『STAR☆VERSE Presents 5★STAR GP 2023 Supported by SoftBank 浜松大会』
8月6日(日)アクトシティ浜松 展示イベントホール(観衆728人)
試合結果
◆タッグマッチ 15分1本勝負 | ||
テクラ |
7分10秒 |
渡辺桃 |
○ジュリア | 吏南● |
◆6人タッグマッチ 15分1本勝負 | ||
○コグマ |
8分59秒 |
天咲光由● |
飯田沙耶 | レディ・C | |
岩谷麻優 | 妃南 |
◆タッグマッチ 15分1本勝負 | ||
○メーガン・ベーン |
10分6秒 |
水森由菜● |
マライア・メイ | なつぽい |
◆6人タッグマッチ 15分1本勝負 | ||
○星来芽依 |
9分37秒 |
鹿島沙希● |
鈴季すず | 壮麗亜美 | |
舞華 | MIRAI |
◆ブルースターズ公式リーグ戦 15分1本勝負 | ||
白川未奈<4点> |
10分15秒 |
羽南<0点> |
◆ブルースターズ公式リーグ戦 15分1本勝負 | ||
AZM<2点> |
8分18秒 |
安納サオリ<4点> |
◆レッドスターズ公式リーグ戦 15分1本勝負 | ||
刀羅ナツコ<6点> |
12分59秒 |
朱里<2点> |
◆レッドスターズ公式リーグ戦 15分1本勝負 | ||
中野たむ<4点> |
12分35秒 |
葉月<0点> |
試合詳細レポート
◆タッグマッチ 15分1本勝負 | ||
テクラ |
7分10秒 |
渡辺桃 |
○ジュリア | 吏南● |
ドンナ・デル・モンドのアーティスト・オブ・スターダム王者ジュリア&テクラ組が大江戸隊の渡辺桃&吏南組と対戦。フューチャー・オブ・スターダム王者の吏南の奮闘が勝負のカギを握りそうだ。
吏南が先発を買って出てテクラと対峙。吏南が手を上げて「こいよ」と挑発。テクラが応じようとすると吏南が蹴りを入れる。吏南がヘッドロックからグラウンドに持っていくが、テクラが脱出。吏南はテクラの突進を止めて髪を引きマットに叩きつける。相手コーナーに振られたテクラだが桃をリング下に落としジュリアと合体。テクラが吏南にドロップキック。吏南が返すとテクラの突進を桃が妨害し吏南がドロップキック。桃がテクラに串刺しドロップキック、ブレーンバスター。桃の突進にテクラが飛びついて丸め込む。桃が返すとテクラはトラースキック。ジュリアと桃が打撃のかわし合い。エルボーの応酬から桃がミドルキック連打。ジュリアがキャッチし後方に投げつける。桃が蒼魔刀もジュリアがクリアー。吏南がジュリアに後方からビッグブーツ、串刺しダブルニーアタック。ジュリアがフロントネックロックからブレーンバスターの構え。吏南が反対に投げつけるとジュリアが「なめやがって」とDDT。ジュリアの突進を吏南がかわし桃が裏投げ、吏南がダイビングダブルニードロップ。ジュリアが返すと、吏南はフィニッシュを宣言しピンクデビル狙い。ジュリアが切り返しカウンターでドロップキック。ジュリアがフィニッシュを予告しファルコンアロー。しかし吏南が返してみせる。ジュリアがグロリアス狙いも吏南が切り返しジャックナイフ。ジュリアが返すと吏南がハイドレンジア。ジュリアが切り返し腕と首を締め上げる。吏南がギブアップしジュリアの勝利となった。
◆6人タッグマッチ 15分1本勝負 | ||
○コグマ |
8分59秒 |
天咲光由● |
飯田沙耶 | レディ・C | |
岩谷麻優 | 妃南 |
STARSの岩谷麻優&コグマ&飯田沙耶組とクイーンズクエストのレディ・C&妃南&天咲光由組が6人タッグマッチで全面対決。前日の小松大会では大江戸隊に敗れたレディ組。二日連続のトリオで、今度こそはと白星をめざす。
妃南と飯田が先発に名乗り。ロックアップから妃南が腕を取り飯田も応戦。吏南がヘッドロックにとると飯田がロープに振りドロップキックをかわしてショルダータックル。STARSがリングインし妃南に連係攻撃、3方向からドロップキック。しかし妃南がかわしてQQがドロップキックで競演、飯田を孤立させ3人で攻める。妃南が飯田にボディースラム、キャメルクラッチ。天咲がドロップキックも距離が足りず。妃南は飯田を自軍コーナーに連行しレディの逆水平連打を呼び込む。飯田は「きかねえぞ!」と抵抗。ならばとレディはジャイアントスイングで飯田を11回転。飯田がジャンピングチョップを放ち岩谷に託す。岩谷はレディにバックキック、妃南が介入するが、岩谷はまとめてアームホイップからドロップキック。コグマがレディの背中を踏みつけフットスタンプ。レディが返すと、妃南がコグマに払い腰、レディとダブルで河津落とし、レディがニードロップ。カットした飯田がコグマとの合体を試みるがレディのネックブリーカーを食らう。天咲がコグマに串刺し側転エルボー、ドロップキック。飯田とコグマが天咲を捕獲も、まとめてDDTを食らう。コグマがガンスタンからコーナーに上がる。レディがビッグブーツ、妃南がデッドリードライブ、QQが3方向からコグマにドロップキック。天咲はフィニッシュを宣言し天聖狙い。コグマが切り返すと岩谷のトラースキックからコグマが丸め込む。STARSがQQを分断し、コグマが天咲にミサイルキック、STARSがロケット発射。コグマがダイビングボディープレス。天咲が返せずコグマが3カウントをゲットした。
◆タッグマッチ 15分1本勝負 | ||
○メーガン・ベーン |
10分6秒 |
水森由菜● |
マライア・メイ | なつぽい |
マライア・メイとメーガン・ベインがタッグを結成し、なつぽい&水森由菜組が迎え撃つ。外国人チーㇺのチームワークにもよるが、なつぽい&水森がどう対抗するのかが注目される。コズミックエンジェルズの水森としては正式メンバー入りに向けて得点をアップさせたいところだが…。また、8・13大阪でゴッデス・オブ・スターダム王座をかけて争うマライアとなつぽいには前哨戦となる。
なつぽいが「いきます」と水森を押さえて先発に名乗り。振り向くと相手はメーガン。なつぽいが手を上げて誘うとメーガンの手の方が高く上がる。なつぽいは足を踏みつけるがメーガンは涼しい顔。バックを取るなつぽいをメーガンが投げ捨てる。なつぽいのクロスボディーをキャッチしメーガンがマットに叩きつける。なつぽいのショルダータックルを連続でメーガンが跳ね返す。なつぽいは水森にタッチ。「61・6キロ」ショルダータックルをメーガンが跳ね返す。水森がエルボー連打もメーガンが一発で倒す。なつぽいが入って合体を試みるがメーガンは2人まとめてバックブリップ。マライアが水森の背中にドロップキック。水森が返すと、マライアがコーナーに乗せて雪崩式フランケンシュタイナー。メーガンが水森に串刺しラリアット、ニーの連打から耐空時間の長いボディースラム。水森が返してエルボー連打で向かっていく。メーガンが水森のドロップキックを受けて立つ。なつぽいがヒザへのドロップキック、エルボー連打。ネックブリーカーを切り返したメーガンが仁王立ち。なつぽいがバックを取るがメーガンが取り返す。メーガンは丸め込みをさせず、エプロンでマライアがハイキックも誤爆、メーガンはマライアをリング下に落とすようにしてなつぽいにアバランシュホールド。マライアがミサイルキックから逆水平連打、スリングブレイド。なつぽいが返すと、マライアがダブルアームの体勢。なつぽいが切り返しトラースキック、ポイ捨てジャーマン。マライアがバックドロップを見舞い両者ダウン状態からタッチ。水森のラリアット連打をメーガンが受けて立つ。メーガンが抱え上げるが水森が抜け出し突進、メーガンがカウンターでラリアット。水森がコーナーにメーガンを追い込みなつぽいを呼び込むと両方向から腕十字、メーガンが払い除けマライアと合体クローズライン。水森がかわしマライアにラリアット。なつぽいのボディーアタックをメーガンがキャッチし水森にぶつける。メーガンは水森にサイドスラム。水森が返すと、メーガンはフィニッシュを宣言し抱え上げる。水森が切り返しなつぽいのトラースキックから水森が丸め込む。しかしマライアのカットが間に合う。メーガンが水森にパワーボム。マライアがなつぽいを場外に送り出す。メーガンがF5を水森に決めると3カウントが入った。
◆6人タッグマッチ 15分1本勝負 | ||
○星来芽依 |
9分37秒 |
鹿島沙希● |
鈴季すず | 壮麗亜美 | |
舞華 | MIRAI |
MIRAI&壮麗亜美&鹿島沙希の新生ゴッズアイと舞華&鈴季すず&星来芽依組が6人タッグマッチで激突。鹿島の加入によってよりいっそう読めなくなったゴッズアイの闘い。予測不可能な展開から最後に勝ち名乗りを受けるのは? そして、星来は鹿島の保持するハイスピード王座挑戦を実現できるのか?
鹿島がサッとリングを下りゴングを待つ。舞華が先発に名乗りを挙げるとMIRAIと対峙。ロックアップから舞華が腕を取り、MIRAIも応戦。MIRAIがヘッドロックで締め上げると舞華も切り返す。舞華がMIRAIを担ぎ上げるが鈴季のドロップキックが誤爆、ゴッズアイがダブルチョップを見舞うが鹿島が星来につかまる。MIRAIと壮麗が鹿島を救出し星来に逆水平の競演、鹿島がフェースクラッシャー。舞華がMIRAIのラリアットをかいくぐりブレーンバスター。MIRAIは舞華にフェースクラッシャー。壮麗が舞華に串刺しボディーアタック。舞華と壮麗がショルダータックルをぶつけ合う。舞華が打ち勝つと鈴季がタッチを申し出る。鈴季が入り壮麗に後方からのニーアタック連打、スライディングジャーマン。鈴季がコーナーに上がると壮麗が下からエルボー、エルボーの打ち合いから壮麗がサイドに叩きつける。鈴季が返すと、壮麗は逆エビ固め、アルゼンチン、コーナーに宙吊りにし串刺しボディーアタック。鈴季がテキーラショットを狙うが壮麗がかわしてブレーンバスター。鈴季がトラースキック、壮麗がラリアット、鈴季がジャーマン。鹿島が星来のドロップキックを連続でかわす、鹿島がダブルアームの体勢も星来が切り返し丸め込む。鹿島がドロップキックをかわし起死回生。しかし鈴季のカットが間に合う。星来が鹿島に突進、舞華が串刺しラリアット、鈴季がニーアタックで次々と串刺し攻撃、星来がネックブリーカー。鹿島が返すと星来はフェースロック。鹿島がなんとかエスケープ。壮麗のカミカゼから鹿島が「終わりだ!」とダイビングフットスタンプ。星来が返すと鹿島はダブルアーム式フェースバスター。星来が丸め込むとエプロンで舞華と鈴季がキックの挟み撃ち、星来が丸め込んで3カウントが入った。
◆ブルースターズ公式リーグ戦 15分1本勝負 | ||
白川未奈<4点> |
10分15秒 |
羽南<0点> |
1勝1敗の白川未奈と3連敗の羽南による5★STAR GP公式戦。昨年の公式戦では羽南が白川を破り連敗を10でストップ、うれしいリーグ戦初勝利をゲットした。今回も連敗中の羽南だが、験のいい相手に連敗を止めることができるのか?
ゴング前に羽南がドロップキック連打、エルボーアタック連打の奇襲攻撃。白川が返すと羽南のダッシュにエルボーをぶち込み動きを止める。白川は羽南をリング下に送り出す。羽南がすぐに戻るとドロップキックをかわしバックドロップ。羽南はダブルリストの構え。白川がこらえるが羽南が後方からニーアタック。白川が返すと羽南がサブミッションで締め上げる。白川がエスケープすると、ロープに振って払い腰狙い。しかし目前で白川が崩れ落ちる。羽南のコーナーからのダイブを白川が迎撃し足4の字狙い。羽南が丸め込むが白川が返してヒザへのドロップキック。白川はヒザをマットに叩きつけ引き起こすとニークラッシャー。両ヒザもマットに叩きつけると足4の字固め。羽南がエスケープするとエルボー、白川はヒザを蹴飛ばしていく。白川の突進に羽南がブロックバスター。羽南が払い腰からダブルリストアームサルト、フェイマサ―。しかし白川の肩が上がる。羽南はフィニッシュを宣言してバックドロップの構え。白川が切り返しヒザ裏を蹴り上げるとローリングエルボー。白川は狙いすましてヒザ裏へのドロップキック。ドラゴンスクリューをかわして羽南がDDT、ブロックバスターホールド。白川が返すと羽南はバックドロップ。しかし、またもや白川の肩が上がる。羽南のフェイマサ―をかわした白川だが羽南が丸め込み。白川がなんとか返すと羽南がエルボーアタック、フィニッシュを宣言しバックドロップ狙い。白川が切り返しドラゴンスクリュー、ロープを使ってのドラゴンスクリューから足4の字固めへ。反転した羽南だが白川が元に戻して締め上げる。そして羽南がギブアップ、白川が白星をゲットした。試合後、白川が握手を求めるが羽南はその手を蹴飛ばしリングを下りた。
◆ブルースターズ公式リーグ戦 15分1本勝負 | ||
AZM<2点> |
8分18秒 |
安納サオリ<4点> |
AZMと安納サオリが公式リーグ戦で初シングル。これまで6人タッグマッチでは対戦しているがシングルでは初めてとなるだけに先は読めない。2引き分けもいまのところ黒星のない安納にAZMが初黒星をつけるのか。連敗スタートとなったAZMだけに、なにがなんでも初勝利がほしいところだが…。
握手は交わさず静かな立ち上がり。安納が手を上げて誘うとAZMも反対の手を上げ相手を誘う。どっちも「オマエがこいよ」と言い張るとAZMが脚を踏みつけ腕を取る。安納が切り返しヘッドロック。安納がビッグブーツ、AZMがドロップキック。AZMが安納のカカト落としをかわし視殺戦。AZMの蹴りを安納がかわすがドロップキックを食らう。AZMはキャメルクラッチから顔面を攻撃しサッカーボールキック。安納が返すと、AZMはワキ固めでギブアップを迫る。安納がエスケープすると、AZMがコーナーに振って突進。安納がかわしビッグブーツ連打。フィッシャーマン狙いをAZMが切り返し、コーナー上の安納に雪崩式アームホイップ。ダイビングフットスタンプも決めるが安納が返す。蹴りのかわし合いからAZMがジャーマン。安納もジャーマンをやり返すと両者ダウン。髪をつかみ合い立ち上がるとAZMが丸め込み、あずみ寿司。安納が反転してカバー。返したAZMと安納が丸め込みの応酬。AZMが至近距離からのフットスタンプで押さえ込むが2カウント、安納の延髄斬りをかわしあずみ寿司。安納が返すとAZMがミスティカから蹴り上げる。安納が1カウントで返し延髄斬り。AZMが丸め込むが安納がジャーマン。AZMが返すと、安納はフィニッシュ狙いのジャーマン。しかしAZMが返してみせる。安納は勝利を確信もAZMがハイキックからカナディアンデストロイヤー、あずみ寿司。3カウントが入り、AZMが安納を破ってみせた。
◆レッドスターズ公式リーグ戦 15分1本勝負 | ||
刀羅ナツコ<6点> |
12分59秒 |
朱里<2点> |
朱里と刀羅ナツコの5★STAR GP公式戦。朱里は開幕戦で鈴季すずを破り白星発進。ナツコも壮麗亜美を破り勝利でスタート、さらに上谷沙弥からの不戦勝を加え2戦2勝で朱里戦に挑む。
ゴングが打ち鳴らされ両者ゆっくりと中央へ。ロックアップで組み合い力比べ。ナツコが押し込むと朱里が反転しブレイクする。手四つと見せかけナツコがグラウンドにもっていきネックロック。朱里が切り返し腕の取り合い。朱里がヘッドロックもナツコも切り返しヘッドロック。ナツコがショルダータックル、朱里がアームホイップ、ニーアタックでナツコを場外に送り出す。朱里はエプロンを走るがナツコが蹴り足をイスで殴打。場外戦でナツコが朱里を3方向で客席に叩きつける。リングに戻してショルダータックル、セントーン連発。朱里が返すとナツコはストレッチマフラー。朱里がエスケープすると、ナツコの突進を止めてコルバタ、フェースクラッシャー、腕十字から腕固め。ナツコがエスケープすると朱里のキックをブロックし、エルボーの打ち合いに持っていく。朱里がミドルキック連打、ナツコがラリアット。朱里がラリアットをかわしジャーマン。ナツコが前方に叩きつける。両者突進するとナツコのラリアットが打ち勝ちキャノンボールへ。ナツコはフロッグスプラッシュも放つが2カウントどまり。ナツコが朱里を引き起こすがバッククラッカー、サッカーボールキック連打を食らう。ナツコが返すと朱里は腕十字から腕固め。ナツコがエスケープすると、朱里はロープに乗せてDDT。10分経過。返したナツコがバズソーキックを止めてパワーボム、デスバレーボム。朱里が返すとナツコはスワントーンボム。しかし朱里がかわしコードブレイカー。ナツコが倒れずラリアット。ナツコの突進に朱里がハイキック。ナツコが返すと朱里はコーナーへ。ナツコも上がりエルボーの打ち合い。朱里がパワーボムを決めるがナツコの肩が上がる。残り3分。朱里がコーナーに上がるとナツコも立ち上がりレフェリーを突き飛ばし朱里にミスト噴射、コーナーから叩き落とす。しかし朱里が返してみせる。ナツコがもう一度コーナーに上がりスワントーンボム。朱里が返せずナツコが3カウントをゲットした。
ナツコ「ゴッズアイが強いなんてのは、もう一昔前の話だな! 強くて守ってもらいたい? 人を守れんの? 朱里突破したらレッドスター余裕だと思ってたけど(朱里を蹴落とす)。次は大阪のビッグマッチでスターライト・キッドと一騎打ちがある。キッド見てるか? オマエ、どうやって私に勝つ? オマエ朱里に勝ったことあるか? こういう試合したことあるか? 大阪楽しみにしてる。オマエがどうやって暴れまわってくれるのかをね」
◆レッドスターズ公式リーグ戦 15分1本勝負 | ||
中野たむ<4点> |
12分35秒 |
葉月<0点> |
赤いベルトの王者・中野たむと葉月がリーグ戦で激突。開幕戦では中野が上谷沙弥に勝利も上谷の負傷により後味の悪い結果となってしまった。上谷は以後全戦を欠場、リーグ戦は不戦敗となる。中野にとっては仕切り直しの一戦だ。対する葉月は開幕戦で同門の岩谷麻優に敗れて黒星スタート。昨年は開幕7連勝で快進撃を見せ今年は全勝優勝を宣言していたが、開幕戦が苦手の岩谷に敗れ目論見に狂いが生じた。葉月にとっても仕切り直し の一戦だ。
握手は交わさずに試合がスタート。探り合いから手四つ、すぐにバックの取り合いとなり中野がヘッドロック。葉月がロープに振りエプロンから誘いをかけ丸め込みからドロップキック。葉月は中野をロープに追い込み顔面ウォッシュ狙い。中野が足をつかんで立ち上がるとネックブリーカー、側転ダブルニードロップ。前後のキックからカカト落とし。葉月が返してエルボーの打ち合いに持っていく。中野が「こいよ」と挑発し、さらにエルボーを打ち合う。葉月がかわしフルネルソンバスター、セントーン、あらためて顔面ウォッシュ。中野が返すと葉月はフェースロック。中野がエスケープするが葉月がミサイルキック、串刺しエルボー、スイングDDT。葉月がコーナーに上がると、中野も立ち上がりエルボーを打ち合う。落とされた中野がハイキックで葉月を場外に落とす。中野はプランチャで飛び、リングに戻すとニーアタック、ジャーマン。葉月が返すと、中野はフィニッシュを予告しタイガー狙い。葉月が切り返し二段蹴り。中野がカウンターのスピンキック、フィニッシュを宣言も、葉月が切り返してブレーンバスター。両者ダウン状態から立ち上がり突進、葉月のビッグブーツがヒット。葉月はもう一発決めてエプロン越しにDDT、サイドからドロップキックでたたみかけフェースロックへ。中野がエスケープすると、葉月はボディースラムからダイビングセントーン連発。しかし中野がロープをつかむ。10分経過。葉月が中野を引き起こし、ブレーンバスターの構え。中野もやり返そうとするが葉月がこらえる。中野のタイガーを返した葉月だがどどんを食らう、葉月が返すと、中野はフィニッシュを宣言しVSDを狙う。葉月が切り返し丸め込むが中野が反転。葉月が返すと葉・月ストラル。返した中野が至近距離からバイオレットシューティング、もう一発放ち後方からも決める。さらにサイドから決めるが2カウント。残り3分。中野がVSDを決めると3カウントが入った。
中野「宇宙のみなさん、そして浜松のみなさん、こんにちは。可愛いですか、ブスですか。可愛い? 夏は汗で顔がブスになっちゃうんだよ。みなさん今日は暑いなかスターダムの会場にご来場いただき本当にありがとうございます。まだ始まったばかり。この先苦しくて大変なことが私たちを待ち構えてます。それを乗り越えて最後にホントに夢をつかめるのはたった一人だけ。たった一人。たむは今年こそそのたった1人になりたい。みなさんに初優勝する姿をお見せするってことでお約束します。中野たむと一緒にともに闘い抜いてください。2023年最高の夏にするぞ。2023年夏、たむロードについてこい、ビリーブインたーむ!」
中野のコメント
「かわいいですか?ブスですか?汗がすごくて。4点。5★STAR開幕戦、上谷との試合がああいう結果になっちゃって、正直怖いなって思うこともあったけど、でもあれがあったからこそ私は闘う理由ができた。闘う責任と理由ができたと思ってる。5★STAR GP制して赤いベルトも守り抜く。しばらくリーグ戦ないからね、まずは13日、メーガン、謎の巨人。駆逐してやるよ!」