2023/05/06 試合結果

2023年5月6日 『STARDOM GoldenWeek Fight Tour 2023 in KAGOSHIMA~林下詩美 凱旋大会~』

『STARDOM GoldenWeek Fight Tour 2023 in KAGOSHIMA~林下詩美 凱旋大会~
5月6日(土)南栄リース桜島アリーナ観衆729人=満員)

試合結果

◆3WAYバトル 15分1本勝負
天咲光由

6分7秒
天聖→片エビ固め

さくらあや

※もう一人は月山和香

◆シングルマッチ 15分1本勝負
鹿島沙希

6分13秒
起死回生

水森由菜

◆タッグマッチ 15分1本勝負
星来芽依

9分21秒
よくばり☆ロック

HANAKO●
○鈴季すず ジェシー

◆6人タッグマッチ 15分1本勝負
ジーナ

10分26秒
グラマラスコレクションMINA→片エビ固め

葉月
マライア・メイ コグマ
○白川未奈 飯田沙耶●

◆タッグマッチ 15分1本勝負
○なつぽい

10分16秒
フェアリアルギフト→片エビ固め

羽南●
中野たむ 岩谷麻優

◆8人タッグマッチ 20分1本勝負
小波

12分14秒
白虎

桜井まい●
壮麗亜美 テクラ
MIRAI 舞華
○朱里 ジュリア

◆林下詩美凱旋記念8人タッグマッチ 30分1本勝負
レディ・C

18分12秒
ジャーマンスープレックスホールド

渡辺桃
上谷沙弥 スターライト・キッド
AZM 琉悪夏●
○林下詩美 刀羅ナツコ

 

 

試合詳細レポート

◆3WAYバトル 15分1本勝負
天咲光由

6分7秒
天聖→片エビ固め

さくらあや

※もう一人は月山和香

 クイーンズクエストの天咲光由、クラブビーナスの月山和香、新人のさくらあやが一度にぶつかる3WAYマッチ。フレッシュな闘いで勝ち名乗りを受けるのは?

 探り合いから慎重に手四つに入り、力比べ。天咲とさくらが月山に蹴りを入れドロップキックで合体。さくらがカバーすると天咲がドロップキックでカットし、月山にもドロップキック。月山が返すと天咲がヒザ十字。さくらがカットするが天咲が2人をコーナーに追い込み、串刺し側転エルボーからDDT。天咲のドロップキックを月山がかわす。月山と天咲がエルボーの応酬。さくらの突進をかわし、月山がさくらの上に天咲をDDT。月山はさくらを引き起こしエルボーの打ち合いにもっていく。さくらがエルボー連打で向かっていくと、月山がクロスボディーで迎撃しヒップアタック。さくらは天咲、月山にまとめて鎌固め。さくらは月山を場外に送り出し、天咲にドロップキック連打からハイキック。天咲が丸め込むとさくらが返す。天咲はヒザ十字にとるが月山がカット。天咲は月山に飛びついてDDTで再度場外に送り出す。天咲が天聖の体勢をこらえられるがDDTでさくらを叩きつける。あらためて天咲が天聖、3カウントが入り天咲がさくらを破った。

◆シングルマッチ 15分1本勝負
鹿島沙希

6分13秒
起死回生

水森由菜

 前日の熊本大会で凱旋勝利を飾った水森由菜が大江戸隊の鹿島沙希と一騎打ち。水森のパワーと鹿島の一発逆転テクニックがどんな光景をリングに現出させるのか。ハイスピード王座挑戦が控える鹿島には負けられない闘いが続くが…。

 水森が「トロピカルお願いしまーす」と握手を求める。鹿島は「よろしくお願いするわけねえだろ」と小馬鹿にして襲い掛かる。鹿島のカバーのたびに水森が返していく。水森は「このもやしが!」と鹿島を挑発してストンピングとボディースラムを連打。「このもやしが!」ともう一度叫ぶが、鹿島が顔面をマットに叩きつける。鹿島は「誰がもやしだって? 言ってみろよ」とコーナーに追い込み顔面を踏みつける。さらに鹿島は「この桜島大根がよ!」と水森の顔面を踏みつけていく。「このもやしが!」「大根!」のやりとりが続いて鹿島が踏みつけると水森は無言。「そこもやしって言うところだろ」と鹿島が突っ込む。息を吹き返した水森は「昨日お誕生日でしたよね」と菓子折りを差し出す。水森は「これ食べて、桜島大根見たいに太ってください」と菓子折りを渡して攻撃。しかし鹿島がドロップキックで吹っ飛ばす。鹿島は昇竜拳を打ち込みカバー。水森が返すと鹿島はコーナーからアストロシザーズ、ダイビングフットスタンプ。ダブルアームの体勢は水森がこらえてショルダースルー、ボディープレス、サマーソルトドロップ、ラリアットでたたみかける。鹿島が返すと、水森のラリアットを迎撃。しかしカウンターでラリアットを食らう。鹿島が返すと、水森が抱え上げる。鹿島が切り返し起死回生で3カウントを奪った。

◆タッグマッチ 15分1本勝負
星来芽依

9分21秒
よくばり☆ロック

HANAKO●
○鈴季すず ジェシー

 ゴールデンウィークシリーズに参戦の鈴季すずと星来芽依が前日の熊本大会に引き続きタッグを結成。今大会ではHANAKO&ジェシーという大型コンビと対戦する。新人のHANAKOとクラブビーナスのジェシーのコンビは未知数だけに何が起こるか予想がつかない。なかでもHANAKOは5・12NEW BLOODでレディ・Cとのコンビでスターライト・キッド&KARMA組の保持するNEW BLOODタッグ王座に挑むとあって、大型タッグという意味ではジェシーとのコンビはいい予行演習にもなるだろう。と同時に、この一戦はHANAKOにとって試練の闘いでもある。プロレス界のトップを目指しスターダムに乗り込んできた鈴季と、ハイスピードのトップコンテンダーでもある星来。異なるタイプとの対戦は将来に向けての大きな糧となるはずだ。

 ゴングを待たずに鈴季組が奇襲攻撃。しかしHANAKO組が分断し星来にダブルのショルダータックル。ロープに固定すると鈴季が救出。星来はHANAKOにヘアーホイップ、コーナーに追い込むと鈴季も加わり顔面を踏みつける。鈴季がHANAKOにサッカーボールキック、ロープ際に追い込み顔面を再び踏みつける。星来がHANAKOにドロップキック。馬乗りになるとキャメルクラッチに移行、そこへ鈴季がサイドからドロップキックを見舞う。HANAKOが星来にカウンターのビッグブーツ。ジェシーが星来を高々とボディースラム。鈴季が入るがジェシーは星来の上にボディースラムで叩きつけ、まとめて踏みつける。ジェシーのボディースラムを星来が丸め込み。丸め込みの連続から星来がエルボー連打。ジェシーがキャッチし腕を取ってマットに叩きつける。ジェシーはレッグドロップも星来がクリアーしクロスボディーアタック、エプロンからドロップキック、もう一発ドロップキックを打ち込み鈴季に託す。鈴季はジェシーの背中にニーアタック。ジェシーがエルボーを打つと鈴季もやり返す。鈴季が連打して突進するとジェシーがニーアタック、エルボードロップ。HANAKOが鈴季にショルダータックル4連打。ジェシーが加わるが星来がミサイルキックで分断、鈴季がリング下からニーアタック。HANAKOが返すとジェシーとダブルでブレーンバスターを決める。返した鈴季にHANAKOはアルゼンチン狙い。鈴季が切り返しエルボー、星来が串刺しエルボーアタックで援護し鈴季が串刺しニーアタック。鈴季は後方からニーアタックをぶち込むがジェシーのカットが間に合う。星来がドロップキックでジェシーを追いやり、鈴季がHANAKOにトラースキック。HANAKOが返すと鈴季が複数を極める関節技のよくばり☆ロック。HANAKOがギブアップし、鈴季が勝利した。

◆6人タッグマッチ 15分1本勝負
ジーナ

10分26秒
グラマラスコレクションMINA→片エビ固め

葉月
マライア・メイ コグマ
○白川未奈 飯田沙耶●

 葉月&コグマ&飯田沙耶組のSTARSと白川未奈&マライア・メイ&ジーナ組のクラブビーナスが6人タッグマッチで対戦。ワンダー・オブ・スターダム王座の初防衛に成功し、中野たむとの赤白2冠戦へと進む白川がチームリーダーとして外国人コンビをどう引っ張るか。STARSの連係は盤石なだけに、そこが勝負のカギとなりそうだ。

 コグマがマライアを指名しクマポーズ。するとマライアがセクシーポーズ。ジーナが止めてマライアをコーナーに乗せるとジーナがストロングクマポーズをアピールし先発に出てくる。ジーナがあらためてポーズを取るとコグマと打撃の応酬。ジーナのチョップにコグマが悶絶。ジーナが逆水平の連打を浴びせロープに振るとコグマがリング下におりて逃亡、ジーナが追いかける。マライアがコグマをつかまえリングに戻すとクラブビーナスが3方向からドロップキック、ジーナがブレーンバスター。マライアが旋回式バックブリーカー。コグマをロープに追い込みセクシーポーズを披露。クラブビーナスがSTARSをロープに追い込みトリオでブロンコバスターの餌食にしてみせる。コグマが返すとマライアにガンスタン。葉月がマライアにコードブレイカー、エルボーアタック、マライアとジーナにまとめてミサイルキック。葉月はクラブビーナスをロープ際に追い込みSTARSで顔面ウォッシュの競演。マライアが葉月にカウンターのビッグブーツ、ミサイルキック。白川が葉月にドロップキック。葉月は白川にブレーンバスター。飯田が白川にドロップキック、バックエルボー、逆水平連打。白川がカウンターでヒザへのドロップキック、足4の字固め。しかしコグマがカットし葉月がセントーン、STARSが合体しサマーソルトドロップ、飯田ロケット発射。白川が返すと、飯田の突進をマライアとジーナがカット。ジーナが担ぎ上げマライアがダイビングラリアット。白川が変型バックドロップも飯田が返す。白川が足4の字にいくが飯田が丸め込み。返された飯田は飯田橋。しかしギリギリでクラブビーナスがカット。マライアとジーナがSTARSを分断すると白川が飯田にローリングエルボー、飯田がラリアット、白川が延髄斬り。飯田が返すと、白川はグラマラスドライバーMINAを決める。3カウントが入り、白川が飯田を破ってみせた。

◆タッグマッチ 15分1本勝負
○なつぽい

10分16秒
フェアリアルギフト→片エビ固め

羽南●
中野たむ 岩谷麻優

 スターズの岩谷麻優&羽南組とコズミックエンジェルズのメルティア中野たむ&なつぽい組がタッグマッチで激突。IWGP女子王者・岩谷と赤いベルトの王者・中野。どちらもシングルのベルトを獲得したばかりだけに王者同士の闘いは興味津々。STARSとメルティア、どちらの連係力がまさるのか?

 岩谷となつぽいの先発でスタート。なつぽいがいきなり蹴りを入れロープワークへ。岩谷のアームホイップからなつぽいのジャンプを読んで蹴り上げるとサッカーボールキックへ。STARSが合体し連係でなつぽいを攻め込む。ダブルのドロップキックを放つと岩谷がフットスタンプ。羽南がなつぽいにドロップキック。中野が乱入しメルティアがドロップキック、ネックブリーカーの競演。中野が羽南に串刺しエルボーアタック、前後からの蹴りを打ち込みカカト落とし。なつぽいが羽南の後頭部にドロップキック。中野が羽南に高々とボディースラム。羽南が返すと中野は逆エビ固め。羽南がエスケープするとエルボー連打。中野が受けて立ち突進するが羽南が払い腰。岩谷がドロップキックを中野に決めるがなつぽいが岩谷を捕獲。しかし岩谷はまとめてアームホイップ、ドロップキックで分断。中野が返すと、蹴りのかわし合い。中野が側転ダブルニーを投下も岩谷がクリアー。中野がジャーマンを狙うが岩谷がエルボー、中野がスピンキックからジャーマンを放つ。岩谷がすぐにジャーマンをやり返しトラースキック。両者ダウン状態からタッチをかわす。羽南のドロップキックをなつぽいがかわす。羽南はダブルリストアームサルト、クロスボディーアタック。なつぽいが返すと羽南は岩谷を呼び込み合体フェースクラッシャー。羽南がブロックバスターホールドを決めるがなつぽいが返す。羽南は「終わりだ!」と絶叫しバックドロップ狙い。なつぽいがこらえると羽南は飛びつき腕十字。しかし中野がカット成功。中野がSTARSをかいくぐりメルティアがドロップキックの競演から場外プランチャで飛ぶ。なつぽいが羽南にジャーマン。羽南が返すと、なつぽいはフェアリアルギフトへ。しかし羽南がかわし岩谷のトラースキックから羽南が丸め込む。中野がカットするとダブルのトラースキックを岩谷、羽南へ。なつぽいが羽南へ顔面蹴り。しかし羽南の肩が上がる。なつぽいのフェアリアルギフトがヒットすると羽南が返せず3カウントが入った。試合後には中野が赤いベルト、岩谷がIWGP女子のベルトを誇示、視殺戦を展開した。

◆8人タッグマッチ 20分1本勝負
小波

12分14秒
白虎

桜井まい●
壮麗亜美 テクラ
MIRAI 舞華
○朱里 ジュリア

 ゴッズアイの朱里&MIRAI&壮麗亜美&小波組とドンナ・デル・モンドのジュリア&舞華&桜井まい&テクラ組が8人タッグマッチで全面対決。どちらも現時点でのベストメンバーと言っていい布陣で臨むだけに、手に汗握る白熱の闘いが期待できそうだ。

 コール終了と同時にDDMが奇襲攻撃。場外戦にもっていき主導権を握る。リングには桜井とMIRAI。桜井はMIRAIを「この庶民が!」と挑発し踏みつける。DDMが連係でMIRAIを集中攻撃。ゴッズアイが分断もジュリアがMIRAIをマットに叩きつける。壮麗がジュリアにショルダータックル連打。桜井が入りジュリアと合体。壮麗が桜井をキャッチしジュリアとともにコーナーに追い込むとゴッズアイが次々と串刺し攻撃。ジュリアが腹部へのパンチからニーリフト、ドロップキック。舞華が串刺しラリアットから壮麗の頭部をコーナーポストに打ち付けていく。壮麗が舞華の突進をかわし逆水平の連打を浴びせる。ダブルチョップで倒すが舞華が返す。壮麗は舞華を担ぎ上げサイドに落とすが、ブレーンバスター狙いを切り返され反対に叩きつけられる。小波と壮麗が打撃のかわし合い。小波が腕十字にいくがテクラが反転。しかし小波がさらに反転し腕固め。ゴッズアイがDDMにサブミッションを極めて小波を援護。しかしDDMが切り返しサブミッションの競演。テクラが小波にビッグブーツ、バズソーキック。小波が返すと、テクラとジュリアが合体のフェースクラッシャー、エルボーの挟み撃ち。小波が返すと、テクラのダブルアームを切り返し延髄斬り。朱里がテクラにドロップキック、テクラが突進をかわしてスピア。桜井が朱里に串刺しビッグブーツ、フェースクラッシャー、エルボードロップ、STF。朱里と桜井がエルボー合戦。朱里がニーからフロントネックチャンスリー、サッカーボールキック。桜井が蹴りをかわしてビッグブーツ、テクラのアシストを得てスタナー。テクラがダイビングボディーアタック、桜井がビッグブーツ。朱里が小波の延髄斬りを呼び込みDDT。桜井が返すと、朱里はサソリ固め。テクラがカットすると、舞華が朱里にブレーンバスターの構え。そこにジュリアと桜井がミサイルキックを叩き込み舞華がブレーンバスター、桜井がスープレックスもカットされる。桜井はコーナーに上がるがMIRAIがカットし、MIRAIと壮麗が担ぎ上げ小波がミサイルキック。つづいて朱里がスタンディングギロチン。乱戦から朱里が桜井に流炎の構え。桜井が切り返し丸め込む。朱里がトラースキックも桜井が返す。ならばと朱里は白虎の体勢。桜井がギブアップし朱里の勝利が宣告された。

朱里「我々ゴッズアイがドンナ・デル・モンドから勝利しました。ゴッズアイを知らなかった人も今日おぼえて帰ってくれますよね。そして桜井、最近、庶民とかいろんな人に言ってるじゃん。貴婦人とか名乗ってるじゃん。もしかして、今日もマイクとかしちゃったりするのかな?」

桜井はマットを這いつくばりマイクを奪い取る。

桜井「そんなに聞きたいの? しかたないわねえ。アンタたち庶民のくせに欲しがりすぎなのよ! それに、庶民の分際で私から勝つなんてアナタ、生意気なのよ! おだまりおだまり、おだまりなさい! すいません、気を取り戻して鹿児島大会にお越しの庶民のみなさま。今日わたくしは鹿児島名産の最高級のお黒豚とお地鶏をいただきますわ。アナタたち庶民は、さくら大根でも桜島大根でもかじりながらこの貴婦人様を妄想しなさい。それではごめんあそばっせ!」

◆林下詩美凱旋記念8人タッグマッチ 30分1本勝負
レディ・C

18分12秒
ジャーマンスープレックスホールド

渡辺桃
上谷沙弥 スターライト・キッド
AZM 琉悪夏●
○林下詩美 刀羅ナツコ

 4・30福山での林下詩美&レディ・C&天咲光由組vs刀羅ナツコ&鹿島沙希&渡辺桃組で大江戸隊が勝利。試合後には乱闘となり詩美が凱旋興行での対大江戸隊をアピールした。これにより当初発表されていたカードが変更となり、林下詩美&上谷沙弥&AZM&レディ・C組vs刀羅ナツコ&スターライト・キッド&渡辺桃&琉悪夏組の8人タッグマッチとなる。福山では三連単(最後は鹿島のダイビングフットスタンプ)で鹿島がレディをフォール。レディのリベンジはもちろん、5・12NEW BLOODで一騎打ちをおこなう天咲と桃も再び前哨戦として相まみえる。もちろん、凱旋興行となる詩美にとってはユニットリーダーとしても負けられない闘いだ。

 凱旋の詩美が「鹿児島県奄美市出身」とコールされる。詩美とナツコが睨み合い、試合開始のゴングと同時にショルダーをぶつけ合う。エルボー合戦に移行し、詩美がカウンターでドロップキック。ナツコがロープを引いて詩美を場外に落とすと大江戸隊が場外戦を仕掛ける。ナツコは詩美を場外でいたぶり続ける。リングに戻るとナツコが詩美にミスト噴射。キッドが詩美にヘアーホイップの連続からその場飛びムーンサルト。詩美が返すとキッドにエルボー。キッドもやり返し、エルボーの打ち合いに。ナツコがエプロンから攻撃しキッドがドロップキック。大江戸隊が詩美をコーナーに追い込み次々と串刺し攻撃、桃が黒バットで殴打する。琉悪夏のカバーを詩美が返す。ナツコが詩美にカバーの連続。ナツコは詩美の顔面を何度も蹴り上げる。詩美が突進するがナツコがエルボースマッシュ。詩美はナツコの突進を止めてサイドバスター。替わったAZMがナツコに串刺しドロップキック。キッドと琉悪夏のクローズラインをかわしてAZMがドロップキック。AZMは桃と琉悪夏にコルバタ、ナツコにミサイルキック。ナツコが返すと、AZMはブレーンバスター狙い。ナツコがこらえとヒップドロップ。しかしAZMがかわしてみせる。ナツコはバックフリップを決めてキッドに託す。キッドとAZMがロープワークの攻防。キッドが丸め込むがAZMが返す。詩美の蹴りからAZMが丸め込み詩美がキッドにドロップキック、AZMがブレーンバスター。レディがキッドにビッグブーツ、ジャイアントスイング狙い。キッドが丸め込みからドロップキック。キッドに走らせずレディがジャイアントスイング19回転。レディは串刺しのビッグブーツも決めるがキッドの肩が上がる。キッドはチョークスラムを切り返しヘッドシザーズホイップ、619、ダイビングボディーアタック。レディが返すと、キッドの突進を止めてチョークスラム。10分経過。レディがキッドのバックを取るが切り返される。桃がレディにPK。レディが返すと桃がミドルキック、レディがカウンターでネックブリーカー。上谷が桃に串刺しニーアタック、ドロップキック。桃が返すと、蹴りのかわし合いから上谷のハイキックがヒット。桃が上谷をコーナーに追い込むとナツコがキャノンボール、桃が蒼魔刀。上谷が返すと桃はスリーパー。詩美がカットもナツコが分断。桃は上谷にテキーラ狙い。上谷が切り返し突進も桃がBドライバー。上谷が反転して丸め込みスクリューキック。琉悪夏と詩美がリングイン。琉悪夏がアルゼンチンを阻止しラリアットを打ち合う。琉悪夏が5発目で打ち勝つと串刺しで突進。詩美がかわすとQQが援護し詩美がカバー。琉悪夏が返すと詩美と上谷が突進も同士討ちに。琉悪夏が背後からボディーアタック、琉悪夏とナツコが詩美をパワーボム、キッドと桃が蒼魔刀の挟み撃ち。琉悪夏が詩美にフィッシャーマンバスター。しかしQQのカットが間に合う。15分経過。琉悪夏がコーナーに上がるとAZMが雪崩式アームホイップ、詩美がコーナーに上がるとキッドも雪崩式アームホイップで落としてみせる。乱戦から詩美がナツコを捕まえるが琉悪夏がカットしリバーススプラッシュ。詩美が返すと、琉悪夏は冷凍庫爆弾投下。しかし詩美がかわしてAZMがダイビングフットスタンプ、詩美がコウモリ吊り落とし。しかしナツコがカットする。上谷がナツコをニールキックで場外に送り出すとスワンダイブ式プランチャ。詩美がリングに戻された琉悪夏にラリアット。琉悪夏が返すと、QQでドロップキック。詩美がフィニッシュを宣言し、滞空時間の長いジャーマン。琉悪夏が返せず詩美が3カウントをゲットした。

詩美「鹿児島のみんな、ただいまー! 私の育ってきた鹿児島県奄美大島、そしてここ鹿児島で初の凱旋ができて、みんながボードまで用意してくれて、入場からすごい感動しちゃいました、ありがとうございました! 今日は因縁の相手、大江戸隊をここ鹿児島、みなさんの前で倒しました。次は完膚なきまでに叩き潰してやりたいと思います。やっぱり、鹿児島での試合は格別うれしいです。こうやって鹿児島に帰ってきて、高校のときの先生とか家族とか来てくれてて、成長した、あの頃とは違う林下を見せることができて、本当にうれしいです。また鹿児島に試合しに来るので、そのときは絶対に来てください。みなさんにまた会えるその日までごきげんよう、ありがとうございました!」

詩美のコメント

「無事に鹿児島に元気に帰ってこれました、ありがとうございました! もう鹿児島で試合ってだけで、初凱旋だから、入場前から、曲なる前からすごい緊張してたけど、みんながボードお帰りのヤツ用意してくれてすごい感動しちゃって、余計に試合にすごく気持ちが入りました。宿敵の大江戸隊相手に鹿児島のみなさんの前で勝利することができて、あの頃とは違う成長した私をみなさんに見てもらえたことがうれしいです。プロレスラー林下詩美としての恩返しができたかなと思います。これで大好きな鹿児島にもっともっと元気を伝えていきたいので、もっともっとこれからも林下詩美、全力で頑張っていきたいと思います。鹿児島のみなさん、林下詩美全力の愛でお返しします。ありがとうございました」

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