2023/01/08 試合結果

2023年1月8日 『TRIANGLE DERBY Ⅰ in Nagoya ~名古屋来てちょうよスターダム~』

『TRIANGLE DERBY Ⅰ in Nagoya ~名古屋来てちょうよスターダム~
1月8日(日)名古屋国際会議場観衆1071人=満員)

試合結果

◆新春名古屋ランブル 時間無制限
スーパー・ストロング・スターダム・マシン

13分33秒
OTR

AZM

※退場順①飯田②レディ③向後④琉悪夏⑤MIRAI&水森⑦葉月&コグマ⑨天咲

◆6人タッグマッチ 15分1本勝負
マライヤ・メイ

11分1秒
グラマラスドライバーMINA→片エビ固め

吏南
ザイヤ・ブルックサイド 鹿島沙希●
○白川未奈 刀羅ナツコ

◆TRIANGLE DERBYⅠ公式リーグ戦 15分1本勝負
○桜井まい

9分5秒
ダイビング・ローリング・ギロチンドロップ→片エビ固め

櫻井裕子
テクラ 網倉理奈
ジュリア<2点> 月山和香●<0点>

◆TRIANGLE DERBYⅠ公式リーグ戦 15分1本勝負
柊くるみ

13分25秒
ジャーマンスープレックスホールド

SAKI
○鈴季すず なつぽい●
世羅りさ<4点> 中野たむ<0点>

◆新春お年玉スペシャルタッグマッチ 30分1本勝負
朱里

30分00秒
時間切れ引き分け

舞華
岩谷麻優 林下詩美

◆ワンダー・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負
<王者>

18分16秒
ファイヤーバードスプラッシュ→片エビ固め

<挑戦者>
上谷沙弥 壮麗亜美

※16代王者の上谷沙弥が13度目の防衛に成功

試合詳細レポート

◆新春名古屋ランブル 時間無制限
スーパー・ストロング・スターダム・マシン

13分33秒
OTR

AZM

※退場順①飯田②レディ③向後④琉悪夏⑤MIRAI&水森⑦葉月&コグマ⑨天咲

 10選手による時間差バトルロイヤル。STARSの葉月、コグマ、飯田沙耶、向後桃、クイーンズクエストのレディ・Cと天咲光由、大江戸隊の琉悪夏、ゴッズアイのMIRAI、そしてフリー参戦7Uppの水森由菜が参戦。サバイバルに成功するのは、誰か?

 飯田vs向後で試合開始。飯田が筋肉ポーズを披露してから向後とのロープワークに臨む。飯田はアームホイップを拒否して向後を片手で引き起こす。3人目はレディ・C。飯田が向後に逆水平連打、ジャンピングチョップ。レディがまとめてネックブリーカー、飯田にジャイアントスイング。4人目は琉悪夏。レディが飯田にコブラツイスト。向後がコブラツイストにいくが飯田がエスケープ。すると向後がまとめて619。飯田の突進をレディが止めてチョークスラム。5人目は水森。琉悪夏がレディと向後にラリアット、冷凍庫爆弾を飯田に投下し3カウントを奪う。向後とレディが水森をロープに振るがショルダータックルを食らう。6人目は葉月。レディが水森をつかまえ向後がドロップキック。レディが水森にジャイアントスイング。7人目にコグマ。葉月がまとめてセントーン、琉悪夏とレディに顔面ウォッシュ。葉月がレディを葉・月ストラルで丸め込むと3カウントが入った。8人目がMIRAI。向後のマヒストラルを切り返し水森が丸め込み退場させる。9人目が天咲。MIRAIが琉悪夏とショルダータックルのぶつけ合い。MIRAIが丸め込むと琉悪夏が3カウントを奪われる。10人目はAZM。天咲が水森に側転串刺しエルボー。水森がMIRAIにラリアット。2発目を止めたMIRAIがバックフリップ。天咲がMIRAIをカバーも水森がカットし逆片エビ。11人目に予定外のスーパーストロングスターダムマシン。AZMが水森とMIRAIをエプロンへ送り出す。MIRAIと水森がエプロンでやり合う。MIRAIが腕十字を決めるが水森がこらえる。水森がMIRAIの手を上げるとコグマと葉月に落とされる。コグマと葉月も落とされて失格。AZMと天咲がマシンに背後からドロップキック。マシンが天咲をボディースラムで叩きつけコーナーからダイビングヘッドバット。しかしAZMがカット成功。AZMがコーナーに駆け上がるとマシンが落としにかかる。マシンが天咲の背後からラリアット、魔神風車固めで天咲を退場させる。AZMとマシンがエプロンでエルボーの打ち合い。AZMがマシンをエプロンでブレーンバスター狙い。AZMがリングに戻るがマシンが突進をキャッチしエプロンへ。AZMがロープ越しにハイキック。スワンダイブを狙ったところをマシンが突き落として勝利を飾った。

◆6人タッグマッチ 15分1本勝負
マライヤ・メイ

11分1秒
グラマラスドライバーMINA→片エビ固め

吏南
ザイヤ・ブルックサイド 鹿島沙希●
○白川未奈 刀羅ナツコ

 トライアングルダービーにエントリーの“クラブビーナス”白川未奈&ザイヤ・ブルックサイド&マライア・メイ組が、大江戸隊の刀羅ナツコ&鹿島沙希&吏南組と激突。本来ならば公式戦が予定されていたが、渡辺桃の欠場によりカードが変更。リーグ戦では1勝1敗の白川組とナツコ&鹿島にとっては、きたるべき公式戦に向けての前哨戦ともなる。

 白川が安藤リングのマイクを奪い自軍をコール。試合はマライアと吏南の先発でスタート。マライアがコーナーに追い込み吏南の頭をなでて挑発。白川が乱入しダブルのドロップキック、ロープに追い込みザイヤがダブルニーアタック。白川が吏南に向けて突進しようとするがリング下から足を引かれる。吏南が白川にボディースラム。鹿島が白川を押さえ込み口を攻撃。自軍コーナーに追い込むと白川の顔面を踏みつける。ナツコが白川にヘアーホイップ、顔面ウォッシュ。ナツコは「アゴ破壊してやるよ」と殴りかかる。大江戸隊が自軍コーナーで白川を攻撃。吏南が白川をクソババア扱いし顔面を蹴飛ばす。白川は「なめんな!」とネックブリーカー。ザイヤが吏南にコルバタ、ナツコとまとめてネックブリーカー。吏南がザイヤに大外刈りからドロップキック。ナツコのセントーンをザイヤがかわしエルボー連打。ザイヤがナツコにコルバタからモンキーフリップ。マライアがナツコに串刺しビッグブーツ、ミサイルキック。ナツコが返すと、エルボーの応酬。ナツコが顔面をかきむしりラリアット。マライアがかわしてビッグブーツ。ナツコが抱え上げバックフリップ。白川が鹿島に突進するが丸め込まれる。鹿島はコルバタからビッグブーツ。白川が返すと、鹿島はダブルアームの構え。白川が切り返しザイヤがコードブレイカー、白川がドロップキック。白川は足4の字を狙うが鹿島が切り返し丸め込み。白川がさらに切り返し足4の字固め。しかしナツコがセントーンでカット。大江戸隊が白川に次々と串刺し攻撃。ナツコが担ぎ上げて鹿島がダイビングフットスタンプ。ナツコが白川に突進。白川がかわすとマライアがエプロンでキャッチ。白川が鹿島に裏拳も2カウント。白川は鹿島にグラマラスドライバー狙い。鹿島が切り返し丸め込むが2カウント。マライアが鹿島を持ち上げザイヤと白川がネックブリーカーで合体。白川は鹿島を引き起こしグラマラスドライバーMINAを決める。3カウントが入り白川が鹿島を破った。

◆TRIANGLE DERBYⅠ公式リーグ戦 15分1本勝負
○桜井まい

9分5秒
ダイビング・ローリング・ギロチンドロップ→片エビ固め

櫻井裕子
テクラ 網倉理奈
ジュリア<2点> 月山和香●<0点>

 開幕戦黒星スタートのジュリア&桜井まい&テクラ組と、こちらも黒星発進の月山和香&網倉理奈&櫻井裕子組と公式戦。どちらが先に初勝利を挙げるかが焦点となるが、月山が未勝利だけにジュリア組は確実に2点をゲットすることが求められる。1・6後楽園では3WAYによる6人タッグマッチがおこなわれ、ジュリアが櫻井を仕留めた。また、同大会に引き続き、元は同じ団体に所属していた桜井まいと櫻井裕子のサクライ対決も再び実現する。

 月山組が握手を求めるとあまりの勢いにジュリア組が後ずさり。すると月山組がまとめて襲い掛かり試合開始。櫻井がジュリアをボディースラムで叩きつけ3人でのワープレスはジュリアがかわすと櫻井がエルボー連打。テクラが割って入りぶら下がり式首4の字。ジュリア組が櫻井をまとめて攻撃。テクラが櫻井にニーの連打、腹部へのパンチ、エルボースマッシュ。櫻井が返すと、テクラへ「させるか!」とドロップキック。網倉がテクラにショルダータックル。ブレーンバスター狙いは桜井がカットしテクラと合体。しかし網倉が桜井にラリアット、かわしたテクラにボディースラム。網倉はテクラをカナディアン。テクラが切り返しショルダータックル。桜井が網倉にミサイルキック。網倉は桜井の突進を止めてパワースラム、コーナーに上がると月山がタッチを求める。桜井が上がろうとするが網倉が阻止してマットに叩きつける。替わった月山がクロスボディーアタック、ヒップバット連打。桜井が返すと、月山が桜井をかいくぐりドロップキック、ミサイルキック。桜井がスタンディングギロチンも月山が返す。桜井の突進を櫻井が止めてブレーンバスター。網倉が桜井をコーナーに乗せて月山組が次々と串刺し攻撃。網倉が2人を背負ってまとめてボディープレス。月山が極楽ドンを決めるがカットされる。月山が突進するとテクラがカットし桜井がフィッシャーマン。ジュリアとテクラがDDTの競演。桜井が月山を持ち上げるがオースイスープレックスで切り返される。桜井が返してシャイニングバスター。月山が返すと、桜井はボディースラムからローリングギロチンドロップ。3カウントが入り桜井が月山を破った。

 

試合後コメント

ジュリア「お疲れさん、おめでとう」

桜井「バリバリボンバーズ、リーグ戦2点獲得しました」

ジュリア「やっと2点、よかった。よかったじゃん、最後の。練習したかいがあったね」

桜井「バリバリ決めてやりました」

ジュリア「…終わりか(笑)」

テクラ「終わりか、もう。よかった。おめでとう」

桜井「練習付き合ってくれてありがとう」

ジュリア「よかった、よかった。まあそういう感じでね、今日は月山から。ま月山ね、まだまだ初勝利が遠そうだな、お前。大丈夫か、高橋奈七永とパッション注入やって、翌日私と3分間やって。本当に大丈夫かな。心、折れんなよ、絶対。まあ私は3分10人掛け決まりました。相手も今日発表されました。鈴季すずとの防衛戦も決まってます。いやー、なんだか楽しくなってきました。バリバリいっちゃいましょうか、これからも」

◆TRIANGLE DERBYⅠ公式リーグ戦 15分1本勝負
柊くるみ

13分25秒
ジャーマンスープレックスホールド

SAKI
○鈴季すず なつぽい●
世羅りさ<4点> 中野たむ<0点>

 中野たむ&なつぽい&SAKIのコズミックエンジェルズと世羅りさ&鈴季すず&柊くるみのプロミネンスがトライアングルダービーの公式戦でぶつかる。世羅組は1229両国で大江戸隊を破りアーティスト・オブ・スターダム王座を奪取、リーグ戦にはチャンピオンとして乗り込んできた。すでに1勝を挙げており、王者として連勝を狙う。対する中野組は中野&なつぽいが両国でゴッデス・オブ・スターダム王座から転落、開幕戦でも敗れリーグ戦は黒星発進を強いられてしまった。しかも1・6後楽園では中野が体調不良により緊急欠場、今大会や翌日1・9安城での地元凱旋興行の参戦が心配されたがなんとか間に合った模様。初の凱旋興行に弾みをつけるためにも、なんとしてもリーグ戦初白星を挙げたいが…。

 なつぽいが先発に名乗りを挙げてくるみと対峙。ロックアップで組み合いくるみがロープへ。なつぽいが反転しロープに振ろうとするがくるみが拒否。なつぽいのクロスボディーをくるみは身体で跳ね除ける。中野が入るがくるみはメルティアをまとめてショルダータックル。くるみはなつぽいに高々とボディースラム、フットスタンプ。世羅がなつぽいに逆エビ固めからカンパーナで揺さぶりをかける。鈴季がなつぽいにサッカーボールキック。くるみがなつぽいの顔面を踏みつけていくと全身で串刺しボディーアタック。なつぽいがくるみをかいくぐりアームホイップからドロップキック。中野がくるみをかわして突進もショルダータックルを食らう。中野はくるみと鈴季をまとめてDDT、くるみに側転ダブルニードロップ。中野のエルボーで崩れ落ちたくるみだが突進をとらえてパワースラム。世羅が中野に串刺しエルボー。中野がエルボーにいくと世羅も応戦。エルボーの応酬から世羅がサイドバスター、スプラッシュ式ニードロップ。世羅の突進をSAKIが止めて中野をアシスト。替わったSAKIが世羅をコーナーに乗せてニードロップ。くるみがSAKIを持ち上げて前方に落とすと、世羅が逆エビ固め。プロミネンスがSAKIに次々と串刺し攻撃。SAKIが世羅にブレ―バスター。なつぽいが鈴季にドロップキック連打、ダイビングボディーアタックを鈴季がかわして後方からニーアタック連打。鈴季の突進を中野がカットしなつぽいとネックブリーカーとトラースキックで競演。なつぽいが鈴季に低空ドロップキック、場外へプランチャもキャッチされる、しかし中野がダイブで続く。10分経過。SAKIが鈴季を持ち上げなつぽいのダイビングボディーアタックと合体、中野がバイオレットシューティング、なつぽいが丸め込み。中野とSAKIがトラースキック、なつぽいが鈴季へフェアリアルギフトもかわされる、鈴季がジャーマン、なつぽいもポイ捨てジャーマン、なつぽいがバックキックで蹴り上げるが鈴季がエルボーで両者ダウン。残り3分。鈴季がなつぽいにジャーマン狙い、なつぽいが叩きつけるがギリギリで返される。なつぽいがバックを取るとくるみがカットし世羅と鈴季が担いで叩きつける。中野とSAKIが合体もくるみがまとめてラリアット。鈴季がなつぽいをテキーラショットで叩きつけるが3カウントには届かず。ならばと鈴季がジャーマンを決めると3カウント。プロミネンスがコズミックエンジェルズを破った。

 

世羅組のコメント

鈴季「トライアングルダービー、2勝ですよ、2勝。順調ですねえ。なつぽいには5★STARで負けた借りがあったんで、しっかりガッチリ返してやりました。ありがとうございます。イエイ! この調子で残りの試合もプロミネンス全勝でやりましょう」

世羅「やりましょう、全勝。いけそうだね」

鈴季「いけるよ!」

◆新春お年玉スペシャルタッグマッチ 30分1本勝負
朱里

30分00秒
時間切れ引き分け

舞華
岩谷麻優 林下詩美

 新春お年玉スペシャルタッグマッチとして、ユニットを超越したカードが組まれた。ゴッズアイの朱里とSTARSの岩谷麻優、クイーンズクエストの林下詩美とドンナ・デル・モンドの舞華がタッグを組むことになったのだ。朱里、岩谷、詩美は元ワールド・オブ・スターダム王者でもあり、岩谷を破って赤いベルトの王者になるために入団した朱里、また、詩美と舞華のライバル関係さえも超越した越境タッグとなる。

 朱里が歩を進め、岩谷と握手をかわしてからパートナーを制して舞華と対峙。グラウンドの攻防でスタートし、続いて岩谷と詩美が対戦、岩谷がロープワークに誘いドロップキックも詩美がショルダータックル、詩美が高々とボディースラム。舞華が詩美と合体し、詩美が舞華を振って串刺しラリアットを連発させる。舞華も詩美を振って串刺しラリアットを引き出すとダブルのブレーンバスター。詩美が舞華を抱えて岩谷の上にボディースラム。舞華が岩谷をボディースラム。朱里を岩谷の上に叩きつける。詩美が岩谷の後方からドロップキック、キャメルクラッチ。朱里が舞華にサッカーボールキック連打、串刺しニーアタック。朱里がタッチをしようとすると岩谷が不在。しかし岩谷が戻ってきて「まだいける」とタッチをかわす。岩谷と朱里が串刺し攻撃、岩谷が舞華を蹴り上げるが2カウント。タッチされた朱里が「早!」と戸惑いながらもリングイン。舞華が向かってくると朱里はエルボー連打を受けて立つ。10分経過。岩谷がボディースラムの体勢も舞華がこらえる。岩谷はバックキックからボディースラムで叩きつける。舞華が返すと、朱里はチョップの連打。舞華が後方に岩谷を投げ捨てる。詩美が岩谷にショルダータックル。カットに入った朱里を担いでコーナーに追い込むと2人まとめて串刺しドロップキック、岩谷にブロックバスター。岩谷がカウンターのトラースキック、スリングブレイド。朱里が詩美にワキ固め、ぶら下がり腕十字。朱里がコーナーに上がると詩美がデッドリードライブ、ミサイルキック。エルボーの打ち合いから詩美がサイドバスター。15分経過。詩美が朱里へコウモリ吊り落とし。舞華が朱里へショルダータックル、ロックボトム、スリーパー。切り返した朱里が腕を取る。岩谷が詩美のカットを止めてパロ・スペシャル。朱里と舞華がエルボーの打ち合い。詩美と舞華が合体しダブルのエルボードロップ。朱里が返すと舞華はブレーンバスターの構え。朱里がこらえてネックロック。舞華がそのまま持ち上げブレーンバスターを決める。朱里がミドルキック連打からダッシュするがパワースラムで叩きつけられる。しかし朱里がジャーマンでお返し。舞華のラリアットを迎撃するが、舞華がもう一度トライしラリアットを決める。20分経過。岩谷が舞華へミサイルキック。舞華が返すと、岩谷はフィニッシュを宣言しフルネルソンの構え。舞華が切り返すが岩谷がジャーマン、トラースキック。舞華が返すと、岩谷はコーナーへ、詩美が止めて舞華が雪崩式ブレーンバスター。岩谷が返すと舞華はスリーパー。背後から朱里がカット、詩美が朱里へジャーマン。詩美は倒れる舞華を引っ張りタッチしてリングインすると、岩谷にラリアット。岩谷が返すと詩美はアルゼンチン、岩谷が切り返し突進するが詩美がキャッチしコーナーに叩きつける。詩美は串刺しエルボーアタックからドロップキック。岩谷が返すと、詩美がジャーマンの構え。岩谷がこらえてロープに逃げる。詩美の突進を朱里がカットし岩谷との合体を呼び掛ける。岩谷が立ち上がり朱里と合体を試みるが舞華がカット。しかし朱里と岩谷がコルバタの競演からスライディングでも競演。残り5分。岩谷が場外の舞華へトペ、朱里がエプロンの詩美にギロチンドロップ。さらに朱里が詩美にスタンディングギロチン、岩谷がフロッグスプラッシュ。詩美が返すと、朱里と岩谷がトラースキックの競演。しかし舞華がカットに成功。残り3分。岩谷と詩美のエルボーが交錯。詩美がエルボーからラリアット。岩谷が返すと、詩美はアルゼンチンから旋回して叩きつける。詩美はハイジャックボムを狙うが岩谷が切り返し丸め込む。返した詩美に岩谷はトラースキック。岩谷はドラゴンを決めるが舞華のカットが間に合う。残り1分。岩谷がムーンサルトプレスも詩美がかわしハイジャックボム。しかし朱里がカット成功。残り10秒。詩美が岩谷を引き起こそうとしたところでタイムアップのゴングが打ち鳴らされた。

岩谷「名古屋のみなさん、こんばんは! ねねねね、ねねねね。知ってる?知ってる?知ってる? あのね、今日はみんな敵同士、マイクは早いもん勝ちでしょ!? 奪ったもんが勝手にしゃべっちゃうよ。早い者勝ちだもん、ねえ! 名古屋のみなさん、そしてPPVのみなさん岩谷麻優の『こんばんは』が聞きたかったよね。改めまして名古屋のみなさん、こんばんはーーー! ありがとうございます。今日、本当はランブルで第1試合で試合やる予定だったんですけども、急きょカード変更。そして、急きょこのお正月新春タッグ、みなさんどうでしたか? まぁ、こんなにいい機会ないから、よかった闘えて。そして…そして? まあ24日名古屋か大阪でビッグマッチありますよね? 大阪ね。知ってるよ、それくらい。大阪で24日ビッグマッチがありますよね。そのときに自分1個思いついちゃったんですよ。新しいルール。気になりますよね? それをいま発表しちゃうよ。その名も、浪花ルーレットーーー! ワーーーッ! ね、メチャクチャ温かい反応。みんな見たかったよね。浪花ルーレット。まぁ、このルール、ちょっとバカなりに考えてきたので温かく聞いてもらってもいいですか。まず、浪花ルーレット、ルーレットで対戦相手を決定。そして、ルーレットで対戦、当たった同士が対戦して勝ち残り戦にして、勝ち残りのルーレットかリーグ戦みたいにして、そしてその優勝者、好きなタイトルマッチ挑戦権限を得られる。どうですか!? わかってる? わかってる? キミたちもバカなりに理解してくれたよね?」

朱里「えっ、わかった? わかりました? 本当にわかりました? ちょっと自分…わかった?」

岩谷「違うよ、いまわからなくても、あとで公式のTwitter見てくれればわかるから。まとめてくれるでしょ、そのへん。ほら、会社がうんうんって言ってるからそれでいいんだよ」

朱里「なるほどね。浪花ルーレット…」

岩谷「そう浪花だよ」

朱里「岩谷麻優は浪花ルーレットがやりたい、そういうことだね」

岩谷「だから言ってるじゃん、さっきから」

朱里「ごめん、言ってた。でも、私は24日ね、大阪大会小波と組んで試合がしたいんですよ。浪花ルーレット、やりたかったんですが、私は小波と組んで試合をしたい。そしてゴッズアイvsクイーンズクエストで試合したいなと思ってるんですが、どうですか?」

岩谷「いや、いま提案したばっかじゃん…」

詩美「(マイクを奪う)いいこと言うじゃん。私はなんとかルーレット興味ないからさ。どうせ岩谷が考えたんだからよくわからない。それにはまったく興味ない。それよりもぜんぜんゴッズアイの朱里、そして小波…メッチャいいじゃん。久しぶりに小波と私も試合がしたい。ぜひやりましょう、それ」

朱里「お願いします(詩美と握手)。まあまあ、舞華は浪花ルーレットやるかもしれないけど、ウチらは」

舞華「舞ひめ、24日ゴッデスあるから岩谷、すまんな。できないわ」

朱里「まあまあまあ、それぞれね、やりたいことやりましょう。みなさんそれでいいですよね!? じゃあ新春お年玉タッグありがとうございました。メインまだありますのでね、目に焼き付けてください。ありがとうございました!」

 

詩美&舞華のコメント

詩美「なんだっけ、新春お年玉スペシャルマッチだっけ?この全員が違うユニットでわけわかんないタッグの試合だったけど、まあファンの人からしたら待望のタッグだったんじゃないかな。柔道つながり。で、舞華はどうせ私のこと好きだし。みんなが待ってたタッグ。まあめんどくさかったけど、大変だったけど、楽しいは楽しかった」

舞華「なかなかこういう機会がないから、私も本当に楽しかったし、勝ったら私、お年玉詩美にあげようと思ったんだけど、おまえツイッター見たよな?裏切ったら厳しい罰ゲーム。みんな見たよね、ツイッターね。お年玉はなし。代わりにおまえ裏切ったから罰ゲームやれよ」

詩美「お年玉くれないの?」

舞華「いやいや、勝ったらお年玉。裏切ったら罰ゲームだから。おまえ全部ダメじゃん」

詩美「勝ちみたいなもんじゃないの?」

舞華「勝ちじゃねーだろ、どう考えたって」

詩美「こんぐらい分厚いお年玉ちょうだいよ」

舞華「用意できるけど、なし。勝ったらの条件だから。罰ゲーム。詩美に一発芸やってもらおうかな」

詩美「やだ」

舞華「じゃあみなさん。3、2、1、どうぞ」

詩美「(舞華に張り手)オマエとのタッグもうねーし、そんなのやらされる意味わかんねーし。そんなにやりたいならいまオマエがやればいいじゃん」

舞華「オマエが裏切ったからだろ!」

 

岩谷&朱里組のコメント

岩谷「今日は初めてのタッグ?」

朱里「初だね」

岩谷「初めてですよ、たぶん」

朱里「ヤバ」

岩谷「ねえ何、その感想?」

朱里「(笑)でも、急きょこんないっぱい欠場者が出ない限り組むことってなかったから。うちはメッチャうれしかったかな」

岩谷「でも普通に楽しかったですね」

朱里「楽しかった」

岩谷「でも30分ドローで。どうなんですか、連係は」

朱里「連係は…どうだったんだろうね」

岩谷「でも、初めてな割にうまくいったんじゃないですか?っていうかこき使いすぎ。人のことなんだと思ってるんですか、マジで」

朱里「いや、大丈夫でしょ。ゾンビなんだから」

岩谷「大丈夫、だいじょうばないで言ったらだいじょうばないんですけど、なにわルーレット」

朱里「何それ?全然わからなかった」

岩谷「理解力がないんですね。頭打ちすぎですよ」

朱里「いやいやいや…(笑)。浪速ルーレットね。浪速ルーレットをやる。私は2・4小波と組んでゴッズアイ対クイーンズクエストやるので、浪速ルーレット頑張ってもらって。こっちはこっちで2・4しっかりと見せるので。また組むことが…ないか?」

岩谷「なさそう」

朱里「なさそうだね。またキッチリ闘っていきますんで」

岩谷「とりあえず今日はありがとうございました。またいつか会う日まで」

朱里「さようなら」

岩谷「はーい」

◆ワンダー・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負
<王者>

18分16秒
ファイヤーバードスプラッシュ→片エビ固め

<挑戦者>
上谷沙弥 壮麗亜美

※16代王者の上谷沙弥が13度目の防衛に成功

 スターライト・キッドの欠場により、AZMとのハイスピード王座戦がなくなった名古屋大会、メインは上谷沙弥のワンダー・オブ・スターダム王座にフューチャー・オブ・スターダム王者の壮麗亜美が初めて挑むタイトルマッチだ。1229両国でディアナの梅咲遥を退けた上谷は次期挑戦者に壮麗を指名。壮麗にはNEW BLOOD7で桜井まいを迎え撃つフューチャー戦が控えており、フューチャーと白の2冠王者としてNEW BLOODのリングに立ちたいところ。迎え撃つ上谷は1年以上ベルトを守り抜いており、壮麗を退ければ渡辺桃が樹立した最多防衛記録13に並ぶ。どちらにとっても重要な一戦。最後に勝ち名乗りを受け、白いベルトを腰に巻くのは?

 ロックアップで組み合い、力比べ。壮麗が押し込み、チョップと見せかけてブレイク。壮麗が向かっていくと上谷がバックを取りグラウンドへ。上谷がネックロックにいくが壮麗もネックロックで立ち上がる。上谷がヘッドロックで切り返すと壮麗がロープに振る。上谷は側転でかく乱しドロップキックもショルダータックルを連続で食らう。壮麗はボディースラムで叩きつけ、上谷を場外に送り出す。壮麗はエプロンにボディースラムで背中を叩きつけるとリングに戻す。壮麗はカバーを返されると逆エビ狙い。上谷がロープに逃れると壮麗はボディースラムの4連発から逆エビ固め。上谷がエスケープすると、壮麗が背中にストンピング、コーナーに追い込み逆水平の乱れ打ち。上谷が「こいよ!」と絶叫、壮麗が逆水平をもう一発。上谷がエルボーにいくが壮麗もやり返す。エルボーの打ち合いから壮麗が打ち勝つ。壮麗は上谷を引き起こしコーナーに振ると突進。上谷はカウンターでドロップキック、串刺しニーアタックからドロップキック、首4の字固め。壮麗がエスケープすると、上谷が二段蹴りでリング下に落とす。上谷はスワンダイブ式プランチャで場外へ。リングに戻すと、ロープ越しでボディープレス。スープレックス狙いを壮麗が切り返しダブルチョップ、上谷がニー、壮麗がラリアット。両者ダウン状態から壮麗が串刺しラリアット連打、アルゼンチンからカミカゼへ。10分経過。上谷が返すと、壮麗が雷の如く狙いか担ぎ上げる。上谷が切り返しニールキック。上谷がフィッシャーマンも2カウント。上谷が絶叫しスタークラッシャー狙い、壮麗がこらえると上谷がスピンキック、コーナーからファイアーバード。壮麗がかわしラリアット、上谷のフランケンを受け止め逆エビ固めでギブアップを迫る。上谷がエスケープしかけるも壮麗が引っ張り中央へ。壮麗は逆片エビ固めで絞り上げる。上谷がなんとかエスケープに成功。壮麗は上谷を担ぐ。上谷が切り返しスピンキックもかわされる。しかし丸め込みへ移行。返した壮麗がラリアット、サイドに叩きつけると、ブルーサンダー。15分経過、上谷が返すと、壮麗は雷の如く狙い。丸め込んだ上谷だが2カウント。上谷は二段蹴りの連打から仁王立ち。壮麗が這い上がり向かっていくと足蹴りからフィニッシュを宣言しスタークラッシャー狙い。壮麗がブレーンバスターで切り返しもう一発旋回式で決める。しかし上谷の肩が上がる。壮麗は「決めるぞ!」と絶叫し担ぎ上げて雷の如くの構え、上谷が切り返し丸め込む。上谷は滞空時間の長いスタークラッシャー。返した壮麗をコーナー際に寝かせて上谷がファイアーバード。3カウントが入り上谷の防衛となった。試合後、両者が握手。

上谷「13度目の防衛に成功しました! これで最多防衛記録と並ぶタイ記録になります。やっとここまで来ました。14度目の防衛戦、闘いたい相手がいます。見てるか? 渡辺桃! オマエ私に最多防衛記録抜かれたくないんじゃないの? 私の大きな壁になってください! このワンダー・オブ・スターダムのベルトに私が伝説を刻みます! 最後私が締めさせていただいてもよろしいでしょうか? 誰が何と言おうと私がスターダムだー!」

壮麗のコメント

「白いベルト、まだまだ遠かった。でも、今日白いベルトに挑戦して、私は白いベルトがもっともっとほしくなった! 必ず白いベルトを巻くまで私はあきらめません。私がスターダムの未来を牽引していきます」

上谷のコメント

13度目の防衛に成功しました。壮麗亜美、大きな体で最大級にぶつかってきてくれてスターダムの未来を担う画が浮かびました。いつか近い将来、この白いベルトを必ず巻いてほしいなと思っています。そして14度目の防衛戦、13度目が最多防衛記録に並んで次が最多記録へのカギとなる試合となってくるんですけど、おい渡辺桃、見てるか? 私は、アンタを倒して必ず最多防衛記録を塗り替えて見せる。闘いたい理由たくさんあるんですけれども、まず私のデビュー戦の相手、そしてクイーンズクエストの元リーダー、そして今(最多防衛記録に)並んでるということで、私はアンタを絶対にぶっ潰してワンダー・オブ・スターダムの歴史に伝説を残してみせます」

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