2023/05/20 試合結果

2023年5月20日 『STARDOM in SANJO』

『STARDOM in SANJO
5月20日(土)三条市厚生福祉会館観衆477人)

試合結果

◆タッグマッチ 15分1本勝負
レディ・C

8分19秒
ダブルチキンウイングホールド

さくらあや●
○AZM HANAKO

◆シングルマッチ 15分1本勝負
コグマ

9分40秒
両者リングアウト

マライア・メイ

◆タッグマッチ 15分1本勝負
○星来芽依

8分52秒
流れ星

スターライト・キッド
鈴季すず 鹿島沙希●

◆タッグマッチ 15分1本勝負
○上谷沙弥

11分6秒
スタークラッシャー→片エビ固め

ジーナ
林下詩美 月山和香●

◆6人タッグマッチ 15分1本勝負
○渡辺桃

11分10秒
ひとでなしドライバー→エビ固め

水森由菜●
琉悪夏 なつぽい
刀羅ナツコ 中野たむ

◆タッグマッチ 15分1本勝負
壮麗亜美

10分8秒
グラウンド式朱雀→片エビ固め

ジェシー●
○朱里 白川未奈

◆8人タッグマッチ 30分1本勝負
桜井まい

16分52秒
グロリアスドライバー→片エビ固め

葉月
テクラ 羽南
舞華 飯田沙耶●
○ジュリア 岩谷麻優

 

 

試合詳細レポート

◆タッグマッチ 15分1本勝負
レディ・C

8分19秒
ダブルチキンウイングホールド

さくらあや●
○AZM HANAKO

 当初はAZM&天咲光由組vsHANAKO&さくらあや組のタッグマッチが予定されていたが、天咲が体調不良により今大会を欠場。そのためAZM&レディ・C組vsHANAKO&さくら組のタッグマッチに変更された。NEW BLOODタッグ王座に挑戦したレディとHANAKOが対戦。HANAKOはさくらとの新人コンビでクイーンズクエストの胸を借りる。

 さくらが握手を求めようとすると、レディが「いきます」と先発を買って出て試合開始。バックの取り合いからレディがヘッドロックでグラウンドにもっていく。さくらのヘッドシザーズをレディが脱出しビッグブーツ、滞空時間の長いボディースラム。AZMがさくらにサッカーボールキック、ヘアーホイップ。レディが入り予告してのジャイアントスイング10回転にAZMのドロップキックが加わる。さくらが返すとエルボー連打で向かっていく。レディが受けて立ち、観客がどよめく逆水平。レディの突進をさくらが止めてHANAKOに託す。HANAKOとレディがショルダータックルをぶつけ合う。レディが打ち勝つもHANAKOがすぐにお返し。HANAKOの攻撃をAZMがカット。しかしHANAKOは2人をコーナーに追い込み、串刺しボディーアタックからクロスボディー。HANAKOはレディへのブレーンバスターを狙うが河津落とし、ニードロップを食らう。AZMがHANAKOに串刺しドロップキック。HANAKOが返すと、AZMのブレーンバスターを切り返し反対に叩きつける。さくらがAZMへドロップキック連打。さくらの突進を読んでAZMがドロップキック。さくらが返すと、AZMの突進を乱入したHANAKOがキャッチしコーナーにもっていく。さくら、HANAKOが次々と串刺し攻撃。さくらがAZMにミドルキック連打。AZMがかいくぐるとレディがネックブリーカーで援護し、AZMがブレーンバスター。しかしHANAKOのカットが間に合う。HANAKOの突進をAZMがかわしレディとキックの競演。レディがさくらを立たせてAZMがミサイルキック。返されたAZMはフィニッシュを宣言しダイビングフットスタンプ。するとさくらがかわして逆さ押さえ込み。AZMが返すとレディがさくらを羽交い絞め。さくらはAZMのドロップキックをかわし同士討ちさせると丸め込みへ。返したAZMが腕をロック。さくらがギブアップしAZMが勝利した。

◆シングルマッチ 15分1本勝負
コグマ

9分40秒
両者リングアウト

マライア・メイ

当初はコグマvsレディ・Cvsマライア・メイの3WAYマッチが発表されていたが天咲の欠場によりレディが第1試合のタッグマッチへ。これにより、コグマとマライアの一騎打ちが実現となった。ユニット戦ではコグマのクマポーズをまねてきたマライア。シングルマッチでよりいっそうコグマ寄りのポーズを披露するのか、それとも…。

 白川未奈が、今日のマライアはセクシークマと紹介。コグマが「ノーセクシークマ、カワイークマ」と要求。ゴングが打ち鳴らされ両者がポーズ。マライアやクマではなくビヨンセばりのポーズを決める。コグマが「ノーセクシー」と怒って襲い掛かるがマライアは「セクシークマ」をアピールし胸元にコグマの顔をうずめていく。マライアは「セクシー」をアピール。すると不機嫌なコグマが退場しようとする。コグマが逃げるとマライアが追いかける。コグマがリングに戻りマライアを誘う。エプロンから丸め込むとマライアが返す。コグマはドロップキックからキャメルクラッチを決め、強制クマポーズをさせる。マライアが「セクシー」を主張すると、コグマが怒って反り上げる。マライアがエスケープするとコグマは背中にストンピング連打。マライアはコグマの突進をかわしミサイルキック、「セクシークマタイム」をアピールし股間をコグマの顔面にこすりつけていく。マライアが引き起こそうとするがコグマが死んだふり。コグマは突然起き上がりロープワークで翻弄するとドロップキック。コグマはスリーパーから串刺しボディーアタック、ガンスタン。マライアがコグマの背後からドロップキック、ヒップアタック。コーナーに上がるとコグマが追いつきトップロープに顔面を打ちつける。プランチャ狙いでコーナーに上がるとマライアが阻止。白川を呼び込み2人でロープにすがるコグマを引っ張る。場外に出されたコグマはマライアの頭にパーカーを被せる。マライアが消えたコグマを探す。反対側のリング下から姿を見せると白川が捕まえてリングに戻す。マライアがコグマに強烈なチョップを打ち込むと場内を徘徊。ステージ上でヒップアタックを見舞うとイスに座らせセクシー攻撃。コグマが飛び乗りスリーパー。そのまま20カウントとなり両者リングアウトの引き分けに終わった。その後もけん制し合う両者だが、最後はステージ上で一緒にクマポーズを披露した。

◆タッグマッチ 15分1本勝負
○星来芽依

8分52秒
流れ星

スターライト・キッド
鈴季すず 鹿島沙希●

 このところタッグを組む機会の多い鈴季すず&星来芽依組が前日の郡山大会に引き続き今大会でもチームを結成、大江戸隊のスターライト・キッド&鹿島沙希組と対戦する。曲者揃いの大江戸隊をフレッシュなチームがどう切り崩しにかかるのか。キッドと星来のハイスピードな攻防はもちろん、鹿島と鈴季の駆け引きも注目される。

 星来と鹿島が先発。鹿島が笑顔で「はじめまして。よろしくお願いします」と握手を求める。星来が応じようとすると鹿島は「バカヤロー!」と叫んで襲い掛かる。ロープワークの攻防から視殺戦。交代と見せかけ「そんなわけねえだろ!」と鹿島はキッドとともに星来を攻め込む。鹿島は星来を捕獲し、鈴季の方に向けて星来の手を差し出す。鹿島はタッチをさせず自軍コーナーに連れ込みキッドと交代。キッドが星来にヘアーホイップの連続。星来がドロップキックもキッドが蹴り倒す。星来はカウンターのドロップキックを決めて鈴季に託す。鈴季はキッドにドロップキック。鹿島が乱入するとクローズラインをかいくぐり、2人まとめてニーアタック。さらにキッドをエプロンに乗せてリング下からドロップキックを放つ。さらにミサイルキックも決めるがキッドが返す。鈴季はジャーマンを狙うがキッドが切り返しボディーアタック、ドロップキック、その場飛びムーンサルトプレス。キッドの突進を鈴季がかわすが頭部をマットに打ちつかれる。しかしダイビングボディーアタックをブリッジでかわすとカウンターのエルボーからミドルキック。キッドがすぐに立ち上がりドロップキック。鈴季は投げっぱなしジャーマンからテキーラショット狙い。キッドが切り返しブレーンバスター。鹿島が星来の突進をかわしエプロンに送り出す。しかし星来がエプロンからの蹴りを見舞いドロップキック。鹿島が星来をかわしキッドの619を呼び込むとダブルのフェースクラッシャー。鹿島はブレーンバスターホールドも2カウント。星来を寝かせると鹿島がダイビングフットスタンプ。鹿島がダブルアームの構えも鈴季がカットし星来が丸め込む。星来がネックブリーカーもキッドがカット。鈴季がキッドを捕まえ星来のコードブレイカーと合体。星来はブレーンバスターを狙うが鹿島が切り返し丸め込みの応酬。鹿島が起死回生にいくが鈴季のカットが間に合う。星来がドロップキックにいくが鹿島がかわす。鈴季のアシストから星来が丸め込むと3カウントが入った。

◆タッグマッチ 15分1本勝負
○上谷沙弥

11分6秒
スタークラッシャー→片エビ固め

ジーナ
林下詩美 月山和香●

 林下詩美&上谷沙弥組のクイーンズクエストと月山和香&ジーナ組のクラブビーナスがタッグ対戦。福岡大会で亀裂が生じたかに見えた詩美&上谷のアフロディーテだが、その後もタッグを組み続けている。もしも亀裂が修復されていなければ、月山とジーナにはチャンスと思われるが?

 試合前、月山が詩美組に向かい「おいオマエら、ケンカしてんだってな。仲いいのか、大丈夫か?」と挑発。月山は上谷にエルボーの連打を浴びせドロップキック。ジーナを呼び込むとドロップキックの挟み撃ち。上谷がチェンジを申し出るが、詩美はリング下。詩美はあらためて上谷とタッチをかわしてリングイン。詩美は月山にドロップキックからボディースラム。月山のエルボー連打を受けて立つ。詩美はエルボー一発で月山を倒すがカウンターのクロスボディーを食らう。ジーナが詩美のラリアットをかわしドロップキック、串刺しボディーアタック、フェースクラッシャー、旋回式サイドスラム。詩美を担ぎ上げるとエプロンに出してハイキック、顔面蹴り。リングに戻してカバーするが詩美が返す。詩美がエルボーから向かっていくがジーナがダブルアームスープレックス。月山が詩美にミサイルキックも2カウント。月山は極楽ドンの構え。詩美が切り返すが月山がコンプリートショット。ジーナがエプロン越しに回転エビ固め、月山がバックスライド。詩美が返すと月山は極楽ドンを決める。しかし上谷がカット成功。上谷は月山にドロップキック。詩美に戻ってくるように指示を送る。詩美はタッチをせずに向かっていくと月山のドロップキックを食らう。月山が詩美にコーナーで極楽ドン。しかし上谷がカットする。月山とジーナが上谷のニールキックを食らう。上谷はダウンした詩美の手を引いてタッチし月山に串刺しニーアタック、ドロップキック、首4の字固め。月山がエスケープするとパロ・スペシャルへ。上谷が切り返しミサイルキック、詩美を呼び込む。詩美が月山を捕まえバックを取る。ジーナがカットし詩美をバックドロップ。月山がコーナーの上谷をデッドリードライブ。上谷が返すと、月山がスープレックス狙い。上谷が切り返し反対に叩きつける。月山の突進に上谷が二段蹴り、スピンキック連発。月山が返すと、上谷はスタークラッシャー狙い。月山が切り返しオースイスープレックスも詩美がカット。上谷は月山を引き起こしスタークラッシャーを決める。3カウントが入り上谷が勝利した。

◆6人タッグマッチ 15分1本勝負
○渡辺桃

11分10秒
ひとでなしドライバー→エビ固め

水森由菜●
琉悪夏 なつぽい
刀羅ナツコ 中野たむ

 中野たむ&なつぽいのコズミックエンジェルズに7Uppの水森由菜が合流。これまで何度かメルティアとチームを結成している水森。それでいて高橋奈七永との7Uppも継続中だ。対するは大江戸隊の刀羅ナツコ&渡辺桃&琉悪夏組。大江戸隊のラフ攻撃をかいくぐるためにも、ここは水森が試合のカギを握りそうだ。

 なつぽいとナツコが先発でスタート。ロックアップと見せかけなつぽいがバックを取る。ナツコがかわすとなつぽいがエルボーからクロスボディー。ナツコがキャッチしマットに叩きつける。なつぽいのアームホイップをナツコがこらえてショルダータックル。琉悪夏がなつぽいを自軍コーナーで捕獲、桃との合体攻撃で攻めていく。桃がなつぽいにサッカーボールキック。ナツコがボディースラムからセントーン。なつぽいが返すと、ナツコは高速のブレーンバスターを決める。返したなつぽいがネックブリーカー。中野がナツコへダイビングボディーアタック。琉悪夏が乱入して捕まえるが、中野は鉢合わせにしてドロップキック。桃が入るとなつぽいがドロップキック、中野組がドロップキックで競演する。中野の突進をとめて琉悪夏が串刺しラリアット、ショルダータックル、フェースロック。メルティアが琉悪夏にドロップキックとニーアタックの挟み撃ち。水森が琉悪夏にダイビングショルダータックル、ボディープレス、サマーソルトドロップ。琉悪夏がコンプリートショットからセントーン。桃が水森にミドルキックの連打を浴びせると串刺しドロップキック、2発目と見せかけミドルキック。水森がエルボー連打から桃の打撃を受けて立つ。水森が桃を捕まえメルティアのネックブリーカーを引き出す。水森がナツコにフライングショルダータックル、メルティアが合体で水森がボディープレスも大江戸隊が足を出して阻止。大江戸隊は3人をコーナーに追い込み次々と串刺し攻撃。ナツコが水森をマットに叩きつけ桃が蒼魔刀。水森が返すと、桃がひとでなしドライバー狙い。水森が切り返し丸め込みからラリアット。桃が返すとラリアットを迎撃。メルティアがダブルのトラースキック、水森がスーパーガール。しかし大江戸隊のカットが間に合う。水森は桃を抱えるが切り返されスリーパーにつかまる。桃がハイキックからダッシュも水森がラリアット。水森が走るとナツコが鉄パイプで殴打し桃がBドライバー。メルティアの合体を琉悪夏がクロスボディーで分断。桃とナツコが合体で水森をマットに叩きつけると桃がひとでなしドライバー。3カウントが入り桃が水森をフォールした。

◆タッグマッチ 15分1本勝負
壮麗亜美

10分8秒
グラウンド式朱雀→片エビ固め

ジェシー●
○朱里 白川未奈

 白川未奈&ジェシー組のクラブビーナスと朱里&壮麗亜美組のゴッズアイがタッグで対戦。立場が変わっての対戦とあって、白いベルトを保持する白川と元・赤いベルトの王者・朱里の激突は注目度アップと言っていいだろう。MIRAIを一時欠いているゴッズアイだが、ゴッデス・オブ・スターダム王座戦を控える壮麗には我慢のしどころ。自身は万全の調子で5・27大田区における防衛戦を迎えたい。

 ジェシーと壮麗が先発でゴング。ジェシーが手を差し出して壮麗を誘う。壮麗が応じて握手が成立。ジェシーが「踊りたい?」と誘うと壮麗が拒否して手を離す。ロックアップで組み合うとジェシーがバックにまわりダンスのように腰をくねらせる。ジェシーはコーナーに上がり「ダンスしましょうよ」と壮麗を誘う。壮麗が向かってくるとジェシーが攻撃。壮麗はジェシーをコーナーに追い込み逆水平の連打を浴びせる。朱里はジェシーにサッカーボールキック、スリーパー。ジェシーが壮麗に逆さ押さえ込みから丸め込み。壮麗が返すとジェシーがマットに叩きつける。ジェシーはエルボー連打からハイキック。白川が壮麗に串刺しエルボーアタック、サイドからのドロップキック。朱里が割って入り壮麗との合体を試みる。白川が朱里への延髄斬りから壮麗にリバースDDT。白川はキックの連打から突進。壮麗がキャッチしマットに叩きつける。朱里が白川にドロップキック、フロントネックチャンスリードロップ。白川がバックドロップを決めジェシーに託す。ジェシーがビッグブーツから串刺しエルボーアタック、串刺しラリアット、ニーアタックでたたみかける。朱里が返すと、ジェシーがバックドロップ。朱里が丸め込みから腕十字。ジェシーがエスケープすると、朱里と壮麗が合体。白川がネックブリーカーで阻止してジェシーと合体。ゴッズアイがかわすが、白川が場外プランチャ。ジェシーが朱里にエプロン越しにブレーンバスター。朱里が返すと、ジェシーとエルボーの打ち合い。壮麗がアシストし朱里がDDT、朱里と壮麗がキックの挟み撃ち。返したジェシーに朱里は腕十字から腕固め。白川がカットするが壮麗のラリアットを食らう。朱里がジェシーにバズソーキック、かわしたジェシーが押さえ込むが2カウント。朱里がコードブレイカーからジャーマン、ニーアタック。10分経過。朱里が腕十字から変型の朱雀。ジェシーがギブアップし朱里が勝利した。

◆8人タッグマッチ 30分1本勝負
桜井まい

16分52秒
グロリアスドライバー→片エビ固め

葉月
テクラ 羽南
舞華 飯田沙耶●
○ジュリア 岩谷麻優

 STARSとドンナ・デル・モンドが8人タッグマッチで全面対決。STARSは岩谷麻優&葉月&羽南&飯田沙耶組、DDMはジュリア&舞華&桜井まい&テクラ組の布陣で臨む。激闘必至のユニット闘争で最後に勝ち名乗りを受けるのはどのチームか? また、勝敗に関わらず披露される桜井まいの貴婦人マイクも注目される。

 「わたくしがいきます」と桜井が先発に名乗り。STARSからは羽南が先発。腕の取り合いから羽南がレッグロック。桜井がヘッドロックを決めるが羽南がヘッドシザーズ。抜け出した桜井に羽南がドロップキック。STARSがいっせいに桜井を攻撃し、4方向からドロップキック。羽南がボディープレスも桜井が返す。羽南の突進をテクラが止めてDDMが合体。桜井がエルボードロップを放ち「この庶民が!」と片足でカバー。テクラが羽南にボディースラム。ジュリア、舞華、桜井、テクラも続く。羽南がエルボーで向かっていくがテクラが挑発して受けて立つ。テクラの突進に羽南は払い腰。岩谷がテクラへドロップキック、サッカーボールキック。ジュリアとテクラが合体も岩谷がまとめてアームホイップ。岩谷と飯田がドロップキックで競演。テクラが打撃の連打、岩谷をかわしてビッグブーツ、桜井がエプロンからビッグブーツで援護しテクラがブレーンバスター。舞華が岩谷に串刺しラリアット連打、頭部を何度もコーナーに叩きつけていくとショルダータックル。バックの取り合いから桜井がアシストし舞華がバックドロップを決める。岩谷が返すと、舞華が突進。岩谷が丸め込みからドロップキック。葉月が舞華にミサイルキック、顔面ウォッシュ。舞華と葉月がエルボーの応酬。葉月の連打で舞華が崩れ落ちる。しかし舞華はカウンターでパワースラム。舞華はブレーンバスターを狙うが葉月が切り返し二段蹴り。舞華がラリアット、葉月がコードブレイカー。葉月の狙いを切り返し舞華がブレーンバスター。葉月もブレーンバスターを決め、両者ダウン状態。10分経過。ジュリアと飯田がリングイン。飯田の逆水平連打をジュリアがこらえて腹部へのエルボーから顔面へニー。飯田はジャンピングチョップを決めて羽南を呼び込む。飯田と羽南が合体でジュリアをマットに叩きつけるが2カウント。テクラのトラースキックから舞華がキャッチし桜井とジュリアがミサイルキックの挟み撃ち、舞華がブレーンバスター。ジュリアが飯田を後方に投げつける。飯田が返すと、ジュリアはSTF。しかしSTARSがカット成功。DDMが合体を試みるがSTARSがドロップキック。羽南が場外にプランチャで飛ぶ。STARSはジュリアをリングに戻し合体フェースクラッシャー、飯田が飯田ロケットを発射する。ジュリアが返すと、飯田はノーザンライト。しかし桜井がカット成功。飯田はジュリアを起こしてキン肉バスターの体勢。ジュリアが切り返すとバックドロップ、ドロップキック。飯田がラリアット。2発目をジュリアがかわしてジャーマン。15分経過。飯田がチョップでジュリアを倒しブレーンバスター狙い。しかしジュリアが切り返してファルコンアロー。羽南がカットすると舞華がバックドロップ。混戦からジュリアがフィニッシュを宣言も飯田が切り返し飯田橋。テクラがカットすると飯田をボディースラム、ジュリアと桜井がダビングエルボードロップ。しかし飯田が返してみせる。ならばとジュリアはグロリアスドライバーへ。3カウントが入り、ジュリアが飯田をピンフォールした。

ジュリア「新潟(三条)にお越しの諸君ごきげんよう! 楽しんだかい? 楽しんでるかい? OK、OK。まずは、まずはやっぱり、やっぱり貴婦人にしゃべってもらいましょうか」

桜井「新潟県三条市大会にお越しの庶民のみなさま、ごきげんよう! この三条市といえば、かの偉大なるプロレスラー、ジャイアント馬場様のお膝元。ジャイアント馬場様が東洋の巨人ならば、わたくし桜井まいは東洋の貴婦人でございます。そんな貴婦人様が、このプロレスにゆかりのある土地まで東京からはるばるやってまいりましたわ! もっと歓迎なさい! 明るく楽しく激しい、わたくしたちのプロレスご堪能いただけましたか? もっとビッグにジャイアントになって、またここへ戻ってまいりますわ。アッポー。……。通じなかった」

ジュリア「ドンマイ。そんなときもあるよ。笑ってやって。我々、桜井と私とテクラ、5月27日はアーティストのベルトに挑戦してくるので、ベルト持って帰ってきます。またここ新潟(三条)に帰ってくるその時まで、アリベデルチ!」

桜井「ごめんあそばっせ!」

DDMのコメント

ジュリア「新潟(三条)大会、ありがとうございます。4対4、STARS。飯田久しぶりにぶつかったんだけど、やっぱアイツとやるのは飽きねえな、何回やっても。でも、ちょっといまの飯田、なんか物足りなさを私は感じてて。オマエそんなもんじゃねえだろって思いながら見てる。お互い、上目指すってずっと前に約束したのおぼえてっかな? 約束破るなよ。そして、27日アーティストのベルト、KAIRI、安納、なつぽい、せいぜい仲良くして待っとけよ」

テクラ「私たち3人がなつぽいに罰を与える。そして我々が、次のトリオ王者になる」

桜井「DDMにアーティスト持って帰ります」

ジュリア「以上、アリベデルチ。ごめんあそばせ」

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