせを起こし、STARSの未来を提示したいところだが…。

 コグマと羽南の先発でスタート。コグマがクマポーズを見せると羽南も一緒にポージング。コグマが全員とハイタッチしようとすると羽南が襲いかかるがコグマと葉月が合体して攻撃、ドロップキックの挟み撃ち。コグマは羽南の腹部を踏みつけフットスタンプ投下。葉月が羽南にドロップキック連打から顔面ウォッシュ。コグマが飯田に見せつけるように逆水平。ボディースラムで叩きつけるが羽南が返してエルボーで向かっていく。コグマが受けて立ち、一発で倒してみせる。コグマはコーナーに振るが羽南がボディーアタック。飯田がコグマに逆水平連打。しかし葉月が割って入りロープに振る。しかし飯田がまとめてチョップ、羽南を呼び込みジャンピングチョップで競演。飯田が串刺しで突進するがコグマがそのたびにかわしていく。コグマがボディーアタックからフェースクラッシャー。葉月が飯田に串刺しエルボー連打からミサイルキック、フェースロック。飯田が逃れると、葉月とエルボーの応酬。飯田はスパインバスターで葉月を叩きつけ羽南に託す。羽南が葉月の背後からニーアタック、払い腰。葉月が返すと、バックの取り合い、飯田が飯田ロケットを発射し援護すると羽南と飯田でバックエルボーの競演。羽南がダブルリストからカバーするが2カウント。羽南はブロックバスターホールドを決めるがコグマがカット。羽南は葉月にバックドロップ狙い。葉月が切り返すとコグマがドロップキック、葉月がコードブレイカー。合体コードブレイカーから葉月が二段蹴り。葉月はカナディアンで担ぎ上げコグマが入ってくる。飯田がラリアットで排除し羽南がカバー。葉月が返すと変型フェースロック。羽南がギブアップし葉月が勝利した。

◆ブルーゴッデス公式リーグ戦 15分1本勝負
ひめか

6分36秒
ジャックナイフ式エビ固め

天咲光由
○舞華<8点> AZM●<2点>

 1勝2敗のAZM&天咲光由組と3勝1敗の舞華&ひめか組が公式戦で対戦。パワーでは舞華組が圧倒も、今年の5★STAR GPではAZMがひめかからフォール勝ちをおさめている。体格差を克服しての価値をおさめてきたAZMがこの試合でもハイスピード王者としての実力を見せつけるか。そのためにも、天咲の奮闘がカギを握りそうだ。対する舞華組は3勝1敗で好位置につけているといっていい。油断せず、確実に2点を奪っておきたいところだろう。

 天咲が先発を買って出て舞華と対峙。天咲がグラウンドにもっていくと舞華がヘッドロック。天咲のヘッドシザーズを舞華が抜け出しボディースラム。ひめかが自軍コーナーで天咲のノドを踏みつけると中央にもっていき滞空時間を取ってボディースラム。天咲が返すと、ひめかは逆片エビ固め。天咲がエスケープしてエルボー連打。ひめかがやり返すも天咲はドロップキックを連発。AZMがひめかへドロップキック。ブレーンバスター狙いはひめかがこらえる。AZMが天咲のアシストを得てドロップキック、天咲がDDT、AZMがミサイルキック。ひめかが返すとバックフリップ。舞華とひめかがAZMにブレーンバスターを狙うがまとめてDDTを食らう。舞華とひめかが串刺し攻撃をAZMと天咲に見舞いショルダータックルで吹っ飛ばす。舞華がAZMにブレーンバスターの構え。しかしAZMが反対に投げ切ってみせる。カバーを返されると腕をロック。舞華はAZMの突進を止めてコーナーに叩きつける。天咲とAZMがハイキックの競演、AZMがダイビングフットスタンプ。しかしひめかがカットに成功。AZMと天咲がロープに振るがひめかはまとめてラリアット。舞華がラリアットもAZMがかわしてあずみ寿司狙い。しかし舞華が切り返し、ジャックナイフで上になり3カウントをゲットした。

◆レッドゴッデス公式リーグ戦 15分1本勝負
○渡辺桃

8分26秒
Bドライバー→エビ固め

桜井まい●
スターライト・キッド<5点> レディ・C<0点>

 1勝2敗1分けのスターライト・キッド&渡辺桃組と4連敗中の桜井まい&レディ・C組による公式戦。キッド&桃組はゴッデス・オブ・スターダム王座戦、タッグリーグ公式戦、さらには新日本との合同興行におけるミックスド8人タッグマッチでも中野たむ&なつぽい組のメルティアに敗れてしまった。ここは心機一転、あらためてタッグリーグ制覇に臨む。いまだ白星のない桜井組を相手に確実に2点をゲットしたい。とはいえ、桜井組も負けてばかりではいられない。ドンナ・デル・モンドとクイーンズクエストの越境チームも徐々に連係が取れてきた。大江戸隊超えで初勝利を目指す。

 先に入場の大江戸隊を桜井とレディが急襲、場外戦からレディがキッドをリングに上げてボディースラム。キッドがカウンターのドロップキックを見舞いレディを自軍コーナーに連行。桃がミドルキック、キッドが髪をつかんでレディの動きを止める。レディが桃にチョップ連打もキッドが妨害。キッドはレディの顔を踏みつけ「勢いだけか?」と挑発。顔面を蹴飛ばしていくとレディもやり返す。キッドがかいくぐるがレディがネックブリーカードロップ。桜井がビッグブーツ、ドロップキック、エルボードロップ、フェースロック。桃がカットするが桜井はキッドとまとめてスタナーで叩きつける。レディと桜井でコブラツイストの競演。キッドがダイビングボディーアタックからその場飛びムーンサルト。桃が桜井にミドルキック連打。桜井が蹴り足をつかむとエルボー乱打。桃が切り返しキッドと合体。レディがカットし桜井がカウンターのビッグブーツを桃に決める。桜井はノーザンライトも桃がクリアー。レディが桃にジャイアントバックブリーカー、桜井がダイビングエルボーで合体、さらに桜井がミサイルキックを放つがキッドにカットされる。レディはキッドにチョークスラムを狙うがドロップキックを食らう。桃が桜井に蒼魔刀からチキンウイングフェースロック。桜井がエスケープして丸め込み。桃が返して顔面を蹴飛ばす。桃はツームストーンの構えも桜井が切り返しマイパンロール。キッドがカットしフィニッシュを宣言。桃とキッドが合体しマットに叩きつけると桃がBドライバー。3カウントが入り、桃が桜井を破った。

◆ブルーゴッデス公式リーグ戦 15分1本勝負
○優宇

7分29秒
ラストライド→体固め

SAKI
高橋奈七永<5点> 月山和香●<2点>

 1勝3敗のSAKI&月山組と111分けの高橋奈七永&優宇組による公式戦。コズミックエンジェルズとカラーズの連合軍によるチームは白川未奈の欠場により、月山が途中参戦。白星スタートも、SAKI&月山組になってからは3連敗。白星を上げれば即、月山の初勝利となる状況だけに、公式戦でなんとか勝利を手にしたい。しかし、この日の相手は奈七永&優宇組。パワーでは圧倒されること必至だが、ここはSAKIの経験値頼みとなりそうだ。奈七永組は大阪で舞華&ひめか組みに敗れ初黒星。ここは確実に2点を取っておきたい試合だろう。

 ゴング前にSAKI組が突進、SAKIがエルボー連打から月山と合体、奈七永をロープに振るが優宇がクロスボディーで阻止。優宇はSAKIにセントーン、奈七永が冷蔵庫爆弾。SAKIが返すと、奈七永の腕にビッグブーツ。ブレーンバスターの構えを奈七永が切り返し延髄斬り。SAKIが後方からビッグブーツ、リバーススプラッシュ式エルボードロップ。ブレーンバスターの体勢にいくが奈七永が切り返す。しかしSAKIがブレーンバスターからビッグブーツ。月山が入りクロスボディー。奈七永が返すと月山のクロスボディーを叩き落とす。月山がエルボー連打にいくと奈七永が受けて立つ。奈七永の突進を止めて月山がマットに叩きつける。月山はドロップキック。突き飛ばそうとするが反対に突き飛ばされる。優宇が月山に逆水平連打。月山がかわして飛び乗るが跳ね飛ばされる。優宇が持ち上げると月山が背後にまわりスリーパー。優宇はコーナーに叩きつけるが月山は離さない。月山はパロ・スペシャルに移行。優宇が逃れると月山にセントーンもかわされる。SAKIが月山のヒップドロップを引き出す。月山の突進を優宇が受け止め旋回してサイドスラム。月山が返すと、優宇がドロップキック、キャノンボール。しかしSAKIのカットが間に合う。優宇は月山を引き起こしラストライド。3カウントが入り優宇が月山を破った。

◆レッドゴッデス公式リーグ戦 15分1本勝負
○なつぽい

3分46秒
フェアリアルギフト→片エビ固め

フキゲンです★●
中野たむ<6点> 鹿島沙希<2点>

 2勝1敗の中野たむ&なつぽい組と1勝3敗の鹿島沙希&フキゲンです★組が公式戦で対戦。ゴッデス・オブ・スターダム王者でもある中野組は開幕戦で黒星も連勝して白星が先行。タッグ王者として優勝するためには鹿島組からの黒星はなんとしても避けたいところ。鹿島、フキゲンとも、どこからでも丸め込んで3カウントを奪えるだけに、中野&なつぽいには細心の注意が求められる。

 鹿島組が東スポなら中野組は表紙になった週プロをもって入場。コーナーに上がった中野組を鹿島組が襲撃、東スポと週プロでチャンバラを繰り広げる。鹿島が週プロを奪うと「今日は週プロ使うぞ!」と宣言し、フキゲンとクローズラインで合体。フキゲンは中野をキャメルクラッチにとらえる。なつぽいが鹿島にダイビングボディーアタック。鹿島が返すと、アストロシザーズ、ビッグブーツ。フキゲンが週プロを読みながらセントーン。ブレーンバスターを宣言すると中野が東スポ片手にカットする。なつぽいが丸め込むが2カウント。鹿島が中野を分断。なつぽいが突進すると鹿島が週プロを置いて足を滑らせる。フキゲンが丸め込むが2カウント。中野がフキゲンにバックドロップ、なつぽいがフェアリアルギフト。3カウントが入り、なつぽいがフキゲンを破った。

 

中野&なつぽいのコメント

中野「チーム東スポ大好き撃破、6点。でも週プロ…たむたちの大事な週プロがボロボロになっちゃった」

なつぽい「1冊だけちゃんと顔守ったんだけど、もう1冊ね、キッちゃんにビリビリにされた」

中野「最低。たむたちはこうして表紙にしてくれた週プロも大好きだし…」

なつぽい「(ビリビリにされた週プロから自身の顔を取り出し)私だけ残ってた」

中野「…タッグ大賞狙ってる東スポも大好きです」

なつぽい「東スポも大好き!」

中野「すごくない? あれだけきらびやかですごい試合があったなかで私たちの第4試合が表紙」

なつぽい「ホントにすごいことだなと思うし、すごくうれしいし、IWGP女子、KAIRIさんが取って、そこにたむちゃんが挑戦表明で出てきて、私ちょっとビックリした。でも、すごく隣にいて刺激的だし、常に上を目指してるたむちゃんに感化されて、私もすごく成長できるなって日々思うから」

中野「ホント?」

なつぽい「ありがとう」

中野「なに急に。気持ち悪(笑)」

なつぽい「でもさ、感謝の気持ちはちゃんと伝えないとね」

中野「それはたむもいつも思ってることで、なっちゃんがそばにいてくれるから、ホントに力をたくさんもらってる。ありがとう」

なつぽい「なにそれ、気持ち悪」

たむ「なんでじゃい!」

◆レッドゴッデス公式リーグ戦 15分1本勝負
○稲葉ともか

7分19秒
一撃必殺ともか蹴り→エビ固め

向後桃●
朱里<5点> 岩谷麻優<2点>

 1勝1敗の岩谷麻優&向後桃組と1勝1敗1分けの朱里&稲葉ともか組の公式戦。赤いベルトの王者・朱里と、初代IWGP女子王者の座を逃してしまった岩谷が激突、STARSの向後と、朱里との空手タッグを組む稲葉の遭遇も興味深いカードだ。

 向後が「出ます」と先発に立候補。朱里組は稲葉が手を上げて試合開始。ロープワークから向後がアームホイップ、ドロップキック。向後は岩谷と合体し稲葉にフットスタンプの連続、ドロップキックの挟み撃ち。向後がボディースラム、稲葉が突きを見舞い朱里にタッチ。朱里は向後にサッカーボールキック。稲葉を呼び込むと左右からエルボーを落とし手刀で挟み撃ち。朱里が腕十字にいくが向後がエスケープ。朱里はサッカーボールキックから突進するが向後のドロップキックを食らう。岩谷がドロップキック、ドラゴンスクリュー。向後と合体し岩谷のエルボーから向後がスワンダイブ、岩谷がボディープレス。岩谷は朱里の背後にまわりドラゴン狙い。朱里が切り返しマットに叩きつける。稲葉が岩谷にニー連打から二段蹴り。岩谷が返すと、稲葉のダッシュを止めてドロップキック。向後が稲葉にドロップキック。エルボーの打ち合いへ。向後がドロップキック。岩谷と向後がフェースクラッシャー、619で合体。しかし朱里のカットが間に合う。向後はコーナーに上がるが朱里が下から張り手、雪崩式ブレーンバスター。稲葉がサッカーボールキックも2カウント。稲葉が一撃必殺ともか蹴り。向後がかわしてトラースキック。稲葉がカウンターのハイキック。しかし岩谷がカット成功。稲葉と朱里が向後にブレーンバスター、サッカーボールキックの挟み撃ちからともか蹴り。向後が返せず3カウントが入った。

 

朱里&稲葉のコメント

稲葉「やっとタッグリーグ、自分が勝利することができました。ありがとうございました」朱里「ありがとう」

稲葉「めちゃくちゃうれしいです。でも、まだあと残り3戦、全部自分が勝つ勢いで、この勢いを止めないでこのまま突き進んで、朱里さんの横でどんどんどんどん強くなって、もっともっと成長していきたいと思います」

朱里「ともかの成長具合を隣にいてホントに自分までいろいろ感じるというか。今日一緒に立ててすごくうれしかったし、2人で絶対決勝までいって優勝してタッグベルト挑戦しよう」

稲葉「お願いします」

朱里「挑戦します。押忍」

稲葉「押忍!」

◆レッドゴッデス公式リーグ戦 15分1本勝負
○テクラ

11分52秒
レッグロールクラッチホールド

上谷沙弥
ジュリア<8点> 林下詩美●<8点>

 タッグリーグ戦を負けなしの4連勝でレッドゴッデスのトップを走る林下詩美&上谷沙弥組が、3勝1敗のジュリア&テクラ組と対戦。ジュリア組はこの試合で勝てば詩美組と並ぶだけに重要な闘い。上谷はKAIRIを相手に引き分けながらも白いベルトを防衛。ジュリアは朱里が赤いベルトを守ったことで、1229両国でのタイトルマッチが決定した。また、同大会では詩美がKAIRIとのシングルマッチに挑む。このような状況であたるタッグマッチ、勝敗の行方は?

 詩美とジュリアが先発でゴング。グラウンドの攻防で始まり、ジュリアが腕を取りにいく。詩美のヘッドシザーズをジュリアが抜け出し視殺戦。互いにタッチし上谷とテクラがロープワーク。テクラがコーナーから飛んで上谷を場外に送り出すとジュリアがすぐに戻して2人で踏みつける。テクラの突進を詩美が乱入して阻止、合体攻撃。詩美が控えのジュリアを落としてテクラにボディースラム。上谷がテクラに滞空時間の長いボディースラムから鎌固め。上谷の仁王立ちにテクラが張り手。上谷はエルボーで倒しロープに振るがコルバタを食らう。ジュリアが上谷に串刺しエルボー。詩美がカットするがジュリアは2人を相手に次々とネックブリーカー。ジュリアが上谷にブレーンバスターの構え。切り返した上谷はニールキック。エルボーの打ち合いからジュリアが突進を許さずバックドロップ。しかし上谷は二段蹴り。スピンキックを連続でかわしたジュリアだがスープレックスを食らう。ジュリアが突進すると上谷がスピンキック。ジュリアがこらえてニーを顔面へ。両者ダウン状態からタッチ。テクラが詩美に絡みついて変型卍固め。詩美はコーナーに叩きつけエルボー。詩美と上谷の合体を阻止してジュリアがまとめてミサイルキック、テクラがまとめてダイビングボディーアタック。ジュリアとテクラが合体のネックブリーカー、詩美にエルボーの挟み撃ち。詩美がテクラにバックフリップ。詩美と上谷が合体するがジュリアが背後からキャッチ、しかし詩美と上谷がドロップキックの競演。10分経過。詩美と上谷が合体のファンタスティックフリップ、詩美がラリアット。しかしテクラが返してみせる。詩美がジャーマンを狙うがテクラが切り返す。詩美がサイドスラムで叩きつけるとコウモリ吊り落とし。詩美と上谷がマジックキラー、詩美がアルゼンチンもテクラが丸め込むと3カウントが入った。

 

ジュリア&テクラ組のコメント

テクラ「キョウゴメンネチョットエイゴデ。一言だけ言わせて。マフィアベラを過小評価するなよ!」

ジュリア「マフィアベラをなめるなとたぶん言ってます」

テクラ「ソーダヨ。ビックリシタ、チョットビックリシタケド、スゴイマフィアベラツヨクナリマシタネ」

ジュリア「テクラが取ってくれた。まして、アフロディーテからの勝利は、かなりデカいのではないでしょうか。これで決勝にマフィアベラがいける確率が、少し上がったかな」

テクラ「ツギハ?」

ジュリア「たぶん…“ブラックデザイナー”!」

テクラ「“デザイナー”!」

◆ブルーゴッデス公式リーグ戦 15分1本勝負
壮麗亜美

9分39秒
ミラマーレ

琉悪夏●
○MIRAI<5点> 刀羅ナツコ<8点>

 開幕戦こそ確信犯的反則負けを選ぶも、以後の試合を4連勝。ブルースターズのトップを行く刀羅ナツコ&琉悪夏組と1勝1敗1分けのMIRAI&壮麗組による公式戦。ナツコ組がこの試合でも勝利しトップをキープするか、それとも五分できているMIRAI組が白星を先行させナツコ組への追撃態勢を整えるか。ゴッズアイには大江戸隊のラフに要注意の試合だが、パワーファイトのぶつかり合いも注目されるカードでもある。

 MIRAIとナツコが先発で対峙。MIRAIが腕十字を狙うがナツコがロープへ。ロックアップからナツコがコーナーに追い込み串刺しラリアット、控えの壮麗を落としてMIRAIに突進。ナツコと琉悪夏が次々とセントーンをMIRAIに見舞う。MIRAIがエルボーで向かっていくとナツコが受けて立つ。ナツコは一発でMIRAIを倒し、引き上げると「逆に魂込めていくぞ!」とロープに振るがドロップキックを食らってしまう。壮麗がナツコに逆水平連打。ナツコの突進をかわしボディーアタック、ナツコがショルダータックル。ナツコと琉悪夏のクローズラインを壮麗がかわすとナツコにボディープレス。壮麗の突進にナツコがスピア。琉悪夏が串刺しラリアット、壮麗がショルダータックル。MIRAIが琉悪夏にミサイルキック、串刺しラリアット。バックドロップ狙いと琉悪夏がこらえてラリアット、ナツコがキャノンボール、琉悪夏がクロスボディー。MIRAIが返すと、琉悪夏はフィッシャーマンの構え。MIRAIがバックドロップの構え、壮麗が援護しダブルで前に叩きつける。壮麗がカミカゼ、MIRAIがスプラッシュ式エルボードロップ。MIRAIは琉悪夏に突進もかわされフィッシャーマンを食らう。MIRAIが返すと、ナツコと琉悪夏がラリアット。ナツコがスワントーンをかわされ、琉悪夏がMIRAIと壮麗にコーナーから投げられる。MIRAIと壮麗が琉悪夏にラリアット。MIRAIが腕を極めてギブアップを迫る。ナツコが鉄パイプでカット。壮麗がナツコにラリアットも、逆にラリアットを食らう。琉悪夏がMIRAIにネックハンギング、MIRAIが切り返し腕をロック。琉悪夏がエスケープすると、MIRAIがラリアット狙い、琉悪夏がネックハンギングボム。琉悪夏はMIRAIを引き起こし冷凍庫爆弾。しかしMIRAIがかわして腕をロック。琉悪夏がギブアップしMIRAIが勝利した。

MIRAI「本日はお足元の悪い中たくさんのご来場ありがとうございます。スターダム後楽園ホール大会、楽しんでいただけましたか? ちなみに、ちなみに、ちなみに今日スターダムはじめて見に来たよって方、いらっしゃいますか?次も来てくれますよね? ちゃんと顔を覚えて待っておきます。亜美とMIRAI、タッグリーグまだ自分たち優勝残っています。しっかり優勝してここ後楽園ホールに帰ってきます。待っててください。じゃあ(ゴッズアイの)4人で締めたいので、上がって来てもらっていいですか?一言だけ、朱里、ともか、決勝で会いましょう! それでは最後に、自分に負けるな、限界を超えろ、ゴッズアイ、魂込めて、ロックオン!」

MIRAI&壮麗のコメント

MIRAI「タッグリーグ2勝目することができました。星取表を見ているとまだまだ余裕のない状況なのは変わりませんが。今日、後楽園ホールに来てくれたお客さんと約束したので、しっかり気持ちを引き締めてここからも勝って優勝して、ここ後楽園ホールに帰ってきたいと思います。琉悪夏、何度やられても立ち上がる、あきらめない、しがみついてでも立ち上がる、そんなMIRAIを今日堪能していただけたんじゃないでしょうか。そして、刀羅ナツコ、自分の中で刀羅ナツコはJRAの競馬予想屋さんという印象しかなかったんですけど、全然違った。すごいすごいおもしろかったよ。シンデレラのMIRAIは競馬はまだちょっとわからないけど、刀羅ナツコのJRAの競馬予想、ちょっとだけ興味沸いたよ。魂込めて、信用してみようかな」

壮麗「BMI2000、何もないみたいなこと言ってたけど、今日ちゃんと私たちの怖さが分かったんじゃないかなと思います。そしてフューチャーのベルト、同じ大江戸隊の吏南に狙われてますけど、いつになるかわからないけど、吏南をしっかり打ちのめしてやります」

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