2023/06/14 試合結果

2023年6月13日 『STARDOM in TOYOHASHI』

『STARDOM in TOYOHASHI
6月13日(火)ロワジールホテル豊橋・ホリデイホール観衆304人)

試合結果

◆タッグマッチ 15分1本勝負
コグマ

9分30秒
逆エビ固め

さくらあや●
○飯田沙耶 HANAKO

◆タッグマッチ 15分1本勝負
スターライト・キッド

9分15秒
スワントーンボム→片エビ固め

レディ・C●
○刀羅ナツコ 上谷沙弥

◆タッグマッチ 15分1本勝負
ジーナ

9分37秒
ツームストンパイルドライバー→エビ固め

テクラ●
○マライア・メイ 舞華

◆タッグマッチ 15分1本勝負
桜井まい

8分28秒
首決め監獄固め

月山和香●
○ジュリア 白川未奈

◆6人タッグマッチ 15分1本勝負
向後桃

9分23秒
ダイビングセントーン→片エビ固め

天咲光由●
○葉月 AZM
岩谷麻優 林下詩美

◆6人タッグマッチ 15分1本勝負
壮麗亜美

10分55秒
グラウンド式朱雀

渡辺桃
MIRAI 琉悪夏●
○朱里 鹿島沙希

◆6人タッグマッチ 30分1本勝負
星来芽依

16分52秒
タンタンドル

水森由菜●
鈴季すず なつぽい
○安納サオリ 中野たむ

 

 

試合詳細レポート

◆タッグマッチ 15分1本勝負
コグマ

9分30秒
逆エビ固め

さくらあや●
○飯田沙耶 HANAKO

 コグマ&飯田沙耶組のSTARSがHANAKO&さくらあや組の新人コンビに胸を貸す。HANAKOとさくらがどこまでコグマ&飯田組に迫れるか。今後を占う闘いとなりそうだ。

 飯田がコグマを制して「キサンら新人なんぞ、アッシひとりで十分」と先発を買って出る。試合が始まるとさくらとHANAKOが2人で攻める。するとコグマが入って飯田と合体、あらためてタッチを受けたコグマがさくらにボディースラム。飯田もボディースラムを放つとコグマも再びボディースラム。飯田はHANAKOにタッチをさせず、コグマがさくらの腹部を踏みつけフットスタンプ。さくらが返すと、コグマはキャメルクラッチを決めて強制クマポーズ。さくらがエルボー連打で向かっていくとコグマが一発で倒してみせる。コグマが突進するとさくらがミドルキック。替わったHANAKOがショルダータックルをコグマに4連発。アルゼンチンで担ぎ上げると飯田がカットに入る。しかしHANAKOが振り回して2人をコーナーに追い込むと串刺しボディーアタックからクロスボディー。コグマが返すと、HANAKOはブレーンバスターを狙う。コグマが切り返し、DDT。飯田がHANAKOに逆水平連打。HANAKOが飯田にブレーンバスターを決めるが2カウント。HANAKOの突進に飯田がドロップキック。さくらが入り飯田にドロップキックを連打。4発目をかわした飯田がショルダータックルで吹っ飛ばす。さくらは飯田のラリアットをかいくぐりドロップキック。ボディースラムを決めるが飯田が返す。飯田とさくらがエルボーの打ち合い。飯田が突進するとHANAKOが妨害しさくらがドロップキックから丸め込む。さくらは三角絞めに飯田をとらえる。しかし飯田が持ち上げてマットに叩きつける。さくらがエルボー連打から突進すると飯田がジャンピングチョップ、コグマを呼び込み合体攻撃、コグマのボディープレスから飯田がエルボードロップ。飯田がコーナーに上がるとHANAKOが止めてさくらがデッドリードライブ、さくらとHANAKOがビッグブーツ。さくらがハイキックで飯田を倒し、フィニッシュを予告し、もう一発ハイキック。しかし飯田の肩が上がる。さくらの突進に飯田がスパインバスター。飯田は逆エビ固めでさくらを捕獲。さくらがエスケープしようとするが飯田が中央に引き戻す。さくらがギブアップし飯田の勝利となった。

◆タッグマッチ 15分1本勝負
スターライト・キッド

9分15秒
スワントーンボム→片エビ固め

レディ・C●
○刀羅ナツコ 上谷沙弥

 クイーンズクエストの上谷沙弥&レディ・C組と大江戸隊の刀羅ナツコ&スターライト・キッド組のタッグマッチは、6・25代々木でおこなわれる金網ルーザー・リーブ・マッチの前哨戦。その試合は6対6だが、ここではタッグマッチで激突する。6・11大阪での5対5イリミネーションマッチでは大江戸隊が勝利し前哨戦を制した。それに続くこの試合では林下詩美との不協和音が取りざたされている上谷がおり、ナツコ&キッドが上谷の心理になりかしらの攻撃を仕掛けてくることも考えられる。そのあたりをレディがどうカバーするかがカギとなりそうだ。最後まで負け残ったものが強制的にユニットから追放されるという問題の一戦に向けて、どちらがアドバンテージを握るのか。

 ゴングを待たずに大江戸隊が奇襲。QQを分断しレディを集中攻撃。ナツコがレディにヘアーホイップの連続。ナツコはブレーンバスターから逆エビ固め、キッドがレディの顔面を踏みつける。レディがロープをつかむもキッドが妨害。ナツコがレディをコーナーに追い込みキッドに託す。キッドはエプロン越しにレディの髪を引っ張るとドロップキック。レディが返すと、キッドが頭部を何度もマットに叩きつける。レディがキッドのマスクをつかみエルボー連打。キッドがやり返し張り手から首を絞める。キッドの突進にレディがショルダータックルで吹っ飛ばす。上谷がキッドに串刺しニーアタック、ドロップキック。ナツコが乱入しキッドとクローズライン。上谷がかいくぐりナツコに二段蹴り、キッドにドロップキック。上谷はスワンダイブ式ボディーアタックを放つがキッドが返す。キッドが上谷に619、その場飛びムーンサルトプレス。ナツコがセントーンも上谷がかわす。ナツコは二段蹴りを阻止もニールキックを食らう。レディがナツコにコブラツイスト。ナツコが振りほどきラリアット。レディが串刺しニーアタック、コーナーから脳天唐竹割り。ナツコが返すとラリアット、キッドが乱入しナツコとエルボー連打、ナツコがキャノンボール。レディが返すと、ナツコがフロッグスプラッシュ。レディがかわしビッグブーツ、上谷が入りレディとビッグブーツ、ネックブリーカー、ニードロップの競演。レディがコーナーからネックブリーカー。しかしナツコの肩が上がる。レディがチョークスラムを決めるがキッドのカットが間に合う。レディの突進にナツコがラリアット。レディが立ち上がるがもう一発食らう。キッドがレディを捕まえスイングネックブリーカー、ナツコのスワントーンボムにつなぐ。3カウントが入り、ナツコがレディをフォールした。

◆タッグマッチ 15分1本勝負
ジーナ

9分37秒
ツームストンパイルドライバー→エビ固め

テクラ●
○マライア・メイ 舞華

 ドンナ・デル・モンドの舞華とテクラが2大会連続でチームを組み、マライア・メイ&ジーナ組と対戦。このカードも2大会連続という非常に珍しい顔合わせとなった。前回の試合ではマライアとジーナがこう連係を見せ、ジーナと舞華がパワーで真っ向勝負。試合では舞華がジーナを仕留めたが、今回はどうか?

 試合前、舞華とジーナ、テクラとマライアが挑発し合う。テクラとマライアがパートナーを制し先発に名乗り。ゴングと同時にテクラがマライアにエルボー、すぐに舞華が加わりダブルで攻める。ジーナが入ってくると舞華がマライアの上にボディースラム、テクラがフットスタンプで続く。舞華とテクラはマライアをロープに固定して攻撃。マライアがテクラにエルボーで向かっていく。舞華がマライアにボディースラム、テクラもボディースラムで続く。舞華がマライアをコーナーに振り串刺しラリアット連打からショルダータックル。マライアが返すと、フランケンシュタイナー、背中にドロップキック。ジーナが舞華に逆水平連打。テクラが乱入してカット、舞華とダブルのブレーンバスターを狙うが反対に叩きつけられてしまう。舞華が返すと、ジーナがファイヤーマンズキャリーでエプロンに出してハイキック、ロープを利用しドロップキック。舞華が返すと、ジーナにブレーンバスターを決める、ジーナの突進にはパワースラム。テクラがジーナにエルボー、変型卍固め、ニーアタック、バズソーキック。テクラの突進にジーナがパワースラム。マライアがテクラの顔面を連続で蹴り上げる。コーナーに乗せるとチョップの連打から雪崩式フランケン狙い。テクラが切り返し丸め込む。テクラと舞華が合体のネックブリーカー。マライアが返すと、テクラがダブルアームの構え。マライアが切り返しラリアット。テクラがかわしてエルボーを叩き込みDDTへ。返したマライアにテクラはコーナーへ。ジーナがハイキック、エルボー連打で止めてマライアが雪崩式フランケンを決める。しかしテクラが突進にスピア。マライアがダブルアームスープレックスもテクラがバズソーキック。舞華とテクラが合体もジーナが阻止。舞華のラリアットがテクラに誤爆し、ジーナがゴリーボム。マライアとジーナがテクラをマットに叩きつけるとトラースキックの挟み撃ち。テクラが返すと、マライアとジーナが再びテクラをマットに叩きつける。マライアがツームストーンパイルドライバーを決めると3カウントが入った。

◆タッグマッチ 15分1本勝負
桜井まい

8分28秒
首決め監獄固め

月山和香●
○ジュリア 白川未奈

 ジュリア&桜井まい組のドンナ・デル・モンドと白川未奈&月山和香組のクラブビーナスがタッグで対戦。ジュリアと白川のリーダー対決はもちろん、元アクトレスガールズの桜井と月山の顔合わせも注目される。

 桜井と月山が先発でエルボーの打ち合い。月山が連打もジュリアが入って桜井とクローズライン、桜井が月山の上にジュリアをボディースラム、桜井がエルボードロップ。ジュリアが月山にドロップキック。DDMが月山を自軍コーナーに追い込み顔面を踏みつける。桜井がコーナーから首4の字を決め「この庶民が!」としかりつける。月山はカウンターのクロスボディーを決め白川に託す。白川が桜井にドロップキック。ジュリアが乱入すると桜井と合体。しかし白川が相手チームを分断。桜井が足4の字固め狙いをかわすがリバースDDTを食らう。白川のインプラントDDT狙いを切り返し桜井がビッグブーツ、リバースドラゴンスリーパー、月山がカットに入るとまとめてDDT。ジュリアが白川をコーナーに追い込むと臀部を蹴り上げネックブリーカー。白川がエルボーでジュリアを倒しバックドロップ。月山がジュリアへドロップキック、ニーアタック、ミサイルキック。ジュリアが返すと、極楽ドン狙い。ジュリアがこらえると白川がドロップキックで援護し月山がDDT。月山はジュリアに極楽ドンを決めるが桜井がカットする。月山がエルボー連打から突進するが桜井が入ってジュリアとダブルのドロップキック、もう一発は挟み撃ちにしてみせる。月山が返すとジュリアがファルコンアロー、桜井とジュリアでダブルのダイビングエルボードロップ。しかし白川のカットが間に合う。ジュリアはフィニッシュを予告してグロリアス狙い。しかし白川のバックブローから月山がオースイスープレックス。白川がDDMの2人にエルボー連打。ジュリアと桜井が白川にバックドロップで分断。月山がジュリアを丸め込むが2カウント。月山がバックを取るがジュリアが監獄固め。さらに首を決めると月山がギブアップした。

桜井「豊橋大会にお越しの庶民のみなさま、ごきげんよう! 今日もクラブビーナス、いえ、クラブ庶民を征伐して差し上げましたわ。わたくしたちドンナ・デル・モンドは、これからロワジールホテルでお高級なおディナーをいただきますが、アナタたち庶民はカレーうどんでも食べて帰んなさい!」

ジュリア「カレーうどんいいじゃなーい!」

◆6人タッグマッチ 15分1本勝負
向後桃

9分23秒
ダイビングセントーン→片エビ固め

天咲光由●
○葉月 AZM
岩谷麻優 林下詩美

 岩谷麻優&葉月&向後桃組のSTARSと林下詩美&AZM&天咲光由組のクイーンズクエストによる6人タッグマッチ。純粋なユニット対決が期待されるが、6・10大阪ではQQが大江戸隊とのイリミネーションマッチに敗れ、詩美が大江戸隊から槍玉にあげられた。QQのメンバーから詩美への猜疑心も芽生え始めている様子があるだけに、闘いを通じて詩美はメンバーを納得、大一番に向けて再結束させる必要があるだろう。6・25代々木での金網戦には「ひとりで臨むつもりでいます」とのことだが、現実問題としてユニット全体の結束力が必要だ。まずはこの試合で快勝し、リーダーとしての力を見せることが求められるが…。

 向後が先発に立候補し「ハイスピード王者出てこい」と指名。落ち込むAZMに「元王者」と言い直す。向後とAZMのハイスピードな攻防でスタートしカバーの応酬からAZMがドロップキック。AZMと天咲が合体攻撃を仕掛けドロップキックの競演。天咲は向後にボディースラム。替わった詩美が向後のエルボー連打を受けて立つ。向後の突進に詩美はボディースラム。詩美が突進すると向後がドロップキック、619をヒットさせる。詩美が返すと、岩谷がドロップキック。詩美の突進をかわし岩谷がドロップキック。詩美がエルボー、岩谷がバックキック、詩美がコウモリ吊り落とし。替わったAZMが岩谷へダイビングフットスタンプ。岩谷がかわしミサイルキック。葉月がAZMに顔面ウォッシュ。AZMがかわして丸め込みの応酬、AZMがドロップキック。天咲が葉月にドロップキック、串刺し側転エルボー、ドロップキック。葉月が返すと、天咲は変型スリーパー。葉月がエスケープし、串刺しエルボーアタック、コードブレイカー。返した天咲に葉月はフェースロック。しかし詩美とAZMがカット。葉月の突進を詩美が止めてAZMのハイキックから天咲がDDT。葉月が返すと、天咲はスイングDDT。しかし岩谷と向後がカットする。天咲はフィニッシュを宣言して葉月に天聖狙い。葉月が切り返すと岩谷がトラースキックで援護、STARSがトリオでフェースクラッシャー。天咲が天橋立もSTARSがカット。天咲の突進に葉月が二段蹴り、フィニッシュを予告し叩きつけるがカットされる。STARSがQQを分断し葉月が天咲にダイビングセントーン。葉月が天咲をフォールしてみせた。

◆6人タッグマッチ 15分1本勝負
壮麗亜美

10分55秒
グラウンド式朱雀

渡辺桃
MIRAI 琉悪夏●
○朱里 鹿島沙希

 朱里&MIRAI&壮麗亜美組のゴッズアイと鹿島沙希&渡辺桃&琉悪夏組の大江戸隊が6人タッグマッチで激突。MIRAI&壮麗のゴッデス・オブ・スターダム王者が大江戸隊のラフをかいくぐり王者としての力を見せることができるのか。

 朱里の視線が鹿島に向けられるも、試合は壮麗と桃でスタート。桃が壮麗の顔面をかきむしり突進。壮麗がショルダータックルで吹っ飛ばしMIRAIを呼び込むとチョップを交互に打っていく。壮麗が桃に突進するがリング下から琉悪夏が足を引いて妨害、桃が壮麗にヘッドロック。琉悪夏が壮麗にヘアーホイップ、コーナーに追い込み顔面を踏みつける。鹿島がレフェリーの注意をそらせて壮麗の顔面を何度も蹴飛ばす。鹿島の突進に壮麗がショルダータックル。MIRAIが串刺しエルボーアタック、ショルダータックル。琉悪夏が乱入し鹿島と合体を試みる。しかしMIRAIが鹿島を琉悪夏に投げてドロップキック。鹿島がMIRAIにコルバタ、ビッグブーツ。MIRAIが桃にフェースクラッシャー。朱里が桃へドロップキック、フロントネックチャンスリー。桃が返すと朱里とミドルキックの打ち合い。桃が側頭部を蹴り上げるが朱里が返す。桃がハイキックをキャッチし裏投げ。琉悪夏が朱里へ串刺しボディーアタック、ショルダータックル、セントーン。朱里が返すとコンプリートショットから腕固め。MIRAIと壮麗がバックブリーカーで大江戸隊を止めて朱里を援護する。朱里が腕固めを継続も琉悪夏がエスケープ。琉悪夏はエルボー連打、朱里の突進を読んでラリアット、クロスボディー。朱里が返すと、大江戸隊が乱入し次々と串刺し攻撃、琉悪夏がフィッシャーマンバスター、リバーススプラッシュ。琉悪夏がコーナーへ上がるとMIRAIと壮麗がマットに叩きつけ朱里がニーアタック。鹿島が朱里へ昇竜拳。混戦から琉悪夏が朱里にラリアット連打、ネックハンギングボム。10分経過。朱里がコードブレイカーからハイキック。琉悪夏が朱里の突進にラリアット。朱里が腕十字から腕固め。朱雀にいくと琉悪夏がギブアップした。

◆6人タッグマッチ 30分1本勝負
星来芽依

16分52秒
タンタンドル

水森由菜●
鈴季すず なつぽい
○安納サオリ 中野たむ

 中野たむ&なつぽい&水森由菜組と安納サオリ&鈴季すず&星来芽依組の6人タッグマッチ。中野となつぽいのコズミックエンジェルズに見習い中の水森が加わる。鈴季&星来のフリー組にはコズエンの安納が合流。6・4後楽園ではタッグを組みながらも試合後に安納がなつぽいに攻撃を仕掛けた。かわしたなつぽいも応戦の構えを見せ、7・2横浜でのシングルが決定。会見では両者が激しい感情を見せストラップマッチでの一騎打ちも決まった。よってこの試合はなつぽいと安納の前哨戦。両者の心境がこの試合からいかにして伺えるかが焦点となりそうだが…。

 安納となつぽいが視殺戦。しかし中野がなつぽいを差し置き安納と対峙。試合は中野と安納でスタートする。探り合いから腕を取り合い、安納がヘッドロック。中野が切り返してヘッドロック。安納がヘッドロックから投げると中野が切り返す。すぐに安納も切り返すが中野が再びヘッドロック。中野がグラウンドにもっていくがすぐに安納が脱出し視殺戦。安納がうなずきタッチ。中野は水森とタッチし「減量しているヤツ出てこい」「コズミックエンジェルズ入りたいんじゃないですか」と鈴季を挑発。水森のボディープレスを鈴季がかわしミドルキック。水森が丸め込むが鈴季が返す。なつぽいと星来がリングイン。星来が足を踏みつけなつぽいとロープへ振り合い、アームホイップの応酬。星来が蹴りを入れると中野が乱入しメルティアが合体、コズエンが次々と串刺し攻撃、3方向からドロップキックを決める。なつぽいは星来にヘアーホイップ。水森が星来にクロスボディー、水森が「水森由菜65・6キロ」プレス。中野が自軍コーナーで星来にストンピング連打。星来が蹴りをかわすが中野がエルボー。星来がドロップキックを決め鈴季に託す。鈴季が中野にドロップキック、水森にも決めるがなつぽいが中野と合体。鈴季は分断しようとするが水森が阻止。それでも鈴季はメルティアに後方からドロップキック、リング下から中野にドロップキックを放つ。中野が鈴季にバックドロップ、ニーアタック。鈴季が返すと、中野がバックを取る。鈴季がかわしてジャーマン狙いも中野が丸め込む。鈴季が強引にジャーマンを狙うが中野が切り返しキックをブリッジでかわし合う。中野がカウンターのローリングエルボー。鈴季がテキーラショットを狙うが中野が阻止して両者がタッチ、安納となつぽいが出てくる。安納が顔面を何度も蹴飛ばす。なつぽいがカウンターのソバットからジャックナイフ。安納が返して睨み合い。リング中央での視殺戦からなつぽいがエルボー、安納もやり返してエルボーの打ち合い。立ち上がっても手を引きながら打ち合う。10分経過。安納が崩れ落ちるが延髄斬り。安納の突進になつぽいが投げ捨てジャーマン。安納もやり返す。なつぽいが張り手、トラースキックで両者ダウン状態。水森が入りなつぽいの後方からラリアット、前方からもラリアット。水森は変形逆エビ固めにいくがカットされる。鈴季と星来が水森に次々と串刺し攻撃、安納がフィッシャーマン。水森が返すと、安納はコーナーに上がる。中野がカットし水森が抱え上げ、メルティアがドロップキックの挟み撃ち、水森がマットに叩きつける。安納が返すと、水森がコーナーからダイビングボディープレス。安納がかわし、バックを取る。メルティアがカットし安納にトラースキックで競演。水森がスーパーガールもカットされる。メルティアが鈴季と星来にスピンキック、ダブルでプランチャ、安納が戻され水森がラリアット連打。しかし安納の肩が上がる。15分経過。水森が抱え上げるが安納が丸め込む。安納がラリアットをかわしポテリングもメルティアがカット。鈴季と星来が水森にコードブレイカー、安納がジャーマン。水森がギリギリで返すと、安納がタンタンドル。水森が返せず3カウントが入った。

安納「数年ぶりの対面、なつみ、楽しかったあ。でもさ、そんなもんやっけ? なあ? もっと覚悟もってぶつけてこいや!」

なつぽいが殴りかかるが、安納がマイクで首を絞める。

安納「7月2日、こんなもんじゃないから」

安納がリングを下りる。

鈴季「おいおい、なつぽいと安納のことは知らんけどよ、おい2冠チャンピオン! オマエと今日当たるのメッチャクチャ刺激的だったよ。いつかは、いつかは、オマエの赤と白、奪っちゃうから」

中野がリングを下りる。

星来「みんな帰っちゃった。じゃあウチらで締めるか」

鈴季「締めるか。OK!」

星来「豊橋大会にお越しのみなさん、本日は楽しかったですか。次また豊橋で大会があるときは、来てくれるかな。本日はありがとうございました!」

安納組のコメント

鈴季「まあ、なつぽいと安納サオリのあれこれなんて私は知ったこっちゃねえけど、今日ガッチリあたった2冠チャンピオン中野たむ。世代闘争でもオマエとあたってるけど、オマエがメチャクチャ刺激的なクレイジーな女だってことが、今日わかったよ。いつかオマエの目の前に立ってオマエをビビらせてやるからな」

星来「今日は自分が実は対戦相手、2人は初めて対戦したんですけど、ちょっとなつぽいさんとはちょっと自分これからちょっと試合していきたいなと思いました。もっともっとハイスピードな試合をがんばります」

安納「いやあ、なんだろうね。なつみの技を受けると、こう浮き出てくるんですよね、いろんな感情が。今日もっと出たな。でももっと出せるだろ、なつみ」

なつぽいが現われ安納を急襲、コスチュームのベルトで殴りかかる。

なつぽい「なめんなよ! こんなもんじゃねえからな! 7・2覚悟しろよ。こんなもんじゃねえからな」

なつぽいが去る。

安納「7月2日にもっとやろうぜ、なつみ」

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