2022/12/18 試合結果

2022年12月18日 『JRA有馬記念 presents YEAREND TOUR 2022』

『JRA有馬記念 presents YEAREND TOUR 2022
12月18日(日)ニューサンピア栃木観衆342人)

試合結果

◆3WAYバトル 15分1本勝負
飯田沙耶

5分28秒
変形ドラゴンスリーパー

レディ・C

※もう一人は鹿島沙希

◆3WAYタッグバトル 15分1本勝負
天咲光由

7分15秒
あずみ寿司

向後桃●
○AZM コグマ

※もう一チームは舞華&ひめか

◆タッグマッチ 15分1本勝負
○なつぽい

8分21秒
反則勝ち

琉悪夏
中野たむ 刀羅ナツコ●

◆6人タッグマッチ 15分1本勝負
壮麗亜美

14分20秒
ラリアット→片エビ固め

桜井まい●
○MIRAI テクラ
朱里 ジュリア

◆3WAYトリオバトル 30分1本勝負
渡辺桃

19分22秒
PinkDevil→片エビ固め

妃南●
スターライト・キッド 上谷沙弥
○吏南 林下詩美

※もう一組は岩谷麻優&羽南&葉月

 

試合詳細レポート

◆3WAYバトル 15分1本勝負
飯田沙耶

5分28秒
変形ドラゴンスリーパー

レディ・C

※もう一人は鹿島沙希

 月山和香が負傷により欠場、当初は飯田沙耶とレディのシングルマッチが予定されていたが、鹿島沙希が加わる3WAYマッチに変更された。STARS、クイーンズクエスト、大江戸隊の対戦で勝ち名乗りを受けるのは?

 鹿島が「最初シングルマッチじゃなかったの?」とレフェリーにクレーム。ゴングが打ち鳴らされても鹿島はコーナーから動かず、飯田とレディでスタートする。飯田とレディが誘うが鹿島が無視すると2人で襲い掛かる。飯田が鹿島にヘッドロックにいくとレディが飯田にヘッドロック。すぐに鹿島が抜け出し「なんでオマエらとやんなきゃいけないんだ」「2対1でもやってやるよ」と言ったとたんに飯田とレディがチョップの嵐。ロープに振られた鹿島がレフェリーを差し出しダブルの攻撃を阻止、飯田にサーフボードストレッチを仕掛ける。飯田はかけられたまま立ち上がり力ずくで脱出。飯田と鹿島でエルボーを打ち合う。レディが割って入り、まとめてネックブリーカー。まとめてジャイアントスイングを狙うが鹿島が脱出。ならばとレディは飯田にジャイアントスイング10回転。すかさず鹿島がカバーを横取り。レディがカットし鹿島をコーナーに振る。しかし鹿島が丸め込み。返したレディがコブラツイストで絞り上げる。飯田がカムバックしレディに飛び乗ってのスリーパー。鹿島がエスケープすると飯田がまとめてスライディングラリアット、レディにエルボードロップ。レディは飯田の突進を止めてチョークスラム。鹿島がレディをカバーも返されてビッグブーツを食らう。レディがジャイアントバックブリーカー。しのいだ飯田がラリアット、変形ドラゴンスリーパーでレディがギブアップした。

◆3WAYタッグバトル 15分1本勝負
天咲光由

7分15秒
あずみ寿司

向後桃●
○AZM コグマ

※もう一チームは舞華&ひめか

 ドンナ・デル・モンドの舞華&ひめか組、STARSのコグマ&向後桃組、クイーンズクエストのAZM&天咲光由組が3WAY形式のタッグマッチで同時にぶつかる。チーム編成からすれば舞ひめが飛びぬけた存在と考えられるものの、3WAYだけに番狂わせも大いにあり得る。QQのAZMと天咲はタッグリーグ戦にも参加しているだけに、チームワークも経験済み。コグマと向後のタッグがどう機能するかもこの試合のカギを握りそうだ。

 試合はリング内の選手に試合権利のあるノータッチルール。先発のコグマがクマポーズ。ひめかもつられてクマポーズを披露。天咲も半ば強制的に参加させられる。喜ぶ天咲の背後からコグマとひめかが襲い掛かってクローズラインの競演、すると背後からAZMがミサイルキック、AZMは向後を振り回しコーナーへ。舞華も加えてAZM、向後とロープワーク。舞華がコーナーに振られるがひめかが乱入し、向後とAZMに次々と串刺し攻撃、ショルダータックルの競演。ひめかが向後にボディースラム、逆エビ固め。天咲がカットし向後の足をロープにかけてのドロップキック。向後が返すと、天咲をかわしてAZMとキックの競演。天咲が向後をマットに叩きつけるが2カウント。AZMと天咲が向後のダイビングボディーアタックを食らう。舞華とひめかは向後のボディーアタックをキャッチもコグマがドロップキックで分断。コグマと向後で次々とコーナーに追い込みコグマがボディーアタック。コグマと向後はまとめて背中を踏みつける。向後が天咲へ619をヒットさせスワンダイブ式ミサイルキック、トラースキック。しかしAZMがダイビングフットスタンプでカットする。舞華とひめかが天咲にサンドイッチラリアット、まとめてブレーンバスター。コグマと向後が舞華とひめかにドロップキック、コグマが場外へプランチャもキャッチされる。舞華とひめかはコグマを連れて場外へ。リング上では向後がAZMと丸め込みの応酬。最後に上になっていたのはAZMだった。

◆タッグマッチ 15分1本勝負
○なつぽい

8分21秒
反則勝ち

琉悪夏
中野たむ 刀羅ナツコ●

 コズミックエンジェルズの中野たむ&なつぽい&月山和香組と大江戸隊の刀羅ナツコ&鹿島沙希&琉悪夏組による6人タッグマッチが発表されていたが、月山が負傷により急きょ欠場。“メルティア”中野&なつぽい組vs“BMI2000”ナツコ&琉悪夏組によるタッグマッチに変更となった。中野組はゴッデス・オブ・スターダム王者。ナツコ組は1229両国で舞華&ひめか組、MIRAI&壮麗亜美組とゴッデス王座次期挑戦者決定3WAYマッチで激突するが、この試合は期せずして前哨戦となる可能性のある闘いとなった。メルティアは両国でタッグリーグ覇者の高橋奈七永&優宇組と防衛戦。変更となったこのカードがタイトルマッチへの予告編となるのか、それとも?

 最後にコールされた中野に大江戸隊が襲い掛かり試合開始、なつぽいにショルダータックルをダブルで食らわせ、次々とセントーンを投下する。ナツコがなつぽいにボディースラムの連続。またがってカバーするとなつぽいが返す。琉悪夏がなつぽいの首を絞め腹部にパンチ。なつぽいがエルボーで向かっていくが琉悪夏もエルボーでやり返す。なつぽいがアームホイップからドロップキック。中野が琉悪夏に向かっていくがナツコが乱入し突進。中野がかわすとまとめて串刺しエルボーアタック、まとめてDDTで叩きつける。琉悪夏が返すと、側転ニードロップをかわして串刺しボディーアタック、セントーン。返した中野に琉悪夏はフィッシャーマン狙い。中野が切り返し突進するが琉悪夏が止めてフィッシャーマンを決める。なつぽいのクロスボディーをナツコがキャッチしショルダータックル。2発目狙いは中野が妨害。中野となつぽいがバックキック、ネックブリーカーの競演。さらにドロップキックとニーアタックでも競演し、なつぽいがナツコのバックを取る。ナツコがこらえてラリアット、キャノンボール。なつぽいが返すと、ナツコが前方に叩きつける。ナツコと琉悪夏がラリアットで競演。2方向からダイブするがともにかわされる。ナツコはデッドリードライブで落とされ、中野となつぽいがトラースキック。しかし琉悪夏がセントーンでなつぽいをカット。ナツコがなつぽいを引き起こしヘッドバット、ラリアット。しかしなつぽいの肩が上がる。ナツコのデスバレーボムで勝負ありと思われたが、なつぽいがかろうじてクリアー。ならばとナツコはコーナーからスワントーンボム。しかし中野のカットが間に合う。琉悪夏が中野にボックス殴打、ナツコと琉悪夏が鉄パイプで中野となつぽいを締め上げると反則負けが取られた。

◆6人タッグマッチ 15分1本勝負
壮麗亜美

14分20秒
ラリアット→片エビ固め

桜井まい●
○MIRAI テクラ
朱里 ジュリア

 朱里&MIRAI&壮麗亜美組のゴッズアイとジュリア&桜井まい&テクラ組のドンナ・デル・モンドが6人タッグマッチで激突。1229両国国技館でワールド・オブ・スターダム王座をかけて対戦する王者・朱里と挑戦者・ジュリアには前哨戦だ。前日の高崎大会でも両者は8人タッグでの前哨戦をおこなっており、朱里がひめかから勝利を奪っている。また、前哨戦の本格スタートとなった1210大阪では6人タッグでジュリアが壮麗を破った。そして今大会は、1勝1敗で迎える前哨戦の第3ラウンド。タイトルマッチを前に弾みをつけるのは朱里か、それともジュリアか? また、NEW BLOOD6でフューチャー・オブ・スターダム王座を防衛した壮麗に桜井が挑戦表明。まだ正式発表はされていないものの、このカードでのタイトル戦が決定的だけに、両者には前哨戦の意味合いのある闘いだ。

 朱里とジュリアが向き合い視殺戦、桜井と壮麗が割って入り、この2人で試合開始のゴング。ロックアップでの力比べから腕の取り合い。MIRAIとテクラがロープワークの攻防を展開。アームホイップの応酬からテクラが蹴りにいくがMIRAIがかわしてリング下で間合いを取る。MIRAIが戻るとテクラがトラースキック、DDMでMIRAIを捕獲し合体攻撃。MIRAIが返すと、テクラを強引に持ち上げて自軍コーナーにもっていく。替わった朱里がテクラにニーの連打からスリーパー、ブレーンバスター。壮麗がテクラに逆水平の連打。テクラは「モーイッカイチョップヤッテ」とあえて要求して壮麗の逆水平を受けて立つと、コルバタから顔面へビッグブーツ。ジュリアがMIRAIと壮麗にDDT。壮麗が返すと、ジュリアがチョップを連続でかわしていく、しかし壮麗がカウンターでダブルチョップ。朱里が入り、ジュリアにドロップキック、ジュリアもやり返すと朱里ももう一発決める。エルボーが交錯し、エルボーの応酬に。ジュリアはあえてポーズを取ってから朱里へサッカーボールキック。朱里は「バカにしたな!」と怒りを表しサッカーボールの3連続で倍返し。バズソーキックはジュリアがキャッチしマットに叩きつける。MIRAIが桜井をかわしてショルダータックル。桜井はビッグブーツ、串刺しビッグブーツ、フェースクラッシャー。MIRAIが返すと桜井とエルボーの打ち合い。10分経過。桜井のビッグブーツをキャッチしMIRAIがバックを取る。桜井が切り返してSTF。MIRAIがエスケープすると、桜井は後方からビッグブーツ。ジュリアとテクラがキックの挟み撃ち、ジュリアと桜井がダイビングエルボードロップで合体。しかしゴッズアイのカットが間に合う。桜井はMIRAIにシャイニングバスターの構え。MIRAIがこらえると朱里がカットし壮麗が桜井をマットに叩きつける。MIRAIは桜井のバックを取り後方に叩きつける。残り3分。MIRAIと壮麗が桜井を前方に叩きつけるが2カウントどまり。MIRAIは桜井を担ぎ上げるが桜井がスタンディングギロチン。MIRAIが返すと桜井を前方に叩きつけ、串刺しラリアット。次のラリアットはかわされるも、もう一発ラリアットを叩き込む。そしてもう一発至近距離からラリアット。決まったと思われるも桜井が返してみせる。MIRAIはジャンプしてのラリアットを叩き込むと、桜井が返せず3カウントが入った。

◆3WAYトリオバトル 30分1本勝負
渡辺桃

19分22秒
PinkDevil→片エビ固め

妃南●
スターライト・キッド 上谷沙弥
○吏南 林下詩美

※もう一組は岩谷麻優&羽南&葉月

 STARSの岩谷麻優&葉月&羽南組、クイーンズクエストの林下詩美&上谷沙弥&妃南組、大江戸隊のスターライト・キッド&渡辺桃&吏南組が一度に対戦する6人タッグマッチの3WAYバージョン。目まぐるしい攻防必至の闘いで最後に勝ち名乗りを受けるのはどのユニットか? また、この試合では南三姉妹が3方向でそろい踏み。それぞれのユニットを背負い、地元栃木でのメインを飾るのは?

 試合はリング内の選手に試合権利のあるノータッチルール。三姉妹が先発に立候補し、試合開始。しかし吏南はコーナーにとどまり、羽南と妃南で腕の取り合い。妃南がヘッドロックでグラウンドにもっていくと羽南が抜け出す。妃南が丸め込むと吏南がカット。羽南が吏南にドロップキック。STARSが吏南を捕まえトリオで攻撃、3方向からドロップキックを打ち込む。羽南がカバーするがQQがカット。QQがトリオで吏南を攻め込み妃南がカバーするがキッドがカット。妃南は吏南にボディースラム。吏南が返すと、妃南が突進。しかし桃が妨害し、キッドと桃でドロップキック。桃、キッドが次々と妃南にボディースラム。妃南が返すと大江戸隊がロープで捕獲。羽南が妃南にボディースラムを見舞いカバーの連続。岩谷が妃南にサッカーボールキック。岩谷と葉月が妃南をコーナーに追い込み顔面を踏みつける。葉月が妃南にセントーン、キャメルクラッチ。羽南がそこへドロップキックを食らわす。妃南が返すと、葉月がフェースロック。妃南が葉月、岩谷、羽南に払い腰、桃とキッド、吏南にも払い腰で叩きつける。詩美と上谷がキッドと葉月に串刺し攻撃からドロップキック。キッドが上谷にコルバタ、619、その場飛びムーンサルト。上谷が返すとキッドはストレッチマフラー。葉月がカットしキッドと上谷に串刺し攻撃、まとめてコードブレイカー。岩谷と葉月がアームホイップの競演、羽南を加えてQQと大江戸隊に顔面ウォッシュ、ドロップキック。葉月と上谷が二段蹴りの応酬。吏南が葉月を捕まえ上谷を呼び込む。しかしこれは罠で桃がドロップキック。詩美が桃にショルダータックル連発。桃が串刺しドロップキック、ミドルキック。10分経過。詩美と桃が打撃の応酬。岩谷が割って入り詩美にドロップキック、桃にトラースキック。詩美が岩谷にラリアット、桃が詩美にハイキック、岩谷に投げっぱなしドラゴン。詩美が桃にジャーマン岩谷が詩美にジャーマン。三姉妹がリングイン。吏南と妃南で羽南にストンピング。吏南と妃南が合体も羽南がかわして吏南にドロップキック。妃南が羽南にバックブリーカー。羽南が返すと妃南がSTO。妃南は吏南を呼び込み羽南にダブルのブレーンバスター狙い。羽南がこらえるとまとめてボディーアタック。羽南は吏南に後方から飛びつく。吏南が返すと羽南はダブルリストの体勢。吏南がこらえて倒すとドロップキック。羽南をコーナーに追い込み大江戸隊で串刺し攻撃を狙う。羽南がかわして吏南を追い込み、大江戸隊がまとめて串刺し攻撃の餌食に。詩美と上谷が羽南をつかまえるが葉月と岩谷がドロップキック。STARSが3方向で一斉に場外弾。吏南がリングに戻され、STARSがフェースクラッシャーで合体。15分経過。羽南が吏南にブロックバスターホールドも妃南がカット。羽南は妃南を担ぎ上げダッシュするが詩美がカットし持ち上げ上谷が二段蹴り。QQがトリオで羽南にドロップキック。妃南が羽南をマットに叩きつけるが吏南がダイビングダブルニーでカット。妃南がコーナーに追い込まれ大江戸隊がトリオで攻撃。詩美と上谷が合体し相手を場外に追い出す。上谷がスワンダイブ式プランチャで飛ぶとキッドもケブラーダ。吏南がフィニッシュを宣言し妃南にピンクデビル狙い。桃が裏投げで援護し吏南はダイビングダブルニードロップ。しかし妃南の肩がなんとか上がる。吏南はピンクデビルを狙うが妃南が丸め込む。しかし羽南のカットが成功。羽南がダッシュもキッドに足を引かれる。キッドと桃が妃南に蒼魔刀の挟み撃ち。吏南がフィニッシュを宣言しピンクデビル。妃南が返せず吏南が3カウントをゲットしてみせた。

吏南「栃木凱旋、この吏南様が勝ったぞ! 今日、吏南メインで勝つの初めてです」

キッド「ということは!?

吏南「ということは、吏南が大会を締めるのも初めてです。今日、初めて三姉妹たぶん全員メインに立ったんですけど。またこの栃木でやりたいとか、3人でやりたいとかは言いません」

帰り際の羽南が「言えよ!」と叫ぶ。

吏南「言わねえよ、バーカ! 吏南が三姉妹の中で、ずば抜けた存在になります。そして、次の栃木大会までに必ずフューチャーのベルト巻いて戻ってきます! ということで、栃木のオマエら、バイバ~イ」

大江戸隊のコメント

吏南「栃木凱旋、この私がメイン勝ちました!」

キッド「おめでとう」

吏南「ありがとうございます。メイン、デビューしてから自分が大会を締めるの初めてです」

キッド「凱旋で締めるのなんて最高じゃん」

吏南「次の栃木大会までには必ず、ずっと言ってるフューチャーのベルトを巻いて戻ってきます。以上です」

桃「以上ですか」

キッド「以上ですか」

吏南「以上です」

キッド「ということです」

桃「ということです。あ、今日でブラピ(ブラックピーチ)1周年」

キッド「そうだ!」

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