8月11日(金=祝)、大阪あべのキューズモール3階スカイコートにて、8・13大阪大会に向けての3大タイトルマッチ公開調印式を開催、決戦を2日後に控える王者、挑戦者が意気込みを述べた。
★8月13日(日)エディオンアリーナ大阪第1競技場(3:00)
▼ワールド・オブ・スターダム選手権試合
〈王者〉中野たむvs〈挑戦者〉メーガン・ベーン
▼IWGP女子選手権試合
〈王者〉岩谷麻優vs〈挑戦者〉林下詩美
▼STRONG女子選手権試合
〈王者〉ジュリアvs〈挑戦者〉優宇
記者会見詳細レポート
▼STRONG女子選手権試合
〈王者〉ジュリアvs〈挑戦者〉優宇
優宇「ちょっと待ってください。意気込みの前に(ジュリアは)なんでそんなに落ち着きがねえんだ?」
ジュリア「なにもねえよ」
優宇「座れよ」
ジュリアは一度退席しかけて戻ってくる。
ジュリア「大江戸隊は今日は来てない?」
優宇「そこに関しては、ひとつ弁解させてほしい。まさか襲撃されるとは思ってなくて、ちょっとあの、私が大江戸隊に入ることは絶対にありません。言いきります」
ジュリア「ホントかよ?」
優宇「名前落っこっちゃうだろうよ、そんなことしたら。絶対ないし、私、このお盆のいっちばんピークのときに東京から新幹線乗ってひとりで来たんだよ。褒めてくれよ」
ジュリア「ホントかなあ。まあいいや。100%じゃないけど」
優宇「襲撃されたらごめんね。ちょっとそれはのちのち弁解させてもらうけど、そんなつもりなくて。だって、奈七永と私が組んでたときの試合見たことないの? あんな正々堂々闘うレスラーいないでしょ。ねえ」
ジュリア「じゃあなんで大江戸隊に頼んで私をボコボコに」
優宇「ボコボコにしてなんて一言も言ってない。なんかナツコが推薦してくれたのはいいんだけど、やり方が想像できないくらい乱暴だったっていうだけで、私が大江戸隊に何かあるというわけじゃないんで、ホントに。信じてよ」
ジュリア「また好感度狙いやがって」
優宇「片っ端から下げやがって、好感度を、オマエはよう」
ジュリア「好感度上げることしか考えてねえから」
優宇「〇※▼♯」
ジュリア「マイク通して言えよ」
優宇「いやいや、ちょっと私が大江戸隊に入るわけじゃないというのを分かってもらったうえで、意気込みとか聞いてもらいたかった。私がジュリアとシングルマッチするのは、これが初めてなんですよ。まともに試合したこと1回もないんじゃないかと思うんですよね。このベルトを懸けてというのが、最高の舞台を用意してもらえたなという気持ちがあるんですよ。このベルトを持ったら、私がみなさんに最高の世界を見せにいきますよ、一緒に見に行きましょうねって言うんですけど、今回はわがまま言わせてください。いまの私にいっちばん必要なベルトなんですよ、それが。スターダムにはいろんなシングルのベルトありますよね。私は、このベルトが一番自分を刺激してくれる素敵な世界に連れて行ってくれるベルトだと思ってます。どのベルトよりも、いま私がほしいベルトなんです。それがいま持ってるジュリアから引き剝がせるのが、いまとにかくワクワクしているということ、お伝えできてよかったです」
ジュリア「また好感度上げやがってよ。でも、いまの聞いて、それが本心であるのなら、私もチャンピオンベルトって強いヤツと闘うためのチケットだと思っているから。STRONG(女子)っていうタイトル、STRONG、強い、強さ、このベルトの名にメチャクチャふさわしい相手なのではないのかなと思うのですが、どうでしょうか。わかったよ、アナタのこと信じます。経緯は何であれ、このベルトっていう、おいしいおいしいエサで釣れた大きな大きな、見てください、この体格差、ボディー。私はこの体格差をどうやって崩していくのか、どうして崩していけるのか、それを実践できる、ものすごく楽しみな最高の状態だなと思ってます。優宇、オマエ、そのデケえ身体、張り倒してやるよ!」
優宇「正々堂々とお願いします」
優宇が手を差し出す。
ジュリア「大丈夫?」
優宇がジュリアの手を引く。
優宇「大丈夫に決まってんだろ」
ジュリア「力強えなコイツ」
▼IWGP女子選手権試合
〈王者〉岩谷麻優vs〈挑戦者〉林下詩美
詩美「先日の会見、そちらを見ていただければと思います。アメリカから帰ってきて、アメリカでつけた力を、このベルトの試合で見せたいなと思います。私が必ずベルトを取ります」
岩谷「あべのキューズモールにお越しのみなさん、こんばんは! スターダムのアイコン岩谷麻優です。このベルトを取ってから初めての防衛戦になります。ベルトを取って3カ月半くらいかな、一度も防衛戦が組まれることなく、明後日を迎えて初めての防衛戦になるんですけども、林下詩美、いままで赤いベルトを自分がチャンピオンだったときに詩美に取られてます。いろんな節目で林下詩美に負けて、今回もマジで気を引き締めていかないとヤバい闘いになるなと思ってるんですけども、アメリカ、アメリカと言ってるけど、1,2週間アメリカ行って何を学んだんですかね? 自分はアメリカで何回も何回も海外に行って、マジソンスクエアガーデンとかいろんな大きい舞台に立っていろんな経験値を積んできました。その経験値をたった1,2週間の遠征で超えられると思わないでください。まあ、普通に闘っても強い相手、それはわかってるけども、このアメリカ帰りの林下詩美、なにが変わったのか、明後日、楽しみにしておきます。でも、このIWGP(女子)のチャンピオン、まだまだまだまだ防衛戦始まってすらない。いや、明後日から始まるこのIWGP王者としての岩谷麻優ロード…岩谷麻優ロードって中野たむロードみたいだ。岩谷麻優の防衛ロード、これからも世界中の日本中の世界中のいろんなみなさまを魅了した闘いにしていきたいと思いますので、明後日も応援よろしくお願いします」
▼ワールド・オブ・スターダム選手権試合
〈王者〉中野たむvs〈挑戦者〉メーガン・ベーン
メーガン「私、メーガン・ベーンは日本に来たのはチャンスをつかむため。そしてそのチャンスが実現しようとしている。私は力を信じている。なぜなら、その力を私が持っているから。赤いベルトがほしい。そのベルトを絶対に手にしてみせる。私は、できないことは言わない主義なの。言っている以上のことをやってきた。ここ日本でも、目の前に立った敵をただ倒すだけじゃない、すべての相手を破壊してきた、ぶっ倒してきた。アナタは、いままでの敵とどこが違うのかな?」
中野「宇宙のみなさん、そしてあべのキューズモールのみなさん、こんにちは! 宇宙一かわいいアイドルレスラーで第16代ワールド・オブ・スターダムチャンピオンの中野たむです。いま、もう日が暮れちゃいましたね。ご覧いただいた通り、スターダムにはシングルのベルトはいまいくつもあります。IWGP(女子)、STRONG(女子)、このふたつのベルトはどんなベルトになっていくのか、まだ歴史が浅いので、ジュリアと岩谷麻優がそれぞれ決めていくと思う。ただ、赤のチャンピオンとして私はいま言えるのは、この赤いベルトこそが、これこそがスターダムの強さだということを示すベルト、スターダムの核のベルト、核でなければならない、そいうベルトだと、私は思ってます」
中野が歩み寄り、メーガンと視殺戦。
中野「ここは暴力禁止だから、出禁になっちゃうからやめて。メーガン、あらためて見てもデカい。彼女はいま言った通りスターダムの選手を次々となぎ倒していって、いまだかつて彼女からピンフォールを取った選手は誰もいないし、投げ切った選手も、ひとりもいません。正直、震えてます。でも、このピンチが絶好のチャンスだと思ってる。スターダムの強さを示す絶好のチャンス。赤い王者としての強さを示すチャンス。赤いベルトの誇りにかけて、巨人メガサスを倒して、中野たむがスターダムの顔であるということを証明します。そして、15日に控えている岩谷麻優との公式戦、チャンピオン同士の闘いにしたいと思ってます。私がほかの選手とどう違うかって? (ベルトを見せつけて)明後日、思い知ることになると思うよ、そしてアンタは泣いて国に帰ることになるんじゃない? 巨人メガサス、駆逐してやるよ」
メーガン「オマエハモウ、シンデイル!」
中野「私は死なない。ルックアットインザスカイ。見えるはずだ、あの死兆星が」
当日は、メルティア(中野たむ&なつぽい)のミニライブ。
クイーンズクエスト(AZM&妃南&天咲光由)vsクラブビーナス(白川未奈&マライア・メイ&月山和香)のトークバトルもおこなわれた。