『STAR☆VERSE Presents 5★STAR GP 2023 Supported by SoftBank 開幕戦』
7月23日（日)大田区総合体育館（観衆1747人）
試合結果
| ◆ガントレットマッチ 10分1本勝負 | ||
| 向後桃 |
3分10秒 |
天咲光由 |
| ○コグマ | レディ・C | |
| 飯田沙耶 | 妃南● | |
| ◆ガントレットマッチ 10分1本勝負 | ||
| 星来芽依 |
3分46秒 |
向後桃● |
| ○桜井まい | コグマ | |
| テクラ | 飯田沙耶 | |
| ◆ガントレットマッチ 10分1本勝負 | ||
| ○星来芽依 |
2分49秒 |
HANAKO● |
| 桜井まい | 水森由菜 | |
| テクラ | 鹿島沙希 | |
| ◆ブルースターズ公式リーグ戦 15分1本勝負 | ||
| 舞華＜2点＞ |
3分50秒 |
羽南＜0点＞ |
| ◆ブルースターズ公式リーグ戦 15分1本勝負 | ||
| マライア・メイ＜2点＞ |
6分51秒 |
AZM＜0点＞ |
| ◆レッドスターズ公式リーグ戦 15分1本勝負 | ||
| 刀羅ナツコ＜2点＞ |
4分48秒 |
壮麗亜美＜0点＞ |
| ◆レッドスターズ公式リーグ戦 15分1本勝負 | ||
| なつぽい＜2点＞ |
7分23秒 |
スターライト・キッド＜0点＞ |
| ◆ブルースターズ公式リーグ戦 15分1本勝負 | ||
| 林下詩美＜2点＞ |
12分48秒 |
白川未奈＜0点＞ |
| ◆ブルースターズ公式リーグ戦 15分1本勝負 | ||
| 渡辺桃＜2点＞ |
9分56秒 |
MIRAI＜0点＞ |
| ◆レッドスターズ公式リーグ戦 15分1本勝負 | ||
| 朱里＜2点＞ |
11分2秒 |
鈴季すず＜0点＞ |
| ◆レッドスターズ公式リーグ戦 15分1本勝負 | ||
| 岩谷麻優＜2点＞ |
13分2秒 |
葉月＜0点＞ |
| ◆ブルースターズ公式リーグ戦 15分1本勝負 | ||
| ジュリア＜1点＞ |
15分00秒 |
安納サオリ＜1点＞ |
| ◆レッドスターズ公式リーグ戦 15分1本勝負 | ||
| 中野たむ＜2点＞ |
8分15秒 |
上谷沙弥＜0点＞ |
試合詳細レポート
| ◆ガントレットマッチ 10分1本勝負 | ||
| 向後桃 |
3分10秒 |
天咲光由 |
| ○コグマ | レディ・C | |
| 飯田沙耶 | 妃南● | |
ダークマッチはユニット混成チームを含む4チーム入り乱れるガントレットマッチ。3vs3の試合を重ねて勝ち残りしていき、最後に残ったチームが勝者となるルールだ。5★STAR GPへの出場叶わずも勝利をユニットに捧げたいメンバーたち、コズミックエンジェルズ入りを志して自分を変える決意を込めた水森、ハイスピード王座への情熱を抱き続ける星来など、それぞれの思惑がぶつかる。
最初のメンバーは飯田、向後、コグマのSTARSチームと、レディ・C、天咲、妃南のクイーンズ・クエストチーム。飯田と天咲の力強いロックアップから試合はスタート。飯田のヘッドロックを受けて天咲が飯田をロープに振るも飯田のショルダータックルが決まる。天咲はSTARSに捕まり連続攻撃を受け、三人同時のドロップキックを食らうも、飯田からタッチを受けた向後をコーナーに振って側転串刺しエルボーからのフェイスクラッシャーを決める。続けてコーナートップからレディ・Cの脳天唐竹割。向後へのフォールをSTARSがカットしレディ・Cに向後のドロップキックが決まる。タッチを受けたコグマは妃南との丸め込み合いに。妃南が優勢になるも619で向後が介入し、ダメージを受けた妃南に横入り式エビ固めを決めコグマがスリーを奪った。
| ◆ガントレットマッチ 10分1本勝負 | ||
| 星来芽依 |
3分46秒 |
向後桃● |
| ○桜井まい | コグマ | |
| テクラ | 飯田沙耶 | |
次の入場チームは、テクラ、桜井のドンナ・デル・モンドに星来芽依が加わる。ゴングが鳴る前に星来たちが奇襲を仕掛け、三人がSTARSのメンバーそれぞれをロープに振り、STARSの同時ドロップキックを避けて逆に桜井組がドロップキックをSTARSに叩き込む。そのまま三人並んでSTARSにサブミッションを決める。テクラが飯田に鎌固めをかけ、いったんブレイク。テクラがブーツで飯田に追撃。飯田は反撃のチョップを叩き込むが、テクラがエルボーで返しトラースキックで沈めたのちにドロップキックを入れ、桜井がコーナートップからミサイルキック。続けざまに桜井と星来が飯田をコーナーに振るが飯田はチョップとショルダータックルで畳みかけ、形勢は逆転。飯田からタッチを受けた向後は桜井にドロップキックを入れるも、619は回避される。コーナートップからテクラがダイビングボディアタック、桜井がダイビングエルボーを決める。コグマが桜井にフェイスクラッシャーをした流れで向後の619が今度は成功。三人での合体のフェイスクラッシャーが決まりSTARS優勢の流れになるも、桜井が向後のスワンダイブをかわしてマイ・パン・ロールを仕掛けてそのまま3カウント。
| ◆ガントレットマッチ 10分1本勝負 | ||
| ○星来芽依 |
2分49秒 |
HANAKO● |
| 桜井まい | 水森由菜 | |
| テクラ | 鹿島沙希 | |
最後の入場チームは、God’sEyeに加入したばかりの鹿島とCosmic Angels見習い水森、そして新人のHANAKOの混成チーム。鹿島がHANAKOと水森を引っ張って相手チームにぶつけて試合開始。鹿島は二人を何度も振って相手チームにダメージを与えていく一方で、水森に引っ張られても鹿島は巧みに水森を振り返す。コーナーの桜井にボディアタックを重ね、マットに横たわった桜井にHANAKOが水森を桜井の上にたたきつける。桜井がHANAKOのアルゼンチンから逃げ、星来がダイビングボディアタックを狙うもHANAKOは星来をキャッチ。HANAKOが水森を桜井の上にボディスラムでたたきつける。HANAKOのアルゼンチンから逃げた桜井、星来のダイビングボディアタックをHANAKOがキャッチ。テクラの介入を受けて星来がHANAKOにコードブレイカーを決めるもトップロープの星来を水森が捕まえ、鹿島のアシストを受けてショルダースルー。HANAKOが星来にブーツを入れるも、カットしたテクラが水森と鹿島にスピアー。孤立したHANAKOは星来に垂直落下式ブレーンバスターで一矢報いるも、打点の高い星来のドロップキックを二度食らって沈む。ガントレットマッチは桜井、テクラ、星来組の勝利となった。
試合後、マイクを持った桜井は貴婦人コールで湧く会場を「おだまり！」と一喝。
桜井「大田区にお越しの庶民の皆さんごきげんよう。今日は芽依ちゃんがわたくしの執事になって決めてくれましたわ！あなたたち庶民は今日発売の〝ごめんあそばせＴシャツ〟を着て富士そばにいって帰りなさい！それでは、ごめんあそばっせ！」
試合が終わり、いよいよ5★STAR GPが開幕する。オープニングセレモニーとして、リングの四方を囲んだ幕には5★STAR GPの歴史を振り返る映像が映し出された。そこにはスターダムの歴史を背負ってきた歴代優勝者の思い、そして優勝できなかった者たちの思いが刻まれている。幕が落ち、あらわになったリングには今年度の5★STAR GPの参加者の姿が。コールに合わせて選手たちはリングから花道を歩きエントランスへと向かっていく。この中で優勝の栄誉を手にするのは一人だけ。熱く長い夏が始まった。
| ◆ブルースターズ公式リーグ戦 15分1本勝負 | ||
| 舞華＜2点＞ |
3分50秒 |
羽南＜0点＞ |
品川大会のランブルマッチに勝利し、5★STAR GPの参加権利を手に入れた羽南。対するは、優勝候補筆頭の一人、舞華。互いにさらなるステップアップを目指すには、5★STAR GPはこれ以上ない舞台となる。
コーナーで名乗りを上げる舞華を羽南が背後から奇襲。場外へ落ちた舞華にプランチャ。「絶対勝つぞ！」と叫んで舞華をリングに戻し、ロープにもたれた舞華にブーツ。猛攻を受けた末、舞華は羽南をコーナーに振るものの羽南がボディアタック。走りこんできた羽南を舞華がパワースラム。正面から締め上げる羽南を無理やり上げて舞華がブレーンバスター。羽南がドロップキックでコーナーへ舞華を追い詰め、串刺しボディアタックを入れるものの舞華のバックドロップ。カウントは２。羽南が払い腰、ロープの反動を使ったエルボースマッシュ、フェイマサー。勢いに乗って走りこんできた羽南に舞華がローリングラリアット、みちのくドライバーⅡが決まり、舞華が勝利した。
| ◆ブルースターズ公式リーグ戦 15分1本勝負 | ||
| マライア・メイ＜2点＞ |
6分51秒 |
AZM＜0点＞ |
ハイスピードの名手であり、QQの中心人物でもあるAZMと、ゴッデス・オブ・スターダムのベルトを白川と共に腰に巻き、クラブビーナスをけん引するマライア。羽南と同じく出場権をランブルで獲得し、来日の目的の一つとして5★STAR GP出場を掲げていただけあり、気合は十分だ。
AZMに相対するマライアは「おねがいしま～～～す」と明るく挨拶。観客もマライアの一挙手一投足に反応。開始早々のマライアのブーツをAZMが避けると互いに技を読み合い。C4爆弾やペディグリーなどの持ち技を狙い合う。マライアがAZMの足をキャッチすると、身長差のためかAZMの攻撃は届かず。マライアの「かわいい～～」という挑発にAZMはドロップキックで反撃、セクシーアピールも忘れない。攻勢を強めるAZMをマライアがキャッチして回転してからバックブリーカー。AZMに逆水平チョップを打ち込みながらコーナーに追い詰める。強烈な一撃を叩き込んだのちAZMをコーナーに押し上げて雪崩式フランケンを狙うが、AZMがマリンスパイクで反撃。コーナーからのフットスタンプを決めてフォール、２カウント。コーナーに上ったAZMにアタックをするマライアを交わすも、マライアがAZMを捕まえてコーナーにぶつける。トップロープ越しのハイキックでリング外にマライアを落とし、AZMはエプロンからローキックを試みるもマライアに足をキャッチされダメージ。続けてAZMを場外にパワーボム、リングに戻ってスリングブレイド、変形のバックドロップ。コーナーで競り合うも、マライアのミサイルキックが決まる。カウントは２。丸め込み合いののちAZMのキックが二発入り、AZMが必殺のラ・ミスティカを決めようとマライアの首に両足を絡めるも、マライアがそのままAZMをパイルドライバーで沈め、スリーカウント。
| ◆レッドスターズ公式リーグ戦 15分1本勝負 | ||
| 刀羅ナツコ＜2点＞ |
4分48秒 |
壮麗亜美＜0点＞ |
金網マッチでユニット抗争での敗北を喫し、鹿島を追放したナツコ。一方で、God’sEyeの壮麗のセコンドには鹿島の姿が。
ゴングと共に壮麗がナツコに向かって走りこみ、ショルダータックル合戦。トップロープから壮麗を押し出したナツコは、場外で壮麗を客席に投げ込んでいく。ダメージが大きい壮麗をリングに戻して、コーナーにへたりこんだ壮麗にキャノンボールを狙うが壮麗は回避。壮麗はお返しとばかりにコーナーのナツコに逆水平を連打。何とか逃れたナツコにとびきり大きな一撃を入れてフォールをするも２カウント。今度はリング中央でエルボーの打ち合い。お互いロープに走りこんで次の一撃を狙い合い、壮麗がブレーンバスターを決めてフォール、ツーカウント。壮麗から逃れてナツコの裏拳、しかし走りこんできたナツコにカウンターのラリアットが決まり、走りこんでのラリアットからのブルーサンダー。ナツコは何とか肩を上げるも、雷の如くを狙う壮麗から逃れ、壮麗を押しのけレフェリーにぶつける。ナツコはレフェリーが倒れている隙に壮麗に毒霧を噴射。視界を奪われた壮麗にデスバレー、コーナーからスワントーン・ボムを見舞って勝利を収めた。
| ◆レッドスターズ公式リーグ戦 15分1本勝負 | ||
| なつぽい＜2点＞ |
7分23秒 |
スターライト・キッド＜0点＞ |
中西百重の薫陶を受け、高橋奈七永戦を経たスターライト・キッドは、5★STAR GP開会前から極悪封印を宣言。一方、安納との熱戦を経たなつぽいもさらなる飛躍を誓う。ハイスピードを得意とする二者の対決は、果たしてどのような色を見せるのか。
キッドの奇襲ドロップキックから試合はスタート。場外のなつぽいにラ・ケブラーダを放ち、なつぽいをリングに戻すとエプロンに投げの姿勢を見せるがなつぽいが冠先割からのジャーマンスープレックス。リング中央でがむしゃらなエルボーの打ち合いからなつぽいのキックをよけ、キッドの延髄。コーナーからのムーンサルトもなつぽいの冠先割。互いに投げを狙ってバックを取り合い、ドロップキックから走りこんできたなつぽいをエルボーで止めてからのキッドのキッチャーマン、ムーンサルトプレス。カウント２。投げを狙うキッドをかわしてなつぽいがフェアリングリング、ぽい捨てジャーマン。フェアリーストレインを狙うが抵抗するキッドにキックを入れて決める。カウントは２。コーナーに上るなつぽいを追ってキッドがエターナルフォー。ダブルダウンの様相。先に立ち上がったキッドのダブルニー。黒虎天罰をなつぽいが丸め込みで返し、互いに丸め込み合い。キッドは再度、黒虎天罰を狙うも、なつぽいがフェアリー・マジック、そのままスリー。なつぽいはリングの上で勝利の笑顔とピースサインをキッドに見せつけ、キッドは肩を落として退場。
| ◆ブルースターズ公式リーグ戦 15分1本勝負 | ||
| 林下詩美＜2点＞ |
12分48秒 |
白川未奈＜0点＞ |
突然の旅立ち宣言からアメリカ遠征を経て帰国した林下。旅が林下にどんな変化をもたらしたのか、注目が集まる。一方の白川は、そんな林下との試合を何よりのチャンスと捉えてこの初戦に臨む。
まずはロックアップから一進一退。林下が白川をロープに追い詰めクリーンブレイク。すかさず白川のヘッドロック。白川の低空ドロップキックはかわされるも林下の膝に蹴りを一撃。場外の白川を追って林下が場外にボディスラム。追撃を狙い観衆を煽る林下が花道の下でブレーンバスターを狙うも、白川が花道の高さを生かしたスイングDDTで反撃。リングに戻り、林下に白川が低空ドロップキック。白川が膝に林下の首を打ち付け、続けて背中にドロップキック。首四の字を極めて林下を追い詰め、林下は何とかエスケープ。林下は白川の反撃を受けながらもこうもり吊り落としを決め、両者ダメージで倒れる。座った状態からエルボー合戦となるが、白川の猛攻に林下が劣勢、しかしカウンターでジャーマン。フォールを白川に返され、アルゼンチンの体勢でトーチャーラックボムを狙うも白川のスイングDDT、ランニングネックブリーカー。白川が林下をトップロープに引っかけてマットに叩きつけカウント２。コーナーから林下がミサイルキック。フォールを返され林下はジャーマンを決めるも首のダメージからブリッジを維持できずカウントはワン。林下のハイジャックボムを逃れ、白川は裏拳を二連発。インプラントDDTでフォールをするものの２カウント。グラマラスドライバーを食らった林下はかろうじてフォールを返す。フィギュアフォードライバーを狙うが林下は逃れ、ローリングエルボーを入れるものの、林下はパワーボム。白川のグラマラスソードを食らいながらも林下はショルダータックルで白川を吹き飛ばす。白川のGSSを返し、林下はラリアットからトーチャーラック、しかしカウントは２。林下は新技のショッキング・ベイズラーを決め、アメリカ遠征の成果を勝利として見せつけた。
| ◆ブルースターズ公式リーグ戦 15分1本勝負 | ||
| 渡辺桃＜2点＞ |
9分56秒 |
MIRAI＜0点＞ |
白いベルトを輝かせ、その価値を誰よりも理解する桃。相対するは、現白いベルトのチャンピオンであるMIRAI。シンデレラトーナメントで優勝し、スターダムの最前線を駆け抜けるMIRAIに、桃は何を思い、示すのか。
試合開始から桃がタックルしてグラウンドの攻防に。互いに首を取り合いながら、桃がヘッドロック。MIRAIが返して見合い。間髪入れずにラリアットを狙ってロープワークをするMIRAIの髪を掴んでマットにたたきつける。コーナーのMRAIにエルボーを入れてロープ際でいたぶる桃。MIRAIの顔面に蹴りを入れボディスラム。フォールを返すもMIRAIのダメージは大きい。エルボーを返すMIRAIに強烈なミドルキック。キックをMIRAIに連発するも足を掴んでMIRAIも反撃。ロープワークからのショルダータックル。腕を絞ってミラマーレに入るが桃はエスケープ。コーナーに上がったMIRAIを桃が追撃、雪崩式の裏投げから蒼魔刀と畳みかける。テキーラサンライズを狙う桃にMIRAIは再度ミラマーレ。エスケープをした桃の手にはバットが。しかしMIRAIはバットを避けて強烈なラリアットを返し、SSコロンビアwithミケーレを決める。フォールを返されるもMIRAIはコーナーの桃に串刺しラリアット、さらにリング中央で再びラリアット。MIRAIが桃を肩にリフトを試みた瞬間、桃が抜けて膝をMIRAIの頭部に入れる。続けてMIRAIの頭に桃のキックが入るが、MIRAIのラリアットが二回桃に決まる。桃は走りこんできたMIRAIをジャーマンののちひとでなしドライバー。ピーチサンダーを狙う桃から逃れてMIRAIは桃を投げ返すも、丸め込んで体勢を崩したMIRAIの顔を思い切り蹴り上げてピーチサンライズからピーチサンダー、スリーカウントを決めた。
| ◆レッドスターズ公式リーグ戦 15分1本勝負 | ||
| 朱里＜2点＞ |
11分2秒 |
鈴季すず＜0点＞ |
プロミネンスの一員としての闘いを経て、今はスターダムリングの上を席巻する鈴季。世代闘争マッチでも相対した朱里は、映画撮影のプロレス指導でも活躍するなど、リングの内外で絶好調だ。
鈴季が礼儀正しく握手を求めるが、応じた朱里の手を引っ張ってゴングが鳴る前にテキーラショット、続いてジャーマンスープレックス。朱里はカウント２で返す。ロープ越しに鈴季は花道にブレーンバスター。「5★STAR優勝するぞ！」の雄たけびを上げ、場外の鉄骨に朱里を拘束して頭部にキック。朱里は鈴季に反撃、エプロンから場外のマットにDDTで鈴季を叩きつけ、鈴季の背中と前に何度もキックで叩き込む。コーナーに追い詰めた鈴季に連続ストンピングからランニングで串刺しニー。朱里は腕固めで鈴季を攻めるもエスケープ。しかし鈴季はコーナーに上った朱里にハイキック。朱里はロープにもたれてエプロンにジャーマンを狙う。阻止されるが、再度ジャーマン。リング外へ。鈴季はダメージの抜けきらない朱里をリングに戻して後ろからニー。強烈なエルボーの打ち合いに。鈴季が打ち勝つも、朱里のミドルキックを三度もらってダウン。朱里のジャーマンを受けながらも鈴季は立ち上がり、お返しとばかりにジャーマン。すずが朱里にキックを三発、しかし走りこんできた鈴季に朱里のカウンターのハイキックが入り、次のキックは相打ちに。鈴季がドルフィンバスター。朱里が鈴季にスリーパー。鈴季はギリギリでエスケープ。朱里の斬首をまともに食らうものの、グラン・マエストロ・デ・テキーラで朱里をフォール。スリーならずもすかさずテキーラショット。ジャーマンを食らった朱里が反撃のランニングニー。朱里は鈴季をキャッチしてコーナーに頭から平行に突き刺し、バズソーキックから朱世界。激闘を制したのは朱里だった。
| ◆レッドスターズ公式リーグ戦 15分1本勝負 | ||
| 岩谷麻優＜2点＞ |
13分2秒 |
葉月＜0点＞ |
STARSの同門対決であり、葉月にとっては高い壁でもある岩谷と本気で向かい合う絶好の機会。岩谷にどれほど食らいつけるか、普段は行動を共にする葉月にとっては初戦にして大一番の試合といえるだろう。
ゆっくり見合って観客のコールを聞く二人、岩谷にスクールボーイからスモールパッケージを仕掛ける葉月。低空ドロップキックで岩谷をロープ際に追い詰めて顔面ウォッシュを狙うが、岩谷のカウンターのドロップキック。お返しで岩谷が顔面ウォッシュを狙うも葉月は足をキャッチ。しかし岩谷のピッチングフォーム式のチョップからキャメルクラッチ、フットスタンプと葉月は劣勢。コーナーに追い詰めた葉月へのチョップがうまくいかず、計三回のチョップを入れる岩谷。葉月はコードブレイカーで反撃。コーナーに走って岩谷を狙い、低空ドロップキックの応酬へ。再度の顔面ウォッシュは成功。場外へ落ちた岩谷にエプロンからのDDT。岩谷はトペを狙う葉月に拳でカウンター。リング内に戻る岩谷のドロップキックを食らうものの、葉月はクロスフェイスロックでとらえる。岩谷はエスケープ。ロープにもたれかかった岩谷にブーツからのブレーンバスター。コーナーの葉月にハイキックを入れるものの岩谷は葉月のミサイルキックを食らう。葉月がすかさずフォールするがカウントは２。エルボーの打ち合いになるも、葉月のエルボーの連打に会場はどよめく。岩谷が走りこんできた葉月にスリングブレイド。ロープ際の葉月に岩谷がドロップキック。コーナーからのダイビングボディプレス。続いて仕掛けた岩谷のムーンサルトを葉月は避けて自身にダメージ。場外に逃げる葉月を追った岩谷のトペを葉月は避け、葉月は岩谷に二度のトペを食らわせる。葉月はDDT、コーナーにボディアタックからのコードブレイカー。コーナーからダイビングセンセントーン。岩谷はブリッジで返す。ブレーンバスターを狙う葉月から逃げた岩谷がパイルドライバー。コーナーの葉月にドロップキック、そのままコーナーに上ってミサイルキック。葉月も岩谷にDDTを仕掛けるも岩谷はそのまま立ち上がり葉月の顔面にキックを二発。葉月にムーンサルト。しかし葉月はフォールを返す。ドラゴンスープレックス狙いの岩谷に葉・月ストラルも、岩谷は返す。岩谷のドラゴンスープレックスを返した葉月にトラースキック、岩谷の二段式ドラゴンスープレックスでスリーカウント。
| ◆ブルースターズ公式リーグ戦 15分1本勝負 | ||
| ジュリア＜1点＞ |
15分00秒 |
安納サオリ＜1点＞ |
長い歴史を持つ複雑な関係性を持つ二人。互いに優勝候補と目されているが、どちらもうちに情熱を秘めた選手だけに、激しい闘いが予想されている。
お互い様子を伺うように見合ってロックアップ。押し合ってジュリアが安納のリストを極めるが安納は側転して逃れ、安納が腕を極めればジュリアが安納を投げて逃れる。グラウンドの攻防ののちジュリアがヘッドロック。安納がジュリアの髪を掴みにらみ合い。安納がジュリアをジャーマン。花道にジュリアを追いやり、安納は花道の硬さを確認するとジャーマンの体勢。ジュリアがエルボーを入れて安納から逃れて花道に安納を投げようとするが安納が客席に向けてフィッシャーマンスープレックス。「いくぞー！」と叫んで安納はジュリアを客席に投げ込んでいく。安納は流血。しかしジュリアが逆に安納を客席に投げ込み、場外の床にブレーンバスター。ジュリアはテーブルを持ち出し安納をパイルドライバー。リングに戻ってふたりはエルボーの打ち合い。ロープの反動を使ったジュリアのエルボーに安納はよろめくも互いに投げを狙ってバックを取り合い、ジュリアのDDT。安納にキックとスープレックス。コーナートップからミサイルキック。ジュリアにジャンピングハイキック、ジャーマンスープレックス。ジュリアの顔面を蹴っていたぶるも、ジュリアのジャーマンに続き安納もジャーマン。安納は変形の腕十字を極め、ジュリアは何とかエスケープ。抵抗するジュリアに張り手を何度も打ち込むが、ジュリアのイタリアンフック。ジュリアの雁之助クラッチを丸め込み返し、走りこんできた安納をジュリアがパワーボム。コーナーに上ったジュリアを追って安納が雪崩式フランケンシュタイナー、ドロップキック。ジュリアは雪崩式スープレックスからファルコンアローと大技を続けざまに出すものの、安納もポテリングやジャーマンを出すが決定打にはならず。ジュリアはグロリアスドライバーを決めるものの、スリーカウントの前にゴングが鳴り時間切れ引き分けとなった。
| ◆レッドスターズ公式リーグ戦 15分1本勝負 | ||
| 中野たむ＜2点＞ |
8分15秒 |
上谷沙弥＜0点＞ |
赤いベルトを保持しスターダムのトップに君臨する中野。大江戸隊との抗争を経て、世代闘争の中心人物ともなった上谷。中野の持つ赤いベルト、そして中野の背負ってきたチャンピオンとしての歴史を前に、上谷はいかに自分の闘いを見せられるかが問われる。
にらみ合いからのグラウンドでバックの取り合い。ヘッドロックからの攻防を経て上谷がバックスライド。ブリッジで避けた中野のキックを上谷がキャッチ、中野のスピンキック、上谷のドロップキックと目まぐるしい攻防。コーナーの中野に串刺しニーからの低空ドロップキック。フォールするもカウント２。スワンダイブの上谷を中野がキャッチしてカッター、バイオレットシューティング。中野が花道に上谷を誘い、エントランスでエルボーの打ち合いに。中野がスクールボーイからドロップキック。中野が姿を消し、二階のモニタの横から登場。上谷に二階からプランチャ。花道で走りこんだ中野のタイミングに合わせて上谷がジャンプ、滑り込んだ中野にフットスタンプ。リングの方へ戻った上谷は照明を支える柱に上り客席に向かってプランチャ。しかし上谷は動けず、レフェリーストップでゴングが鳴らされ、中野の勝利となった。
試合後マイク
中野「宇宙の皆さん、そして大田区総合体育館のみなさんこんにちは！」と挨拶をする。
なぜか会場の電気は落とされ真っ暗に。「明りつけてください！」との中野の要求に応じて会場が明るくなると、そこには見知らぬ選手の姿が。中野を強襲し。
メーガン「私はメーガン・ベイン。強くてパワフルな女神で、赤いベルトに挑戦したい」
と告げる。そこに林下が登場。
林下「皆さん聞きました？メーガンは私がアメリカから帰ってくるときについてきた人です。自分はアメリカに行って強くなってきました。だから岩谷麻優出てこい。アメリカに行って私は自分の原点を見つけて新しい強さを見つけて帰ってきました。私はIWGPで負けてから、ずっとそのベルトが欲しいと思ってきました。岩谷麻優の持つIWGPのベルトに挑戦させてください」
岩谷が現れる
岩谷「詩美。正直QQのリーダーとして何がしたいのかさっぱり理解できない。でも詩美がこのIWGPのベルトをどれだけ欲しいか、巻きたいっていう気持ち、それは嘘がない。ちゃんと伝わってる。詩も諦めなかったらいつかこのベルト取れると思う。でもこのベルト岩谷麻優からは取れないよ。詩の挑戦受けます」
この大混乱の状況に、中野は「何でじゃい！」と絶叫。
中野「あいつ誰？わけわかめですけど！この赤いベルトに挑戦するって言ってました？でかい！今年は壮絶な夏になるぞー！必ずこの赤いベルトも5★STAR GPも中野たむが制して正真正銘のナンバーワンに輝きます。みなさんこのスターダムのリングで繰り広げられる壮絶なみんなの生きざまを最後まで見届けて下さい。そして上谷、またやるんでしょ？待ってるからな！」
試合後コメント
中野「上谷はいつも自分のターニングポイントにたむさんがいるとか言ってるけど、私の節目節目にも必ずあなたがいる。いつも磁石みたいに引き合ってきたと思ってる。今日の結果は私にとっても悔しい。だから絶対またやろう。このベルト狙ってるんでしょ？なんかちょっとわけわかんないんですけど、正体不明の巨人に襲われてあまりにもパワーがすごくて、今年初めての花火を見ました。すごいパワーだった。ぶん投げられて。ちょっとあんまり覚えていないんですけど。この赤いベルトに挑戦したいんだって？何を話しているのかよくわからなかったけど、でもあんなパワーでぶん投げられて、中野たむの情念にちょっとブーストかかっちゃいましたよ。必ずこの赤いベルト守り抜いて、いつになるかわからないけど赤いベルトのチャンピオンのままリーグ戦も制して、初優勝必ずかなえます。去年みたいな惨めな思いは絶対したくない。ナンバーワンに、なります」