2023/11/06 試合結果

2023年11月5日 『第13回GODDESSES OF STARDOMタッグリーグ牛久大会』

『第13回GODDESSES OF STARDOMタッグリーグ牛久大会
11月5日(日)牛久運動公園体育館(観衆334人=満員)

試合結果

◆タッグマッチ 15分1本勝負
○安納サオリ

11分7秒
ジャーマンスープレックスホールド

葉月
水森由菜 飯田沙耶●

◆5WAYバトル 15分1本勝負
AZM

8分35秒
あずみ寿司

HANAKO

※もう三人は妃南、琉悪夏、吏南

◆6人タッグマッチ 15分1本勝負
○メーガン・ベーン

9分15秒
F5→片エビ固め

鹿島沙希●
桜井まい MIRAI
舞華 朱里

◆レッドゴッデス公式リーグ戦 15分1本勝負
○テクラ

10分26秒
ダイビングボディプレス→片エビ固め

月山和香●
ジュリア【4点】 白川未奈【2点】

◆ブルーゴッデス公式リーグ戦 15分1本勝負
○壮麗亜美

11分11秒
雷の如く→片エビ固め

羽南●
レディ・C【2点】 岩谷麻優【8点】

◆レッドゴッデス公式リーグ戦 15分1本勝負
○渡辺桃

11分46秒
テキーラサンライズ

星来芽依●
刀羅ナツコ【6点】 鈴季すず【7点】

試合詳細レポート

◆タッグマッチ 15分1本勝負
○安納サオリ

11分7秒
ジャーマンスープレックスホールド

葉月
水森由菜 飯田沙耶●

 葉月&飯田沙耶組のSTARSとコズミックエンジェルズの安納サオリ&水森由菜組がタッグで対戦。中野たむ、なつぽいを負傷で欠くコズエンには正念場の3連戦でもある。対するSTARSでは飯田が前日のタッグリーグ戦で刀羅ナツコをピンフォールし連敗ストップ、初勝利を挙げた。その勢いをそのまま持ち込むか。

 飯田と水森の先発でゴング。ロックアップでの力比べで始まり、ショルダーをぶつけ合う。飯田が「テメエがいけ」と指令すると水森はスクワットを繰り返してからぶつかっていく。水森が「オマエがいけ」と指示をしてショルダーをぶつけ合う。飯田がロープに振られ水森がフライングショルダータックル。安納と水森が次々と飯田に串刺し攻撃、安納が鎌固めで締め上げる。そこに水森がラリアット。水森と飯田がエルボーの打ち合い。飯田がショルダータックルで水森を吹っ飛ばし葉月に託す。葉月は控えの安納を落とし、相手コーナーから水森にミサイルキック。水森のラリアットに葉月はコルバタ。葉月と飯田が顔面ウォッシュで競演。葉月が水森にフルネルソンバスター、水森がすぐにセントーンを見舞い安納にタッチ。安納が葉月にドロップキック。安納と葉月がビッグブーツの応酬。葉月が先を読んでエルボー。安納も先を読んでやり返すが、葉月のフェースロックにつかまってしまう。安納がエスケープすると、葉月がDDT。飯田がドロップキックからボディースラム、バックエルボー、エルボードロップでたたみかける。安納が返すと、飯田がブレーンバスター狙い。安納がこらえると飯田が逆水平を乱打。しのいだ安納がチョップをやり返すがジャンピングチョップを食らう。飯田と葉月が合体しフェースクラッシャー。さらに飯田が飯田ロケットを発射。しかし水森のカットが間に合う。飯田の突進を水森がカットし安納がビッグブーツ。安納が飯田にミサイルキック、フィッシャーマンバスター、変型鎌固め、極楽固め。こらえきった飯田に安納はフィニッシュを宣言しバックを取る。飯田がかわして葉月がビッグブーツ、飯田が飯田橋。返した安納がバックを取るも飯田がラリアット。飯田はもう一発狙うが安納がかわしてジャーマン。安納がタンタンドルを狙うと飯田がかわす。水森がラリアットを打ち込み安納がジャーマンを放つと3カウントが入った。

◆5WAYバトル 15分1本勝負
AZM

8分35秒
あずみ寿司

HANAKO

※もう三人は妃南、琉悪夏、吏南

 AZM&妃南&天咲光由組vs琉悪夏&吏南&HANAKO組の6人タッグマッチが組まれていたが、天咲が体調不良により急きょ欠場。AZM、妃南、琉悪夏、吏南、HANAKOが一度に闘う5WAYマッチに変更された。大阪でフューチャー・オブ・スターダム王座をかけて闘う吏南とHANAKOには前哨戦となる。

 大江戸隊の吏南と琉悪夏、クイーンズクエストのAZMと妃南は同じコーナーに陣取りコールを受ける。吏南が「やってらんねえよ」とリングを下りる。琉悪夏もリングを下りる。試合が始まるとHANAKOがリング下の吏南を蹴飛ばしにいく。AZMと妃南がHANAKOを捕まえダブルのドロップキック。吏南と琉悪夏がリング下からAZMと妃南の足を引く。吏南がHANAKOもリング下に落として場外戦に。大江戸隊がQQをリングに戻し、HANAKOも捕まえると2対3の状況にしてロープに固定。吏南が妃南をコーナーに追い込み琉悪夏と合体。しかし妃南が次々と払い腰、勢いでAZMにも払い腰。吏南が妃南に串刺しダブルニーアタックからドロップキック。妃南が返すと、吏南にバックブリーカー。吏南が妃南に卍固めもAZMがカットに入る。ところが吏南はAZMも止めてみせる。HANAKOがビッグブーツでカットし大江戸隊を鉢合わせ。吏南を担いで琉悪夏にぶつけると串刺しボディーアタック。琉悪夏が返すと、HANAKOがブレーンバスターを狙う。そこにAZMがまとめてミサイルック、HANAKOに腕固め。HANAKOがエスケープすると、AZMのダッシュを琉悪夏が妨害。AZMが琉悪夏をかいくぐるが妃南がネックブリーカー。AZMと妃南が合体。しかし琉悪夏が切り返し吏南、琉悪夏が次々と串刺し攻撃。琉悪夏が妃南にクロスボディー、フィッシャーマン。AZMがカットすると、吏南とHANAKOがエルボーの応酬。HANAKOが豪快なボディースラムで叩きつけ、ブレーンバスター。カバーしたHANAKOにAZMがダイビングフットスタンプ。AZMはフィニッシュを宣言し突進もビッグブーツを食らう。AZMが飛びついてあずみ寿司で丸め込むと3カウントが入った。試合後、ベルトを持った吏南がAZMを背後から蹴飛ばしHANAKOにベルトを見せつける。AZMと吏南は小競り合い。

◆6人タッグマッチ 15分1本勝負
○メーガン・ベーン

9分15秒
F5→片エビ固め

鹿島沙希●
桜井まい MIRAI
舞華 朱里

 舞華&桜井まいのドンナ・デル・モンドにメーガン・ベーンが合体。タッグリーグ戦にエントリーしている舞華&メーガンのディバインキングダムとDDMの混成チームで何が生まれるか。対するは朱里&MIRAI&鹿島沙希のゴッズアイ。舞華&メーガンと朱里&鹿島は連日の対戦。前日の高崎ではタッグ3WAYでぶつかり、メーガンがパワーで圧倒。その再現なるか、それとも鹿島が起死回生の大逆転をやってのけるか。また、タッグリーグでチームを組むMIRAIと桜井にはリーグ戦限定のパートナー対決でもある。

 「私が行きます!」と桜井が名乗りを挙げると「じゃあ私が行きます」と鹿島がめずらしく立候補。すると桜井が鹿島を庶民呼ばわりしコーナーで首4の字固め。鹿島も掟破りで「この庶民が!」と蹴飛ばし、「ニセ札ばっかり作ってんじゃねえぞ」と挑発する。鹿島がコーナーのメーガンも挑発すると、ダッシュで朱里にタッチ。朱里は桜井に腕十字。桜井がエスケープすると、MIRAIが桜井を攻撃。舞華が「タッグパートナーだろ」とツッコみを入れると、MIRAIは「ごめん」と謝罪してから攻撃。桜井が貴婦人マネーをMIRAIにばらまいてパラダイスロックで捕獲。しかし鹿島がカットする。朱里と鹿島が合体も舞華に次々と投げられる。パラダイスロックの体勢のままのMIRAIに舞華は「助けてほしいと言いなさい」。MIRAIが助けを求めてパラダイスロックから逃れると、託された朱里がドロップキック、フェースクラッシャー、腕固め。舞華が朱里にパワースラム。場外ではMIRAIが桜井からのパラダイスロックで辱めを受ける。朱里が舞華にフロントネックロック。舞華が強引にブレーンバスター。朱里がDDT。託された鹿島が舞華にコルバタ。その勢いから舞華はメーガンにタッチ。鹿島が逃げるがコーナーには誰もいない。メーガンが抱えて前方に鹿島を叩きつける。片足でカバーすると朱里が救出。メーガンは鹿島のコルバタを止めてパワーボム狙い。朱里とMIRAIがカット成功。メーガンがMIRAI、舞華が朱里を担いでマットに叩きつけるとメーガンが鹿島を場外に投げ捨てる。メーガンは戻された鹿島にドロップキック、しかし鹿島の肩が上がる。鹿島が起死回生を狙うがメーガンが持ち上げる。ヒップドロップをかわした鹿島が丸め込み。すぐに返したメーガンが抱え上げてF5。鹿島が返せず3カウントが入った。

桜井「茨城(牛久)大会にお越しの庶民のみなさま、ごきげんよう! 今日は試合の開始時間が大幅に遅れたにも関わらずご来場いただいた庶民のみなさん。いえ、アナタたちは超超超スーパー庶民よ。今日は特別にわたくしがアナタたちに拍手をして差し上げますわ。ありがとう。そして舞華、メーガン、次のタッグリーグでアナタたち最強タッグと闘いますが。私のおパラダイスロックでイスにして差し上げますよ」

舞華とメーガンが詰め寄る。

桜井「それじゃ、ごめんあそばっせ!」

桜井はリングを下りて逃走。

木谷オーナーと原田社長が開始時間の遅れを謝罪

 11・5牛久大会の開始時間が予定されていた午後1時から午後3時30分に変更、前日に告知されたのを受けて、ブシロードファイトの木谷高明オーナーと原田克彦社長が観客の前で謝罪。木谷オーナーと原田社長はリングには上がらず、本部席横のリングサイドからあいさつをおこなった。

原田克彦社長「ブシロードの原田でございます。本日は大幅に開場時間、そして試合開始時間が遅れまして大変申し訳ございませんでした。原因としましては、会場側との確認ミス、我々の方の確認ミスという事態でございます。お客様には、そしてスターダムを応援してくださっているファンのみなさまには、本当に大変ご迷惑をおかけしました。以後このようなことがないように、チェック機能を働かせたような組織づくりをしていきたいと思っておりますので、みなさん、どうぞご了承していただければと思います。よろしくお願いいたします」

木谷高明オーナー「本当に今日ご来場のみなさま、2時間半遅れまして誠に申し訳ないです。2時間半というと、ここにいるみなさまの時間を全部足すと800時間以上になります。それだけの時間が無駄ではないかもしれませんがロスしてしまった。このこと我々本当に重く受け止めなければなりません。ブシロードグループはプロレスのみならずカードゲームの大会、ライブ、舞台、日本のみならず海外でも合計すると500を超える、もしかしたら1000近くやってるのではないかなという、大中小のイベントをやってます。そのなかで2時間半も遅れたことは1回もありません。機材トラブルとか、その他の都合で30分、1時間は2,3年にいっぺんくらいはあるかもしれませんが、基本はありません。ボクは開始時間が遅れるのが一番嫌いなんです! なぜかっていうと、イベントが開始する前の高揚感、高揚感が、さあ始まるぞという高揚感がそこで5分10分遅れてしまうだけでも拍子抜けてしまうんですよ。イベントは、イベント開始からがイベントではないです。ここに来るまで、ここに会場に来るまでもイベントであったり、この中で仮に2時間3時間イベントがあったとしても、そのあと家に帰るまでがイベントなんです。その高揚した、楽しかった、明日からまたがんばるぞ、選手の活躍に負けないようにオレもがんばるぞという、その高揚感がなくなってしまうんです! ずさんな運営で。今日は象徴的でありますんで、いままでグループ会社の社長にはなるたけ口を出さないようにというふうに思っております。もちろん、ちゃんとやってるグループ会社も、ほとんどがそうです。ただ、確かにプロレスというのは、確かに運営が非常に難しい部分はございます。ここにいらっしゃるみなさまにも言えないような難しい部分も実はあったりもします。だから世界で見てもそれほど大きな企業はないし、日本でそれほど大きな企業になってない。難しいことは確かに難しいんですよ。でも、難しいからと言ってそれに甘えてたら、いつまでたってもこのレベルでしかないんですよ。本当に腹立たしいです。心の中で涙を流してます。本当に恥ずかしい。本来的にはリング上からご挨拶しなきゃいけないのを恥ずかしくて、みなさまに恥ずかしくて、また命を削ってがんばってくれてる選手のみなさんにも恥ずかしくて、とてもボクはリングの上には上がれません! 2度とこのようなことがないよう誓いますから、みなさん見捨てないで応援してください、よろしくお願いいたします! お願いします! お願いします! 必ずスターダムを世界一の団体にします! よろしくお願いいたします! すいません。ちょっと湿っぽくなりましたが、このあとみなさん、楽しんでってください。ぜひ日ごろの仕事の疲れとかを癒したり、明日からのまた活力を持って帰宅していただきたいと思います。なにとぞよろしくお願いいたします。以上、挨拶させていただきました。ありがとうございました」

◆レッドゴッデス公式リーグ戦 15分1本勝負
○テクラ

10分26秒
ダイビングボディプレス→片エビ固め

月山和香●
ジュリア【4点】 白川未奈【2点】

 前日の高崎大会でようやく初白星を挙げたジュリア&テクラ組と、1勝3敗と負けが先行する白川未奈&月山和香組のタッグリーグ公式戦。今年の5★STAR GPでは白川がジュリアから初勝利を挙げており、この試合もどう転ぶか予測は困難。白川組が勝てばジュリア組の脱落が確定するが…。

 月山が先発に名乗りを挙げ、ジュリアと対峙。ロックアップで組み合い、ジュリアがロープに押し込む。もう一度ジュリアが押し込むと月山が反転してエルボー連打。ジュリアが反転して強烈な一発をぶち込む。月山がロープに振ると白川が加わりダブルのドロップキック。ジュリアが返すと、月山がボディースラムの構え。ジュリアが切り返して反対に叩きつける。ジュリアは月山を踏みつけてからテクラとタッチ。テクラはジュリアの足に月山の顔面を突きつける。ジュリアが月山にヘアーホイップ。ジュリアのダッシュに月山がカウンターでクロスボディー。白川がジュリアに串刺しエルボー、コルバタ式河津落とし。テクラが乱入するが白川がジュリアに延髄斬り、テクラにネックブリーカー。ジュリアが返すとDDTを切り返しドロップキック。テクラが白川にドロップキック。テクラが白川、ジュリアが月山に卍固め。テクラ「おっぱいさーん」白川「スパイダー」と言い合いエルボーの応酬。テクラがブリッジで突進をかわしスピアをぶち込む。白川のバックブローがヒットし、テクラがダウン。月山がテクラにドロップキック。月山がヒップアタック連打、コーナーからも放つがテクラが返す。月山の突進をテクラが止めてトラースキック。ジュリアが抱え上げテクラがネックブリーカー、エルボーの挟み撃ち。月山が返すとテクラがサブミッション。白川がカットしDDT、月山とダブルのネックブリーカー。返したテクラに月山が極楽ドン狙い。テクラがこらえるとテクラがカウンターでエルボー、白川がエルボーで援護し、月山が極楽ドン。しかしジュリアのカットが成功。月山がコーナーからの極楽ドンの構えに入るとジュリアがカット。テクラがコーナーに上がり雪崩式ブレーンバスター、反対コーナーからジュリアがミサイルキック、ファルコンアロー。テクラがダイビングボディープレスを決めると月山がフォールされた。

◆ブルーゴッデス公式リーグ戦 15分1本勝負
○壮麗亜美

11分11秒
雷の如く→片エビ固め

羽南●
レディ・C【2点】 岩谷麻優【8点】

 4勝1敗と絶好調の岩谷麻優&羽南組と、2連敗スタートの壮麗亜美&レディ・C組がタッグリーグ公式戦で激突。このカードは11・3富山でも組まれており、前哨戦となったこの試合では羽南がレディをフォールした。壮麗組は開幕戦黒星で、第2戦をレディに続き壮麗も欠場して不戦敗。公式戦では実質2戦目であり、このチームが力を発揮するのはこれからと考えた方がいい。順当に岩谷組が2点を挙げ、岩谷がIWGP女子王座防衛戦のためアメリカに旅立つか。それとも壮麗組がサプライズを起こし、リーグ戦を混戦状態にもっていくか。

 壮麗が名乗りを挙げると岩谷が「(タッグリーグ)最終(公式)戦なんで」と羽南を制して先発に出てくる。腕の取り合いから壮麗がヘッドロック。壮麗がショルダータックルで岩谷を吹っ飛ばすと羽南が乱入し合体攻撃。相手チームを分断し壮麗にダブルのドロップキックを見舞う。岩谷が壮麗にサッカーボールキック。壮麗が返すと、レディが乱入し逆水平の競演を2方向で見せる。さらにショルダータックルでも競演し、STARSを分断。壮麗が岩谷にブロックバスターホールド。レディが岩谷にビッグブーツからジャイアントスイング10回転。岩谷が串刺し攻撃をかわしレディにドロップキックも立ち上がれず。しかし羽南とのタッチが成立。羽南はレディの後方から体をぶつけ、ダイビングボディーアタック。レディが返すと羽南はダブルリスト狙い。レディがこらえ壮麗とダブルでマットに叩きつける。壮麗とレディがビッグブーツで挟み撃ち、レディが羽南にジャイアントバックブリーカー、脳天唐竹割り。羽南が返すと、レディはチョークスラムを狙う。羽南が切り返し丸め込むが2カウント。羽南のランニングエルボースマッシュをレディがかわしチョークスラム。バックブローをかわし羽南がエルボースマッシュ。壮麗が羽南にアルゼンチンバックブリーカー、コーナーに宙吊りにして串刺しボディーアタック、ラリアット。羽南が返すとカウンターでフォールアウェイスラム。羽南がフェイマサ―を狙うがレディがカットし壮麗がショルダータックル。壮麗とレディが羽南を担ぎ上げる。しかし岩谷がミサイルキックでカットし羽南がランニングエルボースマッシュ、岩谷とダブルのフェースクラッシャー、羽南がフェイマサ―。しかしレディのカットが間に合う。羽南はフィニッシュを宣言し壮麗にバックドロップ。壮麗が立ち上がると羽南がブロックバスターホールド。しかしレディのカットがまたもや成功。レディが岩谷を振るがコルバタ、ドロップキックを食らう。羽南が場外へプランチャもかわされて岩谷に誤爆。レディが羽南にバックブロー、壮麗とアトミックドロップで競演。レディのビッグブーツから壮麗がブレーンバスター。羽南が返すと、壮麗はフィニッシュを予告して雷の如くを狙う。羽南が切り返し丸め込むがレディがカット。10分経過。壮麗がラリアットも羽南がかわしエルボースマッシュ。壮麗がラリアット、羽南が突進すると壮麗が止めてブルーサンダー。返した羽南を引き起こし壮麗が雷の如くを決める。羽南が返せず壮麗が3カウントをゲットした。

壮麗「令和東京タワーズがアイコンタクトの連勝止めたぞ!」

レディ「まだ私たち優勝の可能性あるらシーよ」

壮麗「私たち優勝狙っていくので、まだまだお見逃シーなく!」

◆レッドゴッデス公式リーグ戦 15分1本勝負
○渡辺桃

11分46秒
テキーラサンライズ

星来芽依●
刀羅ナツコ【6点】 鈴季すず【7点】

 3勝0敗1引き分けでレッドスターズのトップをいく鈴季すず&星来芽依組と、前日の高崎大会で連勝がストップした刀羅ナツコ&渡辺桃組によるタッグリーグ公式戦。鈴季組が無敗を継続か、それともナツコ組が前日の黒星を帳消しにするか。鈴季組が勝利すれば、ナツコ組は脱落となるが…。

 星来と桃の先発で試合がスタート。バックの取り合いから桃がヘッドロック。星来がロープに振るが桃がショルダータックル。星来がスクっと立ち上がると桃が顔面をかきむしる。星来がリング下のナツコを蹴飛ばすと鈴季も桃を場外に送り出し場外戦。ナツコは星来を客席に投げ捨てる。桃が場外マットで鈴季にボディースラム。桃が星来をリングに戻して顔面を踏みつけるとミドルキックの連打。星来がエルボーも桃がミドル一発で倒してみせる。ナツコが星来にブレーンバスター、ボディープレス。コーナーに追い込むと串刺しラリアット。返した星来がナツコにクロスボディー。鈴季がナツコの背中にニーアタック、ドロップキック。桃がカットしナツコと合体。しかし鈴季が鉢合わせにしてスピアを決める。ナツコが鈴季にショルダータックルからセントーン。ナツコのヒップドロップを鈴季がかわすとテキーラショット狙い。ナツコがこらえるとカウンターのクロスボディー。星来が桃にブレーンバスターの構え。桃がこらえてエルボーの打ち合いに。桃がミドルで星来をダウンさせると、ブレーンバスター狙い。しかし星来が反対に叩きつける。桃が串刺し攻撃をかわしナツコがエルボースマッシュ、桃が裏投げ。桃がチキンウイングも星来がエスケープ。桃の突進をかわし星来がドロップキック、ネックブリーカー。流星龍の体勢にいくとナツコがカット。鈴季と星来がダブルのドロップキック、ソバットで挟み撃ち。星来のドロップキックが桃の顔面にヒット。鈴季が桃のバックを取る。星来のコードブレイカーが誤爆しナツコが星来に毒霧、桃がミドルキック、ナツコがデスバレー、桃が蒼魔刀。10分経過。桃が星来を担ぎ上げナツコがスパインバスター、桃がバズソーキック。しかし鈴季のカットが間に合う。桃は星来を引き起こしテキーラ狙い。星来が丸め込みから突進。ナツコがエプロンから毒霧噴射、桃が右ハイキック。星来が返すと桃がテキーラサンライズ。3カウントが入り、桃が星来をフォールした。

ナツコ「ああ、そうだな。昨日はよお、よく眠れたもんで。えへへ。いつも以上に、なんかやる気スイッチ入っちゃって、朝ごはん食べたし、昼ごはんも食べちゃったからねえ。時間が遅かったからさあ。ねえ、桃」

桃「なんでだろうねえ。まあそんなこと、私たちには知ったこっちゃねえんだよ。今日も見ただろ。私たちエクストララージ、最強すぎるんじゃないの。なあ。(鈴季が)5★STAR優勝してさあ、(星来が)ハイスピードのベルト巻いてこのざまだよ。アハハ。どうなってんだよ、このタッグリーグ、くそつまんねえじゃねえかよ。残り2戦。あのプロミネンスとかいうクソ地味なクソあまども」

ナツコ「地味か?」

桃「あと、一生足引っ張るタッグパートナー引き連れた白川未奈。おい、私たちが決勝に行くのがまるわかりじゃねえかよ。オメエらもつまんねえだろ、見てて。なあ。つまんないって。じゃあ、そういうことで私たちが優勝するところ、指くわえてみてろ、クソヤローども」

ナツコ&桃のコメント

桃「私たちの手にかかればこんなもんですよ、どのタッグだって。にしても、アイツ(星来)のドロップキックで目が、目が、痛くて痛くて、アイツ、ハロウィンのときから思ってたけどよ、絶対許さねえかんな、アイツ。いつかぶっ殺してやるよ、マジで」

ナツコ「まあでも、そのドロップキックだけアイツいいかもしれねえけど、ハイスピード取ったり(鈴季が)5★STAR GP優勝してるかもしれねえけど、一人ひとりの力はあると思う、正直。でもタッグってそんな簡単じゃねえんだよ。2人の力が合わさらないと。今日みたいな試合、アイツら絶対にできない。アイツらはまだ勢いだけで上がってきてるから、勝てるわけねえんだよ、ウチらに」

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