6月26日(月)会見がおこなわれ、7・23大田区で開幕する「5★STAR GP2023」の概要を発表、リーグ戦出場選手たちが意気込みを述べた。
記者会見詳細レポート
ロッシー小川エグゼクティブプロデューサー
「2012年からスタートしました5★STAR GPは今年で12回目になるんですけども、今年は昨年の26選手からさらに厳選して20名の選手でリーグ戦がおこなわれることになりました。約2カ月間にわたって、全国各地で、し烈な星争いがおこなわれます。その間にも大阪府立とか大田区体育館、横浜武道館とかビッグマッチもありますので、みなさんひとときも見逃さずにいてください。よろしくお願いします」
全選手登壇時、詩美が呼び込まれるとナツコがイスを蹴飛ばし襲いかかった。
☆ブルースターズ
羽南「高校卒業した私は、今年のテーマは獅子奮迅です。ヤングライオネスになってこの5★STARでヤングライオネスとしての私を確立させたいと思います。そしてランブルで勝ち取った星を5★STARで、必ずものにしたいと思います。よろしくお願いします」
マライア・メイ「ハイ、私はマライア・メイ、ファイティングプリンセスです。そして今回、ゴッデス・オブ・スターダムチャンピオンにもなりました。ミナのおかげ、アリガトーゴザイマス。このリーグ戦、私は最後にリーグ戦への出場権を獲得しました。ランブルで勝ち残る以外に出場方法がなかったんですけど、ベストを尽くしてチャンスを得ました。そしてつかんだのがチャンピオンの座。私は将来、外国人レスラーのエースになります。それにはしっかりした理由があるの。トニー・ストームがそうなったのと同じようにね。なので私が、5★STAR GPで優勝します。ハイ、AZM。彼女はハイスピードな選手でリングを縦横無尽に駆け巡るけど、リングを走るの15歩かかるでしょ。AZMが15歩なら、私は4歩よ。コレ、ナガイアシがあるからね。オネガイシマス」
白川未奈「28代ゴッデス・オブ・スターダムチャンピオン、折れない、くたばらない、潰れない白川未奈です。昨日ですね、このゴッデスのベルトをクラブビーナスに持ち帰れた ことっていうのは、すごくうれしかったですね、メンバーがたくさん笑ってくれて。ですけども、やっぱり自分、個人としては、2冠戦の負けというのは、あの日の悔しさというのは、忘れられるものではなくて、あの日からですね、私の視野に赤いベルトというものが目に入ってきました。あの日からですかね、決意新たに赤いベルトを狙っていこうかなと思いました。どう、たむちゃん、私の赤いドレス」
中野「かわいいよ」
白川「ですよね。そう、かわいいもん。だからこの赤いドレスに似合う赤いベルトを取りにいきたいし、というか、中野たむから赤いベルトを剥がしにいく。そのための5★STAR GPに私はします。で、ですね、初戦はザ・赤いベルトっていうイメージの林下詩美。ちょっとさっきは機嫌がみんな悪そうだったから、さあ、やってまいりました、この季節です。私ね、初戦が赤いベルトのチャンピオンだから気合が入りすぎてしまってもう初戦の詩美ちゃんの絵を描いてきちゃったんです。点数つけてもらっていいですか? ちょっと笑った方がいいと思う。何点? 4点? 逆にその4点はどこでくれるんですか? 色? ちゃんと観察してるってことですかね。わかりました。(舞華は)0点? 全然足りない。似てない? すごい似てると思うんだけどな。いつもの悪口がまだかけてないんですね。それはちょっと私も考察不足だと思うんで、悪口をちゃんと開幕戦までにぎっしり埋めて臨みたいと思います。よろしくお願いします。ありがとうございました」
AZM「クイーンズクエストのAZMです。5年連続5度目の出場ということで、まあ私は、4年連続賞をいただいているんですけども、1度も優勝はできておらず。まあでもね、4年連続で賞をもらっているのは私だけじゃないでしょうか。それとね、私、ハイスピードの最多防衛記録者というね、今年、ここ4年にわたって自信が格段とついたわけなんですけども、この自信を確信に変えていきたいと思います。そして優勝してたむちゃんとの約束を果たせたらなと思っております」
MIRAI「ゴッズアイ新格闘プリンセス、そしてシンデレラ・トーナメント2連覇、リアルシンデレラのMIRAIです。自分は去年の5★STAR GPの会見で春夏制覇っていうのを目標として掲げたんですが、残念ながら砕け散りました。でも2連覇したいま、今年も春夏制覇のチャンスは自分だけにあります。なので、今年こそ春夏制覇を成し遂げたいと思います。そして、春夏制覇を成し遂げた暁には、開催されるであろう2024年新日本プロレス1・4東京ドームで、自分はシングルのタイトルマッチをしたいと思ってます。2023年、MIRAIのプロレスの夏、魂込めて!楽しみにしていてください」
渡辺桃「昨日の今日で、こっちはムカついてんだよ。こんなクソみてえな視聴者しかいねえとこで、言うことねえよ」
安納サオリ「5★STAR GP初出場の絶対不屈彼女、安納サオリです。長年見てた5★STAR、私のチームはブルースターズ、メンバーは、男前、激熱林下詩美。いい雰囲気を持ってる舞華。メッチャ悪いんやろうなあ渡辺桃。なんか気になるMIRAI。ここで闘えるんですね、AZMパイセン。……(白川「なんもないんかーい?」)まっすぐおバカ、脚攻めゾンビ白川未奈。リアルバービー、マライア。私のことおぼえてるかな、羽南。そして開幕戦、ふたりっきりでメチャクチャにやりたかった、そしてなりたかったジュリア。この全員と闘うの? こんな人たちと私は闘うの? これが5★STAR。最高かよ。優勝します」
舞華「ドンナ・デル・モンドの舞華です。今年の5★STAR、必ず私が優勝します。そして、中野たむ、赤いベルトに挑戦し戴冠します。そしてそして、その先にIWGP女子のベルトに挑戦し、2冠チャンピオンになります。そしてそしてそして、男子のトップ選手とシングルマッチがしたいです。無理だと思ってる? でもね、夢は語らなければかなわないと私は思っているので、必ず実現させていこうかなと思います。今年は、いや今年からは、私の年にしたいと思います」
林下詩美「クイーンズクエストのリーダー林下詩美です。ここ数年の5★STAR GPでずっとみなさんに最高の夏をお届けするを目標にやってきたんですが、今年は私のための5★STARにしたいと思っています。同じブルーには初シングルだったり同門だったり、たくさんいますが、私が勝ち抜いて、あちらから誰が上ってくるかは知りませんけど、2023年、優勝するのは林下詩美です」
ジュリア「配信をご覧の諸君ごきげんよう。今年もやってきましたジュリアの大好きな季節。なぜかといいますと、私はプロレスで何よりもシングルマッチを大切にしてます。つまり、ジュリアはこの季節が大好きだっていうことです。今年のブロックは、初シングルの人が、スターダムにきて4年なんですけど、3人もいるんですよ。マライア・メイ、AZM、詩美。未知ですね。実際には。タッグでしかやったことしかないんで。たっぷり味わえる機会だと思うんでしっかり勝って、開幕戦、私がもっとも望んでいたカード、極上のシングルマッチ、安納サオリ。今回は私が言わせていただきます。ジュリアを輝かせるお手伝いしてもらいますね。スターダム史上初の5★STAR2連覇は、ジュリアがいただきます」
☆レッドスターズ
壮麗亜美「ゴッズアイ、神に選ばれしビッグガール、壮麗亜美です。去年は予選を経て5★STAR出場を獲得したんですけども、今年はストレートに出場権を得ることができました。これはスターダムにきてスターダムに少しずつ認められてきているのかなと思います。そして昨日、ゴッデスのベルトを落としたばかりで、私に守るものはもうなくなりました。でも新たな目標として、私は赤いベルトを巻きたい。そのためにまず5★STAR優勝、これを自分に課したいと思います。ゴッデスの間はタッグとして力を高めてきましたが、今年の夏はシングルプレイヤーとしてもっともっと強くなりたいと思います。初戦は刀羅ナツコ。昨日の今日でアタマに血が上っているみたいだけど、開幕戦、しっかり倒して、いいスタートを切りたいと思います」
刀羅ナツコ「うっせーんだよ、オメエらよ!ウチの名前出してんじゃねえよ、コノヤロー! おい詩美、相変わらずわかりづれえマイクしてんじゃねえよ。決勝で誰が上がってくるかわかんねえ? オマエと闘うのウチしかいねえだろうがよお。次は血だけじゃ終わんねえからな、コノヤロー!」
葉月「STARSの葉月です。初戦が今年は同門対決の麻優さん。今日は欠席でいないんですけども、麻優さんは5★STAR初戦だいたい負けてる。まあちょっと麻優さんには悪いですけど、初戦から私がゾンビの麻優さんをぶっ倒して、今年こそは全勝優勝。去年は7連勝5連敗だったので全勝優勝で、私が5★STAR制覇したいと思います。お願いします」
なつぽい「どーも、なつぽいこと…なつぽいです! なつぽい最強計画! この5★STAR GPは、なつぽいのためのなつぽいの物語、なんだよ。フフフフ。最強って、なあに? この夏、いろんな試練を乗り越えて、最強を知る。まずサオリをぶっ潰して、女子プロ界の怪物と闘って、スターダムの最強たちと片っ端から闘って、なつぽいがスターダムの最強になる! その先にはきっと、この5★STARの優勝も、素敵なご褒美も、きっと待ってると思ってる。なつぽいがんばるぽい! ばいぽい」
スターライト・キッド「昨日の今日で会見なんかしてんじゃねえよ。こっちはなあ、いろいろなことにイライラが溜まってるんだよ。初戦? なつぽい。何がなつぽいの物語だよ、黙れよ。ウチらのシングルは、2勝2敗2引き分け。オメエなんかなあ、今年の5★STAR GPもエターナルフォーで天罰完了してやっから。物語なんてそこで終わりだ。で、レッドスターズ、まあ意識的に負けたくねえヤツ、そろそろ勝たなきゃいけねえヤツらがゴロゴロといるんだけど。あとは、同門のナツコ、何気に初シングル。ここも超重要だと思ってるから。だからこそ、今週の高橋奈七永戦から5★STAR GP決勝戦まで、今年の夏はいままでで一番の激闘をしたい。そろそろシングルベルトをいただくためにも、 覚悟の戦闘SLKでいってやるから、楽しみにしとけ」
鈴季すず「5★STAR2度目の出場、初戦は朱里。まあ、今日はいないみたいだけど、世代闘争で争って。でも、今回は一対一の闘い。私はねえ、シングルマッチが大好物なんですよ。相手のことをすべて、すべて知り尽くせる。そしてどちらが強いか、完璧に決められる。そんな5★STARで優勝するのは、鈴季すずで間違いなし。そして私がこのスターダムに来た意味、みんなおぼえてる? ベスト総取り、そしてプロレス界の顔になること。この夏、鈴季すずが有言実行してみせます」
朱里「(ビデオメッセージ)世界に通用するモノが違う女、朱里です。本日会見なんですが、映画『家出レスラー』の関係のため、会見に参加することができないので動画で失礼します。2023年5★STAR GP優勝して、私は挑戦したいベルトがあります。2022年、赤いベルトを一年間保持し女子プロレス大賞を受賞しました。新たな目標のため、2023年5★STAR GP、自分自身の進化、さらなるステージ、結果を出してみせます。初戦鈴季すず、刺激的な闘い楽しみにしてるよ」
上谷沙弥「クイーンズクエスト、ゴールデンフェニックスの上谷沙弥です。初戦の相手は中野たむに決まりました。白いベルトと赤いベルトのチャンピオン。こんなにもおいしいチャンスを本当にありがとうございます。私がアイドルを始めたときもそうだったんですけども、白いベルトを巻いたときもそう。行く先、行く先に必ず中野たむがいる。その赤いベルトもそう。私は世代闘争だったり、日々の闘いを通して、新たな目標を見つけました。それはこの赤いベルトを巻くこと。この5★STAR GPを制するのはもちろんですが、まずはこの第1戦が大切な試合になっていくと思うので、中野たむを必ず倒します」
岩谷麻優(会見欠席)
中野たむ「宇宙のみなさんこんにちは、宇宙一かわいいアイドルレスラーで、ワールド・オブ・スターダム、ワンダー・オブ・スターダム、2冠チャンピオンの中野たむです。あ~、壮観ですね。この20人の熱意をいま聞いて、ラブコールもたくさん受けて、全身の血が沸騰しています! この5★STAR GPは、それぞれのプロレス人生の夢を拾い集めていく旅だと私は思ってます。絶対に負けたくない相手、運命の再会、新しい遭遇、さまざまな闘いを潜り抜けて、それぞれが壮絶な希望と絶望を乗り越えて、そのなかでより生き様を見せつけたたった一人だけが、本当の夢をつかむことができます。私は、昨年準優勝ながらとても悔しい思いをしました。けれど、絶望を乗り越えて、こうして2冠チャンピオンになりました。チャンピオンは優勝することができないというジンクスがありますが、私はそのジンクスを破り、2023年ミラクルを起こします。優勝して、その先にまだ欲しいベルトがあるからです! 欲張りでごめんなさい。このふたつのベルト、ラブコールをくれたみなさん、強者たちとの闘いも楽しみにしているので、ぜひこの中野たむに生き様の爪跡を残しに来てください。みなさん、2023年、20人の人生の旅をしっかりその目に焼き付けに来てください」