2023/08/12 試合結果

2023年8月12日 『STAR☆VERSE Presents 5★STAR GP 2023 Supported by SoftBank 姫路大会』

『STAR☆VERSE Presents 5★STAR GP 2023 Supported by SoftBank 姫路大会
8月12日(土)アクリエひめじ(観衆507人=満員)

試合結果

◆3WAYバトル 15分1本勝負
吏南

5分17秒
ジャックナイフ式エビ固め

妃南

※もう一人は天咲光由

◆シングルマッチ 15分1本勝負
テクラ

6分45秒
ダイビングボディプレス→片エビ固め

飯田沙耶

◆6人タッグマッチ 15分1本勝負
○渡辺桃

10分55秒
ひとでなしドライバー→エビ固め

水森由菜●
スターライト・キッド なつぽい
刀羅ナツコ 中野たむ

◆6人タッグマッチ 15分1本勝負
葉月

11分42秒
ダイビングボディプレス→エビ固め

HANAKO●
○コグマ マライア・メイ
岩谷麻優 月山和香

◆8人タッグマッチ 20分1本勝負
○メーガン・ベーン

9分22秒
F5→エビ固め

鹿島沙希●
星来芽依 壮麗亜美
鈴季すず MIRAI
舞華 朱里

◆ブルースターズ公式リーグ戦 15分1本勝負
羽南<2点>

11分2秒
バックドロップホールド

AZM<2点>

◆ブルースターズ公式リーグ戦 15分1本勝負
白川未奈<6点>

12分33秒
フィギュアフォードライバーMINA→片エビ固め

ジュリア<5点>

◆ブルースターズ公式リーグ戦 15分1本勝負
林下詩美<4点>

13分6秒
ジャーマンスープレックスホールド

安納サオリ<4点>

試合詳細レポート

◆3WAYバトル 15分1本勝負
吏南

5分17秒
ジャックナイフ式エビ固め

妃南

※もう一人は天咲光由

 天咲光由、吏南、妃南が一度に闘う3WAYマッチ。吏南と妃南の姉妹対決に天咲が加わりどんな化学反応を見せるのか。

 手四つと見せかけ吏南が妃南の腕を取ると天咲と妃南で吏南の腕を締め上げロープに振る。天咲と妃南でドロップキックの挟み撃ちからエルボードロップの競演。妃南がキャメルクラッチにとらえ天咲がドロップキック、しかし標的は妃南。天咲が吏南を捕まえるが反対にボディースラムで叩きつけられる。吏南は天咲にヘアーホイップを連発し顔面を踏みつけていく。コーナーに振られた天咲が突進をかわし2人まとめて串刺し側転エルボー、妃南にドロップキックを連発。妃南が返すと、天咲の突進を止めてドロップキック。吏南が妃南を襲撃しダブルを要請。しかし妃南が天咲、吏南に次々と払い腰。吏南が妃南に卍固め。妃南がドロップキックをかわしネックブリーカー、STO。吏南が返すと妃南が変型ロックボトム。天咲がカットしDDTを決める。しかし妃南が返してみせる。天咲はフィニッシュを宣言して天聖狙い。吏南がカットし天咲を場外に落とし妃南にジャックナイフ。3カウントが入り吏南が妃南を破ってみせた。

◆シングルマッチ 15分1本勝負
テクラ

6分45秒
ダイビングボディプレス→片エビ固め

飯田沙耶

 飯田沙耶とテクラがシングルマッチで激突。飯田のパワーとテクラのテクニックが真っ向からぶつかり合う。

 手四つでの力比べでスタートし、飯田が上になる。テクラが切り返すが再び飯田が優勢。テクラが上になるが飯田が押し返す。飯田はテクラをマットに叩きつけてみせる。テクラがロープに振ろうとするが飯田が逆水平連打。テクラはエルボーで対抗し、打撃の応酬。飯田が逆水平の連打でテクラを倒す。リング下で間合いを取ったテクラがカムバックしようとすると飯田が蹴りを入れてロープに振る。テクラが突進をかわし顔面蹴り、DDT。テクラは飯田の腕を取り顔面を何度も蹴飛ばす。飯田が挑発しテクラのエルボー連打を受けて立つ。飯田が崩れ落ちるとテクラが引き起こしロープへ走る。飯田がカウンターのジャンピングチョップからエルボードロップ、ドラゴンスリーパー。テクラがエスケープすると飯田はブレーンバスターを狙う。テクラがこらえてエルボーからブレーンバスター。もう一回狙うが飯田がブレーンバスター、ショルダータックル、ブレーンバスター。テクラが返すと、飯田は「飛ぶぞ!」と宣言し飯田ロケット。しかしテクラがエルボーで迎撃。飯田が突進するがテクラのスピアを食らう。飯田が返すと、テクラはバズソーキック。飯田がかわし丸め込もうとするがテクラがエルボー、バズソーキック。しかし飯田の肩が上がる。テクラはフィッシャーマンからダイビングボディープレス。飯田が返せずテクラが3カウントをゲットした。

◆6人タッグマッチ 15分1本勝負
○渡辺桃

10分55秒
ひとでなしドライバー→エビ固め

水森由菜●
スターライト・キッド なつぽい
刀羅ナツコ 中野たむ

 中野たむ&なつぽい&水森由菜組のコズミックエンジェルズと刀羅ナツコ&スターライト・キッド&渡辺桃組の大江戸隊が6人タッグマッチで全面対決。

 ゴング前に大江戸隊が奇襲を仕掛け、場外戦で試合がスタート。大江戸隊が圧倒し、桃がなつぽいをリングに戻し顔面を踏みつける。ナツコがなつぽいに水を噴射しブレーンバスター。なつぽいが返すと、ラリアットをかわしフェースクラッシャー。「投げるぞ!」と宣言するがナツコが切り返す。しかしなつぽいがあらためてバックを取り投げを打つ。しかしナツコに押しつぶされる結果に。中野がナツコをロープに振ろうとするが桃が乱入。すると中野がまとめてドロップキックで吹っ飛ばす。中野となつぽいがナツコにドロップキック。ナツコは中野をキャッチしバックフリップ。キッドが中野にコルバタ、コーナーに頭部を叩きつけるとダイビングボディーアタック、その場跳びムーンサルト。中野がキッドにカウンターのエルボー。キッドがカウンターのエルボーからフィッシャーマン狙い。中野がこらえてキッドとエルボーを打ち合う。中野がバックドロップ、側転ダブルニードロップ。水森がキッドにフライングショルダータックル。水森がキッドにショルダースルーもボディープレスをかわされる。桃が水森にミドルキック連打。水森が返すと、桃が裏投げ狙い。メルティアがカットしドロップキックの挟み撃ち、水森がラリアット。桃が返すと水森はダイビングボディープレス。しかし桃が返してみせる。なつぽいがタッチを求めるが、ナツコが阻止して桃が水森に串刺しドロップキック連打、ブレーンバスター3連発。しかし水森の肩が上がる。桃は蒼魔刀をヒットさせるがメルティアがカット。桃は水森にパイルドライバーの構え。そこへメルティアがネックブリーカー、水森がスーパーガール。メルティアが場外ダイブを狙うがナツコとキッドがカット。桃が水森にカウンターのミドルキック、ハイキック。水森がカウンターでラリアット。ナツコが鉄パイプで殴打しキッドが619,ナツコがラリアット、桃がひとでなしドライバー。3カウントが入り、桃が水森をフォールしてみせた。試合後、ナツコは鉄パイプを放り投げ、翌日の大阪で公式リーグ戦をおこなうキッドと握手。

◆6人タッグマッチ 15分1本勝負
葉月

11分42秒
ダイビングボディプレス→エビ固め

HANAKO●
○コグマ マライア・メイ
岩谷麻優 月山和香

 岩谷麻優&葉月&コグマ組のSTARSと月山和香&マライア・メイのクラブビーナスにHANAKOが加わるトリオが6人タッグマッチで対戦。

 HANAKOが「いきます」と先発に名乗りを挙げるとマライア、月山が送り出す。HANAKOは葉月と対峙。葉月が手を上げるとHANAKOも上げる。葉月はジャンプするが届かず。ならばと腹部にニーを打ち込む。しかしHANAKOがショルダータックル。するとSTARSが合体でHANAKOを攻撃し3方向からドロップキック。カバーを返したHANAKOに葉月がフェースロック、顔面ウォッシュ。コグマがHANAKOにボディーアタック、胴締めスリーパー。HANAKOがエスケープすると、コグマはキャメルクラッチで強制クマポーズ。岩谷がHANAKOにサッカーボールキック。葉月がHANAKOのエルボー連打を受けて立ちビッグブーツ。HANAKOは葉月の突進を止めてニードロップ。マライアが葉月にスリングブレイド、逆水平の連打、エプロンからハイキック、ミサイルキック。葉月が返すとマライアはエルボー連打。葉月はカウンターでコードブレイカー。岩谷が串刺しボディーアタック、コルバタ、ドロップキックをマライアに決める。岩谷の突進を読んだマライアだがジャーマンを食らう。マライアはすぐに立ち上がりバックドロップ、串刺しビッグブーツ。岩谷がカウンターでトラースキックを放つと両者ダウン状態。替わった月山が岩谷の背後からドロップキック、岩谷が月山にドロップキック。コグマが月山の背中を踏みつけフットスタンプ。月山が返すと、コグマの突進をかわしHANAKOがビッグブーツ、月山をボディースラムでコグマに叩きつける。月山はコグマのバックを取る。月山がパロ・スペシャルを決めるが葉月がカット。月山の突進を読んだコグマがDDT、コーナーに上がると月山が下からエルボー連打、マライアが雪崩式フランケンで援護し、月山が極楽ドン。しかしコグマが返してみせる。月山の突進を葉月が止めてコグマと岩谷が合体のボディープレス。月山が返すとコグマはミサイルキック。月山がオースイスープレックスもSTARSがカットする。月山の突進を岩谷と葉月がトラースキック、STARSがロケット発射。そしてコグマがダイビングボディープレス。月山が返せずコグマが勝利した。

◆8人タッグマッチ 20分1本勝負
○メーガン・ベーン

9分22秒
F5→エビ固め

鹿島沙希●
星来芽依 壮麗亜美
鈴季すず MIRAI
舞華 朱里

 朱里&MIRAI&壮麗亜美&鹿島沙希組のゴッズアイと舞華&鈴季すず&星来芽依&メーガン・ベイン組が8人タッグマッチで全面対決。8・13大阪でのワールド・オブ・スターダム王座挑戦を控えるメーガンの大暴れは必至。鹿島を加えたゴッズアイがメーガンを止めるか、それとも…。

 鹿島がサッと控えに回り、MIRAIが「じゃあいきます」と鹿島に断りを入れて先発に。試合はMIRAIと舞華でスタート。舞華がロープに押し込みMIRAIをバカにしたように髪をつかむ。MIRAIもやり返しロックアップで力比べ。両者足をつかむと舞華がスライディングラリアット、MIRAIがかわし鹿島に託す。鹿島が入ると星来が出てくる。星来がドロップキックから丸め込み。鹿島も切り返し丸め込みの応酬。星来の突進を鹿島がかわし、「近づいてくんじゃねえよ」とコーナーに戻す。するとメーガンがリングイン。ビビる鹿島をコーナーに追い込み攻撃。ヘロヘロの鹿島をメーガンが持ち上げボディースラム。舞華が自軍コーナーで鹿島のノドを踏みつける。ボディースラムを食らった鹿島はダウン状態。鈴季が入り、タッチをさせずエルボー。鹿島はカウンターのビッグブーツを放ち朱里に託す。朱里が鈴季にドロップキック。舞華が乱入し鈴季と合体。しかし朱里が分断し鈴季にフロントネックチャンスリー。打撃のかわし合いから朱里がミドルキック連打。鈴季がバズソーキックをかわし丸め込む。メーガンが朱里にエルボー連打、ショルダータックル。壮麗がショルダー連打もメーガンが対抗。MIRAIと壮麗がショルダータックルもメーガンがこらえ、まとめて吹っ飛ばす。壮麗がエルボー連打、メーガンが受けて立つ。ゴッズアイが次々と串刺し攻撃も、鹿島は寸前で逃げる。朱里がメーガンを捕まえ鹿島を呼び込みブレーンバスター狙い。しかしメーガンがまとめてブレーンバスター、壮麗もマットに叩きつける。メーガンは星来、鈴季を担ぎ上げ場外のゴッズアイに投げ捨てる。メーガンと舞華が壮麗にチョークスラムで合体。壮麗が返すと、メーガンはフィニッシュを宣言しF5を決める。3カウントが入り、メーガンが壮麗を破った。

◆ブルースターズ公式リーグ戦 15分1本勝負
羽南<2点>

11分2秒
バックドロップホールド

AZM<2点>

 AZMと羽南が5★STAR GP公式戦で対戦。これまで何度もシングルで闘ってきた両者だが、羽南はAZMに未勝利。ここでもまたAZMに敗れれば、5★STAR GPの連敗も続いてしまうことになる。羽南には、AZMからの初勝利で今年の5★STAR GP初勝利も勝ち取りたい試合だ。

 握手は交わさずゴング。羽南がドロップキックで先制しロープに振ってアームホイップ。AZMがヘッドシザーズにいくが羽南が抜け出す。あらためて立ち上がりAZMが蹴りを入れてロープに振ろうとする。しかし羽南が振ってドロップキック。AZMがニーアタックをかわし背中にドロップキック。AZMは羽南をコーナーに追い込み串刺しドロップキック。羽南が返すとAZMがサッカーボールキック、「どうした」「やり返して来いよ」「こい、こい」と挑発、羽南が向かっていくとAZMがエルボー。羽南の払い腰をこらえてAZMが突進すると羽南が払い腰を決める。羽南はあらためて後方からニーアタック、背中へのドロップキック。羽南は「上げるぞ!」と宣言しダブルリストの構え。AZMが切り返し「なめんな!」とエルボーを打ち合う。AZMが連打し羽南を吹っ飛ばす。羽南が向かっていくとAZMがブレーンバスター、ミサイルキック。羽南が返すと、AZMはフィニッシュを予告してコーナーへ。しかし羽南がダイビングフットスタンプをかわし、エルボーアタック。両者ダウン状態からAZMが先に立ち上がりコーナーに追い込む。羽南が飛び乗るがAZMが腕十字。羽南が上になりカバー。AZMが返して丸め込む。羽南も切り返し丸め込み合戦。AZMがあずみ寿司を狙うが羽南が反転。ギリギリでAZMが返すと後方から組み付く。羽南が切り返し首と腕を極める。しかしAZMの足がロープへ。羽南が絶叫しAZMにバックドロップ狙い。AZMがロープに逃れるが羽南が強引にバックドロップ。しかしAZMが返してみせる。羽南が絶叫し、AZMを立ち上げるとフェイマサ―。AZMがかわすが羽南が足をキャッチ。AZMの蹴りを食らうが2発目をかわし丸め込む。AZMが切り返し腕をロック。中央にもっていくAZMだが羽南が上になる。AZMがトラースキックも羽南の手がロープへ。AZMがダイビングフットスタンプを決めるが羽南の肩が上がる。AZMは余裕の表情でフィニッシュを宣言、ダウンの羽南を引き起こす。羽南が至近距離でエルボースマッシュ。AZMがハイキックからコーナーに乗せる。羽南が切り返しバックドロップ、ブロックバスターホールド。羽南が「終わり!」と絶叫しバックを取る。AZMがこらえてフットスタンプ、羽南が突進を止めてバックドロップ、バックドロップホールドを連発。AZMが返せず3カウントが入った。試合後、羽南が握手を求めるとAZMが払い除ける。それでも最後はお互いがグータッチをかわした。

◆ブルースターズ公式リーグ戦 15分1本勝負
白川未奈<6点>

12分33秒
フィギュアフォードライバーMINA→片エビ固め

ジュリア<5点>

 ジュリアと白川未奈による5★STAR GP公式戦。2連覇を狙うジュリアは2勝1引き分けで、ここまで黒星なし。白川は序盤ながらも2勝1敗で初優勝に向けて好位置につけていると言っていい。両者とも翌日の8・13大阪ではタイトルマッチが控えているだけに(ジュリアがSTRONG女子王座防衛戦、白川がマライア・メイとゴッデス・オブ・スターダム王座防衛戦)落とせない闘いだ。

 白川が突進しエルボー、ドロップキックをジュリアがかわしヘッドロックも白川がすぐに切り返す。ジュリアは白川を後方に投げつけドロップキック。白川が返すとジュリアはSTF。白川がエスケープすると、ジュリアはエプロンでのドロップキックで場外に落とす。ジュリアがテーブルに叩きつけようとすると白川が反対に叩きつけ、ジュリアの突進をかわして鉄柱に激突させる。さらに場外マットにジュリアのヒザを打ちつけリングに戻すと左ヒザへのドロップキック、ニークラッシャー連発、足4の字固めに入る。ジュリアが「離せ」と張り手。白川も張り手で応戦。ジュリアのエルボーに白川も対抗しエルボーの打ち合い。ジュリアが腹部へのパンチから頭部にドロップキック。ジュリアの突進に白川がヒザへのドロップキック、再び足4の字固め。白川がジュリアを肩車しコーナーに乗せる。ジュリアが突進を蹴飛ばすが白川が上って雪崩式狙い。ジュリアがこらえ白川に雪崩式ダブルアームスープレックス敢行、着地してもホールドを離さず。しかし白川がバックドロップ、エルボー。ジュリアがドロップキックで両者ダウン。立ち上がってエルボーが交錯、白川が打撃の連打、ジュリアがバックドロップ。ジュリアがファルコンアローも2カウント。グロリアスドライバー狙いを白川が切り返しバックブロー。白川がグラマラスドライバーを狙うがジュリアが顔面を蹴り上げる。ジュリアが振りかぶっての打撃で白川を倒す。白川が立ち上がるとジュリアが顔面ニー。ジュリアが旋回してグロリアス狙い。白川が切り返し丸め込む。白川がドラゴンスクリューから足4の字固め。白川が張り手を入れてさらに締め上げる。ジュリアが反転も白川が戻す。ジュリアがエスケープすると、白川が肩車して前方に叩きつける。しかしジュリアが返してみせる。白川はジュリアを引き起こし「終わり!」と叫んでグラマラスドライバーMINA。ジュリアが返すと、雁之助クラッチ、白川が切り返す。白川はグラマラスコレクション。返されると延髄斬りからインプラントDDT。残り3分。白川がフィギュアフォードライバーMINAを決めるとジュリアが返せず3カウントが入った。

白川「去年の5★STAR覇者に白川未奈が勝ったぞ! ジュリア、ジュリア、5★STAR、3年連続、一昨年までのアナタの寄せ付けないような強さにぶっ倒された。で、去年、試合終わってからのアナタは、私を鼓舞する言葉をかけてくれたね。私はそのとき、強くなってアンタの目の前に戻ってくるって言ったよね。どうだった?」

ジュリア「みんなわかってんじゃないの? 誰よりも強い気持ちを持ってるってことを。オマエのハートは、最初からストロングじゃん。次やったときは負けねえからな」

白川「ジュリア、ジュリア、ジュリアが去年見た、てっぺんの景色を私も見たい。5★STAR絶対に優勝してサイキョーじゃなくて、最高白川未奈が夏をいただきます! チャンミナチャンプイズヒアー!」

◆ブルースターズ公式リーグ戦 15分1本勝負
林下詩美<4点>

13分6秒
ジャーマンスープレックスホールド

安納サオリ<4点>

 この日がちょうどデビュー5周年の林下詩美と安納サオリが5★STAR GP公式戦で初シングル。1勝の詩美はこれが2戦目で、1勝1敗2引き分けの安納は早くも5戦目。翌日の8・13大阪では詩美が岩谷のIWGP女子王座、安納がなつぽいとのコンビで白川未奈&マライア・メイのゴッデス・オブ・スターダム王座に挑戦するとあって、どちらも負けられない闘い。タイトル奪取に向け勢いをつけ、5★STAR GPの得点を伸ばすのはどちらか?

 両者ゆっくりと歩を進め、手四つの構え。力比べで詩美が上になり押さえ込む。詩美が首を取りにいくと安納が切り返しネックロック。詩美がフロントネックロックに切り返すと安納が腕を取る。詩美も取り返しヘッドロックへ。グラウンドに持っていかれた安納だが脱出し視殺戦。詩美がコーナーに振ると串刺しエルボー。コーナーに振られた安納がエプロンからスタナー。ミサイルキック。詩美が返すと、安納は首4の字でブリッジ。首4の字固めで締め続けるが詩美の足がロープに届く。安納は詩美の顔面を踏みつけビッグブーツへ。コーナーに振られた安納が突進をかわすが、ドロップキックを食らう。詩美がラリアット、背中にドロップキック。安納が返すと詩美は背中にニードロップ、ボディースラム。安納が返すと、コーナーの詩美にエルボー連打、雪崩式フィッシャーマン。フィッシャーマンの連続を詩美が返す。安納は詩美の腕を取ってブリッジ、極楽固め。詩美がエスケープすると、エルボーの応酬。安納が打たせる形で詩美が連打。安納が倒れるも延髄斬り。詩美がエルボー、安納がラリアットも詩美がかわしジャーマン。安納もジャーマン。詩美もジャーマン。安納がもう一発ジャーマン。両者ダウン。安納が先に立ち上がり、コーナーへ。詩美が追いつき雪崩式コウモリ吊り落とし。10分経過。詩美がアルゼンチンから旋回。安納が脱出しフィッシャーマン。詩美が安納の突進を止めて叩きつける。詩美はフィニッシュを宣言し、ハイジャックボムを狙う。安納が切り返すが詩美がグラウンドでラリアット。詩美が狙いすましてラリアットにいくが安納がかわしジャーマン。安納がフィニッシュを宣言するが詩美がラリアット、安納がウラカンラナも詩美がギリギリ返す。両者突進し詩美のラリアットがヒット。残り3分。詩美が安納を引き起こしアルゼンチンから旋回して叩きつける。しかし安納の肩が上がる。詩美が安納を強引に持ち上げてサイドに叩きつける。バックを取るとジャーマン。3カウントが入り、詩美が安納を破った。

詩美「5★STAR GP2連勝! そしてそして、本日8月12日、林下詩美デビュー記念日です、みなさんありがとうございます!安納サオリ、初シングルだったけど、なんだか静かに燃える蒼い炎って感じがちょっと私に似てないか? 今日、安納サオリと初シングルしてすごいボロボロになったけど、すごい楽しかったよ、ありがとう。そして、この今日の勝利をそのまま明日の岩谷麻優の持つIWGP女子王座のベルトの挑戦にもっていきたいと思います。私は絶対に5★STARを優勝したい。岩谷麻優からも勝ちたい。そしてIWGPのベルトも巻きたい。全部の夢をかなえます。明日も私の大きな挑戦、見守っててください。みなさんにまた会えるその日まで、ごきげんよう」

詩美のコメント

「5★STAR GP私は今日でまだ2戦目、まだまだ林下詩美の夏は始まったばっかりなんで、これからもどんどん勝っていって、今年の5★STAR、私が絶対に取ります。そして明日、岩谷麻優の持つIWGP(女子)への挑戦、私は自分の気持ちとか考えてること語ることホントに苦手だけど、岩谷麻優から勝ちたい。IWGPのベルトを取りたい。その気持ちは誰にも負けない。岩谷麻優、明日、私のすべてを受け止めて」

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