『TRIANGLE DERBY Ⅰ~OSAKA day2~』
1月15日(日)エディオンアリーナ大阪第二競技場(観衆454人)
試合結果
◆3WAYバトル 15分1本勝負 | ||
コグマ |
7分40秒 |
水森由菜 |
※もう二人はMIRAI
◆3WAYタッグバトル 15分1本勝負 | ||
なつぽい |
10分53秒 |
葉月 |
○中野たむ | 飯田沙耶● |
※もう一組は朱里&壮麗亜美
◆TRIANGLE DERBYⅠ公式リーグ戦 15分1本勝負 | ||
○上谷沙弥 |
11分39秒 |
櫻井裕子 |
AZM | 網倉理奈 | |
林下詩美<3点> | 月山和香●<0点> |
◆TRIANGLE DERBYⅠ公式リーグ戦 15分1本勝負 | ||
梅咲遥 |
10分55秒 |
尾﨑妹加 |
スターライト・キッド | ラム会長 | |
琉悪夏<4点> | 雪妃真矢<2点> |
◆TRIANGLE DERBYⅠ公式リーグ戦 15分1本勝負 | ||
○レディ・C |
11分34秒 |
向後桃● |
ひめか | 羽南 | |
舞華<4点> | 岩谷麻優<0点> |
◆TRIANGLE DERBYⅠ公式リーグ戦 15分1本勝負 | ||
柊くるみ |
11分47秒 |
マライア・メイ● |
鈴季すず | ザイヤ・ブルックサイド | |
○世羅りさ<6点> | 白川未奈<4点> |
◆TRIANGLE DERBYⅠ公式リーグ戦 15分1本勝負 | ||
渡辺桃 |
12分25秒 |
桜井まい● |
鹿島沙希 | テクラ | |
○刀羅ナツコ<6点> | ジュリア<2点> |
試合詳細レポート
◆3WAYバトル 15分1本勝負 | ||
コグマ |
7分40秒 |
水森由菜 |
※もう二人はMIRAI
当初はコグマvsMIRAIvs天咲光由vs水森由菜の4WAYマッチが予定されていたが、天咲の負傷欠場により3WAYマッチに変更となった。カード変更も水森がいることで、新鮮な闘いが期待されそうだ。
慎重にロックアップで組み合いブレイク。水森がコグマを蹴飛ばすとMIRAIが水森の腕を取りにいく。そこにコグマがカットに入りクマポーズをMIRAIに見せつける。MIRAIにポーズを取らせようとすると水森がトロピカルを主張。するとコグマは熊本出身の水森はクマだとアピール。コグマと水森がMIRAIを捕獲しポーズを取らせるが、コグマはクマ、水森はトロピカルでいびつな形に。MIRAIがショルダータックルで2人を吹っ飛ばし、コグマにチンロック。コグマがエスケープすると、MIRAIがコーナー際に寝かせてコーナーへ上がる。その隙を突いて水森がコグマにボディープレス。コグマが反転し丸め込みの応酬へ。水森がコグマに逆片エビ固め。MIRAIがカットし水森に串刺しエルボー、コグマにも見舞い、水森へミサイルキック。水森が返すとMIRAIが「絶対勝つぞ」とアピール。水森が至近距離からラリアットを放つとMIRAIもやり返す。ラリアットが何度も交錯するとコグマがダイビングボディーアタック。しかし2人で受け止めてボディースラムで投げ捨てる。MIRAIと水森はエルボーの打ち合い。水森がフライングショルダータックルからダイビングショルダータックル。コグマがカットすると、水森がダッシュ。しかしMIRAIがカウンターでラリアットをぶち込む。MIRAIがもう一発狙うがコグマがカットし水森の被り物を被せる。コグマが水森を丸め込むとMIRAIのカットも間に合わず3カウントが入った。
◆3WAYタッグバトル 15分1本勝負 | ||
なつぽい |
10分53秒 |
葉月 |
○中野たむ | 飯田沙耶● |
※もう一組は朱里&壮麗亜美
コズミックエンジェルズの“メルティア”中野たむ&なつぽい組、STARSの葉月&飯田沙耶組、ゴッズアイの朱里&壮麗亜美組が3WAYタッグマッチで一斉に激突。予測不可能な展開で最後に勝ち名乗りを受けるのは?
中野組が手を差し出すとレフェリーが促して葉月以外の選手が握手をかわす。朱里が葉月のもとへ歩み寄り強引に「お願いします」と握手。壮麗、なつぽい、飯田が先発。壮麗がまとめてアトミックドロップを狙うが飯田となつぽいが結託。しかし壮麗がまとめてショルダータックル。なつぽいと飯田が丸め込むが壮麗が返す。飯田となつぽいが逆水平を打つと壮麗も加わり逆水平の応酬に。壮麗と飯田が逆水平のラリーを展開。飯田が連打し壮麗を追い詰める。飯田の突進に壮麗がダブルチョップ、なつぽいをショルダータックルで吹っ飛ばしアルゼンチン。中野がカットしようとすると朱里がコブラツイストを仕掛けて止めて見せる。葉月と飯田がカットしリング上はなつぽいと壮麗に。壮麗がなつぽいをコーナーに叩きつけ朱里がリングイン。朱里が串刺しニーからフロントネックチャンスリー、サッカーボールキックを連発。なつぽいが返すと、葉月が入ってボディースラム、セントーン、クロスフェース。朱里がカットするが葉月がコードブレイカー。葉月は壮麗、中野を乗せてセントーン投下。さらに飯田と2方向で顔面ウォッシュ。葉月がなつぽいをカバーするが2カウント。葉月のフェースロックをなつぽいがエスケープ。なつぽいは葉月のラリアットをかわしドロップキック。中野が葉月にネックブリーカードロップ。葉月がニーアタックをかわし飯田とクローズライン。中野がかわし、まとめてドロップキック。なつぽいを呼び込むとダブルのドロップキック。しかし朱里がサッカーボールキックでカットし壮麗と合体。葉月がかいくぐり、まとめてコードブレイカー。葉月が中野とエルボーの打ち合い。葉月がカウンターのビッグブーツ、飯田がジャンピングチョップ、バックエルボー、エルボードロップでつづく。中野が返すと、飯田がノーザンライト狙い。中野がこらえるが飯田が串刺しショルダータックル、飯田岩狙いは壮麗が阻止して中野に投げつける。朱里が飯田に串刺しニー、壮麗が串刺しボディーアタック。朱里がスタンディングギロチン、壮麗がバックフリップ。しかし葉月がセントーンでカット。朱里と壮麗が葉月と飯田を捕獲も反対にドロップキックを食らう。中野となつぽいがボディーアタックとトラースキックで競演し中野がバイオレットシューティング。しかし飯田が返してみせる。10分経過。中野がバックを取るが飯田が飯田橋。壮麗と飯田がダッシュするが中野となつぽいがスピンキック、中野が飯田にタイガー・スープレックス。3カウントが入り、中野が飯田を破った。
◆TRIANGLE DERBYⅠ公式リーグ戦 15分1本勝負 | ||
○上谷沙弥 |
11分39秒 |
櫻井裕子 |
AZM | 網倉理奈 | |
林下詩美<3点> | 月山和香●<0点> |
クイーンズクエストの林下詩美&上谷沙弥&AZM組はトライアングルダービーで2戦して白星なしという意外なスタート。対するコズエン&カラーズ連合軍の月山和香&網倉理奈&櫻井裕子組は、3戦してこちらも白星なしの3連敗。連敗脱出がそのまま月山の初勝利につながるわけだが、元・赤いベルトの王者、現・白いベルトの王者、現ハイスピード王者を相手に苦戦は免れそうにない。しかしながらQQは網倉&櫻井の闘い方をほとんど知らないだけにコズエンの勝機がゼロというわけではないだろう。月山のロリポップがビッグサプライズを起こせるか、それとも詩美組が遅ればせながらもリーグ戦初勝利か?
月山が先発に立候補しAZMに試合開始と同時にドロップキック。AZMのドロップキックをかわしてヘッドロック。AZMが切り返しヘッドロックでグラウンドへ。月山が抜け出すとAZMがフットスタンプ。櫻井と網倉が乱入し月山がボディープレス、櫻井、網倉も続いてワープレス。櫻井がAZMにショルダータックル。AZMが回転エビ固め、櫻井が返すと詩美と上谷がドロップキックを打ち込む。AZMはコーナーに追い込み櫻井に串刺しドロップキック。上谷が櫻井にストンピング連打からボディースラム。詩美も続いてボディースラム、背後からドロップキック。櫻井がドロップキックを連打し網倉に託す。網倉が詩美を持ち上げようとすると上谷が介入、しかし網倉は入ってきたAZMもまじえて全員にプレス。網倉がロープに振ると詩美とショルダータックルをぶつけ合う。網倉がショルダータックルから詩美を担ぐ。詩美が脱出しラリアット連打。上谷がスワンダイブで飛ぶが網倉がかわす。上谷はドロップキックを決めてスープレックス狙い。網倉が切り返しカナディアン。コーナーに乗せると串刺しボディーアタック、サマーソルトドロップ。月山がクロスボディーアタックからパロ・スペシャルで上谷を捕獲。網倉が詩美にカナディアン、櫻井がAZMにコブラツイストで月山を援護する。月山は上谷にヒップアタックも2カウント。極楽ドン狙いは上谷がこらえる。月山が串刺しエルボーも上谷がニーアタック。月山の突進をかわしQQがハイキックで挟み撃ち、上谷がスワンダイブ式ボディーアタック。上谷がコーナーに上がると櫻井がカットしデッドリードライブ。月山がミサイルキックで続くが上谷が返す。網倉が2人を背負ってまとめてワープレスを上谷へ投下。月山が極楽ドンを決めるがQQがカット。月山は上谷を引き起こすが反対にマットへ叩きつけられる。詩美が櫻井をアルゼンチンからバックフリップ、上谷が月山にスタークラッシャーを狙うが丸め込まれる。月山が丸め込みの連続、エルボーを連打。上谷がカウンターのニールキックから二段蹴り。月山が返すと、詩美と上谷が捕まえAZMがミサイルキック、マジックキラー。上谷がスタークラッシャーを決めると3カウントが入った。
詩美組のコメント
上谷「トライアングルダービー、勝利は初めて。今日3点目ですね。初勝利しました!」
AZM「やったー!」
詩美「やっと初勝利か」
上谷「はい。今日は初遭遇の相手も2人いて。櫻井裕子、そしてあーみん?すごい力強かったし、当たりも大きくて、想像していた以上に燃えたなって思ったし、月山は久しぶりに当たったけど成長が見られて嬉しかった。これからもね、どんどん成長していってほしいなと思います。そしてトライアングルダービー優勝に向けてこのまま突き進んで、アーティストのベルトまで上り詰めるぞ!」
◆TRIANGLE DERBYⅠ公式リーグ戦 15分1本勝負 | ||
梅咲遥 |
10分55秒 |
尾﨑妹加 |
スターライト・キッド | ラム会長 | |
琉悪夏<4点> | 雪妃真矢<2点> |
スターライト・キッド&梅咲遥&琉悪夏組とラム会長&雪妃真矢&尾﨑妹加組はNEW BLOODから出てきたと言っていいチーム編成同士のぶつかり合い。キッドが梅咲を率いて6人タッグリーグ戦に乗り込めば、ラム会長と尾﨑に雪妃が合流。ともに1勝1敗で五分の星を残しており、今後のリーグ戦を占うためにも、どちらも負けられない闘いだ。
雪妃とキッドが先発。キッドがロックアップと見せかけかわすと雪妃がヘッドロック。キッドが髪を引き反対にヘッドロック。ロープワークに移行し雪妃がビッグブーツ、ドロップキックをキッドがかわす。キッドをコーナーに追い込むとトリオで攻撃。雪妃が突進するとリング下から琉悪夏が足を引く。キッドは雪妃の顔面を踏みつける。琉悪夏が雪妃へクロスボディー。琉悪夏がフィッシャーマンを狙うが雪妃が回避しミドル連打からヒザへのドロップキック。もう一発ドロップキックを放つが琉悪夏が返す。尾﨑と琉悪夏がショルダーをぶつけ合う。琉悪夏が打ち勝つが尾﨑がやり返す。尾﨑がアルゼンチンを狙うが琉悪夏がこらえてカウンターのクロスボディー、セントーン。梅咲がキッドと合体し、尾﨑へドロップキック。梅咲がもう一発放つが尾﨑が返す。梅咲がボディースラムの構えも尾﨑がこらえる。梅咲がエルボー連打からもう一度ボディースラム狙い。尾﨑がこらえると梅崎の突進をキャッチしアルゼンチン、ストマックブロック。ラム会長と尾﨑が合体で梅咲を攻撃。梅咲がラム会長へミサイルキック。キッドがラム会長へクロスボディー、その場飛びムーンサルト。ラム会長が返すと、キッドの突進を止めてフェースクラッシャー。ラム会長がキッドにラムちゃんカッター。尾﨑が乱入し雪妃も続くとラム会長がスイングDDT。キッドがロ-プに振るとリング下から琉悪夏がラム会長をボックスで殴打。琉悪夏のフィッシャーマンの体勢からキッドがコーナーでダイブ。ラム会長が返すと、キッドは旋回式ダイビングボディープレス。ラム会長がかわし雪妃がミサイルキック。ラム会長がエクトプラズム攻撃もキッドがボックスでかわし殴打、雪妃も殴打。尾﨑がボックス事ラリアットを放ちラム会長が丸め込むが2カウント。キッドがラム会長を寝かせて旋回式ダイビングボディープレス。しかしラム会長がレフェリーの手をつかんでカウントを阻止。キッドがほどいてレフェリーに「カウント取れよ」と詰めよる。ラム会長のエクトプラズムはレフェリーを直撃、反則を取られ、キッドの勝利となった。
ラム会長組のコメント
ラム会長「なんか散々あっちのチームが反則のなんかさあ、箱使ったりなんかいろいろやってさあ、それでこっちもいいかなっていうかさあ、思ったらさあ、なんか反則とられてさあ、意味わかんねえんだけど。えこひいきじゃねえの? 全然納得いってねえし。まあ反則負けしたけどキッドから3カウント取られたわけじゃないんで、絶対また何かあると思うんで、みなさん楽しみにしといてください。ごめんね、なんか」
尾﨑「いえいえ、全然、全然」
ラム会長「もっとうまくできるようなっとくわ。すいませんね」
キッド組のコメント
キッド「レベルアンドエネミー? スターダムにのこのこ上がり込んできて新参者だからさあ、どんなもんかと思ったらさあ、ウチらに反則負け! ウチらに、反則負け! いやあ、ちょっと期待外れだったねえ。ラム会長、悪いけどパウダーの対策ってのはしてきてんだよ、こっちは。ここ(アタマ)が違う、ウチらは一枚上手だったということで、ウチらに反則負けをするくらいだったら、もうちょい反則磨いてきた方がいいんじゃないですかあ。ラム会長とは絶対どこかで私は会うと思うんで、次こそは本気のラム会長をお待ちしております。そして雪妃真矢はまたどこかで組むか闘うか、お待ちしましょう。とりあえず4点。大阪で4ウサギになって帰りましたあ」
◆TRIANGLE DERBYⅠ公式リーグ戦 15分1本勝負 | ||
○レディ・C |
11分34秒 |
向後桃● |
ひめか | 羽南 | |
舞華<4点> | 岩谷麻優<0点> |
岩谷麻優&羽南&向後桃組と舞華&ひめか&レディ・C組が公式戦で対戦。STARSの岩谷組は2戦して2連敗であとがない状況。対する舞華組は1勝1敗で、白星を先行させたいところ。サバイバルを懸けた闘いを制するのはどちらのチームか?
向後とレディが手を挙げて先発に名乗り。レディのビッグブーツを向後がかわしアームホイップの構え。レディがこらえてグラウンドにもっていくがブレイク。羽南と舞華が対峙。舞華が腕を取りにいくと羽南がヘッドロック。舞華がロープに振ってショルダータックル。舞華とひめかが合体しレディとともに串刺し攻撃。舞華とひめかが羽南にブレーンバスター。舞華が羽南にボディースラムの連続。舞華が突進すると羽南が払い腰で叩きつける。岩谷が舞華を攻めようとするとレディが乱入。岩谷はまとめてアームホイップひめかにコルバタ。STARSがトリオでドロップキックの競演。舞華が後方に岩谷を投げ捨てブレーンバスターの構え。岩谷がこらえるが突進をつかまりパワースラムで叩きつけられる。ひめかが串刺しニーからショルダータックル、逆片エビ固め。ひめかの突進に岩谷がバックを取る。ひめかが切り返すとラリアット。岩谷がジャーマン。レディが向後とエルボーの打ち合い。レディが逆水平連打からショルダータックル、ジャイアントスイング13回転。しかし向後の肩が上がる。レディが突進すると向後がドロップキック。619をレディがかわすが向後がストレッチ。STARSが3方向からボディーアタック。向後がレディに619をヒットさせスワンダイブ式ミサイルキック。返したレディに向後はフィニッシュを予告、しかしレディがバックブロー、ネックブリーカー。向後が返すと、レディがチョークスラムの構え。向後がこらえてトラースキックもレディがカウンターでキャッチしチョークスラムを決める。レディは向後を引き起こしバックを取る。向後が切り返しマヒストラルもカットされる。舞華とひめかが岩谷と羽南にラリアット、向後にサンドイッチラリアットを決めレディがビッグブーツ。返されたレディはバックを取りマットに叩きつける。3カウントが入り、レディが向後をフォールした。
舞華組のコメント
レディ「舞ひめwithC、2勝目。昨日も私、負けてすごく責任感じてて。このままじゃいけないとか、結構昨日思い詰めたところがあったんですけど、きょうなんとレディが3カウント、フォール取りました!」
舞華「やばいじゃーん」
ひめか「やっとドンナ・デル・モンド入り。決定!」
レディ「クイーンズクエストのレディ・CとしてうれC結果がね」
ひめか「勝ったらドンナ・デル・モンドに入ってくれるみたいな」
レディ「でも、私ユニットに入る前からタッグの初勝利が舞華さんだったり、ひめかさんとのスカイツリーズ2回ぐらい組ませていただいて、そこでも自分が結果を残せなかったのがすごく悔しかったので、いまここですごくやっと果たせたなって。少しでも恩返しができたのかなって気持ちでいっぱいです」
舞華「もうCはね、これからCを変えてDになります!今度からDで」
ひめか「レディ・D」
レディ「下がってません?」
舞華「大丈夫大丈夫。これから進化するって意味で」
ひめか「これからドンナ・デル・モンドとしてのレディ・Dとしての成長をみなさん、乞うご期待」
舞華「Dの意志、受け継げよ」
レディ「違う違う!ちょっと待って…」
◆TRIANGLE DERBYⅠ公式リーグ戦 15分1本勝負 | ||
柊くるみ |
11分47秒 |
マライア・メイ● |
鈴季すず | ザイヤ・ブルックサイド | |
○世羅りさ<6点> | 白川未奈<4点> |
白川未奈&ザイヤ・ブルックサイド&マライア・メイのクラブビーナスと世羅りさ&鈴季すず&柊くるみのプロミネンスが公式戦で激突。ともに2勝1敗ながら、前日の大阪2連戦初日では白川組が白星、世羅組が黒星と明暗を分けた。とくに白川組はマライアが公式戦自力初勝利を挙げており、アーティスト・オブ・スターダム王者の世羅組は高橋奈七永&優宇&水森由菜組に敗れ連勝がストップ。勝った方が大きく前進するであろうこの試合、その結末は? ハードコアマッチではないものの、ザイヤとマライアはハードコアファイターと初遭遇。そのあたりがこの試合のカギを握りそうである。
安藤リングアナのマイクをマライアが奪い、自軍(“ファイティングプリンセス”マライア・メイ、“ザ・エンジェル・オブ・ザ・リング”ザイヤ・ブルックサイド、“ザ・ビーナス”ミナ・シラカワ)をコール。「私は強いから」とザイヤが先発し柊にエルボー連打。柊はロープに振られることを拒否もコルバタで叩きつけられる。ザイヤが串刺しニーアタックからモンキーフリップを狙うが柊が阻止してボディースラム。鈴季がザイヤの顔面を踏みつけビッグブーツ、リング下からも顔面を蹴り上げる。世羅がザイヤに逆エビ固め、カンパーナ、ダブルニードロップ。プロミネンスが自軍コーナーでザイヤを攻撃。柊が串刺しアタック。ザイヤがコルバタからドロップキック。ダイビングボディーアタックは柊がキャッチもマライアがダイブしてカット。白川が入り、柊にミドルキック。白川がコルバタ式河津落とし、世羅と鈴季にネックブリーカー、柊にリバースDDT、柊は白川の突進を止めてサイドスラム。鈴季が白川へニーアタック連打、ミサイルキック。白川が返すと、鈴季がジャーマン狙い。白川がエルボーにいくと鈴季も打ち返す。エルボーの打ち合いから鈴季がジャーマン、白川がバックブロー。マライアが世羅にエルボー連打、ザイヤと合体しトップロープを利用してのブレーンバスター。ザイヤが世羅をコルバタで投げてマライアがスイングDDT、ミサイルキック。串刺し攻撃を世羅がかわすと柊が串刺しラリアットをマライアに放つ。鈴季、世羅も串刺しで続き柊がキャノンボール、世羅がリバーススプラッシュ式ダブルニー。世羅はコーナーに上がるがザイヤがカット。マライアがエプロンで世羅をキャッチ、白川がハイキック、ザイヤと白川が場外プランチャ。10分経過。マライアが世羅にスピアも2カウント、サブミッションにいくがカットされる。白川組がトリオでの攻撃を狙うがカットされ、世羅がマライアにファルコンアロー。マライアが返すと、世羅は羅紗鋏からダイビングダブルニードロップ。マライアが返せず世羅が3カウントをゲットした。
世羅組のコメント
世羅「ちょっとガラにもなく焦っちまった。いやー、なんか未知すぎて。なにされてるか途中、わかんなくなっちゃって。なんかずっとセイ!って言ってるし。ザイヤが。マライアはマライアで足なげーし。いつもと違うことが多すぎてちょっと焦っちゃいましたけど、無事勝利をもぎ取りましたよ。アシスト本当にありがとうございます。やっぱこういうところですよね。トライアングルってね。チーム力、あっちもなかなかのチーム力ではありましたけど、こちとらチャンピオンなので。負けるわけがないというか。またやってあげてもいいですよ。マライア、ザイヤ、白川。楽しかった。どうでした?」
鈴季「もうね、完璧ですよ。焦ったとはいえね、最終的に勝ったのはプロミネンスですから。このままもう一回勢いに乗りましょう」
柊「そうね、気を抜かずに。ちょっと自分が一回負けてしまったので、次こそは。あとはまた勝ち続けて優勝したいと思います」
鈴季「オス!セイ!!」
◆TRIANGLE DERBYⅠ公式リーグ戦 15分1本勝負 | ||
渡辺桃 |
12分25秒 |
桜井まい● |
鹿島沙希 | テクラ | |
○刀羅ナツコ<6点> | ジュリア<2点> |
ジュリア&桜井まい&テクラ組は1勝2敗で黒星が先行。赤いベルトの王者を擁するチームとしては不本意な序盤と言わざるを得ないだろう。それだけにここはなんとしても2点を獲得したい。対する大江戸隊の刀羅ナツコ&鹿島沙希&渡辺桃組は2戦2勝で好スタートを切った。ここで2点を挙げ3連勝となれば一気に本命として優勝候補に名乗りを挙げる。ジュリア組が星を五分とするか、それともナツコ組が一気に無傷の3連勝か?
ジュリアと桃の先発で試合がスタート。バックの取り合いからジュリアがヘッドロックにいくと桃が髪を引いてヘッドロック。桜井と鹿島がリングインし、鹿島が顔面をかきむしるが桜井がビッグブーツ。ジュリア組がトリオで鹿島を攻撃、自軍コーナーで顔面を踏みつける。桜井が突進すると鹿島が足を引いて場外に送り出す。場外戦からナツコが桜井の顔面をトップロープにこすりつけるとセントーンへ、桜井が返すとナツコはヘアーホイップ。鹿島が桜井へ串刺しニーアタック、ダイビングフットスタンプ。桜井は1カウントで返すが、鹿島が「貴婦人どうした?」と挑発しながら蹴飛ばしていく。桜井は突進を止めて鹿島にネックブリーカー。替わったジュリアが桃とエルボーを打ち合い、髪をつかみ合う。ジュリアは桃を後方に投げつけドロップキック。テクラが桃へ飛びついて卍固め。桃が切り返しPK。桃は串刺しドロップキックをテクラに連発しブレーンバスター。ナツコのセントーンをテクラがかわしエルボーの応酬。テクラのダッシュにナツコがショルダータックル。コーナーに振られたテクラがかわすとトリオでナツコに次々と串刺し攻撃。ナツコがカウンターのラリアットもテクラがクリアー。ナツコがラリアット、桃がPK、ナツコがキャノンボール。しかしテクラが返してみせる。ナツコはテクラへスワントーンボム。テクラがかわしてスピアを放つ。ナツコが返すとテクラはフェースロック。ナツコがエスケープすると、桜井のビッグブーツ、スタナーで援護しテクラがダイビングボディーアタック。10分経過。ジュリアとテクラがDDTで競演、テクラが場外へプランチャで飛ぶがかわされてしまう。桃がコーナーに追い込み大江戸隊が次々と串刺し攻撃、ナツコがファルコンアローもテクラが返す。ナツコはデスバレーを狙うがテクラが丸め込み。桃と鹿島がキックの挟み撃ち、桃がBドライバーから鹿島がダイビングニー。ナツコがスワントーンボムの三連単。最後はナツコがテクラをフォールした。
鈴季「おいおい、また負けですか?また負けですか!? また負けですか!? 2月4日、鈴季すずと闘うっていうのにまた負けですか、ジュリア! そんなんで大丈夫か?」
ジュリア「ようよう言ってくれるね、すずさんよお。あれ、そういえば昨日、プロミネンス負けてませんでしたか? あれ? 負けてましたよね。まあいいや。すず、1月21日高田馬場で、10人掛け、ジュリアが10人掛けやるからオマエそれ見とけよ。全然大丈夫だから」
鈴季「いいよ、見といてやるよ。でも、赤のベルトのチャンピオンが10人全員に勝てるに決まってますよね、負けるわけないですよね」
ジュリア「あのさ、負けるつもりでリング上がるヤツなんてレスラーじゃねえだろ。オマエは私の10人掛け、全員ぶっ倒してやるから、その目でよーく見て予習しとけ、ジュリアの。そして、大阪の諸君、ごきげんよう! あけましておめでとうって感じですかね。2月4日は、ここエディオンアリーナで第1競技場ビッグマッチで、スターダムが3年ぶりに3年ぶりに声出し応援が解禁の大会になりました! 見に来るよね。そこで鈴季すずvsジュリア、赤いベルトの初防衛戦、見に来るよね。もちろんだよね。どっちの応援でも構わないよ。諸君はたっぷり楽しんで、すず、メインで会いましょう。楽しみにしてるよ。アリー…」
鈴季がマイクを奪い取る。
鈴季「アリーベデルチー!またなー!」
ジュリアのコメント
「トライアングルダービーが開幕して今日で3戦で3連敗、バリバリボンバーズ、いまの成績は3回連続で負け。これはもっと、ここの3人がこれからどうしていくかもっとキッチリ考えながら、そうだな、桜井もメッチャ成長を感じるし、テクラもメチャクチャ頼もしい。でも勝たなきゃ意味がねえからな、やってるからには。次、次こそはしっかりこっちのリーグ戦も勝ち星を取りにいかないとなって思ってます。そして試合後に今日もすずがやってきて、なんかメインで負けるとすずがやってくるなあリングの上に。そしてなぜか私が締めるという流れになっちゃうんだけど、まあでも次この大阪でやるときはビッグマッチ、エディオンアリーナ第1、メインでこのベルトを懸けてすずとやれるんで、その意気込みはちゃんと伝えられたかなと思ってます。いやあ、すずと5年前にかわした夢が叶おうともうすぐしているので、私はそれまで一瞬も気を抜かずに、しっかりすずとの赤いベルト戦をたっぷり堪能するために一瞬たりとも気を抜くことはありません。1月21日高田馬場で、10人掛け3分間、10人と闘います。メンバーも発表されています。この相手それぞれに思うことはたくさんあります。週プロの連載に書いたからそれは読んでほしいな。ホントに一つひとつがいまのジュリアにとってはすべて大事なんだよね。まずこのまま、大阪2・4までキッチリ、コンディション整えて備えていきたいなと思ってます。大阪の諸君、そしてスターダムファンの諸君、世界中の諸君、すずとの防衛戦メイン楽しみにしててください。アリベデルチ、またな」