2023/08/16 試合結果

2023年8月15日 『STAR☆VERSE Presents 5★STAR GP 2023 Supported by SoftBank 後楽園大会』

『STAR☆VERSE Presents 5★STAR GP 2023 Supported by SoftBank 後楽園大会
8月15日(火)後楽園ホール(観衆1519人=超満員)

試合結果

◆6人タッグマッチ 15分1本勝負
コグマ

7分23秒
達者でな→片エビ固め

天咲光由
羽南 レディ・C
○飯田沙耶 妃南●

◆タッグマッチ 15分1本勝負
鹿島沙希

4分51秒
サソリ固め

水森由菜●
○MIRAI なつぽい

◆8人タッグマッチ 20分1本勝負
高橋奈七永

9分36秒
F5→片エビ固め

スターライト・キッド
○メーガン・ベーン フキゲンです★
星来芽依 琉悪夏●
鈴季すず 刀羅ナツコ

◆ブルースターズ公式リーグ戦 15分1本勝負
渡辺桃<6点>

9分20秒
ピーチサンライズ

安納サオリ<4点>

◆ブルースターズ公式リーグ戦 15分1本勝負
マライア・メイ<4点>

11分47秒
ツームストンパイルドライバー→エビ固め

白川未奈<6点>

◆レッドスターズ公式リーグ戦 15分1本勝負
朱里<5点>

11分39秒
白虎

葉月<0点>

◆レッドスターズ公式リーグ戦 15分1本勝負
中野たむ<5点>

15分00秒
時間切れ引き分け

岩谷麻優<5点>

◆ブルースターズ公式リーグ戦 15分1本勝負
AZM<4点>

10分10秒
あずみ寿司

林下詩美<4点>

 

試合詳細レポート

◆6人タッグマッチ 15分1本勝負
コグマ

7分23秒
達者でな→片エビ固め

天咲光由
羽南 レディ・C
○飯田沙耶 妃南●

 STARSのコグマ&羽南&飯田沙耶組とクイーンズクエストのレディ・C&天咲光由&妃南組が6人タッグマッチで対戦。フレッシュでイキのいい闘いが期待される。

 天咲と羽南が先発。天咲がロープに振りドロップキックも羽南がやり返し、STARSが連係攻撃、3方向からドロップキックを決める。コグマが天咲にボディースラムからカバーの連続。コーナーに追い詰めると串刺しで突進。しかし天咲がかわして串刺し側転エルボー、ドロップキック。レディがコグマの顔面にビッグブーツ。羽南が乱入するがレディがまとめて河津落とし、コグマにニードロップ。コグマがレディの突進を阻止しボディーアタック。飯田がレディにバックエルボー、エルボードロップ。飯田の突進にレディがネックブリーカー。飯田は妃南に逆水平連打。妃南が突進をかわしQQがドロップキックの挟み撃ち、妃南がネックブリーカー。飯田が返すと、妃南にカウンターのジャンピングチョップ。STARSが合体するがQQがカット。QQが飯田に3方向からドロップキックを浴びせ、妃南が飯田にロックボトム。返した飯田が妃南をロープに振ってラリアット。妃南がラリアットをブロックし払い腰。羽南が妃南のダッシュを阻止してSTARSが合体フェースクラッシャー。羽南が妃南を捕まえて飯田が飯田ロケット発射。飯田が串刺しラリアット、コーナーに乗せてキン肉バスターの体勢から前方に叩きつける。妃南が返せず飯田が3カウントを奪ってみせた。

◆タッグマッチ 15分1本勝負
鹿島沙希

4分51秒
サソリ固め

水森由菜●
○MIRAI なつぽい

 MIRAI&鹿島沙希組となつぽい&水森由菜組によるタッグマッチ。ゴッズアイは鹿島が新入りで、コズミックエンジェルズは水森が見習い。どんな闘いが展開されるか?

 水森が先発に名乗りを挙げ、鹿島沙希を指名。しかし鹿島はサッサとリングを下りる。MIRAIが鹿島を捕まえて強引にリングに入れる。すると鹿島は「よろしくお願いします」とクリーンに握手を求め水森も応じて試合がスタート。鹿島はMIRAIにタッチしようとするが拒否される。水森がなつぽいを肩車しアピールしていると鹿島がタッチ、MIRAIが肩車を崩し、まとめて背後からドロップキック。MIRAIはなつぽいの突進をかわしエプロンに送り出す。なつぽいがクロスボディーもMIRAIがキャッチ。なつぽいが切り返すとドロップキック連打。水森がフライングショルダータックル、エルボー連打、ドロップキック。なつぽいが水森と合体しMIRAIをマットに叩きつける。水森は「611キロ」ダイビングボディープレス。MIRAIが返すと鹿島が水森にビッグブーツ、ネックブリーカーで合体し、MIRAIがサソリ固め。しかしなつぽいがカット。鹿島はなつぽいを場外に送り出し、MIRAIにフィニッシュを託す。しかし水森がラリアットでゴッズアイを分断。MIRAIが返すと、水森の突進を止めて後方に叩きつける。MIRAIは裏投げも、なつぽいがカット成功。水森の突進にMIRAIがラリアット。サソリ固めを決めると水森がタップ。MIRAIが勝利した。

◆8人タッグマッチ 20分1本勝負
高橋奈七永

9分36秒
F5→片エビ固め

スターライト・キッド
○メーガン・ベーン フキゲンです★
星来芽依 琉悪夏●
鈴季すず 刀羅ナツコ

 高橋奈七永が鈴季すず&星来芽依、さらにはメーガン・ベインとチームを結成、大江戸隊の刀羅ナツコ&スターライト・キッド&琉悪夏&フキゲンです★組と8人タッグマッチで激突。予測不可能な闘いでいったい何が生まれるか?

 奈七永が星来を押し出しナツコと先発。ナツコが星来の髪を引いて走らせず。しかし星来と鈴季が合体でナツコを攻撃。星来が突進するとナツコが水を噴射する。ナツコとキッドが合体し連係攻撃、星来をブレーンバスターで叩きつける。フキゲンが星来をコーナーに追い込むが、突進のたびに足を出される。フキゲンはレフェリーを巻き込むが失敗。星来がレフェリーを踏み台にしてドロップキック。奈七永が入るとナツコが妨害。鈴季も入って奈七永と合体、フキゲンにキックの挟み撃ち。奈七永はフキゲンにニーの連打。フキゲンは奈七永の鼻をつまんでブレーンバスターを予告。しかし反対に投げられる。奈七永の突進をフキゲンがかわすとキッドがチョップの連打。奈七永もやり返しチョップの応酬。キッドがムーンサルトアタック、黒虎天罰を狙う。鈴季がキッドを羽交い絞めもキッドが逃れて奈七永に飛びつく、しかし鈴季の蹴りが待っていた。奈七永がキッドをマットに叩きつけるが2カウント。鈴季がバックを取り星来のコードブレイカーと合体。奈七永がカバーもカットされる。奈七永はキッドに冷蔵庫爆弾狙い。琉悪夏がボックスで殴打しナツコがカミカゼ、フキゲンがダイビングセントーン、キッドが旋回式ダイビングボディープレス。キッドがモモ☆ラッチを狙うが奈七永がパワーボム。メーガンがタッチを求める。キッドが琉悪夏のラリアットから奈七永にフィッシャーマン。しかしラリアットを食らう。奈七永がようやくメーガンにタッチ、琉悪夏がショルダータックル連打もメーガンが受けて立つ。メーガンは琉悪夏を吹っ飛ばしボディースラム。メーガンの突進をナツコがかわし大江戸隊が次々と串刺し攻撃。琉悪夏がフィッシャーマンを狙うがメーガンがこらえる。メーガンと奈七永が合体のビッグブーツ。琉悪夏が返すと、メーガンの突進をナツコが妨害。琉悪夏がフィッシャーマンを狙うとナツコも加わる。反対にメーガンがブレーンバスター。メーガンがネックハンギングボムもカットされる。メーガンが鈴季をリフトアップし場外の大江戸隊に投げ捨てる。メーガンは琉悪夏にF5。3カウントが入り、メーガンが琉悪夏をフォールした。試合後には、大江戸隊が退場もキッドと奈七永が場外乱闘。

◆ブルースターズ公式リーグ戦 15分1本勝負
渡辺桃<6点>

9分20秒
ピーチサンライズ

安納サオリ<4点>

1勝2敗2引き分けの安納サオリと2勝0敗の渡辺桃がシングル初対決。安納は好調スタートもここにきて連敗、始めて黒星が先行してしまった。それだけにここはどうしても2点がほしい試合である。一方の桃は連勝スタートで好調をキープ。安納を破り3連勝をつかみたい。桃のなりふり構わぬ攻撃を安納がどうかいくぐるかがポイントになりそうだ。

 安納の入場を桃が襲撃し、場外戦でそのまま試合に突入。大江戸隊のセコンドがレフェリーを引きつけ桃がバットで殴打。リングに入る安納に桃がストンピング、ミドルキック。桃が仁王立ちで構えると安納がチョップ。桃も打ち返すと安納がエルボー連打、桃はミドルキック連打。安納が蹴り足をつかみドラゴンスクリュー、レッグロックからブリッジ、足4の字固め。桃がエスケープすると、安納は桃の足をロープにかけて締め上げる。さらにフェイントをかけてヒザへのドロップキック。桃がフィッシャーマン狙いをコーナーに追い込み宙吊りにすると、左右から張り手で挑発。さらに桃は安納の顔面を蹴り上げると串刺しドロップキック、蒼魔刀。安納が返すと、エルボーの打ち合いに。桃のミドル連打に安納がビッグブーツ連打で反撃。桃が安納を倒してミドルキック、安納がウラカンラナも、桃が丸め込む。桃の突進を安納がかわし逆さ押さえ込み、桃が顔面を蹴り上げる。桃はハーフネルソンの構え。安納が切り返すと桃がレフェリーに激突させバットで殴打。安納が起き上がりバットを奪う。安納が殴打と見せかけ張り手からジャーマン、延髄斬り、ジャーマン。桃が返すとハイキック、人でなしドライバー。返した安納に桃はピーチサンライズ狙い。安納が切り返しウラカンラナ。桃が返してテキーラサンライズ。さらに起き上がりこぼし式でピーチサンライズ。3カウントが入り、桃が安納を破ってみせた。

桃「渡辺桃、3連勝、そして安納サオリ。3連敗。ハハハ。おい、笑ってやれよ、オマエら。なあ、3連敗して引き分けも2回やっちゃってるよね。もうオマエの優勝の可能性、ねえんじゃねえの? ハハハハ。もう5★STARで頑張る必要ないから、よかったな。私が楽にしてやったんだよ。このブラピさまが優勝するんだよ!」

◆ブルースターズ公式リーグ戦 15分1本勝負
マライア・メイ<4点>

11分47秒
ツームストンパイルドライバー→エビ固め

白川未奈<6点>

 白川未奈とマライア・メイのローズゴールドがクラブビーナス同門対決。8・13大阪ではなつぽい&安納サオリ組に敗れゴッデス・オブ・スターダム王座から陥落。この試合は両者にとって仕切り直しの対戦となりそうだ。5★STAR GPでは白川が3勝1敗でブルースターズ首位。初優勝に向けて白星を上乗せしたいところだが、日本のプロレスに順応してきたマライアは侮れない存在。初シングルの行方やいかに?

 白川が手を差し出すと、マライアもクリーンに応じてゴング。ロックアップでマライアがコーナーに追い込み、強烈なチョップ。白川はエルボー、マライアは逆水平連打。白川がヒザへのドロップキックを狙うがマライアがかわして反対にドロップキック。マライアが再びかわすと白川は張り手、コーナーに追い込むがマライアがかわす。白川はヒザへのドロップキックを打ち込み、ヒザをマットに叩きつける。ヒザを蹴り上げると、白川は足4の字狙い。マライアが蹴りでかわすが、白川がもう一度トライし足4の字固め。マライアがエスケープすると、白川が顔面を蹴飛ばしていく。マライアが受けて立つと白川がミドルキック。白川の突進にマライアがビッグブーツ。白川が突進をかわしエプロンに送り出すが、ヒザへのダメージを気にするもマライアがハイキック、コーナーに上がりミサイルキックを決める。マライアは白川にダブルアームスープレックス。白川が返すと、マライアが串刺しビッグブーツ、雪崩式フランケン狙い。白川がかわして両ヒザをマットに叩きつける。白川がドラゴンスクリューから足4の字固め。この状態でマライアが張り手、白川も打ち返して締め上げる。マライアがエスケープすると、白川はトップロープに乗せてDDT。マライアが返すと、白川はバックブロー、「終わり!」と叫んでインプラントDDT。しかしマライアの肩が上がる。白川はグラマラスドライバーを狙うが、マライアがバックドロップに切り返す。両者エプロン。マライアが場外にパワーボム。マライアが先に戻り、白川が19カウントで生還。10分経過。マライアがダブルアーム式フェースバスター。白川が返すと、マライアが担ぎ上げる。切り返した白川が左右の打撃連打。マライアが張り手から突進、白川がエルボー、バックドロップ。マライアが立ち上がりバックドロップ。白川が1カウントで返し突進。マライアが突進をキャッチし叩きつけるが2カウント。マライアは白川を起こしツームストーンパイルドライバー。3カウントが入りマライアが白川をフォールした。

◆レッドスターズ公式リーグ戦 15分1本勝負
朱里<5点>

11分39秒
白虎

葉月<0点>

 111引き分けの朱里と、まさかの連敗スタートとなってしまった葉月が5★STAR GP公式戦で激突。優勝候補の一人とも言える朱里が白星を先行させるか、それとも葉月の連敗ストップか?

 バックの取り合いから朱里が腕を取ると葉月も応戦。朱里がヘッドロックに取ると葉月がロープに振ってドロップキック、顔面ウォッシュ狙い。朱里がさせずにサッカーボールキック。すぐに葉月が起きあがり、反対にサッカーボールキック。朱里がやり返すと、葉月ももう一発と見せかけ後頭部に蹴りを入れる。朱里がニー連打から串刺しニーアタック、サッカーボールキックをあらためてぶち込む。正面からも蹴り上げスリーパーへ。朱里はフロントネックチャンスリードロップ、葉月がフルネルソンバスターからセントーン、そして顔面ウォッシュへ。エルボーの打ち合いから朱里がバックキック、葉月がエルボーアタック。葉月がコーナーに上がると朱里が張り手を打ち込み雪崩式フロントネックチャンスリー、DDT。朱里がコーナーに上がりダイビングギロチン。葉月が返すと、朱里はストレッチマフラー。葉月がエスケープするが朱里の山折りを食らう。朱里がエプロンからドロップキックを放つが葉月がかわしてリングに戻る。葉月はトペスイシーダで場外へ。朱里をリングに戻すとスワンダイブ式ミサイルキック、ブレーンバスター式山折り、フェースロック。朱里がエスケープすると、葉月がコーナーに乗せてコードブレイカー、ダイビングセントーン。しかし朱里が返してみせる。葉月がブレーンバスターを狙うと朱里がジャーマン、ハイキック。両者ダウン。両者突進し、葉月の二段蹴りがヒット。葉月がDDT、朱里がニーアタック。葉月がエルボー連打を後頭部へ。朱里が崩れ落ち、葉月が手を引いて顔面を蹴飛ばしていく。朱里がニーアタック、葉月が1カウントで返す。朱里がストレッチマフラーにいくと葉月が葉・月ストラル。朱里が返すと葉月が突進。朱里がキャッチしマットに叩きつける。返した葉月に朱里は白虎の体勢。葉月がギブアップし朱里の勝利に。

◆レッドスターズ公式リーグ戦 15分1本勝負
中野たむ<5点>

15分00秒
時間切れ引き分け

岩谷麻優<5点>

 2勝0敗の中野たむと2勝1敗の岩谷麻優による5★STAR GP公式戦。8・13大阪では中野がメーガン・ベーンを破りワールド・オブ・スターダム王座、岩谷が林下詩美を退けIWGP女子王座を防衛。よってこの試合は、シングル王者同士の一騎打ちとなる。

 探り合いから中野が首を取る。岩谷が腕を取り、中野が切り返してヘッドロック。岩谷がヘッドシザーズも、中野が抜け出し視殺戦。岩谷が腕を取り中野が取り返す。中野の蹴りを岩谷がかわしロープに振る。ロープワークから岩谷がフットスタンプ、サッカーボールキック。前からも蹴るとロープに押し込み、左腕をロープにかけて絞り上げる。岩谷がドロップキックで中野を場外に送り出すと、トペスイシーダ。しかし読んでいた中野がエプロンで蹴り飛ばし、ロープを使ってDDT。中野は場外にプランチャ狙いも岩谷が追いつきコーナーに上がる。コーナー上でエルボーを打ち合い、中野がブレーンバスターを狙う。岩谷がこらえて張り手連打。岩谷は「投げるぞ!」と宣言し場外への雪崩式フランケンの体勢。中野がキャッチし左脚を締め上げる。岩谷が転落、中野が場外へプランチャ。岩谷をリングに戻すと、中野がニーアタック、バックドロップ。岩谷が返してエルボー。中野もやり返し突進もスリングブレイドを食らう。岩谷がエルボー、バックキック、ドドンパ。中野が返すと、岩谷がバックを取る。中野がこらえるが岩谷がスタンディングドラゴンスリーパーからジャーマン。中野が返すと、岩谷がドロップキック、フロッグスプラッシュ。中野がかわしラリアットもかわしてジャーマン。岩谷がジャーマン、中野はジャーマン3連発。岩谷が返すと、10分経過。中野がタイガーの構え、岩谷がロープへ逃れる。中野が中央に戻しスピンキック、ハイキック、タイガースープレックス。返した岩谷に中野はバイオレットスクリュードライバーを狙う。岩谷が切り返しドラゴン。両者ダウンから立ち上がり突進、中野がカウンターのスピンキック、岩谷がトラースキック、串刺しドロップキック。岩谷が場外へトペスイシーダ。残り2分。岩谷がミサイルキック、反対コーナーからフロッグスプラッシュ。残り1分。岩谷がドラゴンの構え。中野がこらえると蹴り足をつかんで蹴り上げる。中野はVSDを決めるが岩谷がクリアー。残り10秒。中野がトワイライトドリームを放ったところでゴングとなった。

◆ブルースターズ公式リーグ戦 15分1本勝負
AZM<4点>

10分10秒
あずみ寿司

林下詩美<4点>

 クイーンズクエストの林下詩美とAZMが5★STAR GP公式戦で同門対決。8・13大阪では岩谷麻優に敗れIWGP女子王座戴冠ならなかった詩美だが、リーグ戦では連勝スタート。同門のAZMを破り波に乗りたいところだが、AZMはすでに3敗を喫しており崖っぷち状態。AZMには踏ん張りどころの同門対決となる。

 握手をかわして試合がスタート。AZMが突進すると詩美がバックを取る。AZMもバックを取り反転しカナディアンデストロイヤーへ。詩美はリング下で間合いを取る。AZMはコーナーに上がり場外へのダイビングフットスタンプ。17カウントで戻り詩美がラリアット。AZMが返してエルボーの打ち合いに。詩美が連打しコーナーに振るとAZMが反転してコーナーから飛ぶ。詩美がキャッチしコーナーに追い込み突進。かわしたAZMがハイキックから雪崩式で腕を極める。詩美がエスケープすると、AZMはエプロン越しにヘッドシザーズで頭部をマットに叩きつける。コーナーに上がるとダイビングフットスタンプ投下。詩美が返すと、AZMはワキ固め。詩美がリフトアップしサイドに叩きつける。AZMがエルボー連打から飛びつくと詩美が止めて旋回。AZMが止めてミスティカ式ワキ固めでギブアップを迫る。こらえる詩美にAZMは腕固めに移行。詩美が上になるがAZMが返す。AZMが詩美を蹴り上げフィニッシュを宣言。AZMが飛びつくと詩美がキャッチしジャーマン。両者ダウン状態からエルボーの応酬。AZMがバックを取りジャーマン。詩美もジャーマンを狙うがAZMがアームホイップからフィニッシュ予告。しかし詩美がエルボー、AZMが飛びつきあずみ寿司。詩美が返すとラリアット。AZMが立ち上がるが詩美が止めてパワーボム。詩美がAZMを引き起こしアルゼンチン。AZMが切り返しハイキック、フィニッシュを予告も、詩美が持ち上げて下からエルボー。詩美がアルゼンチンから前方に叩きつける。しかしAZMが返してみせる。詩美はカナディアンからハイジャックボム狙い。AZMが切り返し、ロープから回転エビ固め、カナディアンデストロイヤーからあずみ寿司。詩美が返せず、AZMが勝利した。

AZM「詩美、ありがとう! 楽しかった。詩美、やっぱ強いなあ。だけどそんな詩美から勝ったのは、このAZMだ! これでいくつだ? 2勝3敗の4点。まだ決勝いけるんじゃないの? そしてそして、聞いてください、聞いてください。私、今年の10月でキャリア10年になるんですよ。5★STAR GPの最終戦が930日ですよね。私のデビュー記念日が106日、おっとおっと、ちょうどいいですよねえ。これで私が最年少優勝して、10周年と同時にトッピングしたいと思います。いやあでも、こんなたくさんのお客さんで、AZMって呼ばれたいなあ。AZMがエーゼットエムと言ったら、みんなでAZM(あずみ)と叫んでください。エーゼットエム、AZM(あずみ)!」

AZMのコメント

「私、後楽園のメインイベントでQQのリーダー林下詩美から勝ちました! よっしゃー! これで4点だから、いいんだか悪いんだかちょっとわからないけど、まあまだ優勝範囲内でしょう。優勝決定戦の日は、私はもうすぐキャリア10周年ということで、それと同時にね、優勝して、しかも10周年も迎えちゃって、同時に私はトップに上り詰めたいと思います。そしてそして、なんか、ヤフーニュースで話題になってる、なんかNOAHの拳王選手が私のことを女子プロレスラーで一番好きとかなんか言ってくださりましてねえ、私、5★STARでも1位取っちゃうしかないんじゃないでしょうか。そして私、1位取った暁には拳王選手、コラボよろしくお願いします」

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