2023/01/14 試合結果

2023年1月14日 『TRIANGLE DERBY Ⅰ~OSAKA day1~』

『TRIANGLE DERBY Ⅰ~OSAKA day1~
1月14日(土)エディオンアリーナ大阪第二競技場観衆406人)

試合結果

◆タッグマッチ 15分1本勝負
○向後桃

8分51秒
ネクターピーチ

天咲光由
岩谷麻優 月山和香●

◆TRIANGLE DERBYⅠ公式リーグ戦 15分1本勝負
梅咲遥

9分12秒
冷凍庫爆弾→片エビ固め

レディ・C●
スターライト・キッド ひめか
○琉悪夏<2点> 舞華<2点>

◆TRIANGLE DERBYⅠ公式リーグ戦 15分1本勝負
○マライア・メイ

10分3秒
ツームストンパイルドライバー→エビ固め

葉月
ザイヤ・ブルックサイド コグマ
白川未奈<4点> 飯田沙耶●<2点>

◆TRIANGLE DERBYⅠ公式リーグ戦 15分1本勝負
水森由菜

13分21秒
冷蔵庫爆弾→片エビ固め

柊くるみ●
優宇 鈴季すず
○高橋奈七永<4点> 世羅りさ<4点>

◆TRIANGLE DERBYⅠ公式リーグ戦 15分1本勝負
渡辺桃

11分6秒
起死回生

上谷沙弥
○鹿島沙希 AZM●
刀羅ナツコ<4点> 林下詩美<1点>

◆TRIANGLE DERBYⅠ公式リーグ戦 15分1本勝負
壮麗亜美

13分47秒
ミラマーレ

桜井まい
○MIRAI テクラ
朱里<5点> ジュリア<2点>

◆TRIANGLE DERBYⅠ公式リーグ戦 15分1本勝負
SAKI

11分55秒
タイガースプレックスホールド

尾﨑妹加●
なつぽい ラム会長
○中野たむ<4点> 雪妃真矢<2点>

試合詳細レポート

◆タッグマッチ 15分1本勝負
○向後桃

8分51秒
ネクターピーチ

天咲光由
岩谷麻優 月山和香●

 STARSの岩谷麻優と向後桃組に、越境タッグの月山和香&天咲光由組が挑む。未勝利の月山は天咲との初タッグで初勝利をつかむことができるか。

 両軍握手をかわして天咲が岩谷の手を引っ張る。先発は岩谷と天咲。まずは天咲がドロップキックを連打し先制。岩谷がかわそうとすると天咲がエルボー連打から丸め込み。岩谷が返すと胸部を蹴り飛ばす。向後が入るといきなりダブルの攻撃を要請、ロープに振って連係でフットスタンプを決める。天咲が返すと向後がボディースラム。返された向後はキャメルクラッチにとらえて反り上げる。向後はボディースラムから押さえ込み、逆エビ固め。返した天咲がDDTを放ち月山に託す。月山は向後へクロスボディー、ヒップバット連打からパロ・スペシャル。しかし岩谷がカットに入る。4人が入り乱れ月山と天咲が次々と串刺し攻撃、ドロップキックの挟み撃ち。月山が向後へミサイルキック。向後のエルボーをかわし月山がパロ・スペシャルに入る。向後がエスケープすると月山がヒップアタックから極楽ドン。しかし岩谷がカットする。月山がコーナーから極楽ドンを狙うと再び岩谷がカットし向後が619,岩谷が抱えて向後がフェースクラッシャー。向後は619からスワンダイブ式ミサイルキック。しかし天咲のカットが間に合う。向後がフィニッシュを宣言しネクターピーチの構え。月山が切り返しオースイスープレックス。カットした岩谷に天咲がDDTもトラースキックを食らう。向後がクロスボディーアタックからトラースキック。しかし月山が返してみせる。向後は月山を引き起こしネクターピーチ。3カウントが入り、向後が月山をフォールした。

◆TRIANGLE DERBYⅠ公式リーグ戦 15分1本勝負
梅咲遥

9分12秒
冷凍庫爆弾→片エビ固め

レディ・C●
スターライト・キッド ひめか
○琉悪夏<2点> 舞華<2点>

 体調不良により1・6後楽園から1・9安城までの3大会を欠場したスターライト・キッドとひめかが復帰。ともに公式戦が延期されたが、今大会より合流する。キッド&梅咲遥&琉悪夏組は黒星、舞華&ひめか&レディ・C組は白星と対照的なスタートとなったが、リーグ戦はここからが本番と考えていいだろう。

 ひめかと琉悪夏の先発で試合開始。ロックアップでの力比べでスタートし、ひめかが押し込むと琉悪夏が反転してヘッドロック。ショルダータックルをぶつけ合い、ひめかが打ち勝つ。しかしコーナーに振られた琉悪夏がひめかをショルダータックルで吹っ飛ばす。レディが梅咲をコーナーに振るがネックブリーカーを食らう。レディが返すと、梅咲はブレーンバスターの構え。レディがこらえるとクロスボディーをキャッチしジャイアントスイングへ移行する。舞華とひめかが梅咲に次々と串刺し攻撃、ダブルのブレーンバスターを決める。梅咲が返すと、舞華にドロップキック。キッド組が連係で舞華を攻め込む。キッドは舞華にフィッシャーマンの体勢。舞華が切り返すがキッドが頭部をコーナーに当ててダイビングボディーアタック。しかし舞華がキャッチし後方に投げ捨てる。舞華はボディースラムでも叩きつけ、滞空時間の長いブレーンバスターも決める。舞華が炎華落としを狙うとキッドがかわして突進。しかし舞華がラリアット。キッドは2発目をかわしてDDT。レディが琉悪夏に逆水平連打。琉悪夏が腹部へパンチも、レディがコブラツイストで締め上げる。琉悪夏が逃れるとレディがビッグブーツ。返した琉悪夏を引き起こしレディがジャイアントバックブリーカー、しかしキッドがドロップキックでカット成功。舞華とひめかが琉悪夏にサンドイッチラリアット。2発目は阻止され、梅咲がレディにミサイルキック、キッドがボディーアタック、琉悪夏がリバーススプラッシュ。返された琉悪夏はフィニッシュを予告しネックハンギングボム狙い、切り返したレディが丸め込み。返した琉悪夏が冷凍庫爆弾を投下すると3カウントが入った。

 

キッド組のコメント

琉悪夏「2点!」

キッド「やった2点。言うて今日2戦目なんだけど」

琉悪夏「まあ前回丸め込まれちゃったんで、ここでお返し」

キッド「今日珍しくレディ・Ⅽが丸め込んできたから」

琉悪夏「ビックリした」

キッド「焦っちゃったよ私。でも舞華に担がれてたしカットいけないと思って」

琉悪夏「セーフ。次」

キッド「明日。レネミーですか?私、ラム会長とはショーケース以来で尾﨑妹加ははじめましてなんですけど、雪妃真矢選手が、ちょっと似た方と私、還暦祭で組ませてもらったので。今日初めて対戦できるのがすごく楽しみだなって思ってる。梅咲は何度か対戦経験がある感じ?」

梅咲「そうですね。自分は対戦が多いので」

キッド「じゃあやり慣れてるんだ」

梅咲「はい。しっかり自分の闘いができるように頑張りたいと思います」

キッド「明日も必ず2点ゲットして、大阪で4点持って帰ろうね」

◆TRIANGLE DERBYⅠ公式リーグ戦 15分1本勝負
○マライア・メイ

10分3秒
ツームストンパイルドライバー→エビ固め

葉月
ザイヤ・ブルックサイド コグマ
白川未奈<4点> 飯田沙耶●<2点>

 白川未奈&ザイヤ・ブルックサイド&マライア・メイ組vs葉月&コグマ&飯田沙耶組はどちらも1勝1敗。白星先行をかけての公式戦となる。

 飯田のデビュー4周年がコールされた後、白川が安藤リングアナからマイクを奪い取り自軍をコール。コグマが先発に名乗りを挙げて「ハロー、ビーナス」と呼びかける。「私はコグマ、ジャパンーズベアー。今日はジャパニーズキューにポーズをレクチャー」とコグマ。コグマはザイヤを指名し白川に押し出される。ゴングが打ち鳴らされコグマがクマポーズで接近。しかしザイヤは無視してヘッドシザーズ。コグマに切り返されると倒立して脱出しクマポーズ。コグマが向かっていくとバックを取ってサイドからドロップキック、キャメルクラッチにとらえクマポーズ。背後から白川がカットしトリオでドロップキックもかわされる。STARSがトリプルドロップキックを決め顔面ウォッシュの競演。葉月がザイヤにボディースラム、セントーン。飯田がザイヤに逆水平。葉月がザイヤにタッチをさせずにスリーパー。ザイヤが脱出しエルボー連打からコルバタ、ダブルニーアタック、ネックブリーカー。白川がコルバタ式河津落とし、葉月と飯田を分断し葉月にDDT。白川がもう一発狙うと葉月がこらえてコードブレイカー。飯田が白川に逆水平連打。白川がエルボーも飯田のジャンピングチョップを食らう。白川が返すと飯田にバックブロー。マライアが飯田にエルボー、ザイヤと合体しロープの反動を利用してブレーンバスター。マライアが飯田の突進をかわしミサイルキック。飯田が返すと、葉月とコグマが乱入し飯田がバックエルボー。マライアが返すと、飯田は飯田ロケット発射。飯田はブレーンバスターを狙うがマライアがこらえてビッグブーツ、白川とザイヤが合体のフェースクラッシャー、マライアがロープに乗せてDDT。しかし葉月とコグマがカットする。白川とザイヤが葉月とコグマにハイキック、飯田がマライアに丸め込みからラリアット。マライアが飯田を抱え白川とザイヤがネックブリーカー。マライアが飯田に「オワリ!」と叫んでツームストーンパイルドライバー。3カウントが入り、マライアが飯田をフォールした。

 

白川組のコメント

3人「It‘s time for Club Venus!」

白川「マライアは初めての大阪ファーストマッチね」

ザイヤ「おめでとう」

マライア「2度目の勝利で、とってもハッピー。クラブビーナスのためにやったわ」

白川「2回目だね。今日、あれ言っちゃっていいんですかね? 今日はビリケンさんに会ってきたんだよね。We met。ビリケンさーん。ビリケンさま。今日はビリケン様のおかげで勝てました。明日もネクストもトゥモローもあるから」

ザイヤ「私たちは強い。とても強いチームね。試合をこなすごとにどんどん私たちはお互いを知り合っていいチームになっていくわ」

白川「どんどんお互いのことを知れるようになっていくから、どんどん進歩していきます。今日も乾杯しようね。大阪の街へレッツゴー」

ザイヤ&マライア「Let‘s go!」

◆TRIANGLE DERBYⅠ公式リーグ戦 15分1本勝負
水森由菜

13分21秒
冷蔵庫爆弾→片エビ固め

柊くるみ●
優宇 鈴季すず
○高橋奈七永<4点> 世羅りさ<4点>

 高橋奈七永&優宇&水森由菜組と世羅りさ&鈴季すず&柊くるみ組による注目の公式リーグ戦。どちらもスターダムからすれば外敵ながら好スタートを切っている。とくに世羅組のプロミネンスは2戦2勝で、アーティスト王者として額面通りの成績を残していると言っていいだろう。この試合はまた、奈七永&優宇のゴッデス王者とアーティスト王者の直接対決でもある。外敵ユニットで主導権を握るのは7Uppか、それともプロミネンスか?

 乱闘でスタートし、鈴季、柊が水森を捕獲。世羅は水森に逆エビ固めからカンパーナ、キャメルクラッチ。そこへ鈴木と柊が左右からドロップキック。水森が世羅にエルボー連打で向かっていく。水森はジャンピングショルダータックル。奈七永が世羅を優宇にぶつけて鈴季にショルダータックル、優宇が払い腰。場外に出たプラミネンスに優宇がマットを転がる。戻された世羅に奈七永がダイビングボディープレス。世羅が返すと、奈七永がバックドロップの構え、世羅がこらえて奈七永をマットに叩きつける。世羅のダブルニーを奈七永がかわして水森に託す。水森が世羅にラリアット、ボディープレス。世羅が返すと水森の突進を止めてサイドに叩きつける。鈴季が水森の背後からニーを連打。水森がコーナーに上がるが鈴季が阻止して背後からスライディングジャーマン。鈴季はコーナーに上がるが水森が下からヘッドバット、ショルダースルー、ダイビングショルダータックル。優宇が鈴季にボディープレスを狙うが鈴季もコーナーに上がって雪崩式フランケン狙い。優宇がこらえると下から世羅がイスで殴打し鈴季が雪崩式フランケンシュタイナーを決める。柊がミサイルキックも優宇がクリアー。柊がバックを取ると優宇が切り返しショルダーをぶつけ合う。柊がサイドスラムも優宇がやり返す。柊が返すと、水森、奈七永が串刺しラリアット。サンドイッチ式は柊がかわし、コーナーへ上がる。奈七永が追いつき雪崩式ブレーンバスター。しかし柊の肩が上がる。奈七永のラリアットを柊がこらえるとエルボーの打ち合い。奈七永の突進に柊が体当たり、奈七永がラリアット。10分経過。柊が人でなしドライバーもカットされる。奈七永がバックドロップを決めるが鈴季がカット。プロミネンスが次々と串刺し攻撃、柊が奈七永にダイビングボディープレス。奈七永が切り返し外道クラッチも2カウント。残り3分。奈七永がプロミネンス3人にラリアット、優宇がキャノンボール。奈七永が鈴季にラリアット。鈴季が返すと、水森が抱えて奈七永と優宇がナナモモダイバー。しかしプロミネンスがカットに成功。残り2分。奈七永が柊に冷蔵庫爆弾投下。3カウントが入り奈七永が勝利した。

 

奈七永組のコメント

優宇「奈七永強すぎるよ」

奈七永「本家、本家。ありがとう!本家冷蔵庫爆弾でくるみからスリー。プロミネンス、さすがだね。アーティストのベルトを持ってるだけあって、ペース乱された部分もあったけど。でも勝ったのは7Upp、我々なんでね。ちょっとこのまま勢いづいて優勝目指して。最低でも」

全員「優勝!」

奈七永「だからね。見といてください」

◆TRIANGLE DERBYⅠ公式リーグ戦 15分1本勝負
渡辺桃

11分6秒
起死回生

上谷沙弥
○鹿島沙希 AZM●
刀羅ナツコ<4点> 林下詩美<1点>

 1引き分けの林下詩美&上谷沙弥&AZM組と、1勝の刀羅ナツコ&鹿島沙希&渡辺桃組による公式戦。どちらも2試合目で、大江戸隊の桃は復帰戦。ナツコ組は桃の欠場により1・6後楽園と1・8名古屋での公式戦が延期に。この試合は出直しを意味し、また、2・4大阪での白いベルト戦が決まった上谷との前哨戦でもある。上谷は最多防衛記録更新をかけて最多防衛記録保持者の桃をあえて指名。まずは得点争いでもあるこの試合でどんな駆け引きを展開するか?

 上谷と桃の先発でゴング。ロックアップと見せかけ桃がかわす。上谷がヘッドロックに取ると桃が髪をつかんで反対にヘッドロック。上谷がロープに振ると桃は場外で間合いを取る。桃がリングインし蹴り足をキャッチ、エルボーを打ち合う。桃のラリアットを上谷がかわすが桃はヒザへのドロップキックから頭部にヒザを突き立てる。桃は背中への蹴りとエルボーを連打し顔面を踏みつける。桃は「そんなもんかよ」「土下座しろよ」と上谷に注文。替わった鹿島が上谷の喉元を踏みつけていく。ナツコが上谷にボディースラム、セントーン、逆片エビ固め、ボディースラム。上谷が返すとエルボーで向かっていくがナツコも応戦。ナツコの突進に上谷がドロップキック、ようやく詩美とタッチをかわす。詩美がナツコに串刺しエルボーも2発目に桃がカット。しかし詩美は桃を排除しナツコにミサイルキック。詩美とナツコがエルボーの応酬。ナツコがバックフリップで叩きつけるとセントーンへ。鹿島が詩美にコルバタ。詩美がビッグブーツをかわしてラリアット。AZMが鹿島にミサイルキック。鹿島が返すと昇竜拳。返したAZMが鹿島の突進をかわしQQが3方向からハイキック。鹿島がダイビングフットスタンプをかわすがブレーンバスターを食らう。AZMは鹿島の腕を極めるがエスケープを許す。AZMの突進を鹿島がかわし大江戸隊が次々と攻撃。大江戸隊がAZMを捕まえると詩美が救出、詩美と上谷がダブルのドロップキックをナツコに決める。上谷が場外へスワンダイブ式プランチャ。詩美が鹿島を担ぎ上げ上谷とAZMが二段蹴り、AZMがダイビングフットスタンプ。しかし鹿島が返してみせる。AZMは鹿島を引き起こすが鹿島が丸め込む。10分経過。丸め込みの応酬からか詩美がラリアットで援護しAZMがあずみ寿司。しかし桃のカットが成功。QQがトリプルドロップキックを狙うが大江戸隊がリング下から上谷と詩美の脚を引きAZMだけヒット。しかし鹿島が起死回生で丸め込むと3カウントが入った。

桃「上谷、今日が最後の前哨戦だってわかってやってんのか? オイ、はあ? そんなクソみてえなやる気なら、私を挑戦者に逆指名してんじゃねえよ。テメエのその腐ったベルト、私がひっぺがしてやるよ。おぼえとけよ、クソチャンピオン」

上谷「足元すくってやるから、おぼえとけよ」

 

桃のコメント

「マイクでも言ったけどよ、クソチャンピオン。あれ、やる気があってやってんの、ホントに? 最後の前哨戦だよ。なんだあれは? やる気がねえんだったら、私のこと指名するんじゃねえよ。そんなクソチャンピオン、すぐに腰から引っぺがしてやるよ」

◆TRIANGLE DERBYⅠ公式リーグ戦 15分1本勝負
壮麗亜美

13分47秒
ミラマーレ

桜井まい
○MIRAI テクラ
朱里<5点> ジュリア<2点>

 1勝1敗のジュリア&桜井まい&テクラ組と1勝1引き分けの朱里&MIRAI&壮麗亜美組が公式戦で激突。1229両国で赤いベルト戦をおこなった朱里とジュリアが再び顔を合わせる。新王者ジュリアに対する前王者・朱里の思いは? また、1・21高田馬場でフューチャー・オブ・スターダム王座を争う壮麗と桜井にはタイトルマッチ前哨戦。既定からして最後のチャンスになるであろう桜井が壮麗にどんな闘いを仕掛けるか?

 桜井がジュリアとテクラを制して壮麗の前に立つ。ゴングが鳴ると桜井がいきなりドロップキックを放ちエルボー連打。壮麗はヘッドロックで締め上げグラウンドへ。桜井がヘッドシザーズを抜けるとMIRAIとテクラが対峙。ロープワークの攻防からテクラがドロップキック。ジュリア組がトリオでMIRAIを攻め込む。MIRAIがテクラを抱えて自軍コーナーへ。壮麗が串刺しボディーアタックから逆エビ固め。朱里がテクラにドロップキック、串刺しニーアタック、フロントネックチャンスリードロップ、スリーパーホールド。テクラが朱里へコルバタ、ビッグブーツ。ジュリアが朱里に串刺しエルボー。MIRAIが妨害するがジュリアがまとめてDDT、ドロップキック。朱里が返すと、ジュリアがSTF。朱里がエスケープし、コンプリートショット。壮麗が逆水平連打もジュリアがスイングDDT、ドロップキック。桜井が壮麗にミサイルキック、左右のキックからコブラツイスト。壮麗と桜井がエルボーを打ち合い、壮麗がニー、桜井がビッグブーツ、壮麗がラリアット連打。MIRAIが桜井へミサイルキック、串刺しラリアット、ショルダータックル。桜井が返すとMIRAIが仁王立ちでエルボーを打ち込む。MIRAIが払い腰からヒジを踏みつける。桜井がドロップキックでMIRAIを追い込むとテクラがMIRAIにボディーアタック、桜井がフィッシャーマン。10分経過。桜井がシャイニングバスターもMIRAIが返す。桜井はMIRAIをボディースラムで叩きつけコーナーへ。壮麗がカットしデッドリードライブ、朱里がスタンディングギロチン、壮麗がバックフリップ。桜井が返すとMIRAIはバックドロップ狙い。桜井がこらえると壮麗が加わりマットに叩きつける。MIRAIは桜井に裏投げ、返した桜井の腕を取る。そこへ朱里がコブラツイスト、壮麗がアルゼンチンで援護。MIRAIは桜井の腕を極める。桜井が丸め込むが2カウント。MIRAIが桜井にラリアットも3カウントには届かず。MIRAIが腕を取って締め上げるが桜井がこらえる。しかしついにギブアップ、MIRAIが桜井を破ってみせた。

 

朱里組のコメント

朱里「暴れん坊GE、3戦目勝利しました!」

MIRAI「トライアングルダービー、2勝目ゲットしました。このままいけるんじゃないですか?」

朱里「いけるね、いけちゃうね」

MIRAI「そして桜井まい、桜井まい、桜井まい。フューチャーのベルト挑戦控えてるみたいだけど、いまの壮麗亜美は乗りに乗ってるから手強いと思うよ。けど、桜井まい、魂込めて見てるよ」

壮麗「今日前哨戦ってことで、桜井まいとこのフューチャーのベルトを懸けて闘うのがきょうまっすます楽しみになりました。桜井まいとずっと前の団体から一緒だったけど、こんなに熱く熱くしてるところ、前の団体ではそんな見たことなかったからシングルでやり合えるのがすごく楽しみです」

◆TRIANGLE DERBYⅠ公式リーグ戦 15分1本勝負
SAKI

11分55秒
タイガースプレックスホールド

尾﨑妹加●
なつぽい ラム会長
○中野たむ<4点> 雪妃真矢<2点>

中野たむ&なつぽい&SAKI組とラム会長&雪妃真矢&尾﨑妹加組による公式戦。中野組はまさかの連敗スタートも、中野たむ凱旋興行となった安城大会でようやく白星を挙げてみせた。それだけにここからが本番と言っていいだろう。対するレベル・アンド・エネミーは開幕戦でジュリア&桜井まい&テクラ組を破り白星発進。連勝を狙い、コズミックエンジェルズと対峙する。また、中野とラム会長&尾﨑は1216「NEW BLOOD6」で対戦。このときは尾﨑が月山和香をフォールしたが…。

 尾﨑が先発を買って出るとコズエンが握手を求め、ラム会長組が応じる。再会のなつぽいと尾﨑がガッチリ交わして先発で対峙。エルボーを打ち合い、なつぽいが突進すると尾﨑がラリアット、滞空時間の長いボディースラム、セントーン。雪妃がなつぽいの左腕を攻撃し串刺しニーアタックから腕を取ってサブミッション。中野がカットするが雪妃がまとめてマットに叩きつけ、ラム会長が中野にコードブレイカー。雪妃がなつぽいにサッカーボールキック。ラム会長と尾﨑が合体でなつぽいを攻めるとラム会長がマウントパンチ連打。なつぽいがラム会長をかいくぐりドロップキック。SAKIがラム会長にサーフボードストレッチからカンパーナ。しかし雪妃と尾﨑がカットする。中野とSAKIがビッグブーツで競演。ラム会長がSAKIへフェースクラッシャー。雪妃がSAKIへトラースキック、ニー、ドロップキック。SAKIが返すとサイドからドロップキック。雪妃がロープにつかまりSAKIの突進を止めてスタナー、ミサイルキック。SAKIが突進を止めてブレーンバスター。なつぽいが尾﨑にクロスボディーも跳ね除けられる。なつぽいがネックブリーカーを決め中野に託す。中野がダイビングボディーアタックからニーアタック,コーナーに上がるとラム会長と雪妃が止めて尾﨑がエプロンでアルゼンチン。尾﨑が中野を振ってラム会長がスイングDDT、尾﨑が後方に投げつけ雪妃がスライディングニーアタック、尾﨑が後方からラリアット。しかしコズエンがカット成功。尾﨑が中野を担ぎ上げるが、中野が締め上げてグラウンドへ持っていく。なつぽいが場外へプランチャ、10分経過。コズエンが3方向から尾﨑にトラースキック、中野がバイオレットシューティング。ラム会長、雪妃のアシストから尾﨑がカバーもなつぽいがカット。混戦から中野とSAKIがロープに振るも尾﨑がまとめてラリアット。尾﨑が抱えるが中野が逃れてトラースキック、スピンキック。タイガーを決めると3カウントが入った。

中野「宇宙のみなさん、そして大阪のみなさんこんにちは! コズエンが勝ったぞ! どんなに辛いこと苦しいこと、いろんなことがあるけどコズエン、仲間がそばにいてくれてあきらめずに闘い続けることができる。本当にありがとう。コズエンがナンバーワンで、ベストユニットだ! トライアングルダービー今日で2勝2敗、このまま優勝してそれを証明してみせる。だからみなさんコズミックエンジェルズ蛇行運転と高速運転だけど、私たちのこと信じてついてきてください。ありがとう。明日も一生懸命闘うから応援来てください。じゃあ、いいかな。いいかな。レディースエンドジェントルメーン、メイアイハブアテンションプリーズ。ウェルカムアボード、コズミックエンジェルズ! ウィーアースーパーデリシャス、ウィーアーザベスト、ウィーアーナンバーワン! 私たちもアナタたちもデリーシャース、ウ~~~ンマ!」

中野組のコメント

中野「SAKI、なっちゃん、本当にありがとう。本当に本当にどんなに辛くてもくじけそうになっても、仲間がいることで本当に強くなれることを毎日実感してる」

なつぽい「なんか、たむちゃん元気になったね?」

中野「全然元気ないし」

なつぽい「元気じゃん。なんかリングはつながってるなあって思うことが最近すごい多い気がして。(尾﨑)妹加ちゃん、私のホントのホントの初期メンの同期の妹加ちゃん、このスターダムでまた会うことができるなんてホントにうれしいです。昔からねボッコボコにされてきたんですけど、いまのぽい、変わったでしょ。ちょっと強くなったでしょ」

中野「だいぶ強くなったよ」

なつぽい「ホント? まだまだ今日は当たり足りないからもっともっと妹加ちゃん、試合やりたいなと思います。なんかムダなものはひとつもないなってすごい思うんだよね、最近」

中野「最近すごいそれ言うよね、なんか。ピンと来てないんだけどさ」

なつぽい「私、心の底から思うの。だから言うんだよ」

中野「ムダなことひとつもないかあ」

なつぽい「なに一つない」

SAKI「う~ん、難しいかもね」

なつぽい「え、うそ?」

中野「思うことある?」

SAKI「難しいなって(笑)」

なつぽい「なんかね、ムダだったのかも遠回りだったのかもって思うことはいっぱいあるんです。だけどいまこうやってムダなことはなにもなかったんだ、全部意味があったんだと思える瞬間が来たって感じ。わかる?」

中野「でもホントにどんなにいまが苦しくても辛くても、それがきっとこの先の未来何か意味があったんだなと思えるときがくるってことだよね」

なつぽい「そういうこと。それが言いたかったの。そういうこと、そういうこと」

中野「そうだね。いまの苦しみも全部みんなで一緒に、みんなで一緒にだったら乗り越えられる気がするからトライアングルダービーこのまま優勝してコズエンがナンバーワンのベストユニットだってことをみなさんに必ず証明します」

SAKI「しましょう」

中野「私たちもアナタたちも、デリーシャース、ウ~~ンマ!」

なつぽい「バイポーイ」

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