2023/09/16 試合結果

2023年9月16日 『STAR☆VERSE Presents 5★STAR GP 2023 Supported by SoftBank 福岡大会』

『STAR☆VERSE Presents 5★STAR GP 2023 Supported by SoftBank 福岡大会
9月16日(土)福岡アイランドシティフォーラム(観衆495人)

試合結果

◆シングルマッチ 15分1本勝負
星来芽依

6分23秒
流れ星

月山和香

◆6人タッグマッチ 15分1本勝負
○渡辺桃

8分18秒
胴締め式チキンウイングフェイスロック

コグマ
スターライト・キッド 羽南
琉悪夏 飯田沙耶●

◆タッグマッチ 15分1本勝負
○メーガン・ベーン

7分23秒
ネックハンギングボム→エビ固め

HANAKO●
鈴季すず 林下詩美

◆3WAYタッグバトル 15分1本勝負
○鹿島沙希 

7分54秒
起死回生

安納サオリ
MIRAI 水森由菜●

※もう一組は白川未奈&マライア・メイ

◆レッドスターズ公式リーグ戦 15分1本勝負
中野たむ<9点>

10分2秒
タイガースープレックスホールド

壮麗亜美<4点>

◆レッドスターズ公式リーグ戦 15分1本勝負
葉月<8点>

12分29秒
垂直落下式ブレーンバスター→片エビ固め

なつぽい<9点>

◆ブルースターズ公式リーグ戦 15分1本勝負
舞華<7点>

8分43秒
みちのくドライバーⅡ→片エビ固め

AZM<6点>

試合詳細レポート

◆シングルマッチ 15分1本勝負
星来芽依

6分23秒
流れ星

月山和香

 星来芽依と月山和香が“星vs月”のシングルマッチ。ハイスピード王座挑戦が決まった星来のハイスピードに月山がどう挑むかが勝負のポイントになりそうだ。

 ロックアップで組み合って腕の取り合い。星来がギブアップを迫ると月山は「ギブしてねえよ!」。月山がヘッドロックでグラウンドにもっていくが星来が切り返す。すると月山がなぜかポージング。その背後から星来が蹴飛ばし髪を束ねてヘアーホイップ。月山がヘアーホイップをやり返しコーナーに追い詰めヒップアタック連打。星来が月山をロープに固定しドロップキック。星来はキャメルクラッチにとりブレーンバスターを狙う。切り返した月山がネックブリーカー、フェースクラッシャー。星来が返すと、エルボーの打ち合い。月山がパロ・スペシャルで星来を捕獲しギブアップを迫る。月山はドロップキックから突進するが星来がかわしてドロップキック。月山が返すと、スモールパッケージから突進、星来が丸め込みの連続にいくと3カウントが入った。

◆6人タッグマッチ 15分1本勝負
○渡辺桃

8分18秒
胴締め式チキンウイングフェイスロック

コグマ
スターライト・キッド 羽南
琉悪夏 飯田沙耶●

STARSのコグマ(福岡県出身)&羽南&飯田沙耶組と大江戸隊の渡辺桃&スターライト・キッド&琉悪夏組が6人タッグマッチで全面対決。STARSと大江戸隊によるユニット闘争、この日はどんな決着をみるのか?

 コグマがマイクを取り「福岡のみなさんこんにちは。今日は私福岡凱旋なので盛大にクマやりたいと思います。今日くらいは大江戸隊アナタたちもやってもらうからね」とアピール。コグマが大江戸隊コーナーに突進しキッドを捕まえ先発させる。ゴングが打ち鳴らされるとコグマがクマポーズ。キッドもリング中央でトラポーズを決める、コグマが「ありがとう」と話しかけるとキッドが攻撃。しかしSTARSがまとめてキッドを攻め立て、3人まとめてボディープレス。コグマはキッドの背中にフットスタンプ。羽南とキッドがエルボーの打ち合い。キッドがヒザへのドロップキックからストレッチマフラー。羽南がエスケープすると、キッドをマットに叩きつけ突進。しかし桃が妨害し琉悪夏が串刺しボディーアタック、ショルダータックル。羽南が返すと琉悪夏がフェースロック。STARSがカットしコグマのガンスタンから羽南がランニングエルボースマッシュ。琉悪夏のフィッシャーマンが決まるが、すぐに羽南が立ち上がりブロックバスター。飯田のドロップキックを桃がかわし、飯田の逆水平をかわしてミドルキック連打。桃の突進に飯田がジャンピングチョップ、エルボードロップ。STARSが合体のフェースクラッシャーを桃に決める。飯田が桃へ飯田ロケット発射。しかし大江戸隊のカットが間に合う。キッドが飯田にボディーアタック。コーナーに追い込み次々と大江戸隊が串刺し攻撃。琉悪夏のコンプリートショットから桃がハイキック。しかしSTARSがカット成功。桃がバックを取るが飯田が丸め込み。桃が返すと飯田がラリアット。飯田の突進に桃がハイキック、チキンウイング。飯田が飯田橋で丸め込みにいくが琉悪夏がカット。琉悪夏がコグマと羽南をラリアットで分断、桃が突進すると飯田がスパインバスター。桃がラリアットをかわしチキンウイングフェースロック。飯田がギブアップし桃の勝利となった。

◆タッグマッチ 15分1本勝負
○メーガン・ベーン

7分23秒
ネックハンギングボム→エビ固め

HANAKO●
鈴季すず 林下詩美

 クイーンズクエストのリーダー林下詩美がHANAKOとの大型タッグを結成、鈴季すず&メーガン・ベーン組と対戦する。詩美&HANAKOと大型外国人メーガンの激突はもちろん、鈴季と詩美の絡みも注目だ。

 誕生日の鈴季とHANAKOが先発。バックの取り合いから鈴季が腕を取ると、HANAKOも取り返す。鈴季がヘッドロック、HANAKOが持ち上げるが鈴季がグラウンドにもっていきドロップキック、鈴季は控えの詩美を落としてからHANAKOにサッカーボールキック。メーガンがHANAKOに体をぶつけていき逆水平、ビッグブーツ。片足でカバーするがHANAKOが返す。鈴季がHANAKOをエプロンに出してリング下からドロップキック。鈴季は「どうしたんだよ、オメエも2日前誕生日だろ」と挑発。鈴季の突進をHANAKOが止めてボディースラム。代わった詩美がドロップキック。しかしメーガンが乱入。すると詩美を鈴季を担ぎ上げてメーガンに投げ渡すとドロップキック。メーガンの突進をロープを引いて落とすと、詩美が鈴季にドロップキック。鈴季が返すと、詩美がエルボー連打。バックを取られた鈴季だが切り返して後方からドロップキック。メーガンが詩美にフロントスープレックス。ブレーンバスターの構えを詩美が切り返し後方から抱き着く。メーガンがコーナーに追い込むと詩美がドロップキック、ラリアット。HANAKOがメーガンにショルダータックル連打。メーガンが受けて立つとショルダータックルで吹っ飛ばす。メーガンの突進をHANAKOがかわし詩美がドロップキック、打撃のサンドイッチ攻撃からHANAKOがブレーンバスターを狙うが、メーガンが反対に叩きつけてみせる。メーガンがHANAKOのエルボー連打を受けて立つ。HANAKOの突進にメーガンがジャンピングラリアット。鈴季が詩美をネックブリーカーでカットし、メーガンがHANAKOにネックハンギングボム、HANAKOが返せずメーガンが勝利した。

◆3WAYタッグバトル 15分1本勝負
○鹿島沙希 

7分54秒
起死回生

安納サオリ
MIRAI 水森由菜●

※もう一組は白川未奈&マライア・メイ

 コズミックエンジェルズの安納サオリ&水森由菜組、クラブビーナスの白川未奈&マライア・メイ組、ゴッズアイのMIRAI&鹿島沙希組が一度に激突する3WAYタッグマッチ。コズエン見習いが中野たむ、なつぽいではなく、安納とのコンビでどんな働きを見せるか。ゴッデス・オブ・スターダム王座こそ失ったものの、白川&マライア組は前王者としてローズゴールドの底力を見せつけたい。そして、ゴッズアイ入りしたハイスピード王者の鹿島沙希と白いベルトの王者MIRAIが合体。予測困難な3WAY戦の結末は?

 鹿島、安納、白川が手4つで力比べ。鹿島が手4つを抜けてリング下におりる。白川が安納のヒザにドロップキックを放ち逆片エビ固め。MIRAIが乱入しチンロックを決めると鹿島が白川を蹴飛ばして破壊する。鹿島とMIRAIが合体と思いきや鹿島がリング下におりる。水森がMIRAIをマットに叩きつけるが、白川とマライアが合体し水森と安納にドロップキック。水森がマライア。白川をかわす。しかしマライアがビッグブーツ、雪崩式フランケンシュタイナー。マライアが水森に首4の字固め、次々と数珠つなぎになると鹿島が全員を踏みつけていく。踏まれてしまったMIRAIが鹿島にクレームをつけると白川が丸め込む。白川はMIRAIにコルバタ式河津落とし。白川が水森にバックブロー、MIRAIを振ろうとするがこらえられる。安納が呼び込まれMIRAIをコーナーに振る。しかし白川と安納はタイミングが合わずに口論、MIRAIがまとめてマットに叩きつける。鹿島がMIRAIと合体フェースクラッシャーを白川に決める。MIRAIが白川を後方に叩きつけるがマライアがカット。鹿島とMIRAIがクローズライン、しかしマライアがかわしてドロップキック。マライアと白川が鹿島を捕獲し合体ネックブリーカー、マライアが肩車し、白川がコーナーへ、しかし安納がマライアをポテリング。その上に白川が飛ぶが水森がスーパーガール。白川が返すとマライアと白川がクローズライン。水森がかわして安納とドロップキッ、水森がラリアット。マライアが返すと、水森と安納が突進。マライアがかわし水森のラリアットが安納にヒット、鹿島が丸め込んで3カウントが入った。

◆レッドスターズ公式リーグ戦 15分1本勝負
中野たむ<9点>

10分2秒
タイガースープレックスホールド

壮麗亜美<4点>

 3勝2敗1引き分けの中野たむと2勝3敗の壮麗亜美による5★STAR GP公式戦。中野たむは決勝進出の可能性を残す一方で、壮麗亜美は優勝の夢がすでに潰えた。とはいえ、壮麗が赤いベルトの王者の足を引っ張れば今後に向けて大いにつながる試合となる。壮麗がサプライズを起こすか、それとも中野が決勝進出への望みをつなぐか。

 ゴングと同時に壮麗が突進、中野がかわしてバックキック、壮麗がショルダータックル、返した中野がバックドロップ、ニーアタック。壮麗が場外に転落すると、中野がプランチャ狙い。壮麗が止めてエプロンでアルゼンチン。別コーナーに乗せてエプロンからボディーアタック。中野が場外に転落すると壮麗が追いかけストンピング連打、ブレーンバスター。壮麗は中野をリングに戻し、ボディースラム。返した中野に壮麗は逆水平の連打、コーナーに追い詰め、さらに逆水平を連打する。コーナーに乗せると串刺しボディーアタック。中野が返すがカウンターでダブルチョップを食らう。返した中野に壮麗は逆エビ固め、エスケープをさせずに中央に引きずり急角度で締め上げる。中野がなんとかエスケープ。壮麗がマットに叩きつけるが2カウント。中野が丸め込みからノーザンクロスを狙うが、壮麗が持ち上げてコーナーへ叩きつけると串刺しラリアット、ブルーサンダー。返した中野に壮麗が至近距離からラリアット連打。中野がラリアットをかわすが壮麗がブレーンバスター。中野が返すと壮麗はひねりを加えたブレーンバスター。返した中野を引き起こすと、壮麗が雷の如くを狙う。中野が切り返して叩きつけるが両者ダウン状態。なんとか立ち上がり両者突進、ラリアットをかわした中野がトラースキックも壮麗がラリアット。中野が返すと。壮麗は雷の如くの体勢。中野が切り返しスピンキック、ジャーマン、バイオレットシューティング、しかし壮麗がすぐに返す。中野がスピンキック、ハイキック連打。しかし壮麗の肩が上がる。中野はタイガースープレックス。壮麗が返せず中野が3カウントを奪ってみせた。

◆レッドスターズ公式リーグ戦 15分1本勝負
葉月<8点>

12分29秒
垂直落下式ブレーンバスター→片エビ固め

なつぽい<9点>

 3勝3敗の葉月(福岡県出身)と4勝1敗1引き分けのなつぽいが5★STAR GP公式戦。失点することなく残り全勝でいけば現在レッドスターズでトップを走る刀羅ナツコを越えられる葉月と、ブロック2位を快走するなつぽい。崖っぷちの葉月が望みをさらにつなぐか。それとも好調なつぽいがさらに前進か、注目の公式戦だ。

 両者突進しなつぽいがドロップキック連打。3発目を葉月がかわし、ドロップキックから顔面ウォッシュ。しかしなつぽいが読んでいて回避、場外に落とすとプランチャ狙いでコーナーへ。葉月がリングに戻りなつぽいを落とすと、顔面ウォッシュをやり直す。葉月はなつぽいの顔面を蹴り飛ばしボディースラム。セントーン。なつぽいが返すと、葉月はキャメルクラッチ。葉月はなつぽいの顔面を何度も蹴り飛ばす。コーナーに叩きつけると串刺しエルボー。コーナーに上がった葉月をなつぽいが落とし場外プランチャ。なつぽいが先に戻り、13カウントで生還の葉月の顔面にドロップキック、ダイビングボディーアタック連発。葉月が返しエルボーの応酬。葉月が乱打し、なつぽいが崩れ落ちる。なつぽいが葉月を走らせず、トラースキックからポイ捨てジャーマン。葉月がブレーンバスター、なつぽいがポイ捨てジャーマン、スピンキック。葉月が返すと、なつぽいは「終わり!」と絶叫しバックを取る。葉月が切り返すが、なつぽいがスイングネックブリーカー、フェアリアルギフト。しかし葉月がかわしてコードブレイカー、串刺しエルボー、ミサイルキック。なつぽいが返すと、葉月はフェースロック。なつぽいがエスケープすると葉月がビッグブーツ、エプロン越しにDDT。10分経過。返したなつぽいに葉月が垂直落下狙い。なつぽいが切り返しマヒストラル。葉月が反転し葉・月ストラル狙い。丸め込みの応酬からなつぽいがフェアリングリング。葉月が返すと、カウンターでビッグブーツ、コーナーに乗せてコードブレイカー。しかし、なつぽいの肩が上がる。葉月はみちのくドライバーからダイビングセントーン。カバーにはいかず、垂直落下式ブレーンバスターを滞空時間を取って決める。3カウントが入り、葉月がなつぽいをフォールした。

葉月「地元福岡で勝ったぞ! しんどい、しんどい。厳しい闘いでしたけど、今日勝てたのは地元福岡のみなさんの声援があったからです。次、ここ福岡に帰ってくるときは、私が5★STAR GP優勝者としてまた戻ってきたいと思います! この後メインは、同じ地元福岡出身の舞華がAZMとシングルマッチで闘いますね。今日だけは、舞華をみんなで応援しましょう! このあと、ラストメイン最後まで楽しんでいってください!」

◆ブルースターズ公式リーグ戦 15分1本勝負
舞華<7点>

8分43秒
みちのくドライバーⅡ→片エビ固め

AZM<6点>

 2勝2敗1引き分けの舞華(福岡県出身)と3勝3敗のAZMが5★STAR GP公式戦で対戦。どちらも決勝進出の可能性があるなかでの一騎打ちとなる。パワーなら舞華でスピードならAZMに分が上がるだろう。地元福岡に錦を飾りたい舞華に対し、5★STAR GPでは何度もアップセットを起こしてきたAZMだけに、舞華も油断ならない。勝った方が決勝進出に向けて大きく前進、負けたら大きく後退となるだけに。どちらも2点がほしい試合だが…。

 握手は交わさず試合がスタート。ロックアップをせずにAZMがドロップキック。舞華がかわし蹴り足をつかみ合う。AZMは離さず攻撃するが舞華がグラウンドへ誘う。AZMが立ち上がりドロップキック。AZMがコーナーから飛ぶと舞華が受け止めてリング下に落とす。舞華はエプロンからラリアットでダイブ。戻されかけたAZMがエプロンでコルバタ、フットスタンプ。AZMがリングに戻り、余裕で舞華コール。14カウントで生還の舞華にAZMがコルバタ、コーナーからダイブし腕を取る。舞華がエスケープすると、AZMはコーナーへ。舞華が追いつき雪崩式ブレーンバスターを狙う。AZMが切り返して雪崩式アームホイップ、ダイビングフットスタンプ。舞華が返すと、コルバタを止めてフォールアウェイスラム。AZMがハイキックも舞華がラリアット。両者ダウン状態からエルボーの打ち合い。舞華のラリアットを止めてAZMが腕固め、舞華が上になって押さえ込むと丸め込みの応酬。舞華のラリアットをかわしてAZMが丸め込む。返されたAZMは舞華の腕を蹴り上げ突進、舞華がカウンターでラリアット、パワーボム狙い。AZMが切り返しカナディアンデストロイヤーから丸め込む。舞華が返すと、AZMの蹴りを読んでパワーボムから炎華落とし。AZMが返すと舞華はみちのくドライバー。AZMが返せず舞華が3カウントをゲットした。

舞華「おいAZM、オマエ、今日は勝ったけど、オマエとはもっともっとシングルマッチやりたいね」

AZMは帰り際に「バーカ!」と捨て台詞。

舞華「あらためまして福岡のみなさん、ただいま! これで5★STAR GP、まだまだ優勝の可能性残ってます。必ず優勝して福岡に帰ってきたいと思います! 明日は、佐賀大会。なんとスターダム初らしいです。今日ここに来た人たち、明日も来てくれるかな? ちょっと今日は元気が足りなかったかなということで、舞華が一番と言ったら今日一番の大きな声ですがすがしいと言えよ。OK? じゃあいくよ。舞華が一番、すがすがしい!」

舞華のコメント

「5★STARこれで3勝。まだまだ優勝の可能性あるよね。次はマライア、そして白川。必ず勝って完全な状態で決勝いって、必ず私がすがすがしく優勝したいと思います。福岡のみんなにも優勝して帰ってくるって約束したんで、必ず私がすがすがしい、誰よりも胸張って、5★STAR優勝したって、胸張って言えるように必ず私が優勝したいと思います」

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