2023/02/20 NEWS

3・4国立代々木競技場第2体育館大会の対戦カード発表

2月20日(月)、会見がおこなわれ、3・4国立代々木競技場第2体育館大会の対戦カードを発表、タイトルマッチの調印式とともに、出場選手が意気込みを述べた。

▼ワールド・オブ・スターダム選手権試合

〈王者〉ジュリアvs〈挑戦者〉雪妃真矢

▼ワンダー・オブ・スターダム選手権試合

〈王者〉上谷沙弥vs〈挑戦者〉葉月

▼ハイスピード選手権試合

〈王者〉AZMvs〈挑戦者〉スターライト・キッド

▼トライアングルダービー決勝戦

▼トライアングルダービー準決勝

高橋奈七永&優宇&水森由菜vs世羅りさ&鈴季すず&柊くるみ

▼トライアングルダービー準決勝

朱里&MIRAI&壮麗亜美vs中野たむ&なつぽい&SAKI

▼スペシャルシングルマッチ

ひめかvs橋本千紘

▼6人タッグマッチ

白川未奈&マライア・メイ&月山和香vs舞華&桜井まい&テクラ

10人タッグマッチ

岩谷麻優&コグマ&羽南&飯田沙耶&向後桃vs刀羅ナツコ&鹿島沙希&渡辺桃&琉悪夏&フキゲンです★

▼第0試合②

林下詩美&レディ・Cvsラム会長&尾﨑妹加

▼第0試合①3WAYマッチ

天咲光由vs妃南vs吏南

記者会見詳細レポート

▼トライアングルダービー準決勝

高橋奈七永&優宇&水森由菜vs世羅りさ&鈴季すず&柊くるみ

※プロミネンス、優宇は欠席。

奈七永「7Upp、ゴッデスチャンピオン、高橋奈七永です。こんばんパッション。こんばんパッション」

水森「こんばんパッション!」

奈七永「本日会見ということで意気込んできたんですけれども、相手、どうですか? 空席です。逃げやがったね、これ。逃げましたよ。恐れおののいて、プロミネンス逃げましたよ」

水森「たぶん120%そうです」

奈七永「だよね。これはもう我々がねえ、優勝して、もうここにタッグのベルトあるんですけれども、トリオのベルトもアーティストのベルトも手に入れる序章ですよ、序章」

水森「そもそも会見もですね、我々気合が入ってますから。奈七永さんと自分と、優宇さんは今日来れないんですけれども、7Uppとして1月から3人で闘ってきて、次は3・4は代々木であります」

奈七永「代々木第2っていうのが、私言いたいのは、すごく思い出の会場で、全日本女子プロレス時代に何度かやったことがあって、金網デスマッチとかね、数々の死闘をやってきた場所です。その思い出の地にまた帰って試合ができるというのがすごくテンション上がってます。そこでやっぱり7Uppは最低でも優勝というものを掲げてきたので、ここで落とすわけにはいかないんで、プロミネンスに勝って決勝に上がって、必ず優勝したいと思います。ひとつ言いたいのは、プロミネンスとリーグ戦本戦でも試合をしてて、こっちが当たり前なんですけど勝っているんですね」

水森「トライアングルダービーで奈七永さんが直接フォールを取られました」

奈七永「相手チーム、パワーバランスとかもメチャクチャよかったですよ。いいし、素晴らしいチームだと思ったんですけども、それ以上に7Uppが素晴らしいチームだということをまたみんなで知らしめましょう」

水森「あらためまして7Uppの水森由菜です。自分はプロミネンスの中で鈴季すずと同期の2018年デビュー組です。ただ、プロミネンス、そして鈴季すずは現アーティストのチャンピオン、そして2月4日の大阪ビッグマッチでは赤のベルトでメインで挑戦されたり、正直言って同期とはいえ水森由菜と鈴季すずとの間には大きな差があると、自分の中でも悔しいけど思ってます。それを挽回できるのはこのトライアングルダービーでの優勝で、そして優勝した暁にはアーティストのベルトに挑戦してベルトを獲得するという、私なりの強さを示すっていうのがこのトライアングルダービーでの目標です。入ったときにはホントにデカいデカい優宇さんと、すごい強くて声もバカデカい奈七永さんと、正直言って自分が何を見せれるかと言われたら、最初はずっと何も見せれないまま闘ってきました。でも、こないだの17日の後楽園ホールで、自分は直接水森由菜として7Uppの一員としてフォールを取ることができました。いまは奈七永さんから技も技練も見ていただいたり、練習も親身に見ていただいたり、試合を進めていく上で自分に足りない部分がすごいすごい出てきて、それに負けない強い気持ちで、強い気持ちを持ちながら私はトライアングルダービー成長してきたつもりです。なので奈七永さんも言ったように代々木というとても強いパワースポットの地で7Upp、準決勝、プロミネンス、水森由菜が!鈴季すずから直接フォールする気持ちで、自分の強さを示したいと思ってます。それも含めて7Uppの3人で勝ちにいきますんで、よろしくお願いします」

▼トライアングルダービー準決勝

朱里&MIRAI&壮麗亜美vs中野たむ&なつぽい&SAKI

※SAKIは欠席。

中野「レディースエンドジェントルメーン、メイアイハブアテンションプリーズ、ウェルカムアボード、コズミックエンジェルズ! なんか、こないだ後楽園でも会ったばっかだよね」

朱里「会ったねえ」

中野「なんか毎週毎週この人たちと闘ってるんですけど最近」

朱里「確かに」

中野「なに?」

朱里「好きなんじゃないの、ウチらのこと?」

中野「なに言ってるの、この人」

なつぽい「ぽいは好きだよ」

中野「なんでそんなこと言うの?」

なつぽい「好きだもん」

中野「好きとかじゃなくてさ、逆に、アンタたちの方が私たちのこと好きでしょ。だって、こないだの所沢の大会でさあ、たむたちがテイクオフで円陣組むの、すっごいダサい感じでマネしてきた。エイエイオーみたいな感じで」

朱里「ダサくないでしょ、最高でしょ」

中野「イヤ、かなりダサかった」

朱里「イヤイヤ。っていうかさ、ゴッズアイはポーズの天才ですから」

中野「ポーズの天才?」

朱里「見たい? 見たいよね」

中野「イヤ、べつに見たくないけど」

なつぽい「見たい」

朱里「やろう」

中野「見たくないでしょ!」

ゴッズアイが暴れん坊GEポーズをとる。

中野「イヤイヤイヤ、ダサいダサい、ダサい。どいて、どいて。ポーズだったら私たちコズエンの方が絶対かわいいよね」

コズエンがポーズをとる。

朱里「イヤイヤ、どいて、どいて。いきます」

暴れん坊GEが再びポーズ。

中野「なにちょっとセクシーになってんだよ!? 対抗してくんな!」

コズミックエンジェルズが対抗してポーズ。

朱里「イヤイヤ、ない、それ」

中野「セクシーとかいいから」

朱里「セクシーの塊じゃん」

中野「(MIRAIへ)なんでタンクトップなんだよ!」

朱里「いまこの世の中は、暴れん坊なんですよ」

中野「世の中? 全宇宙がコズエンを愛してますから」

朱里「暴れん坊!」

中野「コズミック!」

両軍が同時にポーズ。終了するとなぜか壮麗がコズエンの方に立ってしまう。

朱里「いや、違うでしょ」

壮麗が慌ててゴッズアイ側に戻る。

朱里「負けねえから」

中野「絶対負けない! (MIRAIへ)なんでタンクトップなんだよ!」

▼スペシャルシングルマッチ

ひめかvs橋本千紘

※橋本は欠席。

「ハイ、ドンナ・デル・モンドのひめかです。まずは私のわがままでこのカードを組んでくださり、ありがとうございます。でもね、正直、橋本千紘がスターダムで試合をして話題になってますか? 盛り上がってますか? 私は全然そうは思いません。だから先日引退を発表した私と試合をして、少しは話題になれてよかったですね。当日、楽しみにしてます。ギャン! あ、間違えた。ギュン!」

▼ハイスピード選手権試合

〈王者〉AZMvs〈挑戦者〉スターライト・キッド

キッド「闇に踊るスカイタイガー、スターライト・キッドです。ハイ、私の欠場により一度流れてしまったこのタイトルマッチ。10度目の防衛戦の相手はキッドがいいって誰も指名しなかったAZM。そして、それに応えてくれた会社、リマッチを組んでくれたことは本当に感謝します。ありがとうございます。だけど、今回メインでできなくなってしまったこと、それは本当に悔しいし楽しみにしていたヤツらにも申し訳ないと思ってる。この代々木大会のメイン、ダービーの決勝戦なんだろ。う~ん、正直、もう、お楽しみは後に増えただけってなるカードではないと思うんだよね、ウチらのシングルはさあ。まあ、こうなってしまった以上は仕方がないけど、必ずいつか、なんのベルトがかかってるかわかんないし、どんなときかわかんないけど、ウチらのカード、メインでやることはあきらめない。実現させてやる。ハイスピードのベルトは私が落としてからもう卒業かなって思ってたけど、AZMが引き戻しにきたのでベルトをどうするかは後にして、まあ試合内容も含め代々木大会の主役は、このSLKだ。おそらく、AZMとキッドのラストハイスピード、現地に見に来た方がいいのではないでしょうか」

AZM「ハイ、第22代ハイスピードチャンピオンのAZMです。まあちょっとわがままを言うならば、いまからメインとか無理ですかね、小川さん」

キッド「やっぱりまだあきらめられない?」

AZM「あきらめられないし、私が代々木でやりたいと言ったからその責任も少なからずあるから、まあファン投票でもね、またいいし、いまからでも。私はこんなわがまま言うことないですからね、小川さん、無理ですかね?」

キッド「無理ですかねえ? チャンピオンが…」

小川EP「時間がないんでさ」

キッド「時間がない?」

AZM「時間がない?」

キッド会社がメインに上げてくれればいい話なんじゃないの?」

小川「試合内容でメインを取ってください」

AZM「それはあれじゃん、何も言えない」

キッド「それはもう大前提の話なんだけどね」AZM「まあ、約1年前キッドとハイスピードやったとき、長岡でね。やったときはすごく私はメインじゃなくてもいいかなって、すごく思ったけど、ファン投票であからさまにメインじゃなくていいって言われてすごく悔しかったからメインでやりたかったけど、それ以上に世界の注目度が勝ったかなというのがうれしかったし、いまでもキッドとのシングルは見返すくらいすごい楽しかったから、代々木の試合でキッドと私の試合が一番注目度浴びて、私がチャンピオンとしてまたキッドを倒したいと思います。ひとつハイスピードと別に言いたいことがあります。昨日のIWGP(女子王座戦)、チャンピオン、(メルセデス・)モネに代わりましたよね。1・4の東京ドームで現役プロレスラーの中でやりたい人の中で私の名前を出してくれたらしいですけど、だったらやってやるよ。次のIWGPの挑戦者はこのAZMで。メルセデス・モネ? お返事待ってます」

▼ワンダー・オブ・スターダム選手権試合

〈王者〉上谷沙弥vs〈挑戦者〉葉月

葉月「ハイ、今回で5度目の挑戦となる白いベルト、そして葉月が復帰した理由の一つに白いベルトがあります。何年も何年もずっと白いベルトを巻きたい、その思いをずっと持ってて挑戦もしてきて、でも取れない。挑戦者で終わってる、いつも。けど、今回こそは5度目、この挑戦で私の腰に巻きたいと思います。最多防衛記録更新中の上谷、簡単に倒せるとは思ってないけど、私は何も守るものがないので、いまの葉月すべてを出して、白いベルト巻きます」

上谷「第16代ワンダー・オブ・スターダムチャンピオン、ゴールデンフェニックスの上谷沙弥です。葉月、ずっと待っていました。葉月がずっと白いベルトを狙っているっていうのは知っていたし、まあいまこのタイミングで挑戦してきたってことに葉月なりの大きな意味っていうのがあるのだと私は思っています。葉月は、なんだろう? 正直、そのなんかジェラシーだったりとか感じることもあって、葉月はその時の感情だったりとかがストレートにプロレスに表現される、ザ・女子プロレスのような感情型の選手だと私は思っていて、どの選手よりも怖さがある驚異的な選手だと私は認識しています。私がいままでこの白いベルトのチャンピオンとして成長してきたことを絶対に無駄にはしたくないし、いま思いをぶつけてきてくれた葉月の120%の思いを受け止めたうえで、私なりの強さってものを示す。これが今回の防衛戦の意味なんじゃないかなって私は思ってます。バチバチやりあいましょう」

▼ワールド・オブ・スターダム選手権試合

〈王者〉ジュリアvs〈挑戦者〉雪妃真矢

雪妃「この度挑戦することになりましたフリーランスの雪妃真矢と申します。私はキャリアの中でこのスターダムさんに上がることはないだろうというふうに考えていました。なんですけど、トライアングルダービーをきっかけにレベル・アンド・エネミーの仲間と一緒に闘いたいという思いでスターダムさんに上がるようになったんですけれども、そこにきたジュリア選手、赤いベルトを持ってこのベルトに挑戦しませんかと。私は正直、この日本で女子プロレスをしていて、スターダムさんのベルトを巻くことだけがキャリアのてっぺんだとは思っていなくて、なので参戦する当時、ベルト戦線に絡むということは私の中では視野にはありませんでした。ですが、ベルトを持ったチャンピオンのジュリア選手の方から挑戦しませんかと来てくださったわけで。人を傷つけて悲しませて、そこに重ねたキャリアと栄光?それでつかんだ成功?ベルト? それをひっさげてこられたら見下されたら、たまったもんじゃないんですよ。なんで、そのジュリア選手の持つ赤いベルトを持ったら、少しはこの気も晴れるかなと、過去の嫌な記憶も薄れるかなと、そう思うんで、しっかりと取らせてもらいます」

ジュリア「第15代ワールド・オブ・スターダムチャンピオンのジュリアです。……。私はさあ、3年前ここに来たとき、もう二度とコイツとは会わなくて済む、顔も見なくて済む、そう、アナタと。そう思ったんだけど、なんで来ちゃったかなあ。私が人を傷つけて、人の気持ちを踏みにじってつかんだ成功?つかんだベルト? ……。ひとつ聞きたいんだけど、後楽園で言ってた、ジュリアとロッシー小川が嫌いって言ってたけど。なんで? ジュリアが嫌いなのはわかる、すっごくわかる。なんでロッシー小川も嫌いなの?」

雪妃「あんまり過去の話、別にしない方針でいたんですけど、当時所属してた団体から引き抜きの一件があったときって裏で糸引いてたのロッシー小川じゃないの?」

小川EP「まったく記憶がないんですよ。記憶がございません」

ジュリア「私は、私の意志でここに来た。人を傷つけて? はあ…。過去のこと語るつもりないって言ってるけど、私は一つひとつの過去とこれまで向き合ってきて、しっかり前を見なきゃって思って、それでもアンタの顔は一番見たくなかった! なんでかって、思い出したくもない過去たくさんある。でも、こうやって目の前に現れたってことは、言った通りです。アナタから逃げる気も1ミリもないし、過去と向き合う、私はこれがその最後。だから挑戦してきてくださいって言った。大っ嫌いだったよ、最初っから。そして私は、スターダムが一番だと思ってる。スターダムを一番にする、女子プロレスをもっと世に広める。そのためにスターダムが一番でいつづけなきゃいけない。だからすっげー覚悟もってアンタに言った。アンタが通過点だろうと、ホントにアンタとは顔も見たくないし、やりたくもないし、二度と会いたくなかったけど、これで最後。スターダムから出てってもらいます」

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