2023/05/16 NEWS

6・2東京・品川インターシティホール「NEW BLOOD9」の対戦カード発表

5月15日(月)、会見がおこなわれ6・2東京・品川インターシティホール「NEW BLOOD9」の対戦カードを発表、タイトルマッチの調印式とともに参戦選手が意気込みを述べた。

記者会見詳細レポート

▼飯田沙耶&羽南vs狐伯&琉悪夏

琉悪夏「大江戸隊の琉悪夏です。誰? 初めてだよね」

狐伯「はじめまして。みなさん、はじめまして。プロレスリングwave狐伯です。とうとうえらい方々のおかげで、スターダムにプロレスリングwaveがやってまいりました」

琉悪夏「そういえばさ、キッドと組んでた?」

狐伯「ハイ。先日キッドさんと試合をさせていただきまして、ウチのえらい方からもちょっと伝言を預かってまして、『キッド様、ウチにも出てや』とのことなので、ここで自分が出場するからには琉悪夏さん、結果と記憶に残して、やってやりましょう」

琉悪夏「お、頑張ろう」

狐伯「頑張ろう」

羽南「STARSの羽南です。私たちウインゴリはNEW BLOODのタッグベルトを狙ってる2人なので、この試合しっかり勝って、ベルトにつなげていきたいと思います」

飯田「私も羽南さんが言った通り、同じことを考えていて、まず見据える先はゴッデス。だけどその前にNEW BLOODだと思っております。このNEW BLOODのベルトを取って、どんどん自分たち上に上がっていきたいと思っているので、このタッグ、第1試合から盛り上げていきたいです。そして、狐伯。やっとやっと!会えたなと思ってます。自分は、ずっと狐伯の存在を意識してました。小さいし、緑だし、なんだか似ていてしょうがないんだよね。アッシは、この試合すごく楽しみにしてます」

狐伯「ちょっと怖い。怖いかも」

飯田「怖くないよ! 全然怖くないよ!なぜならば、これ(筋肉)があるから!」

琉悪夏「逆に怖い、それが」

狐伯「負ける気がしないね」

飯田「言ってくれたなあ。キサンら、ウインゴリが勝つからな!そう、この筋肉ともに!」

▼月山和香&セクシーダイナマイトプリンセスvsラム会長&尾﨑妹加

尾﨑「レベルアンドエネミーの尾﨑妹加です。月山さ、なんでいまクラブビーナスに入ってんの? コズエンは? 私たち練習付き合ってあげたよね。どうなってんの? 聞いてないんだけど。亀だったのおぼえてる?」

ラム会長「あんなに筋トレ頑張ってたのにね」

月山「助けてもらって、恩は感じてます。でも私なりに考えるところがあってクラブビーナスに移った」

尾﨑「なに考える?」

ラム会長「なに考えてんの?」

月山「やっぱり世界でスターダムを発信していきたいとか、いまきている外国人の選手たちと一緒にスターダムを高めていきたい。私は(白川)未奈さんのその思いに感銘を受けてるし、私自身もそう思ってる。だからあの日は助けてくれてありがとう」

ラム会長「え? その過程が亀だったってこと?」

月山「亀のトレーニングはメチャメチャためになったし、私はあのトレーニングのおかげで勝てたと思ってる」

ラム会長「おかしいんじゃないの? だったらコズエンのままでよくない?」

月山「おかしくないし、オマエたちに何がわかるんだよ」

ラム会長「しかも(中野)たむに掃除されてたよね」

尾﨑「掃除されてた。春の掃除」

プリンセス「オッケー、みんなケンカはやめて、ここはセクシーでいきましょうよ」

月山「セクシーになる?」

ラム会長「だれだれ? 見覚えあるような」

プリンセス「セクシー、クラブビーナス」

月山「オーケー。セクシーポーズやろう」

ラム会長「セクシーだね。レネミー代表してセクシーを全世界に発信してやろう」

尾﨑がポーズ。

プリンセス「スッゴイ、メッチャオッパイ!」

月山「オーケー、ネクスト」

月山が脱ごうとする。

プリンセス「ワカ、これセクシーじゃないわよ。ノーオッパイ」

ラム会長「誰も求めてないから。オマエのなんて誰も求めてないから」

月山「求めてないの?」

ラム会長「そんなね、セクシーなのも大事だけど、ウチらが求めてるのは、オマエのそのどんな思いでリングで立ってるか、どんな思いでクラブビーナスに入ってるかなんだよ。次のNEW BLOODでそれ証明してみせろよ。ウチら楽しみにしてるから」

月山「リングでなんで移ったから示してやるから」

ラム会長「楽しみにしてる」

プリンセス「ミャ~オ」

▼HANAKO&さくらあやvsMIRAI&壮麗亜美

※MIRAIは会見欠席。

壮麗「第27代ゴッデス・オブ・スターダムチャンピオンの壮麗亜美です。2人はさあ、私がフューチャーで大江戸隊にボコボコにされてるところとか、この前のゴッデスの前哨戦のとき、セコンドついてた?」

HANAKO&さくら「ハイ」

壮麗「2人はどう思った?」

さくら「泣きそうでした」

HANAKO「私は、決められてるときとか止めに入りたいくらいの気持ちでした」

壮麗「さっきMIRAIの欠場が発表されたわけだけど、仕方のないことなのかもしれないけど、MIRAIも私も、すごく悔しい。なんならゴッデスチャンピオンなのに恥ずかしいとさえ思います。でも、相手の弱点を攻めるのも攻められるのも、私たちはプロレスラーだから当たり前だし。2人はさ、デビューしてからどの試合もすごい遠慮しているように見えるんだよね。だから、この試合を通して私の腕もMIRAIの脚も、ぶっ壊してやるって思うくらいに攻めてきてほしい。このNEW BLOODは6月2日にあるわけだけど、その頃にはゴッデスの防衛戦も終わってる。私はMIRAIのこと信じてるからしっかり2人で防衛して、ゴッデスチャンピオンとして、2人のことを迎え撃つから安心してかかってきてください」

さくら「MIRAIさんはシンデレラ・トーナメント2連覇。そして壮麗さんは、2冠チャンピオンずっとやっていて、まだ2人は 若手なのに、若手の中では抜き出ている存在で、私たちもいつか超えないといけない壁だと思っています。自分たちも全力でいかせていただくので、絶対に手加減しないでください。その結果自分たちがケガしても、それは自分たちの実力不足だと思うので、全力でぶつかっていきます」

HANAKO「へし折るくらいの気持ちでとおっしゃったんですが、そのくらいの気持ちで食らいついていきたいと思ってます。でも、そうして腕とか足とか、そういう弱点を狙うような闘いじゃなくて、正々堂々2人のいまの力でゴッデス王者の2人に挑みたいと思っています。よろしくお願いします」

▼パッション注入マッチ

高橋奈七永vs桜井まい

※奈七永は会見欠席。

桜井「YouTubeをご覧のみなさま、ごきげんよう。リングの貴婦人こと桜井まいでございます。高橋奈七永、いえ、庶民レジェンド! アナタのことは女子プロレス界の人間国宝として、とてもすごいお方なのは承知しておりますが、でもしょせんは庶民でございます! わたくしは、女子プロレス界のローランドとして、わたくしか、わたくし以外か、それ以外、わたくし以外しかいない、この女子プロレス界をより活性化したいと思い、今回、おパッション注入マッチを自ら志願いたしました。わたくしが志願してあげたんだから快く承諾してくれたことまではいいのですが、庶民の分際でボコボコにしてやるとおはしたないお言葉をお吐きになるなんて、 そのようなお言葉わたくし初めて言われましたわ! まあ、いいでしょう。おパッション注入マッチ史上最高の試合をお見せします。下々の庶民、見ておきなさい。それでは、ごめんあそばっせ!」

▼超新星五番勝負=THE FINAL~

天咲光由vsAZM

天咲「天咲五番勝負、いままで4戦やってきたんですけども、どれも一戦一戦すごく重くて、すごくハードな試合をおこなってきました。その試合すべて負けてしまったんですけども、自分の経験としてすごく大きなものになったと思いますし、すごく大切なものだと思っています。そして最終戦5戦目、同じユニットでパートナーであるAZMさんと、02ラインのパートナーとしてふさわしいと思われるような試合にしていきたいと思っています」

AZM「まあ、まず光由は、なんで五番勝負、AZMを選んだの?」

天咲「パートナーとして、すごく自分ではいままで物足りないなと感じていましたし、これから一緒に闘っていく相手として、自分がAZMさんにふさわしいと思われるような人間だと思ってもらうためです」

AZM「じゃあいま、いままで五番勝負4戦してなにか得られた? いっぱい闘ってきて。4戦。ジュリア、中野たむ、奈七永さん。誰だっけ? 渡辺桃。朱里さんか。そこちょっとわからないけど、なんか得られた?」

天咲「初期のころと比べて粘り強さだったり気持ちの見せ方だったり、そういう部分を得られたと」

AZM「べつにさ、さっきからキレイにまとめてなくていいの。わかる? 正直、身内のAZMに伝わってないし。AZMに伝わってないってことはさ、これを見てる配信の人、お客さん伝わってないわけ。言われるでしょ。感情がこもっていないとかさ、技がどうとか、顔だけかよとか言われて、悔しくないの? 前のさ、渡辺桃との試合だってさ、試合後のマイクでさんざん言われて、言い返した、あれ? 言い返してないでしょ。ねえ。光由だって頑張ってるけど、自分の言われて、自分だって変わりたいと思ってるし、頑張ってるけど、それが自分についてこなくて、ふがいなくてすごく落ち込むこともたくさんあると思うけど、それでそれが伝わってないとなんも意味がないの、わかる? ねえ、悔しいでしょ。ねえ、ねえ、そうでしょ? 泣いてるの? え、泣いてる?」

天咲「泣くわけねえだろ! そんなことで泣くような弱い女だと思ってた? そんな弱い女じゃない」

AZM「それさ、いまそれができるならちゃんと試合で見せないと意味ないからね。わかってる? 自分でちゃんと自分のハードル上げなよ。できるんだから。そうでしょ。光由の全力私にぶつけたって壊れないから。全部ぶつけてきなよ。それで逆にAZMを泣かせてみなよ。できんの?」

天咲「泣かせてやりますよ」

AZM「やりますよ? やりますよなの? 闘うんだよ、次。わかってる?」

天咲「ハイ」

AZM「はいじゃねえだろ。どうすんだよ。泣かすのか泣かさないのか、どっちなんだよ!」

天咲「泣かします」

AZM「ますじゃねえだろ!」

天咲「泣かしてやる!」

AZM「おい、やってやるよ、じゃあ。よろしく。(手を差し出し)ここはな、はたくんだよ。わかるか? わかってる? これ五番勝負最後だからね。伝わってないの。笑われてるの。光由の本気、お客さんにも選手にも私にも、ちゃんと見せろよ。わかった?」

天咲「ハイ」

天咲がAZMの手を叩いてわかれる。

▼フューチャー・オブ・スターダム選手権試合

〈王者〉吏南vs〈挑戦者〉レディ・C

レディ「まずは、私の挑戦表明を受けてくれてありがとうございます。私がこのフューチャー・オブ・スターダムに挑戦表明をした理由は、三つあります。まずひとつめは、この吏南選手がこのベルトを取ったときの試合の闘い方に納得がしていないということです。本来このフューチャー・オブ・スターダムはキャリアが3年未満、そして20歳以下の選手、若手のために作られたベルトなので、 正々堂々フレッシュに闘うのが正しいと思っているんですが、今回吏南選手、大江戸隊の介入や凶器の使用など反則をしてこのベルトを奪取していました。本当にその取り方でよかったんでしょうか? そして二つめ。二つめは私がこのフューチャー・オブ・スターダムに挑戦する最後の挑戦になると思うからです。フューチャーの期限まで残り半年、そして父との約束の3年まで、残り5カ月。きっとこれが最後の挑戦になります。もしこれでベルトが取れなかったら、私はフューチャーをあきらめます。でもこの試合で私は必ずベルトを取って、最後の挑戦にしようと思ってます。そして最後、三つめは私はこのベルトが大好きで、本当にこのベルトを心から欲しいと思っているからです。何度も私がフューチャーのベルトに一番に挑戦したことや、何度も発信していることから吏南選手にも伝わっていると思いますし、このベルトが欲しいという気持ちだけで十分なんじゃないかと思いますが、以上の三つがこのベルトに挑戦する理由となります。届いてますか?」

吏南「届いてるよ、それは。終わった?」

レディ「私の気持ち届いてますか?」

吏南「届いてるよ」

レディ「なんか冷たくないですか?」

吏南「長いなと思って」

レディ「気持ちをぶつけろってというからちゃんと話したのに。なんですか、その態度? 反抗期ですか」

吏南「一生反抗期だよ、吏南は」

レディ「一生反抗期? 生まれたときから?」

吏南「そうだよ」

レディ「昨日もそうだ。昨日の試合、私、確かに負けてしまいましたが、その後のコメント、こんなところで負けていてベルト取れるのかとかいろいろ挑発してきて、確かに私、いろんな人からレディ・Cは負けることが多いとかいろいろ言われて、ホントに悔しくて落ち込んで、なんで勝てないんだろうとか考えることもありました。そして考えて考えた結果、こちらをご覧ください。レディ・Ⅽは本当に負け続けているのか? 私、すごくいろんなコメントいただいてホントに考えたんですけど、まず私と吏南選手の対戦の戦績、そしてその結果を一覧にまとめてみました。算出の方法はスターダムワールドの検索のところで、レディ、そして吏南という単語を入力し検索した試合すべてから、公式結果をまとめて算出いたしました。見ていただきたいんですけども、こちらの赤いところが私と吏南選手で勝敗がついた試合なんですよ。つまり、これだけ試合をしているにも関わらず、私と吏南選手で勝敗がついたのって4試合しかないんですよ。しかもこの4試合、所沢のシングルマッチでレディが勝った。名古屋国際会議場でタッグマッチ、QQと大江戸隊で吏南選手が勝ったところ。大阪大会のタッグマッチでレディが勝ったところ。そして清水のシングルマッチで吏南選手が勝っているところ。よく見るとシングルマッチ、タッグマッチともに1勝1敗なんですよ。どうですか、負け続けたと言ったレディと1勝1敗です。なにが言いたいかといいますと、お互いの戦績は同じです。正々堂々と気持ちで勝負しましょう! お願いします!」

吏南「長いしウザい。こういうよくさ、学校にこういう先生いるけどマジで嫌い。だから嫌い。長いと思わない、マジで。っていうか、しゃべんないでいま吏南がしゃべってんの」

レディ「これだけ資料求めてさ、時間かけてさ」

吏南「ありがと、ありがと、助かった。コイツに関しては人の闘い方に文句言ってるけど、まずはその恵まれた身長を活かしてない自分の闘い方をどうにかした方がいいんじゃないの? 結局吏南は結果出してるの、ここで。わかる? これがあるの。これが正々堂々じゃないと言ってるんだったら、まずはオマエがその活かしきれてない身長をどうにか活かしてみろよ」

レディ「活かしてやるよ。ここでやってやるよ。絶対奪ってやるからな」

吏南「いいよ、べつに。で、あとこれ最後の挑戦とか言ってるけど、まずオマエいくつだよ? なに年だ?」

レディ「28歳の戌年です」

吏南「戌だろ、私も戌だよ。一回り? 二回り? これ二回りって言うの? 一回り? 一回りも違うじゃねえか」

レディ「そんなことも計算できないのかよ、最近のガキはよお!」

吏南「フューチャー? オマエにフューチャーなんてなにも感じられない」

レディ「キャリア何年だよ?」

吏南「キャリア? 何年だっけ、私?」

レディ「2018年デビューじゃないの?」

吏南「5年だ、5年目だよ、いま」

レディ「倍だぞ、キャリア!」

吏南「20歳未満、いま16歳」

レディ「若いだけでキャリアあるだけじゃん」

吏南「フレッシュとか言ってますけど全然フレッシュさ感じられません」

レディ「キャリアではこっちの方がフレッシュです」

吏南「でも受けるって言ったんで。吏南は受けると言ったんで、しかも吏南が挑戦者のときから吏南の次にこのフューチャーのベルトをずっとほしいと言ってるし、ずっと吏南の次に思いが強いと思ってたんで、まあいつも レディも言ってた通り、いつもフューチャーに挑戦してるのも一番最初に挑戦してるのもレディだし、まあそこは吏南も受けてやりますよ。その正々堂々とした気持ちの勝負、負けないんで正々堂々やってやりますよ」

2人「楽しみにしてます」

吏南「被せてくんなよ。楽しみにしててください」

▼NEW BLOODタッグ選手権試合

〈王者〉スターライト・キッド&KARMAvs〈挑戦者〉稲葉ともか&稲葉あずさ

あずさ「プロフェッショナルレスリングJUST TAP OUT所属、稲葉姉妹の妹の稲葉あずさです。先日スターダムさん、NEW BLOODに参戦し、タッグのベルトに挑戦表明してきました。自分はまだデビューして約2カ月ですけど、2人で力を合わせて稲葉姉妹がこのタッグのベルト巻きます」

ともか「同じくJUST TAP OUT所属、第4代クイーン・オブJTO、稲葉姉妹の姉の稲葉ともかです。NEW BLOODタッグ選手権試合決まったこと、とてもうれしく思います。稲葉姉妹の夢、2人でベルトを巻くことですが、ただ夢をかなえるだけではありません。自団体のベルトを巻いてからベルトの重みをすごく知りました。私たちがベルトを巻いたら稲葉姉妹らしくベルトの価値を上げ、NEW BLOOD全力で盛り上げていきます。そしていちばん、なにより一番意識しているのはスターライト・キッド。直接勝ててもなければ、負けてもいない。ここで決着をつける。稲葉姉妹がベルトを巻きます」

あずさ「稲葉あずさの姉越え」

ともか「一撃必殺ともか蹴り」

姉妹「押忍」

キッド「初代NEW BLOODタッグチャンピオン、闇に踊るスターライト・キッドとKARMA。今日はねKARMAからメッセージを預かってるから代わりに読み上げてやりたいと思います」

KARMA(キッドが代読)「スターダムへ。のっぽコンビの次は、姉妹か。物置かライトツナみたいな名前の。キャラクターで勝負する前に実力があるヤツを連れてこい。ハッキリ言って眼中にない。防衛は決定している。せめて良い内容になるように練習させとけ」

キッド「とのことで、オマエらのことは眼中にねえってKARMAは言ってまあす。私からは、パートナーを妹に代えて再挑戦? 実力のないヤツを連れてきて、この決勝戦をやった日となにか変わるのかって話。まあ、ウチらのことなめてるよね完全に、ともか。だけど、ともかとはNEW BLOODタッグリーグ、ドロー。このNEW BLOODタッグ初代王者決定戦の決勝戦とか、さんざんやり合ってきたけど、私の持つベルトにともかが挑戦してくるステージまで上がってきたっていうことは、私にとっては感慨深いことなんだよね。去年の2月くらいかな。ともかがまだNEW BLOODに初参戦する前の話なんだけど、ともかがね、私に会いたいと言ってきてくれたことがきっかけで、会う機会があったんだよ。そこでNEW BLOODとかスターダム参戦できたらいいねとか、一緒に試合できたらいいねなんて夢のある話をいろいろして、それに私のことをね、憧れの存在だって言ってくれたりして、うれしかったから思い入れがあるんだけど…なに?」

ともかがキッドに蹴り。

ともか「過去の話は、いまはもうどうでもいいんだよ! もうあのときのともかじゃない、オマエを超えたい! 私がオマエをぶっ倒して、姉妹でベルトを巻く。地獄に落ちるのはオマエらだ!」

あずさ「稲葉姉妹なめんなよ」

姉妹が退場。

キッド「ともかってあんなに攻撃的感情的なヤツだったっけねえ。まあいいよ、6月2日、腕か足か一本くらい折ってやるよ、お土産付きで。稲葉姉妹の夢なんか地獄の果て行きだよ」

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