2023/02/27 試合結果

2023年2月26日 『STARDOM in SHOWCASE vol.4』

『STARDOM in SHOWCASE vol.4
2月26日(日)神戸国際展示場観衆702人

試合結果

◆筋肉三番勝負 女子プロレス日本筋肉No.1決定戦 時間無制限3本勝負
ちゃんよた 2-1 飯田沙耶

アームレスリング
○ちゃんよた(2―1)飯田沙耶●
プロレス
○飯田(5分13秒、飯田橋)ちゃんよた●
ポージング
○ちゃんよた(判定)飯田●

◆関西式エニウェアフォールマッチ 時間無制限1本勝負
AZM

16分32秒
ダイビングフットスタンプ→エビ固め

羽南 

※もう二人は花園桃花、夏すみれ

◆どうなるコズエン!?キャプテンフォールマッチ 時間無制限
SAKI

13分14秒
バイオレットスクリュードライバー→片エビ固め

マライア・メイ
なつぽい 白川未奈
○【C】中野たむ 【C】月山和香●

◆マシン軍団vs死神軍団 6人タッグマッチ 時間無制限1本勝負
死神C

11分56秒
リバーススプラッシュ→片エビ固め

X=スーパー・ストロング・スターダム・ビッグ・マシン●
死神B スーパー・ストロング・スターダム・ジャイアント・マシン
○死神A スーパー・ストロング・スターダム・マシン

◆ひめかラストin SHOWCASE〜ハードコアマッチ 時間無制限1本勝負
ひめか

12分32秒
無効試合

柊くるみ
舞華 鈴季すず
ジュリア 世羅りさ

◆UWFルール シングルマッチ 時間無制限
朱里<D1E0>

9分23秒
ハイキック→5ロストポイント

鹿島沙希<D2E3>

◆スターダム12周年記念 STARS vs Queen’s Quest vs 大江戸隊
 高級神戸牛争奪 3WAYイリミネーションマッチ 時間無制限
○葉月

13分56秒
フランケンシュタイナー

天咲光由
コグマ 上谷沙弥●
岩谷麻優 林下詩美

※もう一組は刀羅ナツコ&渡辺桃&スターライト・キッド

退場順

(1)〇コグマ(4分14秒、横入り式エビ固め)ナツコ●

(2)〇コグマ(7分12秒、ダイビングボディプレス→体固め)天咲●

(3)〇桃(9分14秒、ひとでなしドライバー→エビ固め)コグマ●

(4)〇葉月&〇上谷(11分15秒、OTR)岩谷●&詩美●&キッド●&桃●

 

試合詳細レポート

◆筋肉三番勝負 女子プロレス日本筋肉No.1決定戦 時間無制限3本勝負
ちゃんよた 2-1 飯田沙耶

アームレスリング
○ちゃんよた(2―1)飯田沙耶●
プロレス
○飯田(5分13秒、飯田橋)ちゃんよた●
ポージング
○ちゃんよた(判定)飯田●

 飯田沙耶vsちゃんよたは、筋肉自慢の女子プロレスラー同士による三番勝負。試合はアームレスリング、ポージング、プロレスの3種目で勝負。先に2本取った方の勝利となる。

 1本目は国際規格の台を使用しての腕相撲での3本勝負。飯田、ちゃんよた、ちゃんよたの順に勝ち、ちゃんよたが一本先取。2本目は時間無制限1本勝負、通常のプロレスルール。ショルダータックルのぶつけ合いからエルボーの応酬。ちゃんよたがラリアットでなぎ倒し、ボディースラムを狙う。飯田がこらえて反対に叩きつける。飯田はバックエルボー、逆水平の連打。ちゃんよたが受けて立ち、カウンターでラリアット。飯田もラリアットを打ち返すが、ちゃんよたがダッシュを止めてボディースラム。ちゃんよたはコーナーに追いつめて串刺しスピア、担ぎ上げるとそのままスクワットを繰り返してバックフリップ。飯田が返すと、ちゃんよたを担ぎ上げてサイドに叩きつける。両者突進しラリアットが交錯。飯田が至近距離から連打するも、ちゃんよたがこらえる。ちゃんよたもラリアットを連打し突進するがジャンピングチョップを食らう。ちゃんよたがヘッドバットからラリアット。飯田が返すと、ちゃんよたはコーナーに上がりダイブ。飯田がかわして飯田橋で丸め込むと3カウントが入った。1対1のイーブンとなり、勝負は最終種目のポージングへ。ちゃんよたが単独で10秒。次に飯田が10秒のポージングを披露、続いて両者並んで20秒のポージングタイム。判定は観客の拍手で決まる。拍手の量は場内ほぼ一緒と思われたが、判定はちゃんよた。2対1でちゃんよたの勝利となった。

◆関西式エニウェアフォールマッチ 時間無制限1本勝負
AZM

16分32秒
ダイビングフットスタンプ→エビ固め

羽南 

※もう二人は花園桃花、夏すみれ

 AZM、花園桃花、夏すみれ、羽南が関西式エニウェアフォールルールによる4WAYマッチで対戦。通常の4WAYに加えられる関西式とは?

 夏がムチを振りかざしロッシー小川EPはステージへ逃げる。AZMと羽南が小川を守る。夏は「女子プロはなあ、スターダムだけじゃねえんだよ!」と叫んで小川の首にムチを巻きつけ巨大バルーンの中に入れてしまう。AZMが夏、羽南が花園を引き連れて場内を徘徊。3人で夏をリングに戻して次々と串刺し攻撃。まとめてカバーするが夏が返す。夏がロープに振られると3人まとめてクロスボディーアタック。コーナーに振られたAZMが夏をかいくぐってドロップキック。AZMはエルボー連打。夏の説教でAZMが泣き崩れると場内ブーイング。AZMは夏に張り手を見舞い花園と合体しドロップキックの連打で競演。AZMがキャメルクラッチを決め花園がシャボン玉攻撃。そこを羽南がカットすると羽南と花園でブレーンバスター。花園がひとりでカバーに入るとAZMが怒る。夏がムチで3人を殴打。夏は3人をコーナーに追い込むとまとめてブロンコバスター。夏のカバーをAZMと花園がカット。AZMが逃げる花園を場外で追い回す。羽南も夏を場外に送り出して攻撃。AZMと花園が客席で丸め込みの応酬。10分経過。羽南と夏がステージ上でエルボー合戦。入ってきたAZM、花園に次々と羽南が払い腰。全員が客席から姿を消す。選手たちは館外で闘っている模様。戻ってきた選手たちは大阪名物の被り物姿。羽南が夏に串刺しドロップキック、ブロンコバスターを反対に仕掛けてみせる。AZMと花園がハリセンで羽南を殴打。AZMと花園がハリセンで殴り合う。花園の一撃がレフェリーに誤爆。AZMが花園にダイビングフットスタンプも羽南がカットし丸め込む。AZMが場外で羽南にブレーンバスター。ステージに上がると夏が追いつきエルボーの打ち合い。花園がクラッカー攻撃、夏が食らって転落するとAZMがステージから羽南にダイビングフットスタンプ。3カウントが入り、AZMが4WAY戦を制した。

◆どうなるコズエン!?キャプテンフォールマッチ 時間無制限
SAKI

13分14秒
バイオレットスクリュードライバー→片エビ固め

マライア・メイ
なつぽい 白川未奈
○【C】中野たむ 【C】月山和香●

 コズミックエンジェルズによる6人タッグマッチがキャプテンフォール形式でおこなわれる。中野たむ&なつぽい&SAKI組は中野、月山和香&白川未奈&マライア・メイ組は月山がキャプテン。月山が勝てなければ追放となってしまう期限まであと1カ月。クラブビーナスが月山を援護する形だが…。試合はキャプテンが負けた時点で終了。ほかの選手が敗れた場合は試合権利を失い退場となる。キャプテン以外は2人が負けた時点でそのチームの敗戦となる。

 月山がゴングを待たずに相手チームに襲い掛かる。エルボー連打で向かっていくが中野がクロスボディーを蹴りで迎撃。中野は場外プランチャ。月山は場外で中野にボディースラムを見舞う。月山は中野をリングに入れてマライアにスイッチ。マライアが中野を捕獲し月山に託す。中野と月山がエルボーの打ち合い。月山が突進すると中野がかわしてドロップキック。SAKIが月山にビッグブーツなつぽいのドロップキックがSAKIに誤爆。白川とマライアになつぽいと中野がドロップキック。月山の手と足をもってSAKIがスイング。なつぽいが月山に串刺しドロップキック、背後からドロップキック。月山が返すと、なつぽいはボディースラム。月山がカウンターでクロスボディー。白川がなつぽいにネックブリーカー、マライアがミサイルキックで続く。白川とマライアが合体し、白川が延髄斬り、なつぽいをコーナーに乗せるとマライアが雪崩式フランケン、白川がリバースDDT。なつぽいがソバットから白川にネックブリーカー。中野が白川と打撃の応酬。白川が裏拳も2カウント。月山がエルボー連打、白川、マライアがアシストし月山がDDT。月山の突進を読んで中野がエルボー、バックドロップ。中野がコーナーに上がるとマライアがカットし月山が下からエルボー乱打、コーナー上でパロ・スペシャル。月山が場外へプランチャ。月山は中野に極楽ドンを決めるが3カウントには至らず。10分経過。月山のスープレックス狙いを中野が切り返しグラウンドへ。しかし白川のカットが成功。中野が月山を引き起こして張り手。月山はパンチでやり返しスープレックスを決めるが2カウント。中野がカウンターのスピンキックもカットされる。SAKIとなつぽいが相手チームを分断しトリオでトラースキック、中野が月山にバイオレットスクリュードライバー狙い。そこを月山が切り返してオースイスープレックス。中野が返すとバイオレットシューティング。中野はもう一度滞空時間の長いバイオレットスクリュードライバー、3カウントが入り、中野がキャプテンの月山を破った。

中野「月山、アンタはさあ、なんのために闘ってるの? なんで勝ちたいの?」

月山「私は、コズミックエンジェルズで勝ちたいから闘ってます!」

中野「コズエンで勝って、コズエンに残ってそのあとは、なんのために闘うの?」

月山「最初は、自分のために勝ちたかった。自分ががんばってきたことがムダじゃなかったって思いたくて闘ってきた。でも、こうやって会場のみんなが応援してくれるようになって、コズエンのみんなが休みの日にセコンドに来てくれて一生懸命応援してくれて、私はみんなの笑顔が見たくて闘ってきた。でも、ホントはコズエンのこと悪口言ってきたしょうもないヤツを見返したくて! 人の悪口言うってことがどういうことだかわからせてやりたくて、こんな痛い思いしてもずっと這い上がってきたんだよ!」

中野「ありがとう。アナタに足りなかったの、それだよ。アナタが自分の中の汚い感情、欲望、嫉妬、闘う理由、すべてをさらけ出す覚悟があるのか。コズエン脱退の約束の3・25、たむはアナタのパートナーとして高橋奈七永から絶対に勝たせる! 高橋奈七永! おい、見てるかよ! だから、アンタも最高のパートナー連れてこいよ。わかったな!」

 

コズエンのコメント

中野「月山を3・25横浜武道館までに勝てなかったらコズエン追放という約束をしたけど…月山が最後に足りなかったもの、いままで足りなかったもの、その覚悟をもって、いまは、たむは月山のパートナーとして絶対に高橋奈七永に勝たせます。だから高橋奈七永、アンタも最高で最強のパートナーを連れてこいよ、絶対だからな! お願いしますよ」

◆マシン軍団vs死神軍団 6人タッグマッチ 時間無制限1本勝負
死神C

11分56秒
リバーススプラッシュ→片エビ固め

X=スーパー・ストロング・スターダム・ビッグ・マシン●
死神B スーパー・ストロング・スターダム・ジャイアント・マシン
○死神A スーパー・ストロング・スターダム・マシン

 スーパー・ストロング・スターダム・マシン&スーパー・ストロング・スターダム・ジャイアントマシンのマシン軍団がXを加えてさらに増殖。対する死神軍はA、B、Cの3人(?)となる。

 Xとして現れたのはビッグマシン。3人の死神はA、B、Cの判別が不明。死神がビッグマシンのマスクに手を懸けると次々と数珠繋ぎ。死神がスターダムマシンを片足でカバーも2カウント。死神がスターダムマシンを自軍コーナーで捕獲。スターダムマシンがショルダータックルで死神を吹っ飛ばしジャイアントマシンに託す。ジャイアントの突進を死神がかわされ場外に転落。死神がセントーンもジャイアントが返して逆水平連打。ジャイアントにビッグが加勢しダブルのブレーンバスターを狙う。死神が2人で狙うともうひとりずつも加勢。死神がビッグマシンとショルダータックルのぶつけ合い。ビッグマシンのラリアット連打を死神が体全体で跳ね除けるがセントーンを食らう。マシン軍が3人でエルボーを落とし、3方向でコーナーに上がる。すると死神が妨害しアルゼンチンの競演。死神がビッグマシンにパイルドライバー狙い。ジャイアントがカットも場外に送り出される。死神の挟み撃ちをビッグがかわす。ビッグが死神にブレーンバスターの構え。ジャイアントが加勢しダブルのブレーンバスターを狙う。スターダムマシンが加わり3人で投げ切ってみせる。10分経過。ジャイアントが分断しスターダムマシンがダイビングヘッドバット、ビッグマシンも続くがカットされる。ビッグマシンが全身でぶつかるが死神がキャノンボール。ジャイアントがカットするが死神が分断。死神はロープの反動を利用してリバーススプラッシュを投下。ビッグマシンがフォールされた。

◆ひめかラストin SHOWCASE〜ハードコアマッチ 時間無制限1本勝負
ひめか

12分32秒
無効試合

柊くるみ
舞華 鈴季すず
ジュリア 世羅りさ

 ドンナ・デル・モンドのジュリア&舞華&ひめか組と現アーティスト・オブ・スターダム王者でもあるプロミネンスの世羅りさ&鈴季すず&柊くるみ組がハードコアマッチで激突。この試合は引退を控えるひめかの要望によって実現。ひめかは有田ひめか時代にアイスリボンで世羅らとハードコアマッチを経験。世羅との闘いがレスラーとしての分岐点にもなったという。ひめかにとっては最後のショーケースであり、スターダムで最初で最後のハードコアマッチにもなるだろう。赤いベルトを懸けて対戦したジュリアとすずの再遭遇も、ハードコア仕様でどうなるか? 舞華、ひめかとくるみのパワー対決も注目される。

 持ち込み凶器の使用が自由のハードコアマッチ。ひめかがイスを持ち出し相手軍を挑発。世羅もイスを取ってチャンバラでスタート。世羅は竹刀を手にしてひめかにも渡す。竹刀でチャンバラをして世羅が打ち勝つ。するとジュリアが木刀を手渡すが世羅がひめかの頭部を軽く殴打。世羅はイスの上へのブレーンバスター狙い。ひめかが切り返すも世羅がひめかを担いで叩きつける。鈴季がひめかをイスで殴打。鈴季はひめかにイスを乗せると呼び込まれたくるみが鈴季をひめかの上にボディースラム。鈴季をひめかが担いでバックフリップ。DDMが宝石のような凶器を大量に持ち出し頭から被るとブレーンバスターの構え。世羅、ジュリア、くるみも入り両軍で狙う。投げてみせたのは桜井も加えたDDM。ひめかが鈴季に串刺しボディーアタック、ショルダータックル。ジュリアが鈴季にイスを投げ渡しドロップキック。ジュリアは鈴季に滞空時間の長いファルコンアローを見舞う。さらにイスを用意しバックドロップ狙い。しかし世羅がカットし、鈴季がフォークを立てたイスの上にジュリアを叩きつける。鈴季は後方からのニーアタックを連打。ジュリアは鈴季へドロップキック。鈴季がカウンターのトラースキックも鈴季が投げっぱなしジャーマン。ジュリアもジャーマンをやり返す。ヘッドバットを打ち合い両者ダウン。舞華とくるみがショルダーをぶつけ合う。くるみの突進に舞華は巨大ハリセンで一撃。ブレーンバスターの構えはくるみがこらえる。それでも舞華が投げ勝ちくるみを叩きつけることに成功。舞華の突進にくるみがサイドスラム。くるみは猫除けを持ち出し舞華に乗せるとコーナーへ。舞華が立ち上がり雪崩式ブレーンバスター。世羅が竹刀で脳天を殴打すると鈴季、くるみが舞華に串刺し攻撃。10分経過。くるみがダイビングフットスタンプも舞華が返す。くるみが舞華にひとでなしドライバー。しかしひめかのカットが間に合う。ジュリアとひめかがバックドロップで競演。桜井が介入しジュリアとダイビングエルボードロップで合体。世羅が竹刀で殴打してカット。テクラが鈴季にダイビングボディーアタックで援護も世羅に竹刀で殴打される。ひめかが世羅の竹刀をつかみジュリア、鈴季が引っ張るとテクラが蹴り上げる。ジュリアが竹刀を奪って殴打。テクラもすずとチャンバラ。ここでレフェリーがゴングを要請しノーコンテストとなった。

ひめか「引退発表したときにやりたいことのひとつでプロミネンスとハードコア。受けてくれてありがとう。でも、DDM総出のハードコアどうだった? 楽しかったよな! あの頃より成長したかな」

世羅「あの頃、あの頃もイスから始まったのは、すげえおぼえているよ。まさか負けると思わなかったんで、成長したんじゃないの」

ひめか「その言葉聞けたから安心して引退できそうだよ。まあもうオマエらと会うことはないけどな。バイバイ」

 

DDMのコメント

ひめか「自分の最後のハードコア。自分は最初のきっかけが世羅りさ。そしてプロレス人生最後のハードコアの相手にも世羅りさがいる。それはね、すごくうれしいことでもあり、そして自分はなんと言ってもDDM5人で闘えたのが、個人的にはマジでうれしい。ホントに一緒に闘ってくれてありがとう。メッチャ嫌な顔をしてるけど、舞華。楽しかった?」

舞華「え? え? 嫌だ…。オマエが持ってきた武器のせいでな、ホントにオマエのせいだぞ!」

ひめか「リングがキラキラした宝石箱みたいで」

舞華「要らないよ! 要らないよ!」

ひめか「いいじゃん。うれしかった、奇麗なリング最後に見れて。ありがとう」

ジュリア「キラキラしてた。まあまあまあ、プロミネンスとね…(舞華に)泣かないで」

舞華「痛かったんだよ。痛かったんだよ」

ジュリア「アナタ(舞華)は、これからもたぶん(ハードコアの)機会あると思うから、頑張ってね。桜井だってね」

舞華「待って。私のハードコアデビュー戦はどうでしたか。今日、私、初だったので」

ひめか「適してた!」

舞華「ウソつけ!」

◆UWFルール シングルマッチ 時間無制限
朱里<D1E0>

9分23秒
ハイキック→5ロストポイント

鹿島沙希<D2E3>

 朱里と鹿島沙希がUWFルールで一騎打ち。勝敗はギブアップ,KO、レフェリーストップ、ドクターストップ、ポイントアウト(TKO)、セコンドのタオル投入で決まる。3カウントフォールはない。5ロストポイント制で、ダウン、ロープエスケープでロストポイント1点。ポイントアウトでは5ポイント先に失った選手の負けとなる。ピンフォールがないため、起死回生が必殺技の鹿島には不利なルールと思われるが?

 鹿島が「お願いします」と握手を求めると朱里もしっかりと両手で応じる。鹿島が蹴りにいくと朱里がかわして前からの蹴りにいくが鹿島がかわし飛びつき腕十字。鹿島はグラウンドで腕を取る、鹿島が蹴りにいくと朱里がかわして視殺戦。鹿島はグラウンドに寝転がり朱里を誘う。朱里が覆いかぶさり腕を取りにいく。腕十字の構えも鹿島がエスケープ。探り合いから朱里がマウントを取る。背後にまわるとスリーパー。鹿島が2度目のエスケープ。朱里がローキック連打で威嚇し手四つを狙うが鹿島が蹴りに行く。朱里が挑発し鹿島がローキック連打からサッカーボールキック。鹿島がみずから座り込んでサッカーボールを打たせる。が鹿島が足をキャッチしスタンディングヒールの構え。朱里がすぐに脱出しフロントネックチャンスリーから改めてサッカーボールキック。朱里は鹿島を担いでストマックブロックでダウンを奪う。9カウントで鹿島が立ち上がると朱里がニーアタックから蹴りの連打。担ぎあげられた鹿島が切り返しミドルキック連打からコーナーに上がる。朱里が張り手を放ち雪崩式で投げつけ腕をロック。ストレッチマフラーから立ち上がりスイング。さらにグラウンドで締め上げると鹿島の手がロープへ届く。鹿島は残り1ポイント。朱里がニーを連打しスリーパー。鹿島が沈んでいくが、なんとか跳ね除ける。朱里が抱えると鹿島が起死回生の体勢からグラウンドで変型コブラツイスト。朱里が立ち上がるが鹿島がドラゴンスクリュー。朱里がドロップキック、鹿島がダブルアームスープレックス。朱里の打撃をブロックし顔面を蹴り上げハイキック、昇竜拳。朱里がダウン。朱里が立ち上がると鹿島が打撃の連打。朱里が蹴り足をつかんで張り手の応酬へ。鹿島が連打するが朱里がフロントネックチャンスリーから腕固め。鹿島が逃れるが朱里がニーアタック。ジャーマン。鹿島が立ち上がると朱里がハイキック。これでダウンを取られ朱里の勝利となった。

◆スターダム12周年記念 STARS vs Queen’s Quest vs 大江戸隊
 高級神戸牛争奪 3WAYイリミネーションマッチ 時間無制限
○葉月

13分56秒
フランケンシュタイナー

天咲光由
コグマ 上谷沙弥●
岩谷麻優 林下詩美

※もう一組は刀羅ナツコ&渡辺桃&スターライト・キッド

(1)〇コグマ(4分14秒、横入り式エビ固め)ナツコ●

(2)〇コグマ(7分12秒、ダイビングボディプレス→体固め)天咲●

(3)〇桃(9分14秒、ひとでなしドライバー→エビ固め)コグマ●

(4)〇葉月&〇上谷(11分15秒、OTR)岩谷●&詩美●&キッド●&桃●

 STARSの岩谷麻優&葉月&コグマ組、クイーンズクエストの林下詩美&上谷沙弥&天咲光由組、大江戸隊の刀羅ナツコ&スターライト・キッド&渡辺桃組が6人タッグ形式の3WAYマッチで激突。上谷と葉月にはワンダー・オブ・スターダム王座戦の前哨戦で、試合はイリミネーション形式で最後のひとりになるまで継続される。同じユニットの選手のみが複数残った場合は、ユニット同士で決着をつける。最後に残った一名のみに優勝賞品の高級神戸牛が贈呈される。生え抜きばかりの闘いで、スターダム一筋のご褒美を受けるのはいったい誰だ!?

(1)〇コグマ(4分14秒、120%スクールボーイ→)ナツコ●

(2)〇コグマ(7分12秒、ダイビングボディープレス→体固め)天咲●

(3)〇桃(9分14秒、ひとでなしドライバー→エビ固め)コグマ●

(4)〇葉月&〇上谷(11分15秒、OTR)岩谷●&詩美●&キッド●&桃●

(5)〇葉月(13分56秒、フランケンシュタイナー→エビ固め)上谷●

※葉月のひとり残り勝ち。

 コグマ、上谷、キッドの先発でスタート。ロープワークの攻防から上谷がスワンダイブ。かわされるも2人にドロップキックを決める。STARSがトリオでの攻撃を試みると上谷が妨害し、QQが連係。しかし大江戸隊が後方から髪をつかんでQQを場外へ送り出す。場外戦からキッドがプランチャ。QQをコーナーに追い込み大江戸隊が次々と串刺し攻撃、ナツコがキャノンボールを浴びせてみせる。天咲がキッドと桃にDDT。上谷が葉月と二段蹴りの応酬。コグマの丸め込みでSTARSが覆いかぶさりナツコがフォールを奪われる。STARSは顔面ウォッシュをQQに浴びせる。葉月が天咲にセントーン。コグマ、岩谷が次々と天咲をカバー。STARSがあらためて結託し天咲を捕獲、しかし詩美のアシストから天咲が岩谷にスイングDDT。コグマが天咲にフェースクラッシャー、スターズでロケットを発射し顔面をとらえる。岩谷はフィニッシュを予告しムーンサルト、しかしコグマがダイビングボディープレスでフォールを横取り、天咲を失格させる。詩美と上谷をリング下から大江戸隊が足を引く。桃とキッドが蒼魔刀の競演。桃がハイキックもコグマが返す。桃はチキンウイングフェースロック、コグマが切り返し丸め込むがキッドがカット。桃がバットで葉月を殴打。コグマがドロップキックもナツコが鉄パイプで殴り桃とキッドが合体。桃はコグマにひとでなしドライバー。桃がコグマを退場させる。岩谷が桃とキッドにアームホイップ狙いもエプロンに出される。桃の突進に岩谷がロ-プでヘッドシザーズ。キッドがカットし詩美がキッドにアルゼンチン。キッドがかわすがサイドバスターで叩きつけられる。詩美がキッドを担ぎOTR狙い。詩美ももつれてエプロンへ。桃のハイキックがエプロンで岩谷にヒット。葉月と上谷の蹴りで岩谷と詩美、桃、キッドが同時に失格。葉月がコーナーに上がると上谷も上がって雪崩式フランケン。返された上谷はスタークラッシャー狙いも葉月がかわしてエルボー。上谷が二段蹴りから丸め込んで後方にバックドロップホールド。葉月が返すと、上谷はスタークラッシャー狙い、葉月が切り返しフランケンシュタイナー。3カウントが入り、葉月が上谷を破った。

葉月「神戸牛、葉月がゲットしたぞ。ちょっとリング上で一口食べてほしいと言われたんですが、ちょっとリングは神聖な場所なので、ちょっとコメントブースでしっかり味わいたいと思います! 神戸牛ゲット、そして3・4代々木の前哨戦、今日がラスト。上谷からスリー取ったぞ! 上谷、今日は私がオマエからフランケンで、3カウントがっちり取っちゃいました! フランケンじゃない? フランケンだよ。3・4、オマエが持ってるその白いベルト、私がしっかりとこの腰に巻いて新しいチャンピオンロードを進みたいと思います。上谷のチャンピオンロードもう飽きましたよね。3・4代々木で白いベルトを取るのは誰ですか? そう、葉月が白いベルトを巻いて新しいワンダー・オブ・スターダムロード歩んでいきたいと思います! (神戸牛がもらえず悔しがるSTARS勢に)おい、おい、STARS、おい、おいおいおい、こういうところから仲間割れって始まるからね。締めようよ。ちゃんとするところはちゃんとしよう。STARSで締めていいですか。いまを信じて明日に輝け、We are スターダム!」

葉月のコメント

「神戸牛、これは葉月が堪能したいと思います。そして3・4、上谷、前哨戦。上谷、葉月から一度も勝ってないんじゃない? なのにあんなに上から目線で生意気な。3・4代々木でも葉月がしっかり勝って、新しいワンダーのチャンピオンとして防衛ロード進んでいきたいと思います。あとひとつ、上谷。死ぬ気でとか簡単に言うな。オマエの道は全力で潰す。だからオマエもウチを全力で潰しにこい。潰されねえけどな」

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