2023/01/21 試合結果

2023年1月20日 『FIBREPLEX presents NEW BLOOD 7』

『FIBREPLEX presents NEW BLOOD 7
1月20日(金)ベルサール高田馬場観衆307人)

試合結果

◆シングルマッチ 15分1本勝負
吏南

7分16秒
Pink♥Devil→片エビ固め

美蘭

◆シングルマッチ 15分1本勝負
琉悪夏

6分34秒
冷凍庫爆弾→片エビ固め

小橋マリカ

◆パッション注入マッチ 15分1本勝負
高橋奈七永

11分43秒
冷蔵庫爆弾→エビ固め

月山和香

◆初代NEW BLOODタッグ王座決定トーナメント1回戦 20分1本勝負
ななみ

11分53秒
ブルーサンダーボム→片エビ固め

花園桃花
○壮麗亜美 向後桃●

◆初代NEW BLOODタッグ王座決定トーナメント1回戦 20分1本勝負
ちゃんよた

9分5秒
ダイビングエルボードロップ→片エビ固め

レディ・C
○桜井まい 妃南●

◆初代NEW BLOODタッグ王座決定トーナメント1回戦 20分1本勝負
○KARMA

12分26秒
ジャンナ

マライア・メイ
スターライト・キッド ザイヤ・ブルックサイド●

◆初代NEW BLOODタッグ王座決定トーナメント1回戦 20分1本勝負
稲葉ともか

12分2秒
ミラマーレショック→片エビ固め

羽南
○MIRAI 飯田沙耶●

 

試合詳細レポート

◆シングルマッチ 15分1本勝負
吏南

7分16秒
Pink♥Devil→片エビ固め

美蘭

 1216「NEW BLOOD6」で初参戦したディアナの美蘭が2度目の登場。前回は天咲光由とのシングルマッチで、今回は吏南と対戦。吏南が年下と対戦するのはこれが初めて。吏南のラフに13歳がどう対抗するかが注目される。

 美蘭が「お願いします」と握手を求めるが吏南は応じず試合がスタート。吏南が腕を取りにいくと美蘭が取り返す。腕の取り合いから吏南がヘッドロックでグラウンドへもっていく。美蘭が抜け出しドロップキック。吏南が受けて立つと見せかけて攻撃。吏南はヘアーホイップの連続からコーナーに追い込み「このクソガキ!」と挑発。レフェリーが注意すると「クソジジイ」扱い。吏南はキャメルクラッチの構えから顔面を攻撃。美蘭がドロップキックにいくが吏南がかわす。吏南はコーナーに振って串刺しエルボー。美蘭がかわしてドロップキック、「このクソババア!」と顔面を踏みつける。吏南は「誰がクソババアだ! なめんじゃねえぞ!」と」串刺しニーアタック。美蘭がエルボーで向かっていくと吏南が受けて立つ。美蘭がクロスボディーの3連発からその場飛びムーンサルトプレス。美蘭が「こんどこそ」と持ち上げようとするが反対に吏南がボディースラム。逆エビ固めに移行するが美蘭がエスケープ。しかしすぐに吏南が中央に引き戻して締め上げる。吏南のダイビングフットスタンプを美蘭がかわして丸め込みの連続。美蘭の逆さ押さえ込みを返した吏南だがクロスボディーからボディースラムを食らう。吏南が返すと、美蘭はボディーアタック、フィニッシュを予告しライオンサルト。吏南が返すと払い腰で叩きつけ、ノーザンライトスープレックス。美蘭が返すと、吏南はピンクデビル狙い。美蘭が切り返すがドロップキックを食らう。吏南はダイビングダブルニードロップを投下。しかし美蘭が1カウントで返して丸め込む。返した吏南がフィニッシュを予告してピンクデビル。3カウントが入り、吏南が美蘭を破った。

◆シングルマッチ 15分1本勝負
琉悪夏

6分34秒
冷凍庫爆弾→片エビ固め

小橋マリカ

 昨年4月に東京女子プロレスを卒業、11月にPPPで復帰した小橋マリカがスターダム初参戦、琉悪夏とのシングㇽマッチに臨む。当初はレディ・Cを加えた3WAYが組まれていたが天咲光由の欠場によりカードが変更、小橋がNEW BLOODの新しい血となるのか、闘いぶりが注目される。

 小橋が笑顔で握手を求めると、琉悪夏は手を差し出して両手をつかむとその手を引いて攻撃。コーナーに追い込み突進すると小橋がかわしてドロップキック、逆水平連打。琉悪夏がコーナーに追い込みヘアーホイップから顔面を踏みつける。琉悪夏は滞空時間の長いボディースラム。小橋が返すと、琉悪夏はキャメルクラッチ、ボディープレス。返した小橋はロープに振られるがチンクラッシャーからドロップキック、串刺しドロップキック。コーナーに上がるとミサイルキックを投下する。琉悪夏が返すと小橋の突進にクロスボディー、セントーン。返された琉悪夏はフェースロックでギブアップを迫る。琉悪夏はフィッシャーマンを狙うが小橋がこらえる。琉悪夏は腹部にパンチをぶち込み突進。小橋がかわしてニーアタック。エルボーの打ち合いから琉悪夏が突進すると小橋が飛びついてネックロック。琉悪夏がかけられたままフィッシャーマンズスープレックス。小橋が立ち上がると琉悪夏がラリアット。小橋が丸め込むが2カウント。小橋はDDTからヘッドロックも琉悪夏が脱出しラリアット、ネックハンギングボム。フィニッシュを宣言しコーナーから冷凍庫爆弾投下。3カウントが入り琉悪夏が小橋を破ってみせた。

◆パッション注入マッチ 15分1本勝負
高橋奈七永

11分43秒
冷蔵庫爆弾→エビ固め

月山和香

 月山和香が高橋奈七永の胸を借りるパッション注入マッチ。月山はコズミックエンジェルズのリーダー中野たむから期限付きでの初勝利を厳命されており、実行できなければユニット追放となってしまう。奈七永は前回のNEW BLOODでレディ・Cにパッションを注入、ある部分で覚醒させてみせた実績がある。そして迎えるパッション注入第2弾。月山は待望の初勝利に向けて、まずは奈七永から投げかけられるパッションを受け取るつもりだが…。

 月山が「お願いします!」と手を差し出すと奈七永も握手。ゴングと同時に月山が突進しエルボー連打、奈七永が受けて立つ。奈七永はドロップキック連打も受けて立つ。月山が再びエルボー連打。奈七永が反転してエルボー連打の猛攻。奈七永はロープブレイクを無視して打ち続けるとヘッドロック。月山が切り返しヘッドロック。奈七永が切り返し元に戻すとネックロックからヘアーホイップ。月山は拒否して反対にヘアーホイップ。さらにエルボー連打にいくが奈七永が受けて立ち一発で倒す。奈七永は月山の顔面を踏みつけ。立ち上がると月山の方がヘッドバット。しかし奈七永はクロスボディーをキャッチしマットに落とすとストンピング連打。月山がロープに逃れても奈七永はストンピングを続ける。奈七永は月山を引き起こし担ぎ上げる。月山は背後からスリーパーでギブアップを迫る。奈七永はコーナーに追い込むが月山が串刺しエルボーから顔面をマットに叩きつける。極楽ドン狙いは奈七永がかわしてサッカーボールキック。奈七永はカナディアンから顔面をヒザにつきつける、コーナーに上がると冷蔵庫爆弾。しかし月山がかわしてコーナーからミサイルキック。月山がコーナーに上がると奈七永がミサイルキックを受けて立つ、月山は再度ミサイルキックへ。さらにもう一発放つともう一度上がってミサイルキック。別方向からの4連発から、5発目も投下。奈七永が受けて立ち、月山が6発目のミサイルキック。月山がカバーするが奈七永が2カウントでクリアー。突進を奈七永が止めてスリーパー、張り手連打。月山が張り手を放ちグラウンドでスリーパー。月山はブラディーEXも奈七永がコーナーに上がる。月山がエルボー連打、奈七永がヘッドバットから雪崩式ブレーンバスター。返した月山に奈七永はフェースロック。締め上げる奈七永だが月山がエスケープし10分経過。月山がエルボー連打にいくと奈七永がさらに連打し突進。月山がバックにまわりオースイスープレックス。返した奈七永が2カウントを確認しラリアット。月山が返すと奈七永はバックドロップ。勝利を確信の奈七永だが月山が返してみせる。奈七永はコーナーに上がり冷蔵庫爆弾へ。月山が返せず奈七永が3カウントを奪った。

奈七永「ありがとうございました。今日、お客さん一人ひとりの胸に高橋奈七永のパッションと、月山和香のパッション、どちらが深く届きましたか この(微妙な)拍手はなんだ? 奈七永だと思う人?月山だと思う人?(奈七永を上回る拍手に)聞かなきゃよかった! オイ、月山、聞いたか、いまのお客さんの拍手。オイ! オマエさ、なんでこんなにも勝てないんだよ。こんなにさ、お客さんが応援してくれてて、なんでその気持ちに応えられないんだよ! オイ、私との試合が決まっただけでも『和香ちゃんをお願いします』とか、何目線なんだよっていうような感じのね、まあまあ温かいメッセージとかも届いて。それでこんなコズエンの人たちさ、温かく見守ってて、なんで勝てねーんだよって。私、考えた。でもさ、その考えとかをさ、答えをさ私が言ったところでアンタの答えにはならないし。オマエがオマエ自身で、やっぱりつかみとらないとダメだよな。だから私が一つ言えることは、オマエはオマエを信じろ。もっともっと自分を信じて必ず勝利をつかめ。な! そのためにやるべきこと、いろいろあると思うよ。あと2カ月で、2カ月のうちに勝てなかったらコズエン脱退なんだよな? それをさ、それを言わせたオマエもダメだと思うし、でもオマエがそのパッションがあるんだったら、行き場ないんだったら、こっちに来てもいいと思ってるから。だからそうやって(拍手で)圧をかけないで」

月山「奈七永さん、今日は試合していただきありがとうございました! 私は奈七永さんの試合、いままでいっぱい見てきてます。パッション、痛かったです…。でも、すごい染みました…。プロレスって、痛くて痛くて痛くて、最高だなって思いました。私はあと2カ月勝てなかったらコズエンをやめることになります。でも、私はやめません! なぜなら2カ月以内に勝つからです。3月の25日にNEW BLOOD初めての横浜武道館大会があります。もし叶うならその3カ月、期限3カ月最後の試合、奈七永さんともう1回闘いたいです。ダメですか? お願いします!」

奈七永「テメエよ、口で言うのは簡単なんだよ。なんだよ、2カ月以内に勝つってよ。簡単に言いやがって。それで最後の相手にするってどういうことや! まあまあまあ、でもいま今日負けたばかりでそんなこと言われたってなにも胸に響かないから。もっともっと練習しろ。死に物狂いで練習しろ。その姿をみんなに見せてみろ。そしたら考えてやる」

 

奈七永のコメント

「月山になんかすごい付きまとわれてる感じがちょっとどうしてもしちゃってるんですけど、パッション注入マッチということで、どうだったんだろうな? いままででは一番今日で対戦するのが4回目で、人数の多いスターダムではすごく回数が多い選手になるんですけど、1回目は何この赤ちゃんっていう感じの感触で、2回3回タッグであたってきてシングルだったんですけど、すごく気持ちはお客さんに伝わる選手だと思います。私も気持ちひとつでここまできて26年になるので、大事な根っこ、パッションですよね。パッションというものは感じました、うん。でもその3月25日のビッグマッチでも名前を出されるというのは複雑な気持ちもあるんですけども、それまでに果たして彼女が勝っているのかどうなのか、そしてもっともっと練習して強くなる姿勢を見せているのかどうなのか、そういうところをもうちょっと見たいと思います。試合だけじゃわからない部分もあるし、これからの彼女にかかっていると思いますので、ハイ。また私のパッションをほかのヤツにも注入していくから、見とけ!」

 

月山のコメント

「はじめて奈七永さんとシングルさせてもらって、痛いなって、生きてるなって思いました! 私は最近、落ち込んでしまうこともあって、なんで私はこんなに才能がないのだろうか、努力は努力は、成果になってるのだろうかと思うことがあります。でも、今日こうやってみなさんがコズエンとカラーズのみんながセコンドに来てくれて、私も才能もない、努力の成果も出ていないかもしれない、でも、仲間には恵まれてるなって。それはかけがえのない幸せだと思うので、この絆がずっとずっとずっと続くように、私はコズエンに残れるようにあと2カ月過ごします」

◆初代NEW BLOODタッグ王座決定トーナメント1回戦 20分1本勝負
ななみ

11分53秒
ブルーサンダーボム→片エビ固め

花園桃花
○壮麗亜美 向後桃●

 ゴッズアイのMIRAIと壮麗亜美がタッグチームをシャッフルして新設のNEW BLOODタッグ王座を取りにいく。フューチャー・オブ・スターダム王座防衛戦を翌日に控えた壮麗はディアナのななみとのチームでトーナメントに臨む。白いベルトとの2冠はならなかったが、こんどはフューチャーとNEW BLOODタッグの2冠を目指すこととなる。一方の向後桃は花園桃花とのタッグを結成。花園はNEW BLOODには「2」と「4」に参戦。過去2回は月山和香とのタッグだったが、トーナメントではSTARSの向後とチームを結成。1119大阪ではAZMのハイスピード王座に挑戦したが、こんどはNEW BLOODでのタッグ王座を目指す。OZアカデミーで3WAYのチャンピオンでもある花園が試合をかき回すか?

 向後組が握手を求めると、壮麗組が軽く応じて花園と壮麗が先発に名乗り。睨み合いから壮麗が手を上げる。花園がロープに走ってショルダータックルを連打するが壮麗が受けて立つ。落ち込む花園は「オマエが走れ」と指示。すると花園がトリッキーな動きを見せる。向後が出てくると、ななみをとらえてロープに固定しドロップキック。キャメルクラッチで壮麗とともに捕まえると花園がシャボン玉で援護。花園がななみにボディースラム。ななみが返すと、花園がもう一発狙う。ななみがこらえるがボディースラムで叩きつけられる。花園は3カウントを主張。ななみがドロップキックからダイヤル固め。壮麗が花園と向後をコーナーに追い込み、串刺しボディーアタック。花園が返すと壮麗に強烈なエルボー。壮麗はより強烈な逆水平でお返し。花園がエルボーにいくと壮麗が逆水平。花園はさらに向かっていくが逆水平の餌食に。花園は「痛くない」「痛くないぞ」とつぶやくが逆水平を食らう。壮麗がダッシュすると花園はレフェリーを差し出し逆さ押さえ込み、コルバタからドロップキック。向後が壮麗にドロップキック、ダイビングボディーアタック。向後が卍固めにいくと花園はパロ・スペシャルで援護する。向後と花園がダブルのブレーンバスターを壮麗に決める。向後は619も壮麗がクリアー。向後はネクターピーチを狙うが壮麗が切り返し、ななみが介入。ダブルのショルダータックルから壮麗が向後に逆エビ固め。向後がエスケープすると、壮麗が突進。花園が介入しミサイルキック、向後がスイングDDT。しかしななみがカットする。10分経過。向後が突進すると壮麗がキャッチしカミカゼ、ななみに指示を出しダイビングボディープレスを呼び込むと壮麗がバックフリップ。壮麗はフィニッシュを宣言しブレーンバスター。向後が切り返し丸め込むがななみがカット。ななみのショルダータックルから壮麗がラリアット。しかし向後の肩が上がる。壮麗はフィニッシュを宣言してブルーサンダー。3カウントが入り、壮麗が向後をフォールし、壮麗組が準決勝にコマを進めた。試合後、AZMが登場しマイク。

AZM「桃園ちゃん久しぶり! いやー、会いたかったー! いやー、ずっと会いたくて来ちゃったー! やっぱりハイスピードで楽しかったな、アレ。だからまた闘いたいから、次の2月26日の神戸大会どうですか? でもね、普通に闘うのはもうハイスピードやったし、ちょっと変わったことやりたいなーと思って、パイセン考えました。そう、SHOWCASEと言えばエニウェア。エニウェアと言えばこのパイセンでしょ! 桃園ちゃん、どうですか?」

花園「私に会いたくて今日ここまで来てくれたんですか? しかも私とまた試合がしたいって? 仕方ないなぁー。パイセンのお願いなら聞いてあげよっかなー。でも、お願いしてくるなら私も1個、お願いを聞いてもらいたいなー。その神戸のエニウェア、4WAY?」

AZM「いやわからない」

花園「いいけど、それやってあげる。で、関西でしょ? 私、大阪で一番強い女…ということは、私が一番有利な試合にするしかないから、そのエニウェアルール、関西式エニウェアルールでどうですか? 関西式! まあ詳しい話はのちほどー。で、もう1つ。あっ、お願い2つになっちゃった(笑)。そのエニウェアで私がもし勝ったら、私とタッグ組んで! いいの? 私が勝ったらタッグ組む、ね! 私が勝ったらパイセンと花園の素敵なタッグができまーす! でも、決まってないって言ってたけど4WAYの方が楽しそうだからあと2人!」

AZM「あと2人。でも、桃園ちゃん誘っちゃったから、ほかは正直誰でもいいので、コレ見ているプロレス界の方、エニウェアマッチ募集しておりますので、ぜひぜひご応募ください。で、桃園ちゃん、勝ったらNEW BLOOD? でもいいよ。タッグ組もうね。勝ったらね。オッケー、2月26日、神戸大会、エニウェアマッチお願いします」

◆初代NEW BLOODタッグ王座決定トーナメント1回戦 20分1本勝負
ちゃんよた

9分5秒
ダイビングエルボードロップ→片エビ固め

レディ・C
○桜井まい 妃南●

 妃南とレディ・Cのクイーンズクエストが、桜井まい&ちゃんよた組とトーナメント1回戦で対戦。当初は妃南&天咲光由組が発表されていたが、天咲が引き続き負傷欠場、同じクイーンズクエストのレディがエントリーされた。対するちゃんよたは1019「NEW BLOOD5」でスターダムに初参戦し、桜井まいとシングルマッチ。試合は桜井が勝利し、今回はタッグを結成することとなった。桜井は翌日の大会で壮麗亜美のフューチャー・オブ・スターダム王座に挑戦。これが最後のチャンスとなるだけに、1回戦を突破しタイトルマッチにも弾みをつけたい。

 ちゃんよたが先発に名乗りを挙げる。妃南が出ようとするとレディが「エロと筋肉ですよ、大丈夫ですか?」と心配。試合は妃南とちゃんよたでスタートし、バックの取り合いから妃南がヘッドロック。ちゃんよたがショルダータックルで吹っ飛ばし筋肉を誇示。後方からレディがカットしロープに振ると妃南が払い腰、レディがニードロップ、妃南がフットスタンプ。レディがちゃんよたにジャイアントスイング11回転。串刺しを阻止されるがニードロップへ。ちゃんよたが返すとレディはチョークスラム狙い。ちゃんよたが切り返し桜井が援護。ラリアットとビッグブーツで連係。桜井がドロップキックから串刺しビッグブーツ、フェースクラッシャー。レディがエルボーにいくと桜井も応戦。レディが裏拳にいくと桜井がビッグブーツ、レディもやり返す。妃南が桜井に払い腰。桜井が返すと妃南はバックブリーカー。返された妃南は予告して担ぎ上げるが、桜井が阻止してちゃんよたが串刺しラリアット3連打。串刺しエルボーで競演しダブルのブレーンバスターも決める。桜井が妃南にスタンディングギロチンも2カウント。桜井は「決めるぞ!」と絶叫しコーナーに上がるがレディがカットし妃南が前方に叩きつける。レディと妃南が合体し桜井をマットに叩きつけるが2カウント。レディと妃南がネックブリーカーの競演。妃南がフィニッシュを宣言し桜井にロックボトムもちゃんよたがカット。妃南は桜井を引き起こし突進するがちゃんよたが阻止してラリアット。桜井が妃南にスープレックスホールド。妃南が返すと桜井はフィニッシュを予告しシャイニングバスターの構え。妃南が阻止するがちゃんよたがカット。レディがちゃんよたのラリアットを浴びて場外へ。ちゃんよたが担ぎ桜井がミサイルキック。桜井がダイビングエルボードロップを決めると3カウント。桜井組が準決勝進出を決めた。

◆初代NEW BLOODタッグ王座決定トーナメント1回戦 20分1本勝負
○KARMA

12分26秒
ジャンナ

マライア・メイ
スターライト・キッド ザイヤ・ブルックサイド●

 スターライト・キッド&KARMA組とザイヤ・ブルックサイド&マライア・メイ組による1回戦。キッドが呼び込んだKARMAはNEW BLOOD限定とあって、1回戦で姿を消すわけにはいかないだろう。対外国人でどんな闘いを見せるか?

 白川未奈が安藤リングアナのマイクを奪ってザイヤとマライアをコールする。コールされたザイヤが「アリガトゴザイマース」と礼を述べる。マライアとザイヤがどっちが出るかでひと悶着。ザイヤがリングを下りてマライアを出す形に。キッドとマライアがロックアップ。マライアがロープに振るとキッドがアームホイップ。マライアが突進をかわしてバックを取るとキッドの蹴りをかわして丸め込みの応酬へ。KARMAが出てくるとザイヤが「あの子、怖いよ」とつぶやくもリングイン。「コワーイ」と恐れるザイヤだがKARMAの突進にコルバタからクロスボディーアタック。ザイヤとマライアが連係でKARMAにドロップキック。KARMAが返すとザイヤが突進。キッドが乱入しKARMAとドロップキック。KARMAがザイヤにボディースラム。KARMAが自軍コーナーにザイヤを叩きつけエルボー。キッドが入りエルボーを続ける。キッドはヘアーホイップの連続、「かわいいからって許されると思うなよ」と、その場飛びムーンサルトプレス。ザイヤがキッドの手を取りエルボー連打、ネックブリーカー、自軍コーナーに叩きつけると串刺しダブルニーアタック。マライアがキッドを担ぐとキッドが切り返しKARMAが介入。キッドとKARMAが串刺し攻撃狙いもマライアがかわしまとめてスピア。マライアがキッドに串刺しエルボー、ミサイルキック。キッドが返すと、マライアとザイヤがトップロープを利用しダブルのブレーンバスター。キッドが返すと、マライアがバックを取る。キッドがエスケープするとマライアの突進にコルバタ、フィッシャーマン。KARMAがマライアの頭部をコーナーに叩きつけていく。KARMAの突進にマライアがニーを突き出しザイヤに託す。ザイヤがKARMAにドロップキック、KARMAがフェイントをかけ頭部にクロー攻撃。エプロンからロープ越しにドロップキック、串刺しドロップキック。さらにKARMAはコーナーからミサイルキックも決める。ザイヤが返すと、KARMAがフィッシャーマン狙い。ザイヤがこらえるがKARMAがエルボー。マライアがカットに入りザイヤと合体し後方に投げつける。KARMAが返すと、ザイヤが両腕を取りバッククラッカー、しかしキッドがカットし10分経過。ザイヤがKARMAをコーナーに乗せるがキッドが「させるか」とドロップキック、ザイヤとマライアのクローズラインをかわしキッドが場外に投げ捨てる。キッドはケブラーダを放ち、リングに戻すとキッド、KARMAが2方向から旋回式ダイビングボディープレス。しかし2カウントどまり。KARMAは火炎攻撃をザイヤに見舞うが、間一髪かわしたザイヤがハイキック。ザイヤがバックを取るとKARMAが切り返し丸め込む。これで3カウントが入り、KARMA組が準決勝へ。

キッド「ハイ、1回戦突破っていうのは当たり前の結果すぎるなー。この調子で3月25日、横浜武道館、サクッとベルトいただいちゃおうぜ、KARMA。まだチケット買ってないヤツはいますぐ買いにいったほうがいいんじゃないの? おっ? KARMAからなにかあるってよ」

KARMA「私はKARMA、誰の支配下でもない。やりたいことをやる。ベルト獲って、NEW BLOOD、キッドと支配してやるからな。そして貴様らに、地獄の果てを見せてやるよ。配信を見ているオマエらにもな」

 

 

キッドのコメント

「ちょっとKARMAはまたどこか行ってしまったんですけど、1回戦突破というのは、このトーナメントに出てるヤツらとは意志ってもんが違うんでね、NEW BLOODに対する。まあ当たり前の結果ですよね。あの外国人2人にNEW BLOODのなにがわかるんだって。このNEW BLOODはさ、新世代、若い選手、その子たちが中心になってやってるブランドなのかもしれないけど、私にはもちろん若さもあるし、なんてったってまわりのヤツらにはないキャリアってものが、これまでの経験値ってものがある。私は初代フューチャー・オブ・スターダムチャンピオンになったとき余裕すらもなかったし、必死だった。だけどいまの私は、初代フューチャー・オブ・スターダムチャンピオンに加え、初代NEW BLOODタッグチャンピオンにも余裕で、今回は余裕で、なってやろうと思います。次は準決勝、決勝になるのかな。もちろん2試合やるつもりで、私たちが初代NEW BLOODタッグチャンピオンになる姿をどうぞご覧ください」

◆初代NEW BLOODタッグ王座決定トーナメント1回戦 20分1本勝負
稲葉ともか

12分2秒
ミラマーレショック→片エビ固め

羽南
○MIRAI 飯田沙耶●

 ゴッズアイのMIRAIと壮麗亜美がタッグチームをシャッフルして新設のNEW BLOODタッグ王座を取りにいく。MIRAIは稲葉ともかをパートナーにSTARSの羽南&飯田沙耶組と対戦。ゴッデス・オブ・スターダムタッグリーグ戦では朱里と組んでいた稲葉がMIRAIとのタッグでどんなチームワークを見せるのか。対するSTARSはタッグリーグ戦にも出場したウインゴリでの出陣とあってすでにチームワークは取れている。両者ともフューチャー・オブ・スターダムのベルトを巻いているだけに、初代NEW BLOODタッグ王者にふさわしいチームとも言えるが…。

 羽南と稲葉が先発に立候補。探り合いから稲葉が腕を取ると羽南も取り返して絞り上げる。腕の取り合いから稲葉がヘッドロック、スリーパー。すぐに羽南が切り返し腕をロック。稲葉が左右でヘッドロックにとるが羽南が脱出。飯田とMIRAIがショルダータックルのぶつけ合い。ともにダウンするが、すぐに立ち上がりエルボーの打ち合いへ。飯田がカウンターで逆水平。さらに逆水平の連打でMIRAIを追い込み羽南とダブルのエルボー、飯田が羽南を背負ってボディープレス。羽南がダッシュするとMIRAIがエルボー。稲葉が羽南とエルボー合戦。稲葉がヒールホールドも羽南が切り返し腕十字。稲葉がアキレス腱固めも羽南がエスケープ。稲葉がサッカーボールキック。一撃必殺ともか蹴りは羽南がかわし大外刈り。羽南は稲葉を引き起こしブロックバスター狙い。稲葉が切り返し手刀。羽南がダッシュを止めて後方に投げつけると両者ダウン状態からタッチ。MIRAIと飯田がかわし合いからMIRAIが串刺しエルボー連打、串刺しエルボーアタック、ミサイルキック。飯田が返すと、MIRAIは腕十字。MIRAIの突進を飯田が受け止めると羽南を呼び込む、しかし稲葉が羽南を止める。それでも飯田と羽南がダブルのチョップで合体し、2方向から場外へプランチャ。リングに戻ると飯田がMIRAIへ飯田ロケット。飯田はフィニッシュを予告してMIRAIをマットに叩きつける。しかし稲葉のカットが間に合う。飯田がラリアットを放つがMIRAIがこらえる。10分経過。飯田もMIRAIのラリアットをこらえてみせる。ともにラリアットを耐えるが飯田が打ち勝つ。しかしMIRAIがラリアットをブロックしバックフリップ。稲葉が羽南を蹴り上げるとMIRAIと合体の蹴りを飯田に浴びせる。ラリアットと蹴りで合体しMIRAIがミラマーレショック。飯田が返せず、MIRAI組が準決勝へと駒を進めた。

MIRAI「1回戦突破しました! 飯田沙耶&羽南、ありがとう。みなさん本日はNEW BLOOD7ご来場いただきありがとうございます。NEW BLOODの、熱い熱い、熱い闘いいかがでしたか! ありがとうございます。稲葉ともか、ともか、こうやってメインで勝って2人で締めてるの、なんか変な感じするね。でもさすっごいうれしいよ。さてさてさて、NEW BLOOD初のタッグタイトル、ベルトベルトベルトベルトベルトベルトベルトベルトベルト! 自分は最近ベルトに見放されている気がするけど、初代チャンピオン目指して2人で魂込めて突き進んでいきます。若さを信じて、明日に輝け、NEW BLOOD7!」

MIRAI&稲葉のコメント

稲葉「トーナメント1回戦勝ちました、MIRAIが。ありがとう。いやあ、メチャクチャうれしい。まずね、知らない人が多いと思う。MIRAIと自分はとある団体の練習生で同期でした。でもそこから道が分かれ、もう絶対にリングで再会することはできないと思ってました。でもこうやってリングで再会して、しかも同じユニットで、しかもタッグ組んでるよ。ヤバくない? もう、うれしすぎ。2人でベルト取って、もっと上にいきましょう!」

MIRAI「1回戦、突破しました! 今日は勝ったけど飯田沙耶、羽南、これからはアナタたちとどんなスターダムを創りあげていけるのか、とてもとても楽しみだなって感じました。闘ってくれて、ありがとうございました。まあ何回やっても負けないですけど。そして、稲葉ともか、ともか、今日は初タッグ、一緒に闘ってくれてありがとうございました。そして、ともか、成人おめでとうございます」

稲葉「ありがとうございます」

MIRAI「あのときはともかが15歳でMIRAIが18歳。そのとき全然こんな想像できてない。こんな世界想像できてなかったです。でもこうやってリングでやっと出会ってタッグ組めて、夢というか目標はあきらめずに追いかけ続けて努力すれば、なんでもかなうんだなって、今日また一つ証明できたので、この勢いで初代タッグチャンピオンいただいちゃいますか。魂込めて」

稲葉「一撃必殺ともか蹴り」

MIRAI&稲葉「押忍!」

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