2022/11/26 試合結果

2022年11月26日 『STARDOM in SHOWCASE vol.3』

『STARDOM in SHOWCASE vol.3
11月26日(土)川崎市とどろきアリーナ観衆778人)

試合結果

◆ブルーゴッデス公式リーグ戦 15分1本勝負
優宇

8分13秒
ナナモモダイバー→エビ固め

羽南
○高橋奈七永<7点> 飯田沙耶<2点>

◆エニウェアフォール4WAYバトル 時間無制限1本勝負
コグマ

10分34秒
横入り式エビ固め

AZM

※もう二人はスターライト・キッド、ラム会長

◆美容室ZESTコラボマッチ~勝者髪切り4WAYバトル 時間無制限1本勝負
レディ・C

8分4秒
コブラツイストwithシャンプーまみれ

向後桃

※もう二人はひめか、上谷沙弥

◆柔道ジャケットマッチ 時間無制限1本勝負
○舞華

9分29秒
片羽絞め

MIRAI
羽南 妃南●
岩谷麻優 林下詩美

◆ノー・ホールズ・バード・マッチ 時間無制限1本勝負
夏すみれ

10分58秒
ノーコンテスト

鹿島沙希
葉月 刀羅ナツコ

◆ハードコア6人タッグマッチ 時間無制限1本勝負
柊くるみ

15分42秒
ジャーマンスープレックスホールド

ウナギ・サヤカ●
○鈴季すず なつぽい
世羅りさ 中野たむ

◆NEO STARDOM ARMY vsDonna del Mondo 棺桶入館 即爆破マッチ 時間無制限1本勝負
死神マスク

14分45秒
棺桶爆破

桜井まい
優宇 テクラ
高橋奈七永 ジュリア

試合詳細レポート

◆ブルーゴッデス公式リーグ戦 15分1本勝負
優宇

8分13秒
ナナモモダイバー→エビ固め

羽南
○高橋奈七永<7点> 飯田沙耶<2点>

 飯田沙耶&羽南組と高橋奈七永&優宇組のタッグリーグ公式戦。飯田組は1勝4敗で決勝進出は絶望的だが、ネオスターダムアーミーの奈七永組を下せば大金星。奈七永組は現在2勝1敗1分けで優勝圏内だが、この日はダブルヘッダー、しかも棺桶爆破マッチとあって、2人の心理状態はいかに? そのあたりを飯田と羽南が突けば、意外な結果もあり得そうだ。

 ゴングと同時に飯田組が突進、優宇を捕まえロープに振ろうとする。しかし優宇がこらえて飯田に逆水平。飯田が打ち返すと逆水平の応酬に。優宇が気合を入れて打つと飯田がダウン。しかし羽南が加わりクローズライン。かいくぐった優宇が飯田にクロスボディー、羽南のドロップキック連打を受けて立つ。倒した羽南がカバーするが優宇がクリアー。羽南は予告して優宇にダブルリストの構え。優宇がこらえて逆水平の連打、羽南が突進するが優宇がショルダータックル、セントーン。羽南が返すと、奈七永が串刺しボディーアタック。羽南がドロップキックから払い腰。奈七永がこらえてバックドロップ。起き上がった羽南がコードブレイカーから腕十字。奈七永がエスケープすると替わった飯田が腕めがけて手刀を落とし逆水平の乱れ打ち。飯田は羽南を呼び込むが奈七永がラリアット、しかし飯田がワキ固めにとらえる。飯田が突進すると優宇が妨害。奈七永と優宇が飯田をロープに振る。飯田がかわして羽南がボディーアタック。飯田が優宇をおんぶして羽南が乗っかり、奈七永にボディープレス。飯田と羽南がバックエルボー。飯田が奈七永めがけて飯田ロケット発射。奈七永が返すと飯田は腕固め。飯田がダッシュするが奈七永がラリアット。飯田が返すと飯田橋。しかし優宇のカットが成功。羽南が呼びかけ飯田とともに突進。しかし奈七永組がカットしサイドスラムの競演。奈七永と優宇が飯田にナナモモダイバー。奈七永が押さえ込むと飯田が返せず3カウントが入った。

 

奈七永&優宇のコメント

優宇「やったね、奈七永!」

奈七永「奈七永じゃねえよ。この間、ここでコメント出したら話題騒然ですよ。だからすごいね、私たちのみんな足を引っ張ろうとしてるんだと思うけど、個々の力もあるわけで、そんな我々が組んだら負けるはずがない。きょうもヤングなパワー感じたけど、まだまだ。まだまだだよ」

優宇「強い足す強いは最強だから」

奈七永「いいこと言うな」

優宇「でしょ、奈七永。たまには褒めてよ、私のこと。全然褒めてくれねーんだよ。勝っても」

奈七永「私に褒められるためにやってるわけじゃないだろうが!」

優宇「褒めて伸びるタイプだよ」

奈七永「優勝したら褒めてやる」

優宇「OK。私、奈七永に褒められるために絶対優勝します!」

奈七永「ベクトル変わってる(笑)」

優宇「いいんだよ。優勝すればいいんでしょ!優勝したら褒めてくれるんでしょ」

奈七永「おお…。そのために?じゃあ誰が私を褒めてくれるんだよ」

優宇「…私。私いつも褒めてる。けど、優勝したらもっと奈七永のこと褒める!」

奈七永「よっしゃ(笑)。じゃあそれを楽しみに頑張るぞ!あときょうはもう1試合」

優宇「奈七永!最低でも…」

奈七永&優宇「優勝!」

◆エニウェアフォール4WAYバトル 時間無制限1本勝負
コグマ

10分34秒
横入り式エビ固め

AZM

※もう二人はスターライト・キッド、ラム会長

 会場すべてでフォールができるエニウェアルールで、AZM、コグマ、スターライト・キッドのハイスピード勢にラム会長が加わる4WAYマッチ。目まぐるしさ必死の展開で最後に勝ち名乗りを受けるのは? 今後のハイスピード戦線にも影響する闘いにもなりそうだ。

 コグマがサッカーのユニフォーム姿で登場すれば、AZMはサッカーボールを持参する。コグマはほかの選手にもサッカーシャツを渡す。キッドが拒否するとコグマは強引に袖を通す。試合が始まると4人がハイスピードな攻防、ドロップキックが交錯する。キッドはラム会長に握手を求める。コグマとAZMが結託するが。キッドが場外にケブラーダで飛んで2人をカバー。ラム会長は「せっかくだからプロレスしないでサッカーしようぜ」と呼びかける。リング上では渡辺桃、琉悪夏、吏南も入れて、大江戸隊とラム会長によるサッカーが始まる。コグマとAZMが巨大バルーンを持ち出し、AZMとラム会長がバルーンを被って体当たり合戦。コグマとAZMがバルーンで突進もかわされて同士討ち。ラム会長がエクトプラズム攻撃。ラム会長とキッドがバルーンを被って体当たり。キッドとラム会長がAZMとコグマを台車に乗せて会場後方のサッカーゴールへ。コグマとAZMにバルーンを被せると、キッドとラム会長がPKのキック、ゴール際での攻防が展開されたあと。キッドがAZMをリングに戻す。ラム会長がコードブレイカー、キッドがその場飛びムーンサルト。AZMが返すと、キッドはバルーンを被ってコーナー上。コグマが追いつき落とそうとするが、キッドがバルーンを外してコグマがマットに落ちる。AZMとコグマがリング上。コグマがコーナーから、AZMが三角飛びでプランチャの競演。コグマとAZMがキッドにバルーンを被せて花道を転がす。AZMがラム会長をリングに戻してコグマとAZMが串刺し攻撃。AZMが裏切りコグマにミサイルキック。丸め込みの応酬からコグマがAZMを押さえ込むと3カウントが入った。試合後、キッドとAZMはシャツをコグマに投げつけて退場。ラム会長は丁寧に渡した。

◆美容室ZESTコラボマッチ~勝者髪切り4WAYバトル 時間無制限1本勝負
レディ・C

8分4秒
コブラツイストwithシャンプーまみれ

向後桃

※もう二人はひめか、上谷沙弥

 美容室ZESTとのコラボによる前代未聞の“勝者”髪切りマッチ。ドンナ・デル・モンドのひめか、クイーンズクエストの上谷沙弥、レディ・C、STARSの向後桃が4WAYマッチで激突、この試合で勝って髪を“切ってもらえる”のは誰か? 試合中、シャンプーの使用が認められる。

 リング中央にプールが設置され試合が始まると同時に、4人が一斉にシャンプーを手にして相手にかけようとする。それぞれがコーナーに置いて手四つと見せかけ、向後だけがシャンプーを掲げる。レディと上谷が襲い掛かりロープワーク、向後がレディにボディーアタック、上谷にコルバタ、ふたりまとめて619にいくがキャッチされる。レディと上谷が向後をプールに投げ捨てる。ひめかがスプレーを手にリングイン、レディと上谷に襲い掛かる。ひめかは上谷をマットに叩きつけ、キャメルクラッチにとらえスプレーで髪をセットする。向後がなぜか村山レフェリーにシャンプー。背後からレディが向後にシャンプー攻撃。レディがひめかにチョップの連打。レディがひめかを羽交い絞めにして上谷がシャンプー攻撃もかわされてレディに直撃。向後がシャンプーハットをかぶり突進するが足を滑らせる。ひめかがカバーするが2カウント。ひめかが向後にアルゼンチン。レディがカットし上谷とビッグブーツ、ネックブリーカーで合体。ひめかをプールに落とすとシャンプー攻撃、レディが向後にコブラツイスト、シーブリーズシャンプーで攻撃する。ひめかと上谷がプールでやり合っている間にレディが向後からギブアップを奪った。

◆柔道ジャケットマッチ 時間無制限1本勝負
○舞華

9分29秒
片羽絞め

MIRAI
羽南 妃南●
岩谷麻優 林下詩美

 林下詩美&妃南&MIRAI組と舞華&岩谷麻優&羽南組がユニットの枠を超えた6人タッグマッチで対戦。この試合では、全員が柔道着を着用して対戦する。柔道着での闘いが試合にどんな影響を与えるか?

 柔道の投げ技で1ポイント、合計5ポイント先取か、関節技あるいは締め技での参った一本で勝敗が決まる。詩美と舞華でスタート。舞華が投げを打ち一本先取。直後に投げを打ち一本取ると、詩美がやり返して一本を取る。赤コーナーの詩美組が1ポイント、青の舞華組が2ポイント、岩谷とMIRAIが対戦。MIRAIが翻弄しグラウンドにもっていく。羽南が割って入り岩谷、舞華と連係攻撃。3人でドロップキックを決めるがフォールカウントは入らない。岩谷が投げようとするがMIRAIが投げて一本取る。この時点でともに2ポイント。妃南と羽南が姉妹対決。妃南が投げて1本を取る。替わった詩美が舞華を呼び込む。エルボーの打ち合いから舞華がブレーンバスター。舞華は一本を主張するが詩美がドロップキック。羽南が詩美にドロップキック、馬乗り。詩美が投げを打つと一本を取る。赤が4―2でリード。妃南が突進すると羽南がキャッチ。岩谷が詩美にパロ・スペシャルで絡みつく。羽南が大外刈りで妃南から一本。MIRAIが岩谷に詰めよるが岩谷は及び腰。岩谷がバックを取るとMIRAIが切り返すも岩谷が投げて4ポイントで同点に。MIRAIが岩谷を睨みつけラリアット。MIRAIの突進に岩谷がトラースキック。舞華が入ると妃南と詩美が串刺し攻撃。妃南がスリーパーで舞華をとらえる。妃南は舞華を投げようとするがこらえられる。妃南が舞華にスリーパー。舞華が切り返し片羽絞め。妃南がギブアップし舞華の勝利となった。試合後、勝者には黒帯が贈呈された。

 

舞華&岩谷&羽南組のコメント

舞華「柔道ジャケットマッチ、私たちが勝つことは当然の結果なんじゃないでしょうか。ねえ?」

岩谷「…やりたくない、もう。柔道なんかほとんどやったことないよ」

舞華「今日で黒帯になったし」

岩谷「そうだね。本来オレンジ帯だった。白帯の次の階級だった岩谷麻優が今日黒帯になった…。どうなの?羽南ちゃん」

羽南「自分、茶帯なんでそんな言えないですけど」

舞華「でも羽南、今日2試合やってるから、それは(帯)きょうの、MVPだ」

羽南「そうですね、もらいました!」

岩谷「すげー、いいな」

舞華「ということで、今日でたぶんこれ組むことない(笑)」

岩谷「毎回毎回巻き込むなよ」

舞華「いや、私じゃないからね、今回は。会社に言え、それは」

岩谷「まあまあまあ」

舞華「しかもだいぶ私、頑張ったよ。オマエ(岩谷)は映画が忙しいだの、オマエ(羽南)は2試合だの言って。私が結局3ポイント取った」

岩谷「マジすごかった。かっこよかった。ありがとう」

岩谷が去る。

舞華「雑だな…。先輩雑だぞ、大丈夫?」

羽南「かっこいいんです。ありがとうございました!」

羽南も去る。

舞華「そういう終わり方でいいの? ありがとうございました!」

◆ノー・ホールズ・バード・マッチ 時間無制限1本勝負
夏すみれ

10分58秒
ノーコンテスト

鹿島沙希
葉月 刀羅ナツコ

 元大江戸隊の夏すみれが久々のスターダム参戦。葉月&夏組vs刀羅ナツコ&鹿島沙希組はかつての大江戸隊が復活する試合でもある。葉月は現在STARSだが、引退前は大江戸隊に所属。夏と組む機会も多かった。立場の異なる現在だが、試合は何でもありのノー・ホールズ・バード。大江戸隊時代の葉月が顔を出すか? そして、久しぶりに登場する夏の動向は?

 試合は反則裁定なし、場外カウントなし、ロープエスケープなしの特別ルール。夏とともに入場の葉月が大江戸隊のボードを持って登場。葉月組がコールされるとナツコ組が襲いかかり試合がスタート。場外戦からナツコが夏をリングに戻してセントーン。鹿島が夏をいたぶると葉月が乱入。クローズラインを鹿島がかわしてナツコがまとめてラリアット。鹿島は凶器で夏を殴打。鹿島の突進に夏がムチで殴打。葉月が鹿島にフルネルソンバスター。ナツコがカットし突進するが、葉月がかわしてまとめてセントーン。葉月は鹿島に顔面ウォッシュ。鹿島がラリアットをかわしコルバタ、場外に下りてバットで殴打。ナツコが葉月とコーナーに振り合い、ナツコの串刺しラリアットから大江戸隊が大挙乱入、ナツコがコーナーに上がると葉月がデッドリードライブ。ナツコがすぐに立ち上がるが夏がビッグブーツ、葉月がコードブレイカー。夏がナツコをコーナーにとらえるが鹿島が介入。夏は鹿島をカットし、まとめてブロンコバスター。夏が大江戸隊のボードで攻撃、酒瓶で酒を浴びせる。夏が突進もナツコが鉄パイプで殴打、鹿島がダイブ、ナツコがフロッグスプラッシュ。夏が返すと、ナツコと鹿島で打撃の連続、ナツコがデスバレー。しかし葉月がカット、鹿島の凶器殴打が葉月にかわされ誤爆。葉月は夏とクローズライン。夏が抱えるが形が崩れる。あらためて持ち上げて葉月のコードブレイカーと合体。夏がナツコに妖乱。しかし桃がカットし葉月にもハイキック。飯田と羽南がカットしSTARSと大江戸隊が乱闘。レフェリーがゴングを要請し、ノーコンテストがアナウンスされた。

ナツコ「音楽サッサと止めろよ。うるせえな!今日闘って、よーくわかった! 夏、オマエはずっとテメエの頭の中の記憶で生きてろよ。私は、いまの大江戸隊が、いまの大江戸隊と!前に進むだけなんで」

夏「はあ? はあ? いまの大江戸隊? ふざけんなよ。ションベンくせえガキの集まりじゃねえか、おい! いまの大江戸隊なんかよお、こっちから願い下げだよ!」

葉月「夏さん、まずは、お帰りなさい! 私たちが大江戸隊にいたのは過去の話。いまを全力で大江戸隊じゃない夏すみれと葉月で、これからも試合楽しんでいきたいです」

葉月と夏がハグをかわす。ところが、夏が葉月にエルボー。

夏「ふざけんじゃねえ! はあ? あのさ、聞いてた? 私は、もう大江戸隊なんかどうでもいいんだよ。思い出の中で生きてるって、さっき言われちゃったよ。私は別に、葉月ちゃんに対してなんの、なんの恨みもないけどさあ…もう、思い出の中で生きたくない。私はこのスターダムに2年ぶりに参戦してみて、私はもう大江戸隊の夏すみれとか、スターダムによく上がってる夏すみれだよねとか、この団体ありきが懲り懲りなんだよ! 私は、いまの夏すみれで、夏すみれひとりで、このスターダムでフリーランスとして、のし上がっていくわ。だから、ごめん。葉月ちゃん、ごめん、アナタとは、ここでバイバイ」

 

葉月のコメント

「夏すみれと久しぶりのタッグ、途中までは楽しかったんだけどな。夏すみれ、大江戸隊でもなく、葉月と一緒にでもなく、フリーランスひとりの夏すみれとしてスターダムのリングに上がる。夏さんがその気持ちなら、私は対角に立って夏すみれを潰す。絶対に許さない」

◆ハードコア6人タッグマッチ 時間無制限1本勝負
柊くるみ

15分42秒
ジャーマンスープレックスホールド

ウナギ・サヤカ●
○鈴季すず なつぽい
世羅りさ 中野たむ

 コズミックエンジェルズの中野たむ&なつぽい&ウナギ・サヤカ組とプロミネンスの世羅りさ&鈴季すず&柊くるみ組がハードコアルールの6人タッグマッチで激突。他団体に参戦していたウナギは5★STAR GP最終戦以来のスターダムでコズエンに再合流。この試合でコズエンが勝てば、ゴッデス・オブ・スターダム王者のメルティア、中野&なつぽいは自身の入場曲「Double Frontier」のフルコーラスをリング上で披露できる。対するプロミネンス勢はハードコアという自分たちのフィールドだけに、これを易々と許すわけにはいかないだろう。

 この試合は反則裁定なし場外カウントなし、凶器の持ち込み使用が自由のハードコアルール。コズエンがモップで攻撃もプロミネンスが切り返しウナギを捕獲。世羅がイスで殴打しウナギを吹っ飛ばす。くるみがウナギをカバーするが2カウント。鈴季がイスで殴打するがウナギが返す。鈴季の突進にウナギがコードブレイカー。なつぽいがバランスボールとともにコーナーからボディーアタック。バックの取り合いからエルボーを打ち合う。なつぽいのクロスボディーをくるみがキャッチすると中野がボディーアタック。中野となつぽいがモップで世羅とくるみを殴打。ウナギが世羅にボディースラム、なつぽいがイスを乗せて中野が鈴季をその上にボディースラム。イスで挟むと顔面をペンキで塗りたくる。なつぽいがくるみをカバー。くるみが返すと中野がイスを用意しなつぽいがドロップキック。くるみがボディーアタックから中野に網の上にブレーンバスター狙い。中野が切り返し網の上にくるみを叩きつけ側転ダブルニードロップ、ダブルニードロップ。くるみが網の上にボディースラム、サマーソルトドロップ。中野が返すと、世羅がラダーに叩きつけてイスで殴打。さらに串刺しダブルニーアタック。世羅は竹刀で殴打しようとするが中野はバランスボールでカットし、モップでチャンバラモップを顔面にこすりつける。しかし世羅が竹刀で殴打、世羅がラダーを振りかざすも中野がバックにまわりジャーマン、バイオレットシューティング。場外に出るとテーブルを設置し、世羅を寝かせてコーナーに上がる。すると鈴季が追いつき世羅がテーブルの上に羅紗鋏で叩きつける。10分経過。世羅は中野をリングに戻す。中野がラダーに向けて世羅を叩きつける。ともにタッチをかわしウナギと鈴季がリングイン。鈴季がイスで殴打しようとするがウナギがかわしてスプレー攻撃もイスでブロックされる。しかしウナギがスライムをこすりつけフェースクラッシャー、ギロチンドロップ、アームブリーカー。鈴季が返すと、ウナギはラダーを設置し上がっていく。鈴季も上がりヘッドバット、雪崩式ブレーンバスター。くるみがウナギにキャノンボール、世羅と鈴季でマットに叩きつけるが2カウント。プロミネンスがイスを重ねてコズエンを捕獲。コズエンがスプレーを吹き付けると中野とウナギが合体して鈴季をマットに叩きつける。ウナギが城門突破でイスの上に叩きつけるが鈴季が返す。中野となつぽいが噴射もかわされウナギが鈴季にジャーマンで叩きつけられる。すると3カウントが入り、コズエンが敗れた。

鈴季「おい、オメエら、きったねえ顔だな。ああ、コズミックエンジェル…ズ?だっけ?

ウナギ・サヤカ、オメエらハードコアなめすぎだろ。オマエらとは、ウチらくぐってきた修羅場の数がちげえんだよ、甘く見てんじゃねえよ、マジで。ということだ。お疲れさまでした」

世羅「え~、プロミネンス勝ったんで言わせてください。いまアーティストのベルト持ってんの大江戸隊だっけ? 挑戦させろよ!」

王者の大江戸隊が出てくる。

桃「お~い、きったねえ顔してんなあ、テメエらあ。きったねえ、きたねえ。アーティスト挑戦?したいんだっけ? タイトルマッチしたいなら、いい場所といい日にちがあるんだよねえ。聞きたい? 1229日両国国技館でやってやるよ」

キッド「いいねえ、外敵ユニット待ってましたよ! プロミネンスが釣れたようで、まあオマエらが相手なら、オマエらが望むなら、ハードコアでやってやってもいいんだぞ。なあ、すず」

鈴季「キッドちゃん、おもしろいこと言うじゃん。プロミネンスは見ての通り、なにやってもつええから。形式はスターダムさんにお任せします。1229日、待っとけよ。そのベルト、それまで大事に扱ってくださいね!」

 

大江戸隊のコメント

キッド「外敵ユニットに声かけてから、待たせすぎ。でも、プロミネンスが来てくれて、相手には不足なしなんじゃないかなあ」

桃「やりたいヤツばっかだよ」

キッド「私はね5★STAR GP以来に鈴季すずとまた再会します、負けてるんで!」

桃「私も負けてる」

鹿島「勝ってんだよね! 世羅りさに。世羅りさに勝ってんだよな!」

キッド「ウチらは復讐がてら、このベルトを6度目かな、両国で防衛して、このチャンピオンのままあの6人タッグトーナメント出たい。でもこのトリオで出るかどうかはちょっと、大江戸隊いっぱいいるからさ、わかんないね。そこも含めお楽しみって感じで。ハードコアでやってあげてもいいんだよ」

鹿島「なんでもいいよ~」

 

 

プロミネンスのコメント

鈴季「コズエンにこのルールで勝つのは当たり前でしょ。そろそろ我々もベルトほしくなってきちゃった」

世羅「スターダムにきてまだ結果だしてない気がするんで、取りましょう、アーティスト」

鈴季「取りましょう」

世羅「我々っぽい色だしね。楽しみですよ」

鈴季「スターライト・キッド、アイツは、なんか今日もすげえ意識してきてたから大江戸隊からベルトを取ってスターライト・キッちゃんを泣かせてやろうと思います」

世羅「楽しみにしとけ、両国」

鈴季「はい~」

世羅「なんだそれ? 変なことすんな」

 第三試合の美容室ZESTコラボマッチで勝利したレディ・Cがドレスを着て表彰式がおこなわれた。

◆NEO STARDOM ARMY vsDonna del Mondo 棺桶入館 即爆破マッチ 時間無制限1本勝負
死神マスク

14分45秒
棺桶爆破

桜井まい
優宇 テクラ
高橋奈七永 ジュリア

 ジュリア&桜井まい&テクラのドンナ・デル・モンドと高橋奈七永&優宇&死神マスクのネオスターダムアーミーが6人タッグマッチで激突。試合は棺桶に入れられた選手が爆破されるという特殊ルール。奈七永&優宇はタッグリーグ戦と合わせこの日は2試合。パートナーの死神マスクとは、いったい誰か?

迎え撃つドンナ・デル・モンドだが、棺桶爆破マッチは全員が初体験。このところさまざまな試合形式を経験している桜井だが、今回はその究極か? 

 試合はリングサイド、またはステージ脇の棺桶に誰か一人でも入棺した者の敗北、その棺桶はすぐに爆破されるとアナウンスされた。ジュリアと死神が先発し、DDMが死神を捕まえるが死神がショルダータックルで次々となぎ倒す。ジュリアがドロップキック、テクラ、桜井とともに中央で捕獲。マスクを奪うがその下もマスク姿。奈七永組がショルダータックルで吹っ飛ばし、奈七永が桜井にエルボードロップ、ヘッドロック、ボディースラム、優宇がコーナーに振ってエルボーアタック。桜井がエルボー連打で向かっていくが優宇が逆水平で倒してみせる。桜井は張り手から突進するがショルダータックルで吹っ飛ばされセントーンも浴びる。桜井がミサイルキック、ジュリアとテクラが優宇を振ろうとするが動かない。優宇は2人に逆水平連打。しかしテクラが倒してジュリアがドロップキック。テクラが優宇に突進もサイドスラム、セントーンを食らう。優宇がコーナーに上がるとジュリアが蹴落とす。その勢いでリング下の棺桶が破壊される。テクラが優宇を場外に落とすが、奈七永が棺桶の板で殴打。奈七永と死神がビッグブーツ、奈七永がブレーンバスター、サッカーボールキック。テクラはラリアットをかわしてコルバタ。桜井、ジュリアもビッグブーツでつづく。ジュリアとテクラがネックブリーカーで合体し、奈七永を叩きつけサンドイッチエルボー。ジュリアがミサイルキック。奈七永がバックドロップ。ジュリアもバックドロップ。DDMが串刺しを狙うが優宇がまとめてクロスボディー。優宇がDDMをコーナーに追い詰めキャノンボール。死神のボディープレスから奈七永が冷蔵庫爆弾。食らったジュリアだが足をつかんで棺桶に連行されることを拒否。10分経過。奈七永とジュリアがエルボーと張り手の打ち合い。死神が羽交い絞めも奈七永のラリアットがジュリアにかわされ誤爆、奈七永はジュリアを担いでロッシー小川EPとともに連行しようとする。ジュリアが逆転し奈七永を棺桶のところにもっていく。ジュリアがふたを開けると同体で棺桶へ。優宇が桜井とテクラを連行。優宇が気づいて奈七永の元へ。桜井がテクラと同士討ち優宇が突進するとジュリアが中に入れてふたを閉めようとする。死神が追いつきジュリア、テクラにヘッドバット。奈七永と死神が棺桶から出ると優宇、死神が次々と棺桶に入れて奈七永がジュリアを捕獲。優宇とともにナナモモダイバー。死神がロッシーを担いで棺桶に入れる。ふたを閉めるとゴングが鳴らされ、棺桶が爆発された。

奈七永&優宇&死神マスク組のコメント

優宇「やったね、むちゃくちゃ最強じゃん、コイツ」

奈七永「最強。うちらの強力な仲間がまた一人増えて。これからどんどん死神増殖していく…かもしれません。でも今日はね、快勝じゃない。快勝」

優宇「2人でもよかったんじゃないですか、こっち」

奈七永「2対3?でも死神の精神的な揺さぶりとかもあって」

優宇「完全にびびってましたからね、ジュリア」

奈七永「ジュリア、あんなに肝っ玉ちっちゃいんだね」

優宇「ホント、奈七永にあんな…」

奈七永「奈七永じゃねえよ」

優宇「奈七永にあんな食ってかかって、勝手にこんな爆破の試合決めておいて、びびってんじゃねえよ」

奈七永「死神が出た時点で腰が引けてたから。もうそこから勝利ってことで。またこれからも我々にも注目していただいて」

優宇「目が離せないんじゃないですか、ネオスターダムアーミー」

奈七永「そう、ロッシー小川、棺桶入ってもうマジで(笑)」

優宇「死神が迎えにいっちゃった。あーあ」

奈七永「もうサヨナラだよ。さらばさらば。面白い。ウケる。もうこれからはロッシー小川いないと思うんで、我々が仕切っていこうかな」

優宇「私たちが政権を握るということで」

奈七永「そう。そういうことで、よろしくお願いします。じゃあ、また」

優宇「またねー」

奈七永「死神、行こう」

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