2023/07/26 NEWS

8・18品川「NEW BLOOD10」の対戦カード発表記者会見

7月25日(火)、会見がおこなわれ、8・18品川「NEW BLOOD10」の対戦カードが発表され、出場選手が意気込みを述べた。

記者会見詳細レポート

ロッシー小川エグゼクティブプロデューサー

「ここでひとつお知らせがあるんですけども、一昨日の大田区体育館で上谷沙弥が左ヒジを脱臼しまして、しばらくリハビリと西洋を兼ねた欠場になります。そのため5★STAR GPに関しては、1戦消化しましたけれども、あとは不戦敗の扱いになります」

9月10日の横浜武道館「ドリームタッグフェスティバル2023」も欠場。これに伴い、同大会における上谷沙弥&白川未奈組は、中野たむ&白川未奈組に変更となる。

▼6人タッグマッチ

壮麗亜美&美蘭&ななみvsHANAKO&田中きずな&炎華

田中「みなさまはじめまして、プロレスリングwave所属の田中きずなです。NEW BLOODは若手が主役の大会と聞いております。今回参戦する選手の中で私たちが一番キャリアが浅いと思うので、一番目立てるように頑張りたいと思います。一番目立つとか爪跡を残すって、すごくありきたりの言葉 ではあると思うのですが、ホントに一番目立って、3人で勝ちを狙っていきたいと思います。よろしくお願いします」

炎華「はじめまして、プロレスリングwave所属の炎華と申します。NEW BLOODに参戦させていただけるということをとてもうれしく思っています。出させていただくからには絶対に負けたくないと思っているので、きずなも言っていたのですが、この3人で絶対に勝ちにいきたいと思っています。爪跡を残せるように精一杯頑張ります。よろしくお願いします」

HANAKO「スターダム新人のHANAKOです。今回のNEW BLOOD、NEW BLOODのタッグ戦もなくて、ゆなもんさんとなつぽいさんという私たちからすれば大先輩のシングルがあって、あと、天咲さんの五番勝負、6回目の試合があって、私個人としてはすごく疑問があってモヤモヤしているので、今回この6人、ちょっと壮麗さんはNEW BLOOD、ちょっと微妙なラインかなと思うんですけど、この6人でフレッシュな試合を見せてNEW BLOOD10を盛り上げていきたいと思っています。よろしくお願いします」

美蘭「ディアナの美蘭です。本日3回目のNEW BLOOD参戦が決定いたしました。ディアナの未来を背負う一人として精一杯頑張ります。よろしくお願いいたします」

ななみ「ディアナのななみです。久々のNEW BLOOD参戦なんですけど、相手がこの新人の若手となると、私と亜美はゴッズアイ、私と美蘭はディアナで、けっこう連係が取れるメンバーかなと思ってるので、まあ勝てるかなと思っています。もしこの試合、私たちのチームが勝ったら、私いま、ひとり気になる選手がいて、同い年、フューチャーのベルトを持ってる吏南選手、いますごい気になってる選手なので、ちょっと頭の片隅、なんかちょっとなんていうんですかね、印象に残ったらなって思います。よろしくお願いします」

壮麗「ゴッズアイの壮麗亜美です。この6人タッグマッチ、なぜこの並びに私がいるのか、ちょっと違和感がすごいあるんですけども、こうきたらここはさくらなのかなとすごい思うんですけども、まあ自分はフューチャーのベルトも巻いて、ゴッデスのベルトも巻いてここまできて、なんでこのカードに組まれているのか、ちょっと納得いかないんですけど、久しぶりにななみもNEW BLOOD参戦で組めるってことで、久しぶりにゴッズアイのななみと一緒に組める。そして、初めて組む美蘭ちゃん、一緒にできるので。HANAKO、炎華、きずな、3人。waveの2人とは初対戦なので、どんな選手なのか、このNEW BLOODで見せていただきたいと思います」

▼レディ・Cvs狐伯

※レディは欠席。

レディのコメント(安藤リングアナが代読)「起立、気をつけ、礼。こんばんは、レディ先生の教育のお時間です。本日は会見お休みとなってしまい休講となってしまって申し訳ありません。パワーポイントを作っておりますので、のちほどツイッターにてご査収ください。狐伯選手とすばらC試合ができること楽Cみにしています。気をつけ、着席」

狐伯「みなさんこんばんは、プロレスリングwave狐伯です。まずは2度目のNEW BLOOD参戦、ありがとうございます。前回NEW BLOODに参戦させていただいてからNEW BLOODでもwaveでも、自分は飯田と試合がしたいと言ってきて、また参戦させていただけるとのことで飯田とシングルをさせていただけるのかなと思ってたんですけど、レディ・C。さっき調べたんですけどレディ・Cのこと。なんか、こんなポップな選手なんですね。自分ものちほどツイッターでパワーポイントを確認したいと思います。自分が調べたなかではレディ・C、177センチ、自分147センチなので、試合当日はこの30センチの差を、力の差を見せたいと思います」

▼タッグマッチ

羽南&妃南vs鈴季すず&星来芽依

羽南「ヤングライオネス羽南です。このカードが組まれたということは、今回はNEW BLOODへのタッグのベルトへの挑戦はなかったということですけど、飯田ちゃんとは別々でも、私たちはめざすところは同じです。飯田ちゃんともつながってるし、妃南ともつながってるし、つながり尽くしで頑張りたいと思います。よろしくお願いします」

妃南「また羽南と組むということで、自分と羽南が組むのは回数が相手に比べて少ないんですけど、さっき言った通り自分たちは血がつながってるので、その血のつながりを信じて頑張りたいと思います」

星来「妃南選手はじめまして。姉妹タッグということで姉妹の絆というものは、すごい強いと思いますが、自分とすずもこの3カ月間ずっと一緒に闘ってきて、姉妹より姉妹以上に絆、信頼あると思っています。それと自分たち小さいので、小は大を兼ねるというところを見せたいと思います」

鈴季「姉妹でプロレスって、なんかいいよね。姉妹喧嘩とかすんの?」

羽南「私はあまりしないように心がけてはいるんですけど、妃南が叩いてくるよね」

鈴季「叩いてるの?メッチャ仲悪いじゃん」

羽南「叩いてくる」

妃南「叩いてないよ」

鈴季「メッチャ仲悪いじゃん」

妃南「叩いてないよ、そっちがさあ」

鈴季「ケンカが始まるぞお! まあでもウチらは一度もケンカしたことないから大丈夫だね、勝てます。オマエらはせいぜいNEW BLOODまで仲良くしとけよ。そして羽南、おぼえてる? 去年の9月23日、後楽園で5★STAR GPで闘った。0点でもがいてるオマエと闘って、あのときとはずいぶんと見た目も変わっちゃってるけど、試合はどうなの? 変わっているのか、果たしてあの時と違う羽南と闘えるのか。NEW BLOODはじっくりやり合いましょう」

羽南「そうですね。NEW BLOODでこの全員がスターダムのメンバーというのはこの試合くらいなんじゃないかなと思うから、私たちでNEW BLOOD盛り上げたいと思います。よろしくお願いします」

▼コズミックエンジェルズ昇格査定マッチ

水森由菜vsなつぽい

水森「ゆなもんこと水森由菜、コズエン見習いです。ゆなもんの長いアイドル活動の時代には、一番ぶち当たっていた壁、それはコスチューム。♪サイズがないサイズがない私の着られるサイズがなーい可愛いデザインたくさんあるのに私のサイズがなーーーい♪ そんなサイズがない問題でした。このコスチュームも当時着ていたのはパツパツの状態でなんとかあげたチャック1回のみ。そんな自虐系アイドルとして活動していた私にとって、体型を変えようと思ったことは一度もありませんでした。そんなゆなもんが、自分自身を変えてまで入りたいと思っているのが、コズミックエンジェルズ。コズエンはゆなもんにとって、あこがれの場所なんです。ぽいさんとのこのシングルマッチ、自分のすべてをぽいさんにぶつけて、みんなにも認めてもらえるような試合をして、コズエン見習いからこの日、卒業します!」

なつぽい「どーも、なつぽいこと…なつぽいです。ゆなもん、すごい衣装だね。可愛い。なんかすごいゆるゆるになってるね。やせたね、ホントに。ゆなもんがさ、ホントにみるみるやせていくの見てるし、本気でコズエンに入りたいんだって気持ち、すごく伝わってる。ゆなもんにとって、コズエンはどんなユニットに見える?」

水森「すごくキラキラしてて、でも、その裏ではみんな必死にもがいてドロドロになりながらも努力できる人たちの集まりだと思ってます」

なつぽい「いま言ってくれたのもコズエンのすごくすごく大きな魅力のひとつだと思うんだけど、ぽいはそれだけじゃないと思ってる。コズエンにある大きな魅力のひとつとして、それぞれ自分自身が上に行くという強い気持ちを持ってるってこと。それぞれ、自分が主役だと思って立ってる。女優になりたくて、アイドルになりたくて、声優だっけ? 声優になりたくて、いろんな夢を持っていまこのリングにたどり着いた。夢に向かって本気だから、人生懸けてるから、だから本気でぶつかり合うこともできる。ゆなもんはさ、どこか自分が脇役だって思ってない? こんな最高なトロピカル持ってるのに、どこか自分が下だって思ってるでしょ。そういうふうに見える。これは、ゆなもんの物語だよ。そんな弱い気持ちだったら体重合格しても、見習い取れても、コズエンでやっていくのはきついよ。自分の物語、ゆなもんの自分の物語、見せてみなよ」

水森「……。パイン!」

なつぽい「ぽい!」

水森が「パイン!」、なつぽいが「ポイ!」を繰り返す。

なつぽい「バイポーイ!」

▼天咲光由五番勝負EX

天咲光由vs安納サオリ

天咲「クイーンズクエストの天咲光由です。前のNEW BLOOD大会で天咲光由五番勝負最終戦を終えて、五番勝負終えて、いろいろ経験もしましたし、力もつけたと思っております。そして五番勝負以外にも奈七永さんとパッション注入マッチをさせていただきました。その際に私は、スターダムのてっぺんに一年以内に咲くと決意いたしました。しかし五番勝負終えて、まだスターダムのてっぺんは遠いと感じ、五番勝負番外編として、エクストラ、安納サオリさんにお願いさせていただくこととなりました」

安納「絶対不屈彼女安納サオリです。天咲光由、デビュー戦は林下詩美だったよな。デビュー当時からすごい注目されてて、私も見てた。正直言うと顔可愛いなと思って隠れ推しやったし、いいなと思ってるところもあった。で、そこからいろんな経験があって、いろんなことあった。五番勝負、ジュリア、たむ、朱里、渡辺桃、AZMパイセン。高橋奈七永とも闘って、なんで番外編で私なの?」

天咲「いままで五番勝負すべてスターダム内の選手で、でも、てっぺんに立つには外の力も必要だと感じました。そこで安納さんが一番輝いて見えたし話題性もすごいし、なんならちょっと似てるなって。クールなところとか。似てるなって感じるところがあったので安納さんにお願いしました」

安納「なるほど。出身どこやっけ?」

天咲「京都市中京区です」

安納「私、滋賀県大津市。京都府民が滋賀県民に勝てると思ってるの?」

天咲「いや、勝てるにきまってるやん」

安納「わかった。私が、滋賀県民の私が、京女の怖さを引き出して、新たな天咲光由を目覚めさせたるわ」

天咲が握手と見せかけ安納のアゴをつかむ。安納が振り払って退場。

▼パッション注入マッチ

高橋奈七永vs飯田沙耶

飯田「STARSの飯田沙耶です。先にお詫びをさせてください。NEW BLOODタッグベルト保持者スターライト・キッド、そして次期挑戦者として一緒に組んでくださる羽南さん、同じく挑戦を表明したAZM、今回の大会でタイトル組まれず、まことにすいませんでした。アッシは、いまの自分に勝ってタイトル挑戦させていただきたく思います。ので、またそれまで待っててくださるとありがたいです。その時はよろしくお願いします。というわけで、己を見つめ直すためにこのパッション注入マッチを自ら志願したわけだけど、パッション注入、そんなんぞ関係なく、高橋奈七永。アナタとこの身体と、この魂すべてをぶつけて、真っ向からの試合がしたい。おぼえてますか? 初めて闘った日。アッシは、あの日を忘れたことがありません。あの日宿った痛み、感情、全部がいまのアッシの糧になっている。だけど、そのときの自分といまの自分、何かが違う。何が違うんだ? それをいま一度確かめたくて、アナタと闘います。あのときよりもまさる飯田魂をキサンにぶつけたるわい!」

奈七永「高橋奈七永です。一番最初に闘ったとき、オマエなに思ったんだよ?」

飯田「メチャクチャ悔しかったし、高橋奈七永というでけえ壁、絶対ぶっ壊したいと思ったし、アッシの魂はキサンに負けねえと思った」

奈七永「負けねえと思ったけど、負けてるよな、何回も」

飯田「負けてる」

奈七永「私ともう一回ここでシングルやったって、変わんないんじゃないの?」

飯田「変わらないことはない、絶対に」

奈七永「なんで絶対って言いきれるんだよ?」

飯田「アッシは、確実にキサンを倒す」

奈七永「アッシはオマエに倒されねえんだよ」

飯田「おお、倒されねえのか。ぜってえ倒すぜ」

奈七永「あ~?」

飯田「あ~? わかった、いまからやっか?」

奈七永「まあまあまあまあ、慌てなさんなよ。慌てなさんな、慌てなさんな。オマエはさあ、一生懸命毎日プロレスして、いろんな悩みも抱えてるだろうけれども、頑張って頑張って、でも結果が出なくて、その思いを私にぶつけてきた」

飯田「そうだ」

奈七永「でもそうやってさ、プロレスラーってさ、一個一個壁を乗り越えていってさ、そういう自分の中での葛藤とかもさ、リングでその葛藤を乗り越えてリングで闘う、だからお客さんが応援してくれる。そうだよな? だからオマエは結果を出したいんだよな」

飯田「ああ」

奈七永「でも結果が出ないんだよな」

飯田「出ない」

奈七永「でもな、オマエ、毎日着実に自分ができることを積み重ねてると思うよ。その時点でオマエは勝ってると思うよ。なんで泣くんだ?」

飯田「泣いてねえよ!」

奈七永「泣いてんだろうがよ!」

飯田「汗だよ!」

奈七永「汗かいてるのか、目からよお?」

飯田「かくよお!トレーニングしてっからよお、毎日よお!」

奈七永「トレーニングの結果で汗が出るのか、すげえ技身に着けてんな、オメエはよお!」

飯田「もちろんだよ!」

奈七永「もっと、もっともっとその思いをぶつけてこいよ!」

両者がショルダーをぶつけ合う。

奈七永「パッション!パッション!パッション!パッション! ……。今日はこのくらいにしといてやるよ」

飯田「おぼえとけえ!」

▼フューチャー・オブ・スターダム選手権試合

〈王者〉吏南vs〈挑戦者〉月山和香

月山「ハイ、エブリワン、こんばんは。ムーンライトファンタジー、クラブビーナスの月山和香です。8月18日、NEW BLOOD10、記念すべきNEW BLOODの10回目の大会ということで、真のNEW BLOOD月山和香が、フューチャーベルトを戴冠します。その日は、いっぱいのお客さんに見てもらいたい。いままで私がしてきた試合のすべてを懸けて、この日に挑みたいと思います」

吏南「え~、第10代フューチャー・オブ・スターダムチャンピオン、大江戸隊のピンクデビル吏南です。今回、NEW BLOOD10のタイトルマッチがフューチャーのこれだけということで、まあもちろんメインで、今回も3大会連続で、この吏南様がNEW BLOODの大会を締める。それは絶対であって、おい、月山。オマエ、なんか私にタイトル挑戦マイクしたとき苦労してるからそれを証明するとか言ってたけど、そんなの誰だって苦労してるし、だいたい8月18日がタイトルマッチで、取られないけど、もし取ったとして、9月6日?オマエ何したいの、その間に?」

月山「まずスケジュールを説明しますと、8月18日戴冠、8月19日から毎日防衛戦を重ねていきます。そうすると19回防衛できます」

吏南「なに言ってるの?」

月山「スケジュールです。昼と夜にタイトルマッチ組まれれば、もっとさらに」

吏南「クソババア、タイトルマッチをなめてんじゃねえよ」

月山「なめてねえよ」

吏南「なめてんだろ、おい。毎日そんなのできるわけがねえんだよ」

月山「なんで? 組んでもらえばいいじゃん」

吏南「どうやってだよ。じゃあ聞いてみろよ。言ってみろよ」

月山「いいですよね、組んでもらって」

小川EP「不可能です」

吏南「ハイ、不可能」

月山「じゃあ、自分でプロデュース興行やって自腹でタイトルマッチやれば」

月山「テメエ金欠なんだからそんな金ねえだろ」

月山「なんで金欠って決めつけるんだよ?」

吏南「オマエいつもセコヤマ、セコヤマって言われてんじゃねえかよ」

月山「メッチャ貯金あるよ!」

吏南「だったらじゃあいいじゃん、貯金しなくて、使えばいいじゃん」

月山「使わないからここでタイトルマッチできるんじゃん」

吏南「じゃあオマエ実現しろよ、絶対それ」

月山「やるよ。絶対プロデュースやるから」

吏南「まあ負けないから実現させません」

月山「やったらオマエ出ろよ」

吏南「出ねえよ」

月山「約束しろよ」

吏南「無理だわ。なんでテメエの大会にこの吏南様がでなきゃいけねえんだ」

月山「じゃあお金払うよ」

吏南「それならいいよ」

月山「いいのかよ?」

吏南「まあまあまあまあまあ、楽しみにしてるよテメエの実力を」

月山「私からは最後に一言言いたい。一意専心」

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