『Last Jumbo Princess ひめか引退セレモニー』
5月14日(日)後楽園ホール(観衆1509人=超満員札止め)
試合結果
◆シングルマッチ 15分1本勝負 | ||
星来芽依 |
6分11秒 |
さくらあや |
◆3WAYバトル 15分1本勝負 | ||
舞華 |
4分26秒 |
琉悪夏 |
※もう一人は鈴季すず
◆10人タッグマッチ 20分1本勝負 | ||
ジェシー |
9分19秒 |
葉月 |
ジーナ | コグマ | |
○マライア・メイ | 羽南 | |
月山和香 | 飯田沙耶● | |
白川未奈 | 岩谷麻優 |
◆6人タッグマッチ 15分1本勝負 | ||
○壮麗亜美 |
10分18秒 |
HANAKO● |
MIRAI | 水森由菜 | |
朱里 | 高橋奈七永 |
◆12人タッグマッチ 20分1本勝負 | ||
渡辺桃 |
8分9秒 |
天咲光由 |
スターライト・キッド | レディ・C● | |
○フキゲンです★ | 妃南 | |
吏南 | 上谷沙弥 | |
鹿島沙希 | AZM | |
刀羅ナツコ | 林下詩美 |
◆6人タッグマッチ 15分1本勝負 | ||
安納サオリ |
15分00秒 |
桜井まい |
なつぽい | テクラ | |
中野たむ | ジュリア |
◆ひめか引退記念30人掛け 各1分1本勝負 | ||
ひめか |
0分52秒 |
さくらあや |
◆ひめか引退記念30人掛け 各1分1本勝負 | ||
ひめか |
0分35秒 |
HANAKO |
◆ひめか引退記念30人掛け 各1分1本勝負 | ||
ひめか |
1分00秒 |
飯田沙耶 |
◆ひめか引退記念30人掛け 各1分1本勝負 | ||
ひめか |
1分00秒 |
妃南 |
◆ひめか引退記念30人掛け 各1分1本勝負 | ||
ひめか |
1分00秒 |
レディ・C |
◆ひめか引退記念30人掛け 各1分1本勝負 | ||
ひめか |
1分00秒 |
天咲光由 |
◆ひめか引退記念30人掛け 各1分1本勝負 | ||
ひめか |
1分00秒 |
月山和香 |
◆ひめか引退記念30人掛け 各1分1本勝負 | ||
ひめか |
1分00秒 |
羽南 |
◆ひめか引退記念30人掛け 各1分1本勝負 | ||
ひめか |
1分00秒 |
コグマ |
◆ひめか引退記念30人掛け 各1分1本勝負 | ||
ひめか |
1分00秒 |
葉月 |
◆ひめか引退記念30人掛け 各1分1本勝負 | ||
ひめか |
1分00秒 |
壮麗亜美 |
◆ひめか引退記念30人掛け 各1分1本勝負 | ||
ひめか |
1分00秒 |
MIRAI |
◆ひめか引退記念30人掛け 各1分1本勝負 | ||
ひめか |
1分00秒 |
AZM |
◆ひめか引退記念30人掛け 各1分1本勝負 | ||
ひめか |
21秒 |
鹿島沙希 |
◆ひめか引退記念30人掛け 各1分1本勝負 | ||
ひめか |
1分00秒 |
渡辺桃 |
◆ひめか引退記念30人掛け 各1分1本勝負 | ||
ひめか |
1分00秒 |
刀羅ナツコ |
◆ひめか引退記念30人掛け 各1分1本勝負 | ||
ひめか |
1分00秒 |
スターライト・キッド |
◆ひめか引退記念30人掛け 各1分1本勝負 | ||
ひめか |
1分00秒 |
吏南 |
◆ひめか引退記念30人掛け 各1分1本勝負 | ||
ひめか |
1分00秒 |
琉悪夏 |
◆ひめか引退記念30人掛け 各1分1本勝負 | ||
ひめか |
1分00秒 |
岩谷麻優 |
◆ひめか引退記念30人掛け 各1分1本勝負 | ||
朱里 |
56秒 |
ひめか |
◆ひめか引退記念30人掛け 各1分1本勝負 | ||
ひめか |
1分00秒 |
テクラ |
◆ひめか引退記念30人掛け 各1分1本勝負 | ||
ひめか |
1分00秒 |
桜井まい |
◆ひめか引退記念30人掛け 各1分1本勝負 | ||
ひめか |
1分00秒 |
中野たむ |
◆ひめか引退記念30人掛け 各1分1本勝負 | ||
ひめか |
1分00秒 |
なつぽい |
◆ひめか引退記念30人掛け 各1分1本勝負 | ||
ひめか |
1分00秒 |
白川未奈 |
◆ひめか引退記念30人掛け 各1分1本勝負 | ||
ひめか |
1分00秒 |
高瀬みゆき |
◆ひめか引退記念30人掛け 各1分1本勝負 | ||
ひめか |
1分00秒 |
関口翔 |
◆ひめか引退記念30人掛け 各1分1本勝負 | ||
ひめか |
56秒 |
ジュリア |
◆ひめか引退記念30人掛け 各1分1本勝負 | ||
舞華 |
1分00秒 |
上谷沙弥 |
ひめか | 林下詩美 |
試合詳細レポート
◆シングルマッチ 15分1本勝負 | ||
星来芽依 |
6分11秒 |
さくらあや |
新人のさくらあやが星来芽依とシングルで対戦。星来のスピードにさくらがどう対応するかが勝敗のカギとなりそうだ。
さくらが握手を求め星来も応じる。さくらが突進しロックアップで力比べ。星来が押し込むと気合を入れて足を踏みつけ「こいや」と挑発。星来がネックロックでギブアップを迫る。さくらが切り返しドロップキックの連発。星来が3発目をかわしドロップキックのお返しから高角度でボディースラム。星来はスリーパーにとるがさくらがエスケープ。エルボーの打ち合いで星来が挑発。さくらが星来をかわしハイキックもボディースラムを食らう。星来はストレッチ技でさくらの動きを止めにかかる。さくらがエスケープすると、星来のブレーンバスター狙いを切り返しエルボー連打、ハイキック。蹴りのコンビネーションからボディースラムを見舞うが2カウント。星来がコーナーに振りラリアット、ネックブリーカー。さくらが返すと丸め込み。星来がドロップキックを連打。2発目を高角度で決めてからカバーすると3カウントが入った。
◆3WAYバトル 15分1本勝負 | ||
舞華 |
4分26秒 |
琉悪夏 |
※もう一人は鈴季すず
舞華、琉悪夏、鈴季すずが一度に対戦する3WAYマッチ。パワー、ラフなどスタイルの異なる3人がどんな闘いを繰り広げるか。
琉悪夏のラリアットを鈴季がかわすとラリアットのかわし合いから鈴季が2人の背後からドロップキック。琉悪夏が舞華の上に鈴季をボディースラム、まとめてセントーン。舞華が返すと琉悪夏がフェースロック、クロスボディー。舞華が返すと、琉悪夏はフィッシャーマンの構え。舞華が切り返すが琉悪夏がこらえる。背後から鈴季が忍び寄り舞華をアシスト、ダブルで琉悪夏を叩きつける。しかし舞華は鈴季を攻撃し後方に投げ捨てる。鈴季がスピアを放つと舞華がエルボーの打ち合いを仕掛ける。2人が髪をつかみ合うなか琉悪夏が舞華にクロスボディー。かわしていた鈴季が舞華にジャーマン。鈴季が舞華に顔面蹴りを連打。鈴季の突進を琉悪夏が妨害、舞華がジャックナイフで琉悪夏を押さえ込むと3カウントが入った。
◆10人タッグマッチ 20分1本勝負 | ||
ジェシー |
9分19秒 |
葉月 |
ジーナ | コグマ | |
○マライア・メイ | 羽南 | |
月山和香 | 飯田沙耶● | |
白川未奈 | 岩谷麻優 |
STARSの岩谷麻優&葉月&コグマ&羽南&飯田沙耶組とクラブビーナスの白川未奈&月山和香&マライア・メイ&ジーナ&ジェシー組が10人タッグマッチで全面対決。連係力ではSTARSが上と思われるものの、結成間もないクラブビーナスがどんな闘いを仕掛けるか注目される。
コグマがマライアを呼び込むと、マライアはセクシークマポーズ。ジーナはストロングクマポーズ、ジェシーはコーナーに上がってクレイジークマポーズを披露する。試合はコグマとジェシーでスタート。コグマの後ろでジェシーがポーズを取るとコグマがクレイジークマを主張する。ジェシーがコグマをマットに叩きつけレッグドロップ。コグマが場外に下りて逃亡。ジェシーが追いかけリングに戻すとクラブビーナスでドロップキック。ジーナがコグマに滞空時間の長いブレーンバスター。月山がコグマにヒップアタック連打。コグマがDDTを決め葉月が串刺しエルボー、ミサイルキック、フェースロック。岩谷と葉月がアームホイップの競演でSTARSが顔面ウォッシュ。なぜか岩谷のテンポがズレて苦笑い。月山がクロスボディーをヒットさせ白川がリングイン。串刺しエルボーからドロップキック。葉月が返すと白川にフェースロック。葉月が自軍コーナーでエルボー連打。飯田が続き逆水平の連打を浴びせる。飯田はジャンピングチョップからノーザンライト狙い。白川がこらえると突進をかわしジーナがハイキック、白川が延髄斬り。ジーナが飯田をコーナーに乗せマライアが雪崩式フランケン、ミサイルキック。飯田が返すと、マライアが投げキッス。しかし葉月とコグマがカットし飯田がカバー。飯田は羽南と岩谷を呼び込み合体フェースクラッシャー狙い。ジェシーがカットしクラブビーナスがトラースキック。しかしマライアのカバーを飯田が返す。飯田は飯田橋で押さえ込むがカットされる。ジェシーがニー、マライアとジーナが前方に叩きつけマライアがツームストーンパイルドライバー。飯田が返せずマライアが勝利した。
◆6人タッグマッチ 15分1本勝負 | ||
○壮麗亜美 |
10分18秒 |
HANAKO● |
MIRAI | 水森由菜 | |
朱里 | 高橋奈七永 |
高橋奈七永&水森由菜の7UppにHANAKOが加わりトリオを結成。大型チームの結成で朱里&MIRAI&壮麗亜美組のゴッズアイと対戦する。スケールの大きな闘いは必至。ゴッデス王座をかけて対戦したMIRAI&壮麗と奈七永の顔合わせも見どころのひとつだ。
ゴング前に奈七永組が奇襲を仕掛ける。トリオでサブミッションを決め相手チームを分断。MIRAIを捕まえ奈七永とHANAKOがショルダータックル。水森、奈七永、HANAKOがボディープレスを放つ。MIRAIが返すと水森が旋回式のショルダースルー。MIRAIがカウンターのバックエルボーからドロップキック。壮麗が入りMIRAIと合体、水森にチョップの連打を浴びせる。朱里が水森にサッカーボールキック連打、ロープに追い込むとチンロック。中央にもっていくと「今日はいっぱい蹴っちゃおうかな」と予告しサッカーボールキック。しかし前からの蹴りを水森がかわしダイビングショルダータックル。奈七永が入ると朱里は壮麗を呼び込むがまとめてフェースクラッシャーを食らう。奈七永と朱里がパッションを叫びながらエルボーの応酬。朱里がフロントネックチャンスリーを決め壮麗に託す。壮麗が奈七永に串刺しボディーアタック、逆水平の連打。ブレーンバスターを狙うと奈七永が切り返しバックドロップ。奈七永はブレーンバスター狙いも壮麗が反対に叩きつける。奈七永と壮麗のラリアットが何度も交錯。壮麗が連打するが奈七永がこらえる。壮麗の突進を止めて奈七永がバックドロップ、ラリアット。HANAKOが壮麗にショルダータックル。水森、奈七永、HANAKOが次々と串刺し攻撃。壮麗が返すと、HANAKOはブレーンバスター狙い。MIRAIが入ると水森、朱里も加わる。奈七永も入りブレーンバスターの掛け合い。投げたのは奈七永組で、頭部を鉢合わせにして突進。しかしゴッズアイがかわしHANAKOを攻撃。壮麗がHANAKOを持ち上げサイドに叩きつける。しかし奈七永のカットが間に合う。水森と奈七永が壮麗を挟み撃ち。HANAKOが壮麗をカバーも2カウント。HANAKOのダッシュに壮麗がラリアット。10分経過。壮麗がHANAKOをブルーサンダーで叩きつけると3カウントが入った。
奈七永「たくさんのパッションの声、ありがとうございます。今日は負けてしまったけど、パッションがあればなんでもできる! そのパッションの自分の信念の中で一つ譲れないところがあって、ちょっとマイクを持たせてもらいました。水森、あのさあ、私、面と向かって言われてないからあれなんだけどさあ、みんなたぶん知ってるよね? なんかさあ、不可解な動きを見せているんですよ、最近。知ってるでしょ? おとといなんかさあ、なつぽいになってなかった? どういうことなのかな!? はっきりさせてくれよ」
水森「にせぽいが現れているのは自分も知ってます。けど、あれは自分じゃありません。7Upp、今年から一緒に闘ってきて奈七永さん、そして優宇さんとそばで闘えてきて、すごくいつもたくさんの強さについて学ばせていただきました。その強さを今度は自分が示していきたいと思います。いつも自分は奈七永さんのパッション注入マッチのセコンドで、いつもそばでずっとずっと見て学んできました。だけど、高橋奈七永と一番闘いたいのは、水森由菜なんだよ! ここにいる選手、誰よりも一番私が高橋奈七永と闘いたい! 闘いたい! 闘いたい! 闘いたい! 闘いたい! 闘いたい! 闘いたい! 闘いたい! 闘いたい! 闘いたい! 闘いたい! 闘いたいんだーーー! ただ、今日のこのメンバーで5月27日の大田区大会でまたタッグを組むのも知ってます。だからそのときも、一緒にまだまだ闘いっていきたいし、奈七永さんとは闘いたいし、また組んで闘っていきたいし、闘いたいし、闘いたいし、闘っていきたいし、闘っていきたいし、闘いたいし、闘いたいし、一緒に闘って頑張りましょーーー!(ダウンしているHANAKOに)起きろ! 気合で起きろ! 気合で起きろー! よし、5月27日、大田区大会、それまで私たちのこと見てくれー! 闘いたい! 闘いたい! 闘いたい!」
水森は叫びながら奈七永&HANAKOとともに退場。
◆12人タッグマッチ 20分1本勝負 | ||
渡辺桃 |
8分9秒 |
天咲光由 |
スターライト・キッド | レディ・C● | |
○フキゲンです★ | 妃南 | |
吏南 | 上谷沙弥 | |
鹿島沙希 | AZM | |
刀羅ナツコ | 林下詩美 |
クイーンズクエストの林下詩美&上谷沙弥&AZM&レディ・C&妃南&天咲光由組と大江戸隊の刀羅ナツコ&鹿島沙希&スターライト・キッド&渡辺桃&吏南&フキゲンです★組が12人タッグマッチで激突。総力戦のなか、5・27大田区でハイスピード王座戦をおこなうAZM、鹿島、フキゲンです★には前哨戦。3WAYマッチでの闘いを前に、どんな駆け引きが展開されるか。また、新フューチャー・オブ・スターダム王者となった吏南に挑戦表明したレディにも前哨戦だ。
全選手コール終了と同時に大江戸隊が襲い掛かりリング上はハイスピード王座前哨戦の様相に。鹿島とフキゲンが合体するとAZMがまとめてドロップキックを放つ。AZMが鹿島を押し込んで桃がリングイン。天咲のドロップキックを桃がかわしてミドルの連打。桃は天咲をコーナーに追い込みドロップキックもかわされて側転エルボー、ドロップキックを食らう。天咲と妃南が合体し桃にドロップキックの挟み撃ち。天咲がヒザ十字を決めるが桃がエスケープ。天咲のドロップキックを桃がかわしナツコと合体。ナツコはラリアットを決め突進。上谷がカットし天咲がDDT。詩美がナツコに串刺しエルボー。ショルダータックルをナツコが受けて立つ。詩美がカウンターのエルボーもナツコがエルボースマッシュからバックフリップ。詩美がバックフリップをやり返すとキッドがコルバタでナツコを援護しキャノンボールを呼び込む。詩美が返すと、ナツコはフロッグスプラッシュ。乱戦からAZMがスワンダブ、鹿島が入るがAZMがブレーンバスター。吏南とレディがリングイン。吏南が髪を引いてレディを倒すがビッグブーツ、ショルダータックルを食らう。レディが吏南にエルボー連打。キッドがレディに619で吏南を援護。混戦からレディと上谷がニードロップで競演。QQがフキゲンにまとめてドロップキック、レディがチョークスラム狙いもフキゲンが切り返し丸め込む。レディが反転してカバーもフキゲンがもう一度丸め込むと3カウントが入った。
鹿島&フキゲン&吏南のコメント
鹿島「ウチのパートナーがやってくれたよ!」
フキゲン「デース」
鹿島「(ハイスピード)前哨戦だよな。私のパートナーがね、パートナーがね、チャンピオン自身がパートナーと言ってるから正々堂々と私のパートナーとしてハイスピードのベルト取りにいこうな」
フキゲン「デース」
吏南「おい、レディ・C、オマエこんなところで負けててこのベルト取れると思ってるのか? は? まあ、まあまあまあ、今日も少し当たれたし、次いつかまだ決まってないけど、やってやるよ、絶対負けないけど。オマエのフューチャーのベルト巻きたいって気持ち全部ぶつけてこい。そのうえでこの高校生の16歳吏南様が必ず防衛するんで、お楽しみに」
◆6人タッグマッチ 15分1本勝負 | ||
安納サオリ |
15分00秒 |
桜井まい |
なつぽい | テクラ | |
中野たむ | ジュリア |
コズミックエンジェルズの中野たむ&なつぽい&安納サオリ組とドンナ・デル・モンドのジュリア&桜井まい&テクラ組が6人タッグマッチで激突。現ワールド・オブ・スターダム王者の中野と前王者のジュリアがぶつかれば、5・27大田区でアーティスト・オブ・スターダム王座を懸けて対戦するなつぽい&安納とジュリア&桜井&テクラにはタイトルマッチを控えての前哨戦だ。ジュリアと安納には久しぶりの再会。シングル、タッグのベルトを懸けて対戦してきた両者の遭遇に期待が高まる。
テクラとなつぽいが視殺戦。ロープへの振り合いを拒否しテクラが叩きつける。テクラのアームホイップから髪をつかみ睨み合い。桜井がなつぽいにボディースラム。ジュリア、テクラが次々と続く。ジュリアはなつぽいにストンピング連打。なつぽいがフェースクラッシャーで叩きつけ安納に託す。安納がジュリアを引き起こし髪のつかみ合い。ジュリアが突き飛ばすと安納が突進を止めてドロップキック。テクラが入りジュリアと連係で安納を攻める。桜井が安納に串刺しビッグブーツ、フェースクラッシャー、ドロップキック。桜井の突進を安納がかわしてビッグブーツのお返しからインディアンデスロックの構え。ジュリアが入るとそのままブレーンバスターで叩きつける。安納の鎌固めに桜井がエスケープ。コズエンがまとめてドロップキック、なつぽいがカバーするが桜井が返す。中野が桜井にストンピング連打、カカト落とし。桜井がエルボー連打で向かっていくと中野が受けて立つ。中野は張り手で桜井をダウンさせミドルキック。桜井がかわして「お返しだ!」と張り手を見舞いドロップキック。テクラが中野にエルボー連打、タランチュラ、ダイビングボディーアタック。中野が返すとテクラがフィッシャーマン狙い。中野はバックドロップで叩きつける。なつぽいがテクラにドロップキック。2発目をテクラがかわし場外にもっていく。リング下でブレーンバスターを掛け合う。なつぽいがダイビングボディーアタックもテクラが返し10分経過。テクラがなつぽいのエルボー連打に仁王立ち。テクラの強烈なエルボーでなつぽいが崩れ落ちる。なつぽいが突進するとテクラがスピア。安納とジュリアがリングイン。蹴りのかわし合いからエルボーの応酬。ジュリアがこいよと挑発し腹部にパンチからニー、ドロップキック。安納が返すとジュリアはSTF。残り3分。桜井が中野のカットをSTFで阻止。ジュリアがコーナーに上がると安納が追いつき雪崩式フランケンシュタイナー。中野となつぽいがネックブリーカー、トラースキックで競演し安納がフィッシャーマン。ジュリアが返すと安納が極楽固め。桜井がカットし、ジュリアとテクラが合体フェースクラッシャー。エルボーの挟み撃ちから桜井がダイビングエルボー。ジュリアがバックドロップで叩きつけ残り1分。ジュリアが安納にグロリアスを狙うが中野がカット。メルティアがドロップキックで分断。安納がバックドロップ、ジュリアもバックドロップ。安納が延髄斬り、ジュリアが二―。引き起こしたところでタイムアップとなった。
ジュリア「おいおいおい、ちょっと待って。安納サオリ、4年ぶりだな、今日は。4年ぶりで、こんなんじゃ全然全然ものたんねえんだよ。ところでよ、オマエはホントにそのユニットでいいのか? いや別に深い意味はないよ。深い意味は全然ないよ。全然ないんだけど、大丈夫、ここ? いや、知らないけど、ねえ(笑)。まあ、その答えがアーティスト戦、大田区で、答えが出るんじゃないのかなあ?」
客席から「コズエン頑張って」の声が飛ぶとテクラが「シャラップ!」。
ジュリア「まあ、あとは貴婦人にしゃべってもらいましょうか」
桜井「後楽園ホールにお越しの庶民のみなさま、ごきげんよう! 5月27日大田区で庶民エンジェルズを宇宙のゴミクズにして差し上げますわ! そして、高橋奈七永、どこかしら?」
奈七永が登場。
桜井「高橋奈七永、次のNEW BLOODでわたくしが、あなたのパッション注入マッチに志願してあげてもよろしくってよ。わたくしが言ってるんだから、もちろん受けるわよね?」
奈七永「…桜井まい、オマエさあ、最近プロレスのことよりマイクのことばっか考えてんじゃねえの? まあ、人に言ってるぶんにはまあ面白かったけど、この私にまで言ってきたな、テメエコノヤロー! オマエ、ボコボコにされてえのか?(ジュリアが何か言うと)」
奈七永「うるせえジュリア! まあいいや。マイクだろうがなんだろうがな、プロレスにはパッションが大事なんだ! そのプロレスの基本のキ、オマエにパッション注入してやるよ!」
桜井「いろいろと言ってくれるじゃない。おだまりなさい、この庶民レジェンドが!」
奈七永は頭をかきむしり悔しがる。
桜井「アナタが女子プレス界の人間国宝なら、わたくしは女子プロレス界のローランドになりますわ! この世には2種類のプロレスラーしかいない。わたくし貴婦人様か、それ以外かよ! 帰ってよし」
奈七永が何か吐き捨て、背を向ける。
桜井「おだまり! そして今日ここにいる庶民のみなさま、今日はひめかの引退セレモニーで涙を流し、帰りは水道橋駅の近くの富士そばで、かけうどんでも食べて帰りなさい。今日は天ぷらトッピングしてよろしくってよ。それじゃあ、ごめんあそばっせ!」
◆ひめか引退記念30人掛け 各1分1本勝負 | ||
ひめか |
0分52秒 |
さくらあや |
ひめかがリングに上がると、さくらが試合を志願。白川が「みんな求めてるよ。いいこと思いつきました。スターダムの所属選手、全員1分間ずつ試合やるぞ!」とアピール。白川が選手を呼び込む。「みんな見たい?」とひめかが問いかけ、1分1本勝負の試合が決定。さくらとの試合がスタートし、ひめかが至近距離からラリアット、JPコースターで叩きつけ3カウント。
◆ひめか引退記念30人掛け 各1分1本勝負 | ||
ひめか |
0分35秒 |
HANAKO |
2人目はHANAKO。丸め込んでひめかが勝利。
◆ひめか引退記念30人掛け 各1分1本勝負 | ||
ひめか |
1分00秒 |
飯田沙耶 |
3人目が飯田。飯田が「この緑ゴリラ、しかと拝め!」とアピールし筋肉ポーズ。そのまま1分が経過した。最後に飯田は逆水平チョップ。
◆ひめか引退記念30人掛け 各1分1本勝負 | ||
ひめか |
1分00秒 |
妃南 |
4人目が妃南。丸め込みの連続から妃南がボディースラムを狙うがひめかが反対に叩きつけラリアット。妃南がかわして外道クラッチも時間切れに。
◆ひめか引退記念30人掛け 各1分1本勝負 | ||
ひめか |
1分00秒 |
レディ・C |
5人目がレディ・C。レディは逆水平の連打、串刺しビッグブーツ。両足を取るとひめかが切り返し両足を取る。しかしここでタイムアップ。
◆ひめか引退記念30人掛け 各1分1本勝負 | ||
ひめか |
1分00秒 |
天咲光由 |
6人目は天咲。天咲はドロップキックの乱れ打ちからヒザ十字。そのままタイムアップとなる。
◆ひめか引退記念30人掛け 各1分1本勝負 | ||
ひめか |
1分00秒 |
月山和香 |
7人目に月山。月山は「写真撮ってください!」と一礼。ひめかとポーズを決め、そのまま時間切れに。
◆ひめか引退記念30人掛け 各1分1本勝負 | ||
ひめか |
1分00秒 |
羽南 |
8人目は羽南でいきなり払い腰から柔道殺法の連続。ダブルリスト狙いをひめかが切り返すと向後桃が乱入してドロップキック。羽南が後方から飛び乗り向後とともに写真を撮らせ時間切れ引き分けに。
◆ひめか引退記念30人掛け 各1分1本勝負 | ||
ひめか |
1分00秒 |
コグマ |
9人目がコグマ。クマポーズでコグマが接近し、ひめかも一緒に決めるとタイムアップ。
◆ひめか引退記念30人掛け 各1分1本勝負 | ||
ひめか |
1分00秒 |
葉月 |
10人目が葉月。葉月は顔面ウォッシュ。エルボーの打ち合いで葉月が連打し時間切れ。
◆ひめか引退記念30人掛け 各1分1本勝負 | ||
ひめか |
1分00秒 |
壮麗亜美 |
11人目に壮麗。壮麗はダブルチョップの連打もタイムアップ。
◆ひめか引退記念30人掛け 各1分1本勝負 | ||
ひめか |
1分00秒 |
MIRAI |
12人目がMIRAI。MIRAIは壮麗とチョップの競演から腕をロック。時間切れとなる。
◆ひめか引退記念30人掛け 各1分1本勝負 | ||
ひめか |
1分00秒 |
AZM |
13人目「おい、ひめか! デカいわりに足が速いので有名なひめか、リングに早く戻ってきた方が勝ちだ!」とのマイクが聞こえる。AZMが競争を仕掛け、AZMが先にリングイン。ひめかがリングに入って残り20秒。AZMがコーナーに追い込むもタイムアップ。
◆ひめか引退記念30人掛け 各1分1本勝負 | ||
ひめか |
21秒 |
鹿島沙希 |
14人目に鹿島沙希。鹿島は起死回生で3カウントを奪った。
◆ひめか引退記念30人掛け 各1分1本勝負 | ||
ひめか |
1分00秒 |
渡辺桃 |
15人目が桃でバット殴打。ロープに追い詰めるとエプロンからバットでの殴打。リング下に落として場外戦。そのまま時間切れに。
◆ひめか引退記念30人掛け 各1分1本勝負 | ||
ひめか |
1分00秒 |
刀羅ナツコ |
16人目がナツコ。ナツコは客席で鉄パイプ攻撃。タイムアップ。
◆ひめか引退記念30人掛け 各1分1本勝負 | ||
ひめか |
1分00秒 |
スターライト・キッド |
17人目のキッドも場外戦を継続しボードに額を叩きつける。こちらもドロー。
◆ひめか引退記念30人掛け 各1分1本勝負 | ||
ひめか |
1分00秒 |
吏南 |
18人目は吏南。吏南もボードに額を叩きつけるとドローに。
◆ひめか引退記念30人掛け 各1分1本勝負 | ||
ひめか |
1分00秒 |
琉悪夏 |
19人目は琉悪夏。大江戸隊がロープで一斉に攻撃し琉悪夏がセントーン連打、大江戸隊を呼び込み次々と串刺し攻撃。琉悪夏がランニングパワーボムを決めたところで時間切れ。
◆ひめか引退記念30人掛け 各1分1本勝負 | ||
ひめか |
1分00秒 |
岩谷麻優 |
ここで舞華がリングに入り、いったん休憩。
20人目は岩谷。岩谷が「最後に野球やろうよ」とアピール。ひめかは桃のバットを使用。岩谷がピッチャーでひめかがバッター。剛速球が村山レフェリーの腹部を直撃。2球目も速球で空振りを取る。3球目を打ったひめか、打球が打ち上がりホームランと認定され時間切れ。
◆ひめか引退記念30人掛け 各1分1本勝負 | ||
朱里 |
56秒 |
ひめか |
21人目が朱里。朱里はサッカーボールキックを断りを入れて連打。腕を固めて朱雀にいくがひめかがこらえる。しかしタップし朱里が勝利。
◆ひめか引退記念30人掛け 各1分1本勝負 | ||
ひめか |
1分00秒 |
テクラ |
22人目はテクラ。テクラとはハグをかわすがテクラが飛びついてネックロック。ひめかはコーナーに押し込みブレイクするがテクラが飛びついて卍固め。そのまま時間切れに。
◆ひめか引退記念30人掛け 各1分1本勝負 | ||
ひめか |
1分00秒 |
桜井まい |
23人目が桜井、ひめかを起こすとエルボー。ひめかもエルボーをやり返す。桜井がビッグブーツ連打、エプロン越しにスタナー。しかしそのままドローに。
◆ひめか引退記念30人掛け 各1分1本勝負 | ||
ひめか |
1分00秒 |
中野たむ |
24人目が中野。ダウンのひめかに中野が「最後だからどっちが宇宙一かわいいか決定しよう」と呼びかける。すると両者が寝そべってポーズ。コーナーでアピールする中野を捕まえパワーボムの構え。中野が切り返しメルティアでドロップキック。
◆ひめか引退記念30人掛け 各1分1本勝負 | ||
ひめか |
1分00秒 |
なつぽい |
25人目がそのままなつぽいに。なつぽいは「最後に一発ください」とアピール。ひめかがエルボーを打ち、ひめかもマネして要求。なつぽいが飛びつきハグをかわすとゴング。
◆ひめか引退記念30人掛け 各1分1本勝負 | ||
ひめか |
1分00秒 |
白川未奈 |
26人目が白川。「白いベルトのチャンピオンになったよ」と報告すると、ひめかの手を挙げて称える。ずっと大好きだよと握手を求める。ひめかが応じると丸め込みの連続。そのまま引分けになる。
◆ひめか引退記念30人掛け 各1分1本勝負 | ||
ひめか |
1分00秒 |
高瀬みゆき |
27人目として高瀬みゆきがリングに駆け込みミサイルキック。高瀬はエプロンに出して「感謝の水平チョップ」を連打。
◆ひめか引退記念30人掛け 各1分1本勝負 | ||
ひめか |
1分00秒 |
関口翔 |
28人目は関口翔。関口は高瀬とともにひめかを捕獲しポーズ。ひめかが抱きつこうとすると関口がハグをかわす。これをほどいて関口がラリアットも時間切れ。
◆ひめか引退記念30人掛け 各1分1本勝負 | ||
ひめか |
56秒 |
ジュリア |
29人目としてジュリアがリングに上がる。両者ヒザを着くとジュリアが「こい!」とアピール。張り手の応酬となり、ジュリアが抱き着くとひめかが覆いかぶさり3カウントが入る。
◆ひめか引退記念30人掛け 各1分1本勝負 | ||
舞華 |
1分00秒 |
上谷沙弥 |
ひめか | 林下詩美 |
詩美と上谷がリングへ。すると舞華もリングイン。ひめか&舞華組vs詩美&上谷組として試合がスタート。上谷がカバーすると詩美が横取り。アフロディーテが視殺戦。舞華が「仲間割れしてんじゃねえぞ」とまとめてラリアット。舞ひめがサンドイッチラリアットも2カウント。
そのままタイムアップとなり試合が終了。
ひめかは「ちょっと、ちょっと待って。あの、紙テープもさ、あのガウンであげたいわけ。髪の毛もツヤツヤでティアラつけてあげたいわけ。ちょっと時間もらってもいい? そんな取らない。そんな取らないからガウン着させて」とアピールしお色直しに。あらためてひめかが入場し引退セレモニーへ。関係各位が花束や記念品を贈呈、アイドルグループのつぼみ大革命、プロレスラーとしての育ての親・堀田祐美子、秋山準も駆けつけた。ひめかの略歴が紹介され、ひめかがマイク。
「本日は誠にご来場ありがとうございます。こんなに満員の後楽園ホールで…プロレスラーとしての幕を閉じれること、本当にうれしく思います。30人掛けしたら何言おうか忘れちゃったんですけど、ふふ(笑)。引退を発表してから一日一日がすごく早くて、でも不思議と後悔がなくて、もっとこうしておけばよかった、ああしておけばよかったっていうのがなくて、本当に笑顔で駆け抜けてこれたと思います。でもそれはきっとファンの方が悲しい顔を見せずに、笑顔で…送り出してくれようとしてくれたからなんだろうなと思って、この突然の発表をすごく申し訳なく思ってます(涙)。でも、いまの私、輝いてますよね!? 一番輝いている姿でリングを降りれること、本当にうれしく思います。ひとつ、レスラーとして悔いがあるとしたら、はぁ…父にこの姿を見せれなかったことが、何よりも悔しいです(涙)。でもそれ以外は悔いがなくリングを降りれるので、みなさんも最後、笑顔で送り出してくれたらうれしいなと思います。これからの私の人生は、私自身で幸せに生きていくので、みなさんもプロレスを見て、スターダムを見て、好きな選手を見て、幸せに過ごせますように。それじゃいくよ。デカいは強い、デカいは正義、そして、デカいはカワイイ」。つづいて引退の10カウントゴングへ。紙テープのなか、ひめかは騎馬に乗って退場、約5年半のプロレス人生にピリオドを打った。
ひめか「無事に引退セレモニー、終わりました。急遽ね、30人掛け。所属選手ほぼ全員?いや、ボロボロの姿で終わる予定ではなかったんですけど(笑)。でも、なんかみんなから愛されてリングを降りることができたかなって、すごく。体的に、心的にも感じました。5年間を振り返って本当に悔いがなく、自分は恵まれてて、プロレスラーは本当に天職だなと思っているので、たぶんこれ以上自分に合う職業はないって言い切れます。本当に自分とこの5年間、出会ってくれた方々に感謝だし、支えてくれた方にも感謝ですし。ありがとうという言葉しかいまは浮かばないんですけど。あと引退っていう実感もないんですけど、こうしてケガもなく元気で笑顔でリングを降りれること、本当にうれしく思います。いままで5年間、プロレスラー・ひめかを応援してくれて、支えてくれて、笑顔にしてくれて、本当にありがとうございました。これからは人前に立つことはないと思うんですけど、どこかで見かけたらそっとしておいてください(笑)。以上、ひめかでした。ありがとうございました」