2023/02/12 試合結果

2023年2月12日 『TRIANGLE DERBYⅠ富士大会』

『TRIANGLE DERBYⅠ富士大会
2月12日(日)ふじさんめっせ観衆647人=超満員札止め)

試合結果

◆2vs3変則タッグマッチ 15分1本勝負
マライア・メイ

8分22秒
延髄斬り→片エビ固め

○白川未奈 コグマ
なつぽい 羽南●

◆3WAYバトル 15分1本勝負
上谷沙弥

15分00秒
時間切れ引き分け

中野たむ 水森由菜

◆6人タッグマッチ 15分1本勝負
渡辺桃

10分10秒
三連単→片エビ固め

葉月
○鹿島沙希 飯田沙耶●
刀羅ナツコ 岩谷麻優

◆6人タッグマッチ 15分1本勝負
壮麗亜美

14分0秒
ミラマーレ

天咲光由●
○MIRAI AZM
朱里 林下詩美

◆TRIANGLE DERBYⅠ公式リーグ戦 15分1本勝負
梅咲遥

12分36秒
冷凍庫爆弾→エビ固め

櫻井裕子
スターライト・キッド 網倉理奈
○琉悪夏<6点> 月山和香●<0点>

◆TRIANGLE DERBYⅠ公式リーグ戦 15分1本勝負
桜井まい

11分50秒
グロリアスドライバー→体固め

レディ・C
テクラ ひめか
ジュリア<6点> 舞華<4点>

試合詳細レポート

◆2vs3変則タッグマッチ 15分1本勝負
マライア・メイ

8分22秒
延髄斬り→片エビ固め

○白川未奈 コグマ
なつぽい 羽南●

 コズミックエンジェルズのなつぽい、コズエン&クラブビーナスの白川未奈、クラブビーナスのマライア・メイがトリオを結成。対するはコグマ&羽南&向後桃のSTARSが予定されていたが、向後が体調不良により急きょ欠場、2対3のハンディキャップマッチとなる。コズエンとクラブビーナスの両ユニットに所属する白川がどのようにパートナーをリードするかが勝負のポイントになりそうだ。

 コグマが先発に名乗りを挙げるとマライアに挨拶、「ジャパニーズキュートポーズクマ」を紹介。ゴングが鳴るとポーズにいこうとするがマライアが蹴飛ばして攻撃を仕掛ける。しかしコグマがキャメルクラッチにとらえて強制クマポーズ。マライアが逃れると一瞬クマのポーズを見せて白川とドロップキックの競演。なつぽいがコグマにボディースラムを狙うが反対に叩きつけられる。羽南がコグマと合体し連係で攻撃。コグマがカバーするがなつぽいが返す。羽南がなつぽいにボディースラム、ストンピング連打。なつぽいがバックキックからネックブリーカー。マライアが羽南をかいくぐりチョップの連打。コグマが乱入し羽南と合体もミサイルキックを食らう。白川が羽南にネックブリーカー。羽南がコーナーに振って突進するが白川がかわしてエルボー、延髄斬り。羽南が返すと、白川はDDTの構え。コグマのアシストを得て羽南が払い腰。なつぽいがトラースキック、マライアがビッグブーツで援護し白川が羽南にDDT。返した羽南に白川が首4の字固めもコグマにカットされる。なつぽいとマライアがロープに振ろうとするがコグマがまとめてDDT。羽南が白川にフェイマサ―、ブロックバスターホールド。しかしなつぽいのカットが間に合う。羽南はフィニッシュを宣言して白川にバックドロップ狙い。白川が切り返しエルボーも羽南が大外刈り、白川が丸め込むが羽南がギリギリで返す。羽南は白川のバックを取るがなつぽいがバックラッシュでカットし白川とエルボー、なつぽいのトラースキックがヒット、白川は羽南をコーナーに振りローリングエルボーからロープにかけてのDDT。決まったと思われたが羽南の肩が上がる。白川が狙いすまして走り込んでの延髄斬り。羽南が返せず白川が勝利した。

◆3WAYバトル 15分1本勝負
上谷沙弥

15分00秒
時間切れ引き分け

中野たむ 水森由菜

 中野たむvs上谷沙弥vs水森由菜の3WAYマッチ。2・4大阪で白いベルトの最多防衛記録を更新した上谷。ベルトをめぐる争いから師弟の枠を越えた中野と上谷の師弟対決にフリーの水森が加わることで、どんな化学反応が見られるか?

 水森が握手を求めると、中野と上谷が握手をして水森は無視される。試合が始まると水森が割って入りトロピカルヤッホーをアピール。中野と上谷が一緒に水森に襲い掛かるとバックと首の取り合いでヘッドロックの数珠つなぎに。上谷がロープに振られ2人をかいくぐると、つづいて中野がまとめてドロップキックもかわされる。水森が2人まとめて腕を取り締め上げる。中野と上谷が取り返しドロップキックの挟み撃ち。上谷が中野を丸め込むと水森が横取り。丸め込みの応酬から水森がまとめて押さえ込む。水森は2人の手を挙げてから中野を排除すると上谷にボディーアタック。上谷が返すと、水森にドロップキック、串刺しニーアタック、ドロップキック。返した水森に上谷はストンピング連打。上谷が水森に首4の字固めでギブアップを迫るが、中野がカット。中野は水森を引き起こしサッカーボールキック、PK、「トロピカルヤッホーってなに?」と疑問を投げかけながら逆エビ固め。上谷がカットし水森にエルボーを打たせる。水森の連打を上谷がこらえて二段蹴り。上谷はボディースラムを狙うが反対に叩きつけられる。水森はなぜか中野にタッチを求め中野がリングイン。上谷にキックの連打からカカト落とし。上谷が返すと水森がリングインし中野との共闘を申し出る。上谷をコーナーに振り中野を水森が裏切って丸め込む。水森は2人をコーナーに追いやり突進するがかわされてしまう。中野が水森にドロップキック、ニーアタック。水森が中野の突進をストップさせて「ハッピーバレンタイン」とチョコレートを差し出す。喜ぶ中野に水森はボックスで殴りかかる。水森がフライングショルダータックルからキャメルクラッチ。上谷が割って入り「私にはないのかよ?」と鎌固め。中野がボックスを奪って攻撃。中野と上谷がキックのかわし合い、エルボーの応酬。上谷の突進に中野がトラースキック、コーナーに上がると上谷が追いつくも中野がドラゴンスリーパーで宙吊りに。そこへ水森が突進しボディーアタック、中野が丸め込むが水森がラリアット。水森がダイビングショルダータックル、上谷、中野がダイビングボディーアタック。中野は上谷にジャーマン狙いもスピンキックを食らう。水森がラリアットも上谷が二段蹴り。残り1分で3人がダウン。水森が上谷にエルボー連打。中野にラリアットを狙うが上谷が中野にスープレックス。中野が返すと上谷がスタークラッシャー狙い。中野が切り返しスピンキック。上谷が突進をかわすと水森がボディープレス。しかしそのまま時間切れ引き分けとなった。試合後、水森がチョコレートのボックスを中野に渡す。上谷は水森に私にはないの?というようなそぶりを見せるが水森がリングを下りる。リング上では中野がボックスの中からチョコレートを取り出し上谷にプレゼントした。

◆6人タッグマッチ 15分1本勝負
渡辺桃

10分10秒
三連単→片エビ固め

葉月
○鹿島沙希 飯田沙耶●
刀羅ナツコ 岩谷麻優

 STARSの岩谷麻優&葉月&飯田沙耶組と刀羅ナツコ&鹿島沙希&渡辺桃の大江戸隊が6人タッグマッチで激突。大江戸隊のナツコ組はトライアングルダービーで3勝3敗で、公式戦は残り1試合。スターライト・キッド&琉悪夏&梅咲遥組との同門対決を含む最終公式戦を前に弾みをつけておきたいところだが…。

 ゴングを待たず大江戸隊が奇襲攻撃、場外戦で試合がスタートする。リングに戻ると桃が岩谷にミドルキック連打。コーナーに振ると岩谷がかわしてドロップキック。葉月が桃に串刺しエルボーアタック、ミサイルキック。桃が返すと葉月はフェースロックも鹿島がカット。葉月は乱入してきたナツコにドロップキック、大江戸隊にまとめてセントーン、STARSで顔面ウォッシュの競演。葉月は桃にフルネルソンの構え。桃が切り返しサッカーボールキック、ドロップキック。ナツコが葉月とエルボーの打ち合い。ナツコがエルボースマッシュも葉月がコードブレイカー。飯田がナツコに逆水平連打、ジャンピングチョップ。ノーザン狙いはナツコが阻止してキャノンボール。ナツコが飯田にバックフリップからコーナーに上がる。すると飯田が雪崩式パワースラム。飯田はラリアットにいくがナツコがラリアットを食らわせる。鹿島が飯田にダイビングフットスタンプ。ダブルアームの構えは飯田が切り返しショルダースルー。STARSがトリオで鹿島にフェースクラッシャー。飯田が鹿島にノーザンライト。鹿島が返すと飯田は飯田ロケット発射。カットされた飯田だがフィニッシュを宣言し筋肉バスターの構え。鹿島が切り返し大江戸隊が串刺し攻撃。鹿島がダブルアームスープレックスホールドも岩谷がカット。飯田が鹿島に飯田橋。しかしナツコのカットが間に合う。岩谷と葉月がロープに振るがナツコがまとめてラリアット。桃が飯田をBドライバー、ナツコがスワントーンボム、鹿島がダイビングフットスタンプの三連単。3カウントが入り、鹿島が飯田をフォールした。

◆6人タッグマッチ 15分1本勝負
壮麗亜美

14分0秒
ミラマーレ

天咲光由●
○MIRAI AZM
朱里 林下詩美

 ゴッズアイの朱里&MIRAI&壮麗亜美とクイーンズクエストの林下詩美&AZM&天咲光由組が6人タッグマッチで対戦。トライアングルダービーでも快進撃を見せるゴッズアイのベストメンバーに天咲がどう挑むかが試合のポイントになりそうだ。元赤いベルトの王者・詩美とゴッデス・オブ・スターダムタッグリーグ戦でコンビを組んだ現ハイスピード王者のAZMが天咲をいかにリードするかが見どころとなる。

 朱里と天咲が対峙しゴング。朱里がグラウンドに誘い腕を取りにいく。天咲が取り返すが朱里がヘッドロック。天咲が切り返してヘッドロックも朱里が元に戻す。朱里のボディーシザーズを天咲が抜けるが朱里が腕を取りにいく。天咲がエスケープすると朱里がサッカーボールキック。MIRAIが天咲をカバー。MIRAIと壮麗が天咲にチョップの連打を浴びせる。壮麗が天咲に逆水平。朱里が天咲に再びサッカーボールキック。天咲が返すと、朱里にDDT。タッチを受けたAZMがコーナーに振られると反転。しかし壮麗がキャッチ。それでもAZMは壮麗と朱里をまとめてアームホイップ。AZMがブレーンバスターを狙うと朱里が切り返しニーアタック、フロントネックチャンスリー。壮麗がAZMにショルダータックル。AZMが丸め込むが2カウント。壮麗が逆水平の連打、AZMがかわしてチョップのお返し。チョップのかわし合いから壮麗が打ち倒す。AZMが壮麗をかいくぐりミサイルキック。詩美が壮麗に串刺しエルボー。ショルダーをぶつけ合い、詩美がバックフリップ。壮麗はダブルチョップから担ぎ上げて前方に叩きつける。MIRAIが詩美に串刺しエルボー連打、ミサイルキック。詩美が返すと、MIRAIとエルボーの打ち合い。AZMの丸め込みから詩美がドロップキック、ラリアット、コウモリ吊り落とし。天咲がMIRAIのヒザにドロップキック。ロープに振るのをこらえるMIRAIに天咲がエルボー連打。天咲はドロップキックもMIRAIが返す。10分経過。天咲の突進をMIRAIが止めてボディースラム。MIRAIの突進をかわし天咲がドロップキック、スイングDDT。MIRAIが返すと天咲は天聖を狙う。壮麗がカットしラリアット、朱里がスタンディングギロチンを食らわすとMIRAIがスプラッシュ式エルボードロップ。MIRAIはフィニッシュを宣言し裏投げも2カウント。MIRAIはラリアットを狙うが天咲が丸め込みからアキレスけん固め。ゴッズアイがカットするが天咲が天橋立。MIRAIが返すと、MIRAIがラリアット。天咲がかわしてDDTから天聖の構え。MIRAIが切り返し押さえこむが2カウント。MIRAIが腕を取ってミラマーレで締め上げると天咲がギブアップした。

◆TRIANGLE DERBYⅠ公式リーグ戦 15分1本勝負
梅咲遥

12分36秒
冷凍庫爆弾→エビ固め

櫻井裕子
スターライト・キッド 網倉理奈
○琉悪夏<6点> 月山和香●<0点>

 スターライト・キッド&琉悪夏&梅咲遥組と月山和香&櫻井裕子&網倉理奈組による公式戦。大江戸隊と梅咲のトリオはここまで2勝3敗で決勝トーナメント進出は絶望的だが、刀羅ナツコ&鹿島沙希&渡辺桃組との大江戸隊対決に向けて弾みをつけたい。対する月山組は白星なしの5連敗で、それがそのまま月山の未勝利をキープさせている。残り少なくなった公式戦で月山が初勝利をつかむことができるのか? 月山&櫻井&網倉のトリオもどんどん形ができているだけに、歓喜の初勝利を期待したいところだが…。

 月山がコールされた後にキッド組が襲い掛かり試合がスタート。琉悪夏が月山をキャメルクラッチにとらえキッドと梅咲でドロップキック。梅咲がボディースラムで叩きつけると丸め込みの連続。琉悪夏が月山にショルダータックルの連打。月山が返すと、キッドと琉悪夏が自軍コーナーで顔面を踏みつけ、ジャージーで首を締め上げる。キッドが月山に張り手、ドロップキックをかわす。月山がドロップキックをヒットさせ網倉にタッチ。網倉はキッド、梅咲をショルダータックルで吹っ飛ばし琉悪夏とショルダー合戦。琉悪夏が打ち勝つも網倉がやり返す。網倉は琉悪夏と梅咲にまとめてワープレス。網倉のカナディアンをかわして梅咲がドロップキック。網倉はパワースラム。櫻井のドロップキックをキッドがかわす。櫻井はエルボー連打、カウンターでドロップキック、ドラゴンスリーパー、ファイナルカット。キッドが返すと、櫻井が619をかわす。キッドはクロスボディーアタックからその場飛びムーンサルト。琉悪夏が櫻井にクロスボディー。櫻井が丸め込み。替わった月山が琉悪夏にミサイルキック、ヒップアタック。琉悪夏が返すと、琉悪夏が腹部にパンチ。しかし月山がDDT。琉悪夏はコンプリートショットからセントーン。返した月山を網倉、櫻井が援護しボディープレスとサマーソルトドロップ。網倉が2人を背負ってワープレス投下。月山が極楽ドンを決めるが琉悪夏が返す。月山が絶叫し琉悪夏にスープレックスを放つが梅咲のカットが間に合う。キッドと梅咲がドロップキックで網倉と櫻井を排除。キッドは場外にプランチャ。梅咲は月山にミサイルキック。琉悪夏が月山に滞空時間の長いフィッシャーマンバスター。決まったと思われたが月山がクリアーしオースイスープレックス。琉悪夏が返すと月山がエルボー連打。琉悪夏がラリアットも月山が丸め込み。返した琉悪夏がネックハンギングボムからフィニッシュを宣言し冷凍庫爆弾。3カウントが入り琉悪夏が月山をフォールした。

◆TRIANGLE DERBYⅠ公式リーグ戦 15分1本勝負
桜井まい

11分50秒
グロリアスドライバー→体固め

レディ・C
テクラ ひめか
ジュリア<6点> 舞華<4点>

 2勝3敗で黒星がひとつ先行しているジュリア&桜井まい&テクラ組と、2勝4敗で決勝トーナメント進出は厳しくなった舞華&ひめか&レディ・C組が公式戦で激突。ドンナ・デル・モンド同門対決の中でレディがどんな闘いを挑むのか。また、2日前に4・23横浜アリーナでの引退を発表したひめかにとっては、ジュリアたちとの同門対決はラストランでの大きなポイント。残り少ないと思われるジュリア、桜井、テクラとの対戦で、ひめかがどんなメッセージを伝えるか?

 両軍が握手をかわし、テクラと舞華の先発でスタート。手四つの構えからブレイクし、ロックアップにいくとバックの取り合い。テクラが腕を取ると舞華がヘッドロックへ。テクラがロープワークに持っていくとアームホイップ、舞華がショルダータックル。舞華組が次々と串刺し攻撃、舞ひめでダブルのブレーンバスター。ひめかがテクラにショルダータックル連打。テクラが突進をかわすとひめかの頭部をコーナーポストに叩きつけてぶら下がり式首4の字固め。舞華とレディもコーナーで捕獲する。テクラはひめかにコルバタ、ビッグブーツ。桜井がひめかにミサイルキック。ひめかが返すと、桜井がエルボー連打。ひめかが受けて立ち、一発でダウンさせる。桜井がさらにエルボー連打で向かっていくと、ひめかが崩れ落ちる。それでも桜井にバックフリップ。替わったレディが桜井にビッグブーツ、コブラツイスト。桜井がエスケープすると、レディが突進。桜井がかわすとテクラの援護から桜井がビッグブーツ。レディが返すと、桜井とエルボーの応酬。レディが連打するが桜井がビッグブーツ、レディもビッグブーツをやり返す。桜井もビッグブーツを連発。ジュリアがレディにブレーンバスター狙い。レディが切り返すと舞華がラリアット、舞ひめでサンドイッチラリアット、レディがネックブリーカー。さらにレディがチョークスラムで豪快に叩きつける。ジュリアが返すとレディはジャイアントバックブリーカー狙い。ジュリアが切り返しDDT。ジュリアは桜井とコーナーに上がるが舞華がカットしまとめて雪崩式狙い。そこにひめかが加わりパワーボムと合体。レディがジュリアを引き起こし、ひめかとともにマットに叩きつける。レディはジュリアにジャイアントバックブリーカー。10分経過。テクラがカットすると舞華がラリアット、桜井がビッグブーツ、ひめかがラリアット、ジュリアにジャンピングニー。ジュリアがひめかにドロップキックもラリアットを食らう。レディがジュリアにバックドロップの構えも切り返されて反対に投げつけられる。レディが返すと、ジュリアはグロリアスドライバー。レディが返せずジュリアがピンフォールを奪った。

ジュリア「静岡にお越しの諸君、ごきげんよう。ひめかの引退が発表されて、今日はね、ドンナ・デル・モンド同門直接対決がたぶん最後、この試合で。だから、今日ここに来てくれたみんなは、超ラッキーだね。だからさあ、みんな気になるよね。ひめかのマイク聞きたいね」

ひめか「先日発表された通り、自分は5月でプロレスを引退させていただきます。この富士大会、ふじさんめっせに来るのはたぶん最後になると思います。でも、ここに来れてみなさんと会えることが奇跡だと思うし、みなさん、今日のDDM同門対決どうでしたか? 素敵なDDMで2年半、そして、最後までDDMで走り抜けたいと思ってます。まだ残り3カ月あるので、最後まで見届けてくれるとうれしいです。桜井、テクラ、舞華、ジュリア、レディ・“D”。そして、ひめか。デカいは強い、デカいは正義。そしてデカいはかわいい」

ジュリア「アリーベデルチ、またな!」

DDMのコメント

舞華「なんでオマエ(レディ)が一番泣いてんだよ!? オマエ泣いてんじゃねえよ!」

ひめか「寂しいってことは、きっとDDMに入りたいって気持ちがあるんじゃない。レディ・Dになる決意が」

舞華「もうできたよね。レディ・Dになる決意が」

レディ「……。あ、あの、またあとで後程考えさせて…」

舞華「後程!? そんな時間はない。いま決めろよ!」

ひめか「私あと3カ月しかないんだから、いま決めろって。ハイ、どうぞ」

舞華「ハイ、どうぞ。その涙は、なに?」

レディ「ひめかさんが引退されるってことで、すごい寂しくて…」

舞華「ってことは?」

ひめか「つまり?」

レディ「セコンドから3カ月いっぱい応援させて…」

舞華「え~!」

レディ「ひめかさんを見てたいからセコンドから応援していきます…」

DDM「バイバーイ」(DDMで帰れコール)

レディ「急に扱い酷くないですか?」

舞華「帰る場所はQQなんだろ? 帰れ、帰れ」

ひめか「バイバーイ、ありがとう、数カ月間」

ジュリア「悲C、寂C、レディ・C」

レディ「寂しい!」

ジュリア「ありがとうございました。ホントにありがとう。そうだよね、もしかしたら今日この試合が、直接対決の同門のラストマッチになっちゃうのかな。ちょっと寂C。私はDDMにひめかがいてくれるってことはね、ホントに心強くて、ここまでやってきてくれて、ホントにありがとうと思ってる。でもこれ以上のことは本人には言わない。まだ3カ月あるから」

ひめか「自分はスターダムの思い出イコールDDMの記憶というか、DDMの思い出という感じなので、ジュリアが作ってくれたから自分のいまの居場所があると思ってるので、残り3カ月、DDMにとっても自分にとっても素敵な思い出、そして素敵な記録を残せるように突っ走っていきたいと思います」

桜井「私はひめかにすごく恩があって、スターダムにこれたのはひめかのおかげでもあるので、これからもっともっと強くなって、私はひめかに恩返しできるように頑張ります」

テクラ「ザンネンナガラ、ナンカ、インタイウレシイハッピーニミエル、ダカラショーガナイ。ガンバッテジンセイ」

ひめか「頑張る(笑)」

舞華「私はまだまだあるので」

ジュリア「今日来てくれたお客さんもみんなすっごいあったかくて、今日来てくれたお客さんは思い出になったと思います。これもひめかのパワーだと思うから、3カ月頑張りましょう! アリベデルチ、またな」

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