2023/07/08 試合結果

2023年7月8日 『STARDOM in FUJI〜スターダム富士大会〜』

『STARDOM in FUJI〜スターダム富士大会〜
7月8日(土)ふじさんめっせ観衆480人)

試合結果

◆シングルマッチ 15分1本勝負
渡辺桃

6分8秒
胴締めチキンウイングフェイスロック

HANAKO

◆タッグマッチ 15分1本勝負
○コグマ

8分22秒
逆エビ固め

さくらあや●
飯田沙耶 天咲光由

◆6人タッグマッチ 15分1本勝負
鹿島沙希

11分29秒
ミラマーレショック→エビ固め

スターライト・キッド
壮麗亜美 琉悪夏●
○MIRAI 刀羅ナツコ

◆6人タッグマッチ 15分1本勝負
○桜井まい

10分20秒
ダイビングエルボードロップ→片エビ固め

レディ・C●
テクラ 上谷沙弥
ジュリア AZM

◆6人タッグマッチ 15分1本勝負
水森由菜

13分34秒
フェアリアルギフト→片エビ固め

葉月
○なつぽい 羽南●
中野たむ 岩谷麻優

◆6人タッグマッチ 30分1本勝負
○星来芽依

16分30秒
変形ドラゴンスリーパー

マライア・メイ
鈴季すず 月山和香●
舞華 白川未奈

 

 

試合詳細レポート

◆シングルマッチ 15分1本勝負
渡辺桃

6分8秒
胴締めチキンウイングフェイスロック

HANAKO

 大江戸隊の渡辺桃と新人のHANAKOが一騎打ちで対戦する。国内現役女子レスラー最長身のHANAKOがブラックピーチにどう立ち向かうのか。ラフ必至の闘いでHANAKOが突破口を見出せるか注目される。

 HANAKOが「お願いします!」と握手を求めるが桃は応じず試合がスタート。ロックアップでの力比べでHANAKOがロープに押し込むがすぐに桃が反転、グラウンドでの首の取り合いにもっていく。桃が足を取るがHANAKOも取り返しレッグロック。桃が切り返しヘッドロックへ。桃が立ち上がり再びグラウンドへ持っていき袈裟固め。HANAKOが脱出し、突進しようとするが桃がさせずに顔面を踏みつける。桃はヘアーホイップの連続からサッカーボールキック。HANAKOが返すと、桃は顔面を蹴飛ばしていく。HANAKOがエルボーで向かっていくと桃がミドルキック。HANAKOはエルボー連打、桃が再びミドルキック。HANAKOが返すと、桃がコーナーに振って突進、HANAKOがショルダータックルで吹っ飛ばしコーナーへ。桃がかわして串刺しドロップキック。HANAKOが2発目狙いを読んでボディーアタック、桃の突進を捕まえてボディースラムからニードロップ。桃がHANAKOを倒して後方からスリーパーに入る。HANAKOがエスケープすると桃は蒼魔刀をヒットさせる。返したHANAKOに桃はチキンウイングフェースロック狙い。HANAKOが切り返しアルゼンチンからコーナーに追い込む。HANAKOの串刺しボディーアタックからブレーンバスターが決まるも、桃がクリアー。HANAKOの突進に桃がカウンターでハイキック。HANAKOが返すと、桃はチキンウイングフェースロック。HANAKOがギブアップし桃の勝利となった。

◆タッグマッチ 15分1本勝負
○コグマ

8分22秒
逆エビ固め

さくらあや●
飯田沙耶 天咲光由

 STARSのコグマ&飯田沙耶組が天咲光由&さくらあや組を迎え撃つ。この試合では、クイーンズクエストの天咲が新人さくらを引っ張る立場。コグマのスピードと飯田のパワーにどう立ち向かうのか?

 飯田が先発に名乗りを挙げさくらと対峙。さくらがタックルで向かっていき首とバックの取り合い。飯田がヘッドロックに取り、さくらを走らせずグラウンドで締め上げる。さくらがロープに振ると飯田がショルダータックル、控えの天咲を落とすとコグマを呼び込みクローズライン、連係で攻め込んでみせる。コグマがさくらを捕まえ強制クマポーズをさせる。飯田がさくらを起こしてボディースラム。コグマもさくらにボディースラム。再び飯田が入るとさくらがエルボー。飯田は両手を後ろで組み、さくらのエルボー連打を受けて立つ。飯田が突進するとさくらがミドルキック。替わった天咲が飯田へ側転串刺しエルボー、ドロップキック、変型フェースロック。コグマが乱入も天咲は2人まとめてDDT。飯田ひとりにもDDT。飯田が返すと、天咲の突進にジャンピングチョップ、バックエルボー。コグマがDDTを狙うが天咲が切り返す。コーナーへの振り合いからコグマが串刺しボディーアタック、ガンスタン。天咲が返すと、コグマのラリアットをかわしてDDT。天咲がコグマへドロップキック4連打からエルボーも連打。コグマがかわしてエルボーで倒す。コグマの突進を読んだ天咲が乱入しドロップキック、さくらとともにドロップキックを放つ。さくらがコグマを持ち上げようとするが、コグマが反対にボディースラム。さくらが返すとコグマは逆エビ固め。さくらの丸め込みの連続をコグマがしのぐ。さくらのハイキックをコグマがかわすと飯田がラリアット。コグマが逆エビ固めで締め上げるとさくらがギブアップ。同時に場外では飯田が天咲に逆エビ固めを決めてカットを許さず。STARSの勝利となった。

◆6人タッグマッチ 15分1本勝負
鹿島沙希

11分29秒
ミラマーレショック→エビ固め

スターライト・キッド
壮麗亜美 琉悪夏●
○MIRAI 刀羅ナツコ

 中野たむを破りワンダー・オブ・スターダム王者となったMIRAIには白いベルトを巻いて最初の試合となる。また、おなじ7・2横浜で鹿島沙希がゴッズアイに電撃加入。朱里こそ不在だが、この試合がゴッズアイとしての初陣となる。MIRAI&壮麗亜美が鹿島のユニット入りをどう考えているのか、この試合から見えてくるかもしれない。また、いままでと同じスタイルで来るのか、鹿島の闘いぶりも注目される。その鹿島の前に立つのが、大江戸隊だ。鹿島を追放した大江戸隊の刀羅ナツコ&スターライト・キッド&琉悪夏組がどんな制裁に出るのか。「金魚の糞」となった鹿島、MIRAI&壮麗にすべて任せるのか、それとも起死回生で大江戸隊に一泡吹かすか?

 新メンバーの鹿島を中心にゴッズアイがエプロンに立ってポーズ。リング中央でもポーズを決めようとするが鹿島はどうしていいかよくわからずに困惑。鹿島が「よしいってこい」と壮麗を押し出しコーナーに控える。試合は壮麗とナツコでスタート。ロックアップでの力比べからブレイクしナツコがラリアット。壮麗がかわし逆水平の連打を浴びせる。壮麗の突進にナツコがショルダータックル、しかしセントーンはかわされる。壮麗はダブルチョップを浴びせMIRAIを呼び込みチョップの連打。ナツコが返すと、壮麗が突進。リング下から琉悪夏が足を引いて場外戦に突入。戦場がリングに戻り壮麗がナツコにブレーンバスターの構え。琉悪夏が乱入しダブルのチョップを連打からショルダータックル、セントーンの連続。キッドがその場飛びムーンサルトプレス。壮麗が返すと、キッドを担ぎ上げてマットに叩きつける。壮麗はタッチをしたいが鹿島が気づかず。ようやく気付くとキッドにフットスタンプを見舞う。キッドを引き起こすが琉悪夏が介入。しかし鹿島はまとめてフェースクラッシャー、キッドにダブルアームスープレックスホールド。鹿島は「魂込めて!」掌底かと思いきやMIRAIに「タッチ」。MIRAIがキッドとバックの取り合いからバックドロップ。キッドがアームホイップ、MIRAIのラリアットをかわす。エルボーの応酬からMIRAIが仁王立ち。キッドがエルボーもMIRAIが先回りしてエルボー。キッドがフィッシャーマンを決めるが2カウント。琉悪夏がMIRAIにセントーン、コンプリートショット。MIRAIが返すと、琉悪夏はフィッシャーマンの構え。MIRAIがこらえると壮麗がカミカゼで援護し、MIRAIがスプラッシュ式エルボードロップ。MIRAIは「魂込めていくぞ!」と叫んでコーナーへ。すると琉悪夏が起き上がりキッドが雪崩式アームホイップ、串刺しドロップキック、ナツコがキャノンボール、琉悪夏がクロスボディー。しかしMIRAIの肩が上がる。10分経過。琉悪夏が滞空時間の長いフィッシャーマンも2カウント。琉悪夏のネックハンギングボムを切り返しMIRAIがスリーパー。大江戸隊がカットすると琉悪夏がラリアット連打。MIRAIがこらえるとナツコがボックス殴打。しかし琉悪夏に誤爆しMIRAIと壮麗が琉悪夏を前方に叩きつける。MIRAIがラリアットを食らわすがキッドのカットが間に合う。MIRAIは琉悪夏にミラマーレショック。3カウントが入りMIRAIが琉悪夏をフォールした。

◆6人タッグマッチ 15分1本勝負
○桜井まい

10分20秒
ダイビングエルボードロップ→片エビ固め

レディ・C●
テクラ 上谷沙弥
ジュリア AZM

 アーティスト・オブ・スターダム王者のドンナ・デル・モンド、ジュリア&桜井まい&テクラ組がクイーンズクエストの上谷沙弥&AZM&レディ・C組が6人タッグマッチで激突。新日本7・5後楽園でSTRONG女子王座を奪取したジュリアにはホームリングに戻っての第1戦。リーダーの林下詩美が旅に出たQQでは、上谷がユニットを引っ張る存在か。この試合に勝利すれば、このトリオでアーティスト王座取りに乗り出すことも可能だが…。

 AZMが「ジュリア出てこいよ!」といきなり指名。ジュリアが応じて試合がスタート。組もうとしたところで「するかバーカ!」とジュリアがテクラにタッチ。怒ったAZMはテクラではなく控えのジュリアをリング下に落とす。AZMがテクラにアームホイップも、テクラもやり返して両者のドロップキックが交錯する。AZMが控えのジュリアに向かっていくとテクラがカットしボディースラム。ジュリアが入り「AZMやってやるよ!」とヘアーホイップの連続。AZMもやり返しジュリアをマットに叩きつける。髪をつかみ合いエルボーの応酬へ。ジュリアが串刺しエルボー、AZMがミサイルキック。ジュリアがブレーンバスターの構えもAZMが切り返し反対に投げつける。上谷がスワンダイブにいくがジュリアがかわす。桜井が入りジュリアとクローズライン。しかし上谷がかわしてドロップキックで分断、ジュリアをコーナーに振って串刺しエルボー。ジュリアの突進をかわすとスワンダイブでボディーアタック。ジュリアが返すとバックドロップ狙い。上谷がこらえてエルボー。ジュリアがコルバタから丸め込みドロップキックへ。テクラが上谷にビッグブーツ、エプロンでサイドからもビッグブーツを放つとダイビングボディーアタック。上谷が返すとニールキック。レディがテクラにショルダータックル、河津落とし。返したテクラにレディがチョークスラム狙い。テクラが切り返し卍固め。QQのカットをDDMが阻止してテクラを援護する。桜井がレディに串刺しビッグブーツ、ドロップキック、エルボードロップ。レディのエルボーに桜井も対抗。レディの連打をかいくぐり桜井がビッグブーツ。レディが突進をかわすとQQがキックの挟み撃ち、レディがビッグブーツ。桜井が返すと、レディはコブラツイストを狙う。桜井が切り返しバックの取り合い、レディが、セカンドからのネックブリーカードロップ。桜井が返すと、QQが合体ドロップキックを決める。レディがチョークスラムを決めるがDDMのカットが間に合う。レディが桜井を引き起こし突進すると桜井がかわす。ジュリアが捕まえ桜井のミサイルキックにつなぐ。上谷とAZMの合体をジュリアとテクラがDDTで阻止。ジュリアがレディを捕獲しコーナーに追い込み串刺しエルボー。DDMが次々と串刺し攻撃を見舞い、ジュリアがドロップキック、ジュリアと桜井が担ぎ上げるとテクラが後方からバッククラッカー。桜井がレディにダイビングエルボードロップを決めると3カウントが入った。ジュリアとAZMが言い争うと、マイクを手にした桜井が割って入る。

ジュリア「(桜井に)すいませんでした」

桜井「(QQに)早くお帰りなさい。ふじさんメッセにお越しの庶民のみなさま、ごきげんよう! ドンナ・デル・モンドがクイーンズクエスト、いえ、庶民ズクエストを征伐して差し上げましたわ! 富士と言えばさわやかという名の人気のハンバーグがあるということで、わたくしは執事に頼んで席を確保して のちほど伺いますが、アナタたち庶民は2時間でも3時間でも並んで、さわやかのハンバーグを食べなさい、それじゃあ、ごめんあそばっせ!」

◆6人タッグマッチ 15分1本勝負
水森由菜

13分34秒
フェアリアルギフト→片エビ固め

葉月
○なつぽい 羽南●
中野たむ 岩谷麻優

 STARSの岩谷麻優&葉月&羽南組とコズミックエンジェルズの中野たむ&なつぽい&水森由菜組が6人タッグマッチで対戦。コズエン見習いの水森としてはダイエットはもちろん、試合内容でも中野&なつぽいにいいところを見せておきたい。また、7・2横浜でMIRAIに敗れワンダー・オブ・スターダム王座を手放し赤白2冠から陥落した中野にとっては心機一転の試合になりそう。赤いベルトの王者・中野とIWGP女子王者・岩谷との対戦も興味深い。

 「見習い、いきまーす!」と水森が先発に立候補。STARSからは「9周年」葉月が出てきて試合開始のゴング。ロックアップで組み合いすぐに葉月がヘッドロックで締め上げる。水森がロープに振るとショルダータックル。水森は「62・3キロ」プレスを狙うがSTARSがいっせいに妨害して3方向からドロップキック。葉月が水森の髪を束ねてロープ際に追い込むと顔面ウォッシュを浴びせていく。羽南が水森にドロップキックから何度もカバー。水森がしのぐが相手コーナーに捕獲される。替わった岩谷がフットスタンプ、サッカーボールキック、キャメルクラッチ。すると水森が岩谷の手に噛みついて脱出する。岩谷が反則をもうアピールしレフェリーも水森に厳重注意。水森が謝るが岩谷にショルダースルー。替わった中野がダイビングボディーアタック。葉月が中野を妨害し岩谷を呼び込む。しかし中野がまとめてDDT。岩谷が返すと、中野の突進をかわしてドロップキック連打。中野が返すと、葉月が相手コーナーからミサイルキックを決めフェースロックへ。中野がエスケープすると、葉月はフルネルソンの構え。中野がこらえて葉月とエルボーの打ち合い。葉月の猛打で中野が崩れ落ちていく。しかし葉月のダッシュに中野がバックドロップ、ニーアタック。葉月がデスティニーハンマーをかわすが中野がスピンキック。なつぽいが葉月を引き起こすが丸め込まれる。葉月が岩谷のアシストを得てコードブレイカー。羽南がなつぽいに大外刈りも2カウント。羽南は予告してダブルリスト狙い。なつぽいが切り返しエルボーの応酬に。なつぽいのネックブリーカーから水森と合体。羽南がこらえて岩谷がカット。岩谷と羽南が同時にダイビングボディーアタック。羽南がなつぽいをカナディアンで担ぎ前方に落とす。なつぽいが返すと、STARSを呼び込み合体フェースクラッシャー。10分経過。羽南がなつぽいにブロックバスターホールド。しかしコズエンのカットが間に合う。羽南はフィニッシュを宣言しなつぽいにバックドロップの構え。なつぽいが切り返すも羽南が腕十字。コズエンがカットするがSTARSが分断して場外へ。岩谷と葉月がトペを狙うが水森がラリアットで阻止、中野となつぽいがボディーアタック、水森は場外に飛ぶ。水森が羽南を担ぎ上げメルティアがドロップキックの挟み撃ち、水森が叩きつけなつぽいがカバーするが羽南が返す。残り3分。岩谷と葉月がトラースキック、羽南が押さえ込むが2カウント。岩谷と葉月のクローズラインを中野がかわしバイオレットシューティング、水森はラリアット。なつぽいが羽南にポイ捨てジャーマン、フェアリングリング。しかし羽南がギリギリで返し残り2分。コズエンがカカト落としを羽南に見舞い、なつぽいがフェアリアルギフトを決める。3カウントが入りなつぽいが羽南をフォールした。

◆6人タッグマッチ 30分1本勝負
○星来芽依

16分30秒
変形ドラゴンスリーパー

マライア・メイ
鈴季すず 月山和香●
舞華 白川未奈

 コズミックエンジェルズの白川未奈&月山和香&マライア・メイ組と、このところトリオを組む機会の多い舞華&鈴季すず&星来芽依組が6人タッグマッチで激突。白川&マライア組はゴッデス・オブ・スターダム王者チームであり、次期挑戦者を睨んでの闘いになる可能性もありそうだ。

 星来が静岡県伊東市出身であることがコールされる。試合前、月山が鈴季を指名。執拗なアピールに鈴季が「わかったよ!」と言って出てくる。ロックアップでスタートし、鈴季が腕を捻り上げる。月山が切り返すと鈴季も取り返す。月山がヘッドロックにいくと鈴季がロープに振ると見せかけ髪をつかむ。後方に叩きつけると控えを落としてから星来と合体。舞華のアシストから鈴季と星来でドロップキック。星来が月山にストンピング連打、滞空時間の長いボディースラム。月山が返すと白川が乱入しエルボー、マライアがビッグブーツの連打、白川がサッカーボールキック、クラブビーナスがトリプルドロップキック、月山がドロップキック。星来が返すと、マライアが旋回式バックブリーカー。星来をコーナーに乗せるとチョップからドロップキック。白川もドロップキックで続き、ヒザへもドロップキックを決める。星来が返すと白川が両ヒザをマットに叩きつける。白川はニークラッシャーから足4の字固めへ。しかし舞華と鈴季がカットに入る。星来が白川にエルボー連打。白川はヒザへのストンピング連打でやり返す。ロープに振られた星来がダウン、白川がヒザをマットに叩きつけストンピング連打で挑発。しかし星来がカウンターでドロップキック。替わった舞華が白川に串刺しラリアット連打、ショルダータックル。月山が入り白川とダブルのブレーンバスターを狙うが舞華がまとめて2人を叩きつける。舞華が白川にラリアット、白川がかいくぐりコルバタ式河津落としの構え。舞華が阻止してコーナーに追い込み突進。白川がかわすが舞華がエプロンに送り出す。白川がコーナーから延髄斬り。マライアが舞華へミサイルキック。舞華が返すと、マライアにパワースラム。鈴季がマライアへ後方からのニーアタック連打。マライアがカウンターのビッグブーツ、鈴季がスライディングジャーマン。マライアがコーナー上の鈴季をハイキック、雪崩式フランケンで落とし、ミサイルキック。バックを取るが鈴季が切り返しエルボーの打ち合いへ。マライアのエルボーでどよめきが発生、鈴季が笑みを浮かべてエルボーの打ち合いに挑む。10分経過。マライアが連打し鈴季がかいくぐってエルボー。マライアが鈴季の突進にネックブリーカー、鈴季が投げっぱなしジャーマン。鈴季がジャーマンを狙うとマライアが切り返す。マライアはテキーラショット狙いも切り返しハイキックをかわすとバックドロップ。両者ダウン状態からタッチ。月山が星来をかわしてドロップキック、ニーアタック。星来が返すと、月山が打撃をかわして白川がアシスト、月山がフェースクラッシャー、ミサイルキック。月山は極楽ドンを狙うが星来がスリーパーで切り返す。月山がエスケープすると、星来がコーナーに振り舞華がラリアット、星来がエルボーアタック、鈴季がニーアタック、星来がネックブリーカー。しかし月山の肩が上がる。星来がコーナーに上がると月山が落としマライアがエプロンからセコンドに向けてパワーボム、白川がプランチャで場外に飛ぶ。星来が戻され月山が両腕をクロスしネックブリーカー。返された月山は極楽ドンを決めるがカットされる。15分経過。月山が星来にスープレックス狙い。鈴季がカットし星来と舞華も合体。星来の合体コードブレイカーもカットされる。白川とマライアが合体スイングネックブリーカー、鈴季と星来がドロップキックでマライアと白川を排除。月山がオースイもカットされる。星来が月山にドロップキックをハイアングルで放ち足を取る。変型の弓矢固めから変型のドラゴンスリーパーに移行しギブアップを奪った。

星来「やっとやっと、地元静岡で試合することができました。ちなみになんですけど、自分、伊東市出身なんですね。伊東から来られたよって人いたら手を上げてもらってもいいですか」

鈴季「いる、いるじゃん!」

星来「感動した、うれしい。伊東からはちょっと離れちゃってるんですけど、いつかは強くなってベルトを巻いて、伊東で凱旋できるように頑張ります。そのときはみんな来てくれるかな? あとひとつ、ちょっとやってみたい締めがあるんですけどみなさんお付き合いください。自分のキャッチコピー、芽依に恋する5秒前!」

舞華組のコメント

星来「静岡凱旋勝ったぞ! やっとですよ、デビューして初めての静岡大会で感動しました。しかも伊東から来ている人もいました。幸せでした。いつか地元の地元伊東市でできるように頑張ります」

舞華「そんな我々もね、ちょっと1回負けちゃったけど、まあでも今日、芽依が勝ってまた勢いづいたと思うし、ここから北海道ツアー、けっこう我々また組むんですよ。知ってる?」

鈴季「知ってた」

舞華「だからね、この芽依の勢いに乗って、これから我々3人、勝率上げていきたいと思います」

鈴季「舞華、明日は何の日かおぼえてるか?」

舞華「あたりめえだろ」

鈴季「明日は待ちに待った世代闘争パート2。メンバーはいま詩美がどっかいっちまってからMIRAIになってるけど、ウチらこっちの世代で、まあ上の世代のヤツら、ジュリアなんか特にこないだSTRONGのベルト取っちゃったみたいで、まあ、それで満足して浮ついてるとこっちのチームにサクッと、サクッとね、負けちゃうと思うんで、いまメチャクチャ勢いついてんだよ。だから明日、世代闘争絶対に楽しみにしておくこと。いいいか、わかったか?」

舞華「そういうことだ」

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