2023/05/06 試合結果

2023年5月5日 『STARDOM GoldenWeek Fight Tour 2023 in KUMAMOTO』

『STARDOM GoldenWeek Fight Tour 2023 in KUMAMOTO
5月5日(金・祝)熊本城ホール観衆404人)

試合結果

◆3WAYバトル 15分1本勝負
羽南

5分36秒
ブロックバスターホールド

さくらあや

※もう一人はスターライト・キッド

◆タッグマッチ 15分1本勝負
○天咲光由

8分49秒
天橋立

HANAKO●
AZM 壮麗亜美

◆タッグマッチ 15分1本勝負
桜井まい

8分41秒
みちのくドライバーⅡ→片エビ固め

ジェシー●
○舞華 白川未奈

◆6人タッグマッチ 15分1本勝負
小波

12分28秒
ミラマーレ

ジーナ
○MIRAI マライア・メイ
朱里 月山和香●

◆8人タッグマッチ 20分1本勝負
渡辺桃

11分14秒
起死回生

葉月
琉悪夏 コグマ●
○鹿島沙希 飯田沙耶
刀羅ナツコ 岩谷麻優

◆タッグマッチ 15分1本勝負
星来芽依

13分21秒
テキーラショット→片エビ固め

テクラ●
○鈴季すず ジュリア

◆6人タッグマッチ 30分1本勝負
○水森由菜

13分50秒
ダイビングボディプレス→片エビ固め

レディ・C●
なつぽい 上谷沙弥
中野たむ 林下詩美

 

試合詳細レポート

◆3WAYバトル 15分1本勝負
羽南

5分36秒
ブロックバスターホールド

さくらあや

※もう一人はスターライト・キッド

 STARSの羽南、新人のさくらあや、大江戸隊のスターライト・キッドが一度に対戦する3WAYマッチ。羽南の柔道、さくらの空手にキッドのスピードがどんな化学反応を現出させるのか。未勝利のさくらにとっては一瞬の隙をついてのフォール勝ちを狙いたい。駆け引きの末に勝ち名乗りを受けるのは、いったい誰だ?

 羽南とさくらが手四つの体勢に入りかけると、羽南が「こいよ」とキッドに声をかける。キッドが加わると走りかけた羽南とさくらの髪を引いて倒す。キッドはまとめてその場飛びムーンサルトにいくが羽南がかわし、さくらにだけヒット。羽南は予告してキッドにダブルリストの構え。キッドがこらえてコーナーに振るとさくらが飛び乗りスリーパー。キッドがコーナーからスリーパーで数珠つなぎに。キッドはまとめてダイビングボディーアタック。キッドの突進を羽南がとめるが、さくらがミドルキック。さくらが羽南をコーナーに追い詰めるがキッドが妨害。さくらはキッドも振るが串刺しドロップキックはかわされ羽南にだけヒット。キッドがコーナーに上がると羽南がカットし、さくらが下からハイキック。さくらのデッドリードライブを羽南がアシスト。しかしさくらは羽南をボディースラム。羽南が返すと、さくらとバックの取り合い。キッドのドロップキックは羽南にヒット。さくらがキッドに向けて突進。キッドがキャッチもさくらが丸め込む。羽南がさくらを丸め込むがキッドがカット。キッドはさくらのハイキックをかいくぐる。羽南がさくらに大外刈り。さくらが返すと、羽南はフィニッシュを宣言、しかしさくらがハイキック、羽南が突進を止めてブロックバスターホールド。3カウントが入り、羽南がさくらをフォールした。

◆タッグマッチ 15分1本勝負
○天咲光由

8分49秒
天橋立

HANAKO●
AZM 壮麗亜美

 AZM&天咲光由のクイーンズクエストと壮麗亜美&HANAKOの大型コンビがタッグで対戦。AZMのハイスピードと壮麗&HANAKOのパワーがどんな闘いを現出させるか。そこに入る天咲には壮麗とのNEW BLOOD対決、後輩HANAKOとの対戦も注目される。

 天咲が「2冠王」と壮麗を指名。グラウンドの攻防から壮麗が高々とボディースラム。HANAKOも続いてボディースラム。すぐに壮麗も滞空時間を取ってのボディースラムで天咲を叩きつける。壮麗の突進を天咲がかわし串刺し側転エルボーからDDT。AZMがコーナーに上がるとHANAKOが入ってくる。AZMはHANAKOにダイブ、壮麗とHANAKOにエルボーを打っていく。壮麗とHANAKOはダブルのショルダータックル。AZMがHANAKOの腕を取り壮麗とまとめてヘッドシザーズホイップからドロップキック。壮麗がAZMに逆水平連打、ダブルチョップ。AZMは壮麗の突進をかいくぐりコルバタ。天咲が壮麗にドロップキック連打。壮麗が突進をキャッチしサイドに叩きつける。HANAKOが天咲にショルダータックル、串刺しビッグブーツ、ニードロップ。天咲が返すと、ヒザ十字固め。HANAKOがエスケープすると天咲がAZMを呼び込む。HANAKOがかいくぐるがAZMと天咲がドロップキック、AZMがHANAKOをロープにかけて天咲がドロップキック。天咲がHANAKOを捕獲も、HANAKOが切り返して持ち上げる。壮麗もAZMをアルゼンチン。QQをコーナーに追い込むと壮麗とHANAKOが次々と串刺し攻撃、ダブルのショルダータックル。HANAKOが天咲にブレーンバスター。ギリギリで天咲が返すとHANAKOはフィニッシュを予告し担ぎ上げる。しかしAZMがハイキックでカット、天咲が丸め込むと3カウントが入った。

◆タッグマッチ 15分1本勝負
桜井まい

8分41秒
みちのくドライバーⅡ→片エビ固め

ジェシー●
○舞華 白川未奈

 ドンナ・デル・モンドの舞華&桜井まい組とクラブビーナスの白川未奈&ジェシー組がタッグで対戦。前日の福岡大会で「どんな手を使ってでも必ずベルトを取る」と宣言した舞華が現・白いベルトの王者・白川と直接対決。白川のターゲットは赤いベルトの王者・中野たむとの赤白2冠戦だが、舞華としても現王者を振り向かせておきたいところ。初防衛に成功したばかりの白川と舞華の出方が注目される。

 ジェシーが白川をコール。白川のポーズを舞華と桜井が急襲し試合がスタート。桜井は場外で白川を「庶民」呼ばわりし顔面を踏みつける。舞華が控えの桜井にジェシーを振ると、桜井がビッグブーツ。DDMが合体のネックブリーカー。舞華が片足でジェシーをカバー。桜井がジェシーを踏みつけ「この庶民が!」と威嚇。ジェシーが返してエルボー連打、エルボーアタック。白川が控えの舞華に向かっていくが、舞華はリングを下りる。白川が桜井にドロップキックを決めると舞華が入ってダブルを指示。しかし白川がまとめてネックブリーカー。白川は桜井にDDT狙い。桜井がこらえると白川がニー連打、桜井がドロップキック、ビッグブーツ。白川が返すと、エルボーの打ち合いに。舞華が白川にショルダータックル連打、ブレーンバスターを四方に見せてから叩きつける。白川が返すと、打撃の連打。舞華もやり返し突進するが、白川がローリングエルボー。ジェシーが舞華にビッグブーツ、串刺しエルボーアタック、モンキーフリップ。エルボーの打ち合いからジェシーが舞華を押し倒しレッグドロップ。白川が乱入しコルバタ式河津落とし、ジェシーがカバーも舞華が返す。ジェシーがカウンターのニーからサイドに舞華を叩きつける。桜井がビッグビーツをジェシーに放ち舞華が持ち上げると、桜井がミサイルキック。舞華は山茶華も白川のカットが間に合う。舞華はフィニッシュを宣言し炎華落としを狙う。ジェシーが切り返すとビッグブーツ、舞華がローリングラリアット。ジェシーが返すと、舞華はみちドラで叩きつける。ジェシーが返せず舞華がフォール勝ち。

桜井「熊本大会にお越しの庶民のみなさま、今日は調子に乗ってる庶民クラブをご成敗して差し上げましたわ。私たちドンナ・デル・モンドは一頭分の馬刺しを食べながら舞華の大好きな神楽酒造のくろうまをいただきますわ。アナタたち庶民はからし蓮根と白米で我慢しなさい。それでは、ごめんあそばっせ!」

◆6人タッグマッチ 15分1本勝負
小波

12分28秒
ミラマーレ

ジーナ
○MIRAI マライア・メイ
朱里 月山和香●

 ゴッズアイの朱里&MIRAI&小波組とクラブビーナスの月山和香&マライア・メイ&ジーナ組が6人タッグマッチで激突。外国人を引っ張る立場とも言える月山の闘いぶりが試合のカギか?

 月山が「小波出てこい!」と挑発。月山と小波の先発で試合がスタート。バックの取り合いから小波がヘッドロック。月山がロープに振るが小波は付き合わず。小波の蹴りを月山がかわしドロップキック。クラブビーナスがトリオでドロップキック。月山は予告して小波にボディースラムの構え。しかし反対に投げられる。小波はサッカーボールキックから片ヒザでカバー。MIRAIが月山に滞空時間の長いボディースラム。朱里が月山にサッカーボールキック連発。月山が返すと朱里はスリーパー。朱里は月山にストンピング連打。月山はカウンターのクロスボディー。ジーナが朱里に逆水平連打。コーナーに振られたジーナだが朱里をかわしてコンプリートショットから耐空時間の長いブレーンバスター。コーナーに乗せると小波が乱入。マライアも乱入し朱里へ雪崩式フランケン。マライアとジーナがダブルアームスープレックスで小波と朱里を投げつける。さらにロープに追い込んでサブミッションの競演。リング下ではMIRAIが月山にサブミッション。マライアが朱里へミサイルキック。朱里はフロントネックチャンスリー。小波がマライアにニーアタック、スライディングキック。小波がぶら下がり式腕十字をマライアに決める。さらに小波は頭部へのドロップキック、返されるとサブミッションを狙うがカットされる。小波の突進をマライアがかわしバックブリーカー。小波とマライアがエルボーの打ち合い。小波が投げっぱなしジャーマン。月山がMIRAIにドロップキック連打。MIRAIが受けて立ちラリアット、腕十字。月山がエルボー連打もMIRAIが受けて立つ。MIRAIのエルボーで月山ダウン。担ぎ上げられるがパロ・スペシャル。クラブビーナスがゴッズアイを捕獲しサブミッションで援護する。月山はパロ・スペシャルをキープもMIRAIがエスケープ。ジーナが担いでマライアがダイビングラリアット、月山がミサイルキック。MIRAIが返すと月山が極楽ドン。MIRAIが返すと月山はスープレックスの構え。MIRAIが切り返すと朱里と小波がコードブレイカーで合体、キックのサンドイッチからMIRAIが裏投げ。月山がオースイにいくが2カウント。朱里と小波がジャーマンで競演。MIRAIがラリアットを月山に連打。しかしギリギリで月山が返す。ならばとMIRAIは腕をロック。ミラマーレで締め上げ月山をギブアップさせた。

◆8人タッグマッチ 20分1本勝負
渡辺桃

11分14秒
起死回生

葉月
琉悪夏 コグマ●
○鹿島沙希 飯田沙耶
刀羅ナツコ 岩谷麻優

 岩谷麻優&葉月&コグマ&飯田沙耶組のSTARSと刀羅ナツコ&鹿島沙希&渡辺桃&琉悪夏組の大江戸隊が6人タッグマッチで全面対決。前日の福岡大会でMIRAI&壮麗亜美の保持するゴッデス・オブ・スターダム王座挑戦を表明したナツコと桃。前日のゴッデス戦で敗れた葉月&コグマをこの試合で破り、勢いをつけたいところだろう。

 鹿島には「本日誕生日」とコールされる。コグマが先発に立候補し鹿島と対峙。コグマは「鹿島沙希、お誕生日おめでとう!」鹿島は「ありがとう、正々堂々今日はよろしくおねがいします!なわけねえだろ!」と言って襲い掛かる。しかしコグマが鹿島を止めてキャメルクラッチ。「お誕生日おめでとー、クマ―!」で強制クマポーズを決めさせる。STARSは鹿島を集中攻撃、4方向からドロップキック。ロープに固定し攻撃を続ける。しかし大江戸隊がカットし、桃が飯田にミドルキック、ボディースラム。飯田が返すと、桃がサッカーボールキック。ナツコと桃が連係で飯田を攻める。ナツコが飯田にヘアーホイップを連発しセントーン。飯田が逆水平連打、ナツコが受けて立つ。飯田はラリアットをかわしジャンピングチョップ。葉月がコードブレイカーからクロスフェース、鹿島がナツコを救出も葉月がまとめてセントーン。岩谷が葉月を飛び越えドロップキック、STARSが4方向で顔面ウォッシュ。ナツコが葉月にバックフリップ。琉悪夏が葉月にショルダータックル、コンプリートショット、セントーン。葉月が返すと、琉悪夏は腹部へのパンチもカウンターでのドロップキックを食らう。琉悪夏、ナツコが葉月に次々と串刺し攻撃。鹿島が葉月にコルバタ。葉月がビッグブーツをかわしてDDT。コグマは鹿島の背中を踏みつけフットスタンプ。鹿島が返すとコグマにサミング。コグマはDDTから鹿島に突進。鹿島がかわすと大江戸隊が次々と串刺し攻撃をコグマに決める。ナツコが叩きつけ鹿島がダイビングフットスタンプ。しかしコグマが返してみせる。鹿島はダブルアームの構え。コグマがこらえると飯田がカットしコグマがガンスタン。STARSが合体のフェースクラッシャーを鹿島に決める。コグマが鹿島にミサイルキックも2カウント。10分経過。コグマがバックを取るが鹿島が起死回生狙い。葉月のキックからコグマが丸め込むが桃がカット。乱戦からコグマと鹿島が丸め込みの応酬。鹿島の蹴りをかわしたコグマだが鹿島が起死回生。コグマが返せず鹿島が3カウントをゲットした。

琉悪夏「ハイハイハイ、みなさん今日は何の日? (鹿島沙希の誕生日)だよねえ。バースデー勝利おめでとう。今年の抱負とか聞いちゃいたいんだけど、いい?」

鹿島「今年の抱負は、シングルのベルト取ること。まずは昨日決まったハイスピードのベルト取ってここに戻ってくるから、オマエら待っとけよ。じゃあな、キモオタ!」

◆タッグマッチ 15分1本勝負
星来芽依

13分21秒
テキーラショット→片エビ固め

テクラ●
○鈴季すず ジュリア

 ゴールデンウィークシリーズ参戦の鈴季すずと星来芽依がタッグを結成し、ドンナ・デル・モンドのジュリア&テクラ組と対戦。ジュリアと鈴季が意外なところで再会することになった。「プロレス界のトップに立つため」にこの道を選んだ鈴季。タイトルマッチでも対戦した前・赤いベルトの王者ジュリアとどんな闘いを見せるのか?

 ジュリアと鈴季が先発。両者コーナーから動かず、ゆっくりと歩を進める。グラウンドの攻防でスタートし、ジュリアがヘッドロック。鈴季が切り返しヘッドロックで締め上げる。鈴季はネックロックに切り替える。ジュリアが切り返し睨み合い。テクラと星来がリングイン。星来はテクラの足を何度も踏みつけ走ろうとするとテクラが髪を引く。星来が向かっていくとテクラはスパイダーポーズで威嚇。ロープワークでテクラがアームホイップ。エルボー、ドロップキックが交錯する。テクラは星来のドロップキックをかわしインディアンデスロックから鎌固め。ジュリアが星来にボディースラム。テクラもボディースラムで続く。ジュリアが再びボディースラム。星来が返すと、ジュリアはSTFへ。鈴季がカットするとジュリアが場外に追い出す。星来の突進にジュリアはドロップキック。2発目を星来がかわしエプロンからドロップキック、リング内でもう一発。鈴季がジュリアにニーアタックを連打。テクラが乱入しジュリアと合体。鈴季がかいくぐり鉢合わせにすると、まとめてスピアをぶち込む。鈴季のエルボーにジュリアが対抗。エルボーの応酬からジュリアが蹴り上げるが、鈴季もカウンターで蹴り上げる。鈴季はスライディングジャーマン、ミサイルキック。ジュリアが返すと、鈴季はフィニッシュを宣言しジャーマンの構え。ジュリアが抜け出すと星来がネックブリーカー。鈴季が蹴り上げる。鈴季の蹴りをかわしてジュリアがバックドロップ。鈴季はブレーンバスターを切り返しジャーマン。ジュリアのニーで両者ダウン状態。テクラが鈴季にエルボー、ビッグブーツ、エプロンからフロントキック、ダイビングボディーアタック、腕十字。10分経過。鈴季と星来が次々とテクラに串刺し攻撃。テクラが返すと鈴季にスピア。ジュリアが鈴季を担ぎテクラのネックブリーカーと合体。ジュリアとテクラでエルボーの挟み撃ち。しかし鈴季が返してみせる。テクラは鈴季に毒グモ狙い。鈴季が丸め込むがテクラが切り返しサブミッション。テクラは左右の張り手も鈴季が丸め込む。テクラが返すと回転足折り固め。しかし星来のカットが間に合う。鈴季がバックを取り星来がダイビングボディーアタック。鈴季がバズソーキック連打もテクラが返す。残り2分。鈴季がテキーラショットを決めるとテクラが返せず3カウントが入った。試合後にはジュリアと鈴季が視殺戦。

◆6人タッグマッチ 30分1本勝負
○水森由菜

13分50秒
ダイビングボディプレス→片エビ固め

レディ・C●
なつぽい 上谷沙弥
中野たむ 林下詩美

 中野たむ&なつぽいのメルティアに熊本県八代市出身の水森由菜が合流、水森は“自虐系”ながらもメルティアとのアイドルトリオが結成される。対するは林下詩美&上谷沙弥&レディ・C組のクイーンズクエスト。前日の福岡大会で詩美と上谷の間に不協和音が流れたようだが、試合を通じて立て直しなるか? 水森にとっては熊本凱旋試合。アイドルトリオ結成でのメイン登場で、故郷に錦を飾りたい。

 水森とレディが先発に名乗り。ゆなもんコールに水森は「みんなありがとー!」と絶叫。レディが突っかかるとメルティアが水森を援護、ピラミッドを結成し「トロピカルヤッホー!」の合唱。しかしQQが合体し水森を集中攻撃。詩美が水森をコーナーに追い込み串刺しエルボー、ドロップキック。上谷が水森にストンピング連打からボディースラム、逆エビ固め。場外ではレディがなつぽいにコブラツイスト、詩美が中野のバックを取りカットさせず。水森は自力でエスケープも背中にドロップキックを食らう。水森が返すと、上谷は顔面を蹴飛ばし「こんなもんか」と挑発。水森はエルボー連打、上谷が受けて立つ。上谷もエルボーでやり返すと水森がヒップアタックからボディースラム。なつぽいが上谷にダイビングボディーアタック。なつぽいがフェイントをかけ上谷に飛びつく。詩美と鉢合わせにして上谷にドロップキック。中野が上谷に串刺しエルボー、前後から蹴りの連打。上谷が返すと、中野がバックキック、上谷がドロップキック。詩美が中野にラリアット連打。中野と詩美がエルボーの打ち合い。なつぽいが乱入しダブルのネックブリーカーを詩美に決める。中野がニーアタック。水森が詩美にダイビングショルダータックル。詩美が返すと水森とショルダーをぶつけ合う。エルボーの打ち合いからショルダータックルが交錯。詩美が打ち勝ちレディに託す。レディもショルダーで続き、上谷と合体ネックブリーカー、ダブルのニードロップ。レディのエルボーをブロックし水森がグラウンドでラリアット、逆逆エビ固め狙い。QQがカットするがメルティアが水森のショルダータックルを呼び込む。中野組が合体し水森がまとめてボディープレス。10分経過。水森がレディにラリアット連打。コーナーに叩きつけ串刺しで突進。しかしレディがかわしコーナーから脳天唐竹割り。水森が返すと、レディがチョークスラム。しかしメルティアのカットが間に合う。レディは水森を引き起こしジャイアントバックブリーカー。なつぽいがカットすると乱戦からメルティアがダブルでプランチャ。レディがカウンターのビッグブーツ。水森がすぐに立ち上がりラリアット連打。レディが返すと中野組がトリオでカカト落とし。水森が「トロピカルー!」と絶叫しダイビングボディープレス。3カウントが入り、水森がレディをフォールした。

水森「スターダムに参戦して今日初めてのメインイベントで、そして女子プロ初めての熊本凱旋で、ゆなもん勝ちました! たむもん、ぽいもん、ありがとう。そして熊本のみなさんありがとう、ただいま! ゆなもん、いつも7Uppとして高橋奈七永、そして優宇と一緒に闘っています。だけど今日闘って、コズミックエンジェル、水森由菜似合ってましたよねえ! たむもぽいも、どう思う?」

中野「そういうことは、身辺整理をしてから言ってもらったほうがいいんじゃない? ねえ」

なつぽい「ぽい」

水森「わかった。しっかり考えとく。そして私、19歳のときに熊本から上京してきてずいぶん経ちます。そのなかでいつも結果を残さない限り熊本には帰れないというつよい思いでいままで走ってきました。だからこうやって仕事だとしても、プロレスラーとしてプロレスでここに帰ってきたことがホントにうれしいです。私がプロレスラーになっていつも思うことは、プロレスがホントに大好きで、そして今日帰ってきて思ったことは、お花をみんな出してくれたりとか、差し入れしてくれたりとか、今日もたくさんの声援を送ってくれて、あらためて熊本って大好きだなと思いました。そう、大好きだ! この気持ちを持って私はまた1年後さらに大きな会場でできるように、もっとプロレスラーとして知名度も実力も上げて帰ってくるので、これから来年またスターダムの選手、そしてたむ…もん、ぽい・・・もん、ゆなもんのことを見守ってください。お願いします。それではこの締めで終わりたいと思います」

3人「私たちもアナタたちもデリシャース、ウーンマ、トロピカルヤッホー!」

 

中野組のコメント

水森「熊本大会、ありがとうございました!」

中野「凱旋おめでとう」

なつぽい「おめでとう」

水森「ありがとう、たむぽい…。なつも…」

なつぽい「ひとつになっちゃったよ」

中野「なんでもいいけどさ!」

水森「この興奮は言葉じゃ表せないけど、私はずっとずっと女子プロでここに熊本に来たかったんです。それが今日やっとかなったんです。そして勝利で勝てたのは、言い直すけど、たむもんとぽいもんのおかげです、ホントにありがとう。今日リングの上でいったこと、ちゃんと考えとくんでよろしくお願いします。そして私は2人に負けないくらいこの一年間でどんどん上にいってやるつもりなんで、ここからは私のこともライバルとして試合いれといて」

中野「感情忙しいなあ(笑)」

なつぽい「ぽいは、ぽいもんは、パイナップル大好きだよ。今日も朝食べた」

中野「たむも昨日の夜食べた」

水森「ということは、私たちは3人、三位一体と言っても過言じゃない」

中野「そのお味は?」

3人「デリーシャース、ウ~ンマ!」

水森「トロピカルヤッホー、ありがとー!」

中野「トロピカルヤッホーってなにい?」

なつぽい「やっぽ~い」

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