2023/05/10 試合結果

2023年5月9日 『STARDOM GoldenWeek Fight Tour 2023 Bonus track』

『STARDOM GoldenWeek Fight Tour 2023 Bonus track
5月9日(火)エディオンアリーナ大阪 第2競技場観衆519人)

試合結果

◆3WAYバトル 15分1本勝負
鹿島沙希

3分55秒
エビ固め

さくらあや

※もう一人は月山和香

◆タッグマッチ 15分1本勝負
天咲光由

8分30秒
ジャイアントバックブリーカー

HANAKO●
○レディ・C 水森由菜

◆タッグマッチ 15分1本勝負
○桜井まい

9分5秒
ダイビングエルボードロップ→エビ固め

羽南
舞華 飯田沙耶●

◆8人タッグマッチ 20分1本勝負
渡辺桃

10分18秒
スワントーンボム→片エビ固め

ジェシー
スターライト・キッド ジーナ●
琉悪夏 マライア・メイ
○刀羅ナツコ 白川未奈

◆6人タッグマッチ 15分1本勝負
上谷沙弥

12分16秒
トーチャーラックボム→片エビ固め

壮麗亜美●
AZM MIRAI
○林下詩美 朱里

◆タッグマッチ 15分1本勝負
テクラ

12分51秒
グロリアスドライバー→片エビ固め

星来芽依●
○ジュリア 鈴季すず

◆6人タッグマッチ 30分1本勝負
安納サオリ

16分3秒
バイオレットスクリュードライバー→片エビ固め

葉月
なつぽい コグマ●
○中野たむ 岩谷麻優

 

 

試合詳細レポート

◆3WAYバトル 15分1本勝負
鹿島沙希

3分55秒
エビ固め

さくらあや

※もう一人は月山和香

 クラブビーナスの月山和香、新人のさくらあや、大江戸隊の鹿島沙希がいっせいに闘う3WAYマッチ。シンデレラ・トーナメントで月山にシングル2勝目を献上してしまった鹿島にはリベンジ戦。月山が返り討ちにしてみせるかにも期待がかかる。また、さくらにも初勝利のチャンスが巡ってくる可能性もあるだろう。混戦をかいくぐりピンフォールを奪えるか。空手仕込みのハイキックが勝敗のカギを握りそうだ。

 さくらと鹿島が握手をかわす。月山が割って入ると、鹿島とさくらが攻撃。鹿島はさくらに託してリングを下りる。さくらが月山にボディースラム。反対に月山がやり返すとスリーパーへ。鹿島がリングに戻り月山の髪をつかむと「さくらちゃんに触るんじゃねえよ!」と怒りをぶつける。さくらがエスケープすると鹿島が月山に握手を求め共闘を依頼。月山が向かっていくと鹿島が顔面を踏みつける。月山が鹿島に飛び乗るとさくらがカット。しかし月山は鹿島とさくらにまとめてパロ・スペシャル、後方からさくらにニーアタック。鹿島は逃れてリング下で間合いを取る。月山はさくらにヒップアバット連打。コーナーに上がると鹿島が妨害しさくらが下からハイキック、デッドリードライブ、ドロップキック。さくらが月山を寝かせると鹿島が「まかせろ!」とダイビングフットスタンプを見舞う。さくらが月山にキックのコンビネーション、押さえ込むが月山が返す。さくらの押さえ込みに鹿島が割って入り押さえ込むと3カウントが入った。試合後には、怒った月山がさくらに突っかかっていった。

◆タッグマッチ 15分1本勝負
天咲光由

8分30秒
ジャイアントバックブリーカー

HANAKO●
○レディ・C 水森由菜

 クイーンズクエストのレディ・Cと天咲光由組がHANAKO&水森由菜組とタッグマッチ。5・12品川「NEW BLOOD」でスターライト・キッド&KARMA組のNEW BLOODタッグ王座に挑戦するレディとHANAKO。まずは分かれての対戦でお互いの士気を高めたい。どちらにとっても勝てば初戴冠。大きさとパワーに対抗する天咲の闘いぶりにも注目だ。

 レディがレフェリーチェックで「トロピカルお願いします」と水森のお株を奪うと、「HANAKO」と呼び出し先発で対峙。バックの取り合いからレディがヘッドロック。HANAKOが抜け出しタッチしようとするとレディが阻止して天咲と合体。ダブルでドロップキックを見舞うとHANAKOをカバー。HANAKOが返して手を伸ばすがレディがタッチをさせず。天咲が入りHANAKOにドロップキック連打。リング下ではレディが水森を捕獲しカットをさせず。天咲がヒザ十字固めにHANAKOをとらえる。HANAKOがエスケープすると、天咲は左脚をロープに乗せてドロップキック。HANAKOが天咲にショルダータックルを放ち水森に託す。水森は控えのレディを落とすと相手コーナーからダイビングショルダータックル。天咲が返すと、水森がクロスボディーからボディープレス。天咲がかわすがドロップキックをかわされ丸め込まれる。丸め込みの応酬になるがどちらも譲らず。水森がコーナーに天咲を追い詰めラリアット。天咲が突進をかわし串刺し側転エルボーからドロップキック。レディと水森がショルダーをぶつけ合う。エルボーの応酬からレディが逆水平連打。水森がブロックすると至近距離からラリアット。HANAKOがレディの顔面にビッグブーツ。抱え上げようとするが形が崩れる。HANAKOはレディをコーナーに追い込み串刺しボディーアタック。レディが返すとHANAKOに河津落とし、ニードロップ、コブラツイスト。水森が天咲を抱えてレディにぶつける。水森は「HANAKOしっかりしろ!」と檄を飛ばし交互にショルダータックル。HANAKOはレディへのブレーンバスターを成功させるとフィニッシュを宣言し抱え上げる。しかしレディが切り返してジャイアントバックブリーカー。水森がレディへのラリアットでカット成功。天咲が水森を分断するがHANAKOがレディにビッグブーツ。レディがHANAKOにネックブリーカー。HANAKOが返すと、レディはあらためてジャイアントバックブリーカー。HANAKOが起き上がろうとするがもう一度レディが締め上げる。するとHANAKOがギブアップ、レディの勝利がアナウンスされた。試合後はレディと天咲がHANAKOに肩を貸して退場、水森が一人取り残されていた。

◆タッグマッチ 15分1本勝負
○桜井まい

9分5秒
ダイビングエルボードロップ→エビ固め

羽南
舞華 飯田沙耶●

 ドンナ・デル・モンドの舞華&桜井まい組とSTARSの羽南&飯田沙耶組がタッグマッチで対戦。舞華のタッグパートナーひめかは4・23横浜アリーナでラストマッチをおこない、あとは5・14後楽園での引退セレモニーを残すのみとなった。そのため、舞華には正式な新パートナーを探す日々となりそうだが、貴婦人マイクでブレイク中の桜井とのチームワークはどうなるか? 舞華と飯田のパワー対決を中心に、プロレス専念となった羽南の健闘も期待される。

 桜井が「わたくしがいきます」と立候補し「ゴリラ界の庶民でてきなさい」と飯田を指名。飯田が「誰に向かって言ってんだ!」怒って向かっていくと桜井が「おだまり」と髪をつかむ。STARSが合体し、飯田が「このまがい物が!」と叫んでボディープレス。飯田が突進を狙うと舞華が妨害しDDMが合体。桜井は飯田を「このゴリラが!」と挑発し踏みつける。舞華が飯田にボディースラム連発。飯田が桜井の突進を読んでバックエルボー連打。羽南が桜井を払い腰で叩きつける。舞華が乱入し桜井とクローズラインも羽南がかいくぐり飯田がジャンピングチョップで援護。羽南がダブルリストを狙うが桜井がブレーンバスター。舞華が羽南に串刺しラリアット連打。羽南の頭部をコーナーポストに何度も叩きつけるとスリーパーへ。羽南が強引に押し倒し、ボディースラムの構え。舞華がこらえるが羽南が飛びつき腕十字に入る。舞華がエスケープすると羽南がダブルリストを決める。舞華はスリーパーを決めるが羽南がコーナーに追い込み、反転してのボディーアタック。飯田が舞華にドロップキック、逆水平連打。舞華のラリアットをかわして飯田がダブルチョップでダウンさせる。飯田の突進を舞華がかわしショルダータックルで吹っ飛ばす。桜井が飯田に串刺しビッグブーツ、ブルドッキングヘッドロック、エルボードロップ。飯田が返すと桜井はSTFへ。羽南がカットすると桜井にエルボー、STARSがバックエルボーの競演、飯田がエルボードロップ。飯田は桜井をブレーンバスター、串刺しラリアット、飯田岩狙いを桜井がかわしてラリアット、桜井がビッグブーツ。返した飯田に桜井はフィニッシュを予告しシャイニングバスターの構え。羽南がカットし飯田とクローズライン。桜井がかわし舞華がラリアット。舞華が飯田をトップロープに乗せると桜井がミサイルキック、ブレーンバスターホールド。飯田が返すと、桜井はダイビングエルボー。飯田が返せず桜井がピンフォールを奪ってみせた。

桜井「エディオンアリーナ大阪へお越しの庶民のみなさま、ごきげんよう! 今日は、庶民ズを星屑にしてさしあげましたわー! それにしても大阪、たこ焼き、お好み焼き、串カツ、ホルモン焼き、なんだか庶民の食べ物ばかりじゃない! わたくしは今夜、551のぶたまんで我慢するとしますわ! アナタたち庶民はりくろーおじさんのチーズケーキをそこに散らばっているレーズンをつまんでなさい。それでは、ごめんあそばっせ!」

◆8人タッグマッチ 20分1本勝負
渡辺桃

10分18秒
スワントーンボム→片エビ固め

ジェシー
スターライト・キッド ジーナ●
琉悪夏 マライア・メイ
○刀羅ナツコ 白川未奈

 白川未奈&マライア・メイ&ジーナ&ジェシー組のクラブビーナスと刀羅ナツコ&スターライト・キッド&渡辺桃&琉悪夏組の大江戸隊が8人タッグマッチで全面対決。大江戸隊との対戦は、白いベルトを保持する白川にとってチームリーダーの役割が問われる闘いにもなりそうだ。また、今大会でSTARSと対戦するコズミックエンジェルズの中野たむの試合も意識しての闘いにもなるだろう。5・27大田区での赤白2冠戦に向け、多方面での駆け引きが展開される。

 マライアが白川をコールし安藤リングアナにマイクを返したところで大江戸隊が襲い掛かり場外戦に。大江戸隊がクラブビーナスを圧倒しキッドが白川をリングに戻す。キッドはその場飛びムーンサルトプレス。桃がサッカーボールキックで続く。白川が返すと、桃とキックの応酬。桃がミドルキック連打で白川を倒すとキッドに託す。キッドが白川にストンピング連打、ドロップキックをかわしストンピング連打を続ける。キッドはヒザへのドロップキックを打ち込むが白川もヒザへのドロップキック。白川が突進するとナツコと琉悪夏が壁となる。白川が「ふざけんな!」と分断しジェシーに託す。ジェシーはキッドに串刺しボディーアタック。桃が妨害に入るとジェシーが鉢合わせにしてマライアがミサイルキック、旋回式バックブリーカー。ジェシーがキッドを寝かせてエルボードロップ。キッドのクロスボディーをジェシーが受け止めコーナーに乗せる。カカト落としをキッドがかわしコーナーに叩きつけると、ダイビングボディーアタック。ジェシーが返すと、キッドがスイングDDT。琉悪夏が串刺しボディーアタック、コンプリートショット、セントーン。フィッシャーマンをジェシーが切り返すとカウンターのニーアタック。ジーナが琉悪夏にドロップキック。キッドがカットに入るがマライアが止めてジーナとバックフリップの競演を見せる。ジーナの突進に琉悪夏がクロスボディー。ナツコがジーナにセントーン。ジーナはヒップドロップをかわしナツコに逆水平連打。ナツコがラリアット、桃がミドルキック、ナツコがキャノンボールでたたみかける。ナツコはコーナーに上がるがマライアがカットする。クラブビーナスが4方向からナツコを蹴るが2カウント。マライアとジーナが抱え上げて前方に叩きつける。桃のカットでナツコが返すと乱戦へ。白川が場外へプランチャもかわされて誤爆。ナツコが鉄パイプでジーナを殴打しキッドがコルバタ、ナツコがラリアット、ナツコがフィッシャーマン、桃がBドライバー、ナツコがスワントーンボムでたたみかける。ジーナが返せずナツコが3カウントをゲットした。

◆6人タッグマッチ 15分1本勝負
上谷沙弥

12分16秒
トーチャーラックボム→片エビ固め

壮麗亜美●
AZM MIRAI
○林下詩美 朱里

 クイーンズクエストの林下詩美&上谷沙弥&AZM組と朱里&MIRAI&壮麗亜美組のゴッズアイが6人タッグマッチで激突。5・6鹿児島でおこなわれた初の凱旋大会は詩美にとってあらためて気を引き締める闘いにもなった。大江戸隊に勝利し気をよくしてのゴッズアイとの対戦は、赤いベルトを争い激闘を繰り広げた朱里とのマッチアップ。5・4福岡では詩美&上谷のチームワークに不協和音が生じたが、鹿児島大会ではとくに問題はなかった模様。元王者の詩美&上谷には現ゴッデス・オブ・スターダム王者MIRAI&壮麗亜美との遭遇も興味深い。また、ハイスピード王者AZMが試合をかき回す展開も考えられる。その先で勝ち名乗りを受けるのはどちらのユニットか?

 壮麗とAZMが先発でゴング。ロックアップでの力比べで壮麗がロープに押し込む。壮麗がブレイク直後に蹴り上げるとAZMのドロップキックをかわしカバー。AZMが返すと壮麗がヘッドシザーズ。抜け出したAZMがドロップキック、詩美のアシストを得て上谷とドロップキックで競演する。AZMがブレーンバスターを狙うと壮麗がこらえる。AZMの突進を壮麗が止めてボディースラム。朱里がAZMにサッカーボールキック、ストンピング連打。MIRAIがAZMを四方に見せつけるようにしてボディースラム。AZMが返すとMIRAIが串刺しで突進。AZMがかわすとドロップキック。上谷がMIRAIにスワンダイブ。MIRAIがかわすが上谷がドロップキック。上谷は朱里と壮麗にまとめてフランケン、ドロップキック。MIRAIが上谷にエルボー連打、上谷の二段蹴りをかわしフェースクラッシャー、変型バックドロップ。朱里が上谷にドロップキック、ニーアタック、フロントネックチャンスリードロップ、腕十字から腕固め。上谷が切り返してニールキック。AZMが朱里にブレーンバスター。朱里が返すとAZMのダイビングフットスタンプをかわしMIRAIと合体。MIRAIがAZMを抱え朱里がコーナーへ。上谷が止めてAZMが朱里を雪崩式アームホイップ。AZMが朱里のバズソーキックを止めてマットに叩きつける。朱里がAZMにバックドロップで両者ダウン状態。詩美と壮麗が入りショルダータックルをぶつけ合う。詩美が打ち勝つが、壮麗がやり返しサイドに叩きつける。詩美のラリアットに壮麗も対抗。エルボーの打ち合いから壮麗が連打、詩美が突進をかわしQQが3方向からハイキック。詩美がミサイルキックも壮麗が返す。詩美はスリーパーもゴッズアイがカットに入る。詩美が壮麗にジャーマン狙い。壮麗が切り返しラリアット。詩美がラリアットも壮麗がかわしてマットに叩きつける。壮麗は詩美を引き起こし、雷の如くを狙う。詩美が切り返し投げっぱなしジャーマン。詩美はコーナーに上がるがMIRAIがデッドリードライブ。朱里がスタンディングギロチンで続くとMIRAIと壮麗が合体し詩美を前方に叩きつける。壮麗が詩美に雷の如くを狙うが、AZMがカットし上谷と合体。詩美がコウモリ吊り落としを決めるが、壮麗がクリアー。詩美が滞空時間の長いジャーマンもゴッズアイがカット。AZMがゴッズアイをかわして上谷がスワンダイブ式ボディーアタック。詩美と上谷が壮麗を持ち上げてAZMがダイブ。残り3分。詩美がアルゼンチンから旋回して壮麗を叩きつけると3カウントが入った。

◆タッグマッチ 15分1本勝負
テクラ

12分51秒
グロリアスドライバー→片エビ固め

星来芽依●
○ジュリア 鈴季すず

 ゴールデンウィークシリーズに参戦の鈴季すず&星来芽依が引き続き参戦。ドンナ・デル・モンドのジュリア&テクラ組とタッグで激突する。鈴季&星来組は4・30福山で初タッグを結成、上谷沙弥&AZM組と時間切れで引き分けた。翌日の下関では6人タッグで敗れたものの、5・5熊本&5・6鹿児島では連勝しており、2人のタッグでは負け知らずだ。とくに5・5熊本ではジュリア&テクラ組に勝利しており、今大会は再戦となる。前回は鈴季がテクラをフォールしたが、鈴季との闘いが新章に突入したジュリアの出方が注目される。

 ジュリアと鈴季がいきなり先発。探り合いから手四つで組み合いグラウンドへ。ジュリアがバックを取ると鈴季がヘッドロック。ジュリアがヘッドロックで切り返すが、鈴季が腕を取って捻り上げる。ジュリアが飛びついてヘッドシザーズ。鈴季が抜け出しジュリアの蹴り足をつかむ。ともに威嚇し髪をつかみ合うとパートナーに交代。テクラと星来がロックアップ、テクラがロープに追い込むと星来が「もう一回」とリクエスト。あらためてロックアップと見せかけ星来が足を踏みつけロープワークにもっていく。テクラが星来をロープに押し込みドロップキックをかわす。星来が弓矢固めを切り返しドロップキック。テクラがアピールする星来に蹴りを入れてネックツイスト。コーナーに追い込むとジュリアとともに顔面を踏みつける。テクラは星来をボディースラムで叩きつけジュリアも続く。テクラがもう一度ボディースラム。ジュリアももう一度ボディースラム。テクラが滞空時間を取ってさらにボディースラム。星来が返すとテクラにエルボー連打。テクラが一発で倒すとドロップキックをかわす。星来はテクラをかいくぐりドロップキックを決める。鈴季が控えのジュリアを落とすとテクラに突進。テクラがかわしモンキーフリップ。鈴季がドロップキック。ジュリアが入り鈴季のドロップキックをかわす。鈴季はジュリアとテクラにまとめてスピア。テクラが鈴季にエルボー連打。鈴季がブリッジでかわすとテクラもブリッジでかわしてみせる。テクラがトラースキックから鈴季にフィッシャーマン。ジュリアが鈴季へミサイルキック、エプロン越しにネックブリーカー。鈴季が返すと、ジュリアがスイングDDT狙い。鈴季がかわしてエルボー、トラースキック、ジャーマン。ジュリアが立ち上がりジャーマンのお返し。ジュリアはキックをかわしファルコンアロー。鈴季が反転しカバーも2カウント。星来がジュリアにエプロンからドロップキック、リングに戻りもう一発。星来はジュリアにエルボー連打、ジュリアがブレーンバスターを狙うが星来が切り返しネックブリーカー。ジュリアが返すと、星来の突進をテクラが阻止しジュリアと合体ネックブリーカー。10分経過。ジュリアとテクラがエルボーの挟み撃ち。星来が返すと、ジュリアはSTFへ。しかし鈴季がカット成功。ジュリアが星来に突進もカウンターのドロップキックを食らう。星来と鈴季が次々と串刺し攻撃、星来がジャックナイフで押さえ込む。ジュリアが返すと星来が回転エビ固め。テクラがカットも鈴季がリング下に落として分断。鈴季がジュリアを捕まえるがテクラがカットしコーナー上の星来に向かっていく。ジュリアが鈴季をリング下に落とすと、テクラが星来にスパイダージャーマン。テクラが場外の鈴季にプランチャ、リングではジュリアが星来の手を引いてバックドロップ。星来が返すとジュリアはグロリアスドライバー。3カウントが入りジュリアが星来を破った。

◆6人タッグマッチ 30分1本勝負
安納サオリ

16分3秒
バイオレットスクリュードライバー→片エビ固め

葉月
なつぽい コグマ●
○中野たむ 岩谷麻優

 中野たむ&なつぽいのメルティアに安納サオリが合流、元アクトレスガールズのトリオがSTARSの岩谷麻優&葉月&コグマ組と対戦する。中野組は中野がワールド・オブ・スターダム王者でなつぽい&安納がKAIRIとアーティスト・オブ・スターダム王座を保持。対する岩谷組は岩谷がIWGP女子王者でSTARSのベストトリオとも言える編成で臨む。

 コグマが先発に名乗りを挙げ、安納の手を引っ張って指名する。試合が始まるとコグマがクマポーズで安納に接近。安納はやると見せかけコグマを蹴飛ばす。コグマが応戦しドロップキックからキャメルクラッチで強制クマポーズ。安納が「助けろ!」と要求すると場外でクマポーズをしていたメルティアがカットし安納がコグマを丸め込む。コグマが返すと安納が足をクロスしてブリッジ、インディアンデスロック。葉月がカットしようとするとそのままブレーンバスター。安納はコグマにストンピングを放ち中野に託す。中野はコグマにサッカーボールキック。コグマが返すと、中野がアンクルホールドの体勢。なつぽいがコグマにボディースラムを予告。コグマがこらえるが、なつぽいが投げ切り逆片エビ固めへ。さらにコグマのつま先に噛みつき攻撃。レフェリーの注意になつぽいは「噛んでない」と言い張る。コグマがドロップキックを放ち岩谷とタッチ。岩谷がドロップキックからバックキック。なつぽいが突進をかわすと岩谷が丸め込みからドロップキック。中野が乱入しメルティアが合体も岩谷がまとめてアームホイップ。安納にコルバタを見舞い3人を追い込むとSTARSで顔面ウォッシュの餌食に。岩谷がなつぽいにサッカーボールキック。葉月がなつぽいに串刺しエルボー、ミサイルキック、フェースロック、フルネルソンバスター。なつぽいはセントーンをかわしドロップキック、葉月の二段蹴りをかわしネックブリーカー。安納がコーナーから葉月へミサイルキック、延髄斬り。フィッシャーマンを葉月が切り返し、安納とエルボーの打ち合い。葉月がコードブレイカー、二段蹴り、安納がジャーマンで両者ダウン状態に。10分経過。コグマと中野が技をかわし合い、中野がバックキック、コグマがDDT。コグマはボディースラムで叩きつけると中野の腹部を踏みつける。メルティアが合体しコグマにドロップキック。しかしコグマがかわし葉月とドロップキックでメルティアを挟み撃ち。コグマ、葉月が連係で中野を攻め込む。中野が返すと、コグマがコーナーへ。安納が蹴落とすとメルティアが場外プランチャ狙い。しかし岩谷と葉月が蹴落とし、葉月がトペ、コグマがプランチャで飛ぶ。STARSが中野をリングに戻しフェースクラッシャー、コグマがコーナーに上がるとミサイルキック。中野が返すと、コグマがコーナーへ。安納が押さえて中野がデッドリードライブ。安納となつぽいが延髄斬り、中野がデスティニーハンマー。しかしコグマの肩が上がる。中野がコグマにタイガーの構え。コグマが切り返し岩谷と葉月がトラースキック、コグマが丸め込むがカットされる。中野がコグマにスピンキック、コグマがバックドロップ、中野がジャーマン。しかしコグマが返してみせる。15分経過。中野がバイオレットシューティングもコグマがカバーを反転。中野が返すとなつぽいと安納がキックの挟み撃ち、コズエンがカカト落としを見舞い、中野がバイオレットスクリュードライバイー。3カウントが入り、中野がコグマを破った。

中野「宇宙のみなさん、そして大阪のみなさん、こんにちは! 長い長いゴールデンウィークも最終地大阪の地で、コズミックエンジェルズが勝利をおさめました! たむはね、5・27大田区総合体育館で、白川未奈との赤白2冠戦が待ち構えてます。史上初の2冠戦勝利をおさめて、宇宙一きらめく2冠チャンピオンになって、また大阪に戻ってくるので楽しみにしててください!」

なつぽい「たむちゃん、がんばってね。大田区、ウチらはさ、まだカード決まってないけどアーティストの防衛戦やりたいよね」

安納「そやな。メッチャやりたい。メッチャやりたい」

なつぽい「誰かいないかなあ。誰かいないかなあ」

ジュリア&桜井&テクラが登場。

安納「ジュリア、久しぶり。どうした?」

ジュリア「いや、どうしたってさ、オマエらがいまアーティストの防衛戦やりたいって言ったんじゃねえのバカか、コイツらは? だから来てやったんだよ、久しぶり安納サオリ。ところで、アナタはその泣き虫軍団の助っ人入りしたんだっけ? よくわかんねえな。だからさ、そのおいしそうなご馳走を私たちがいただいて、本当の意味での泣き虫軍団入りさせてやるよ」

桜井「宇宙一不細工な庶民エンジェルズを、わたくしたちが宇宙のゴミ屑にして差し上げますわ!」

なつぽい「宇宙一不細工なのはたむちゃんだけ」

中野が怒ってなつぽいに詰め寄る。

なつぽい「5・27大田区、華やかなリスタートが“バリバリボンビーズ?”から勝ち」

ジュリア「バリバリボンバーズ」

なつぽい「“バリバリボンビーズ”から勝って、勝って成敗してあげる」

テクラ「ファックユー。ファックユー。なつぽいファックユー、クソチビ」

ジュリア「アリベデルチ。大田区で」

ジュリア&桜井&テクラが退場。

なつぽい「クソチビだって…」

中野「じゃあ、締めていいですか。レディースエンドジェントルメーン、メイアイハブアテンションプリーズ、ウェルカムアボード、コズミックエンジェールズ。本日の搭乗員を紹介します。サオリ、なつぽい、たむ! そして大阪エディオンのみなさん! ウィーアースーパーデリシャス、ウィーアーベスト、ウィーアーナンバーワン。私たちもアナタたちもデリウーシャース、ウ~ンマ!」

コズエンのコメント

中野「新生コズミックエンジェルズ絶好調! 長い長いゴールデンウィークツアー、勝利で終わることができました。なっちゃん、サオリちゃん、本当にありがとう。ホントにコズエン一時期どうなることかと思ったけど、サオリちゃんがあのとき助けに来てくれて、救われた。なっちゃんもいつもそばにいてくれてありがとう。なんかリングはホントにつながってるんだなって、すごくいま運命的なことを感じてる。サオリちゃんはさあ、デリシャスっていつになったらやってくれるの?」

安納「……。私はコズミックエンジェルズに入ったってことでいいのかな?」

中野「そうだよ」

なつぽい「そう思ってたよ」

安納「そうなの?」

中野「ちょっと待って」

安納「なんか、そういうのなかったから。ど、どうなのかなと思って。入ってた?」

中野「入ってる」

安納「あ、そう」

中野「メンバーだよね。仲間だよね」

安納「仲間?」

中野「仲間だよ。だって支えてくれるって言ったよ」

安納「言った。言ったな、支えるって言ったな。じゃ、あらためて、あらためてコズミックエンジェルズの安納サオリです!」

中野「やった!」

なつぽい「やろうよ、やろうよ」

中野「やる? やるよ」

3人「私たちもアナタたちもデリシャース、ウ~~ンマ!」

安納「やった」

中野「やってない」

安納「やった」

中野「やってない」

安納「またやろう。OK。どうもありがとう。ありがとね」

なつぽい「バイポイ」

安納「久しぶりにあの子に会ったけど、いいよね、あのギラギラした感じが」

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