7月25日(火)、会見がおこなわれ、8・19大田区の対戦カードを発表、出場選手が意気込みを述べた。
▼3WAYバトル
コグマvsHANAKOvsフキゲンです★
▼6人タッグマッチ
羽南&吏南&妃南vsレディ・C&月山和香&水森由菜
▼タッグマッチ
白川未奈&マライア・メイvsメーガン・ベイン&テクラ
▼6人タッグマッチ
MIRAI&壮麗亜美&飯田沙耶vs舞華&鈴季すず&星来芽依
▼タッグマッチ
岩谷麻優&向後桃vs朱里&鹿島沙希
高橋奈七永&中西百重&X=ジャガー横田vsスターライト・キッド&渡辺桃&XX=優宇
記者会見詳細レポート
▼6人タッグマッチ
高橋奈七永&中西百重&X=ジャガー横田vsスターライト・キッド&渡辺桃&XX=優宇
両チームからXの名前を発表。
キッド「おい、そっちが(Xの名前を)先に言えよ」
奈七永「オマエが言えよ」
キッド「オマエが言えよ、オマエが先に言えよ」
奈七永「じゃあ一緒に言うか?」
キッド「いえいえ、なんで一緒に。誰も聞き取れないから」
奈七永「はっはっは」
キッド「メッチャ笑ってんだけど。なんの笑い?」
奈七永「じゃあ言ってやるよ。オマエらビビッてたじろぐからな」
キッド「早く言えよ」
奈七永「我々、我々、キッちゃんが大好きな全日本女子プロレスのWWWA世界タッグチャンピオンチーム、第109代です。第109代のWWWA世界タッグチャンピオンチーム。そしてXは…WWWA世界シングルチャンピオン第29代、ジャガー横田さんだ! たじろげよ!」」
中西「言葉が出ない。たじろいだ。震えてる。大江戸隊が震えてる」
キッド「あのね、マイク通してしゃべんないと聞こえないんだ」
中西「大江戸隊がたじろいでる。震えてる!」
キッド「待って待って、ナナモモが来たらさ、キッスの世界のメンバーとかさそのへんが来るかなとちょっと期待しちゃった。だけどさ、 ジャガー横田さん? すごいレジェンドの方で、すごい選手っていうのは知ってるよ。全女とか見てた私たちからしたら闘えること、絶対まじわえることないだろうと思ってたから、ありがたいんだろうと思うけど、正直私はナナモモだな。ナナモモを呼び戻したんだから」
中西「あ~ああ、ジャガーさん、カッチーンきちゃうかもしれない」
桃「私が、ジャガー横田の相手をして差し上げますよ。ねえ。まあ、ジャガー横田、私なんにも知らないけど超絶レジェンドレスラーでしょ。まあそんな大先輩と闘えて、大変光栄に思うわけねえだろうが!」
奈七永「おい、失礼だ!」
桃「知らねえよ。何歳だか知らないけど、たぶんおばあちゃんと一緒くらいでしょ。そんな60くらい? わかんないけど、そんなジャガー横田、私が蹴り倒してやるよ。そしていまの女子プロレス、スターダムを存分に味わわせてあげたいと思いまーす」
キッド「いいね、いいね。桃だけで戦闘不能にしちゃおうよ」
奈七永「そっちのX言えよ!」
キッド「忘れてた、アハハ。こっちのXね。こっちのXはあ、奈七永のとなりにいた優宇選手でーす。イエーイ。優宇だよ、優宇」
奈七永「なんでよ? なんでよ?」
キッド「アハハハ。百重さんが来たときみたいにまたそんな顔してる。この顔が見たかったんだよ。嫌がらせに決まってんだろ。それだけだよ理由は。逆にさあ、なんでジャガー横田選手なの? ウチら全女が好きだからって言ってたから? 怒り心頭で言葉が出ない感じかな?」
中西「すべてWWWAチャンピオン、3人ね。ジャガーさんも」
奈七永「待って、待って。優宇はOKしたのか? 勝手に言ってんだろ、どうせ、オマエ」
キッド「本人に確認取ればいいじゃん、自分が。まあまあまあ」
奈七永「技を教えたりとかセコンドついたりとかこういうさ、世の中おかしくなるんですよ」
キッド「逆ギレみたいにして、ウケるウケる、やばい」
奈七永「世の中おかしくなるんですよ」
キッド「X発表しただけだよ」
中西「大丈夫、こっちはジャガー横田だぜ。大丈夫だよ、リングに上がったら眼力でやられてしまうよ」
奈七永「動けなくなるからね、あのジャガー横田さんの目がヤバすぎて」
キッド「なに言ってるの?」
奈七永「あの目力はヤバい。あれはヤバい。あの目力は」
キッド「じゃあナナモモは別に必要ないって感じ?」
奈七永「でも2023年にナナモモは帰ってきたから」
キッド「私はさあ、ねえ、ナナモモとやりたいから言ったわけよ。このカードが6人タッグマッチにはなってしまったけど、だから奈七永への嫌がらせも含めてプラスにしたわけで」
奈七永「オマエさあ、人にさあ、2回目の嫌がらせをする前に5★STARの初戦にも負けてさあ、結果出せよ、ちゃんと。そのためにも私がここでパッション注入してやるよ」
キッド「ほうほうほうほうほう。結果ね、強さ。結果にこだわってる私だけれども、まあこれリーグ戦中ではあるけどさあ、とりあえず百重さん、引退してから初めてのちゃんとした試合ですか。いままでランブルとかエキシビションマッチみたいなではないんですよ、これは」
中西「ランブルおばさんです」
キッド「今回は私の対角に立っていただくんで、しっかりプロレスをやりましょう。ウフフ」
中西「これランブルなのかエキシビションマッチなのかとか、なんの確認もなかったんですけど、勝手にこれ6人タッグマッチになって、そんなことあり得ます? 普通のプロレスラーみたいに扱われてるんですけど」
キッド「できるよ。だって、あの頃の中西百重をここのスターダムのリングで私が呼び起こしてやりますから」
中西「となりに奈七永がいたらね、たぶん当時のその気持ちに私も戻ると思いますよ」
キッド「モモ☆ラッチ対決なんかも実現しちゃったりとか、いろいろ楽しみにしてるんで」
中西「いいねえ、モモ☆ラッチ対決。あと、私、大江戸桃、大江戸隊の桃さんなので」
キッド「大江戸桃さんってなに?」
中西「桃対決で、モモ☆ラッチ対決で」
キッド「だからプロレス、ちゃんとこの日まで練習してきてください。そして、奈七永!」
奈七永「なんだよ、奈七永じゃねえよ!」
キッド「奈七永、前回シングルマッチでは完全にスリー取られたけど、今回こそは絶対に奈七永より上回るパッションで、キャリア27年目になったのかな、その奈七永の首をSLKがタッグマッチだけど、取りにいくつもりでいってやるから待っとけ。最後に、この試合、完全ね、全女のプロレス対現代のプロレスみたいな構図になるのかな。桃も0歳から全女とか女子プロレスを見てウチら育ってきた人間ですから、ザ・女子プロレスの闘いを全女魂ってもんを教えてくださいよ。それを吸収したうえで現代のプロレス組が勝ちます」
中西「どうぞ、お楽しみに」
▼8人タッグマッチ
林下詩美&AZM&天咲光由&井上京子vs刀羅ナツコ&琉悪夏&ダンプ松本&ZAP
カードはアナウンスされず、詩美&AZM&天咲、ナツコ&琉悪夏が壇上へ。
ナツコ「詩美、久しぶり。帰ってきたんだねえ。知らなかった。どうしたの? 今日スーツじゃないじゃん。アメリカで何か変わった? 何も反応してくれないんだけど」
琉悪夏「聞こえてますか?」
ナツコ「時差ぼけしてんの? まあいいや、これさ8人タッグマッチなんだよね。オマエら誰か用意してんの?」
詩美「当たり前だろ。私がアメリカで何もしてないと思うなよ。時間差考えてこまめに連絡とって、私たちは井上京子さんに来ていただくことをお願いしました」
AZM「拍手」
琉悪夏「待った、どんなつながりがあるの?」
詩美「知らないの?」
琉悪夏「知らない」
AZM「つながりしかねえわ」
詩美「そうですよね、AZMさん」
琉悪夏「どんな、どんな?」
AZM「メッチャ仲良しだから。こちとらな、一緒にゲームやってんだよ。見たか? 『有吉いいeeeee!』で一緒にゲームやってんだよ」
ナツコ「知らねえよ!」
AZM「やってんだよ。仲いいしな、ウチらな。時間も考えてさ、連絡とって、井上京子さん来ていただきます。そっち誰かいるの、逆に? 8人タッグでしょ。え、2人もいない。2人もいない。さっきさ、渡辺桃とキッド言っちゃったしね。誰かほかに仲間いるんですか?」
ナツコ「おい聞いて驚くなよ。私が尊敬する、ダンプ松本とZAPだよ。どう? 誰だ笑ったヤツよ? 出てこい、オラ。だからどうって聞いてんだよ」
詩美「メッチャ笑われてるけど。拍手ゼロ」
ナツコ「オマエらだって拍手なかったじゃねえかよ。ねえよ、なかったよな。オマエらさ、見たことある、ダンプさんの試合。あってその反応なの、やばくね?」
詩美「逆にあるの、オマエら。井上京子さんを」
琉悪夏「いつだったか忘れたけどさ、日本武道館で私、ラリアットで負けた。そいつもランブルおばさんってことだ! そういうことだな」
詩美「オマエら井上京子さん、なめすぎ」
ナツコ「オマエらもなめすぎだろ、なあ」
詩美「ダンプさん、ZAPさん、正直いま言葉が出ませんが」
ナツコ「震えてら」
詩美「震えてないっすよね、AZMさん。オマエ、こっちはすごい頼もしい井上京子さんとやるんだよ、負けるはずねえだろ」
ナツコ「負けるはずがないだって。どうすんだろうね。無責任だなあ。相変わらずオマエ無責任だな」
AZM「は? 無責任とか言っといて、オマエら全面戦争負けてんだろ。なに大口叩いてんだよ」
ナツコ「うるせえなあ! とりあえず、こないだの金網みたいじゃ終わんねえからな。覚悟決めてこいよ」
▼6人タッグマッチ
中野たむ&なつぽい&安納サオリvs葉月&神取忍&井上貴子
中野「宇宙のみなさん、そしてスターダムYouTubeチャンネルをご覧のみなさん、こんちには。宇宙一可愛いアイドルレスラーで第16代ワールド・オブ・スターダムチャンピオンの中野たむです。一度アイドルと呼ばれた人間は死ぬまでアイドルなの。貴子さん、おぼえてますか。たむがデビューしてすぐの頃、アナタに言っていただいた言葉です。おぼえてる? はあ。私は、アナタのその言葉があったから、こうしていま宇宙一可愛いアイドルレスラーで、最高峰のアイドルレスラーになることができました。そして、ここへきて、このカード。これは、新旧アイドルレスラー対決ってことでいいですね?」
貴子「こんばんは、井上貴子です。言ったかもしれないけれども、アナタがやっているアイドル道のステージと私がやっているアイドル道のステージは、ステージ違いって言ったらいいのかな。なのでまあ、試合でどううまくまじわえるかどうかはわからないけれども、っていう感じです」
中野「貴子さんのアイドル道と私のアイドル道。それがいまどう交わるのか、私もすごく楽しみです。私たちスターダムの世界にアナタたちレジェンドを引きずり込んであげようと思ってます、私たち。それは覚悟しておいてください」
なつぽい「どうも、なつぽいこと…なつぽいです。神取さん、貴子さん、自分のことおぼえてくださっていますでしょうか?」
葉月「おぼえてなさそうだ」
なつぽい「ありがぽいございます。ありがぽいございます。おぼえてるって言ってくださった」
葉月「おぼえてなさそうだ」
なつぽい「おぼえていますよね、試合させていただいたり、組ませていただいたりの過去があるんですけども、そのときにはまだいまよりも、もっともっとひよっこ妖精なぽいにプロレス界というものの厳しさ、楽しさを叩き込んで、ボッコボコにしていただきました。今年のぽいの夏のテーマは、最強になる最強の夏にする、これがぽいのテーマなんです。過去にたくさんボコボコにしていただいたんですけど、ぽいはいろいろまだ8年なんですけど、いろいろ学ばせていただきました。そんなぽいに神取さん、貴子さん、最強を叩き込んでください! お願いします」
神取「へえ~」
なつぽい「ぽい」
安納「絶対不屈彼女安納サオリです。レジェンド、神取忍、井上貴子。2人がすごいことはもちろん知ってます。井上貴子さんの30周年興行でも2人と闘わせていただきました。ただ、私は錚々たるレジェンドと闘ってきましたし、いまさらレジェンドなんて物おじしないんですよねえ。っていうか、葉月はなんでそこなん? レジェンドなん? なんで」
葉月「ウチも知らんよ。なんでこっち側にいるか、ウチも知らん!」
安納「あっそ」
葉月「ハイ、STARSの葉月です。さっき安納が言ったように、なぜ自分がこっち側なのかはわからないです。ですが、レジェンドのおふたりと組めるということは、とてもうれしく思っています。ですがこの試合は、コズエンのためでも、レジェンドおふたりのためでもなく、私自身プロレス界トップに立つために大事な一戦だと思っています。勝利も注目も、この葉月がすべてかっさらっていきます。よろしくお願いします」
貴子「葉月はそういう気持ちだっていうことをいま初めて知って、安心しました。頑張ってね。私は、リングの上ですべてお見せします」
神取「神取忍です。昭和、平成と、いろいろと過酷な闘いを乗り越えてきました。そういったものもあり、令和というこのスターダムに伝えていこうかなと思っています。ただ、この3人には自分の視界には入らないので、今回はこの女子プロレス界の業界を盛り上げるために闘っていこうと思ってます」
中野「視界には入らない? どういうことですか」
神取「そのままそうだよ。ここまで来てないってことだよ。闘う意味もないということですね」
中野「闘う意味がない闘いなんてないでしょ」
神取「そこまでの覚悟が、感じられません」
中野が神取に詰め寄る。
中野「神取、アンタらをスターダムの世界に引きずり込んでやるって言ってんだよ。スターダムをなめんじゃねえぞ」
神取「ハイハイ。リングで結果を見せろよ」
中野「見せてやるよ。今日の言葉、後悔すんなよ」
神取「その言葉をしっかりとおぼえとけよ」
なつぽい「神取さん、貴子さん、葉月さん、バイポーイ」
神取「バイポイってなに?」