2023/06/03 試合結果

2023年6月3日 『STARDOM in UTSUNOMIYA』

『STARDOM in UTSUNOMIYA
6月3日(土)ライトキューブ宇都宮観衆502人)

試合結果

◆シングルマッチ 15分1本勝負
天咲光由

5分9秒
天聖→片エビ固め

さくらあや

◆3WAYバトル 15分1本勝負
吏南

7分21秒
外道クラッチを切り返して→エビ固め

妃南

※もう一人は飯田沙耶

◆6人タッグマッチ 15分1本勝負
壮麗亜美

11分41秒
逆エビ固め

HANAKO●
○MIRAI 水森由菜
朱里 レディ・C

◆6人タッグマッチ 15分1本勝負
桜井まい

11分34秒
バックドロップ→片エビ固め

フキゲンです★●
テクラ 鹿島沙希
○ジュリア 刀羅ナツコ

◆6人タッグマッチ 15分1本勝負
星来芽依

10分8秒
みちのくドライバーⅡ→片エビ固め

渡辺桃
鈴季すず スターライト・キッド
○舞華 琉悪夏●

◆6人タッグマッチ 15分1本勝負
安納サオリ

15分00秒
時間切れ引き分け

上谷沙弥
なつぽい AZM
中野たむ 林下詩美

◆10人タッグマッチ 30分1本勝負
向後桃

15分52秒
バックドロップホールド

ジェシー
葉月 ジーナ
コグマ マライア・メイ
○羽南 月山和香●
岩谷麻優 白川未奈

 

 

試合詳細レポート

◆シングルマッチ 15分1本勝負
天咲光由

5分9秒
天聖→片エビ固め

さくらあや

 天咲光由とさくらあやが一騎打ち。翌日の後楽園では世代闘争マッチでHANAKOを加えたトリオを組む両者。まずは対戦することで意思を確かめ合う。提唱者は初勝利を狙うさくらの方だが、天咲は先輩の意地で勝ちにいく。

 ロックアップから天咲が腕を取りにいくとさくらも応戦。腕の取り合いから天咲がレッグロック。さくらもレッグロックにとるが天咲が切り返す。天咲がネックロックからヘッドロックでグラウンドにもっていく。さくらがヘッドシザーズにいくも天咲が抜け出しドロップキックからボディースラムを連発。さくらが返すとエルボーを打ち込む。しかし天咲がやり返しエルボー連打。さくらがエルボー連打でコーナーに追い込み串刺しドロップキック。ドロップキックをさらに3連発で放つが天咲が返す。ボディースラムの掛け合いでさくらが投げ切る。さくらはハイキックで天咲をダウンさせるが2カウント。さくらのエルボーをかわして天咲がDDT。2発目狙いをさくらがかわして丸め込む。天咲が返すとDDT。しかしさくらが返してみせる。天咲はフィニッシュを予告し天聖へ。3カウントが入り天咲がさくらを破った。

◆3WAYバトル 15分1本勝負
吏南

7分21秒
外道クラッチを切り返して→エビ固め

妃南

※もう一人は飯田沙耶

 STARSの飯田沙耶、大江戸隊の吏南、クイーンズクエストの妃南が3WAYで対戦。栃木県出身の吏南と妃南には準凱旋。前日の品川でレディ・Cを破りフューチャー・オブ・スターダム王座を守った吏南には王者としての凱旋だ。姉妹の結託は考えにくいが、どんな共闘が起こっても不思議ではない3WAY。最後に勝ち名乗りを受けるのは?

 まずは姉妹が慎重にロックアップ。飯田が加わろうとするが吏南が「テメエなんか眼中にねえんだよ」と言って姉妹で飯田を排除にかかる。吏南が飯田にヘアーホイップを連発しゴリラ呼ばわり、止めに入ったレフェリーには「うるせえクソジジイ」と悪態をつく。飯田が「なめやがって」とブレーンバスターを狙うと妃南が入ってダブルを指示。姉妹が振ろうとするが飯田がチョップ連打で分断、妃南にボディースラム、エルボードロップ。妃南が飯田を払い腰でマットに叩きつける。さらに、あえて滞空時間を取ってのボディースラム。妃南は飯田のエルボーをブロックしバックブリーカー。飯田が返すと妃南はワキ固め。しかし吏南がカットに入る。吏南は妃南に卍固め。飯田がカットしようとするが吏南はまとめて締め上げる。吏南は妃南へドロップキック。コーナーに振ると串刺しダブルニーアタック。妃南が返すと、吏南とエルボーを打ち合う。エルボーの応酬から妃南が手数で上回る。しかし吏南が先を読んでエルボー。すると飯田が割って入り2人にラリアット。飯田は吏南に向かい飯田ロケット発射。妃南がカットすると、吏南に渡して払い腰、妃南は姉妹でのダブルを指示しブレーンバスターで飯田を叩きつける。妃南がSTO、吏南がダブルニードロップでカットすると妃南がかわして飯田にヒット。妃南が吏南にロックボトム。吏南が返すと、妃南はフィニッシュを宣言しブロックバスター狙い。吏南が切り返すが妃南が外道クラッチ。吏南が切り返し押さえこむと3カウントが入った。

◆6人タッグマッチ 15分1本勝負
壮麗亜美

11分41秒
逆エビ固め

HANAKO●
○MIRAI 水森由菜
朱里 レディ・C

 朱里&MIRAI&壮麗亜美組vsレディ・C&水森由菜&HANAKO組の6人タッグマッチ。朱里率いるゴッズアイと対するのは混成チーム。大型ばかりのトリオでどんな化学反応が起こるのか、現ゴッデス・オブ・スターダム王者組との力の激突も注目される。

 水森が「緑出てこい!」と壮麗を指名。ロックアップでの力比べから壮麗がロープに押し込みダブルチョップ。バックの取り合いから水森が壮麗の両腕を取りトロピカルヤッホーポーズを強引に決めさせる。水森は壮麗の両腕をクロス、レディとHANAKOも加勢する。水森がダッシュしようとするがゴッズアイが妨害。MIRAIと壮麗が水森に逆水平の乱れ打ち。壮麗が水森にボディースラム。MIRAIも続いて後方からドロップキック。水森が返すとMIRAIは両腕をクロスし自軍コーナーに引きずり込む。朱里が水森にサッカーボールキックを連発。水森がお返しとばかりにエルボー連打。朱里はストンピング連打でやり返す。朱里の突進を止めて水森がショルダースルーからボディーアタック。レディが朱里にビッグブーツ、コブラツイスト。壮麗がカットし朱里と合体、するとレディが鉢合わせにして河津落とし。朱里が返すとレディの突進を止めてマットに叩きつける。朱里はランニングキックもレディがクリアー。MIRAIがレディをかいくぐりショルダータックル。レディのチョークスラム狙いを切り返したMIRAIだがネックブリーカーを食らう。HANAKOがMIRAIにショルダータックルの4連打からアルゼンチン、コーナーに叩きつけると串刺しラリアット。MIRAIが返すと、HANAKOはブレーンバスターの体勢。MIRAIがこらえてフェースクラッシャー。串刺しエルボーアタックの連打から串刺しラリアット。コーナーに上がると水森がカットしレディとHANAKOのビッグブーツ挟み撃ちを呼び込む。HANAKOがMIRAIにアルゼンチン。しかしゴッズアイがカットに入る。レディがHANAKOを呼び込みMIRAIにブレーンバスター狙い。MIRAIがこらえるがダブルのビッグブーツ、HANAKOがニードロップ。MIRAIが返すと、朱里がHANAKOをカット、壮麗がカミカゼ、MIRAIがエルボードロップ。返したHANAKOにMIRAIは強引にバックドロップ。MIRAIが狙いすましてラリアット、HANAKOがかわしビッグブーツ、ブレーンバスター。しかしMIRAIの肩が上がる。HANAKOはフィニッシュを宣言もMIRAIのラリアットを食らう。MIRAIがHANAKOに逆エビ固め。客席では朱里がレディに腕十字を決めてカットさせず。HANAKOがギブアップしMIRAIの勝利となった。

◆6人タッグマッチ 15分1本勝負
桜井まい

11分34秒
バックドロップ→片エビ固め

フキゲンです★●
テクラ 鹿島沙希
○ジュリア 刀羅ナツコ

 ドンナ・デル・モンドのジュリア&桜井まい&テクラ組と大江戸隊の刀羅ナツコ&鹿島沙希&フキゲンです★組が6人タッグマッチで激突。DDMは5・27大田区でKAIRI&なつぽい&安納サオリ組を破りアーティスト・オブ・スターダム王座を奪取、桜井にはうれしい初戴冠となった。この試合はノンタイトルながら、王者として負けられない。対する大江戸隊は鹿島がハイスピード王者となり、3WAYでのタイトル戦でも闘ったフキゲンがパートナー。初防衛戦を控えてのトリオでは、どんな心理状態で試合に臨むのか?

 テクラが「ヘイ、チャンピオン!」と鹿島に呼びかけ、先発で対峙する。バックの取り合いから腕の取り合い。テクラがヘッドロックに取ると鹿島がロープに振るがテクラは付き合わず。テクラのフットスタンプを鹿島がかわす。テクラがブリッジにいくと鹿島が腹部を踏みつけアームホイップ。テクラもアームホイップをやり返しカバーの応酬。お互いに首をつかんで視殺戦。桜井とフキゲンがタッチを申し出てリングイン。フキゲンが四方にポーズを披露。桜井はリング中央で睨みつける。フキゲンがフットスタンプをかわし喫煙ポーズ。桜井が顔面を蹴飛ばし「この庶民が!ここは禁煙なのよ!」とフキゲンをしかりつける。フキゲンは桜井の鼻をつまんで攻撃。ナツコが桜井をコーナーに追い込み逆水平の連打、ロープに固定させると大江戸隊で攻撃する。桜井はブレーンバスター狙いを切り返しエルボーの打ち合いにもっていく。桜井の突進を止めてナツコがエルボー、ボディースラム。桜井がビッグブーツ連打もナツコがブレーンバスター。桜井はカウンターのビッグブーツを見舞いテクラに託す。テクラがナツコにエルボー連打、エルボースマッシュ。ジュリアを呼び込み自軍コーナーでエルボーの競演。テクラがコルバタからビッグブーツ、エプロンでも顔面を蹴り飛ばす。コーナーに上がるとダイビングボディーアタック。ジュリアが入りテクラと合体フェースクラッシャー。さらにエルボーの挟み撃ち。ナツコが返すと、ジュリアはSTFへ。ナツコがエスケープし、ラリアット、キャノンボール、バックフリップ。フキゲンがジュリアへセントーン。串刺し攻撃はジュリアが足を出して阻止。機嫌が悪くなったフキゲンはコーナーポストに八つ当たり。振り返るとDDMが一斉攻撃。しかし鹿島がスポーツ紙を手渡しフキゲンが次々と殴打。大江戸隊がジュリアに串刺し攻撃の連続。ナツコのデスバレーからフキゲンがダイビングセントーン。ジュリアが返すと、DDMがサブミッションに大江戸隊をとらえる。10分経過。フキゲンがジュリアにスモールパッケージ。ジュリアが返すがフキゲンがサミング。ブレーンバスターはジュリアが切り返しファルコンアロー。テクラが鹿島とナツコにまとめてスピア。DDMがフキゲンを捕まえ連係攻撃。ジュリアと桜井で持ち上げ後方からテクラがダイブ。ジュリアがフキゲンにバックドロップ。3カウントが入り、ジュリアがフキゲンをフォールした。

桜井「宇都宮大会にお越しの庶民のみなさま、ごきげんよう! 今回、貴婦人様がアーティスト・オブ・スターダムチャンピオンになって、この宇都宮に戻ってまいりましたわ! それが、なに? 宇都宮の街は、このチャンピオンのわたくしを餃子でお出迎え? せめて、金箔くらい入れなさい。そしてアナタたち庶民は、レモン牛乳を飲みながら家に帰りなさい。それじゃ、ごめんあそばっせ!」

◆6人タッグマッチ 15分1本勝負
星来芽依

10分8秒
みちのくドライバーⅡ→片エビ固め

渡辺桃
鈴季すず スターライト・キッド
○舞華 琉悪夏●

 舞華&鈴季すず&星来芽依組とスターライト・キッド&渡辺桃&琉悪夏組による6人タッグマッチ。スターダム参戦で組む機会の増えた鈴季&星来が舞華とのトリオを結成。舞華は5・21富山で鈴季とともに現れ、世代闘争の発火点となった。翌日の世代闘争マッチを控え、この試合で勢いをつけるか。大江戸隊のラフと鈴季のハードコアスピリット、キッドと星来のハイスピードバトルも注目される。

 星来と桃の先発でゴング。星来が桃の足を何度も踏みつけ、ロープワークへ。桃がアームホイップをこらえるが星来が投げ切りドロップキック。鈴季が入り星来と合体。しかし桃が付き合わず大江戸隊が介入。桃は星来にサッカーボールキック。琉悪夏が星来にショルダータックル連発。大江戸隊がトリオで星来の顔面を踏みつける。キッドが星来の顔面を蹴飛ばすと星来がエルボー連打。キッドもエルボーをやり返すがカウンターでドロップキックを食らう。鈴季がキッドにドロップキック。琉悪夏が乱入しキッドとクローズラインも鈴季がかわし後方からまとめてダブルニーアタック。鈴季は場外に出てエプロンのキッドにドロップキック。コーナーに上がるとキッドが追いつきエルボーの応酬。キッドが雪崩式アームホイップからフィッシャーマンズスープレックス。鈴季が返すと、キッドはダイビングボディーアタック。鈴季がかわすがエルボーを叩き込む。桃が乱入しキッドとハイキックの競演、キッドがライオンサルト。キッドはフィニッシュを宣言し、鈴季に黒虎天罰狙い。鈴季が切り返しマットに叩きつける。キッドがすぐに鈴季の後方からドロップキック。琉悪夏が鈴季にセントーン。鈴季が返すと、琉悪夏の突進を読んでスピアを決める。舞華が琉悪夏に串刺しラリアット連打、頭部を何度もコーナーポストに叩きつける。琉悪夏がラリアットをかわしショルダータックル、クロスボディー。舞華の突進を琉悪夏がかわすと大江戸隊が連係で攻め込み琉悪夏がフィッシャーマン、コーナーに上がると鈴季と星来がカット。舞華は雪崩式ブレーンバスターの体勢もキッドと桃が落としてみせる。キッドと桃のドロップキックがかわされて同士討ち、舞華と琉悪夏がラリアットを打ち合う。舞華が打ち勝つと山茶華で叩きつける。鈴季がキッドをとらえ舞華と星来が合体フェースクラッシャー。琉悪夏が舞華を丸め込むがローリングラリアットを食らう。舞華がみちのくドライバーを決めると3カウントが入った。

◆6人タッグマッチ 15分1本勝負
安納サオリ

15分00秒
時間切れ引き分け

上谷沙弥
なつぽい AZM
中野たむ 林下詩美

 コズミックエンジェルズの中野たむ&なつぽい&安納サオリ組とクイーンズクエストの林下詩美&上谷沙弥&AZM組による6人タッグマッチ。赤を防衛し白を奪回した中野には2冠王者となって最初の試合。メルティアと安納の競演も注目されるなか、不協和音流れる詩美と上谷のチームワークがこの試合のポイントとなりそうだ。

 AZMとなつぽいがハイスピードの攻防を展開。お互いが足をつかみ、一緒に離すとみせかけなつぽいが裏切る。すると詩美が介入しフェースバスター、AZMがボディースラムで叩きつける。上谷が入りAZMとのダブルでドロップキック。上谷はなつぽいにフットスタンプ。なつぽいが返すと、上谷は詩美とタッチ。詩美がなつぽいに高々とボディースラム。なつぽいが返すと詩美はキャメルクラッチ。AZMがなつぽいをコーナーに追い込み串刺しドロップキック。なつぽいがラリアットをかわしドロップキック。中野が入るとなつぽいを下げずにダブルの攻撃、安納も加わりトリプルドロップキックを決める。AZMが返すと、中野がサッカーボールキック、背中へのフットスタンプ。安納がAZMに鎌固め、カカト落とし。AZMがなつぽいにブレーンバスター。詩美がなつぽいにショルダータックル。安納が乱入しなつぽいと合体。しかし詩美が2人をコーナーに追い込んで串刺しエルボーアタック、ドロップキックで分断。なつぽいが返してエルボー連打。詩美も応戦するが中野が乱入しドロップキックとネックブリーカーで競演。中野が詩美にニーアタック。バックの取り合いからAZMがダイビングフットスタンプ、詩美がジャーマン、スライディングラリアット。返した中野に詩美がアルゼンチン。しかし安納がカットする。上谷が安納を排除すると詩美が中野にコウモリ吊り落としの構え。中野が切り返してバイオレットシューティング。2発目狙いを詩美が止めてコウモリ吊り落とし。詩美が上谷に託し、上谷が中野にニーアタック、ドロップキック。中野が返すと、上谷にバックドロップ。安納が上谷にミサイルキック、上谷がラリアットをかわすと安納となつぽいがトラースキックの競演。10分経過。上谷が安納にドロップキック、詩美とAZMがラリアットの挟み撃ち、上谷が二段蹴り。安納が返すと上谷がコーナーへ。安納が追いつきエルボー連打、ブレーンバスター、フィッシャーマン。返した上谷と安納がエルボーを打ち合う。残り3分。上谷がニールキック、スタークラッシャー狙い。安納が切り返しジャーマンもカットされる。安納がコーナーに上がると詩美がカットしアルゼンチン、AZMのハイキックを挟み詩美がバックフリップ、上谷がスワンダイブ式ボディーアタック。中野がカットも詩美がミサイルキック、なつぽいがボディーアタック、AZMがミサイルキック。AZMと詩美が合体もメルティアがトラースキック。詩美とAZMがカウンターのショルダータックル。上谷が安納にスピンキック。残り30秒、安納がウラカンラナも上谷が返す。安納がジャーマン、上谷が丸め込みからバックドロップホールド。2カウントで安納が肩を上げたところでタイムアップとなった。試合後にはなつぽいとAZM、安納と上谷が視殺戦、中野が2本のベルトを詩美に誇示すると、AZMが歩み寄り中野の手を取った。

◆10人タッグマッチ 30分1本勝負
向後桃

15分52秒
バックドロップホールド

ジェシー
葉月 ジーナ
コグマ マライア・メイ
○羽南 月山和香●
岩谷麻優 白川未奈

 岩谷麻優&葉月&コグマ&羽南&向後桃組のSTARSと白川未奈&月山和香&マライア・メイ&ジーナ&ジェシー組のクラブビーナスが10人タッグマッチで全面対決。中野たむとのダブルタイトル戦に敗れ赤いベルトに届かなかったばかりか、白いベルトまで失ってしまった白川には仕切り直しの闘いとなる。本来ならば2冠王者となってIWGP女子王者の岩谷と向き合いたかったところだろう。それがかなわなくなってしまったいま、白川がチームリーダーとしてどんな闘いに挑むのか。両軍による総力戦で、勝利を飾るのはSTARSか、それともクラブビーナスか?

 栃木県出身の羽南が先発に立候補すると、ジェシーが名乗りを挙げる。ジェシーのセクシーポーズに羽南も対抗しポーズを披露。羽南はコーナーに上がってポーズを見せる。ジェシーが怒って羽南にドロップキック、両腕をクロスするとクラブビーナスがドロップキック。羽南が返すと、ジェシーが自軍コーナーに連行。マライアが羽南をロープ越しに卍固め。月山もロープ越しで羽南を攻める。白川が羽南の右脚を攻撃し吊り天井へ。ジーナが羽南の右脚めがけてドロップキックを連発させると滞空時間を取ってのボディースラム。羽南が返すと、ジーナが逆水平の連打でコーナーに追い込む。羽南がボディーアタックもジーナが返す。向後がジーナにドロップキック。STARSがジーナを攻め込み4方向からドロップキック。ロープに追い込むと向後が619,スワンダイブ式ミサイルキック。向後はネクターピーチを狙うがジーナが切り返しパワースラム。マライアが向後に串刺しビッグブーツ、ミサイルキック。向後が返すと、マライアは「モモショッパーイ」と挑発。向後がエルボーを連打しトラースキック、マウントパンチの乱打。マライアがビッグブーツ。葉月がマライアへミサイルキック、顔面ウォッシュ、セカンドロープに顔面を打ちつける。マライアが葉月をかわすと白川がエルボー、マライアが雪崩式フランケン。白川とマライアで葉月を叩きつけるが2カウント。葉月が白川を丸め込みコードブレイカー。コグマが白川の背中を踏みつけ、フットスタンプ。白川が返すと、コグマと向後が合体。白川がかわしコグマのヒザをマットに打ち付けニークラッシャー、足4の字固め。しかし岩谷がダイビングフットスタンプでカットする。コグマが白川にガンスタン、白川がバックドロップ。月山がタッチを求めリングイン。羽南のドロップキックをかわすとエルボーの応酬。月山の突進に羽南が払い腰、月山がコンプリートショット。極楽ドンを狙うが羽南がこらえる。外国人トリオが羽南に連続攻撃、月山が押さえ込むが2カウント。月山は羽南に極楽ドン。コーナーに追い込むとトップから極楽ドンの構え。しかしコグマと葉月がデッドリードライブで阻止。混戦から岩谷がトペ、羽南と向後がプランチャで同時に飛ぶ。月山がリングに戻されSTARSが合体フェースクラッシャー、羽南がブロックバスターホールド。しかし白川のカットが間に合う。羽南はフィニッシュを宣言し月山のバックを取る。白川のエルボーから月山がオースイも2カウント。15分経過、葉月の二段蹴りから羽南がフェイマサ―。しかし月山が返してみせる。羽南は月山にバックドロップホールド。3カウントが入り、羽南が勝利を飾った。

羽南「ハイ、栃木凱旋大会、私が勝ちました! 2回目のここライトキューブでの大会も、三姉妹でみなさんと一緒に盛り上がれて、とても楽しかったです。ありがとうございます。また私たちここに帰ってこられるように頑張ります。そして5★STAR GPの(出場者決定)ランブルもありますよね。私はそこの復帰を目指して、絶対に5★STARの出場権を獲得したいと思いますので、応援よろしくお願いします。今日はみなさん楽しかったですか? あと、栃木県民の方? メッチャ増えてる! ありがとうございます。じゃあ、この調子のまま、私が締めたいと思います。また来てくれるかな? いまを信じて明日に輝け、We are スターダム!」

STARSのコメント

羽南「私の栃木凱旋大会、私が勝ちました。ありがとうございます。三姉妹で盛り上げられたし月山和香とバチバチできてすごく楽しかったです。私は5★STARのランブルを復帰予定に頑張りたいと思います」

岩谷「栃木県民はさあ、2回目だけどホントにあたたかいね。みんなが羽南の後押しをしようと応援してくれてたのがホント伝わって、自分たちも一生懸命サポートできたんで、また羽南が元気な姿を栃木のみんなに見せてくれたらなと思っているんでがんばりましょう」

羽南「ハイ。いきます、We are STARS!」

岩谷「いっつも急なんだよね、羽南(笑)」

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