『STARDOM GoldenWeek Fight Tour 2023 in NAGOYA』
4月29日(土)名古屋国際会議場(観衆1053人=満員)
試合結果
◆3WAYバトル 15分1本勝負 | ||
鈴季すず |
5分22秒 |
さくらあや |
※もう一人はHANAKO
◆タッグマッチ 15分1本勝負 | ||
ジェシー |
5分38秒 |
羽南 |
○ジーナ | 飯田沙耶● |
◆6人タッグマッチ 15分1本勝負 | ||
壮麗亜美 |
11分18秒 |
天咲光由● |
○MIRAI | 上谷沙弥 | |
朱里 | 林下詩美 |
◆8人タッグマッチ 20分1本勝負 | ||
桜井まい |
11分11秒 |
渡辺桃 |
テクラ | 琉悪夏 | |
○舞華 | 鹿島沙希● | |
ジュリア | 刀羅ナツコ |
◆ベスト・オブ・ハイスピード 15分1本勝負 | ||
星来芽依 |
15分00秒 |
コグマ |
AZM | スターライト・キッド |
◆タッグマッチ 15分1本勝負 | ||
葉月 |
11分13秒 |
水森由菜● |
○岩谷麻優 | 高橋奈七永 |
◆6人タッグマッチ 30分1本勝負 | ||
安納サオリ |
14分0秒 |
マライア・メイ |
○なつぽい | 月山和香● | |
中野たむ | 白川未奈 |
試合詳細レポート
◆3WAYバトル 15分1本勝負 | ||
鈴季すず |
5分22秒 |
さくらあや |
※もう一人はHANAKO
4・23横浜アリーナで世羅りさ&鈴季すず&柊くるみのプロミネンスがKAIRI&なつぽい&安納サオリ組に敗れアーティスト・オブ・スターダム王座から転落した。また、鈴季がプロミネンスの後楽園大会でユニットからの脱退を表明。そして今回、スターダムのGWシリーズに単独参戦。まずは新人のHANAKO、さくらあやとの3WAYで対戦する。当初はさくらvs鈴季のシングルが予定されていたがレディ・Cの欠場により、カードが変更。シリーズ参戦で鈴季がどんなアピールを見せるのか、まずは鈴季の動向が注目される。
ゴングが打ち鳴らされると鈴季が「いくぞ!」と観客にアピール。HANAKOが両手を上げて誘うとさくらは届かず、鈴季に指示を出す。鈴季も届かないと2人で襲い掛かるがHANAKOが次々とショルダータックルでなぎ倒す。HANAKOはさくらをアルゼンチンで担ぎ上げ旋回。さくらを落とすと鈴季がHANAKOをロープ際に追い込み後方からニーアタック連打。鈴季がエルボーを打って突進するとHANAKOがクロスボディー。HANAKOはさくらとエルボーを打ち合う。HANAKOがさくらを担ぎ上げアルゼンチンバックブリーカー。さくらがエルボーを打つとHANAKOもやり返す。HANAKOが挑発しさくらにエルボーを打たせる。さくらの連打にHANAKOも対抗。HANAKOの突進を鈴季が足を引いて妨害。鈴季がリングに戻るがドロップキックを食らう。鈴季はさくらの連打を受けて立つと顔面蹴り。さくらが返すと、カウンターでハイキック。しかしHANAKOがカットする。HANAKOがエルボー連打、さくらが逆さ押さえ込みを狙うと鈴季がまとめて押さえ込む。鈴季がHANAKOにトラースキック。さくらのバックを取るがかわされる。しかし鈴季が丸め込むと3カウントが入った。
鈴季のコメント
「さくらあや、HANAKO、アイツらどんなもんかと思ったけど、まだまだ赤ちゃんだな。これからどんな選手になっていくのか楽しみでありますけども、鈴季すずはこのゴールデンウイーク参戦して、なんで参戦するかというと、このスターダムでプロレス界の顔になりにきたんだよ。スターダムのヤツらを全員、全員片っ端からぶっ倒して、ここで鈴季すずが天下取ってやるから、オマエら楽しみにしとけよ。鈴季すずにおびえながら毎日を過ごせ、以上」
◆タッグマッチ 15分1本勝負 | ||
ジェシー |
5分38秒 |
羽南 |
○ジーナ | 飯田沙耶● |
STARSの羽南&飯田沙耶組とクラブビーナスのジェシー&ジーナ組によるタッグマッチ。タッグリーグでもコンビを組んでいるウィングゴリがチームワークでクラブビーナスの外国人コンビを撃破するか?
飯田とジェシーが先発に名乗りを挙げゴング。ジェシーが飯田を「チイサイ」とバカにする。ラリアットを見舞うと空振りに。するとジェシーは飯田をコーナーに乗せる。しかし飯田が丸め込んでドロップキック。羽南を呼び込みダブルで攻撃。飯田が羽南を背負ってボディープレスを決める。羽南がカバーするがジェシーが返す。羽南はジェシーにダブルリストの構え。ジェシーが切り返しボディースラム、エルボードロップ、旋回式バックフリップ。ジーナの突進に飯田が体当たり。しかしジーナがまとめてDDT。ジーナは羽南を担いでマットに叩きつける。羽南が返すと、ジーナが逆水平。コーナーに振られた羽南がクロスボディーアタック。飯田が入り、ジーナに串刺しエルボーアタック、エルボードロップ。ブレーンバスターを狙うとジーナが切り返し突進。そこを羽南が払い腰で援護し飯田と合体。飯田と羽南がブレーンバスターを狙うとジェシーがカット。ジーナが飯田をマットに叩きつけるが2カウント。ジーナはフィニッシュを宣言も飯田が切り返し飯田橋。ギリギリでジーナが返し。二段蹴り。飯田を引き起こすと山折りへ。飯田が返せず3カウントが入った。
◆6人タッグマッチ 15分1本勝負 | ||
壮麗亜美 |
11分18秒 |
天咲光由● |
○MIRAI | 上谷沙弥 | |
朱里 | 林下詩美 |
レディ・Cが欠場のため、当初予定されていた朱里&MIRAI&壮麗亜美&HANAKO組vs林下詩美&上谷沙弥&レディ・C&天咲光由組の8人タッグマッチが変更。朱里&MIRAI&壮麗亜美組vs林下詩美&上谷沙弥&天咲光由組に変更された。この試合はゴッズアイvsクイーンズクエストの図式。新ゴッデス王者のMIRAI&壮麗にはタッグ王者としてのスタートだ。また、4・23横浜アリーナで白川未奈に敗れ白いベルトを失った上谷にも仕切り直しの試合となる。
天咲が先発に名乗りを挙げるとMIRAIがコールを要求。MIRAIと天咲の対戦で試合がスタート。腕の取り合いからMIRAIがヘッドロックで締め上げる。天咲が切り返しドロップキックを放つとQQが連係でMIRAIを攻め込む。MIRAIが返すと、天咲がブレーンバスターを狙う。MIRAIがこらえてボディースラムで叩きつける。壮麗が天咲に串刺しボディーアタック。天咲が返すと、壮麗がボディースラム。朱里が天咲にサッカーボールキック連打。返した天咲が突進をかわし串刺し側転エルボーアタックからドロップキック。上谷がスワンダイブで飛ぶが朱里がかわす。MIRAIと壮麗をかいくぐり上谷がまとめてフランケン、ドロップキック、朱里にもドロップキック。朱里が返すと上谷をマットに叩きつけサッカーボールキック。壮麗が上谷にショルダータックル。壮麗が逆水平の連打からダブルチョップ。上谷が返すと、壮麗はバックドロップの構え。切り返した上谷はカウンターでニールキック。詩美が壮麗に串刺しエルボーアタックからドロップキック。壮麗が返すと、詩美はスリーパー。詩美が朱里をアルゼンチン。壮麗も上谷をアルゼンチン。両者が激突し、壮麗と詩美がショルダータックル、ラリアットをぶつけ合う。壮麗が打ち勝つが、詩美もカウンターでやり返す。天咲がMIRAIへドロップキック連打。MIRAIが返すと天咲がヒザ十字固め。MIRAIがエスケープも天咲は足をロープにかけてドロップキック。しかしMIRAIがかわして串刺しエルボー連打から串刺しラリアット、ミサイルキック。天咲が返すと、MIRAIはバックドロップ狙い。上谷がカットし天咲がスイングDDT。天咲がMIRAIに天聖狙い。MIRAIが切り返し後方に叩きつける。腕をロックするが詩美がカット。MIRAIと壮麗が詩美を前方に叩きつけ、上谷にダブルのラリアット。10分経過。天咲がMIRAIにDDT、MIRAIが突進をキャッチし後方に叩きつける。MIRAIはラリアットを打ち込むが天咲が返してみせる。ならばとMIRAIはミラマーレ。天咲がギブアップしMIRAIが勝利した。
◆8人タッグマッチ 20分1本勝負 | ||
桜井まい |
11分11秒 |
渡辺桃 |
テクラ | 琉悪夏 | |
○舞華 | 鹿島沙希● | |
ジュリア | 刀羅ナツコ |
ドンナ・デル・モンドのジュリア&舞華&桜井まい&テクラ組と大江戸隊の刀羅ナツコ&鹿島沙希&渡辺桃&琉悪夏組が8人タッグマッチで全面対決。4・23横浜アリーナでジュリアは中野たむに敗れワールド・オブ・スターダム王座から転落、舞華はひめかとのシングルを終え、舞ひめは事実上の解散。よってこの試合はジュリアと舞華にとって再スタート。大江戸隊相手にどんな闘いぶりを見せるか?
桜井が先発に名乗りを挙げナツコと対峙。庶民呼ばわりされクレームをつける。桜井は「おだまり!」と叫んでナツコにエルボー連打。その背後からナツコがボックスで殴打しナツコがセントーン。しかし桜井がかわしてドロップキック。ナツコは突進をかわしリング下に送り出すと場外戦に。リングに戻るとナツコが桜井に水を吹き付ける。桜井が琉悪夏にスタナー、ドロップキック。テクラが琉悪夏に打撃の連打。鹿島が乱入するがテクラが琉悪夏、鹿島にまとめてタランチュラ。テクラの突進に琉悪夏がショルダータックル、セントーン。テクラが桃に変型卍固め。ジュリアが桃にミサイルキック。エルボーの打ち合いから桃がミドルキックでジュリアをダウンさせる。桃は串刺しドロップキックを連発しブレーンバスター。ジュリアが返すと、蹴りのかわし合いからジュリアが後方に叩きつける。舞華とジュリアが合体し桃を叩きつける。舞華のブレーンバスター狙いを桃が切り返すと、琉悪夏とナツコが連係で攻撃し桃が蒼魔刀。鹿島が舞華をかいくぐりコルバタ、ビッグブーツ。鹿島が舞華にアストロシザーズ。舞華の突進がかわされ大江戸隊が次々と攻撃。鹿島がダイビングフットスタンプを投下するが舞華が返す。鹿島のダブルアームをテクラがカットしジュリアと桜井がドロップキックの挟み撃ち、舞華がスライディングラリアット。鹿島が起死回生を狙うが舞華がラリアットで阻止。10分経過。舞華が鹿島を引き起こしラリアット。鹿島がかわし起死回生もジュリアがカット成功。鹿島の突進に舞華がパワースラムからラリアット。鹿島が返すと、舞華はみちドラを決める。3カウントが入り舞華が鹿島をフォールした。
舞華「この中に、ひめかいなくてまだ悲しんでるヤツいる? まあでもね、DDMこれからもっともっと勢いつけて突き進んでいくんで、みんな目をそらすなよ! あとは、貴婦人が締めたいと思います」
桜井「名古屋大会にお越しの庶民のみなさま、今日はドンナ・デル・モンドが反則しかできない庶民隊を征伐してさしあげましたわ。わたくしたちはこれから、でらおいしい最高級なおひつまぶしを食べに行きますけど、庶民のみなさまは奮発して、味噌煮込みうどんでも食べなさい。それでは、ごめんあそばっせ!」
◆ベスト・オブ・ハイスピード 15分1本勝負 | ||
星来芽依 |
15分00秒 |
コグマ |
AZM | スターライト・キッド |
4・23横浜アリーナでのタッグマッチでハイスピード王者のAZMは復帰戦となる星来芽依にピンフォールを奪われた。これにより5・4福岡でのタイトルマッチが決まったが、今回はタッグを組むことに。お互いの手の内をとなり同士で読み合うということか。2人の心理状態がこの試合にどんな影響を及ぼすか注目される。AZM&星来組の相手はコグマ&スターライト・キッド組。コグマとキッドは越境チームながら、ハイスピードのエキスパート同士による目まぐるしい攻防は必至だ。
コグマとキッドは別々のコーナーに。コグマが無理やり青コーナーにキッドを引っ張る。キッドがコグマをどけて星来と対戦。いきなりハイスピードの攻防で星来がアームホイップから丸め込み。キッドが返して星来はラリアット。キッドがかいくぐり丸め込もうとするが星来がかわし睨み合い。AZMとコグマがリングイン。両者もハイスピードの攻防を展開しAZMがフェイントをかけてドロップキック。星来が向かっていこうとするとコグマが「はじめまして。今日は一緒にクマやりましょうね」と声をかける。2人でクマポーズを見せるとAZMとキッドが分断。4人がロープに振り合いコグマが星来にドロップキック、AZMを場外に送り出す。コグマは星来にスリーパー。コグマはキッドを呼び出しチェンジを申し出る。キッドはすぐには応じずコグマの髪を引っ張ってからリングイン。キッドは星来にヘアーホイップ連発、ロープにかけて背中にドロップキック。星来が返すと、エルボー連打。星来がラリアットを連続でかいくぐり打点の高いドロップキック。AZMがキッドに串刺しドロップキック。AZMがコーナーに上がるとキッドが落として突進。キッドがかわすと乱入したコグマの手を取りまとめてコルバタ、ドロップキック。キッドが返すとクロスボディーアタック。キッドはコグマに張り手を見舞いタッチ。コグマはキッドも無理やり連れてAZMに強制クマポーズ。コグマの突進をAZMがかわしブレーンバスター。星来がコグマにドロップキック、ネックブリーカー、ジャックナイフから押さえ込む。コグマが返すと星来は足を踏んで挑発。星来の突進をコグマが止めてお返しとばかりに足を踏みつけていく。ボディースラムで叩きつけると背中を踏みつけフットスタンプ。星来が返すとコーナーからクロスボディーアタック。10分経過。キッドが星来をエプロンで押さえるが星来がかわしてコグマにドロップキック。星来はコグマをロープにかけてAZMとエプロンからドロップキックの挟み撃ち、リング内でもドロップキックの競演を見せる。星来がフィニッシュ宣言もコグマが丸め込みの連続。AZMがキッドのドロップキックをかわしドロップキック。AZMがアームホイップからサブミッションへ。しかしキッドがエスケープ。残り3分。AZMがダイビングフットスタンプもキッドがかわして黒虎脚殺狙い。AZMがすぐにエスケープ成功。キッドがコーナーに上がると星来が止めてAZMが雪崩式アームホイップ、ダイビングフットスタンプ。キッドが返すとAZMはワキ固め。残り2分。AZMがコルバタを決めるがコグマがネックブリーカーでカット。キッドとコグマがドロップキックの競演、コグマがプランチャを場外へ。キッドが旋回式ダイビングボディープレスをAZMに決める。残り1分。AZMがジャーマン、キッドが蒼魔刀。キッドはムーンサルトもAZMがかわしてダイビングフットスタンプ。コグマがダイビングボディープレスもAZMがかわしてキッドに誤爆。AZMがキッドに向かっていこうとしたところでタイムアップとなった。
コグマ&キッド組のコメント
コグマ「あ、どうも、クマ―ライト・キッドです。これ(マスク)もらったんで大事にします。試合はちょっといろいろあってドローだった…」
キッドが入ってくる。
キッド「おい、オマエのせいでこんな…」
コグマ「協力してくんなかった、協力してくんなかった…」
キッド「私がAZMからスリーもうちょっとで取れるところだったのに、オマエが上から降ってくるから」
コグマ「私が助けようとしたんだよ」
キッド「助けようとしてねえだろ!」
コグマ「AZMを上から潰そうと思って、キッドどけって言ったもん」
キッド「言ってねえよ。聞こえてねえから」
コグマ「このマスクもらうから、じゃあね」キッド「マジでふざけんなよ、おい! おい! 一生STARSのヤツなんかとカード組むんじゃねえぞ!」
AZM&星来のコメント
AZM「ハイスピードマッチ? 中途半端でドローだよ。久しぶりのタッグで、何年ぶり? 18歳以来だから3年ぶりくらい? 3年ぶりにしてはまあ息は合ってたんじゃないかな。そこはいいよ。べつに私はお帰りって言いたいけど仲良しこよしじゃないし、私のこの大事なベルト、復帰戦で私から勝ってのりにのってるかもしれないけど、私は最多防衛記録して、ほぼ私の一部と言っても過言ではないベルト、取れるのホントに?」
星来「大丈夫です。自分は自信があります。しかもさっきアンパンマンチョコ食べたし」
AZM「アンパンマンチョコもらったけど、アンパンマンじゃなくてバイキンマンもらったから仲良くしたいわけじゃないし」
◆タッグマッチ 15分1本勝負 | ||
葉月 |
11分13秒 |
水森由菜● |
○岩谷麻優 | 高橋奈七永 |
4・23横浜アリーナでIWGP女子王座を奪取した岩谷麻優が葉月を従え、7Uppの高橋奈七永&水森由菜組と対戦。岩谷と奈七永は先日、約8年ぶりの再会を果たしたばかり。その時奈七永はゴッデスのベルトを見せつけ、岩谷はシングルマッチをアピールした。横アリでは奈七永がゴッデス王座を落とし、岩谷が戴冠。岩谷が前回の主張通りにこの試合で奈七永をIWGP女子王座の挑戦者に指名するか?
水森が先発に立候補、奈七永が送り出し葉月と対峙する。バックと腕の取り合いから葉月がヘッドロック。葉月のカバーを水森がすり抜ける。葉月はストンピング連打から突進も奈七永がエプロンから止めて7Uppが合体攻撃を仕掛けていく。こんどは水森の突進を岩谷がエプロンから蹴飛ばして妨害。岩谷が入り水森へのサッカーボールキックと見せかけ奈七永に向かってエルボー。岩谷は自軍コーナーで水森を捕獲。葉月も控えの奈七永を落としてから水森に顔面ウォッシュを見舞う。葉月が水森のエルボーを受けて立つ。場外では岩谷が手を出し奈七永が追いかける。奈七永がタッチを受けてリングイン、控えの岩谷とエルボーを打ち合う。背後から葉月がエルボー連打、岩谷も入るが奈七永がまとめてフェースクラッシャー。奈七永は葉月にフェースロック。葉月が切り返し反対にフェースロックを決める。水森がカットするが岩谷が追い出す。葉月はフルネルソンの体勢。奈七永が切り返しエルボーの応酬に。葉月はコードブレイカー。替わった岩谷が奈七永にドロップキック。奈七永がコーナーに振るが岩谷がかわしてドロップキック連打、ダイビングフットスタンプ。奈七永が返すと、岩谷は「こんなもんかよ」と挑発。奈七永がコーナーに追い込み打撃のラッシュから強烈なエルボー、バックドロップ。岩谷が返すと、奈七永はブレーンバスター狙い。岩谷が切り返すが奈七永がアックスギロチン。水森がダイビングショルダータックルで続き、ボディープレス。岩谷が返すと水森は逆エビ固め。葉月がカットも奈七永が場外に送り出す。水森が岩谷をキャッチし奈七永がラリアット。岩谷がカバーも水森が返す。岩谷がバックキックから水森にコルバタ。奈七永には葉月とトラースキックで競演。岩谷と葉月が場外トペを敢行。岩谷と葉月は水森をリングに戻して合体のフェースクラッシャー。岩谷がジャーマンも水森が返す。岩谷はフィニッシュを宣言しコーナーへ。奈七永がカットし雪崩式ブレーンバスター、水森がダイビングボディープレス。10分経過。しかし葉月のカットが間に合う。水森が岩谷にラリアット。岩谷が返すと、水森がもう一発ラリアット、抱え上げるが岩谷がフブキラナの体勢からジャックナイフで押さえ込む。3カウントが入り岩谷が水森を破った。
◆6人タッグマッチ 30分1本勝負 | ||
安納サオリ |
14分0秒 |
マライア・メイ |
○なつぽい | 月山和香● | |
中野たむ | 白川未奈 |
新生コズミックエンジェルズと新生クラブビーナスが初めての直接対決。4・23横浜アリーナで赤いベルトを奪取した中野たむと白いベルトを巻いた白川未奈がユニットリーダーとしての遭遇ともなる。また、白川にとっては5・3福岡でおこなわれる防衛戦の前哨戦。挑戦者なつぽいとの絡みも注目だ。
安納の突進に月山がクロスボディー。マライアが安納をかわし回し蹴りから雪崩式フランケン、ミサイルキック。安納が返すと、安納はカウンターの延髄蹴り、フィッシャーマン。中野がマライアにダイビングボディーアタック、ニーアタック。バックの取り合いからマライアがスープレックス。白川が中野の前に立ちふさがる。中野が立ち上がると蹴りのかわし合い。白川のエルボーに中野も対抗。白川の突進をメルティアがかく乱しドロップキックの挟み撃ち。なつぽいが白川にドロップキック連打。白川が足4の字固め。白川はグラマラスドライバーの体勢もなつぽいが切り返す。しかし白川はバックドロップでなつぽいを投げつける。月山がなつぽいにミサイルキック、ヒップアタック。白川と月山がコーナーに上がると、一度は月山がバランスを崩すも2方向でプランチャ。月山がなつぽいにスープレックスの構え。なつぽいがこらえると月山はエルボー連打。なつぽいがエルボーからトラースキック。月山が返すと、白川がなつぽいにエルボー。マライアが抱えて白川のネックブリーカーと合体、月山がスープレックスで叩きつけるがカットされる。月山がなつぽいにコーナーでブラディーEX、メルティアが合体し月山を攻撃。しかし月山の肩が上がる。なつぽいがフェアリアルギフトを決めるが白川のカットが間に合う。なつぽいは月山にフェアリーストレイン狙い。月山がオースイで切り返すがカットされる。コズエンがジャーマンの競演、なつぽいのジャーマンを月山が返す。ならばとなつぽいがフェアリーストレイン、3カウントが入り、なつぽいが勝利した。
なつぽい「みなさん、このコズエンが 裏切り者チームに勝ちました。裏切るなんてホントに許せない! それはさておき、5・4福岡で白いベルトに挑戦します。そして私たちは(週刊プロレス)増刊号表紙になりました! そしてたむちゃん、単独表紙おめでとう。5・4私がその白いベルト取って、また週プロの表紙になっちゃうので楽しみにしててください。ぽい!」
白川「週プロ表紙、おめでとう!」
なつぽい「ありがとう」
白川「おめでとう、元裏切り者。週プロで思い出したよ。っていうか、ずっと頭にあるんだけど、なつぽいと私、同じ日にスターダムのリングに来て、そのときの週プロの扱いが天と地の差だったの。もちろんなつぽいが天で私が地。だけどね、なつぽいがずっとずっとほしかったこの白いベルト、いま私のところにあるんだよ。なつぽいの、なつぽいは私からたむのとなりは奪えても、私からこの白いベルトは奪えない。私が絶対防衛してなつぽいに対する苦手意識を完全に克服する。そして、なつぽいから防衛したその先に、私はもっともっと夢があるんだ。たむと赤白2冠戦やって私は2冠王者になる」
なつぽい「アナタ、負けた割りにダラダラとよくしゃべるわね。早く帰って、裏切り者さん。ばいぽーい」
クラブビーナスが退場
なつぽい「というわけで今日は新星コズエン、このメンバーで締めたいと思います。たむちゃんよろしく」
中野「レディースアンドジェントルメーン、メイアイハブアテンションプリーズ、ウェルカムアボード、コズミックエンジェルズ! 本日の搭乗員を紹介します。サオリ、なつぽい、たむ、そして名古屋国際会議場のみなさん。ウィーアースーパーデリシャス、ウィーアーナンバーワン! 私たちもアナタたちもデリシャース、ウーンマ!」
中野組のコメント
なつぽい「この新生コズエンが裏切り者チームから勝ちました。裏切るなんて本当に考えられないよね」
中野「なっちゃん…そんな感じだったっけ?大丈夫、ホンモノ?」
なつぽい「ホンモノだよ。ニセモノじゃないよ! なんか、たむちゃんのニセモノいるみたいだけど」
中野「そうなんだよね。ニセモノにつきまとわれてて、今度はニセモノの悪夢ばかり見るのはちょっと勘弁してほしい」
なつぽい「日々大変な思いしてるね、たむちゃんも。白いベルト、5・4福岡で挑戦します。未奈ちゃんはなんかツイッターでは物は言いようというか、いろいろ夢だとかなんだとか言ってたけど、結局はたむたむたむたむたむ、たむちゃんのことしか見てなくて、目先のこと忘れてるんじゃない? 勝てるって思ってるでしょ。当たり前だと思わないで。白のベルト、強引に奪うんじゃないの。私の元にやってくる。そのときが来たってこと。ばいぽーい!」
中野「ばいぽーいって何!?」
白川のコメント
白川「裏切り者ってなつぽいに言われちゃいましたね。まあ元裏切り者のなつぽいに言われたところでですけど。コズエンから自分で出ていったんで、別に何言われても仕方ないと思いますけど、まあなつぽい、たむの隣りは奪えても、この白いベルトは奪えないから。必ず防衛して、私はその次の夢にコマを進める。たむと赤白2冠戦やって2冠チャンピオンになります。いま私の夢はそれになりました。必ず福岡で防衛して!自分の道が正しいということを証明します」