『STARDOM in OSAKA 2023 Jun.』
6月11日(日)エディオンアリーナ大阪 第2競技場(観衆648人=満員)
試合結果
◆3WAYバトル 15分1本勝負 | ||
向後桃 |
4分8秒 |
さくらあや |
※もう一人はHANAKO
◆シングルマッチ 15分1本勝負 | ||
葉月 |
7分48秒 |
水森由菜 |
◆タッグマッチ 15分1本勝負 | ||
テクラ |
9分29秒 |
ジーナ● |
○舞華 | マライア・メイ |
◆タッグマッチ 15分1本勝負 | ||
なつぽい |
9分2秒 |
月山和香● |
○中野たむ | 白川未奈 |
◆6人タッグマッチ 15分1本勝負 | ||
壮麗亜美 |
12分31秒 |
コグマ |
○MIRAI | 飯田沙耶● | |
朱里 | 岩谷麻優 |
◆タッグマッチ 15分1本勝負 | ||
星来芽依 |
13分43秒 |
桜井まい● |
○鈴季すず | ジュリア |
◆イリミネーションマッチ 30分 | ||
渡辺桃 |
15分22秒 |
天咲光由 |
スターライト・キッド | レディ・C | |
琉悪夏 | 上谷沙弥 | |
○鹿島沙希 | AZM● | |
刀羅ナツコ | 林下詩美 |
※退場順
(1)●琉悪夏(6分29秒、あずみ寿司)AZM〇
(2)〇桃(8分14秒、ひとでなしドライバー→エビ固め)レディ・C●
(3)ナツコ&〇桃(10分46秒、OTR)詩美&上谷●
(4)●ナツコ&桃(10分55秒、OTR)
(5)〇キッド(13分20秒、OTR)天咲●
(6)●キッド(13分25秒、OTR)AZM〇
試合詳細レポート
◆3WAYバトル 15分1本勝負 | ||
向後桃 |
4分8秒 |
さくらあや |
※もう一人はHANAKO
向後桃、HANAKO、さくらあやが一度に闘う3WAYマッチ。向後が先輩の意地で勝利を狙えば、HANAKO、さくらには自力初勝利のチャンスでもある。
3人で握手をかわし試合がスタート。向後が両手を挙げて「こいや」と挑発。手四つの構えになり、さくらとHANAKOが共闘。2人で向後を追い込みロープに振って合体のキック。HANAKOが真っ先にカバーに行くとさくらも向後をカバー。さくらはHANAKOにドロップキック4連発。HANAKOが返すと、向後が入ってさくらにドロップキック。HANAKOが向後を担いでエアプレンスピンからコーナーのさくらに叩きつける。そしてまとめて串刺しボディーアタック。さくらとHANAKOがエルボーの打ち合い。そこへ向後がボディーアタックを浴びせドロップキック、619。HANAKOにはヒットもかわしたさくらが丸め込みの連続。しのいだ向後にさくらはハイキック。さらにキックのコンビネーションもHANAKOがカット。HANAKOはさくらにブレーンバスター。向後がカットするとHANAKOにドロップキック、トラースキック。返したさくらに向後はフィニッシュを予告しピーチネード。 さくらが返せず向後がフォールを奪った。
◆シングルマッチ 15分1本勝負 | ||
葉月 |
7分48秒 |
水森由菜 |
葉月と水森由菜のシングルマッチ。コズミックエンジェルズ見習いの水森にとってはシングルとはいえ、すべての試合がコズエン入りに向けての査定試合と考えた方がいい。STARSの実力者・葉月を前にしてどんな闘いぶりを披露するか?
ロックアップの力比べでスタートし水森がヘッドロック。葉月がロープに振ると水森がショルダータックルで吹っ飛ばす。水森のダッシュに葉月はカウンターのドロップキック。顔面ウォッシュをつかんで水森がヘアーホイップ。ボディーアタックを葉月がかわして髪をつかんで振り回す。ロープ際に追い込むと葉月があらためて顔面ウォッシュを放っていく。水森が返すと、葉月がボディースラムの体勢。水森がこらえてボディースラム、クロスボディー、ボディープレス。葉月が返すと水森が両足を取りマットに叩きつけると逆片エビ固めへ。葉月がエスケープすると突進をかわし顔面へビッグブーツ、DDT。葉月が串刺しエルボーアタック、コードブレイカー、フェースロック。水森がエスケープすると、葉月はフィニッシュを予告してコーナーへ。水森が立ち上がり下からエルボー、デッドリードライブ。葉月が着地し二段蹴り。エルボーの打ち合いから葉月が乱打。葉月の突進に水森がドロップキック、スライディングラリアット、ダイビングボディープレス。しかし葉月の肩が上がる。水森のラリアット狙いに葉月が蹴りを入れブレーンバスター。すぐに水森が立ち上がりラリアット。返した葉月に水森がラリアット。葉月が返すと、水森が担ぎ上げる。切り返した葉月がチキンウイングホールド。水森がギブアップし葉月の勝利となった。試合後、葉月はダウンする水森の顔面を踏みつけた。
◆タッグマッチ 15分1本勝負 | ||
テクラ |
9分29秒 |
ジーナ● |
○舞華 | マライア・メイ |
ドンナ・デル・モンドの舞華&テクラ組とクラブビーナスのマライア・メイ&ジーナ組がタッグマッチで対戦。外国人選手に囲まれた中で舞華が何を見せるのか? 舞華とジーナのパワー対決も見どころのひとつになりそうだ。
舞華がテクラを制しようとするが4人で睨み合い。舞華が先発に名乗りを挙げるとジーナと対峙しショルダーをぶつけ合う。ジーナが走ると舞華が横に走ってショルダータックルで倒してみせる。ジーナは舞華を抱え上げ高速で旋回しサイドスラム。ジーナとマライアがドロップキックの挟み撃ち。ジーナが舞華をボディースラムで叩きつけるとマライアが舞華の上にテクラをボディースラム。ジーナはマライアも担いで2人の上にボディースラムで叩きつける。舞華のラリアットをマライアがかわしてコルバタ、ドロップキック。舞華が返すと、マライアをキャッチしパワースラム。テクラがマライアを挑発しながら蹴飛ばしコルバタ、ビッグブーツ、エプロンに出て顔面を蹴り上げる。コーナーに上がるとジーナが妨害しマライアが雪崩式フランケン、ミサイルキック。テクラが返すと、マライアとエルボーの応酬。テクラが連打し突進するがマライアがカウンターのエルボー。テクラがニーから突進もマライアがネックブリーカー、テクラがスピア。両者ダウン状態からマライアがジーナにタッチ。事前にジーナが舞華をコーナーから落としておりテクラはタッチできず、ジーナがテクラにブレーンバスターの構え。舞華が入ってくるとジーナが逆水平を連打しマライアとダブルアームスープレックスの競演。舞華がポーズをとる2人を後方から攻撃。テクラがジーナにスイングDDT。テクラが舞華に託し、ジーナへ串刺しラリアット連打、フォールアウェイスラム。舞華は予告してブレーンバスターを狙うが反対にジーナが滞空時間を取ってのブレーンバスターを決める。ジーナは舞華にバックフリップ。テクラがカットし舞華と合体ネックブリーカー。舞華がジーナに山茶華もマライアがカット。舞華の突進を止めたジーナがラリアット。舞華が返すと、ジーナは変型サイドスラムで叩きつける。テクラがカットすると舞華を持ち上げたジーナにトラースキック。舞華が炎華落とし。しかしマライアのカットが間に合う。テクラがマライアを場外に送り出し分断。ジーナが舞華にトラースキック。舞華がカウンターでラリアット、みちのくドライバー。3カウントが入り舞華がジーナを破った。
◆タッグマッチ 15分1本勝負 | ||
なつぽい |
9分2秒 |
月山和香● |
○中野たむ | 白川未奈 |
コズミックエンジェルズの中野たむ&なつぽい組とクラブビーナスの白川未奈&月山和香組がタッグで激突。5・27大田区で2冠を懸けて対戦した中野と白川。試合は中野が勝利し史上2人目の赤白同時保持者となった。対照的に無冠となってしまった白川だが、中野と対するのは大田区でのタイトルマッチ以後は6・7米原以来2度目。中野の目は白いベルト初防衛戦のMIRAI、白川のそれはゴッデス・オブ・スターダム王者のMIRAI&壮麗亜美組に向けられているものの、今回もまた激しい感情バトルが予想されるが…。
月山が「なつぽい!」を連呼、なつぽいは「いいよ」と言って先発で出てくる。月山が手を上げて誘い手刀。白川が入りダブルのドロップキックもかわされる。中野が入り2方向で丸め込みからドロップキックの挟み撃ち。なつぽいは弓矢固めを月山に決める。中野が月山をコーナーに振りエルボーアタック、前後の蹴りからカカト落とし。なつぽいが月山にヘアーホイップの連続。レフェリーが注意するも、なつぽいは「持ってない」と言い張る。なつぽいの突進に月山がクロスボディー。白川がなつぽいへ串刺しエルボー、ドロップキック。白川が中野にネックブリーカー、なつぽいのヒザへドロップキック。足4の字固め狙いはなつぽいが丸め込む。なつぽいはドロップキックを白川へ連打。中野が白川にニーアタック。白川と中野がエルボーの打ち合い。白川は中野を走らせずローリングエルボー。中野がトラースキックも白川がバックドロップ。月山が中野にドロップキック、ヒップアタック。白川が背後からヒザ裏にドロップキックを放ち月山を援護、月山は中野に極楽ドンを決める。月山はコーナーからも狙うがなつぽいがカットし、中野がデッドリードライブ。メルティアでネックブリーカー、トラースキック。月山が返すと、中野はディスティニーハンマー。月山がかわすと白川のエルボーを挟みオースイスープレックス。メルティアがジャーマンで競演も2カウント。中野は月山にタイガー狙い。月山がこらえるがスピンキックを食らう。メルティアがトラースキックを決めるが月山が返す。中野はタイガースープレックスへ。月山が返せず中野が勝利した。試合後は白川が中野に張り手を見舞いリングを下りた。
◆6人タッグマッチ 15分1本勝負 | ||
壮麗亜美 |
12分31秒 |
コグマ |
○MIRAI | 飯田沙耶● | |
朱里 | 岩谷麻優 |
岩谷麻優&コグマ&飯田沙耶組のSTARSと朱里&MIRAI&壮麗亜美組のゴッズアイが6人タッグマッチで対戦。
飯田が先発に名乗りを挙げるとゴッズアイからは壮麗が出てくる。ロックアップでの力比べでスタートし、飯田が逆水平。壮麗も打ち返し逆水平の応酬に。飯田がジャンピングチョップを放つとSTARSが合体、3方向からドロップキックを決める。さらに飯田がエルボードロップも壮麗が返す。飯田は予告してブレーンバスターを狙う。壮麗がこらえると次々と選手がリングイン。ブレーンバスターの掛け合いで朱里のローキックからMIRAI&壮麗が3人を投げ切ってみせる。朱里が飯田にサッカーボールキック連打。飯田が朱里へ飯田ロケット発射。岩谷が朱里にドロップキック。壮麗が入ると岩谷は朱里とまとめてアームホイップ。コグマと岩谷でドロップキックの競演。朱里が返すと岩谷とエルボーを打ち合う。朱里は岩谷にサッカーボールキックをぶち込みMIRAIに託す。MIRAIは岩谷をかいくぐりショルダータックル。岩谷がMIRAIへミサイルキック。コグマがMIRAIめがけてコーナーから飛ぼうとするが壮麗が阻止。MIRAIがコグマにネックブリーカー。コグマが返すと、MIRAIへDDT。MIRAIが突進をかわし串刺しエルボーアタック、ショルダータックル。コーナーに上がったMIRAIをコグマが止めてロープへ顔面を叩きつける。岩谷と飯田がドロップキックでゴッズアイを場外へ送り出す。岩谷がトペスイシーダを決めると、STARSがMIRAIを捕まえ合体フェースクラッシャー、コグマがミサイルキック。MIRAIが返すとコグマにミラマーレ。しかし岩谷と飯田がカット成功。10分経過。壮麗がコグマにカミカゼ、MIRAIがスプラッシュ式エルボードロップ。コグマが返すとMIRAIはミラマーレショック狙い。コグマが切り返すもMIRAIがラリアット。MIRAIのダッシュに岩谷がトラースキック、コグマが丸め込む。MIRAIと壮麗がコグマを前方に叩きつけ、MIRAIがラリアット。決まったと思われたがコグマが返す。MIRAIはもう一発ラリアット。ジャンプして決めるとコグマが返せずMIRAIが勝利した。
◆タッグマッチ 15分1本勝負 | ||
星来芽依 |
13分43秒 |
桜井まい● |
○鈴季すず | ジュリア |
ジュリア&桜井まい組のドンナ・デル・モンドと鈴季すず&星来芽依組がタッグで対戦。鈴季が提唱した世代闘争からジュリアとの対戦に新しい意味が加わった両者。そんな中での再遭遇だけにどんな闘いが見られるか。このところDDMの舞華も加えてチームを作ることが増えた鈴季&星来。この2人での勝率も高いだけに、注目の顔合わせとなる。試合後、“貴婦人”桜井は勝ってマイクを握ることができるのか、それとも?
試合前、ジュリアの方から「わたくしがいきます」と立候補、鈴季と対峙する。探り合いからグラウンドの攻防。ジュリアが腕十字を狙い、アームロックへ。鈴季がエスケープし、グラウンドにもっていこうとするがジュリアがヘッドシザーズ。鈴季が抜け出し、視殺戦。桜井のビッグブーツを星来がかわしロープに振ろうとする。桜井がこらえると反対に振ってアームホイップ。桜井の突進を鈴季が妨害しダブルで攻め込む。ジュリアが乱入し桜井が星来の上にジュリアをボディースラム。桜井は「この庶民が!」と星来を怒りの踏みつけ。ジュリアが星来にドロップキック。星来のエルボー連打をジュリアが受けて立つ。ジュリアは星来を後方に叩きつけるが2カウント。星来が丸め込みからドロップキック。鈴季が続いてジュリアへドロップキック。桜井が入るとダブルのビッグブーツ。ダブルのドロップキックは鈴季がかわし、まとめて背後からニーアタック。鈴季はジュリアをロープにかけてリング下からドロップキック。鈴季がジュリアにトラースキック。ジュリアが鈴季へドロップキック。鈴季はカウンターでハイキック、スライディングジャーマン。コーナー上の鈴季にジュリアが雪崩式ダブルアームスープレックス。立ち上がった両者のエルボーが交錯しダウン。桜井が鈴季にビッグブーツ、ドロップキック、STF。鈴季がエスケープすると桜井がネックブリーカー。鈴季が桜井にカウンターでエルボー、串刺しエルボーアタック、串刺しニーアタック。桜井が返すと鈴季と星来が合体も桜井がジュリアを援護しスタナー。ジュリアと桜井が鈴季にバックドロップ、前後からドロップキック。鈴季が返すと桜井がシャイニングバスター。しかし星来がカットする。ジュリアと桜井がコーナーに上がると星来がドロップキックでカットし鈴季が桜井に雪崩式狙い。桜井が切り返しパワーボムの構え。ジュリアがカットし桜井とダブルのデッドリードライブ。しかしすぐに鈴季がまとめてスピア。鈴季が桜井を持ち上げて星来がドロップキック。鈴季は桜井にテキーラショット狙いも丸め込まれる。残り2分。鈴季が桜井をマットに叩きつけるが2カウント。鈴季は桜井の腕をロック。桜井がギブアップし鈴季が勝ち名乗り。桜井がマイクを握ると鈴季が奪い取る。
鈴季「おい、おい貴婦人、オマエ負けたくせにマイクを持つなんて図々しすぎるんだよ!この鈴季すずと、そちらにいる星来芽依のタッグは、絶好調そのものなんだよ。だから、この2人で、いや、この2人ならスターダムのベルトを総なめできる力はあると思いますので、ひとりでも総取りしてやるよ、オマエらも持ってるだろ、オマエらも十分に気をつけろよ!」
桜井「おだまり、この庶民が! 貴婦人様のおマイクを楽しみにしてくれている大阪大会にお越しの庶民のみなさま、ごきげんよう! 今日は負けてしまったから、やけ酒ですわ! アナタたち庶民も、飲みすぎには注意しなさい。それじゃ、ごめんあそばっせ!」
◆イリミネーションマッチ 30分 | ||
渡辺桃 |
15分22秒 |
天咲光由 |
スターライト・キッド | レディ・C | |
琉悪夏 | 上谷沙弥 | |
○鹿島沙希 | AZM● | |
刀羅ナツコ | 林下詩美 |
※退場順
(1)●琉悪夏(6分29秒、あずみ寿司)AZM〇
(2)〇桃(8分14秒、ひとでなしドライバー→エビ固め)レディ・C●
(3)ナツコ&〇桃(10分46秒、OTR)詩美&上谷●
(4)●ナツコ&桃(10分55秒、OTR)
(5)〇キッド(13分20秒、OTR)天咲●
(6)●キッド(13分25秒、OTR)AZM〇
6・25代々木での金網ルーザー・リーブ・ユニットマッチが決まっているクイーンズクエストと大江戸隊。まずはこの試合で前哨戦がおこなわれるが、今回は6対6ではなく5対5の10人タッグでのイリミネーションマッチ。林下詩美&上谷沙弥&AZM&レディ・C&天咲光由組と刀羅ナツコ&鹿島沙希&スターライト・キッド&渡辺桃&琉悪夏組で争われる。大一番を控えどんな駆け引きが展開されるか。QQではやはり詩美と上谷の関係が気がかり。両軍とも勝って勢いに乗りたいところだが…。
試合は両軍の希望によりノータッチルールでおこなわれることに。最後にコールされた詩美がナツコめがけて襲いかかり試合がスタート、場外戦となる。ナツコがリング上で詩美のマウントを取って攻撃。顔面ウォッシュを浴びせるとキッドに交代。キッドは詩美の頭部をコーナーに叩きつけドロップキック、その場飛びムーンサルトプレス。鹿島の突進を詩美がキャッチしサイドスラム。天咲が入るが琉悪夏がショルダータックル。天咲が鹿島と琉悪夏をかいくぐり、琉悪夏にスイングDDT、串刺し側転エルボーアタック、ドロップキック。琉悪夏のラリアットを天咲がかわしAZMがミサイルキック。琉悪夏が突進すると詩美が入ってバックフリップ。QQ全員でドロップキックを浴びせるが大江戸隊がカットする。AZMは琉悪夏にダイビングフットスタンプもかわされる。キッドがコーナーに追い込み大江戸隊が串刺し攻撃、琉悪夏がフィッシャーマン。しかしQQがカットする。AZMが飛びつくが琉悪夏が止めてコーナーに追い込むと後方からラリアット、ランニングパワーボム狙い。切り返したAZMが丸め込むと3カウント、AZMが琉悪夏を失格させる。レディが桃をかわしQQが連係、レディは桃にチョークスラム。桃がキッドと合体しレディにハイキック。キッドが場外にプランチャ、桃のBドライバーからナツコがスワントーン、桃がひとでなしドライバーからレディをフォールし退場させる。桃が上谷に突進するがニールキックを食らう。上谷がコーナーに追い込まれナツコのキャノンボールを食らう。詩美の突進がエプロンの上谷に誤爆も詩美と上谷でドロップキック。ナツコが詩美と上谷にラリアット。詩美とナツコがエルボーの応酬。ナツコの突進に詩美がエルボー、詩美がブレーンバスター。10分経過。上谷と詩美がコーナーに上がるとナツコと桃がカット。詩美と上谷がエプロン、桃とナツコの突進をかわしエプロンでの攻防。詩美が桃、ナツコが上谷を落とす。ナツコと桃も落ちて失格に。リング上はキッドとAZM。天咲がキッドを羽交い絞めにしAZMを援護、ドロップキックの競演。AZMがコーナーに上がるとキッドが雪崩式アームホイップ。キッドがAZMに619、キッドと鹿島がフェースクラッシャーで競演。キッドがAZMにフィッシャーマン。AZMがコーナーに上がるとキッドがドロップキック。AZMのスワンダイブを阻止。天咲がキッドを丸め込むが鹿島がカット。天咲がキッドにスイングDDT狙い。キッドがこらえてOTRを狙う。AZMが割って入るとキッドをエプロンへ。鹿島がAZMを止めてキッドが天咲に黒虎天罰から場外に落とし失格させる。AZMと鹿島が丸め込みの応酬。AZMのハイキックが鹿島にヒット。AZMが返すと、ダイビングフットスタンプ投下。しかし鹿島の肩が上がる。15分経過。鹿島が起死回生もAZMが返す。再度丸め込むと3カウントが入った。
ナツコ「詩美、オマエさ、大田区でウチらになに言ったかおぼえてる? 言ったよな。ウチらは口だけで弱い? いまのオマエじゃねえか! あの日も言ったけど、もう一回オマエに言ってやるよ。よくウチらにケンカ売れたな。上谷とはどうなってる? なんだか、こないだAZMにも言われたんだって? 『ウタ、私は心配だよ、キミのことが』。見てみろよ。誰もオマエのこと見てない。オマエはクイーンズクエストの中で、完全に四面楚歌! 誰も信じてる人なんていねえんだよ。
ホントは誰のこと信じるか、もう自分の中では決まってるんだよねえ! どうすんの? 6月25日まで時間ないよ。あとちょっとしかないよ。仲直りできるかなあ? クイーンズクエストのみんなと。オマエ、このままじゃ負けるよ」
大江戸隊が退場、すでにQQもリングを下りており、詩美ひとりがリング上に残された。
大江戸隊のコメント
ナツコ「正直、もう言うことなんもないじゃん。リングでオマエらが見てた光景がすべてだよ。6月25日まであと何週間? 別に説教してるわけじゃねえんだけどさ、キッドが会見で言ったように、ウチらさ、こういうユニットでの試合って百戦錬磨なの。どんな気持ちできてんのかわかんねえ。調子乗ってんじゃねえよ。ふざけてんじゃねえよ。何がクイーンズクエストだよ。誰もトップになんか立てねえよ、今後」
キッド「強制脱退して解散しちまえばいいのに。ハハハッ」
詩美のコメント
「このままだとナツコの言う通り、いまのクイーンズクエストで、みんなで協力してっていうのは、いまの私の力じゃ厳しいのかもしれないけど、私は一人でも闘っていけるから。一人で金網戦、挑むつもりでやります」