『STARDOM in KORAKUEN 2023 Jul.』
7月9日(日)後楽園ホール(観衆1411人=満員)
試合結果
◆3WAYバトル 15分1本勝負 | ||
フキゲンです★ |
4分20秒 |
妃南 |
※もう一人はラム会長
◆シングルマッチ 15分1本勝負 | ||
星来芽依 |
5分44秒 |
向後桃 |
◆6人タッグマッチ 15分1本勝負 | ||
渡辺桃 |
6分50秒 |
天咲光由● |
○琉悪夏 | レディ・C | |
刀羅ナツコ | AZM |
◆タッグマッチ 15分1本勝負 | ||
葉月 |
8分55秒 |
羽南 |
○コグマ | 飯田沙耶● |
◆タッグマッチ 15分1本勝負 | ||
○桜井まい |
8分49秒 |
HANAKO● |
テクラ | 高橋奈七永 |
◆タッグマッチ 15分1本勝負 | ||
○鹿島沙希 |
8分25秒 |
スターライト・キッド |
壮麗亜美 | 吏南● |
◆6人タッグマッチ 15分1本勝負 | ||
安納サオリ |
10分25秒 |
マライア・メイ |
水森由菜 | 月山和香● | |
○なつぽい | 白川未奈 |
◆世代闘争イリミネーションマッチ 30分 | ||
○ジュリア |
28分7秒 |
鈴季すず |
朱里 | MIRAI | |
中野たむ | 舞華● | |
岩谷麻優 | 上谷沙弥 |
(1)●中野(16分46秒、両者OTR)上谷●
(2)●岩谷(20分54秒、両者OTR)MIRAI●
(3)●朱里(24分38秒、両者OTR)鈴季●
試合詳細レポート
◆3WAYバトル 15分1本勝負 | ||
フキゲンです★ |
4分20秒 |
妃南 |
※もう一人はラム会長
当初は妃南&さくらあや組vsフキゲンです★&ラム会長組のタッグマッチが予定されていたが、さくらが負傷により欠場、妃南vsフキゲンです★vsラム会長組の3WAYマッチに変更された。顔面ペイントの曲者に囲まれて妃南がどのようにしてこの2人をかいくぐり勝機を引き寄せるかがカギとなりそうだ。
フキゲンと会長が睨み合い。妃南が割って入るがフキゲンが喫煙ポーズ。会長が「一本いいっすか?」と呼びかけ一緒に喫煙ポーズを取るとフキゲンの呼びかけでダブルの攻撃。フキゲンが裏切って攻撃すると妃南が割って入り、3人で打撃の応酬。フキゲンと妃南でエルボーを打つと妃南がフキゲンにバックブリーカー、会長をフキゲンの上に乗せるとまとめてキャメルクラッチにとらえる。フキゲンが妃南にサミング、しかしブレーンバスターは反対に投げられる。フキゲンが妃南を丸め込むと、会長も加わり丸め込み合戦。フキゲンと会長が合体しようとするが妃南が次々と払い腰。妃南はフキゲンをマットに叩きつけるが会長にカットされる。会長がフキゲンに619を叩き込みコーナーに上がる。そこへ妃南がキャッチも会長がラムちゃんカッター。アピールする会長の背後からフキゲンが妃南を当てて丸め込むと3カウントが入った。
◆シングルマッチ 15分1本勝負 | ||
星来芽依 |
5分44秒 |
向後桃 |
向後桃と星来芽依がシングルマッチで激突。ハイスピード王座への挑戦を再三にわたり断られている星来は同王座挑戦経験のある向後相手にうっ憤を晴らしたい。また、向後にとってもあとからスターダムにやってきた星来に大きな顔をさせてはいられない、星来は前日の富士大会でメインに登場しみずから勝利をゲットした。その勢いそのままに向後を破るか、それとも向後が意地を見せるか。
向後が握手を求め星来も応じてゴング。星来のドロップキックを向後がかわすと向後のドロップキックを星来もかわす。ロープワークの攻防から丸め込みの応酬に。向後の619をかわし星来がアームホイップ。ともにヘッドスプリングで立ち上がり、星来が握手を求める。向後が応じると星来が腕を取りコーナーに叩きつけ、串刺しラリアットからドロップキック。向後が返すと、星来はスリーパーで捕獲し動きを止める。しかし、向後がエスケープ成功。星来は向後のトラースキックをかわしエルボー。向後もやり返し、エルボーの打ち合いに。星来が連打し突進するが、向後が読んでいてドロップキック。星来もやり返すとフィニッシュ狙いで突進。しかし、向後がカウンターのドロップキックから619をヒットさせる。向後はスワンダイブ式ミサイルキックも決めるが2カウント。向後がスイングDDT気味に叩きつけるも、星来がクリアー。向後はフィニッシュを宣言し、フィッシャーマンの体勢。星来が切り返し丸め込むが向後が反転。星来が切り返し変型DDT。向後のダッシュに星来がドロップキックをヒットさせると、足をロックし変型の弓矢固めからスリーパーを複合させる変型のドラゴンスリーパー。向後がギブアップし、星来の勝利となった。
◆6人タッグマッチ 15分1本勝負 | ||
渡辺桃 |
6分50秒 |
天咲光由● |
○琉悪夏 | レディ・C | |
刀羅ナツコ | AZM |
クイーンズクエストのAZM&天咲光由&レディ・C組と大江戸隊の刀羅ナツコ&渡辺桃&琉悪夏組が6人タッグマッチで全面対決。QQは若手部隊で旅に出た林下詩美不在の穴を埋められるか。
最後にAZMがコールされたところで大江戸隊が襲いかかり試合開始、いきなり場外戦に突入する。桃がAZMをリングに戻し、琉悪夏を呼び込んで合体攻撃。桃のミドルキックでAZMが悶絶、ニーを後頭部に当ててプレッシャーをかける。AZMが向かっていくが、桃が「なめんじゃねえぞ!」とミドルキック。ナツコがAZMに高速ブレーンバスターを連発し、ストンピングの連打。AZMはラリアットをかいくぐりコーナーからダイブするがキャッチされる。しかしAZMがコルバタからドロップキック。レディが琉悪夏を排除しナツコにビッグブーツ。しかし、ナツコがかわして桃と合体。レディがかわすとまとめて河津落とし、ナツコに串刺しビッグブーツ、セカンドからの脳天唐竹割りを放つ。返したナツコがカウンターでラリアット。レディが琉悪夏に逆水平からネックブリーカー。天咲が側転串刺しエルボーアタック、グラウンドでサブミッションに入る。桃がカットするがAZMが排除。天咲がDDTを狙うと琉悪夏が阻止して串刺しで突進。天咲がかわすとQQがビッグブーツの挟み撃ち。AZMがレディの肩からダイビングフットスタンプ、天咲がDDTで続く。しかし琉悪夏が返してみせる。天咲が天聖を狙うと、桃がハイキックでカットし琉悪夏がフィッシャーマンバスター。しかし天咲の肩が上がる。琉悪夏はネックハンギングボムを狙うが、天咲が天橋立。大江戸隊がカットすると桃が天咲にミドルキック、ナツコと琉悪夏でサンドイッチラリアット連打、桃がBドライバー、琉悪夏が冷凍庫爆弾でたたみかける。天咲が返せず琉悪夏が3カウントをゲットした。
◆タッグマッチ 15分1本勝負 | ||
葉月 |
8分55秒 |
羽南 |
○コグマ | 飯田沙耶● |
葉月&コグマ組と羽南&飯田沙耶組はSTARSのタッグチームによる同門対決。クリーンかつスピーディーな試合が期待される中で白星を得るのは誰か?
羽南組がゴング前に奇襲を仕掛け、コグマにバックエルボー、ダブルのボディープレス。コグマが返すと飯田がボディースラム。羽南がコグマにニーアタック。羽南が連続でカバーするがコグマが切り抜ける。コグマは羽南にDDT、飯田が乱入しコグマのタッチを許さず羽南と合体。するとコグマが分断し葉月とともに串刺し攻撃、コグマのボディーアタック、葉月がミサイルキック、ダブルで顔面ウォッシュを決める。葉月が羽南にフェースロック。飯田がカットするが羽南が排除、羽南がエルボーで向かっていくと葉月も応戦。羽南の突進を読むが払い腰で叩きつけられる。羽南はダブルリストの構えも葉月が切り返す。しかしコーナーに振られた羽南がボディーアタック。飯田が葉月に逆水平連打。葉月がかわしてバックエルボー、コグマが串刺しボディーアタックからガンスタン。飯田が返すと、コグマと打撃をブロックし合い、飯田がジャンピングチョップ、バックエルボー、エルボードロップ。コグマが返すと飯田はフィニッシュを予告し飯田ロケット狙い。すると葉月がカットしカナディアン。飯田が切り返しラリアット。飯田と羽南が合体のネックブリーカー、飯田がノーザンライト。コグマが返すと飯田は「こんどこそ」と飯田ロケット発射。さらに串刺しラリアットを決め、コグマに飯田岩狙い。コグマが切り返し雪崩式ガンスタン。コグマは飯田にジャーマンの構え。切り返されるがラリアットをかわしスリーパーへ。飯田がエスケープすると、コグマはミサイルキック、葉月を呼び込み葉月が後方から二段蹴り、カナディアンで担ぎ上げコグマがネックブリーカー。しかし羽南のカットが間に合う。コグマは飯田をマットに叩きつけるとフィニッシュを宣言しダイビングボディープレス。3カウントが入りコグマが飯田をフォールした。
◆タッグマッチ 15分1本勝負 | ||
○桜井まい |
8分49秒 |
HANAKO● |
テクラ | 高橋奈七永 |
アーティスト・オブ・スターダム王者の桜井まいとテクラが高橋奈七永&HANAKO組と対戦するタッグマッチ。奈七永とHANAKOはパッション注入マッチで対戦し、試合後には奈七永がHANAKOのポテンシャルを買ってタッグ結成も口にした。HANAKOはそのとき明確な回答を残さなかったものの、この日2人で組んでのタッグで登場。ドンナ・デル・モンドのアーティスト王者に爪跡を残せるか。また、桜井も奈七永からパッションを注入されたとあって、それ以来のぶつかり合いも注目される。
HANAKOが「いきます」と先発を買って出ると「貴婦人出てこい!」と桜井を指名。桜井がゴングと同時にビッグブーツを仕掛けるがHANAKOがかわしエルボー連打。テクラが乱入すると奈七永も入りHANAKOとダブルのショルダータックル。HANAKOが桜井に高々とボディースラムを2連発。さらに逆エビ固めにいくが桜井がエスケープ。奈七永が桜井にパッションを連呼しストンピング連打。逆水平も連打し桜井を追い込む。さらに奈七永がヘアーホイップからサッカーボールキック。桜井がエルボー連打で向かっていくと奈七永が受けて立つ。桜井がラリアットをかいくぐりスタンディングギロチン。替わったテクラがエルボー連打、左右の張り手を連打。「パッション」を連呼し奈七永を挑発するとDDT、タランチュラ。HANAKOが割って入るがテクラはまとめてタランチュラの餌食にしてみせる。そこに桜井も加わり顔面を踏みつける。テクラは奈七永にダイビングボディーアタック。奈七永が返すがテクラがトラースキック。奈七永は延髄斬りからラリアットにいくもエルボー、DDTを食らう。桜井が奈七永に串刺しビッグブーツ、ドロップキック、エルボードロップ。奈七永が返すと、桜井の突進を止めてバックドロップ。HANAKOが桜井にショルダータックル、ファイヤーマンズキャリーからコーナーに追い込みボディーアタック。桜井が返すと、HANAKOの突進をキャッチしSTFへ。HANAKOがエスケープすると、桜井はビッグブーツ、テクラとエプロンでキックの挟み撃ち。桜井がコーナーに上がると奈七永が止めてHANAKOがビッグブーツ、奈七永が雪崩式ブレーンバスター。HANAKOがニードロップで続くが2カウント。HANAKOは桜井を引き起こしアルゼンチン、奈七永はテクラへのコブラツイストで援護。HANAKOはブレーンバスターを桜井に決めるが、テクラがカット成功。HANAKOのダッシュに桜井がビッグブーツ。テクラがトラースキックでアシストし桜井がドロップキック。テクラがスピアで奈七永を場外に送り出す。桜井はHANAKOにダイビングエルボードロップ。HANAKOが返せず桜井がピンフォールを奪った。
桜井「(奈七永とHANAKOに)早くお帰りなさい!」
奈七永「埼玉バカにすんなよ!」
桜井「うるさいたま!」
奈七永「埼玉バカにすんな!」
奈七永が退場。
桜井「おだまり! 後楽園ホールにお越しの庶民のみなさま、ごきげんよう! 今日は…特にございません。(ブーイングに)アナタたちね、いつもいつも、わたくしのおマイクを聞けると思わないでちょうだい! わたくしは、来週から北海道遠征で忙しいのよ。だからわたくしのおマイクを聞きたい庶民は、北海道にいらっしゃい。それじゃ、ごめんあそばっせ!」
◆タッグマッチ 15分1本勝負 | ||
○鹿島沙希 |
8分25秒 |
スターライト・キッド |
壮麗亜美 | 吏南● |
大江戸隊から追放されゴッズアイ加入を宣言した鹿島沙希は前日の富士大会から正式始動、富士ではMIRAI&壮麗亜美とトリオを組み、今回は壮麗とのタッグを結成する。そしてこの日も大江戸隊が相手、スターライト・キッド&吏南組を迎え撃つことになる。金網マッチの試合後には大江戸隊がいっせいに鹿島を攻撃したが、吏南だけはできなかった。そして今回、吏南と鹿島が直接対決。吏南が吹っ切って鹿島を攻撃するのか、それともまだ迷いがあるのか。吏南の動向もまた注目される。
鹿島が壮麗を制して先発を買って出ると吏南に向けて握手を求める。しかし吏南はキッドに先発を託す。鹿島が下がるとキッドが髪をつかんで攻撃、そのまま試合がスタートする。キッドは吏南を呼び込むが吏南はタッチロープをつかんで応じない。キッドが鹿島の頭部を蹴飛ばし突進。壮麗がカットし鹿島と合体、控えの吏南を落として鹿島がキッドをカバー。壮麗が入りキッドのボディーアタックをキャッチ、コーナーに設置し串刺しボディーアタック。キッドが丸め込み、壮麗の打撃をかわす。壮麗が逆水平を決めるとキッドもチョップで応戦。チョップの応酬から壮麗が連打。吏南が乱入し壮麗にドロップキック、キッドが619,ダイビングボディーアタック。壮麗が返すと、キッドは吏南とタッチ。吏南が壮麗に串刺しダブルニー。壮麗が吏南にブレーンバスター。壮麗は鹿島にタッチ。鹿島は吏南にストンピング連打、両手を広げて受けて立つ構え。鹿島がストンピングをさらに連打。鹿島は「吏南、来いよ!しっかりしろ!」と挑発。「ふざけんな」と吏南がエルボー連打で向かっていく。鹿島は「もっとこいよ」とビッグブーツ、カウンターでもう一発。吏南が払い腰を放ち、キッドと合体。キッドの指示から吏南がコーナーに上がりダイビングダブルニードロップ。しかし壮麗が鹿島を救出。吏南はピンクデビルの構えも鹿島が昇竜拳。吏南が鹿島を引き起こし卍狙い。壮麗が吏南をサイドに叩きつけると鹿島がダイビングフットスタンプ。鹿島はダブルアームの構えも吏南がハイドレンジアに切り返す。しかし壮麗がカット、キッドにラリアット。リング上は鹿島と吏南。吏南がエルボーを打つと鹿島もやり返す。鹿島がダブルアームスープレックス、吏南の突進にビッグブーツ。吏南が返すと、鹿島は引き起こしてマイエンブレム狙い。吏南が切り返しジャックナイフ。ギリギリで鹿島が返すとダブルアーム式フェースバスター。吏南が返すと鹿島はマイエンブレムを決める。3カウントが入り鹿島が吏南を破った。
鹿島「吏南、吏南、吏南、吏南はいまの仲間のもとで吏南の思うプロレスをして、成長していってください。もし、またいつか組めることがあったらうれしいな。吏南、バイバイ」
抱擁をかわすも、吏南が振り払ってマイク。
吏南「このクソババア! テメエに言われなくても吏南は大江戸隊で一番になるぜ!」
大江戸隊の退場に鹿島が手を振る。その後、星来芽依とコグマが登場。
星来「沙希さん、ホントにいまさっき自分、同じハイスピードの選手、こもも収穫に成功したんですよ。なので、そろそろそのハイスピードのベルトに挑戦させてください」
鹿島「あのー、よくこの空気の中入って来れましたね! すごい! そのハイスピードに対する執念、それに免じて、タイトルマッチ、やりませーん。残念でしたー」
コグマ「鹿島沙希、じゃあ私とかどう?」
鹿島「え、いいの? だってさ、え、逆にいいの? え、だって、なんかかくれんぼとかじゃんけんとかしてません? いつも遊んでんじゃん? 遊ぼうよ? やろうやろう」
コグマ「あー、なるほど。そうだね。そうだね。そうだよ、私、かくれんぼとじゃんけんと鬼ごっことか…」
鹿島「鬼ごっこはちょっと…。走りたくない」
コグマ「間違えた、間違えた。かくれんぼとか、じゃんけんとか。そう、そうそう、それしかやらないから!」
鹿島「ホント!?」
コグマ「うん。絶対走んない!」
鹿島「お願いします!」
コグマ「絶対走んない! ありがと! ありがと! じゃあ決まりました。ハイスピード取りまーす!」
キッド&吏南のコメント
吏南「今日、鹿島沙希が大江戸隊強制脱退して初めて吏南、闘ったけど、吏南は鹿島沙希に誘われれ大江戸隊に入ってから必ずヒールとしてプロレス界で一番になるって決めたから、そんな言われなくてもわかってるし、エモい感じに終わらせようなんて、させねえよ、吏南様は」
キッド「さすがだね。まあ、吏南はね、自分の答えを見つけて今日それを存分に発揮できた。負けちゃったけどね。また沙希とやるときがきたら、今日以上にやっちまえばいいんじゃないの?」
吏南「もちろん」
キッド「素晴らしい選択をしたと思うよ」
壮麗&鹿島のコメント
鹿島「初タッグで私を弱いと言った元ユニットから勝っちゃったあ。亜美ちゃん強い、心強い~、ホント。試合終わったあとさ、急にだよ、またさあ、ふたりだよ。ふたりも挑戦するってさあ、きてさあ。もちろん星来芽依とはやんないんだけど、コグマはなんかいつも…(星来とコグマが乱入)ちょっとやめて、無理。ちょっと待って。亜美ちゃん…」
コグマ「私が取って、私と(星来芽依でハイスピード王座戦を)やればいいんだよ。沙希さんは、私と遊びましょう」
鹿島「遊ぶ、遊ぶ。かくれんぼとかジャンケンとかが一番いいかもしれない。動きたくなくて」
コグマ「そうだね、ずっと座ってよ」
鹿島「お願いしま~す」
◆6人タッグマッチ 15分1本勝負 | ||
安納サオリ |
10分25秒 |
マライア・メイ |
水森由菜 | 月山和香● | |
○なつぽい | 白川未奈 |
7・2横浜武道館で決着がついた安納サオリとなつぽいのストラップマッチ。試合後にはコズミックエンジェルズが団結し大団円となった。もとのさやにおさまった安納となつぽいがコズエン見習いの水森由菜を加えてのトリオでクラブビーナスの白川未奈&月山和香&マライア・メイ組と6人タッグマッチで対戦する。元コズエンのクラブビーナスだが、現在は白川とマライアがゴッデス・オブ・スターダム王者に君臨。試合内容と結果によっては次期防衛戦の相手が見えてくるかもしれないが…。
水森が「見習い行ってきます!」と先発に名乗り。クラブビーナスからはマライアが出てきて試合開始。ロックアップで組み合いマライアがロープに追い込む。マライアは水森を「カワイイ」とからかい、クラブビーナスがトリオでドロップキック。月山が水森にドロップキック、水森がカウンターでフライングショルダータックル。安納が月山に鎌固め。そこへなつぽいがドロップキックで合体。なつぽいが月山に後方からドロップキック。水森が「61・9キロ」クロスボディー。月山がドロップキックを水森に決めてマライアに託す。マライアはネックブリーカーもなつぽいが介入し水森と合体。しかしクローズラインをかいくぐりマライアが分断。マライアは水森にミサイルキック。水森がカウンターでドロップキック。安納がマライアにミサイルキック。安納がマライアをかいくぐりブレーンバスター。マライアが雪崩式フランケン、バックドロップ。白川が安納に串刺しエルボーアタック。もう一発狙うが安納が突進。安納をかわし白川がエプロンでエルボー、延髄斬り。安納と白川が蹴りのかわし合い。安納が延髄斬りも白川がエルボー。安納もやり返し突進するがドラゴンスクリューを食らう。ともにタッチしなつぽいと月山。月山がニーアタックも2カウント、鎌固め。月山の突進を水森がラリアットで妨害し安納が蹴りを入れるとなつぽいがドロップキック、ダイビングボディーアタック。月山が返すと、なつぽいがバックを取る。クラブビーナスがカットし白川とマライアがネックブリーカー、月山がドロップキック。極楽ドン狙いをなつぽいが切り返しトラースキック、コーナーに上がると場外弾を白川が阻止。マライアがパワーボムの体勢で場外に送り出し白川がプランチャで舞う。月山がなつぽいをリングに戻し、極楽ドンを決める。しかし、なつぽいが返してみせる。両腕をクロスして叩きつけるも2カウント。月山がコーナーでなつぽいを捕獲も水森がカットし安納がマットに叩きつけ水森がラリアット、なつぽいがジャックナイフ。安納が白川を場外に送り出すとなつぽいが月山にジャーマン、フェアリングリング狙い。月山がオースイ。10分経過。安納が月山をフィッシャーマン。なつぽいがフェアリアルギフト。3カウントが入り、なつぽいが月山をフォールした。
安納「なつみさ、もうすぐ誕生日だけど何かほしいものある?」
なつぽい「サオリ、誕生日覚えてたんだね(笑)」
安納「別にそういうわけじゃないけど、なんか、ちょっと聞いとこうかなと思って。なんかないかなと思って」
なつぽい「まあ、強いて言うなら、ベルトかなー。サオリ、あれ(ゴッデス)ほしい」
安納「いいよ」
白川がリングに戻ってくる。
なつぽい「挑戦させてくれる?」
白川「なつぽい革命はどこいった? それで次はなつぽい最強計画だっけ? で、橋本千紘とやって最強になりたい? それでいて、ゴッデスもほしい? はー、欲深いねえ! まあ、白川未奈が言うのもなんですけど。でもさあ、まあゴッデスがほしいっていうのはわかったけど、アンタたちの関係性、大丈夫?」
安納「ウチらさ、紐でつながれて絆強くなったんよねえ。だからさ、8月13日のビッグマッチ、大阪やっけ? エディオンアリーナ第1体育館で闘うの、どう? 闘わへん?」
白川がマライアに「どう思う?」。
マライア「トモダチ? トモダチ? ニセモノ・トモダチ!」
白川「まあ、8月13、エディオンアリーナ大阪? まあ、タイトルマッチしてあげてもええけどなあ! でもなあ、アンタらのそのドロドロな関係、大丈夫なんかなあ? まあ、ウチらであんたらのその絆、タッグワーク、査定して…あ、ジャッジメントしてやるよ!」
安納「サンキュー」
白川「グッバイ」
なつぽい「ばいぽい」
マライア「マタネー!」
白川組のコメント
白川「なつぽい、安納サオリ、私たちのベルトが欲しいって」
マライア「みんなほしいよね」
白川「私たちローズゴールドの持つベルトはいまギラギラしてる」
マライア「キラキラでしょ」
白川「私はギラギラがいいの。そう、ギラギラ」
マライア「ギラギラ」
白川「まあ、なつぽい、コズミックエンジェルズですね。コズミックエンジェルズが私は一番負けたくないユニット。私はこのゴッデスのベルトはユニットのためにユニットリーダーとして闘って取りました。だからこのユニットを上昇させるためにもベルトは渡せない。なつぽい、安納サオリ、査定!…ジャッジメントしてやるよ!」
なつぽい組のコメント
なつぽい「いやあ、ゆなもん、61キロ台になったの?
水森「61・9キロになりました! もうこれもあとわずかですよ」
なつぽい「大丈夫だよね」
水森「北海道遠征で私は60キロ、切ります!」
なつぽい「よし、見習い卒業まであと少し」
安納「でもおいしいものいっぱいあるよね。ジンギスカンとかさ、じゃがポックルとかさあ、ルタオのチーズケーキとか…」
水森「ちょっと!応援してくださいよ! ねえ」
安納「頑張って」
なつぽい「今日、未奈ちゃんとマライアの持ってるベルトに挑戦表明してみたんですけど、ぽいはね、新生コズエンとしていますごくいいスタートを切ってると思ってて、たむちゃんは赤いベルト、いま輝かしいベルト持ってるじゃない。一生懸命赤いベルトの防衛戦を次々頑張ろうとしてると思う。新生コズエンとしてどのタッグで組んでもすごい輝くタッグになると思うんだけど、いまサオリと仲直り、仲直りっていうかケンカしてないけどね、こないだ試合やって、新生コズエンにベルトを持ち帰りたいというか、新生コズエンをもう一段階上げていきたいなという思いがあって、ゴッデスのベルトに挑戦表明しました」
安納「じゃあ私がなつみの誕生日プレゼントにベルトをプレゼントするわ」
なつぽい「ホント? え、ちょっと待って。10月?9月?8月? なんだっけ? 大阪とか言ってたよね」
安納「8月13日が空いてるから、その日、大きいとこやし」
なつぽい「私の誕生日7月なのよ」
安納「言うても私2月だから、誕生日。なんももらってへんねん」
なつぽい「一緒にいなかったじゃん、そんときは、愛を届けてたよ。そういうことじゃなくて、8月にプレゼントでしょ。7月の誕生日よ、私。まあいいや」
安納「白川未奈さあ、マッスルおバカ足攻めゾンビ、あとリアルバービーマライア。白川とは5★STAR GPの最終日にあたるんやけど、その前に向き合えるってことはうれしいね。なつみとタッグとして」
なつぽい「なつぽい」
安納「もし巻いたら初めてやん。絶対取ろうよ」
なつぽい「そうだね。やってやろう」
安納「やってやろう」
水森「コズエンはキラキラしたベルトが絶対似合うので、2人とも頑張ってくださーい」
なつぽい「バイポーイ」
安納「昨日ドリームタッグのこと言ってたけどさ、まだわからん人多いと思うから、もう一個ヒントあげる。私が毎週楽しみに読んでたものが最終回になってさみしいなあ、週プロコラム」
◆世代闘争イリミネーションマッチ 30分 | ||
○ジュリア |
28分7秒 |
鈴季すず |
朱里 | MIRAI | |
中野たむ | 舞華● | |
岩谷麻優 | 上谷沙弥 |
(1)●中野(16分46秒、両者OTR)上谷●
(2)●岩谷(20分54秒、両者OTR)MIRAI●
(3)●朱里(24分38秒、両者OTR)鈴季●
6・4後楽園でおこなわれた世代闘争マッチの第2弾。前回の試合後、林下詩美が世代闘争からの離脱を宣言、MIRAIが名乗りを挙げたため、今回は中野たむ&岩谷麻優&朱里&ジュリア組vs上谷沙弥&舞華&MIRAI&鈴季すず組の8人タッグマッチとなる。前回はドローに終わったが、今回はイリミネーション形式とあって白黒つくことが期待される。新規加入のMIRAIは白いベルトの王者となっての世代闘争参戦。赤白2冠王者だった中野は白を失い、ワールド・オブ・スターダム王者としての参戦で、ジュリアは新日本でSTRONG女子王座を戴冠した。1ヵ月前とは異なる状況で迎える第2弾、果たして結果は?
ゴングを待たずして舞華組が奇襲を仕掛け中野組を分断。鈴季とジュリアがリング上でやり合い、ジュリアがグラウンドにもっていく。鈴季がエスケープすると、ジュリアは中央に戻してサブミッション。鈴季が抜け出すがジュリアが蹴り足をキャッチ。鈴季とジュリアが視殺戦。タッチしようとしたジュリアの背後から鈴季が攻撃、上谷が加わり鈴季と合体、舞華とMIRAIも介入すると、鈴季と上谷でダブルのドロップキックを放つ。鈴季はリング下からジュリアにキック。舞華が入りジュリアにボディースラムの連続。上谷がジュリアに鎌固めもエスケープされる。MIRAIがジュリアにショルダータックル。ジュリアが返すと、MIRAIはチンロック。しかし朱里がカットする。MIRAIの突進をジュリアが丸め込んでドロップキック。朱里がMIRAIにドロップキック、ニーアタック。中野、岩谷、ジュリアが戻されて次々と串刺し攻撃。ジュリアは串刺しラリアットとなる。中野、岩谷、朱里がMIRAIにサブミッション。朱里が担ぎ上げて中野と岩谷がトラースキック、朱里がMIRAIをマットに叩きつける。MIRAIが返すと朱里にフェースクラッシャー、エルボー連打。MIRAIが朱里をかいくぐりショルダータックル。舞華が朱里に串刺しラリアット、ショルダータックル。ジュリアが乱入し朱里と合体。しかし舞華がまとめて串刺しラリアット、2人をコーナーに乗せ、まとめて担ぎ上げるとバックフリップ。朱里が舞華に腕固め、スタンディングギロチン。中野が舞華にダイビングボディーアタックもキャッチされる。舞華のラリアットを中野がかいくぐりニーアタック。中野がジャーマンを狙うが、舞華が切り返しブレーンバスター。10分経過。上谷が中野に串刺しニーアタック、ドロップキック。中野が返すと、上谷が首4の字固め。ジュリアが反転させ中野ごとバックを取る。鈴季が割って入りまとめて投げると宣言。ジュリアが振りほどき、中野が突然ジュリアを攻撃しようとする。それを見つめる上谷と鈴季がジュリアと中野にドロップキック。上谷が中野にニーアタック、ニールキック、スクリューキック。中野が返すと舞華組が合体、中野を持ち上げ全員で叩きつける。上谷が中野にフィッシャーマンもカットされる。上谷が中野にスタークラッシャーを狙う。中野が切り返し、ジュリアと朱里が鈴季にコードブレイカー、中野と岩谷が場外プランチャで舞う。上谷がリングに戻され、中野がタイガースープレックスの構え。上谷が切り返すと中野と岩谷が合体、岩谷がジャーマンで叩きつける。中野が続いてタイガースープレックスを決めるがカットされる。中野が上谷にバイオレットスクリュードライバー狙い。上谷が切り返しスタークラッシャーを決める。両者ダウン状態から上谷が突進、中野がコーナーでドラゴンスリーパー。コーナーから飛ぶとエプロンで上谷がかわす。上谷は中野にスタークラッシャーの構えも中野がタイガー。中野が向かっていくと上谷がフランケン。両者転落し失格に。鈴季が岩谷にスピア、MIRAIが岩谷にミサイルキック、岩谷がスリングブレイド、MIRAIがラリアット。MIRAIが担ぎ上げてOTR狙い。MIRAIが落とそうとするが岩谷がロープにしがみつく。MIRAIの突進を岩谷が止めるとエプロンに送り出し突進。MIRAIが戻ってジャンピングラリアット、カナディアンで担いでサイドに叩きつける。20分経過。MIRAIがコーナーに上がると岩谷が追いつく。MIRAIがコーナー上でエルボー、岩谷が張り手。打撃の応酬から両者転落して失格に。鈴季が朱里の後方からニーアタック。舞華と鈴季が合体し朱里を叩きつける。鈴季がフィニッシュを宣言し朱里に向けてコーナーに上がると、ジュリアがカットし朱里も上がる。ダブルの雪崩式で鈴季を叩きつけると舞華を捕まえて大蛇の餌食に。朱里が鈴季を起こすがテキーラショットを食らう。ジュリアがカットし鈴季にファルコンアロー、舞華がバックドロップでカバーさせず。4人がダウン状態。朱里が鈴季へ突進。鈴季がかわして朱里をエプロンへ。コーナーに上がると朱里も上がって雪崩式ブレーンバスターの構え。鈴季が切り返し、朱里にパワーボム狙い。朱里がこらえるが鈴季きがエプロンに出してエルボー。朱里のミドルキック連打を鈴季がカットしハイキック、ジャーマン狙い。そのまま両者転落して失格に。最後は舞華とジュリア。舞華が手を取ってラリアット連打。25分経過。ジュリアがバックドロップ。舞華を走らせずジュリアがニー。舞華が返すと、ジュリアがグロリアス狙い。舞華が切り返すがジュリアがドロップキック、舞華がコーナー上のジュリアを止めて雪崩式ブレーンバスター。残り3分。舞華がフィニッシュを宣言しサイドに叩きつける。ジュリアが返すと、舞華は炎華落としを決める。しかしジュリアの肩が上がる。舞華はみちドラの構えにいくがジュリアが切り返し雁之助クラッチ。3カウントが入りジュリアが舞華をフォールした。
鈴季「舞華! なにオマエ最後負けてんだよ! オマエならやってくれると思ったのに! せっかく世代闘争ぶち上げて、こんなにたくさんの客の前で盛り上がってきたと思ったのに、なんで負けちゃうんだよ!」
舞華「ガタガタガタガタうるせえんだよ。オメエだって朱里とダブルで落ちてんだろ。そんなに言うんだったらよ、オマエ5★STAR上がって来いよ、決勝。そこで、テメエと決着つけてやるよ」
中野「落っこっちゃった。ねえねえねえねえねえ、上谷さん! 赤いベルト、狙ってるんだって!? いいねえ。でも、まずは5★STAR開幕戦があるからね。そこで決着つけよう。まずはね。赤いベルトのチャンピオンは、手ごわいよ」
上谷「今日闘って、もっとほしくなった、この赤いベルト。この赤いベルトを何がなんでも奪い取ってやるし、今日みたいに、どん底まで引きずり下ろしてやる。だから、覚悟しておいてね。たむ、ちゃん」
鈴季「朱里―」
朱里「ハーイー」
鈴季「今日、ちょこっとだけ当たった、朱里さーん」
朱里「ハイ」
鈴季「あんた面白いじゃーん!」
朱里「おー! ありがと」
鈴季「5★STAR開幕戦、オマエとシングル。鈴季すずは、5★STAR開幕戦で、爆速で上まで上がってやるから、最強女子の称号はこの鈴季すずがいただきまーす!」
朱里「鈴季すず、新しい刺激をありがとうございまーす。えーと、自分、この次、北海道巡業あるじゃないですか。私ちょっと行けないんですよ」
鈴季「来ないのかよ!」
朱里「来ないんですよ。なんでかって言うと、映画、映画の出演者のプロレス指導を今頑張っておりまして」
岩谷「すごーい!」
朱里「映画『家出レスラー』を最高のものにするので! 自分もみんなに負けないように指導、頑張ります。もちろん5★STAR開幕戦、最高の状態にしてくっから、鈴季すず、楽しみにしとけ。よろしく」
ジュリア「あの、この世代なんちゃらは、どこに向かってるんでしょうか? みんな、強いのはわかってるよ、オマエらが強いのは。でも、でも、私にだって意地はある。オマエらも舞華も、まだまだ勝ちは譲れないから、あ、5★STARここで(ジュリアvs舞華)やるよね、後楽園で、9月9日…。9月9日、ここ後楽園ホールでほかに、上谷対朱里、すず対ブス」
中野が過敏に反応。
ジュリア「そして私と舞華も。だから、いいじゃん、この抗争もよくわからないから、9月9日の5★STARの公式戦、世代闘争三番勝負的な感じでどうでしょうか? いい? いや、オマエらが言い出したんだろうがよ。どこに向かってるかわからないから、提案してあげたの。いいですか? OK。それから、あの、ジュリア、STRONGのベルト取ってきましたー! イエーイ! いっぱい防衛戦やりたいから、日本中、いやいやいや、世界中の挑戦者、誰でもいいよ。誰とでも闘ってやるよ。ただし、強いヤツのみで、挑戦者待ってまーす! 世界の諸君も待ってまーす! リーダー、お待たせしました!」
岩谷「後楽園ホールのみなさん、こんばんはー! えーと、まあ、ジュリア、STRONGのベルト、おめでとう。でも、自分のIWGPのベルトと、STRONGのベルト、ちょっと、あんまり区別わからないし、この5★STARの初戦の対戦相手、いないし、三番勝負? 世代闘争? 自分入ってるのかもわからないし、なぜ自分が今しゃべってるかわからないけども、この4人が今日勝ったんで、この4人で締めてもいいですかー! まあまあまあ、こんな、こんな…え? 大丈夫? なに? 大丈夫? こんなね、4人で締めることなんかないから、いいかな? いいよね? 締めていいよね、この4人で。じゃあみなさんわかってますね? 今を信じて明日に輝け、We Are STARSですよ? あ、STARSダメ? じゃあもういいや、地声でそれぞれのとこ言って、客さんそれぞれ推してる人たちのユニットあるだろうから、もうそれを喋ってもらう感じにしましょう。ね、そうしましょ。はい、いきまーす」
朱里「すごいことになるけど大丈夫?」
岩谷「大丈夫でーす! なさんもそれぞれ好きなユニットのフレーズを言ってください! いいですかー!? いくぞー! せーの!」
4人がそれぞれのユニットの締めのセリフを叫んでエンディング。
メインコメント
鈴季「おい、舞華!」
舞華「なんだよ」
鈴季「何、負けてんだよ」
舞華「テメーだって落ちてんじゃねえか」
鈴季「相手のこと排除してやっただろうがよ」
舞華「は、どういうこと。おまえらがいなくなったら一緒だろ」
鈴季「オマエが勝ってくれると思って信じてたうちらの気持ちはどうなんだよ。世代闘争頑張っていこうって言ってんじゃないの?」
舞華「…これも個人闘争でしょ」
鈴季「いまさら…、いまさら個人闘争」
上谷「まあまあまあ、落ち着いて。3本勝負決まったってことで」
鈴季「3本勝負、意味わかんないし」
舞華「まあまあ、シングルだし。誰のせいとか、もうないっしょ。オメーらが負けなければこっちの勝ちなんだよ」
鈴季「オマエも負けるなよ」
舞華「負けるわけねーだろ」
鈴季「まあ、さっきリングの上で言った5★STARの決勝で会う約束、絶対果たせよ」
舞華「おめーも決勝までいけよ」
鈴季「や・く・そ・く」
MIRAI「なんかいろいろ言ってましたけど、優勝するのはこのMIRAIなので」
ジュリア「世代なんちゃら…やばい、強かった。あれ、みんな? まあいいや。世代なんちゃら、みんな強かったけど、ジュリアは…見て、2冠チャンピオン。STRONGのベルトも取ってきたことだし、これから5★STARも迎えるということだし。絶対負けられない闘いでした。まだまだ勝ちを譲るわけにはいかないんです。ただ5★STARで当たるあいつらもそうだし、今日組んだやつらもそう。私はしっかり私の闘いを見せて、そしてIWGPとストロングのベルトの差も違いも、私なりの防衛ロードで見せつけて、世代を交換するとかじゃないの。私は私のやり方で先にどんどん進んでいくだけ。アリベデルチ、またな。楽しかったよ、みんな。バイバイ」
岩谷「今日は勝てなかったし…。あ、勝ったけど自分が勝ったわけじゃない。チームが勝ったけど、全然うれしくはないですね。ジュリアが言ってた通り、あいつはSTRONGのベルト。自分はIWGPのベルト。どういうチャンピオン像になるかは自分たち次第なんで、とにかく一発目の防衛戦ができるようにしたいですね。まあ世代闘争次あるのかわからないですけど、あったらきっちり自分が3カウント取りたいと思います」
朱里「自分は7月23日、鈴季すずと開幕戦やります。きょうちょっとやって刺激的だったので開幕戦楽しみなのと、並んでる3人がシングルのベルトを持ってるので。5★STAR優勝して自分もシングルのベルト巻きたいってすごく思いました」
中野「世代闘争、最初はどんなもんなのか、なんなのかと思ってたけど、正直ワクワクしてます。頭おかしいヤツばっか。もっとボコボコにやり合っていきたいけど、まあスターダム最高峰の赤いベルトの誇りに懸けて、世代とトップは譲りません」