2023/01/28 試合結果

2023年1月28日 『ファーストステージPresents TRIANGLE DERBY Ⅰ』

『ファーストステージPresents TRIANGLE DERBY Ⅰ
1月28日(土)船橋市総合体育館観衆563人)

試合結果

◆3WAYバトル 15分1本勝負
妃南

6分24秒
外道クラッチ

吏南

※もう一人は稲葉ともか

◆6人タッグマッチ 15分1本勝負
向後桃

12分25秒
バックドロップホールド

なつぽい
○羽南 月山和香●
岩谷麻優 中野たむ

◆TRIANGLE DERBYⅠ公式リーグ戦 15分1本勝負
桜井まい

12分37秒
毒グモデスドロップ→片エビ固め

葉月
○テクラ コグマ
ジュリア<4点> 飯田沙耶●<2点>

◆TRIANGLE DERBYⅠ公式リーグ戦 15分1本勝負
○マライア・メイ

11分30秒
ツームストンパイルドライバー→片エビ固め

渡辺桃
ザイヤ・ブルックサイド 鹿島沙希●
白川未奈<6点> 刀羅ナツコ<6点>

◆TRIANGLE DERBYⅠ公式リーグ戦 15分1本勝負
壮麗亜美

12分6秒
ミラマーレ

梅咲遥
○MIRAI スターライト・キッド
朱里<7点> 琉悪夏●<4点>

◆TRIANGLE DERBYⅠ公式リーグ戦 15分1本勝負
水森由菜

11分56秒
片羽絞め

レディ・C●
○優宇 ひめか
高橋奈七永<8点> 舞華<4点>

◆TRIANGLE DERBYⅠ公式リーグ戦 15分1本勝負
AZM

13分18秒
ヨーロピアンクラッチ

柊くるみ●
○上谷沙弥 鈴季すず
林下詩美<7点> 世羅りさ<8点>

試合詳細レポート

◆3WAYバトル 15分1本勝負
妃南

6分24秒
外道クラッチ

吏南

※もう一人は稲葉ともか

 妃南、吏南、稲葉ともかが3WAYマッチで対戦。吏南と妃南の双子姉妹対決にJUST TAP OUTの稲葉が加わることで、どんな化学反応が起こるのか?

 握手は交わさず試合開始。手四つと見せかけ吏南が稲葉に蹴りを入れて腕を取る。妃南が吏南の腕を取ると稲葉も加勢しダブルでロープに振る。ロープワークから妃南が吏南にドロップキック、稲葉が妃南にボディースラムを狙う。妃南が切り返してボディースラムを見舞うとラリアットをかわしてネックブリーカー。稲葉がスープレックス狙いをかわすと吏南が割って入りドロップキック。吏南が妃南に卍固め。稲葉もまとめて締め上げる。吏南は妃南をリング下に落として稲葉とエルボー合戦。稲葉がニーからグラウンドにもっていく。吏南が切り返すが稲葉が丸め込みの連続。妃南が割って入りまとめて丸め込む。稲葉と吏南がダッシュすると吏南が稲葉を裏切る。吏南の呼びかけで妃南と合体も稲葉が分断して二段蹴りを妃南に見舞う。稲葉のサッカーボールキックを吏南が返す。稲葉は一撃必殺ともか蹴りを狙うが吏南がかわしてドロップキック。吏南と妃南がブレーンバスターで競演。大外刈りも決めるが妃南のカバーを吏南がカット、吏南がSTOから妃南にフィッシャーマンズスープレックス。吏南はフィニッシュを宣言し、妃南にピンクデビルの構え。妃南が切り返すと外道クラッチ。3カウントが入り妃南が吏南を破った。

◆6人タッグマッチ 15分1本勝負
向後桃

12分25秒
バックドロップホールド

なつぽい
○羽南 月山和香●
岩谷麻優 中野たむ

 岩谷麻優&羽南&向後桃組のSTARSと中野たむ&なつぽい&月山和香組のコズミックエンジェルズが6人タッグマッチで対戦。岩谷組は6人タッグリーグ戦「トライアングルダービー」の出場チームだが4戦して全敗。それだけに、得点争いではないこの試合で勝利をモノにし、残りの公式戦への弾みとしたいところだろう。対するコズエンにはいまだ未勝利の月山がいる。相手チームがリーグ戦連敗中とあって、月山には初勝利のチャンス到来か。リーダー中野の前で初めての白星をつかむ絶好の機会だが…。

 向後が先発に名乗りを挙げると月山も手を挙げて立候補。月山がコーナーに振ると向後がアームホイップからドロップキック。STARSを呼び込み月山を捕獲、次々とフットスタンプを見舞うと3方向からドロップキックを決める。向後は月山にボディースラム。月山が返すとクロスボディー。コズエンが3方向から向後にドロップキック。中野が向後に串刺しエルボーアタック、前後から蹴りを見舞いカカト落としへ。中野は向後にネックロック。なつぽいが向後の背後からドロップキックを放つ。向後が返すと、なつぽいがヘアーホイップの連続。なつぽいはレフェリーに注意されるが髪を「もってない!」と主張。向後がカウンターでドロップキック。619。しかしなつぽいが返してみせる。岩谷がなつぽいにバックキック、なつぽいの突進をかわしドロップキック。中野と月山が合体を試みるが岩谷がまとめてアームホイップ、STARSでドロップキックの競演。なつぽいが岩谷をかいくぐりドロップキック。中野が岩谷にボディーアタック。ニーアタックを岩谷がかわしバックを取る。中野が切り返しバックの取り合い。なつぽいが中野の手を引くがリング下から向後、月山が引っ張る。羽南がカットすると岩谷と中野がバックを取り合い、岩谷がスリングブレイド。羽南が中野にニーアタック、ダブルリスト狙いを中野が回避するとなつぽいとバックキック、ネックブリーカー、トラースキックの合体。しかし羽南が返してみせる。月山が羽南にクロスボディー、ヒップバット連打。羽南が返すと、月山が極楽ドンの構え。羽南が切り返しエルボーの打ち合い。月山が突進すると羽南が払い腰。中野がスピンキック、なつぽいがバックラッシュ、中野となつぽいで月山を羽南の上にボディープレス。しかし向後のカットが間に合う。10分経過。月山が向後にスープレックスを狙うが大外刈りで倒される。月山が向かっていくが羽南がかわしボディーアタック。羽南と岩谷が持ち上げて向後が背後からスワンダイブ式ミサイルキック、羽南がフェイマサ―。しかし中野となつぽいのカットが間に合う。岩谷と向後がトラースキックでコズエンを分断。月山が羽南にオースイスープレックス、羽南がブロックバスターホールド。羽南がフィニッシュを予告してバックドロップホールド。月山が返せず羽南がピンフォールを奪ってみせた。

◆TRIANGLE DERBYⅠ公式リーグ戦 15分1本勝負
桜井まい

12分37秒
毒グモデスドロップ→片エビ固め

葉月
○テクラ コグマ
ジュリア<4点> 飯田沙耶●<2点>

 ドンナ・デル・モンドのジュリア&桜井まい&テクラ組とSTARSの葉月&コグマ&飯田沙耶組によるトライアングルダービー公式戦。赤いベルトの王者ジュリアを擁するDDMだが、ここまで1勝3敗と波に乗れていない。ここで敗れるようだと後がないだけに、ジュリア組には絶対に負けられない闘いだ。一方の葉月組もまだ3戦ながら黒星がひとつ先行。こちらも落とせない一戦だ。

 テクラが「ゴリラサーンカムヒアー!」と飯田を指名。飯田が応じて試合がスタート。テクラは飯田の筋肉をチェックしプッシュアップチャレンジ(腕立て伏せ競争)を始める。レフェリーの判定は引き分け。テクラが勝者として飯田を称えると、2人で健闘を称えてハグをかわす、テクラが下がると葉月とコグマが襲い掛かり、コグマがロープワーク。テクラがロープにぶら下がりコグマを誘う。コグマが突進するとテクラはブリッジをしてからクマポーズ。コグマがテクラを捕まえて葉月と連係攻撃。テクラが返すと、コグマがフットスタンプ。葉月がテクラにヘアーホイップから顔面ウォッシュ、フェースロック。STARSがテクラを捕獲し飯田が逆水平。テクラとコグマがエルボーを打ち合いテクラがコルバタ、ビッグブーツ。桜井がコグマにビッグブーツで続く。葉月がカットすると桜井はドラゴンスリーパー、割って入ろうとしたコグマにまとめてスタナー、ドロップキック。桜井はコグマにボディースラム。ジュリアが入り桜井と合体のバックドロップを放つ。コグマが返すとジュリアにネックロック、DDT。葉月がジュリアとエルボーの打ち合い。ジュリアの突進に葉月が二段蹴り。飯田がジュリアへ飯田ロケット。ジュリアがミサイルキックも飯田が返す。テクラと飯田が逆水平の応酬。テクラが連打を食らうがワキ固めに取る。飯田がエスケープすると、桜井がビッグブーツ、スタナーで援護しテクラがダイブ。飯田がかわしてジャンピングチョップ。10分経過。STARSがテクラを連係で攻撃もテクラがクリアー。飯田がテクラに滞空時間の長いブレーンバスター、ラリアット。返された飯田がダッシュするとジュラがドロップキック、ジュリアが抱えてテクラがネックブリーカー。ジュリアとテクラでエルボーの挟み撃ち。しかし飯田が返してみせる。残り3分。テクラがダブルアームの構えも飯田が切り返す。しかしテクラがスピアを決める。飯田が返すと、テクラが毒グモデスドロップ。飯田が返せずテクラが勝利を奪った。

◆TRIANGLE DERBYⅠ公式リーグ戦 15分1本勝負
○マライア・メイ

11分30秒
ツームストンパイルドライバー→片エビ固め

渡辺桃
ザイヤ・ブルックサイド 鹿島沙希●
白川未奈<6点> 刀羅ナツコ<6点>

 白川未奈&ザイヤ・ブルックサイド&マライア・メイ組のクラブビーナスと大江戸隊の刀羅ナツコ&鹿島沙希&渡辺桃組が公式戦で激突。白川組は2勝3敗で黒星がひとつ先行も、まだまだ優勝のチャンスはあるとみていいだろう。一方のナツコ組は3連勝スタートも高橋奈七永組に連勝を止められた。前アーティスト王者2人を含むこのチームには、優勝に向けて仕切り直しの一戦となる。

 白川が安藤リングアナのマイクを奪い取り自軍をコール。ザイヤと桃が腕の取り合い。ザイヤがコルバタからモンキーフリップ。白川とマライアがドロップキックで競演しザイヤが馬乗り。トリオでポーズを作ると大江戸隊が襲い掛かり場外戦に。リングに戻るとナツコがザイヤにボディースラム。ザイヤがエルボー連打で向かっていくとラリアットをかわしてコードブレイカー。白川が入ると桃と鹿島をかわしてネックブリーカー、ナツコにコルバタ式河津落とし、リバースDDT。ナツコが返すと、白川の突進にラリアット。桃が白川に串刺しドロップキック、ミドルキック、ブレーンバスター。打撃のかわし合いからローキックの打ち合い。倒された桃がミドルキック連打で白川を倒す。桃の突進に白川がヒザへのドロップキック、足4の字固め。しかしナツコがセントーンでカットしキャノンボールも食らわす。桃が蒼魔刀を決めるが白川が返す。桃のBドライバー狙いを白川が切り返し、マライアに託す。マライアが鹿島にエルボーとチョップの連打。鹿島がロープに振るとマライアがドロップキック。ザイヤを呼び込みダブルでブレーンバスター。マライアが鹿島をコーナーに追い込み突進。鹿島がかわすと大江戸隊が次々と攻撃、鹿島の昇竜拳がヒットも2カウント。鹿島がマライアにバズソーキック、コーナーに上がるとザイヤがカット、マライアがエプロンから鹿島を場外に送り出す。白川とザイヤが場外めがけてスライディングキック。10分経過、マライアが鹿島にスピアも2カウント。クラブビーナスがトリオで合体を試みるが場外から大江戸隊が足を引き鹿島が起死回生も2カウント。クラブビーナスが大江戸隊を分断しマライアと白川が合体。マライアがツームストーンパイルドライバーを鹿島に決めると3カウントが入った。

◆TRIANGLE DERBYⅠ公式リーグ戦 15分1本勝負
壮麗亜美

12分6秒
ミラマーレ

梅咲遥
○MIRAI スターライト・キッド
朱里<7点> 琉悪夏●<4点>

 ゴッズアイの朱里&MIRAI&壮麗亜美組とスターライト・キッド&琉悪夏&梅咲遥組による公式戦。スターダムで梅咲、NEW BLOODでKARMAを使い分けるキッドだが、この試合はトライアングルダービー公式戦。ここまで2勝1敗で、まだまだこれからが本番だろう。対する朱里組は2勝1引き分けでここまで黒星がない。どちらも公式戦はこれが4試合目。今後を占う公式戦となる。

 壮麗と梅咲が先発に名乗りを挙げて対峙。梅咲が「よっしゃー!」と気合を入れるとロックアップで力比べ。梅咲がエルボー連打、壮麗もやり返してエルボーの応酬になる。梅咲が突進すると壮麗がショルダータックル。壮麗のボディースラムを梅咲が返す。壮麗がもう一度持ち上げて滞空時間を取ってのボディースラム。MIRAIが入り壮麗とチョップの連打で競演。朱里が梅咲にサッカーボールキックを連発。梅咲が返すと、朱里がニーアタック、フロントネックチャンスリー、顔面蹴りの連打。梅咲は朱里へネックブリーカー。キッドが朱里にコルバタでコーナーに追い込み突進、エプロンに出されると頭部をコーナーに当ててからダイブを試みる。しかMIRAIが介入してカット。朱里とMIRAIが合体を試みるとキッドがまとめてコルバタ、琉悪夏がボディーアタック、キッドが朱里にフィッシャーマン。朱里がキッドにロックボトム。壮麗がキッドのクロスボディーアタックをキャッチしコーナーに乗せると串刺しボディーアタック。返したキッドに壮麗は逆エビ固め、エスケープされるもチョップの連打を叩き込んでいく。キッドはヒザへのドロップキックを放つと琉悪夏に託す。琉悪夏は壮麗にセントーン、壮麗がダブルチョップからバックフリップ。MIRAIが琉悪夏に串刺しエルボーアタック連打、ミサイルキック。琉悪夏が返すと、MIRAIにコンプリートショット。琉悪夏の突進を朱里が止めてMIRAIと壮麗がダブルで前方に叩きつける。MIRAIが琉悪夏にバックフリップ。しかしキッドのカットが間に合う。朱里と壮麗が合体もキッドと梅咲がドロップキックで迎撃。梅咲は場外にプランチャで飛ぶ。MIRAIが突進すると琉悪夏がショルダータックル。琉悪夏がMIRAIにフィッシャーマン、キッドと梅咲が2方向からダイビングボディープレス。琉悪夏がリバーススプラッシュを決めるが2カウント。琉悪夏はフィニッシュを宣言し冷凍庫爆弾。しかしMIRAIがかわしてアームロック。キッドがカットし琉悪夏がラリアット。MIRAIがこらえてラリアットを連打。しかし琉悪夏がこらえて反対にラリアットで倒してみせる。するとMIRAIがカウンターでラリアット。しかし琉悪夏もカウンターのラリアットでやり返す。琉悪夏はフィニッシュを予告してネックハンギングボム狙い、しかしMIRAIが切り返しミラマーレ。琉悪夏がギブアップしMIRAIが勝利した。

◆TRIANGLE DERBYⅠ公式リーグ戦 15分1本勝負
水森由菜

11分56秒
片羽絞め

レディ・C●
○優宇 ひめか
高橋奈七永<8点> 舞華<4点>

 開幕3戦して黒星なしの3連勝とスタートダッシュを見せた高橋奈七永&優宇&水森由菜組と、舞華&ひめか&レディ・C組による公式戦は、奈七永&優宇と舞華&ひめかにとって2・4大阪でおこなわれるゴッデス・オブ・スターダムの前哨戦でもある。大型チームの激突とあってリーグ戦随一のド迫力バトルが展開されそうだ。全勝街道を突っ走る奈七永組に対する舞華組はここまで2勝2敗の五分。レディも自力で勝利を挙げるようになっており、ここは期待できそうだ。パッション注入マッチで奈七永から誘われるも、打倒・奈七永をあらためて宣言したのがレディだった。NEW BLOOD6以来の再会で、レディがどこまで奈七永を追い込めるかが勝利のカギとなりそうだ。

 レディが奈七永を指名。ひめかが制止すると、優宇がひめかの前に立つ。試合はひめかと優宇でスタートしロックアップの力比べ。優宇が押し込みブレイク。ひめかがヘッドロックで締め上げる。優宇がロープに振るとショルダーをぶつけ合う。優宇が打ち勝つとセントーン。ひめかがかわして突進するが優宇がクロスボディー。水森がひめかにクロスボディー。ひめかが水森にバックフリップ。レディが水森に逆水平連打。舞華が水森にボディースラムを連発。ひめかが水森に串刺しボディーアタック。水森がかわしてコーナーに追い込むと串刺しヘッドアタック、ダイビングショルダータックル。奈七永がひめかにショルダータックル、マウントパンチの連打を浴びせる。舞華が乱入しひめかとサンドイッチラリアットもかわされて同士討ち。奈七永と優宇がショルダータックルで合体も、舞ひめが串刺しラリアットの競演。舞華が奈七永にスリーパー。奈七永が舞華にバックドロップ。舞華が奈七永にブレーンバスター。奈七永は舞華に延髄斬り。優宇が舞華に起き上がりこぼし式で逆水平の連打、サイドスラム、セントーン。舞華が返すと、優宇はパワーボム狙い。舞華がこらえるとひめかが介入、舞華がラリアット。優宇が返すと、舞華にドロップキック。レディが優宇に逆水平の連打を浴びせる。優宇もやり返し逆水平。優宇はレディを挑発し逆水平連打を受けて立つ。レディがブロックしバックを取るが逆水平で倒される。優宇はコーナーに上がるが舞華がカットし雪崩式ブレーンバスター狙い。そこへひめかが入りパワーボムと合体、舞華とひめかがサンドイッチラリアット、レディがネックブリーカーで続く。しかし奈七永と水森がカット成功。レディは優宇へジャイアントバックブリーカー、脳天唐竹割り。10分経過。レディが優宇を持ち上げようとすると奈七永が「レディいい加減にしろ!」と張り手でカット。舞華組が次々とコーナーに追い込まれ、奈七永が3人まとめて串刺しラリアット、優宇がキャノンボール。優宇はロープをゆすってダイビングボディープレスもカットされる。優宇はレディを引き起こし片羽締め。優宇の勝利がアナウンスされた。

優宇「ここは船橋出身、船橋育ちの優宇が勝ちました。奈七永、大阪の借り返したね。2月4日に舞ひめ、このベルト懸けてタイトルマッチするの決まってるみたいんだけど、ごめんね、結果は今日と同じだから」

舞華「舞ひめが、そう簡単に負けるわけねえだろ。スターダムファンの期待に応えるのが舞ひめだろ。大阪、楽しみにしているよ」

◆TRIANGLE DERBYⅠ公式リーグ戦 15分1本勝負
AZM

13分18秒
ヨーロピアンクラッチ

柊くるみ●
○上谷沙弥 鈴季すず
林下詩美<7点> 世羅りさ<8点>

 林下詩美&上谷沙弥&AZM組のクイーンズクエストと世羅りさ&鈴季すず&柊くるみ組のプロミネンスが公式戦で激突。QQと現アーティスト・オブ・スターダム王者という注目の顔合わせだ。詩美組はここまで2勝1敗1引き分け、対する世羅組は高橋奈七永組に敗れるも1敗をキープし、4勝1敗。ここで2点を獲得すれば優勝に向けて大きく前進となる。一方の詩美組も優勝に向けて落とせない一戦。タイトルマッチさながらの熱戦が期待される。

 鈴季とAZMの先発でゴング。AZMがロープワークに誘い鈴季をカバーすると鈴季が抜け出しドロップキック。AZMは突進をかわしドロップキックのお返し。2発目をかわした鈴季がグラウンドにもっていくが、すぐにAZMが抜け出しエルボーの応酬へ。鈴季が顔面ウォッシュを見舞うと場外戦へ。柊がAZMに滞空時間の長いボディースラム。世羅がAZMに逆エビ固めからカンパーナ。AZMがエルボー連打からブレーンバスターを狙う。世羅がこらえて突進するとQQがトリオでドロップキック。詩美が鈴季を担いでコーナーの世羅に投げつけると、まとめて串刺しエルボーからドロップキック。世羅が返すと詩美とエルボーの応酬。世羅はサイドバスターからダブルニードロップも詩美が返す。柊が詩美とショルダーをぶつけ合う。柊が打ち勝つが、すぐに詩美もショルダータックルで吹っ飛ばす。しかし柊が詩美にパワースラム。プロミネンスが次々と詩美を攻撃。世羅が鈴季を背負いニードロップ。詩美が鈴季をマットに叩きつけると上谷がリングイン。上谷は鈴季にドロップキック、鈴季がスピアから背中にニーアタック連打。鈴季はフィニッシュを宣言し上谷のバックを取る。上谷がかわしてフットスタンプ。鈴季がトラースキックからジャーマン狙い。上谷が切り返すとカウンターで二段蹴り。柊が上谷にミサイルキック。パイルドライバー狙いを上谷が切り返してニールキック。柊の突進を上谷がかわしQQがキックの挟み撃ち、上谷がスワンダイブ式ボディーアタック。返された上谷はスープレックスの構え。柊が切り返しトラースキック。コーナーに追い込むと串刺しボディーアタック。鈴季と世羅も続いて柊がキャノンボール。10分経過。柊がコーナーに上がると上谷が起き上がりエルボー連打から雪崩式フランケンシュタイナーを決める。上谷は二段蹴り、AZMがハイキックで援護し、詩美と上谷でバックドロップ。しかし柊が返してみせる。上谷は柊を引き起こしスープレックス。返された上谷はフィニッシュを宣言してスタークラッシャー狙い。柊が切り返しサイドスラム。世羅と鈴季が上谷を叩きつけると柊がダイビングフットスタンプ。柊が突進してラリアット、上谷が一回転。上谷が返すと、柊はひとでなしドライバーの構え。上谷が丸め込むと3カウントが入った。

上谷「プロミネンスに勝ちました! くるみ、アイツ、勢いすごすぎてコンタクトが両目取れていまなにも見えない。なんも見えない。大丈夫、大丈夫。私たちQQ、生え抜きにとっては、プロミネンス外敵がスターダムのユニットの象徴であるアーティストのベルトを巻いてることが、悔しくて悔しくてたまりません。だから、今日の勝利はすごく大きいと思うし、アーティストに挑戦する権利というか一歩近づいたんじゃないかと思っています。私は2月4日にこのワンダーのベルトの渡辺桃との防衛戦が決まっています。そっちもしっかり防衛して、ワンダーのベルトに歴史を刻み伝説を作ってみせます。あらためまして本日はご来場まことにありがとうございました。トライアングルダービー優勝目指して絶対に頑張っていきます! いまを信じて明日に輝け?誰を信じるかは自分で決めろBow down to the queens!」

QQのコメント

上谷「プロミネンスから勝利しました。どうでしたか、プロミネンス」

詩美「すごい刺激的な存在だし、自分はずっとぶつかり合ってみたかった、くるみ。デカいヤツは大好き。だから、くるみは大好き。狂ったヤツも大好き。すずも好き。世羅りさは、青い。青いのも嫌いじゃない。すごい楽しい最高の試合だった。なんといってもベルト持ってるのがすごく魅力的だね」

AZM「そう、ベルト持ってる」

上谷「メチャクチャ悔しいですよ。だって私たち生え抜きからしたら外敵である存在のプロミネンスが巻いてるってことがホントに悔しくてたまらないです。これで一歩アーティストのベルトに近づいてきたんじゃないかと私は思っています」

AZM「私はね、ずっと言いました、鈴季すずと闘いたいと。今日初めての対戦だったけど、まあ楽しかったね、刺激的だったね。やっててすごく楽しかった。これで勝ってさらに優勝もして、これで挑戦問題ないでしょ。私たち生え抜き組が優勝して、きっちり、プロミネンスが持ってるアーティストのベルトに挑戦するんで、楽しみにしててください。すず待ってろよ」

一覧へ戻る